お迎え準備編

アピストのお迎えに関してダラダラ書いてみようかなーと。

まず、水槽。
アピストは濾過の効いた水でないとあっと言う間に調子を崩し病気になります。

なのでお迎えする水槽は濾過が効いた状態というのが必須ではあります。
調子の良い水槽の飼育水を使って立ち上げるのが最も早いでしょう。
目安として飼育水で満水にした水槽は数日水を回して置くと良いでしょう。

ここでチェック①
・飼育水を使って準備した水槽のお水はそのままで良いの?
A.
状態によるけど基本的にはダメ。

pHや硬度等にもよりますが、お迎え日でも前日でも1/3~半分程度新しい水で水換えしましょう。
念の為です。
深い理由はありません。
ただしpHがやたら高くなってしまうようであったりするなら悩むところです。

チェック②
レイアウトとかはどんな感じ?
A.
お迎えしたお魚は元気な状態ではあっても、環境の変化に順応する為に大きく体力を奪われます。
極力2日ほどはシンプルなレイアウトで隠れっぱなしにならないよう注意してあげるのが良いかと思います。
この際、順応が早くいきなりバッチバチに喧嘩するペアも居ますが、その様子を見たら隠れ家を足したりすれば良いんですね(´∀`)
減らすのは大変だけど増やすのは簡単ですしw

チェック③
少し水を動かすとゴミ舞ったりしない?
A.
ゴミが舞うような水槽は環境に慣れたアピストには耐えられても来たばかりのアピストには耐えきれない場合が多いです。
この場合エロモナスやカラムナリスに罹患しやすいのでお迎え前に掃除しておきましょう。


チェック④
隠れちゃって姿が見れないよーう!
A.
そんなもんです。
海外で単身生活を貴方が始めたとします。
引っ越し初日にゴジラのような巨大生物が窓からずっと見てくるとしたら貴方はのびのび生活出来ますでしょうか?
(たまにのびのび生活する猛者アピストも現れますがw)

環境に慣れるまでマジでビビりっぱなしになるのがアピストです。
なので②が大事なんですねー。
隠れっぱなしだと心配のあまり「ここに隠れてるかな?」等産卵床を開け閉めしがちですしその際③が大事になってきます。
数時間後に見ても腹ビレを底床にベタッとつけて全く泳ぐ様子がない上に一箇所に留まり元気もない・・・そんな時は発送元の責任です。
すぐにお店に連絡してみよう。

チェック⑤
腹ペコだろうし姿も見たいし・・・餌、欲しいだろう?(´∀`*)ウフフ

A.
ダメ!ゼッタイ!
これはアピストに限らず全ての魚がそうですが、お迎え当日は給餌を行わないのが鉄則です。
環境に慣れる為に体力を使っているのは前述しましたが、そこは魚です。
餌があれば食べちゃいます。
貴方がマラソンしながら「腹減ってきたし焼き肉がっつり食いたいなw」と思う強靭なスタミナの持ち主であれば別ですが基本疲れ切っている時は食欲もないもんです。
多分・・・笑
また環境に慣れる前の給餌は消化不良等にも繋がりやすいし、試験紙等で水質を検査している場合は別として実際はまだ「立ち上がった水」でない場合が多々あります。
そこで給餌をすると魚は弱り、水質は悪化しあっと言う間に病気になりかねません。
(勿論様子を見て元気に泳ぎ回ってるようなら半日後辺りに少量の給餌くらいなら問題ない事が多いです)
姿の確認の為に給餌をしてみようってのもマジで良くないんで控えるようにしたほうがいいです。

チェック⑥
まだ開封してないけど呼吸早いよ?やばい?!

A.二通りあります。
袋を持ち上げた際パニックになるのが魚です。
バタッと泳ぎだしたらそりゃ呼吸も早くなりますよ。
気にせず様子見で。
(ここで薬浴や塩水浴をさせると逆に弱ります)
水槽に入れて3~4時間経っても早いなら後述の方になります。


もう一つ
エラが大きく動き、ハッハッというリズムではなく、ハァハァと感じるリズムの時。
そちらの場合は発送元の不手際です。
すぐに連絡を入れ、グリーンFゴールド顆粒等を薄めに使用してあげると回復する事がございます。
なお、グリーンFゴールド顆粒は水に直接入れるのではなく、水溶液を作り少しずつ足す感じで使用します。
水草にはダメージありますが、本水槽で使用しても思ったよりバクテリアにはダメージ出てない気がします(立ち上げたばかりの水槽を除く)

チェック⑦
石、大きな流木カッコいい!

A.特に石はアピストには使わない方がいいでしょう。
良いことが全くありません(´・ω・`)
それと同時に、理由はわかりませんが、大きな流木を入れている水槽だとエロモナスに罹患しやすいイメージがあります。
理由はホントわかりません。笑

チェック⑧
このソイルはpH下げてくれるから使ってる!

A.ソイルによってはセット初期、アンモニアを発生させる物が多々あります。
①を省略した場合この見えないアンモニアさんにアピストはイチコロでやられます。
使用するソイルの特徴を事前に調べつつ①もやっておきましょう。


チェック⑨

pHなんざ飾りっしょw

A.
私もよく使う言葉ですが・・・。
アピスト飼育や導入に慣れるまではpH計は非常に活躍します。
あって困るものでもないので購入しておきましょう。
慣れてくると使わなくなりますのでメルカリ等にGO!笑
意外と想像と全く違う数値叩き出してる時ありますからね・・・。


チェック⑩
水合わせ長時間したほうが良い?

A.まれに半日以上かけてやるという方も居ますが、極力短時間でぱぱっと済ませたほうがいいです。
サテライトやビニール袋は魚にとってそこに居るだけで体力を奪われがちです。
仮に私達が透明な見えないガラスケースに閉じ込められていたら「落ち着かねえ・・・行けそうで行けないしなんだよこれ」ってなりませんか?w
どうせ慣れない環境なら新居に早く移してあげたほうが良いのだと私は思います。(自己責任でお願いしますw
ただし温度合わせは大事ですし必須です。


色々書きましたが、飼育当日に様子がおかしいようであれば発送元の責任か、入れた水槽の水がだいぶおかしいかの二択です。

とりあえず連絡を(´∀`)

長々と書いてみましたが、基本的にうちの場合はうちの責任。
けして責任転嫁の記事ではなく、一応こういう心構えで導入すると良いよって目安記事にって感じで参考までにー(・∀・)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?