2014~2017大谷翔平の160キロ以上

大谷翔平がポスティングを利用してのメジャー挑戦を正式に表明しました。投手として魅力の一つはやはり160キロを超えるストレートですよね。今回は集計の出来ている期間、2014年から2017年のNPB全公式戦全投球データ7627球から、160キロを超えるストレートに注目してデータをまとめてみました。なお大谷翔平は2013年にデビューしていますが、私のデータ集計が2014年からなので1年分足りないのが残念です。

「公式戦での最速は糸井嘉男への164キロ」

2016年9月13日オリックス戦3回表糸井嘉男へ投じたストレートが164キロ。これが現在までのNPB公式戦での最速記録になっています。(この後に、2016年10月16日クライマックスシリーズで本多雄一に対して165キロを2球)

期間内のNPB公式戦で160キロ以上の投球は全部で183球ありました。その中で大谷翔平が投じたものが実に173球。割合にするのも馬鹿馬鹿しいのですが、94.5%を一人の投手が占めていたことになります。最近NPBで160キロ以上が珍しくなくなって来たような感覚がありませんでしたか?勘違いだったようで、来年からまた滅多にお目にかかれなくなりそうですね。


「大谷以外の160キロ以上投球」

以上の10球が大谷以外の投手が記録した160キロを超えた投球です。4投手が記録していますが、3人がリリーフ投手。残った1人藤浪晋太郎も試合開始直後の1回表の記録でした。大谷は100投球以上でも160キロを超えた事があり、その面でも信じられないですね。


「大谷翔平ストレート球速別投球数」

球速が確認できている投球を全て確認すると、一番多かったのは152キロ。4年間の平均球速を出すと153.2キロでした。今年MLBでは平均球速が150キロを超えたというニュースがありました。しかし、大谷はそれすらも大きく上回っています。まだ、投手としてプレーするのか、打者としてプレーするのかも分からない状況ですが、間違いなく日本最高の選手の一人です。MLBでも素晴らしい活躍をしてくれるものと大きな期待をしています。



ツイッター(@aozora__nico2)でも野球データまとめて遊んでます。Sportsnavi・日刊スポーツ・NPB公式を中心に集計させて頂いています。




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