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フォノイコとMullard

Mullardの真空管はこのキットの交換用(グレードアップ)に買ったものです。

しかし、キットを買ってから1~2年になりそうですが、昔のように根気が無くなったので、作らずに積読状態になっています。

されとて、とても売る気にはならないので(「いつか作るぞ」と)、買う楽しみ、積読の楽しみを、継続中。

ちなみに、フォノイコとはレコードプレーヤー(今風に言えばターンテーブルか)から出る音楽信号を整えるものです。

以下は、楽しく拝見しました。ありがとうございました。

* フォノイコライザーを組み立ててみた!不器用でもできる♪ラックスマン×オントモムックの人気製品で音が様変わり♪

* 真空管を替えてみた♪ フォノイコライザーの玉替え遊び

追記 2024.7.6 ( 一度は買いたい単体フォノイコ )

私が初めてフォノイコを手に入れたのは就職してからです。小学校の上級生から興味を持ったオーディオの夢が、やっと叶ったのです。フォノイコと言っても、それが内蔵されたトランジスタの(アナログ)プリメインアンプで、オンキョー・インテグラA-755という製品でした。

今でも、フォノイコを入手する手段と一つとして、オーディオ全盛期の高級アンプを中古で求めるという方法もあるようです。LP全盛期の内臓フォノイコが欲しいために、安くなったプリメインアンプ(あるいはプリアンプ)ごと買ってしまうのです。

一方で単体の新品フォノイコも魅力的ですが、これも上を見ればきりがなく、なかなか買えません。しかし、一度ぐらいは単体も買ってみたいという気持ちを満足させてくれそうなのが、一流オーディオメーカーであるラックスマンが作ったキットだったのです。

追記Ⅱ 2024.7.7 ( フォノイコの「許容入力」と「フォノゲイン」の問題 )

https://audio-heritage.jp/ONKYO/amp/integraa-755.html

こちらの記事で、イコライザー アンプ(フォノイコのこと)の許容入力の大きさや、フォノゲイン(入力感度のことだと思われる)が3段階切換が可能な事について言及されています。この事は取説で当時から知っていました。

しかし、当時の(普及価格帯の)プリメインアンプで、フォノイコについて、このような性能自慢をしていた製品は、他にも有ったのかもしれませんが、私には記憶がありません。

当時の私には「高性能を謳っている」という事は分かっても、具体的にどのような効果があるのかまでは知りませんでした。小出力のラジオ等の音量を上げると、音が割れてしまうように、許容入力が少ないフォノイコや、カートリッジの出力とフォノイコの入力ゲインが不適切なマッチングの場合、音が割れる事があるのかもと、ぼんやり想像はしましたが。

でも、もし、音が歪っぽくなったとしたら、それは、カートリッジがLPを上手にトレースできなくて、電気的な歪ではなく、物理的な針の部分で歪んでいるんだと思ったかもしれません。幸いにも私はこの事象で悩んだことはありませんが。



(  最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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