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メガストマ(旧名:sp.ジュタイ)

学名:Apistogramma megastoma
sp.jutai(旧名:sp.ジュタイ)

飼育のしやすさ :★★★☆☆(65点)
水質へのうるささ:★★☆☆☆(それほどうるさくない)
繁殖しやすさ     :☆☆☆☆☆(15点)
入手難易度   :★★★★☆(意外と来ない)
輸入状況    :一年に一度程度

特記事項:めっちゃ丈夫だけど産卵にはコツが・・・。

適応水質:pH5.2~7.8(特に気にせず飼育可能)

sp.ジュタイの名のほうが有名でしょうか。
詳しくはわかりませんが、sp.ジュタイの名からするとブラジルのジュタイ川で採れるアピストって感じですが、ペルー便でしか来ません。
(記載地はペルー&ブラジル国境付近にあるコロンビアのレティシア南西にあるジュタイ川の支流の支流ペルーのDepartamento Loretoという所らしい)
そう、名前と違ってよく分からない所から来るアピストなのだ。

非常にバルロウィと似た種であり、双方ともにマウスブルーダーの性質を持つ事も知られている。

が、他魚のマウスブリーディングとは違い、口内で子育てをするほどではなく、他のアピストよりも多くの稚魚を長時間口内に保管するという程度だ。

ご覧のように大きな口が特徴。
一節には「ジュタイ=唇が厚い」なんて意味もあるとかないとか・・・

やや大きめのアピストで、伸長する背鰭とライヤーテール、真っ赤な頬と贅沢な特徴を併せ持っているが、意外と毒々しい見た目から人気はあまりない。(気がする)

性格:メスとサイズ差がある場合はオスは非常にDV気質だが、サイズ差があまり無いと争わない場合が多い。
逆にメスは婚姻色を長く保つ為、オスが逃げ回るシーンも多々見受けられる。

産卵傾向:年に1~2回程度
産卵周期は非常に遅め。
他のアピストと違い、弱酸性の軟水ならOKという程好みが広くなく、低pHの軟水か、高pHの硬水と極端な水を好む傾向が強い。
高pH(7.5~8.0ほど)の硬度ある水で飼育すると産卵しやすいが、数ヶ月という単位で高pHで飼育すると弱る場合がある。


注意点:好みの水がかなり変わっているので慣れるまで非常に扱いにくい。
一旦馴染むと非常に丈夫だが、穴あき病等の疾患にかかりやすいので注意が必要。

底床選び:周囲の影響を受けにくいが、黒系の底砂がおすすめ。
白系の底砂で飼育するとやや色飛びしがち。

備考:中々産まないので増えた時は感動する。

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