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ロシタエ

学名:Apistogramma rositae

飼育のしやすさ :★★★★☆(80点)
水質へのうるささ:★☆☆☆☆(25点)
繁殖しやすさ  :★★★★☆(80点)
入手難易度   :★☆☆☆☆(近年はレア種扱い)
輸入状況    :数年に一度程

特記事項:とにかくド派手
この種の派手さは飼い主しかわからない。

適応水質:pH5.2~7.5 (比較的新水を好む)

ペルー原産のアピスト。
ナイスニーグループに分けていいのかわからないような変わったアピスト。

青、黄色を散りばめた体色に黒バンドを持つカラフルなカラーが特徴。
そのせいか、道化を意味するHarlequin(ハーレクイン)のインボイスが付く事も多い。
*低pHで飼育すると黄色部分がオレンジに近くなる。

道化のフランス語Arlequin(アルルカン)、英語読みでHarlequin(ハーレクイン)
ペルーではなぜかArlequin(アレキン)として入ってくる事もある。
元々はsp.ウリアスと呼ばれていたので本当に呼び方の多い種類・・。
なんだかんだロシタエが一番しっくりくる。

飼育、繁殖共に容易で水質は一切選ばない。
(もちろん限度はある)
一般的な熱帯魚飼育が可能な水であれば特に気にすることなく飼育可能。

産地によるバリエーションがいくつか知られている。

性格:ロットで性格に違いがあるように感じる。
産地差なのだろうか。
やや攻撃的なロットの場合、メスがとにかく追い回される。
逆に産卵間近になるとオスはとにかく追い回される。
ただ、ヒレを齧るパターンが多いアピストの中ではあまり噛み付いたりはせず追い回す傾向が強い。

産卵傾向:比較的産卵スパンは短い。
どんな水質でも気にせず産む。
産卵スパンが短めなので、稚魚を育てている内に次の産卵を迎えてしまい稚魚を全滅させる事があるのでそこは注意。
そして結構多産。

産卵スイッチ:比較的新水を好むようで2週間放置→水換え
などがスイッチになりやすい。
あくまでも魚の状態を見つつ水換えを行おう。

注意点:一見地味だか飼い込むことで大化けするタイプ。
じっくり飼い込んであげよう!
体色が薄い時は水換えしてあげると良い。


底床選び:周囲の環境の影響をあまり受けない種類だが、青を際立てさせたいなら黒系の底床が良いだろう。

備考:以前はもう要らないよというほど入荷量が多かったが近年は数年に一度程度しか来ない。
次来るのは5年後かもしれない・・・。
見つけたら飼うしかない!笑

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