見出し画像

緑化事業

日本の都市部はアスファルト・コンクリートに囲まれている面積が異常に多い。

建蔽率という単語がありますが、これは面積あたりどれくらい建物に使用してよいかその割合をさすものですが、海外ではもう一つ重要な指標があります。

それは透水面積率。

そのままですが、水を通す面積の割合です。

アスファルトやコンクリートは水をほとんど通さないため透水割合はゼロに近くなります。

確かに舗装され、水勾配があり、排水路が整備されていればどんな時でも歩きやすくはありますが、降った雨は一気に排水路に入り河川に流入し、雨天時の河川ピーク水量が高くなります。

これをその場である程度吸収出来ればピーク水量は下がります。

一つ一つの面積は大きくないものかもしれませんが町全体で行われたらどうでしょう?

透水面積率というものが定められ皆がそれに従い建築物を設計したならば相当の雨水がそこにたまることになりピーク水量が大きく下がるのは想像に難くありません。

とはいえ、日本では未整備ですが、ドイツなどヨーロッパでは必要ないところの舗装ははがし緑化する動きが出てきていますので一足早く緑化に関わってみようということで、当マンションの一部を緑化する方向で今事業者さんたちと打合せを重ねています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?