伝説の雑貨屋さんの食器。
シリーズ。ヤング池田のガガガーン。
アパートメントの池田です。
こんにちは。
新潟のみなさんは「PAO」という雑貨屋を覚えているでしょうか?
1990年頃、ヤング池田はこのお店で見た商品にガガガーンとなったのでした。
これ。ダルトンのメジャースプーンです。
フックのアルミプレートに木製パーツをプラスしたバージョンもありました。
料理をほぼしない実家暮らしの男子学生が、なぜに計量スプーン?
なぜだかわからないけど、とにかく初めて見た時の衝撃がすごかったんです。
こんなにわくわくするものが世の中にはあるのか。
こんなに楽しいお店が世の中にはあるのか。
それからというもの、なにかにつけてPAOを訪れるヤング池田。
そして・・・
「ここで働かせてください!」
(実際はちょっと違うんだけどまあだいたいそんな感じ)
やってることはタクマと同じでした。
ラッキーな出会い(そのお話はまたそのうち)のおかげで大好きなお店のスタッフになれました。
ちなみに、このお魚メジャースプーンは30年経った今でも販売されています。
ぼくのルーツともいえるガガガーンなアイテム。
アパートメントでお取り寄せできますよ笑
働きはじめたものの、メジャースプーンの用途なんかさっぱり思い浮かばない。
欲しいけど買ってどうしような実家住まいの20代雑貨屋男子。
とにかくなにかわくわくする買い物がしたくて仕方がない。
ガガガーン!うわ!コレ欲しい。
コレならぼくにも使えるわくわくするやつだ↓
フランスの業務用食器「DURALEX(デュラレックス)」のグラスです。
いろんなシェイプがあるけれど、やっぱりこのピカルディこそがDURALEXだと思います。
いろんなサイズをずらりとならべたり、スタッキングしてカゴに盛ったりと、売場を作るのも楽しかったです。
もちろんサイズ違いで購入し、ずっと愛用していました。
なにしろ丈夫な強化ガラスですから、そうそう割れない。
(ちなみに割れる時は砕け散ります笑)
使っては洗いを繰り返し、小傷で白くなってくるまで文字どおり使い倒しました。
このDURALEXを日本に広めたのが、広尾の雑貨屋さん「F.O.B COOP(フォブコープ)」さん。
日本で「カフェのある雑貨屋さん」というスタイルを確立した伝説のお店です。
東京出張の際におじゃましたF.O.B COOPのカフェでお茶をいただきました。
おれいま人生最高におしゃれなことしてるんじゃねーか?ってドキドキのヤング池田。
なにを飲んだのかは思い出せないけど、まっ白なカップだった記憶があります。
パリのカフェで使用される食器をベースに、日本で作られたF.O.B COOPオリジナルの器でした。
その後、F.O.B COOPは店舗数を増やし新潟市にも進出。
ラフォーレ原宿新潟にもカフェを併設したお店がありましたね。
1990年台〜2000年台初期は、雑貨ブームとも言える時代だったように思います。
新潟にもたくさんのお店があって、それぞれのキャラクター・コンセプトがしっかりしていて、どのお店も楽しかったなあ。
雑貨屋さんとレコード屋さんをまわるだけで1日遊べる時代でした。
あの時代を牽引したF.O.B COOPのオリジナル食器が復刻されました。
当時の型をそのまま使用し、F.O.B COOP元オーナーの益永みつ枝さんの監修で再生産。
あの頃のままのシェイプ、あの頃のままの質感、あの頃のままの重量感です。
フランスの空気を感じたあの頃を思い出しつつ、お茶とお菓子を楽しんでください。
もちろん、当時をご存知ない方にもお使いいただきたいです。
お気に入りの器の背景にあるストーリーをちょっとだけ感じつつ。ね?
今回入荷したのはこの子たち・・・
【マグ】
毎日使いたいサイズ感。
¥1,980(価格はすべて税込です)
【コーヒーカップ&ソーサー】
ヤング池田がドキドキしたのはたぶんこれ。
¥3,300
【ミルクジャグ】
ソースやドレッシングを入れたり、フラワーベースにも。
¥1,870
【ティーカップ&ソーサー】
スープカップにもいいかも。
¥3,300
【ケーキプレート】
使い勝手バツグンのサイズ感のプレート2種です。
φ170 ¥2,200
【ディナープレート】
φ240 ¥2,420
裏側には「F」のロゴ入り。
器を洗った後、ここが見えるとニヤリとしそうですね。
伝説の雑貨屋さんの白い器たち。
シンプルだけど細部まで作り込まれたナイスデザインです。
日常使いでもよし、ちょっと特別な日にも活躍してくれそう。
お楽しみください。シルブプレ〜。
今回、あらためて当時のことを思い出してみたら、なんだかいい思い出ばかり。
またいつかそんなお話をしてみようと思います。
池田
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