100円玉の書き方でわかる視点と描き方#グラレコ解説
これを読むとグラレコが少しできるようになるかもしれない、そんな #グラレコ解説 の時間です。
ちょっと急ですが、100円玉を書いてみてください。
いいですか?イメージして、紙とペンを用意して、いきますよ!
よーいどん!1分間でかきましょう!
はいおわり!
どうでしょうか?
みなさんが書いたのは、こんな感じでしょうか?
よく私が書くイメージもこれです。
では、こんなふうに書いた人はいますか?
横向きの100円の図
これを書いた人はきっと、自動販売機の効果投入口をデザインした人と同じ視点を持っています。
というのは、海外のデザインスクールで、デザインとは何かを最初に学ぶための課題にあるもので、グラレコをするときには気をつけなくてはならないことです。
人によって浮かべるイメージが違うのはもちろんですが、書き手つまり、グラフィッカーがあえて意図して、王道イメージから外れた可視化を行うとコンフリクトや認識齟齬が起こることがあります。
また、新しい視点を与えるキッカケを作る可能性もあると言えます。思っていたものと違う形で、何かを実現するための鍵になることがあるのでは?と考えています。
実際に書いているときに、主に複数人で書くときに、私ともう一人でそれぞれ書くことが違うこと、配置の仕方が違うことのは当然ですが、それによって受け手や読み手が受ける影響も違ってくるのです。
アイデアを出したいときは、問いかける形の文体でイラストを複数書いてあげると視点が複数提供できると思います。元来当たり前だったものを当たり前に書かない、つまり正常な色でものを書かなかったり、先程の100円玉の例のように違う視点から書くと、そもそもの意味やなぜこうなっているのかを考えるきっかけにもなります。
視点をずらすこと、捉えることを意識的に用いて、グラレコをしてみてください!
いただいたサポートで私はもっと私に優しく生きていきます。銭湯に行ったり、甘酒を作るなど、