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△1 過去ログ「今週までのパレット」 (旧・Pallet)2022.1.18~2021.7.1

@ 「△1 過去ログ」から古巣での記事になります。

@ 2022.9.17 お借りした画像は、キーワード「想い出」でご縁がありました。印象派の絵のようでなごみます。そのままでも良かったのですが、少しだけ上下しました。ありがとうございました。

@ 中途半端な日付での分割になりましたが、これ以上増やすと文字数のエラーになる心配があるのでご容赦ください。

これは、なつかしい古巣の過去ログの一部(最後の部分)です。すでに現在の「今週までのパレット」や「小記事の備忘録」などに再掲した記事もありますし、類似の話を書いたこともあります。重複はご容赦ください。又、法律等に関する記事は、記憶違いの他、改正されている場合もありますので、実用にするには担当する役所などにお尋ねください。

古巣は映画専門サイトで、映画レビューは2000年頃から非会員で投稿していました。それは順次note様に再掲中です。日記のような「Pallet」を書き始めたのはずっと後で、会員登録後に、自己紹介のページを使って始めました。 

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さくらんぼ
電話が鳴ったらサギと思え

〈 Pallet 〉

1/16固定 ( 1/15日の行事の件について )

「ぴあ映画生活」様のサービス終了に伴う、さくらんぼの映画レビュー等の引っ越し先が決まりましたので、下記の通りお知らせいたします。新居が決まったことで、とりあえず、ホッとしております。今後ともよろしくお願いいたします。

         記

「 note 」様内  「 sakuranboのパレット 」

https://note.com/aozora7kumo7kaze/

(H.N.は「さくらんぼ」→「sakuranboのパレット」に変更させていただきました。)

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(2022.1.18)

@ 昨日「note」様へ引っ越しのご挨拶もすみましたので、少し早いですが、本日2022.1.18より、私の活動の軸足を「note」様に移させていただきたいと思います。

映画レビューや、ここ〈Pallet〉に書いていたような記事は、本日より「note」様に書かせていただきます。ぜひ遊びに来てください。又、「ぴあ映画生活」様にある映画レビューや〈Pallet〉記事の引っ越しも、抜粋して随時始めるつもりです(一時的に二重掲載になることがあります)。

わたしの新しいH.N.  「sakuranboのパレット」

https://note.com/aozora7kumo7kaze/

なお、「ぴあ映画生活」様には、掲示板サービス終了の日までは、荷造り等のために、毎日一度は来るつもりですが、今後「ぴあ映画生活」様での私の記事は、事務連絡のようなものだけにする予定です。

「ぴあ映画生活」様には長らく本当にお世話になりました。そして、こんな私にでもお気に入り登録して下さった10人の方々、そして、記事を読んでくださった無数の方々に、心から御礼申し上げます。


(2022.1.17)

@ 重ね重ねお世話になります。


@ 「 sakuranboのパレット 」プロフィールに「ごあいさつ」を投稿しました。初めての投稿なので、操作はあれで良かったのか分かりませんが、一歩先に進めました。UPできました。

追記

遅くなり申し訳ありません。やっとUPできました。

(2022.1.16)

@ トンガではないですが、やはり、山の中のぽつんと一軒家と、海の中のぽつんと一軒家には、アマチュア無線機と太陽光発電パネル・充電池付きが必要なのでしょう。過去ログがすぐ出て来ませんが。

追記

少々長いですが、アマチュア無線の話はここにありました。情報通信の最後の砦です。たぶん。

映画「オーロラの彼方へ」

https://cinema.pia.co.jp/com/1242/1214002/


@ 掲示板が無くなる話、まだ隠居には早いと思っている私は、転居先を探すことにしました。転居先には今まで通りの映画専門サイトとブログがあります。映画以外もいろいろ書きたいと思っている私でしたから、この機会にブログにすることにしました。

しかし、一口にブログといっても沢山あります。それぞれ個性を放っていますので、ブログ初めての私には、どれも魅力的に思えて、迷って決められませんでした。オーディオ製品選びや、人事異動での異動希望もそうですが、本気で迷いだすと、憔悴して病気になるほど悩みかねないのです。そんな経験をしているものですから、1週間ぐらい情報収集して疲労を感じてきたら、後は直感で決めるようにしました。とりあえず新居に、映画もその他の話題も書いていこうかと思っています。それから先の事は試行錯誤だと思っています。

追記

ブログを始めるとき、普通は「note」様のようなサービスを利用させていただくことになりますが、「note」様は鍵渡しの手続きが極めて易しい処のようです。私が行った経験では、ワクチンのネット予約に近いぐらいの易しさでした。もちろん無料です。失礼ながら、私のような初心者が、とりあえず始めてみようと思うのなら、選択肢の上位グループに入ると思います。

https://note.com/

追記2

私は、3/31までは、20余年お世話になった「ぴあ映画生活」様に書いていこうと思っていました。名残を惜しむためにも。そして、3/31にダウンロードサービスで記事を受け取り、新居にコピーするのです。

しかし、ここから先が良く分からないのです。コピーできても、それが現在の「ぴあ映画生活」様のような状態に、新居で(自動的に)見やすく整理されるのかという問題です。もしそうでない場合には、膨大な修正作業が待っています(あるいは修正作業は放棄し、過去ログとして参考資料にとどめる方法もあります。そして暇を見て、随時抜粋して再掲する)。修正作業にエネルギーを消耗するなら、それを新規の記事を書くことに使った方が良いような気もします。

ならば、苦渋の選択として、これから3/31までの2か月半も、新居で書くようにした方が、二度手間にならず、少しでも楽が出来るのではないでしょうか。失礼ながら、軸足を一日も早く新居に移し、旧居での活動は、荷物の梱包を中心にした方が良いような気もしています。悩みどころですが。

追記3

追記2で(あるいは修正作業は放棄し、過去ログとして参考資料にとどめる方法もあります。そして暇を見て、随時抜粋して再掲する)と書きました。

ここでは旧ネームも合わせて1,400件ぐらいのレビューを書いていますが、①映画「ローマの休日」の様に不滅の名作や、知名度は低くても私の心に刺さった作品と、②(失礼ながら)知名度も低く、タイトルを見てもすぐに内容が思い出せない作品があるわけです。引っ越しが落ち着いた後、①だけを毎日1件ずつ抜粋・再掲していけば、数えたわけではありませんが、おそらく2~3年で移記できるのでは、と思います。チャレンジする価値はあるかもしれません。


(2022.1.15)

@ 下書き原稿が消えてしまうのが嫌で(メモリーすれば良いのですが)、最近は1週間に一度ぐらいしかPCの電源をオフにしませんでした。そのせいか、久しぶりにオフにした後の今朝、起動したらPCがいきなりファイルの点検を始め(デフラグ?)、1.5時間待っていても終わりませんでした。

今日は午前中に重要な行事を予定していたので(気のせいか早々に気づかれた人もいらっしゃる気配)、これもマーフィーの法則かと思いましたが、これ以上待てないと思い、強制中断して決行しました。行事が無事終わって良かったです。変更する部分が出るかもしれませんので、まだ今はお話しできませんが、できるだけ早くお知らせしたいと思います。


@ 映画「紅の豚」が、映画「千と千尋の神隠し」に続いてTV放送されました。ノーカット版です。リアルタイムで観ようと思いましたが、疲れていて寝てしまいました(ごめんなさい)。でも、録画はしてありますので、今夜から少しづつ、丁寧に観ていきたいと思います。その後は、又レビューの予定です。


(2022.1.14)

@ 美女がふたりになった。


(2022.1.13)

@ 高畑充希さんのTVドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」を観ました。挿入曲から「いつも何度でも」をイメージしましたので、映画「千と千尋の神隠し」へのオマージュの可能性を考えています。

高畑充希さんがレストランの企画書の「平成」を「令和」に訂正するところは、「千尋」を「千」に訂正するところなのかもしれません。
高畑充希さんは赤いバッグと白い服を着ていますので千尋とハクの役でしょうか。
「あいつ社長の伝書鳩だと思っていたが、やりてだったのか!?」という取引先社員の言葉もありましたが、伝書鳩はハクですね。
彼女が「印鑑」を押すシーンがあり、本社社長から「社長の仕事は決断することだ」とのセリフもありました。印鑑は言うまでもなく、そして、決断は豚のシーンですね。

高畑充希さんを支配する長髪の松田翔太さんは湯婆婆。
丸っとした荒川 良々さんは湯婆婆の子供。
高畑充希さんと微妙な距離感の、いつも隣に立っている志尊淳さんはカオナシ。カオナシが大食をするシーンは高畑充希さんが代行していました。
レストランの頑固シェフ・神保 悟志さんは釜爺といったところでしょうか。
湯屋にあたるような洋館で経済界の著名人と名刺交換するエピソードは、湯屋でたくさんの神様と接するところかもしれません。

このドラマは、大人版のあのドラマかもと思ったのです。

https://www.ntv.co.jp/muchaburi/


@ 今思えば、事務机の上に敷く透明なビニールシートの小型版でしたが、私が中学生の頃、「透明で柔らかい下敷き」が注目を集めたことがありました。何用の下敷きだったのかは知りませんが、硬いプラスチック製が常識だった子どもには、丸められる下敷きは、宇宙人が持ち込んだ新素材ほどに魅力的に思えたものです。

噂話で売っている店の検討をつけ、学校帰りに友と探しに行きましたが、とうとう店は見つかりませんでした。名古屋は道路が広いせいか「白い街」と言われたこともあるようですが、あの時ほど白い街を感じたことはありません。


@ 私が未登録時代の、過去のH.N.のレビューが少々残っています。これはダウンロードサービスの対象外ですので、必要なものは手当をしておく必要があります。今にも増して駄文ばかりですが、私には思い出深いものですので。

それから、引っ越し先のブログを決めるためにネットサーフィンをしています。あちこち見ているうちに、自分のスタイルが再確認されていくようですが、まだ分からない部分もありますので、もう少し散歩を続けるつもりです。

上記にエネルギーを使うので、こちらを書く量が減ってしまいます。私が映画生活内での交流に消極的だった理由の一つも、もともとそういう性格だったせいもありますが、レビュー等を書くエネルギーが減ってしまう事もありました。どうかご理解ください。2時間作業して疲れましたので、そろそろブランチにさせていただきます。


(2022.1.12)

@ 大きな「気」のボールを持っていなくとも、直立不動でゆっくりと前傾していくと、壁があるように倒れにくいです。少し前はそうではありませんでしたが、今の私には「気」がまとわりついているからです。気功を覚えると、日常生活が気功になってしまいます。朝の深呼吸や屈伸運動でさえ。油断すると太る人がいるかもしれませんが、油断すると「気」が溜まる人もいるのです。

この「気」をもっと沢山溜め、波動砲のように敵に向かって使うことができる人は、武術気功、推手、合気道、ドラゴンボールなどになるのでしょう。私にはできませんが。

追記

このような状態で運動すると(例えば「直立しての、かかと上げ運動」)、下丹田から小周天のルートを通って「気」が上ってきて、口腔内にミントガムをかんだような清涼感が湧いてきます。もちろん、その事は、口腔内だけでなく、全身に気がめぐることでもありますから、健康に良いのです。


@ 「DIC岡里帆、IZANOを語る。」篇 30秒 吉岡里帆 折りたたみヘルメット IZANO2【DIC株式会社】

https://www.youtube.com/watch?v=ZMfY7v7iXc4

私が吉岡里帆さんを初めて知ったのは、NHK・朝ドラ「あさが来た」の第108話以降に出演した、メガネっ子 田村宜 役からでした。

https://www.bing.com/images/search?q=%e7%94%b0%e6%9d%91%e5%ae%9c&qpvt=%e7%94%b0%e6%9d%91%e5%ae%9c&tsc=ImageHoverTitle&form=IGRE&first=1

あの、衝撃的な漫画キャラを、あのまま終わらせてしまうのは惜しいと思っていましたが、今回のCMではそれを思い出させてくれて良かったです。


@ 菅田将暉さん主演のTVドラマ「ミステリと言う勿れ」がすごいです。

「弱者が強者を言い負かす」という、よくある設定ながら、演出の勝利か、観始めたら止まらない面白さがありました。第一話は映画にしても良いくらい。婦人刑事が退職届を出したがっているところなども、しびれました。

https://www.fujitv.co.jp/mystery/index.html

https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_798656/


@ 私が文章を書くのは、仕事で覚えたキーボードを打つ快感をリタイア後も味わいたいのと、短文を仕上げるときの快感を知った為です。在職中に庶務担当をやっていたとき、予算関係の書類を一枚仕上げるごとに快感を味わっていましたが、短文にはどこかそれに似たものがあります。


@ 日記のような非公開の文章と違い、ネットで世界に公開する文章にはそれなりの責任も生じます。誹謗中傷は論外ですが、間違った情報を拡散してはいけません。正確性が求められるわけです。私がネットで学んだことの一つはそれでした。「お前の文章こそ正確じゃないぞ」と言われれば、仰る通りですので、自戒を込めて書きましたが。

ですから、本を書くような方がどれほど苦労されているのかが、ほんの少しですが分かったような気がします。いわゆる「How to本」を買っても読み捨てるだけの私でしたが、そこに書かれている情報はやはり金言なのでしょう。生かすも生かさないのも自分次第です。


@ 3月31日に引っ越し先が決まって、慌ててアドレスをここに掲載しても、1日で削除されてしまう運命なので、少なくとも1週間前までには掲載しないと、と思っています。

とは言え、名門「ぴあ」さんの掲示板が無くなるとは夢にも思わなかったので、どこに引っ越したらよいのか。私は映画に限らず書きたいので、一般のブログにするのが良いでしょう。目立ちたいとか、儲けたいとは思っていないので(そんな才能もありませんが)、裏庭の花壇のように、静かに楽しめる場所を見つけられたらと思っています。しかし、昨日、ネットであちこち調べてみましたが、使った事のない私には、良く分からないというのが正直な感想でした。もう少し散歩してみます。


(2022.1.11)

@ ( 2022年3月31日「ぴあ映画生活」サービス終了に伴う、引っ越し予定のお知らせ )

私の現在の登録HNは2001/5/22から使用している「さくらんぼ」ですが、2000/12/31からHN「街の灯」で、2001/1/7から2001/5/14までは、HN「まちのひ」で投稿しておりました。当時はメルアドの入力も不要な、のんびりとした時代でした。でも入力が必要事項になった時、直後の数日間は、皆さんの投稿数が激減してしまいました。きっと警戒心がわいたんでしょうね。懐かしい思い出です。

2000年の頃は、確か「ウノウ」さんという会社が運営されていました。その後、「ぴあ」さんに譲渡されたのですね。「ウノウ」さんの時代から20年以上にわたり大変お世話になりました。この年月は、35年務めた仕事と対になるほど、私の人生の大きな宝物になりました。生きた証でもあります。しかし、まさか「ぴあ」さんまでこのような事になるとは夢にも思いませんでしたが、これも時代の流れでしょう。しかたありませんね。

そして、私のレビューなどをお読みいただいている皆様にも、心より感謝したします。皆さまの声がどれだけ私のはげみになっていたのか、この場をお借りて御礼申し上げます。この事は仕事ではなかなか得られなかった、夢にも思わなかった幸せです。

今後の事ですが、隠居するには早すぎるので、(基本的には自分のブログを持つ方向で)2022年3月31日(木)までに、どこかに引っ越し先を見つけるつもりです。引っ越し先が見つかれば、またここで皆様にお知らせしますが、それまでは、当面ここで活動してまいります。またその時はよろしくお願いいたします。

参考

『 「ぴあ映画生活」サービス終了のお知らせ
平素より「ぴあ映画生活」をご利用いただき誠にありがとうございます。

このたび、2009年よりご提供させて頂いておりました「ぴあ映画生活」につきまして、2022年3月31日(木)をもちましてサービスを終了させていただくこととなりました。

これに伴い、「ぴあ映画生活」会員機能は、2022年2月1日(火)に新規登録の受付を停止いたします。

■サービス終了日 2022年3月31日(木)

■終了対象サービス 「ぴあ映画生活」(PC版、スマートフォン版)

https://cinema.pia.co.jp/ (PC版)
https://s.cinema.pia.co.jp/ (スマートフォン版)

当社にてサービス運営を行う以前の、「映画生活」時代からの会員様も含め、これまで長らくご利用いただきました皆様には深くお詫び申し上げるとともに、国内において「映画クチコミサイト」としては最も老舗のサービスとして長年にわたり、「映画生活」「ぴあ映画生活」をご愛顧いただきましたことを運営者一同、心より感謝いたします。

なお、これまで「ぴあ映画生活」に投稿いただいた「クチコミ」につきましては、ご利用の皆様のお手元に残せるようダウンロード機能を設けさせていただきます。

下記をご確認いただき、期間内にお客様ご自身で作業をお願いいたします。

【終了までのスケジュール】

2022年1月7日(金) 映画クチコミダウンロード機能提供開始( ⇒ 詳細はこちらから)

2022年2月1日(火)「ぴあ映画生活」新規会員登録停止
2022年3月31日(木)「ぴあ映画生活」サービス / クチコミダウンロード機能提供終了

ご利用のお客様には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

〈 ぴあ株式会社 デジタルメディア・サービス事業局 2022年1月7日(金)より抜粋 〉


(2022.1.10)

@ 『 (フカボリ)悪質クレーム「カスハラ」、苦しむ公務員 暴言・説教・居座り・脅迫 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15164468.html

被害は何割と書いてあります。しかし、直接住民と接する市町村役場のような場所では、被害100%だと言っても過言ではないと思います。毎週のように経験すると言っても良いぐらい。

では、なぜ調査では低く出たのか。多くの公務員は、記事にも書いてある通り、「行政窓口には正当なクレームは必要。市民にはその権利もある」ということを承知しています。その為、民間では「カスハラ」認定されるような事例は当然として、それ以上の迷惑行為であっても、「ご意見・ご要望」として謙虚に受け止めるのが、あるべき仕事、矜持だと思っているのです。だから、年に数回レベルのトラブルだけをカウントしている可能性があります。

民間企業では質問しただけでも「カスハラ」扱いされかねない昨今ですが、(私の知る限り)役所内部では「カスハラ」という言葉を職員が使うことは暴言に近く、「クレーム」という言葉さえも無神経に近いほど、公務員はストイックなのです。TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」に「警察官はサンドバッグ」という言葉もあったように。ですから、民間並みの基準で再評価すれば100%の被害だと言っても良いと思います。

もちろん、この傾向は、近年「しかし、業務に支障が出るような度を越したクレームは問題ではないのか」という考えも出てきて、再考する方向にはあります。

新聞によると、改善策の一つとしては、「自治体職員の対応をできる限り共通化して、ばらつきをなくすこと」だと書かれています。そして「役務」と「サービス」の区別を明確にする事、「対応ルールの統一」だと。しかし、公務員の仕事には「公平と適正」が求められます。コンピューター受付のように対応を明確化していくことは、逆に、人間味ある接客とは、相反する道に入って行く可能性があるのではと危惧します。このあたり難しい問題です。


(2022.1.9)

@ (ネタバレにも触れています。)映画「千と千尋の神隠し」のラストでは、親子とも、湯屋での出来事は忘れてしまったと思います。それで良いのです。それが一番無難です。しかし、もし子どもだけに記憶があったらどうでしょう。千がいくら神様の世界の話をしても、誰も信じてはくれないでしょう。親からは「ねぼけたの?」と、子ども扱いされるのが落ちです。

これを見て、私は気功の話を連想しました。毎日3~4か月間修行すれば、だれでも私のように、直径1mぐらいの「気」のボールを作ることができると思います。もたれ掛かれるほど強靭な。しかし、この話をしても、大多数の人は信じてくれないばかりか、変人扱いされそうで、リアルでは怖くて話せません。

これ、言い方を変えれば、往復3~4か月間も掛かるほど遠くの旅へ行ってきた人の土産話を、旅にも行かないで否定し、変人扱いする人に似ていると思うのです。私も人の事は言えません。気功の本には、時に、気功初心者の私には信じがたい、名人・上級者の魔法のような話が書いてあります。ところが、何年かの後、ふと自分も少しだけ似たような体験をして、もしかしたら、この事だったのかと合点がいくのです。もちろん、このレベルの話になると、人に話しても通じない事は必至でしょう。だから、なかなか言えません。

追記

信じるためには「再現性」が大事だと思います。何年か前に「○○細胞があります」と言った科学者の方がいらっしゃいました。素人の私に真偽のほどは分かりませんが、(私の理解では)世界中の科学者が挑んでも再現できなかったために、その学説は消えて行ったのだと思います。本当にお気の毒でした。

しかし、気功、太極拳、合気道などの「気」や、ヨガの「プラーナ」などは、再現性があるからこそ、時空を超えて無数の求道者に信じられているのだと思います。宣伝ではありませんが、私が師と仰いでいる方の書いた気功の本では、初心者にいきなり奥義とされている「大きな気のボール作り」をさせます。いきなり核心に触れることで、入門者の疑念は吹き飛び、同時に「気」の操作の段階へも、足を踏み入れることができるのです。再現性に自信があるからこそできる指導法だと思います。


@ 『(中学生の頃)帝王マイルス・デイビスのトランペットは「ぷ~」と一音鳴るだけで心に沁みました。しかしクラシックは50代になるまで良く分かりませんでした。』( 映画「ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン」 私のレビューより抜粋 )

私の場合、子どもの頃の問題だけでなく、不本意な仕事にも就いたので、50代に早期退職をするまで苦しみ続けました。気持ちが楽になったと思えるのは、少なくともリタイアして5年以上たった頃からでしょう。在職中はずっと事務職でしたが、リタイア後には週3回のペースでアーチェリーに通い、大空を仰いで、日光を浴び、風に吹かれて運動したのが、転地療養のように効いたのだと思います。年齢のせいだけでなく、それもあって、リタイアする頃からクラシックも沁みるようになっていったのだと思います。

ジャズは中学生の頃から染みたと書きましたが、傷口に塗る軟膏のように癒しに効くジャズは、(マタイの福音書7章13節―14節)「狭い門から入りなさい…」ではありませんが、昔流の「我慢は美徳だ」みたいな教育もあって、私は「甘え・堕落だ」と感じたのです。そして、毅然と立っているクラシック音楽に、我慢しながらでも顔を向ける事こそ正しい道のような気がして、癒されてジャズを聴くことからは罪の意識さえ感じていたのです。

今でも、聴いていたジャズのCDをクラシックのCDに交換するたびに、(微かな冷たさがあるからこそ)正しき道に戻ってきたと思ってしまいます。


(2022.1.7)

@ 私がプロ用キーボードと言う時は、このクラスの、2万円前後のものを頭に浮かべていますが、ふるさと納税でも「東プレ」製品がもらえるのですね。しかも、同じ「東プレ」でも、さらに高価な品が。

https://item.rakuten.co.jp/f141500-sagamihara/c/0000000142/


(2022.1.6)

@ 分かりにくいかもしれませんので補足説明を書きました。

『 やがてPCの前にワープロ家電時代に入りました。当時、アウトラインフォントが優秀で、拡大した時の印刷の仕上がりが最高に奇麗だとの評判で売れていた○社のワープロ。でも、その初期の頃のモデル(現在のPCモデルについては知りません。)は、キーに大きめのガタがあったので、10本の指を置いただけで、触覚的な雑音としての不快感と、ぐらぐら揺れるハシゴの上に居るような不安感もあり、またバネも、少なくとも私の指には、ふにゃふにゃとマシュマロ並みに柔らかすぎて落ち着かず、指を触れているだけで、押すつもりも無いのにミスパンチを多発し、とてもタッチタイピングには向かないチープな作りの物だったのです。

ある日、不覚にも、そんな事務所のワープロを、そうとは知らず借りてしまったので、ガンバって冷や汗ものでトライしていると「あいつ、かっこつけてタッチタイピングしてるけど、ぜんぜん打てないじゃないか!」と、そんな眼で見られたのです。ここで「機械のせいだ!」と言っても負け惜しみにか聞こえません。でも、その問題点を指摘するレビューは少なかった。

たぶん多くのユーザーは印刷の仕上がりにはうるさくても、一本指打法、程度の人が主流であり、そのためキー感触には比較的無関心だったのでしょう。○社はその隙をついて、本来は人体と接触する、感覚的に極めて重要なメカであるはずのキーボード部をコストカットした製品を作ってしまったのではないでしょうか。そう邪推されても仕方の無いような製品でした。あれはタイピングの練習をしたい人には適さない製品だと思いました。

( 上記は30年ぐらい前のワープロの話です。今は改善されているでしょうが、これからブラインドタッチの練習をしようとする人が、知らずに上記のようなキーボードを買ってしまうと、あるいは押し入れにあったお父さんの古いワープロがそれだったりすると〈それで練習すると〉、キーボードのせいで上達が遅れることも考えられるわけです。しかし、知らない本人は自分のせいだと思ってしまう。その悲劇は絶対に避けたいのです。その為には、最初の一台は、プロ用キーボードを参考にして、しかも安価で標準的なものを選ぶのが良いと考えたわけです。千円台で良いものが買えます。それが下記の説明につながって行きます。 )

ちなみにキー感触の標準とするのは、オフィースでパンチャーたちが使用していた、いわゆるプロ用キーボードです。キー感触の味わいがまったく前述の物とは次元が違いました。キーにガタが少ないので、静かな味わいで安心感があり、適度なバネ圧と、ストローク(キーを押した時のヘコミぐあい)で、常時キーに触れていても、押そうと思わなければ、不用意にキーが押される事もなく、快適で、当然にミスパンチも減ります。もちろん民生用の家電ワープロにも良いキーを持ったものが多々あるので、選択に困れば、プロ用を参考にして、とりあえず似た感触のものを選べばよかったのです。

( そして、ブラインドタッチをマスターした頃には、自分の好みも分って来ますので、もし標準機に不満が出てきたなら、好みに沿ったものに買い替えても良いと思うのです。それが下記の説明です。 )

映画「タイピスト!」の中でも、ローズがタイプライターのキーの感触に異を唱えたら「それは、あなたの技術が未熟だから」との意味の事を先生から言われるシーンがありましたが、けっして、そうばかりではないのです。特に、スピードを争う場合は、キーとの相性がとても大切です。

たとえば指の短いに人は、キーのストロークがやや小さめの物(ノートPCに多い)が良いのです。そんな人がストロークが大きなものを選ぶと、ときどき、押したつもりでも入力されず、ストレスは溜まるし、こんどは、キチンと押そうとするとスピードは落ちるし・・・。

また、指の力の強さも、キーを選ぶときの重要な項目で、力の弱い女性がバネ圧の強いキーを選ぶと、ときどき、押したつもりでも入力されないため、つねに意識して力を入れ続けなければならず、やがて指の筋肉だけでなく、精神的にも疲労が蓄積してしていき、勤労意欲まで失う事があります。

毛筆や万年質、ボールベンにシャープペンシルなど、人は書き心地にこだわるのに、キー感触の味わいまでは、特にタイプライター文化の無い日本では、繊細な日本人の感性でも、なかなか、分からなかった盲点なのでしょう。』

( 30年たった現在、現行品のキーボードの完成度はあがっているでしょうが、全部をチェックできませんので、老婆心ながら書きました。 皆様のご成功を祈ります。 )

( これは映画「タイピスト!」の私のレビュー本文に、抜粋、加筆、再掲したものです。 )

追記

「 IKEA DUKTIG 60256502 レジ 」

https://www.amazon.co.jp/IKEA-DUKTIG-60256502-%E3%83%AC%E3%82%B8-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89/dp/B00PRKR5Y2

レジスターです。

私が初めて買ったワープロの画像を探しましたが見当たりませんでした。中古で15,000円ぐらい。テンキーは付いていません。デザインはこのレジに似ています。ワープロだからキーはもっと沢山ありますが。表示板はレジみたいに一行しか出て来ませんが、文章の練習をするのではなくタイピングの練習なので問題ありません。

ボタンはこのような電卓ボタンではなく、盛り上がった普通のワープロのボタンです。だからブラインドタッチが出来るようになりました。メモリーは1万字記憶可能で、1時間ぐらいTVのセリフを打っていると、表示板に「1万字」と出て打ち止めになりました。若かったから疲労感はあまりありませんでした。

やがてPCの時代になりましたが、私が買い始めた頃は、ノートPCが20万円ぐらいしたので高根の花。多くの人はブラウン管のデスクトップPCを買いました。7万円ぐらいでした。デスクトップには現在1,000円台で売られているような、プロ用を思わせるような、テンキー付きの立派なキーボードが付いていました。当時の私にとっては、そのキーボードがPCの標準キーボードという感覚なのです。

だから、何年かの後、ノートPCが値下がりしてきて買ってみたら、キーボードの落差を感じたわけです。ワープロ→デスクトップPCまではキーボードのクオリティが上昇しても、ノートPCで落ちてしまったわけです。さらに職場に入ったプロ用キーボードとも比較して。この落差感覚、もしかしたら、初体験がノートPCの世代の多くの方には、未体験のことかもしれませんね。

追記2

さらにノートPCからスマホの時代になると、従来型のキーボードは使わなくなりました。若者は平気でスマホで文章を書くようですが、だれでも老眼になる頃から、細かい入力は苦手になって行くのだと想像します。でも、苦手になったからと従来型のキーボードに戻っても、目で検索している以上、老いるにしたがって、だんだんとそれも困難になるのだと思います。音声入力という手もありますが、音声を発する必要上、いろんな問題があることはすでに書いた通りです。そのようなこともあり、若いうちにブラインドタッチをマスターしておくことは良いことと思っています。

追記3

TVドラマに「二月の勝者-絶対合格の教室-」がありました。中学受験のお話ですね。でも、のんびりした半世紀前も、私を含めた多数の人が、小学校の頃には塾に通っていたのです。そろばん塾です。

その後、私が就職した当時も、まだ現在のような電卓は普及しておらず、事務員にそろばんは必須の技能でした。だから、公務員を含めた事務職に就こうと思うなら、小学生の頃から準備する必要があったのです。当然子供にその自覚はないので、親が戦略を立てなければなりません。そして、そのそろばんを実戦に使えるようになるには、毎日1時間ずつ1年以上は通う必要がありました。私は2年ぐらい通いました。だから就職時の履歴書の特技にも書くことができました。そして、就職してみたら、職場の皆が、まるで新聞を読むようにそろばんを使えました。無線技術者のたしなみがモールス信号なら、事務員のたしなみはそろばんだったようです。

何を言いたいのかと言えば、電卓が出来た現在も、(暗算が出来るなど)そろばんが無価値になったとは思いませんが、少なくとも、そろばんにかけたのと似た情熱を、ブラインドタッチにかける価値はあるのではないかと思うのです。

しかし、小学校の頃は毎年2か月ぐらい休んで留年の声さえ聞こえてきた私が、学習塾ではなく、そろばん塾に通っていたのは面白い事です。一応親から聞かれた事はありますが、「学習塾はいや」と答えたら、それ以上は言われませんでした。親も勉強よりそろばんだ(手に職をつけろ)と思っていたのでしょう。映画「タイピスト!」でも、社長はタイプの技能を彼女に求めるのですから。


(2022.1.5)

@ 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の、ジャズミュージシャンのシャツに着いたケチャップの赤いシミは、ヒロインの額の傷と符合しているのではないでしょうか。ヒロインはクリーニングであのシミを取ることで、何回も何回も取ることで、無意識に自らの心の傷を癒しているのかもしれません。

ならば、二人の出会いは…。


@ 市町村役場は何のためにあるのか。私の理解では「住民の生活に奉仕するため」です。悩み事が起きて困り、相談窓口が分からない場合には、とりあえず市町村役場に行くことをお勧めします。一階ロビーには案内係がいるはずです。いない場合には近くの係員に声をかけてみましょう。何番の窓口へ行けばよいのか教えてくれるはずです。もし市町村役場に窓口がない場合にも、何処の役所へ行けばよいのか教えてくれます。

電話はおすすめしません。電話は短時間で答えが出る単純な質問に向いています。「申請期限はいつですか」、「住民税の配偶者控除額はいくらですか」みたいな。それ以上複雑な、人生相談に近いことは、めんどうでも直接出向くことをお勧めします。どうしても外出できない事情があるなら電話よりメールの方が良いと思います。落ち着いて対応可能だからです。

20年ぐらい前のこと、見知らぬ街を散歩中に老いたご婦人に呼び止められ、「家に泥棒が入ってみんな持っていかれたので生活できません。どうしたら良いでしょう」と相談を受けたことがあります。「区役所に相談してください」と言いましたら、「電話をしたけれど解決しなかった」との事。そのような複雑な話は電話には適しませんので、「電話ではダメです。一度区役所へ行って相談してください」と答えておきました。この話、後日、知人の区役所の幹部職員に伝えたら、興味を示し、「それで良い」と答えられましたので、概ね間違ってはいなかったのでしょう。

今思うと、失礼ながら、もしかしたら、あのご婦人は認知症だったのかもしれませんが、いずれにせよ、生活できないのはいけません。

追記

電話と来客の違いは、事務経験のある方ならお分かりになると思います。決して事務員がお高く留まっているわけではなく、本気で話を聞きたいから来てもらいたいわけです。「電話という媒体は本気の情報伝達の前には障害となることがある」のを、事務員は経験上知っているのです。


@ 『 「ねばねば式」が特徴です。これは、記憶を関連付けて早くおぼえる方法とかで、だから「ねばねば式」と言うらしいのです。 』(映画「タイピスト!」の追記Ⅳより抜粋)

これをもう少し説明してみます。30年以上前の主流は、「F J F J F J…」みたいに、アルファベット一文字ずつ覚えていく練習方法でした。しかし「ねばねば式」は、「あえいうえおあお」「かけきくけこかこ」… なので、一文字ではなく言葉、あるいは単語のように指使いを記憶していくのです。豆ではなく納豆のようにまとめて効率的に記憶していくので、「ねばねば式」と言うようです。概ねこのような理屈だと私は理解しました(違っていたらお許しください)。

実際に私が行った感想は、無味乾燥な「F J F J F J…」よりも、呪文のような「あえいうえおあお」「かけきくけこかこ」… の方が退屈せず、楽しみながら練習できたと思います。


(2022.1.4)

@ 小学生の私は毎年2か月ぐらい病欠し、留年の声もあがっていた話はしました。そんなある日、何人かで同級生の女子の家に遊びに行ったのです。そこのお母さんは良い人で、歓待してくれ、おやつも出してくれました。

楽しい時間でしたが、何かのはずみに、そこの母さんが、私の母を「過保護」だと言ったのです。「お母さんが過保護だから(あなたは丈夫じゃない)」と、憐れむように。あの当時から、少なくとも半世紀以上前から、「過保護」という言葉は「正義の刃」として生きていました。私と母はそれで斬られたのです。しかし、先日何かに書いた通り、最近はその言葉を聞かなくなってしまいました。まるで「禁句」になってしまったかのように。そんな事を考えていたら、「過保護のカホコ」という言葉を思い出しました。2018年にはまだ使われていたのですね。

https://www.ntv.co.jp/kahogo-kahoko/


@ (2021.12.26の記事の続き)『 接種、「在留資格ない外国人」は 通報義務は「例外」、割れる自治体 コロナワクチン 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15155510.html

この記事で「なぜ通報する自治体があったのか」が、年末から心に引っ掛かっていました。これによらず上級官庁からの事務連絡は、担当者から少なくとも課長あたりまでの決裁をとするはずで、皆が知らないはずも、無視するはずもないのです。

しかし、あらためて新聞記事を読んで分かりました。自治体への通知文には「(ワクチンの接種を念頭に)新型コロナ対策は例外的に通報しないことも可能。ただ、在留資格取得のため、入管への出頭を勧めるのが望ましい 2021.6.28 」とあるようなのです。この文言を読めば、「国は通報しないことに消極的だ」と思う自治体が出ても不思議はありません。「国が消極的なら自治体も右にならう」のが定石でしょう。

もしかしたら国の立場としては、法律改正したわけでもないのにハッキリ「通報義務から除外する」とは書きにくいので、「国は通報しないことに消極的だ」とのスタンスを取ったうえで、「例外を黙認」することにしたのかもしれません。以心伝心の世界です。しかし、もし私の解釈が正解だとしても、このような微妙な通知では自治体の扱いにバラツキが出るのは必至であり、混乱は当然の帰結だったように思います。


(2022.1.3)

@ タイピングの本に、「英語が話せる人にはネイティブの人もいるが、ブラインドタッチができる人は全員練習した人だ!」みたいな話も書いてありました。なんとなく、はげまされます。私が映画「タイピスト!」に書いた練習法は、記憶にある本の概要だけですので、チャレンジする方は、同じ本でなくとも、1~2冊は教則本も買う事をお勧めします。たとえ練習方法が同じでなくとも、学べる内容は多いはずです。

追記

この方の情報も参考になりそうです。

http://pasotore.web.fc2.com/c1/c1_04_06.html

追記2

映画「タイピスト!」の追記に書いた「私が行ったブラインドタッチの独習法について」等ですが、文字通り「私が行った方法」について書きましたので、「ローマ字」「あえいうえおあお…」「漢字変換はしない」など、本が基本となっていますが、我流の練習法も混じっていますので念のため申し添えます。今となっては本が手元にありませんので、正確な記載・仕分けは困難です。ただ言えることは、現在の私は結果に満足しているという事です。

追記3

ここ何年も私が使っているキーボードは、プロ用に近い感触と機能の1,000円台の安価な物です。プロ用と同じではありませんが趣味で使うには十分な性能があると思います。ただボタンの印刷文字はレーザー印刷が良いと思います。レーザーでないものを使いましたら1年ぐらいで文字が消えていきました。爪でこすられるからでしょう。文字が消えてくると汚れた部屋を観るようでモチベーションが下がります。

プロ用のキータッチは素晴らしいものがありますが、それ以外で感動したのは、まだデスクトップが主流のPC初期にあった、アップルに付属のキーボードです(今はどうか知りません)。「スコッ」と入るキーの小気味好さと、ガタツキの無い工作精度の高さに、惚れてしまった思い出があります。日本のキーボードの多くが残念だった時代に、さすがタイプライターの文化圏だと思ったものです。


(2022.1.2)

@ [ 求めてた、このレトロ感…!昔ながらの「カタカタキーボード」の打鍵感がいいのよ… 』

https://www.buzzfeed.com/jp/bfjapan/perixx-keybord-mukashi-1

まだこの商品は使ったことがありませんが、雰囲気は私が職場で使っていたプロ用キーボードに似ています。今、主流のートPCは、薄いために、やむをえずキーボードのストロークも浅くなっています。打ちやすさではなく、構造上の制約の産物なのでしょう。そして、それに慣れたユーザー向けにストロークの浅い別売りキーボードが商品化されてきたのだと思います。

ストロークの深さは打ち手の好みでもありますが、タイプライターの子孫であるキーボードのストロークは本来深いものだったようです。プロ用は現在でも深いストロークを持っています。しかし、プロ用は高い。2~3万円はしますので、なかなか手が出ません。なので私は千円台の商品から感触の似たものを選んで使っています。それでも十分使えますが、3千円台の商品はどのような味わいだろうかと気になります。ドイツのメーカーという事で、タイプライターの文化がある国でしょうから、キータッチにも、毛筆文化の日本とは違って、本格的なものが期待できるのではと思っています。

追記

キーボードとプラインドタッチの話はこちらにも書いてありますので、宜しければご覧ください。

映画「マトリックス」

https://cinema.pia.co.jp/com/1025/44513/

映画「タイピスト!」

https://cinema.pia.co.jp/com/162536/961802/


@ 「 [舞台] 千と千尋の神隠し 」

https://www.tohostage.com/spirited_away/

https://www.cubeinc.co.jp/archives/theater/spirited_away

追記

『 「ど根性植物」を見つけた男性、触発されてコラムを書いた 』

https://www.asahi.com/articles/ASPDY5Q0PPDGOIPE01L.html

 「退路を断ち、目的を一つに絞った時のエネルギーはすさまじい」「私もこの姿勢は見習いたい」(抜粋)


(2022.1.1)

@ 映画「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」、この作品を初めて観たのは私が30代後半の頃でした。登場人物二人の中間あたりの世代だったので、両者の気持ちが分かるような気がしました。しかし、フランクのようにリタイアした身になると、よりフランクの気持ちも分るような気がします。ですから、この作品は長く楽しめるのです。私も若い頃には、フランクのような強面の先輩から可愛がられたことがあります。人生にはあのような幸運な出会いが本当にあるのです。

そして、詳しくは書きませんが、あの裁判のようなことも経験しました。会議の席で責められ、私は魂を売ってしまったのです。その時、迷いと痛みがありましたが、いまでも忘れていません。それどころか、迷いは薄くなり、痛みは強くなっていくのです。普通の私が普通の仕事をしてもそうなので、高潔なフランクが人命にかかわる仕事をしたのなら、なおさらでしょう。


@ 明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。


(2021.12.30)

@ 「 2021年で最も売れたiPhoneケースは? UNiCASEの年間セールスランキング 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/45ace6f619cb1b06396b73a62b50e9aeba28e9f7

新年からiPhoneのケースを変えようかと、100均で買ってきましたが、皆さん高いケースを使っておられるのですね。どうしましょう。


@ 引きこもりは知人にもいるので、この問題は他人事ではない気がします。気弱な私が引きこもりにならずに、なんとか生きてこられたのは、両親が「厳しさだけでなく冷たさも教えてくれた」からだと思います。だから学校でも仕事でも人間関係に多くを期待しませんでした。

就職してからも、先輩の中には「お客様が約束を守らない」と人間不信になり、「夜も眠れない」と真顔でこぼす人もいました。しかし、私は「よのなかそんなもん」「にげるなんて、かわいい」と思っていたので気になりませんでした。そして、仕事をする事で、たくさんの勉強をさせてもらったように思います。仕事をしなかったら、学生時代のメンタルのままだったら、私が世の中を渡って行くことは大変困難だったと思います。

それを考えると、学生時代から、あるいは就職でつまづいてしまい、引きこもりとなって、仕事という(最終的な教育の場)を経験できないことは、悪循環というか、メンタルの大きな損失だと思うのです。

「 忘れてくれるな仕事も出来ない男に 家庭を守れるはずなどないってこと 」

( さだまさしさんの「関白宣言」より抜粋 )

追記

「関白宣言」の「仕事が出来る男」とは、同期の出世頭のような人だと思います。しかし、私が言うところのそれは、普通に働いている男すべてを指しています。なぜなら、私自身が後者だからです。それでも、働けばいろいろな壁にぶつかり悩みます。それを乗り越え、ときに耐えてやり過ごし、そうやって人は鍛えられていくのだと思います。その自信とスキルは、家庭の問題でも生かせるはずです。

映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」の名門高校生・チャーリーは、ハーバードに推薦入学の声がかかるほどの秀才ですが、家が貧しく、帰郷する費用を稼ぐために、感謝祭の週末にアルバイトをしたのです。それは、感じの悪い酔っぱらいのおじさんの世話という最悪の仕事でしたが、我慢してこなすうちに、授業では得られない稀有な学びの機会を得るのです。あの逸話なども「仕事は学びである」ことの(少々デフォルメした)お話でもあったのだと思います。

追記2

映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」を先日TVで放送していましたので、また観てしまいました。そうしたら、二人がニューヨークへ出発する時、フランクがチャーリーに、「さあ人生勉強の始まりだ」みたいなセリフを言っていたのに気がつきました。やっぱりな感じです。

そして、話しは変わりますが、少女が湯屋で無理やり働かされる映画「千と千尋の神隠し」のキャッチコピーには、「『生きる力』を取り戻すこと」もあり、(画像が読みにくいですが)以下の説文には「引きこもり」という言葉も入っていました。

https://cinema.pia.co.jp/title/img-1543/cf/2/

追記3

誤解の無いように申し添えますが、私は引きこもりの人を無理やり働かせよと言っているのではありません。もし、私にそのような子供がいたとしたら、私とて世間一般の方々と同じような対処しかできない可能性が大きいです。

しかし、それとは別に、気弱で就職初日に退職したくなり、もしかしたら転職につまづいて、自分が引きこもりになっていたかもしれない私には、「退職しないで良かった」「働くことで人生が救われた」という気持ちがあるのも事実なのです。


(2021.12.29)

@ (2021.12.27の記事の続き)私がカウンター(スタンディングデスク)で仕事をしていた10年間は、このようなスタイルのスツールも使っていました(ローテーションでカウンターに出るので、事務所内部には普通のデスクとイスももらっていました)。このスツールと併用することで、スタンディングデスクは、立ったり座ったり、1日中快適に仕事が出来ました。ちなみに、細部の記憶はあいまいなので、写真の製品はデザインが似ているのでご紹介しただけです。私が使ったものではありません。

KKTONER 丸椅子 キャスター付き 昇降回転スツール 低い背もたれ フットレストつき 高さ調節可能 デスクチェア カウンターチェア 製図仕事SPAキッチン椅子 PUレザー ブラック S サイズ (黒)

https://www.amazon.co.jp/KKTONER-%E6%98%87%E9%99%8D%E5%9B%9E%E8%BB%A2%E3%82%B9%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%A4%E3%81%8D-%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%A2-%E8%A3%BD%E5%9B%B3%E4%BB%95%E4%BA%8BSPA%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E6%A4%85%E5%AD%90/dp/B086Y8S6W2/ref=pd_day0fbt_img_2/357-7686472-4445260?pd_rd_w=dHzrD&pf_rd_p=e6abce55-fc6f-4462-923b-b8a729351d49&pf_rd_r=YN5144WMEXTQ90Z13T4P&pd_rd_r=a04b171f-cf47-4290-97f7-028a780aa5f8&pd_rd_wg=EiYuM&pd_rd_i=B086Y8S6W2&psc=1


@ 年賀状じまいをしてから数年たちます。これで何十年のご縁も切れてしまうのか、もしかしたら罪深いことをしたのかと、直後は寂しさもこみ上げましたが、今は(もうしわけありませんが)年末のお勤めが減って良かったと思っています。そんな中、近年関係が出来た方で、特別なご恩のある方一人にだけは、年賀状を続けています。


(2021.12.28)

@ 日付変更線を飛び越えても間に合いませんでしょうか。お誕生日おめでとうございます。


@ 彼女の透明感は日本刀の様だと思っていましたが、こんなに切れるとは…。 動画に注目。

https://www.instagram.com/p/CX_LMFnPRuc/?utm_source=ig_embed&ig_rid=afc41295-58c6-439e-adc6-63351b8f75cd


@ 新聞が読めない学力の父は、子どもの私にマウントされるのを極度に恐れていたようです。父親の権威が喪失しかねないと思っていたからでしょう。その気持ちも「家で勉強する人は学校でさぼっていた人だ」という言葉になっていたのかもしれません。父にとって子どもの勉強は脅威だったのでしょう。質問・意見も「口答え」として嫌いました。父は昔の師弟関係のような世界観を好んでいたようです。そして、そんな環境で育った私も、似たような人生観を持っているようです。TVでは子供が大人にマウントする番組が大人気のようですが。

そして、お笑い芸人のような賑やかな人も好まなかったようです。子どもの私がはしゃぐと、すぐにたしなめられた記憶があります。学力が低い父にとって「目立つことは恥をかくことと同義語だった」のかもしれせん。その気持ちも私は受け継いでいます。


(2021.12.27)

@ 『 「紅白=男女」変わるか 「二分」に異論、制作側も議論 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15155677.html

私は、にぎにぎし過ぎる場や人が苦手です。眩しいし、うるさく感じるのです。ですから、大人になってからは、紅白歌合戦の時間になると、(失礼ながら)自室にこもって、CDで小さく第九シンフォニーなどを聴きます。少し前はお正月の雰囲気もいやで、大みそかには一人旅に出て、見知らぬ街のビジネスホテルで年越しをしたものです。寂しすぎるので紅白歌合戦を観ながら。小学生の頃から紅白歌合戦の審査には疑問を持っていました。プロの歌になぜ点数を付けることが可能なのか。評価基準は何なのか。その疑問は今でも変わっていません。

追記

市町村役場では、男はスーツ、女は事務服が一般的でした。これは、「かつて女性からの要望で事務服を支給した名残」なのだと聞いたことがあります。しかし、時代は変わり、その理由を知らぬ人も増え、逆に「女性だってオシャレがしたい!」との声も出てきて、事務服を着ない女性も目立ち始めたのだと思います。時代の流れで変わって行くものもあります。当時は革新的な男女平等から生まれた男女対抗も、最新のLGBTの時代にはそぐわないのでしょう。ただし「紅白」という文化遺産級のおめでたい言葉まで死語(差別用語)にしてはいけないので、出場者を抽選で紅白に分ければ良いのだと思います。男女ではなく。

女性の事務服の話の続きです。市町村役場では、事務服を着ている女性職員が格下ではありませんので付け加えます。服装で上下は分かりません。新人職員で私服の方もいますし、管理職でも事務服の方がいますから。

追記2

そして男女分けの抽選も、当日のステージでイベントとして行うのです。その瞬間までどっちになるのか分からないのです。抽選方法は商店街のグルグル回す福引き方法が面白そう。赤玉が出たり、白玉が出たり、そのたびに出場者も視聴者も一喜一憂するのです。学校時代のクラス分けみたいに。


@ 『 「立ってテストを受けるだけで成績が10%上がる」精神科医が解説する納得の理由 』

https://blogos.com/article/574763/

小学生の頃、勉強が出来なくて先生に立たされたことがありますが、半世紀たって、やっと科学的根拠が証明されたようです。在職中はカウンター仕事を10年ぐらいしました。事実上のスタンディングデスクで、イスも上下しました。その他の係でも、カウンターで立っての接客を長くしました。立つことも私の力になっていたのでしょう。リタイアした今も、スタンディンデスクを買いたいぐらいです。


(2021.12.26)

@ 『 接種、「在留資格ない外国人」は 通報義務は「例外」、割れる自治体 コロナワクチン 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15155510.html

「 出入国管理法(入管法)では公務員は在留資格のない外国人を把握した際に通報義務を負うが、厚生労働省はコロナ対策では例外にあたると自治体に通知。」(抜粋)

「例外にあたると」通知を受けても通報している自治体があることには素朴な疑問を感じます。税務署の調査が、あるいは警察の交通取り締まり等が、もれなく全件行っているかと言えば、私の理解ではそうではありません。ですから、「通報義務の例外にあたる」とまで、わざわざ国から通知を受けているなら、もれなく通報にこだわる必要は無いと思います。「医は仁術という観点だけでなく、通報に怯えて接種しない外国人が、日本人への感染の脅威となって跳ね返ってくるのを防ぐこと」の方が本丸だと思います。そういう意味で、「広く周知して通報せずに2回とも接種」(茨城県大洗町)か、それに準ずる方法が良いと思います。


@ 昨日、ふと思い立って床屋に行ってきました。今日から寒波ですし、コロナ過になってからは、床屋に行くのは感染者が増え始めた頃と、下がった頃にしていますが(ピーク時は自粛生活)、第6波の気配を感じましたから。年末で込んでいるかと思いましたが、タイミング良く待ち時間ゼロでやってもらえました。第6波は1月下旬と予想する専門家もいらっしゃるので、次の床屋は2月下旬ごろでしょうか。


@ 「(けいざい+)照会業務革命 50日→2日、行政・銀行の負担減 」

https://www.asahi.com/articles/DA3S15154081.html

つまり差し押さえ業務革命です。行政が1151時間かかった照会事務が40時間で済むようなので、速攻ができるわけです。


(2021.12.25)

@ 『 1日中着けて実感 ソニーのワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」はテレワークをストレスフリーに 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d63cc77a468f76a0cb1267e9f3f62333b89f40b


@ 親が子どもを○○に就職させたい場合、あるいは家業を継がせたい場合、子どもが大学生になってから洗脳(失礼)しようとしても難しいと思います。私の場合は小学生の頃から「○○は良いよ」と、折にふれて吹き込まれました。だから、その時期が来た頃には、あたかも自己決定のように、そちらへ進むことが当然であるように感じられたのです。


@ 「就職してすぐに退職したくなった人」を留まるように説得する方法ですが、「退職予定日を3年後に設定してもらう」方法があります。普通は3年も働けば会社にも仕事にも一定の慣れが生まれ、落ち着きを見せるものだと思います。すると、3年後も退職しない可能性が出て来ます。私がそうでした。

次の節目は人事異動の時です。私は就職して7年後にありました。さすがにこの時は退職を大いに悩みましたが、辞意を申し出る勇気、タイミングが無く、なりゆきで人事異動することになりました。すると異動後の係、つまり2年生になると、新規採用者とは違い居心地もそんなに悪くありませんでしたので、いつのまにか居つくことになりました。と言いますか、就職にもひと段落ついた青春真っ盛りなので、こんどは仕事の心配よりも、恋愛問題の方が重要課題になって行ったのです。そうこうしていると、すぐに勤続20年となり、今さら転職するより、早期退職を目指して計画をした方が良いという結論になりました。

この、「退職予定日を3年後に設定してもらう(その3年間は悔いのない働き方をしてもらう)」方法は、NHKラジオでしたか、退職したくなった娘を父が説得した成功例として、最近も娘さんから父への、感謝の投稿がありました。


(2021.12.24)

@ どこかで「ある民間人が、治安の悪い街の悪人に、自分が関係するカタギの仕事を紹介し、治安を回復した」みたいな記事を読みました。とても斬新で敬意を感じるお話です。

しかし、同様の手法を公務員が取れるかと考えましたが、たぶんそれは困難だと思います。まず担当はハローワークではなく警察になるでしょうから、仕事の紹介ではなく取り締まりになると思うのです。ハローワークに打診しても断られるのが落ちです。と言いますか、打診すること自体、役所内部では非常識だと評価されかねません。

もちろん警察でもいろいろな作戦がとれるでしょうが、「仕事をあっせんしよう」というアイディアが出ても、前例でもなく定石でもないので一笑に付されるのが落ちでしょう。もし実行して失敗に終わればリーダーのキャリアに傷がつきかねません。今回の事でも、民間人の方は成功したから評価されていますが、万一失敗していたら命にかかわった可能性もあり、そのとき世論はどう評価していたか分からないと思います。

追記

例えば国民健康保険の保険料は所得金額から計算します。ですから、保険年金課に「保険料が高い」と申し立てた住民に、保険年金課が「所得が高いから」と答えると、住民の中には税務課にまで行って「所得を安くして」と言う人もいるわけです。しかし、所得の話は税務課の納税通知書が出た時期に解決していると判断している税務課は、国民健康保険料の賦課説明の仕事を税金の賦課説明の話に転化して押し付けるのかと思うわけです。今は計算の基本が所得ですが、以前は税額でしたから、より住民は敏感に反応したはず。同様の問題は税務課と納税課の間にも無くはありません。こんな話を警察とハローワークの話で連想しました。


@ 私は「高校からしか、家で勉強しなかった」と書きましたが、家の勉強も一夜漬けだけです。毎日していたわけではありません。そんな私が一番勉強したのは就職してからの35年間でした。毎年担当が変わり、平均5年で係間異動もありましたから、35年間毎日勉強していたようなものです。正月休みにも、家に勉強資料を持ち帰ったことが14年ぐらいありました。持ち帰ってもあまり見ませんでしたが。

どんな仕事でも勉強は必要でしょうが、例えば職人になると同じ分野を追求していくわけですから、だんだん勉強量も減って行くのではと想像します。そういう意味でも職人は魅力的です。誤解かもしれませんが。


@ 「 入社初日で退職する新卒社員の実態とは?【悲惨な末路に要注意!】」

https://dofra.info/archives/9888

このようなお話を見つけました。

初日に辞めたかった私が35年間務めたのは、安定を求めてそこに就職したので、臆病だから退職という不安定な世界に飛び込めなかったからにすぎませんが、私に限って言えば、(とても苦しかったけれど)良かったと思っています。

追記

そこで働いていて何が苦しかったのかと言えば、私の場合は電話・接客でした。つまり「人と接するのが苦痛なのに、それが主体の仕事に就いてしまった事」です。子どもの頃の私は、図画工作と家庭科がいつも5でした。何かのデザインをしたり、プラモデルを作ったりが好きでした。ですから、ほんとうは黙々と仕事が出来る職人にでもなると良かったのだと、今でも思っています。

父親は腕の良い職人でしたが、重労働なので、体が丈夫とはいえない私は、父の後は次ぎたくありませんでした。驚いたのは、母の亡きあと、母の美しいアートが発見され、母も手先が器用で、若い頃は工作が好きだったことを知ったことです。生前は一言も話してはくれませんでしたが。

つまり、私が図画工作と家庭科が5なのは、親の子だからだったから、かもしれないのです。才能が遺伝するとは良く聞く話ですが、自分には無縁だと思っていました。しかし、若い頃にそう信じれば、それは進路に迷う私の背中を押してくれる力になったかもしれません。でも、今にして思えば、母は(自分に似た)私の得意分野を良く知っても、アートでは食っていけないと密かに判断し、黙って、私に一生食いっぱぐれの無い仕事をさせたのだと思います。


(2021.12.23)

@ ①直径1mぐらいの、もたれ掛かれるほど強靭な「気」ボールを作れる話はしました。しかし、②初心者向きの手のひらサイズの「気」のボールは、今まで作れなかったのです。これはドラゴンボールに出て来る気功波のモチーフでしょうか。

でも、最近作れるようになりました。1分間ぐらいで。コツは、小さなボールのせいか「弾力が超デリケートだという事に気づくこと」です。ですから、超デリケートな「気」のボールが両手の中に存在すると信じてください(信じると意念で「気」がボールになる)。そして、超デリケートに両手のひらを5ミリぐらい近づけたり離したりしていると、超デリケートな弾力を感じるようなるはずです。

薄明りの中では、もやもやと「気」が立ち昇ったり、微かな発光現象が見えることもあります。実験は一日5分ぐらいにしてください。不用意な「気」の流失は、血液の流失と同じく貧血に似た症状を起こすことがあり、それは私も経験しましたから。気のせいだという説には賛同できません。私はそのボール以外でも「気」の存在を感じることが出来ますから。

追記

ちなみに私が貧血状態になって目まいがしたのは一度だけ、10年以上前、毎日1時間×1週間やったときです。一晩寝たら治りましたが、あれ以来用心してます。


(2021.12.21)

@ 「一切なりゆき」という本を樹木希林さんが書かれています。そう言えば、(タイトルを素直に信じるなら)私の半生も似たようなものでした。子どもの頃から計画して行ったことなどほとんどありません。幼い頃は体が弱く、勉強も嫌いで、毎年2か月間ほど学校を休んでいました。元祖、半・不登校みたいな感じかも。当然授業が分からなくなりますが、分からない事が常態化すれば、それが日常になりますので、あまり気になりません。

当然に成績が良くないので、なりゆきで学校を選び、さらに、親に言われて、素直に学校とは真逆の分野に就職しました。そうしたら就職した日に退職したくなり、以後、一日も早く退職することだけを考えて生きました。結果、おかげさまで早期退職できました。何十年もかけて計画的に行ったと言えそうなのは、「早期退職」と「引っ越し計画」ぐらいでしょうか。ちなみに、20年にわたる現在のレビュアーという趣味も、なりゆきです。

追記

先日の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」には、安子とロバートが抱き合っているところを目撃したるいが、(女中から吹き込まれた嘘と、雉真千吉が安子に出した指示を誤解し)「やはり私を捨てようとしているんだ」と怒り、逆に安子に絶縁状を叩きつけるエピソードがありました。直後の安子が、るいの誤解を解こうともせずロバートの元へ走るシナリオには疑問も無くはありませんが、少女の胸に走った戦慄と絶望は理解できる気がします。

私も、物心ついてすぐの頃に、夕方、仕事から帰ってきた父が、台所にいた母の元へ行き、立ち話で「〇〇(私の名前)を人にやる話、今日つけてきた」と言っているのを、ガラス戸を隔てた隣室で一人聞いた経験があるからです。近年になってメンタル関係の本を読んで悟ったのは、子どもの頃の私が病気がちだったのは、「愛情を求める気持ちが、(こっちを向いてという)病気という形で表れていた」ようだという事です。けっして仮病ではなく。

追記2

就職は初日に退職したくなりました。同僚・上司の顔も名前も憶えぬうちに、3日以内には去っていきたいと思ったのです。まるで黒歴史並み。しかし、実際に退職できたのは、それにまみれた35年後でした。

追記3

40歳の頃、新聞に掲載されていた投資信託の連載記事に触発され、資産運用を始めました。これも早期退職への布石です。当時、ゼロ金利の時代に、年率10パーセント以上の上昇を見せる金融商品がとても魅力的に感じました。しかし結果は惨敗。素人が思い付きで参戦しても、そして手数料の高い投資信託では、勝つのは難しいというのが私の経験です。しかし、その時に買ったトレード用のPCでネットの世界を知り、映画が好きだったので、掲示板に書き込むようになって現在に至ります。

そして、さらに、さかのぼるのなら、30歳前後にいた係で、キーボードを一日中叩く仕事をするために独学でブラインドタッチを習得したので、高齢者になった今でも文章を書くことが苦にならないのです。私などとても叶わないほどの知識・経験を持っていても、それを表現していない高齢者の方は沢山いらっしゃるでしょう。その障壁となっているのがタイピング技能なのかもと、高齢者になって思い始めました。

追記4

父は無学でしたから、「学校へ行くだけで十分だ、自宅で勉強する人は学校でさぼっていた人だ」と決めつけていたのです。今にして思えば、「無学だから家庭内で勉強する人を嫌味をされたように嫌っていた」のかもしれません。遊びたい私も高校生になるまでは自宅では勉強しませんでした。小学生では年間2か月づつも休み、小学校留年もささやかれた頃、テストの成績が悪いので先生が追試験をして下さいましたが、遊びたいから追試験の勉強をするという発想にも至らず、成績が悪いままで先生をガッカリさせたこともありました。


@ 「 (どうみる統計不正)誤り、認めやすい仕組みを 元厚労省官僚・千正康裕さん 」

https://www.asahi.com/articles/DA3S15150711.html

ここでも(2021.12.20の記事で書いた住民登録の)「行政の秩序の維持」が語られているように思いました。


(2021.12.20)

@ NHKドラマ「生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔」にこんなエピソードが出て来ます。出所した老女が、生活保護も受けず、働いて一人で生きていくとの意思表示をしました。しかし、保護司は独断で娘の所へ行くのです。会って母が出所したことを伝え、扶養してもらう可能性を探るためでしょう。

ドラマはこれを人情噺として、美談の一つとして描いているかのようでした。しかし反発する娘。ドラマ・漫画の『健康で文化的な最低限度の生活』(ケンカツ)でも描かれていた通り、又、昨今社会問題化している通り、扶養照会には問題が多いのです。それなのに、ケースワーカーが制度に則っておこなっても問題化し、保護司が独断ですれば美談となるのなら、それはいかがなものかと思うのです。


@ 「 10万円、ひとり親の困惑 元夫の口座に振り込まれるケースも 」

https://www.asahi.com/articles/DA3S15148160.html

話しは変わりますが、12月は年末調整の時期です。今年離婚した人の中には、夫についていた子どもの扶養を、妻に変えなければならない人もいるはず。まだしていない場合、当然に妻は自分の扶養につけてきますから、夫と二重扶養になってしまいます。役所はどちらの扶養にすべきかを元・夫婦に尋ねます。役所は仲介に入りません。元・夫婦で相談して結論だけを連絡して欲しいのです。しかし、「元・夫婦で相談したくても、相手の連絡先が分からない」という人のために、役所が教えることがあります(現在は知りませんが、20年ぐらい前まではそうでした)。離婚後の連絡先を相手に知られたくない方は、その為にも、「二重扶養が起きないように前もって相手と調整しておくこと」をお勧めします。


@ 転入・転居届は、引っ越し後14日以内にしなければいけません。しかし、ごくまれにですが、1年ぐらいたってから届ける人もいるのです。そんな場合、役所は「1年前の正しい引っ越し日」で受け付けてくれるでしょうか。(現在はどうか知りませんが)30年ぐらい前の古い私の知識では、役所は難色を示すはずです。それは当時何かの専門書でも読んだことがあります。理由は「行政の秩序の維持」のためです。

もし「1年前の日付で受け付ける」とどうなるのか。住民税の賦課地は元日の住所になりますので、住所が間違っていたとすれば、課税を取り消して還付し、課税資料を移管し、正しい市町村で課税をし直すのでしょうか。旧住所の首長選挙で投票していたら、新しい住所で選挙人名簿に載っていなかったら、この選挙はどうなるのでしょう。その他にも、行政のあちこちで混乱が生じます。その混乱に対してどのように処理するにしろ、それは「前例」になって、今後の行政を拘束しかねないのです。

行政は何のためにあるのか。その大きな一つが無政府状態を回避するためなら、「行政の秩序の維持」という思想は、行政にとって本丸の一つになるのでしょう。

追記

NHKのTVドラマ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」がおもしろいです。何がおもしろいのか説明が難しいですが、とにかく、おもしろいです。もしも今、フランス映画辺りでこのような喜劇があれば、絶賛するでしょう。逆に言えば、フランス人にも受けるのではないでしょうか。小津監督の作品や寅さんが受けるのなら。

https://www.nhk.jp/p/drama-nohohon/ts/JY7LJWL7PK/

それはともかく、ドラマの中で、妹役の方が何か月も姉役の家に同居した後、やっと引っ越しをするエピソードがありました。旧住所のアパートにはその間一度も帰っていないみたいな様子。なんとなく住民票の異動年月日が気になる私でした。


@ 数年前、一人の「つなぎ服姿のような、若い女性の、等身大のポスター」が、地下街の交差点にある柱に、何枚も貼られていたことがありました。何者?と思いました。つなぎ服に無表情なので「ツッパリ系」で売り出そうとしている方なのだと思いました。「あいみょん」と書かれていましたので、その音から、なんとなく韓国系の方!?と思いました(誤解の無いよう付け加えますが、私は韓国に差別感情はありません)。

それからしばらくして、謎は解けました。彼女はいわゆる日本のシンガーソングライターだったのです。ラジオなどで流れてくる歌を聴くうちに、いつの間にか私も彼女のファンになっていました。今の若者の作る歌は、高齢者には向かない事があるのですが、彼女の歌のいくつかは私の心にも刺さりました。

中でも「裸の心」は、イントロだけで泣けます。

https://www.bing.com/videos/search?q=%e3%81%82%e3%81%84%e3%81%bf%e3%82%87%e3%82%93%e3%80%8c%e8%a3%b8%e3%81%ae%e5%bf%83&qpvt=%e3%81%82%e3%81%84%e3%81%bf%e3%82%87%e3%82%93%e3%80%8c%e8%a3%b8%e3%81%ae%e5%bf%83&view=detail&mid=4BB010DB0FE7251926FE4BB010DB0FE7251926FE&&FORM=VRDGAR&ru=%2Fvideos%2Fsearch%3Fq%3D%25e3%2581%2582%25e3%2581%2584%25e3%2581%25bf%25e3%2582%2587%25e3%2582%2593%25e3%2580%258c%25e8%25a3%25b8%25e3%2581%25ae%25e5%25bf%2583%26qpvt%3D%25e3%2581%2582%25e3%2581%2584%25e3%2581%25bf%25e3%2582%2587%25e3%2582%2593%25e3%2580%258c%25e8%25a3%25b8%25e3%2581%25ae%25e5%25bf%2583%26FORM%3DVDRE

なぜ、あいみょんさんの歌が、おじさんにも刺さるのかと思いましたが、彼女が吉田拓郎さんのファンだと聞いて納得しました。そう言えば、どことなく「女・吉田拓郎みたいな歌だ」と言えなくもありません。甘いメロディーに乗せて、もの悲しい物語を紡いでいくのですから。

http://www.tapthepop.net/sommelier/77847

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202102130000197.html

先日、NHKで「あいみょん」さんの特番を放送していて、彼女が「いかに皆に好かれる良い娘か」を紹介していました。確かに画面に映るあいみょんさんは好感度抜群でした。ますますファンになります。

https://www.nhk.jp/p/songs/ts/7QRYY2G3VN/episode/te/77GMNY1Q5W/

しかし、わずかにですが、今でもそんな私の足を引っ張る者がいるのです。初対面の、つなぎ服の、無表情のあいみょんさんです。もし、あの時の彼女が、手に花の咲いた野草でもにぎり、微笑んでいれば、そんなことは無かったのにと、おじさんは哀しんでいます。


(2021.12.19)

@ 『 「チャーリーが受け身すぎる」との感想を持つ方もいらっしゃるかもしれません。でも、この映画にはこんな名セリフがありました。「人生はタンゴと同じだ。足がもつれても、ただ踊り続ければいい」。このセリフに人生のピンチを救われました。チャーリーもフランクも、そして私も。』

( 映画「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」追記Ⅵ 2016/3/26 by さくらんぼ より )

https://cinema.pia.co.jp/com/132887/45565/


@ 『 「バブルの渦中には、バブルだと気づかない」とか申しますが、それと同じだと思います。苦しみの渦中には、自分では、今が厄年だとは気づかないのです。注意していてもこんな状況ですから、周囲の人は、ぜひ、身近な人の異変に気付いてあげてください。 』

( 映画「Shall we ダンス?」追記Ⅱ 2020/1/1 by さくらんぼ より )

https://cinema.pia.co.jp/com/114116/787965/


@ 今朝、ぼんやりとした頭でつけた枕元のラジオから、いきなり訃報が飛び込んできました。耳を疑いました。とても痛ましい。心からご冥福をお祈りします。


(2021.12.18)

@ リタイアした今思い出すと、宴席というのは総じて懐かしいものです。多数の仲間たちとの宴席、旅行などは、リタイアすると、叶わぬ夢になりますから。


@ 12月は年末調整の時期です。給与支払報告書の訂正分を出すときは、「訂正分」などと上部余白などに書いておく必要があります。役所は二枚あるとどちらが正解か分かりません。

中途就職者で前職分を合算してある場合には、摘要欄に前職分の金額内訳を書いておく必要があります。多くの場合、役所には前職分の給与支払報告書も出て来ますから、書いてない場合には二重に合算される恐れがあります。

会社で年末調整の再調整をしてもらえない場合には、個人で確定申告をすれば再調整と同様の効果を得ることが出来ます。

又、昨今は副業者が多いそうですが、確定申告時に、住民税に関する事項で、(一定の条件に当てはまる方は)「自分で納付」の選択をすれば、副業分だけは給与天引きにはなりません。選択をもらしたり誤まった場合には、市町村役場に相談してください。


(2021.12.16)

@ AI兵器については世界各国いろいろな考えがあるようです。①自立型と言いましょうか、自分で攻撃の判断をする兵器と、②遠くから人間が攻撃の判断をする兵器とがあるようですが、②の場合には引き金を引くまでのタイムラグが発生しますから、①②が敵味方に分かれて戦えば②は負ける可能性が増えるのではないでしょうか。映画「トップガン」の主人公・天才パイロットのマーベリック(トーマス・クルーズさん)が、教官から「どのように考えてその操縦をするのだ」と聞かれ、「(条件反射のようなものだから)考えていない」「考えていたら負ける」と答えていたのを思い出します。

しかし、①のように機械に判断させれば、誤爆を含めた不適正な攻撃をする心配があります。でも、(残酷な表現であることを承知で言えば)その小規模な被害を回避するために②を導入し、戦争に負けることもあるわけです。そして、交通事故を考えれば分かりますが、人間とて間違いをしますし、「小規模な被害を意図的に出しても戦争に勝つ」という戦術は、映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」にも描かれておりますし、真珠湾攻撃にもその疑いがあるようです。つまりAI兵器に限ったことではないという事です。

これは一つの視点の提示であり、私が①の推進派という事ではありません。


@ 今は少なくなってしまったかもしれませんが、昭和世代の方は、会社などで団体旅行の幹事をされた事のある方が多いと思います。その場合、旅行後には必ず会計報告をする必要がありますが、経費の5%ぐらいは「その他」としてまとめて計上することが多いと思います。旅行でも、仕事でも、さまざまな「その他」経費は、現実問題として必要不可欠なのです。

法律の適用は厳格ではなく適正が大切です。それは民間人に適用する法律だけでなく、公務員が従う法律においても同様だと思います。

それはともかく、与党と野党が領収書・明細問題で綱引きをしていれば、その間、現状維持になりますから、与野党双方にとってメリットになるのかもしれません。


@ TVの「日本沈没」ロスになったので最終話を再度観ています。そうしたら、主人公・天海(小栗旬さん)が、新聞記者・椎名(杏さん)に「一緒に移民しないか」と誘うシーンで、天海がワインレッドのネクタイをしていることに気がつきました。政治家先生が時々やっている赤系の勝負ネクタイのようです。その後の日本未来推進会議ではグレー系のネクタイをしていましたが、再度、椎名と合うシーンでは再び勝負ネクタイになっていました。もしかしたら、天海にとっての(秘めたる)勝負とは、会議ではなく椎名だったのでしょうか。

ラスト近く、日本の一部が残ってしまったので、椎名は「日本の復興のために天海は北海道に残る必要がある」と考え、さみし気に「私一人で移民します」と言います。しかし、天海は「移民先でも仕事があるから、いっしょに行こう」と明るく答えるのです。それを聞いて、思わず涙ぐむ椎名。女は男に「私と仕事と、どっちが大事なの?」と言うらしいですが、このシーンでは「私より仕事が大切だからしかたありません」という女に対して、「仕事よりおまえの方が大切だ」と答えたようにも見えました。

そのとき陰で聞いていた官僚の常盤(松山ケンイチさん)が出てきて、「(そういう事なら)俺が北海道に残る」と言いました。天海は事実上、同僚への根回しなしで、独断人事をしたに等しいのです。椎名という女のために。天海は、国家の危機にも女を追いかけることを忘れない、007のような官僚でした。


(2021.12.15)

@ ニュース映像など観ていると、国会議事堂内でしょうか、政治家先生方の会議室に、これに似たラジオが置かれていることを、複数回見たことがあります。なぜ覚えているかというと、私も姉妹品を持っているからです。ホームセンターで買った安価な物のせいか、ラジオの感度はそれなりですが、わりと口径の大きなスピーカーが付いていて、音色もソフトで心安らぐものです。

あの会議室の製品とそっくりなものが、TVドラマ「日本沈没―希望のひとー」の田所博士の研究室に、(最終話の後半に)これ見よがしに置かれていて、アップにもなりました。リアルです。

https://www.ohm-electric.co.jp/product/c13/c1313/273/


@ 『 オンラインショップの「嘘の口コミや偽レビュー」を見破る方法を英専門家が解説 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/bab18fcb559fd26c28c4571362154d94a257a68f?page=1

「私は見破る名人だ」などと虚言・妄言を言うつもりはありません。自信などありません。しかし、私は半世紀前、中学生の頃からのオーディオ好きで、その頃から関係雑誌を読んでいます。オーディオ雑誌のオーディオ評論というものは、私の知る限り、半分宣伝のようなものですが、「その宣伝文の中から(自分にとっての)真実を推理する」のが趣味みたいなものでした。そして、今回このような記事を読んで、「一億総オーディオマニアになったようだ」と思ったのです。


@ 『 国勢調査が「存亡の危機」に!? 』

https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/45504.html

何十年も前から、国勢調査に100%の国民が協力することはありませんでしたが、最近はプライバシー意識の高まりもあってか、回答率はさらに下がっているようです。しかし、役所などのずさんな統計を非難する世論も、国勢調査の拒否者に対しては、おおむね沈黙を守っているように感じます。
 

@ 最近のレコードプレーヤーには、MM型カートリッジ対応「フォノイコライザーアンプ」が内蔵されていることがあります。CDの時代になってからは、それまで必需品だったフォノイコライザーアンプが無いプリメインアンプも出てきたからです。

フォノイコライザーアンプとは、LPレコードの録音特性である高音(強い)・低音(弱い)の逆特性、つまり高音(弱い)・低音(強い)のカーブを持った、極小出力のアンプのことで、主に音質調整のためのものです。アンプと言っても、このままではスピーカーを駆動できるパワーはありませんので、プリメインアンプ、またはメインアンプなどをつなげる必要があります。


@ BS日本映画専門チャンネルで、裕木奈江さんのTVドラマ「ウーマンドリーム」の放送が始まりました。第一話を観ましたが、母をさがして上京してきた少女が、工事現場で働いているところをスカウトされるお話のようで、1話を観終わるころにはすっかり物語の世界に絡めとられていました。

ちなみに、裕木奈江さんと森七菜さんのお顔が似ているとの声があります。私もそう思った一人ですが、あらためてドラマで裕木さんのお顔を拝見すると、森さんとはやはり別人でした。お二人とも唯一無二の存在だと思いました。


(2021.12.13)

@ 地震が続いている島から本土への避難者が出ているようです。昔は、伊豆大島の火山の時も全島避難がありました。このような時、公務員は最後になるはずです。いや、一部の公務員は先に本土へ渡り、島民受け入れのための事務という重要な仕事をしなければなりません。いずれにせよ、公務員の自由は制約されるわけです。「日本沈没」というドラマが放映されていた現在、スケールは違いますが、とてもリアルに感じられます。公務員は管轄に憑くのが使命なのでしょう。そうでなければ無政府状態になりかねません。

そして、米国を襲った大竜巻。まるで津波が襲ったかのように建物が全壊しています。自宅や家族が被害を受けても、住民のために出動する公務員が、あの被害者の中にもいるはずです。


@ 真空管は温まるまで音が出てきません。コンポのトランジスタアンプも、安定するまで保護回路が働いて音が出てきません。ラジカセもコンピュータ制御でON・OFFしているのか、ボタンを押してもすぐに音が出ません。デジタル時代なのに、アナログ的な、まったりとした動作感覚なのです。

ネットサーフィンをしていて、「あっ!この音聴きたい」と思っても、私は音が出るまでのタイムラグにイラついていたのでしょう。ベリンガーMS16にしてからは、電源スイッチをオンにした瞬間から、たとえば真空管アンプを何十分も運転して、安定してきたときのような鮮明な音が出るのです。このタイムラグ0感は、初期の安価なトランジスタ製品を思い出し、懐かしさと新鮮さがあります。


(2021.12.12)

@ NHKドラマ「生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔」を観ています。学校の教師だった男が、定年後に法務省から打診を受け、保護司になったという設定のようです。

現役時代に苦労したのなら、せめて定年後は、気楽で楽しい趣味みたいな仕事を選択する方が良いと思いますが、現役時代と同等以上の、苦労が絶えないと思われる仕事に就いてしまう主人公。他の映画でも出てきましたが、もし本当なら、保護司の皆様は自宅を事務所代わりにし、奥様がいれば、奥様も一緒になって、友だちみたいなお世話をしなければならないみたいですね。

私は教師でもありませんし、声がかかるはずもありませんが、もし声がかかっても、とても出来る事ではありません。逆に言えば、この仕事が出来そうな人だけを法務省が見つけ、声をかけているのでしょう。能力のある方は、ほんとうにご苦労様です。

https://www.nhk.jp/p/ts/6L213WKN3Y/

追記

保護司の話で思い出すのは、映画「羊の木」です。あちらは20代の市役所職員が、○人の前科がある6人のお世話をするお話でした。保護司と市役所職員、同じお世話をするのでも似て非なるものです。リアルな市役所職員が主人公ような仕事をするのは稀有だと思いますが、すべての住民に公平に接しなければならないので、つまりお客様の選別は不可なので、一定の覚悟はしておく必要があります。

( 映画「羊の木」 私のレビューの抜粋・加筆再掲 )

『 映画「羊の木」の主人公・月末は、絵に書いたような、真面目で優秀な市役所職員です。ある日彼は、上司からの特命で、「お互いに見知らぬ○人犯6名を、秘密裏に市民として受け入れる仕事」をすることになるのです。それが、やがては市の復興にもつながるとして。

しかし仕事として前科のある人に公平に接しても、友だちになるとか、親せきになるとかは、本音と建前と言いますか、また別問題なのです。

主人公・月末は、ほんとうはこの、怖くて厄介そうな特命から逃げだしたいのだけれど、宮仕えの身なので、そうもいかず、精一杯自分を鼓舞し、平静を装って、市役所職員という職務上の役割を、演じているだけなのです。これは自然な設定で、錦戸さんの演技と相まって、とてもリアルな職員像を作り上げています。

そして見逃していけないのは…前科のある杉山(北村一輝さん)と初対面の時、杉山が「缶コーヒー買ってきて」と、月末を子分のように使おうとしました。しかし月末は、(たぶん内心では怯えながらも)「自分で買って来てください」とキッパリ断ったエピソードです。

法律で動いている公務員は、「要望があっても、言うべきことは、言わなければならない」という試練を日常的に受けているので、けっして押されっぱなしではないのです。

吉田監督は「この物語は“境界線”の話だということは自分の中で決めていた」と語っているようです。 』

https://cinema.pia.co.jp/com/171421/1186761/


@ 感染者数も下火になったので、この2年間敬遠していた盛り場(「夜の街」ではありません)にも、日中散歩に行くようになりました。そうして一週間が経過、どうやら風邪を引いたようです。軽い頭痛と倦怠感がありました。ワクチンの副反応よりも軽かったですが、軽いからと言って翌日に動き回ると、すぐにぶり返しました。だから運動も軽くしました。そうして、さらに一週間たった今、どうやら回復軌道に乗ったようです。

やはり2年間の自粛生活(自主隔離)で免疫も低下していたように思います。若い頃のように、満員の通勤電車で毎日通い、さらに他人様の唾を頭から浴びるような(窓口)仕事をしていないと…。


@ iPhone画面の保護フィルム、どれを買おうか迷いますし、お店で貼ってもらうと手数料が…。なので、調べたところ、プロにも100均製品を自分で貼っている人がいるようですので、私もマネすることにしました。私の選択はこれです。自分でも簡単に貼れましたし、2か月たちましたが問題ありません。写真はゲーム機用のようですが、このiPhone用を使いました。

https://couple-game.net/switch-100yen-antiviral-film/


@ 「 NAGRA ナグラ オープンリールデッキ 」

https://www.hifido.co.jp/21-33692-24503-00.html?KW=&G=&P1=&P2=&A=10&N=&Y=&CT=0&M=1&LNG=J&OD=0&O=0&L=60&SD1=0&SD2=0&SD3=0

美しい。完動品のようですが、この美しさだけでも所有欲が満たされます。「 ローライのカメラ 」のように。

https://www.bing.com/images/search?q=%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%82%a4&qpvt=%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%82%a4&tsc=ImageHoverTitle&form=IGRE&first=1

ちなみに、私のアナログ・トランジスタアンプはこれ。

https://teac.jp/jp/product/a-r630mkii/top


@ クーポンの事務費が約900億円とかで騒がれていますが、選挙の即日開票の経費(超過勤務手当など)はいくらになるのでしょう。翌日の勤務時間中に開票をすれば、ほとんど節約できると思いますが。


(2021.12.11)

@ 近所の公園にはスズメ・ハトがたくさんいますが、カモとカモメらしき一群の越冬地にもなっています。それだけでなく、鵜や白鳥っぽい鳥も、時おり見かけます。

でも、ほんとうの脅威はカラス林なのです。ヒッチコックの世界を思わせるカラスたち。毎年繁殖時期になると、1~2回は攻撃されます。歩いているだけなのにしつこい攻撃を受けたので、両手を叩き、パチンと音で威嚇したら、背を向けて歩き出したとたん、Uターンして再攻撃されました。なかなか好戦的です。今は繁殖期ではありませんが、少年・少女期のカラスたちが(鳴き声が幼いので分かる)空を覆っています。

そんな中歩いていると、一話のカラスが近くにとまるのです。同じ場所で二度もありました。追いかけて来る気配も。どうやら、エサをくれる御仁と勘違いしているようです。ハトにエサをやる人も少なくありません。ハトにエサをやれば、カラスが来て、カモメやカモも来ます。カラスはネコと同じぐらいの知能があるとか。私は無実なのに、カラスに顔見知りが出来てしまった事に複雑な心境です


@ 私のスマホケースは手帳スタイルです。手帳スタイルは落としにくいので気に入りました。しかし、使い始めて気がつきましたが、洗いにくいのです。外出先でテーブルに置いたり、エレベーターのボタンを押した手で触ったりで、汚れは蓄積されていきそうです。すると、帰宅して手を消毒しても、スマホを触ればウイルス再汚染の心配があります。年末まで3カ月使ったら、新年からは手帳スタイル以外の物にしようかと思案中です。しかし、よく考えたら、ケースを新調しても、帰宅したら手の消毒と同時にスマホの消毒もしないと意味が無いのではないのか?


(2021.12.10)

@ NHK・朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が朝から泣けると評判のようですが、本日分の放送を観たら多くの方がウルウルされると思いました。そして、「亡くなった者のおかげで引き合わされた二人」という設定は、映画「永遠の0」を連想させ、それが、余計泣かせました。これが日米友好の作品なら、敵国という壁を乗り越えて、二人は国際結婚をするのでしょうか。


@ それはそうと、バイデンさんはお元気ですね。


@ 私が子どもの頃、親戚にトヨタに勤めている人がいて、わが家に寄られる時には必ずお土産を持ってきてくれました。そのお土産が親戚中で一番豪華だったのです。饅頭なら二倍ありました。子ども心にトヨタは良い会社だと思いました。そして昨今では、トヨタは公務員よりも給料が良いと思っています。


(2021.12.9)

@ 事前にiPhone使用の友人に相談しておき、私も同じスマホキャリアの同じ料金プランで、機種も友人推薦のiPhoneを買いました。ショップからお値打ちだとしてAndroidを薦められましたがお断りしました。高齢者がスマホデビューするときには、教えてもらう立場になっても困らないよう、注意する必要があると思いました。

ショップでもらったマニュアルにも見つけられない「専用の通話アプリ」の存在を、ネットで調べて「今」知りました。それに「LINEで電話できる」のも初耳でした。ネットで調べて、いわゆる「IP電話」らしいことを知りました。どちらも無料電話らしいですが、友人も私も電話は好きではないようなので、二人とも縁がない機能でしょう。多分、平均的高齢者の知識はこんなものだと思います。ちなみにスマホ通信量も、私の場合1か月1MB以内です。ブログもメールもネットサーフィンも、操作が楽で画面の大きいノートPCで行いますし、電話もかけませんので、スマホは事実上のお守りです。


@ 「 接種証明アプリ、懸念残したまま 20日導入、誤ったワクチン記録で交付の恐れ 」

https://www.asahi.com/articles/DA3S15136329.html

役所の仕事に間違いはないと思っている方は多いと思います。しかし、役人とて人の子、日々間違いをしていると言っても良いぐらいです。

役人だけではありません、12月は年末調整の時期、来月1月になると給与支払報告書が市町村に提出されますが、それにも少なくない間違いがあります。個人が提出する市県民税申告書や、確定申告書にもあります。だから、そのまま単純入力は出来ません。

役所の仕事の多くは、その点検だと言っても良いぐらいです。目を変えて複数回の点検は普通の事です。それでも間違いをゼロにする事は困難で、納税通知書を送付してから納税者の反応で分かることもあるのです。一般に納税者は役所が間違えたと思いますが、その前に申告書等が間違っていることの方が多いのです。役所に非があるとしたら点検で発見できなかったという事です。そういう意味で役所の謝罪は不可避ですが。

新型コロナでは最初から間違いが起こりにくいシステムを構築したかったでしょうが、100年に一度のパンデミック、みんなパニック同様になっていて、そこまで考えている余裕はなかったのでしょう。


@ 中国のオリンピック問題。米国などは完全ボイコットではなく、外交限定ボイコットをするようです。諸事情を勘案して一段階レベルの低いボイコットですね。ならば、日本はそれに自国の特殊性を追加して、米国よりもさらに一段階レベルの低い対中政策をとるのを基本とすればよいと思います。つまり外交的ボイコットはしないという選択から議論をスタートするのです。そして、議論で注意しなければいけないのは、正義と国益を混同しないという事だと思います。

追記

TVドラマや漫画でおなじみの、「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)のヒロインが、何に苦しんでいるかと言えば、多くの場合、法律と現実との狭間に苦しんでいるわけです。

公務員が行政を行う時、法律を厳格に適用しようとは思っていません。適正な運用が正解だとされています。しかし、適正とはグレーゾーンのことでもあります。だから、住民の要望を聴いていると、うっかり適正から逸脱する心配もあり、その防止のためには、相手と自分だけでなく、つねに第三者的視点も忘れない事が大切です。公務員はこの問題に就職してすぐ直面します。そして、それは定年の日まで続くのです。

ケースワーカーにならなくても同様な問題は起こります。例えば、個人を特定するためには住所・氏名・生年月日が完全一致しなければなりません。生年月日が1日、住所が1番地違っても、名前の文字が「朗」と「郎」の違いであっても別人です。しかし何百件もあり、時間的制約もあると、いちいち実地調査をしている余裕はないので、内部調査と、経験と常識を使って役所の責任で名寄せしていくのです。

何百件も短時間で処理すれば、常識的には同一人物でも、確固たる証拠がない場合、微かな罪の意識さえ感じて言いようのない疲労感を感じることがあります。それでもやらなければ仕事が進みません。これを解消するためにマイナンバーと税務情報の紐づけをしたいわけです。

何の話をしたかったのかと言えば、これは中国のオリンピック問題と相似形だという事です。正義(法律)と完全一致させられない現実の狭間に日本は苦しんでいるわけです。そして、答えを出すときには第三者的視点も忘れてはいけません。もちろん、スケールが全然違うことは承知しています。


(2021.12.8)

@ 子供は成長するために飢えているのだと思います。飲食や愛情、知識に飢えているのは当然ですが、最近は、「美」に飢えているのではないかと思い始めました。ふり返れば、幼き日のわが家にはあまり感じられませんでした。その後、私が見つけた美の一つが音だったのだと思います。ネットラジオではクリスマスソングが花盛りです。

幼い頃もクリスマスケーキを食べました。テーブルの丸いケーキが思い出されます。しかし楽しかった記憶は無く、いつも寒々としていたのはなぜかと考えるようになりました。もしかしたら、そのケーキが数少ない美であり、数分後には自分たちで壊してしまう運命を哀しんでいたのかもしれません。


@ 10万円支給の話、クーポン分の経費が900億円なので「全額現金にして」という議論があります。確かに900億円はもったいない気がしますが、この議論で目立たない部分は、クーポン券で潤う商店のメリットです。さらに、そこから発生する政治家のメリットの話。それらを計算に入れないと、政治家の考える本当の損得勘定は計上できないのではないでしょうか。


@ 『 電話オペレーターの神ワザ…「できないものはできない」を肯定表現に変える"あるひと言" 』

https://trilltrill.jp/articles/2249701

私も窓口経験が長かったので、いろいろな思い出があります。今でも至らない事の方が多かったと思っていますが、「否定を肯定表現で伝える」という技能は、経験上「効果あり」と悟って、私も使っていました。「それは出来ません」と単純に返すのではなく、「こうすれば出来ます」とプランBを提案するのです。


@  http://www.superdramatv.com/line/scorpion/

「 SCORPION/スコーピオン 」の第1シーズンを民法で放送していました。試しに第1作目を観ましたが、これがとても面白かったのです。米国政府に雇われた、いわゆる天才ホワイトハッカー集団のお話ですが、これはデジタルメインアンプと真空管プリアンプを組み合わせた、ハイブリットアンプのような世界観を描いているようです。

https://online.stereosound.co.jp/_ct/17216088

つまり、彼等は高IQであることを自認していますが、高IQ者に起こりやすいらしい低EQに、密かに劣等感も持っているのです。「アルジャーノンに花束を」の世界観ですね。

それで、IQは並みでも高EQの女性を補佐役に入れて強化を図るのです。政府からは目の球が飛び出るほどの高給がもらえます。そして、彼女の子どもが高IQであることも分かり、子どももチームの一員として育てるようです。女性は母子家庭でレストランのウエイトレスで生計を立てており(ここで最初の作戦が実行された)、子どもが自閉症か何かと誤解して、人生に少し失望しているようでしたので、国家公務員にもなれるし、思わぬ展開に大喜び。

そして、研究室ではなく、レストランで作戦を行ったという事で、デジ・アナ的な世界観ですね。

クライマックスでは時速300キロで地上すれすれに飛ぶ旅客機から、有線ケーブルを垂らし、滑走路を走るオープンエアのスポーツカーのノートPCに、プログラムのダウンロードをするという、デジ・アナ(有線ケーブルを使うところがアナログ)ぶりを見せつけ、ふと、往年の名作「サンダーバード」の第1作を連想させました。まるで高速エレベーターカーです。

https://dic.pixiv.net/a/%E9%AB%98%E9%80%9F%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC

そして、興味深かったのは、チームの天才たちは、すぐに自閉症っぽい少年の天才を見抜くことです。そして、少年も初対面の彼らにすぐ心を開くのです。驚く凡人の母親。やはり、以心伝心というものはあるような気がします。


@ 『 ドンキが「テレビのようでテレビじゃない」スマートTVを発売。受信料は払わなくていいの?NHKに聞いた 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/95bf7ac764e00be9ab25db32dec4ff1b51d995e4

1年前にわが家のTVが壊れた時、ビデオのチューナーでは映ったので、TVの内臓チューナーが壊れたのだなと思いました。つまり、以後もビデオを使えばTVが観られたのです。しかし、操作が面倒になるし、同時録画が2番組から1番組に減ってしまうし、もう10年も使ったTVなので、この機会に買い替えたのです。そんな事を思い出しました。


(2021.12.7)

@ 朝日新聞2021.12.7(朝)16~17面、エルメスの全面広告もおもしろいです。雪山でスケートをする一人の紳士がいますが、雪山なのに入道雲なのです。ネットで調べたらあり得るようですが、記号としては夏のものなので、違和感を感じさせて注目させる手法なのでしょう。

さらにスケーターが滑っている断崖がスカーフになっていますが、スカーフの柄、一見、雪と岩肌のように見えるものは、一部スカーフからはみ出しているシマウマです。新聞を縦方向に立てると馬が見えてきます。


@ 10月~11月と続いてきた住民税の実地調査は、12月上旬で終了となるところが多いはずです。納税課は年中調査をしていますが、課税の方はひとまず終了です。以後調査に来ることはほとんどありません。あとは年末調整関係の仕事と、新年度の税制改正の勉強、そして、仕事納めの日は第4期(1月納期)の納税通知書等の発送が忙しいです。


(2021.12.6)

@ 先日、就職希望1位が地方公務員…3位がトヨタ自動車という記事を見ました。では、地方公務員が密かに憧れる民間企業はというと、(私が知る限り)上位はトヨタ自動車なのです。


@ (私の聞き違いでなければ)デビュー当時の中村雅俊さん主演のTVドラマ「俺たちの旅」には、番組の終わりに俳句・短歌のように短いポエムが挿入されており、あの試みは「俺たちの旅」が最初だったと、先日のTVで中村雅俊さんが語られていました。

そう言えば、似たようなポエムがヒロシさんの人気TV番組「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」のラストにも挿入されており、「そうか、あれはヒロシさんの『俺たちの旅』だったんだな」と思った次第です。

追記

https://www.uta-net.com/movie/1134/

この「俺たちの旅」の主題曲と、ヒロシさんの人気TV番組「ヒロシのぼっちキャンプ」の主題曲も、どこかメージが似ていますね。

Eddie Vedder - Guaranteed (Into The Wild)


@ 「聖徳太子は10人の話を同時に聞いた」とか伝えられています。この手の伝説は話半分に聞くのが良いと思いますが、ならば「5人の話を同時に聞く」というのは現実として可能なのでしょうか。

例えば、拙い英語力で会話するときには、知っている数少ない単語から全体の状況を想像せざるを得ません。でも、「ヘルプ」と「ポリス」さえ聞こえれば、後の99%が理解できなくとも110番できるわけです。

そして、長年の職場経験から、大多数のお客様の要望は、いわゆる「よくある質問」に大別でき、本当に目新しい問題などは少ないということを知りました。その一握りを熱心に聞けば、もしかしたら、たまに5人ぐらいの人が窓口に押しかけても、こなせるのかも…と思ったりしています。私には2~3人が限界でしょうが。


@ 先日から聞き始めたベリンガーMS16ですが、2日間ほど鳴らして、わずかにあった高音のギスギス感が少なくなり、低音のふくよかさが出てきて、バランスが良くなりました。タンノイなどもそうですが、低音が充実すると高音がやさしく聴こえるものです。

内部に使われている電解コンデンサーという部品は、充電池みたいなもので、何日も使っていないと自然放電し、結果、馬力を必要とする低音のやせた音になるのです。これは基本的にどんな製品でも同じです。

正常時のこの製品は、深夜でも聴けるような極小音量でも、音の浸透力を失わず、かつ、重低音がそれほど出ているわけではないのに、クラシックのオルガン曲でも違和感なく楽しめバランスの良さがあります。世の中、オルガンがあまり楽しめないスピーカーもあるのです。

追記

このスピーカーは小型で重低音が少ないので、デスクトップの場合は、台ではなく、机に置いた方が低音が大きくなりベターです。私はゴム足を三点支持で下に敷いています。仰角を調整すれば中高音の調整も出来ます。私は落ち着いた音を好むので、机面と平行にしています。


(2021.12.5)

@ TVの録画機を買ったら、まず録画モードの設定をすると思います。例えば標準モードよりも8倍モードの方が8倍長時間録画できます。しかし、8倍にすると画質も少し劣化するので悩みどころ。「画質を比較して自分が気にならない下限点で、長時間モードを選択するのが使いこなしのコツ」でしょう。それが何倍モードになるのかは、人それぞれ。

同様に、「どれだけの低クオリティーに、あまり我慢せず、まあまあ心地よく自分は騙されてくれるのか、その下限ポイントをさぐっての数十年」が私のオーディオライフでした。だから、下ばかり見て生きてきたのです。世間のオーディオマニアは、「自分を覚醒させてくれるような、もっと良い音を追求すること」、つまり上ばかり見て生きているのだと思いますが。

追記

在職中、仕事で神経を酷使した時、音楽で癒されたかったですが、ほんとうは音楽よりも静寂を必要としていたのです。この矛盾、不条理を解決するために、機器には、できるだけ少ない情報量で音楽のエッセンスだけを伝達しもらい、耳ではなく心の中で音楽をイメージさせるのが理想だと、ぼんやりと考えるようになりました。

チリんと鳴る風鈴の音で、涼しさをイメージさせるように。

追記2

そしてこれは、「釣りは鮒に始まり、鮒に終わる」や「オーディオはロクハンに始まり、ロクハンに終わる」の、途中を省いたショートカットでもあり、最終形だと思うのです。


@ 「 大晦日に子供が生まれると、1日の事ですが、その年1年分の扶養控除が取れます。例外で、元旦に死亡した扶養親族は、1日の事ですが、その年1年分の扶養控除が取れます。例えば、同居老親等の扶養控除は所得税+住民税で103万円になります。当然に税金は安くなります。控除の日割り計算はありません。 」 (2021.11.28の抜粋再掲)

この他にも、いわゆる「基準日主義」は、あちこちに埋もれているはずです。政治家を含めた公務員は、大なり小なりこの事をご存じのはず。だから“文書交通費”が基準日主義になっていても、今まで特別疑問を呈しなかったのだと想像します。

今回、もし“文書交通費”だけを取り上げて日割り計算にすると、他の制度とのバランスの問題が起きかねません。かといって、他の制度まで日割り計算にすると、そちらはそちらで新たな問題が起きそうで、収拾がつかなくなる危険があると想像します。そう考えると、文書交通費の問題は、拙速に答えを出すべきではないとも、先生方が思ったとしても不思議ではありません。

「 “文書交通費” 法改正は見送りへ 与野党の合意困難 自民幹部 」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211203/k10013373481000.html


(2021.12.4)

@ スピーカーを「Behringer べリンガー MS16」に替えました。2年前にオーディオをすべて売り払い、引っ越して最初に買ったアンプ内蔵のスピーカーです。いわゆるPC用の小型スピーカーのようなものです。

音は、あまり癖のないラジカセ的な音と言っても良いでしょうか。どなたかのオーディオブログに、「ラジカセの音を求めてコンポを組んでいる」みたいな記述がありましたが、「あるある」ですね。私も同様の音に触れると馴染むのです。フランス料理のレストランよりも、居酒屋の方がホッとするのに似ています。

https://www.electori-br.jp/products/602.html

追記

私は数年前に買ったソニーのCDラジオ「ZS-RS81BT」を大変気に入っています。CDとラジオが聴け、SDカードなどにタイマー録音もできるのです。切手大の32GのSDには500時間ぐらい録音できますから、60分のカセット500本分にもなります。

それにも増して良いのは音質です(メガバス・スイッチを常時ONにしてふっくらと、FMはノイズの少ない常時モノラルに)。エージングをすればビロードの滑らかな音がして、とても癒されます。ベッドサイドの最高の友でありますし、デスクサイドの一台も務まると思います。

ベリンガーMS16と値段が近いので、こちらの選択も良いかもしれません。入力端子もあるのでアンプ付きスピーカーとしても使えます。最終的には、私のオーディオは、「デスクサイドとベッドサイドのCDラジオだけ」になる可能性もあります。ベリンガーでは、まだハイファイ過ぎる感もありますし、どちらを選ぶか微妙な選択です。

CDラジオ「ZS-RS81BT」

https://www.sony.jp/radio/products/ZS-RS81BT/

追記2

私のように露骨に「ラジカセの音が好き」とまでは言わないまでも、実は、私などが買えないような高級品を使っている方々の中にも、似たような音を好まれている方が少なくないと思います。

以前にもご紹介しましたが、「釣りは鮒に始まり、鮒に終わる」や「オーディオはロクハンに始まり、ロクハンに終わる」という言葉があります。ロクハンとは、六インチ半のことで、16センチ程度のフルレンジスピーカーのことを言います。総額何百万円もの高級オーディオの横に、ロクハン程度のスピーカーを置き、しみじみと楽しんでいる方は少なくないと思います。

追記3

安いオーディオの音を悪く言う人はたくさんいます。しかし、「高音も低音も出ない」→「鼻をつまんだような中音重視の凝縮感のある音(「臭い音」と言う)が好き」なのです。「音が団子になっている」→「団子になるほどの凝縮感のある音が好きです」し、オーケストラの指揮者か誰かに、「苦労して私たちが混ぜたものを、なぜ君たちは分離したがるんだ」とオーディオマニアに疑問を呈している人もいました。さらに、「クラシック音楽を理解するためには、ミックスサラダを食べよ」と、ハーモニーの重要性を訴えた評論家もいました。ハーモニーと団子は微妙に違うかもしれませんが。


(2021.12.3)

@ 『 市外局番「050」からSMS 電話したら…47万円詐欺被害 』

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%B8%82%E5%A4%96%E5%B1%80%E7%95%AA-%EF%BC%90%EF%BC%95%EF%BC%90-%E3%81%8B%E3%82%89%EF%BD%93%EF%BD%8D%EF%BD%93-%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%89-%EF%BC%94%EF%BC%97%E4%B8%87%E5%86%86%E8%A9%90%E6%AC%BA%E8%A2%AB%E5%AE%B3/ar-AARnXL0?ocid=msedgdhp&pc=U531

20年以上もPCを使い、毎日のようにネットを楽しんでいますが、一度もウイルスに感染したことはありません。①出所のわかる広告メールは来ますが(配信停止は、こちらからの送信になるので、念のため致しません。)、②あやしげな迷惑メールに困ったことはありません。

そんな私ですが、スマホを使い始めて2か月ほどで、毎日のように②が届くようになりました。返信を要求するようなものもあります。このような場合、使用者である私が、ネットサーフィン中に、あやしげなサイトに個人情報を入力した結果だと思われるかもしれませんが、そのような記憶もありません。そんな事をしたければ、とっくにPCで行っています。

それどころか、今思えば、ショップからスマホを持ち帰った直後、操作方法を覚える前から、すでにあやしげなメールが入りつつありました。初心者の私には、「そういうものなのか」「あやしいメールなのか」の区別もあいまいな時期から。つまり、私が入力したのではなく、どこかほかの段階で、情報の漏洩が起きているような気がしてなりません。あちこち調べて、すでに複数の迷惑メール対策を完了しました。もう少し様子を見たいですが、対策後には入らなくなったようです。

『 固定電話は「オレオレ詐欺」にねらわれるからスマホだけにすべし』みたいな話がありますが、わが家の固定電話にかかったことはありませんし、2年前から録音機能付きにしましたから、さらに安心です。しかし、PCの世界に疎い高齢者にとって、決してスマホも安全な世界ではないし、むしろ危険かもと思いました。

『 「あなたの電話番号でPCウイルス広まり訴訟に」 81歳女性、1500万円だまし取られる 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/060d491709a1621b6f66e5a3ad7c246bbc116346

追記

迷惑メール対策には複数の方法があるようですが、私のようにPCに疎い人が最適な方法を選択するためには、スマホを買ったショップに相談するのが良いと思います。私はショップからもらったマニュアルの方法を取りました。(会社によって違うでしょうが)スマホ会社のホームページ内にあるマイページで設定できました。信頼できない情報にだまされ、「オレオレ詐欺を防ごうとして、オレオレ詐欺にあってしまう」ようなことにはご注意ください。


@ 一流ブランドで、美男美女がモデルになっているような広告写真は、微かな違和感を生んで注目させるような小細工がしてあることがある。そんな話を過去に本で読みました。

それ以来、新聞の全面広告にあるような、同様の写真を解読するのが楽しみでしたが…。

久しぶりにそんな事を思い出して、今朝、2021.12.3の朝日新聞(朝刊)14~15面の、DIOR(ディオール)の全面広告を眺めたら、中央に立つ女性の足がありませんでした。これなど分かりやすい部類ですね。

( ギリシャ神殿の前に、当時の衣装を着た女性が6人いて、中央の一人だけが空中浮遊していたのです。 )


(2021.12.2)

@ 「 オミクロンはコロナ終焉シグナルか-JPモルガンが押し目買い勧める 」

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-02/R3GXEXDWX2PV01?srnd=cojp-v2

このお話と、日本のコロナの「ウイルス自己崩壊説」は、一見正反対に見えても、根っこのところの「終焉」という記号は同じなのではと、両者は同じベクトル上のバラツキにすぎないのではと、素人の私は思いたいのですが。


@ 「 化粧直ししたナナちゃん人形お披露目 」

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20211201/3000019656.html


(2021.12.1)

@ 『 「公務員との結婚…覚悟が必要!」意外!?結婚後の苦労とは… 』

https://trilltrill.jp/articles/2236246

「あるある」ですね。

追記

台風や大雨で警報クラスが出ると(出る可能性が高いと)、市町村役場職員等は交代で役所に詰めます。深夜でも招集がかかるのです。ワンシーズン(夏場)に一回ぐらいは覚悟が必要です。つまり、毎年一回ぐらいは、妻子は心細い思いで災害を乗り越えなければならない可能性があるのです。通常1日で帰宅できますが、大災害になると、いつ帰れるか分からない可能性もあります。さらに、平職員よりも管理職の方が、人数が少ないので帰りにくいかもしれません。


@ 『 【報知映画賞】永野芽郁、初の主演女優賞…「実写化したら芽郁に演じてほしい」背中押してくれた母に感謝 』

https://hochi.news/articles/20211130-OHT1T51192.html?page=1

「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」で、おくればせながらシリアスからコメディまで演じられる演技派だと気づきました。受賞おめでとうございます。


(2021.11.29)

@ 『 下呂温泉の名所「噴泉池」入浴NGへ 水着未着用などトラブル続出で 』

https://www.asahi.com/articles/ASPCV61VVPCTOHGB00W.html

下呂温泉というと、地元ではおなじみの温泉郷で、会社の慰安旅行でも定番であり、何回も行ったことのある人も少なくありません。温泉郷の中央を流れる飛騨川の橋を渡るとき、河原に見える露天風呂は有名です。

しかし、吹きっさらしで冬は寒そうですし、周囲から丸見えなのに、脱衣所の場所も良く分からなかったので、入ったことはありません。そして、あそこは2010年から水着着用になったのですね。私が下呂に行ったのはそれ以前でしたから、私の記憶が違っていたのはしかたないのでしょう。しかし、足湯専用となれば、オールドファンには気の毒かもしれませんが、気軽感が何倍にもなって、客数は増えるような気がします。


@ 一般論として「レコードプレーヤーは高級品よりも普及品の方が柔らかな聴きやすい音がする」ようです。これはオーディオ誌の片隅にさり気なく書かれていた言葉ですが、ライターさんの「本音」だと思いました。「柔らかな音を求めてLPの世界に入ったのに、高級品を求めるほど、CDの音に近づいていくという不条理がある」ことにプロが触れた稀有な記述です。

私自身、おせいじにも経験豊富だとは言えませんが、ぺなぺなのプラスチック製入門機と、ダイキャスト高剛性ボディの中級機でシンフォニーを聴き比べたら、中級機の方が「鮮明だけど、うるさい音」がしたのを経験しており、自分の好みは入門機だと思ったことがあります。

ちなみに、トーレンスはオルゴールのメーカーでもあったので、「音は響かせてナンボ」という話に、とりわけ理解を持っているメーカーだと思います。ですから、レコードプレーヤー(今風に言えばターンテーブル)でも、その他大勢のメーカーとは違った音作りをしているようです。アナログ独得の柔らかさを、さらにデフォルメしてくるような音、それが私の理解しているところです。


(2021.11.28)

@ 「 レコードプレーヤー、MMカートリッジ、音質比較テスト 」

https://www.ippinkan.com/thorens_td170-190.htm


@ 「 国会議員“文書交通費”日割り支給可能にする法改正含め協議へ 」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211117/k10013350491000.html

話しは変わりますが、庶民の税金のお話。所得税等の扶養認定日は12月31日です。

大晦日に子供が生まれると、1日の事ですが、その年1年分の扶養控除が取れます。例外で、元旦に死亡した扶養親族は、1日の事ですが、その年1年分の扶養控除が取れます。例えば、同居老親等の扶養控除は所得税+住民税で103万円になります。当然に税金は安くなります。控除の日割り計算はありません。

所得税・同居老親等 58万円

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1180.htm

住民税・同居老親等は45万円

https://www.city.nagano.nagano.jp/site/kojin-shiminzei/458639.html


@ 一般論として、映画等が法律に反しかねない事を描く場合、私が責任者ならプロの法律家の意見を聞き、後々問題化しないように注意します。問題とあらばシナリオの訂正もお願いします。私のような素人でもそうするぐらいですから、プロの関係者の方なら、その辺り、まず抜かりはないと思っています。ですから、一見「違法かも」と思える事があったとしても、実は合法になっているのだと思います。

でも、問題は観客側にありそうです。観客は私のような素人が大多数でしょうから、(私も含め)どこまでが合法で、どこから違法になるのかの微妙なラインが分かりにくいはずです。ですから、「映画やTVドラマのまねをしても良いんだ!」と単純に解釈をしてしまうことが心配だと、老婆心ながらそう思うのです。


(2021.11.27)

@ 「 コーナー型スピーカー 」

https://www.hifido.co.jp/21-33361-22152-00.html?KW=&G=&P1=&P2=&A=10&N=&Y=&CT=0&M=1&LNG=J&OD=0&O=0&L=60&SD1=0&SD2=0&SD3=0

説明文を読み、写真を上から下まで見終わった瞬間、浮世の憂さをすっかり忘れている自分に気がつきました。小説を読む方の醍醐味も、きっと、そういう事なのでしょう。

品の良いモノラル・スピーカーを1本だけ書斎の片隅に置き、濁り音が美しい多曲管シングルアンプで、できればトーレンスでのLPレコードや、ナローなAMのラジオ深夜便を聴くのを、いつも夢見ています。

追記

商談中になったようです。


@ やぐらごたつは早々と出していますが、エアコンの予定は12月からでした。しかし、エアコンの掃除をしてONにしたら、もうOFFに出来なくなりました。映画「クライ・マッチョ」のチラシにあるキャッチコピー、「今こそ、本当の強さの意味を問う」が、心に沁みます。


(2021.11.26)

@ 映画「老後の資金がありません!」のレビューで公文書をご紹介しました。それをご覧になった方の中には、要件のみで挨拶文が無いと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この文書の場合は、たぶん送付状がついていて、そちらに簡単な挨拶分が書いてあるのだと思います。もし送付状が無い場合には、本文の頭と終わりに、一言づつ挨拶文を入れるのが、私の知っている自治体の慣例です。個人の手紙でもそうしますね。あれと同じ感覚です。


(2021.11.23)

@ 〔 横手彰太「60代からは増やすより守る! この先起こる『お金』の問題を予め知り、明るい老後を」 〕

https://news.yahoo.co.jp/articles/9e4c493ce02a4f8660a924560b1abd5797e94795?page=1


@ 面白いことに気がつきました。Voicyを聴かせていただくときに、トランジスタアンプでは1.2倍速が限界で、1.5倍速にすると半分ぐらいしか内容が分からないし、無理に聴こうとするとストレスで胃が痛くなりそうだったのです。

しかし、真空管アンプで聴くと、1.5倍速でも1.2倍速で聴いているように楽なのです。無理に聞こうとしなくても、ほぼ全文が聴こえてきます。耳がいつのまにか高速に慣れたせいもあるでしょうが、真空管アンプの秘められた力、ボケているような顔をしながら、ボケておらず、しっかりと本質を伝えていく力みたいなものが、垣間見えたのではないのかと、思ったりしています。

追記

オーディオで音楽を聴くとき、「充実した音」が再生された場合は、「音楽のテンポがゆっくりになった」ように聴こえます。これはオーディオ雑誌に書いてあった話ですが、機器をいつもいじっている私も、何回もその不思議を経験しています。本当にテンポがゆっくりと聴こえるのです。現在使っている私の真空管アンプは、音楽のテンポをゆっくりとはさせませんが、言葉のテンポはゆっくりさせているのでしょうか。

追記2

「音楽のテンポがゆっくりになったように聴こえる」と言うと、呆れ顔をする方もいらっしゃるかもしれませんが、言うまでもなくこれは錯覚です。そして、視覚的な錯覚、触覚的な錯覚があるなら、同じ脳の現象なので、聴覚的な錯覚も存在すると思う方が自然だと思います。

追記3

では、どんな時にテンポがゆっくりに聴こえるのかというと、オーディオを取り換えて、高音が伸びた時には聴こえませんが、中低音が充実した時には聴こえやすいのです。

中低音の充実感からは、もふもふの毛布をかぶったようなリラックスが生まれることがあります。そのリラックスが、聴こえ方に錯覚を与えているのかもしれませんね。ゆっくりとしたテンポは人にリラックスを与えるかもしれませんが、リラックスを感じるとテンポがゆっくりに聴こえる事もあるのかもしれません。興味深いのはネットを見ると、「シャワーを浴びた後には音楽がゆっくりと聴こえる」と証言している方もいらしたことです。リラックスという共通点がありそうです。

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3532373.html

追記4

私が初めてハワイに行った時の話をします。7日間でしたが、2~3日した時、おかしなことに気がつきました。ご存じ、ワイキキのホテルロードには車がビュンビュン走っています。日本の自宅前と同じように。しかし、自宅前ではうんざりする騒音が、ハワイではまったくと言ってよいほど聞こえないのです。それに気がついて、道端でクルマを見ながら騒音に神経を集中すれば、確かに騒音がありました。しかし、地上の楽園ハワイに「舞い上がっている私の心」に、その騒音は無いも同然なのです。

追記5

野球選手が「ボールが止まって見える」と言うことがあります。私は野球をしませんが、アーチェリーで言えば「的が大きく見える」ことがあり、10年間で後年に2~3回経験があります。ある日、ふと「今日は的が大きく見える」と気がつくのです。何かが充実している時にそんな気分になるのでしょう。

それから矢は止まって見えませんが、矢が空中を「魚のように泳ぐさま」は見える事はあります。素人には高速の矢そのものが見えない事もありますし、見えても線が走るだけですが。

動画で見えますでしょうか。

https://www.youtube.com/watch?v=HWXpXUmYCYI

https://www.bing.com/videos/search?q=%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%80%80%e3%80%80%e3%82%b9%e3%83%ad%e3%83%bc&ru=%2fvideos%2fsearch%3fq%3d%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2581%25E3%2582%25A7%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2580%2580%25E3%2580%2580%25E3%2582%25B9%25E3%2583%25AD%25E3%2583%25BC%26qs%3dn%26form%3dQBVR%26sp%3d-1%26pq%3d%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2581%25E3%2582%25A7%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%2520%25E3%2582%25B9%25E3%2583%25AD%25E3%2583%25BC%26sc%3d0-10%26sk%3d%26cvid%3dBC211E69368642B291390AF6E6C645A3&view=detail&mid=025E191CBF19CFE0E417025E191CBF19CFE0E417&rvsmid=C049D063027C4652282CC049D063027C4652282C&FORM=VDQVAP

追記6

余談ですが、下記の彼女が矢を射るとき、指を離してはいません。指の力を抜いているだけです。(昔のように)いわゆるパーをして指を離そうとすると、指と腕の筋肉に、余分な力が入り、矢の進路を曲げてしまいかねないからという、これが私の知る限りの、最新理論です。

さらに、矢を放した後の彼女の右手は、顎の線に沿って首の方、背中の方に回ります。そうしないと矢はまっすぐ飛びません。初心者は前面に腕を開いてしまい、矢は逆方向、つまり左に飛んでいきます。

さらに、弓を押している左手は、矢を射る瞬間、弓を離すのです。だからきれいに弓が回転しています。しかし、初心者は「ぎゅっ」と握ってしまうのが常です。そうすると、弓がブレて、矢も曲がって飛んでいきます。

と、口頭で何回説明しても、過去の私を含めた初心者は、まずできないのです。弓を引くと強力なバネに対する恐怖心から、半ばパニックになっているからだと思われます。頭の中は真っ白に近いのです。

しかし、数えきれないほどの矢を射れば、やがてパニックも収まり、上空に幽体離脱したように、他者の視点から、冷静かつ、三次元的に自分のフォームを観察できるようになります。もちろん、外面だけでなく、見えないメンタルや、筋肉の状況、重心の位置も把握しながら、対戦相手、観客、風の状況なども、観察できるゆとりが出てきます。

「 Archery in slow motion S01E05: Chang Hye Jin 」

https://www.bing.com/videos/search?q=%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%80%80%e3%80%80%e3%82%b9%e3%83%ad%e3%83%bc&ru=%2fvideos%2fsearch%3fq%3d%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2581%25E3%2582%25A7%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2580%2580%25E3%2580%2580%25E3%2582%25B9%25E3%2583%25AD%25E3%2583%25BC%26qs%3dn%26sp%3d-1%26pq%3d%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2581%25E3%2582%25A7%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%2520%25E3%2582%25B9%25E3%2583%25AD%25E3%2583%25BC%26sc%3d0-10%26sk%3d%26cvid%3dBC211E69368642B291390AF6E6C645A3%26FORM%3dVDVVXX&view=detail&mid=13C057E8D1B6BA6FD88413C057E8D1B6BA6FD884&rvsmid=44CE095B9E6705D1210144CE095B9E6705D12101&FORM=VDRVRV


@ 『 投資は「プロ」にお任せ、それで大丈夫? ファンドラップ残高12兆円超、5年で倍増 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15120007.html

私が株に興味を持ったのは40歳の頃でした。しかし、初心者は倒産が怖いのです。その見極めも素人は自信がありません。だから、大手証券会社に行き、そこの旗艦商品であった投資信託を買いました。しかし、結果は大損をして売り払いました。ちょうど日経平均も下落していましたし、手数料も高かったのです。

ファンドラップはどうかと言えば、私がマネー本等で読んだ知識では、あまり良い話はありませんでした。いつのまにか友人が買いましたが、やはり損をしたので売ったと憤慨していました。

この記事の中に、「金融庁幹部は『金融機関が手数料で稼ぐために運用している商品になっていないか、顧客本位の観点から見直してほしい』と話す。」(抜粋)と書いてあります。金融機関にとっては、これらの商品の運用成績が上がろうと、下がろうと、手数料が入ってくるのです。成功報酬ではないので。

追記

ちなみに、退職金で株の大勝負はいかがなものでしょう。私が40歳で始めたのは給料がもらえているうちに株をやり、60歳の定年になったら止める算段だったからです。定年後は収入が激減しますから、株で大損したら穴埋めが困難です。もちろん、ボケ防止に、小遣い銭程度で遊ぶのは良いことだとは思います。友人にはそんな人もいますが、私はオーディオや映画のことを考えていた方が楽しいです。

『 「ラップ口座」はコストの把握を(運用相談室) 』

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL26HFP_W0A520C2000000/


@ 2021.11.21にご紹介したKIOXIAの32G・SDカード、録再をしましたが問題なくできました。(同時比較したわけではないのでハッキリとしたことは言えませんが)、以前使っていた他社のSDと比べ、音はソフトで上品な印象を受けました。「何を変えても音が変わるのがオーディオ」ですので、不思議はありません。

けっして緩いという意味ではありませんが、機器にセットするとき、以前使っていたSDより気持ち弱い力で抜き差しできる様な感じです。この極めてわずかな機械的な「あそび」の差が、共振モードの差になって、電気信号にも差を与えているのかとも思いました。誤解の無いよう重ねて申し上げますが、これは個性の差であって、上下の差ではありません。

追記

この音から思い出したのは、若い頃にカセットテープに凝った思い出です。個性的で好きだったのはBASFのノーマルテープ。安いけれど、太くて温かい中低音にキリっとした高音が乗って好きでした。血の通った音とはあの事です。全体的にそつなくクリアだったのはTDKのAD(だったかな)、モニター的というか、日本的というか、ポップス・ジャズはこれです。そんな中で、ふんわりと柔らかく、異色に上品だったのが、(たしか)マクセルかどこかの上級製品でした。クラシックならこれでしょう。

カセットテープは黎明期から知っていますが、最初はAMラジオのような音しかしませんでした。それをクリアな音にするのが技術的進歩だったわけですが、その先に、クリアを卒業したようなソフトな音が生まれてきたのです。しかし、そのソフトは黎明期の音とは似て非なるものです。


@ 20代の頃、私はこの方のLPを買いました。CDへの移行期に手放してしまいましたが、今でも懐かしく、この歌を思い出すのです。

「 M氏への便り 」

https://www.uta-net.com/movie/215520/

追記

西岡恭蔵 『プカプカ』 1971年

https://www.uta-net.com/movie/38548/bKxQWxOtgNI/

この歌も忘れられません。LPを買ったのはこっちの方だったかも。


(2021.11.22)

@ 差し押さえの話ですが、(一般論として)差し押さえ前に役所は金融機関に預金照会をします。自分が本人になったつもりで、「A町に住み、B町で働いているとしたら、どこに預金するか」と地図をながめ、金融機関を探し、そこに「〇〇さんの預金はありますか」と郵送で照会をするのです。それに対して金融機関から「ハイあります」と回答があった預金記録に基づいて、差し押さえの準備をするわけです。


@ 『 市税滞納者への強制徴収で別人の銀行口座差し押さえ 同姓同名で生年月日も同じ 岡山市謝罪「あってはならないミス」 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac97168702e7bdd4cafb0efbed28bae86b3961f1

私が20代の頃、突然、職場の課長席に電話がかかり、「〇〇君、電話」と呼ばれました。電話機は職場にたくさんあるので、「課長さんをお願いします」とでも交換手に言わない限り、そんなところにかかることはありません。私にとっても在職中一回限りのことです。

びっくりして、恐縮しながら電話を受けました。

すると、地方銀行の銀行マンの、「お貸ししたお金の返済期限が過ぎています」という声が聴こえてきました。しかし、わが家の家訓は「無借金生活」でしたし、私にもそこに銀行口座はありますが、借金をした覚えはありません。

私がそう即答すると、電話の向こうでは「あれ?…すみません、同姓の他人でした」という声が聴こえ、一方的に電話は切れました。若い担当者のようでした。課長には「間違い電話です」と言って席に着きました。課長は無言でした。この話はそれっきりです。

しかし、落ち着いてよく考えれば、わざわざ課長席にかかってきたのは「銀行のいやがらせ」でしょう。プライバシーである借金話を、職場で噂にしてプレッシャーをかけるという。部下の借金を上司は非常に気にします。借金が仕事の不正につながることもあるからです。

まだ若かった私の名誉のためにも、近所ですから、あの銀行の上司に、すぐに私と私の課長に挨拶に来てもらっても良かったと、時々思い出すのです。


(2021.11.21)

@ 私が20代の頃、通勤経路の途中駅に大型書店が出来ました。当時そこが画期的だったのは、店内随所にイスを置き、立ち読み(すわり読み)歓迎のスタイルを取ったことと、書店の中に喫茶コーナーも作ったことです。

しかし、何年かの後に、喫茶コーナーは無くなりました。2~3回利用をしたことはありましたが、当時の私が感じていたのは、遊園地の売店のような場所でコーヒーを飲むより、本物の喫茶店で飲んだ方が雰囲気が良いし、美味しく感じるという事でした。

今は、他にも喫茶コーナーのある大型書店がありますが、そこが成功している理由の一つは、外の店舗と同じおしゃれな有名なカフェを入れていることにあるような気がします。遊園地の売店ではなく、大型書店と対等に存在しているブランド・コーヒーショップの御威光です。


@ SDカードが必要になって、電気街で安売りしていた32GBを一枚買ってきました。まだ録・再は試していませんが、機械的には問題なくフィットしました。お店の説明では旧・東芝系の会社とかで、日本製です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%AA%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A2


@ 新型コロナワクチン3回目の接種時期が、8か月から6か月になり、又8か月に戻った問題。自治体からの懸念があったためとされますが、これが公務員バッシングの材料にされないよう望みます。

自治体にも都合があり、大きな仕事ほど急な変更が難しいこともありましょうが、それ以上に、接種会場の確保や医療従事者の都合もあるはずです。自治体は中間管理職の苦悩を味わっているのです。それを理解したからこそ、社長である国も8カ月に戻したのでしょう。もし有事だから6か月にしろと言うのなら、国の責任で強い行政指導を、官民問わず(施設管理者・医療従事者に対しても)、すべきなのではと思います。

朝令暮改をしたのは自治体ではありません。


(2021.11.20)

@ 「 ドローン練習場 大空に飛び立てば 」

https://www.nhk.jp/p/72hours/ts/W3W8WRN8M3/episode/te/VR1PRYYQQX/

NHK・TV「ドキュメント72時間」を観て驚きました。ハガキ2枚大の小型ドローンに、卵大の超小型カメラを搭載し、そこから送られてくる無線映像を、ゴーグル型のTVで見ながら操縦するのです。すると、何が起こるのかというと、地面に座っていながら、鳥のように空を飛べるわけです。上昇も下降も旋回も、自由自在に。鷹が飛翔する映像を思い出してください。少しオバーに言えば、あんな風に飛べるのです。世の中にそんな趣味があるなんて。

https://www.bing.com/videos/search?q=%e9%b7%b9+%e3%82%ab%e3%83%a1%e3%83%a9&ru=%2fvideos%2fsearch%3fq%3d%25e9%25b7%25b9%2b%25e3%2582%25ab%25e3%2583%25a1%25e3%2583%25a9%26qpvt%3d%25e9%25b7%25b9%2b%25e3%2582%25ab%25e3%2583%25a1%25e3%2583%25a9%26FORM%3dVDRE&view=detail&mid=C2119105A9C50F1E2317C2119105A9C50F1E2317&&FORM=VDRVRV


(2021.11.18)

@ 半生記以上もオーディオに興味を持ってきました。たくさんの機器を見聞きしましたが、それは音楽を聴く側という半分の世界の話でした。しかし、音楽を作る側の世界もあるのです。そこには音楽を作るための機器が存在します。聴く側の人間が驚くようなものもありました。

例えば、テープの回転ムラを電子的に再現するソフトとか、特定の種類の真空管の音を再現するソフトもあるようです。もちろん、従来からある、音量の幅を縮めるコンプレッサーとか、周波数帯域や特性を変化させるイコライザーとか、音を丸める・凝縮感を出すトランスもあります。最新のCD音源をそこに通すと、古いよれよれになったカセットテープの音を、安い真空管アンプで聴いているような音も作れるのです。

しかも、ピュアオーディオの世界から比べると、安い(と思う)。しかし、このような機器がオーディオ雑誌で紹介されることは皆無と言っても良いです。だから私も良く分からない。とてももったいない話です。音楽はもっと自由に楽しんでよいはずですから。


@ 映画「ボストン市庁舎」の予告編に出てくる映像、その多くは、映画の前半のようでした。なぜ後半が少ないのかは謎です。


(2021.11.17)

@ TVの「日本沈没ー希望のひとー」では、主人公の青年官僚が総理と対立してチームを外され、その後、いろいろあって山中の避難所にたどり着きました。

そこで避難所の管理をしている地元の市町村役場職員に協力を申し出るのです。市町村役場職員にとっては霞が関の官僚は上司も同然、すぐに有り難く指導を仰ぐことになります。

そんな中、「ホテルが何室か取れたから、一部の住民を異動させたいが、誰を選んだらよいでしょう」と役場職員から相談を受け、「体調の悪そうな人を優先したらどうですか」と答えました。そうすると、「多分あの人たち(たぶん高齢者のグループ)から不満が出ます」と言われ、初めて現場仕事の難しさを知り、「自分は国民の為とか言っていたが、実は何もわかっていなかった」とつぶやくシーンがありました。

高級官僚からあのような言葉をいただけると、市町村役場職員は泣いて喜ぶと思います。

https://www.tbs.co.jp/nihon_chinbotsu_tbs/

追記

主人公・天海啓示(小栗旬さん)は国の日本未来推進会議で働いていましたが、総理を含めた政治家や、同僚にいる反対勢力のために、とうとう追い出されてしまいました。

傷つき、失意の中、流れ着いた山中の無名の避難所で、彼は市町村役場職員の手伝いをすることになります。たぶん本音では「避難所ぐらい簡単だ」と思っていたのでしょう。しかし、そこにいる100人単位の避難民たちにも主義・主張があり、いや、彼等こそが公僕が奉仕する相手、その生身の存在だったのです。彼は未来推進会議の抵抗勢力とおなじように簡単にはいかないことを悟り、今までの無知を恥じました。どうやら、未来推進会議等と避難所は、相似形に置かれていたようです。

そして日本が沈没すると、100人単位どころか、1億3千万人の避難民が発生するのです。いったい彼らをどこに、どうやって避難させるのか、誰をホテルに入れ、誰を広場で寝かせるのか。食事は、物資は … 避難所の話は、日本沈没の問題と相似形でもあります。


@ 「 (リレーおぴにおん)声を感じて:14 カセット、手触り感と柔らかさ 角田太郎さん 」

https://www.asahi.com/articles/DA3S15112259.html

私が目指す、デジタルとは逆方向の「ほっとする音色」も、カセットの音に通じるものがあります。オーディオ全盛期はLPもカセットに録音してから聴いていました。

今、私はそれをCDプレーヤーにデジタルライントランスを付けるとか、PCの信号をUSB・DACを使わず、イヤホン端子からのアナログ信号を使うとか、真空管アンプ、それも濁り感が美味しい、小さな出力トランスを積んだ多極管シングルアンプに、オールドストックの(いぶし銀の音がする)真空管を使うとか、スピーカーもフルレンジ的な音色の物を使うとか、いろいろ工夫しているのです。

https://www.goodrooms.jp/journal/?p=14745

「 音の評価はクリアさだけではないと思うんです。カセットテープの音の良さは、柔らかさや丸み、中音域の厚みなどいろいろとあリます。ここを訪れる若い方は、純粋にカセットテープの音を聞き、新しい音のメディアだと感じてくれますよ 」(抜粋)

まったく同感です。


@ 普通の公務員から見て政治家先生は上司のような存在です。選挙で勝ち上がるなど凄いこと。だから敬意を表しています。その上で申し上げるのですが、そんな先生も、選挙で勝たなければ失職しかねませんので、住民の人気を取ることも仕事の一つだと思います。

対して公務員はというと、採用時から「公務員バッシング」という世界を泳いでいます。仕事のためなら住民に嫌われることも致し方ないと思っています。徴税職員などは特に。さらに、TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」では、ヒロインたちに「私たちは住民のサンドバッグよ」とさえ言わせていました。諦念すら漂わせて。現在放映中の「日本沈没ー希望のひとー」を観ても、やはり政治家と官僚の、微妙な思惑のずれが描かれていました。

誤解の無いよう申し添えますが、だから政治家はいけないなどと軽率かつ失礼な事を言うつもりはありません。どちらの視点も必要です。ただ、同じ公の仕事でも、住民の人気が必要な仕事と、嫌われ仕事があるということを改めて思ったのです。


(2021.11.15)

@ 『 フレデリック・ワイズマン「ボストン市庁舎」 役所に勤める人は「市役所割」を適用 』

https://eiga.com/news/20211110/11/

対象期間:11月12日~上映終了
割引適用方法:劇場窓口にて「職員証」または職員証に準ずるものを提示
割引詳細:当日料金2200円で鑑賞できる(通常は2800円)

しかし、現役の職員は仕事に疲弊しているので、休日にまで自腹で4.5時間のこの作品を観ようと思う人は少ない気がします。研修扱いで仕事が免除され、しかも無料チケットがもらえれば別ですが。公務員の研修は充実しており、例えば税務職員が税務研修を受けるのは当然として、その他にも、毎月のように福利厚生関係の研修案内が回覧され、希望職員は随時それに参加できるのです。この映画が公務員に必要なら、同様に研修の一環として採用すれば良いと思います。

一方、(割引対象外のようですが)現役をリタイアしたOBは、おそらく現役時代を懐かしむので、暇もあるし(割引対象になれば)興味津々で観に行くと思います。ただし、途中に15分の休憩があっても老体に4.5時間は長いので、二日に分けて観られる工夫があればよいと思います。OBの身分証明はないので、就職辞令・退職辞令等どれか一枚と、免許証等を組み合わせて、本人確認すればよいのではないでしょうか。

追記

でも、よく考えれば、私の知る限り市町村役場職員の多くは職員証を与えられていません。税務調査をしたり差し押さえをしたりする徴税職員には、顔写真付きの徴税吏員証が与えられますが、その他の、例えば市民課や保険年金課などの職員には無いのです。彼らが実地調査をする機会は徴税職員の1/100以下でしょう。その時には名札ぐらいしか持っていくものはありません。

訂正

「徴税職員以外には身分証明書が無い」と書きました。たしかに実地調査をしない担当は、まったくと言って良い程使う機会がありません。しかし、私の古い記憶にもあいまいなところがありますし、常識的には無い方が不思議ですので、申し訳ありませんが、「無い」という話は一旦取り消させていただきます。

追記2

ちなみに、名刺も多くの職員が持っていません。作っても係の顔となる係長以上しか、まず使う機会が無いのです。そもそも、公務員は法律で公平に仕事をする事を本分としていますので、民間のように「○○さんの個性に依存する仕事」は好ましくないのです。たとえば納税通知書は首長名で発行されますが、職員は首長の黒子として個性を封印し、過不足のない働きをする事になります。一人頑張りすぎて住民に不公平が起きるとトラブルの種になりかねません。

実際、小さな区が「比較的ゆとりがあるから」と丁寧な仕事をしたら、大きな区が「うちではそんな事をしている暇はない」と本庁(市役所)にクレームを入れ、本庁から小さな区が注意されたりします。


(2021.11.14)

@ NHKのTV「ドキュメント72時間」で、若者のイヤホンへの熱狂を紹介していました。音楽を聴いたり、電話をしたり(マイク付きイヤホン)、ゲームをしたりで、イヤホンは欠かせないようです。

すると、イヤホンによって音質が違うことに気がつき、高価な(中にはワンペア30万円ぐらいの物もある)ものを求めるようになり、イヤホン本体だけでなく、信号ケーブルも音質が変わると言ってこだわるようになります。さらに、ソースによって使い分けるように何個も持っている強者もいるのです。耳穴の型を取ったオーダーメイドのイヤホンもあるようです。

お父さんよりも小学生の娘さんの方が繊細な聴覚を持っておられるようで、(歯に衣着せぬ叱咤激励に)お父さんがたじたじになっている親子もいらっしゃいました。

かつて、オーディオ全盛期には、電気屋さんにはステレオコーナーがあり、たくさんのステレオが並んでしました。今のTV売り場のように。しかし、昨今はステレオに代わって、ヘッドフォン・イヤホンのコーナーになっています。これは主に集合住宅に暮らすユーザーのためだと思っていましたが、そうばかりではありませんでした。オーディオは斜陽産業だと思っていましたが、スピーカーからヘッドフォン・イヤホンに変化しただけで、今も若者の心をとらえ続けているようです。

https://www.nhk.jp/p/72hours/ts/W3W8WRN8M3/episode/te/K28YZRLYLL/

追記

わたしとイヤホンの出会いは小学生の頃になります。ゲルマニウムラジオをクリスタルイヤホンで聴くようになったからです。小学生の小さな耳穴に大人仕様のイヤホンは痛かった。その痛さと共に、蚊の鳴くような小さな声が聴こえてきた喜びは、今でも忘れられません。

大人になって就職すると、毎日往復1時間の地下鉄通勤になりましたが、当時エアコンの付いた車両は少なく、真冬でも寒風と耐えがたい騒音が吹き込む車内で、難聴になってしまいました。喫茶店で同僚と会話していても「えっ、えっ、」と何回も聞き返さないといけないぐらいに。当時、主治医に話すと、「(騒音を)私は訴えてやりたいぐらいだ」と同情してくれました。

そして、私は騒音対策のために、スポンジ状の耳栓をするようになったのです。現在でも市販されている商品を使って。しかし、しばらく使うと耳が痒くなってきました。指の油、耳垢、ポケットの埃、そんなものがついて不潔になっていたのです。耳栓を石鹸水で随時洗うようにしました。すると、すぐに弾性を失い、ボロボロに劣化してしまいます。そんなに安くないので困りました。それで、ホームセンターでスポンジを買ってきて、自分で作ってもみました。ティッシュペーパーも丸めて試してみました。

もちろん耳穴も掃除しました。しかし、耳穴の掃除しすぎがいけないのは常識のようです。掃除するとかえって痒みが増しました。綿棒で軟膏をぬって、掃除をして、また軟膏をぬってを繰り返し、やがて痒みは治まって行きました。今はもう完治しました。

地下鉄もエアコン車両が増えていき、騒音も少なくなりました。今はコロナ対策で窓を少し開けていますが。そんなこんなで、今でも私はイヤホンが苦手なのです。さらに、イヤホン自体の音による難聴も問題ですね。

https://news.livedoor.com/article/detail/20468930/

追記2

あれは10代の終わりでしょうか。私はヘッドフォンを自作したことがあります。プラスチックの30センチモノサシを、ガスコンロの熱で頭の形に曲げ、そこにジャンクの10センチぐらいのスピーカー2個を接着したのです。ヘッドフォンの形になりましたでしょ。それを頭にぶら下げると、両耳の所にスピーカーが来ます。オープンエアタイプのヘッドフォンもどきです。スピーカーはぶら下がっているだけですから、圧迫感はゼロ、しかし、頭を前後に傾けると、滑り落ちてしまいますから、姿勢は大事です。

この笑いものになりそうな自作ヘッドフォンでしたが、意外にも、あれ以上の美音を聴いたことがありません。もちろん、もっと緻密な音がする製品はあるでしょうが、個人的には緻密にはあまり魅力を感じず、開放感が重きを置くので。今、あの流れをくむ開放感のあるものと言えば、ネックスピーカーです。首回りが重そうなのが難点ですが、耳や頭部への圧迫感がゼロなので、興味があります。

https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC+%E8%82%A9%E6%8E%9B%E3%81%91&adgrpid=116920794678&hvadid=536061359025&hvdev=c&hvqmt=e&hvtargid=kwd-421460259071&hydadcr=26815_11652122&jp-ad-ap=0&tag=yahhyd-22&ref=pd_sl_59q7qzk0tt_e

新しいアイディアなので、製品が熟すのを待っていましたが、そろそろ良い塩梅かもしれません。自室で使うなど、音漏れで周囲に迷惑が掛からないようお使いください。


@ 役所は週休二日ですが、そうなったのは概ねバブル後です。しかも、全国一斉に移行したのではなく、市町村ごとにバラツキがありました。

すると、過渡期にはこんな問題が起こったのです。

例えばA区役所に、土曜日に婚姻届などが提出されて、書類審査のためB町役場にTELすると、B町役場は閉庁していることがあったのです。A区役所では、しかたなく休み明けの月曜日にTELで確認することになります。受理判断のための重要事項でなければ未確認のまま土曜日に受理をしたでしょうが、重要事項なら月曜日まで受理が出来ないこともあり得たと思います。

官公庁は足並みをそろえないといけないことが思い知らされた時期でした。

追記

重要事項としては、例えば民法による女性の再婚禁止期間がありました。当時は6カ月間でした(現在は短縮されているようです)。しかし、市町村をまたぐ転籍・分籍をした場合は離婚事項は移記されませんので、例えば転籍・分籍後5カ月しかたっていない認証日の戸籍抄本を添付書類につけてきても、6か月間の確認が取れないわけです。その場合は、本籍地へ離婚の有・無をTELで確認することになります。

追記2

「TELしても他市町村が閉庁している」という事例、それは過去の話ではなく、似たものは、現在も増えつつあります。それは2021.11.10の記事の、選挙の投票時間繰り上げです。すでに全国の投票所の37%が行っているというのは大きなことです。

例えば2021.10.29の記事、転居直後の、「新住所で投票できない部分についても旧住所でなら投票できる場合がある」話で、旧住所がすぐ近くの他市町村の場合、慌ててそこへ行く有権者もいます。しかし、そこが繰り上げをしている場合には、間に合わず投票できない場合もあるのです。あらためて申しますが、その可能性が単純計算で37%あるのは大きな事です。投票所によって不公平が起きるのです。これからもこの可能性は増えて行くでしょう。

だからと言って、「投票時間の繰り上げはいけない」という意見は逆だと思います。時代の流れは、(一部離島のような特殊事例をのぞき)全投票所で繰り上げて、同一投票時間にする方向だと思います。


(2021.11.13)

@ NHKのドキュメンタリーで、ウガンダのベーシックインカム実証実験(2年間)を紹介していましたので、半分まで観ました。ジャングルに近いようなところで、貧しい生活をしている数十人の村のようです。白人がやってきて説明をしていましたが、村民は実験の意図が良く分からないようでした。借金と誤解したり、2年後には土地を取り上げられると怯えている人もいるようでした。

彼らは、日本の「おしん」の、幼少期の実家のような生活をしていましたので、おそらく現在の日本の社会保障制度のようなものは無いのでしょう。そこで行われるベーシックインカムの実証実験では、代償として彼等が失うものは少なそうです。

しかし、完全ではないにしろ、現在の日本には充実した社会保障制度がありますので、それを放棄してのベーシックインカム移行だとしたら、リスクがかなり違うことを承知で参考にしなければいけないと思いました。

https://www.nhk.jp/p/docland/ts/KZGVPVRXZN/episode/te/NWG5N8JL69/


@ 私は藤山寛美さんの、いわゆる「あほぼん」を、リアルタイムでTVで楽しんだ世代です。あほ丁稚として小ばかにされている主人公の少年が、威張っている大人に、ものの道理を説き、最後は納得させてしまう喜劇です。

NHK・朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に出て来るメガネの少年は、もしかしたら、あの「あほぼん」へのオマージュでしょうか!?。先日も、ラジオで英語を学んでひるヒロインに「敵性語を学んでいるスパイだ」と言った自分の父に対し、「聴いていけないものを放送するわけがないじゃろ」と言って、一発で黙らせたシーンが痛快でした。

当時、藤山寛美さんのお子様が、学校で「おまえのとうちゃんは〇ほだ」とか言われて、イジメにあっていたという話も記憶があります。いじめっ子というのはほんとうに…です。


@ 先日、久しぶりにラーメンを食べに行ったら、ぬるいものが出てきて残念でした。寒い折、せめて熱々を食べたいものです。しかし、にんにくは入れませんでした。在職中は遠慮していたにんにくですが、リタイアした今なら、映画館にでも行く予定が無ければ食べても良いのですが、なかなか決心がつきません。

そう言えば、若い頃に東京の秋葉原へ行ったとき、味噌ラーメンを食べたらしっかりニンニクが入っていて … しかも、帰りの新幹線が停電で停車、カンヅメになった中で、さぞかし周囲の方にはご迷惑をおかけしたと思います。


(2021.11.12)

@ 先日、何かの映画を観に行った時に、映画『ボストン市庁舎』予告編が流れ、興味をそそられました。

その後、チラシを見つけましたが、なんと上映時間が4時間半となっていたのです。私は目を疑いました。何かの間違いかと思ったぐらいです。でも、今日の新聞を見て間違いではないと分かりました。ならば、少なくとも私には長すぎます。記事はネットで見つけられませんでしたので、下記をご紹介しておきます。

『 フレデリック・ワイズマン「ボストン市庁舎」 役所に勤める人は「市役所割」を適用 』

https://eiga.com/news/20211110/11/

「 映画『ボストン市庁舎』オフィシャルサイト 」

https://cityhall-movie.com/

追記

少なくとも30年ぐらい前までは、日本の役所には視察旅行がありました。一つの係は5年前後で卒業するのですが、その卒業年に、代表一人が、テーマを決め、一泊二日ぐらいで他市町村の同係に事務視察をするのです。例えば、自分の役所が電算化の準備をしているとしたら、すでに電算化に成功している役所に勉強に行くわけです。帰ってきたらレポートを上司・同僚に回覧しなければなりません。

しかし、役所も電算化等による減員が続き、視察よりも、溜まっている仕事をこなさなければならなくなりましたし、住民の目も厳しくなって、「旅行など税金の無駄遣いだ」と言われかねないので、最近はほとんど絶滅しているのではないでしょうか。

追記2

映画「ボストン市庁舎」で行政の現場に興味を持たれた方には、たびたびご紹介していますが、TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)もぜひ観ていただきたいものです。

こちらはドキュメンタリーではなく漫画が原作のドラマです。しかし、私の知る限り過去最高のリアル行政ドラマの一本なのです。ここには区役所のリアルな空気感があり、自分が公務員になったような疑似体験ができます。公務員を目指す方はこれを観て、仕事が自分に向いているか否かをチェックしてみるのも良いでしょう。ケースワーカーでなくとも対住民という事では似たようなものです。

https://www.fujitv.co.jp/b_hp/kbss/index.html

https://www.amazon.co.jp/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%A7%E6%96%87%E5%8C%96%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%9C%80%E4%BD%8E%E9%99%90%E5%BA%A6%E3%81%AE%E7%94%9F%E6%B4%BB%EF%BC%88%EF%BC%93%EF%BC%89-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%9F%8F%E6%9C%A8%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%82%B3-ebook/dp/B01B41YHBQ/ref=sr_1_11?adgrpid=118760389563&hvadid=536990929148&hvdev=c&hvqmt=b&hvtargid=kwd-332908521290&hydadcr=7675_13449689&jp-ad-ap=0&keywords=%E6%9C%80%E4%BD%8E%E9%99%90%E3%81%AE%E6%96%87%E5%8C%96%E7%9A%84%E3%81%AA%E7%94%9F%E6%B4%BB&qid=1636760048&sr=8-11


(2021.11.11)

@ 「子の母は出生の事実によって証明される」とどこかに書きましたが、病院で子供の取り違えが起これば、他人の子供を育てる可能性もゼロではないはずです。しかし、現代ではDNA鑑定で後からでも親子の証明ができます。本当の母は別にいると分かった成人した子は、その母に逢いたいと思うはず。

しかし、(今となっては)相手には相手の生活があるので、こちらの都合だけで逢いに行くことは正解ではないかもしれません。ならば、とりあえず相手に尋ねてみて、その返事を待ってから決めるのはどうでしょう。常識的な良い方法のように思えますが、相手に尋ねること自体も問題になりかねない場合はあるのでしょうか。

もし、相手が有名人だとか、親子の血縁を大事にする職業、代々家業を継ぐ職業などの場合、子どもの取り違えが噂になっただけで、一般人とは比べ物にならないぐらい大きな問題になることもあり得るのでしょう。

そんな場合、仲介者、例えば行政は、是非はともかく問題化を心配して「相手を教えられない」と、そう考える場合もありそうです。そんな話もあるかもしれないと、ぼんやり思っていたら、この映画「ポテチ」を思い出しました。

https://cinema.pia.co.jp/com/158002/862727/

追記

私には4歳の記憶が残っています。そして、その前後に養子に出されそうになった記憶もあり、それは、すでにお話しました。

養親候補とのお見合いの席で、彼女がやさしい言葉をかけてくれた事は、よく覚えてます。今まで出会ったどの女性よりも柔らかで、温かな「気」を発していました。私は魅力を感じつつも現状維持を望んだので、養子はお流れになりましたが、今になって彼女の事が思い出されます。ご存命なら今は90歳前後でしょう。

彼女は誰で、なぜ私を欲しいと思ったのか、その後の人生はどのようなものだったのか。幸せだったのか。幸せな人生を送っておられたらと思います。


(2021.11.10)

@ 『 投票締め切り時刻、繰り上げ37%「効率性だけ理由にするのは問題」 』

https://www.asahi.com/articles/ASPC86532PC5ULZU001.html

有権者が投票に行きやすいようにと、1998年から投票時間は夜8時まで延長になりました。それ以前は夜6時までだったのです。

この2時間延長は投票事務従事者にはつらいものです。従事しているのは正規の公務員ばかりではありません。公務員もつらいですが、2/3は民間人のアルバイトなのです。早朝から座りっぱなしで緊張を強いられ、翌日も仕事の人があり、疑問の声があがり始めたようです。そのつらい2時間で投票率の劇的なアップがあればよいですが、現実的には少ないようです。期日前投票もありますし。

2021.10.31の記事に書いた、生活保護の扶養照会の時代による揺らぎや、戸籍法77条の2と夫婦別姓問題、匿名での出生届などを連想させるように、(私の感覚では繰り上げではなく「元に戻すだけ」だと思うのですが)投票終了時間でも、さらに時代が変化してきたような気がします。新聞では「有権者の投票機会を奪うことにもなりかねない」とありますが。

追記

投票終了が夜6時になると、開票が7時から出来ます。開票終了も2時間早まりますので、翌午前1時に終了していたものが(私の知る限り、末端の8割の職員は、このぐらいの時刻までには解散となることが多い。)、午後11時に終了できるのです。選挙結果が早く国民に伝わるだけでなく、深夜2時間の差は、職員の健康上もとても大きいです。当然に、税金を使っての超勤手当も少なくなります。

追記2

この問題が新聞の投書欄にもありました。70代の方で投票事務に従事したことのある民間人の男性のようです。驚いたのは彼も時間短縮を支持していることです。民間人は公務員とは意見が対立しがちですが、投票所という場所で、公務員と同じ仕事をしてみて、公務員の視点が共有できたのではないかと思いました。


(2021.11.7)

@ このヘッドフォンも買いました。その店の実売価格は1,000円ぐらいでした。

先日ご紹介した300円のヘッドフォンと比べると、低音・高音ともに良く出ています。値段の差はあると思いました。家庭で聴くにはこれぐらいのランクからが良いかもしれません。

ATH-P100M

https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-P100M

これはヘッドフォンに限らずオーディオ全般に言える事だと思いますが、(エージングで改善されることもありますが、概して)高音を伸ばすと、中音域に凝縮感と艶・輝きのある音が、サラサラとした艶消し感のある音に変化することがあります。NHKラジオには、AMとFMで同時放送している番組がありますので、聴き比べてもらうと分かると思います。そういう意味では、前者の音が好きな方は、300円のヘッドフォンの方が良いかもしれません。

追記2

芸術には細密な写真があれば、ぼんやりとした印象派の絵画もあるわけです。それらの芸術に上下はありません。これはオーディオも同じです。

しかし、(例外もありますが)一般には細密な写真のような音がハイファイとされ、印象派の絵画ような音は格下扱いを受けるのです。でも、「釣りはフナに始まりフナに終わる」とか申しますが、「オーディオはロクハンに始まりロクハンに終わる」と申します。ロクハンとフルレンジスピーカーの直径で、6.5インチ、つまり16センチのことです。

この味が理解できるようになると、300円のヘッドフォンに、高級機にはない音を楽しめるようになるのです。いや、その音こそが何十年も探し求めていた「青い鳥」だったことを悟る人もいるかもしれません。別の言い方をすれば、オーディオの深夜食堂とでも言いましょうか。


(2021.11.5)

@ 思うところあって、ここ数年、正式な気功をほとんどしていません。しかし、仏教でも日常生活そのものが修行になると言うように、気功でも日常生活が気功になるのです。と言うより、気感が覚醒すると日常生活で気が動くのが分かるようになり、必然的に普通の体操も気功になってしまうという事だと思います。

そうやって気が溜まってしまうと、収功をしなければいけません。溜まった気は大きなマントのように体からはみ出てたなびきます。それを圧縮して下丹田に収めるのです。下丹田に収められた気は、血液のように経絡をめぐり、全身に活力を与えます。下半身に集めることで上半身(頭)もスッキリします。たなびいて他人の気と混信する心配も少なくなります。

しかし、収功のその効果は、気功を始めた当時は実感がわきませんでした。「やるべし」と本に書いてあるからやっていたにすぎません。でも、今は違います。実感としてわかる気がするのです。下丹田に集めた直後の気は、少々ひんやりして心地よいです。そして時々、背骨の経絡を通って口腔内にあふれ出てきます。その時は、ミントのガムを噛んでいるような爽快感があります。


@ 日本の周辺はきな臭いです。従来のミサイル防衛網では防ぎきれない極超音速ミサイルの発射実験に成功した国もあって、アメリカも苦慮しています。

しかし、隣国の日本ではまったくと言って良いほど危機感がありません。日本の防衛はアメリカに頼っているからでしょうか。

そんな中、絶妙のタイミングで始まったのが、NHK・朝ドラ「カムカムエヴリバディ」です。ふと、これが日本の秘密兵器なのかと思ったりしました。


(2021.11.4)

@ ガラケーが少なくなりスマホに置き換わりつつあるようです。ご承知のとおり、もともと携帯電話として生まれたものが、今は携帯PCになっています。

老若男女の多くが持つようになったスマホですが、ある人は電話としてのみ使い、ある人はPCとしても使うのです。高齢者だからと言ってPCに無関心な人ばかりではありません。さらに関心の度合いは人さまざま。ショップが「過不足のないサービス」を効率的に提供し、お客様全員に満足していただくのは容易ではないと思います。まさに「人を見て法を説け」を連想します。それを、どうマニュアル化しているのか、それともまだ出来ないのか。

この部分の微妙な世界、少し興味があります。


@ 松田聖子さんのデビュー当時の歌は、「失恋ソング」が多く、それは歌謡界では革新的だったという話を、どこかで聞いたことがあります。それまでは失恋ソングは少なかったらしいですから。

聖子さんの歌声に稀有な魅力があったことは言うまでもありませんが、それ以外に、失恋ばかりしていた若かった私の心には、失恋ソングは刺さったのです。それに、松本隆さんの作詞センスも沁みました。でも、考えてみれば、演歌には失恋ソングが多いので、松田聖子さんの歌は、ある意味、「若者向けの演歌」だったのかもしれませんね。

だから、何年もの後に、聖子さんが「幸せな恋の歌」を歌うようになると、私は居場所がなくなったような気持を味わうことになるのです。


@ 今、ネットラジオの「湘南ビーチFM」から流れてくるジャズを、2021.10.31にご紹介したオールドストックの軍用ロシア球を挿した中華真空管アンプで(6L6シングルアンプ相当品)、ヤマハNS-B330を鳴らしています。

なめらかでスモーキーな太い音楽です。似たような音を昔どこかで聞いたことがあると思いましたら、(同じだと言うつもりはありませんが)若い頃に電気街の真空管アンプ屋さんで鳴っていたアルティックでした。そこでは、CD音源をデジタルライントランスを通して真空管アンプに入れ、ご年配の店主の脇に鎮座しているアルティックで聴かせてくれました。

若かった私にはもっと刺激感のある音が欲しかったですが、おじさんになった今、そして晩秋の今なら、あの良さが分かります。有機的で太い音に包まれる幸福感とでも言いましょうか。大人の音です。

アルティックの方はスピーカーの直径が38センチ、対してヤマハは13センチですので同じわけがないとおっしゃるかもしれませんが、13センチでもディスクトップで近接して聴けば、大型スピーカと比べても、そんなに遜色は無いのです。

同じ製品ではないかもしれませんが、このようなスピーカーでした。

「 アルテック ALTEC 612C + 604-8G スピーカー ペア @23911 」

https://afroaudio.jp/products/detail.php?product_id=1264


(2021.11.3)

@ 今日は一日“松田聖子”三昧

2021年11月3日(水・祝)
午後0時15分~午後6時50分
午後7時20分~午後9時15分

8時間30分にわたるNHK-FMの特集番組です。

https://www4.nhk.or.jp/zanmai/402/

私が20代の頃、午後半休を取って、三重県の長島温泉に聖子さんのショーを観に行きました。職場の友人に誘われて、デビュー当時の初々しい聖子さんを生で見たのです。照明のせいか、記憶ではピンクっぽいミニの衣装だったような気もしますが、一番後ろ、立見席でしたから、お顔までは良く分かりませんでした。


@ 2021.10.31の記事のように、生活保護の扶養照会ですら混乱しています。ですから、もっと巨大な改正、例えば「ベーシックインカム新設にともなう生活保護や年金などの廃止案」は、目論見通り人々に幸福をもたらすことも多いでしょうが、制度設計によっては予期せぬ弊害も少なくないと思います。

人々の生活は、毎月7~10万円の現金だけで救われるものばかりではないからです。その時、困った住民が役所に相談に行っても生活保護係などの従来の社会福祉窓口は廃止されている可能性が高いので、それこそ路頭に迷ってしまいかねないのです。社会福祉制度の改正で社会的弱者を切り捨てるようなことがあってはなりません

だからと言って、慌てた政府が、何年かの後にベーシッインカムから従来の制度に戻したら、今度は毎月7~10万円の現金を当てにして生活費に組み込んでいた人が、悲鳴を上げることになりかねません。


(2021.11.2)

@ 「 投票数が、投票者の数より11票多い…原因不明のまま票を確定 橿原 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/09642ca02f2efa415e5e87b130e12518beb1d820

謎ですね。


@ 契約している電力会社から大きな封筒が届きました。

開けてみると何枚も説明書が入っています。読んでみると「ペーパーレス化のため、検針結果のお知らせを、紙からWEBに切り替えて欲しい」という話でした。そうしない場合には有料になることもあるらしいです。ペーパーレス化は世の流れなので仕方ないとしても、タイトルが「お知らせ」となっているのが引っ掛かりました。私なら「お願い」と書きたいところです。

そんな気持ちを引きずりながら、早速PCに向かいましたが、毎日PCやスマホと格闘している私でも、操作手順が分かりにくい内容でした。そして、実際に1時間以上かかってしまい、貴重なお昼寝の時間が無くなってしまったのです。こんなに難しいことを皆さますんなりできるのでしょうか。


@ 『 NY市職員、9千人「無給休職」ワクチン接種義務従わず 』

https://nordot.app/828009978383826944?c=40245355334500353

公務員は全体の奉仕者であることはよく知られています。目の前の相談者だけでなく、会った事もない無言の住民との公平も考えて言動をします。会った事もない住民のために目の前の相談者にNOと言う事もあるのです。

ならば医師はどうでしょう。目の前に患者がいれば命を救おうとするのが医師の矜持であり使命だと思います。ワクチン接種をした者、思想信条で接種しない者、医師はその区別なく治療するはずです。仮に、接種しない者でベッドがあふれ、接種した者が入院できなくなっても。そういう意味で、医師は一部の奉仕者なのだと思います。


(2021.11.1)

@ 在職中、外回りのときに地図の小さな地番が読めないので、キクチメガネでルーペを買いました。同じものではありませんが、このような感じのもので、値段はもう少し安かったような記憶です。小型で軽く携帯にも便利なので、以後、色々な場面で活躍してくれます。

https://www.kikuchi-eshop.com/SHOP/070024.html

最近は、100均で直径10センチぐらいのルーペを買いました。しかし、使ってみると、重たいうえに、倍率が低く、レンズの透明度も少し低く、照明をつけないと小さな文字が良く見えないのです。日中でも窓際の明るいとこへ行かないといけませんでした。ふと思い出して、キクチのルーペを出してみました。半分以下の小型なのに、倍率はもっと高く、レンズも明るいので、部屋の奥でも良く見えます。やはり高級品は違うようです。

追記

私が持っているキクチのルーペを良く見てみましたら、丸いデザインですが、御紹介したものと同じGERMANYのESCHENBACHルーペ・3.5倍でした。値段は(20年ぐらい前に買ったものですから正確には思い出せませんが)3,000円ぐらいだった記憶です。回転して出し入れする皮のケースが付いていますが、裏側がバックスキンですから、レンズを出し入れするときには(ほこり程度なら)自動的にクリーニングされますので、いつでもきれいです。いまだにガタもなく性能も一級品ですので、おじさんになってから買えば、おそらく一生ものでしょう。

追記2

見た限りでは私のものはこの製品と同じようです。同じ物だったら、まだ作られているのですね。さすがドイツ。

「 ESCHENBACH 携帯用ルーペ クラシック&ヴィヴィッド 丸型 倍率3.5倍 ブラウン 1740-450 」

https://www.amazon.co.jp/ESCHENBACH-%E6%90%BA%E5%B8%AF%E7%94%A8%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%9A-%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89-%E5%80%8D%E7%8E%873-5%E5%80%8D-1740-450/dp/B0017T2A7E/ref=pd_sbs_1/357-7686472-4445260?pd_rd_w=TNVBV&pf_rd_p=52ecde5f-22cd-44a8-9320-89e5f2926931&pf_rd_r=W6JAV4785ZBH3B68JQ81&pd_rd_r=50cfc596-8634-42a4-9121-738f04194b9c&pd_rd_wg=klWzY&pd_rd_i=B0017T2A7E&psc=1


(2021.10.31)

@ 現在、プリ管がロシア製真空管 6N9S (6SL7 1579 6H9C)、 出力管もロシア製真空管 6P3S (6L6 6L6GT 5881)に変えた安価な中華シングルアンプで、ヤマハ NS-B330スピーカーを鳴らしています。

ソースは何を聴いても違和感・刺激感がありません。デスクトップでブログを書きながら、ネットラジオでポップスを聴いていても、耳障りにはならないのです。

音はスモーキーな2A3(ChinaではなくRCA的な)シングルアンプのような太さ、重心の低さがあります。しかし、2A3シングルアンプでは出にくい音のパンチがあります。ちょうどデノンのトランジスタアンプからは中低域に特有のパンチのある音がすることがありますが、あんな感じです。ですから、2A3シングルアンプではかったるくなってしまいがちなポップス、ロックも軽快に聴かせてくれます。もちろんクラシックのシンフォニーも自然ですし、ギターの引き語りも魅せます。


@ お気づきの方も多いと思いますが、現在の日本の投票用紙は紙ではありません。

ポリプロピレン樹脂と無機充填材(天然鉱物)を混ぜて紙状にした「ユポ」という物です。しっとりとした手触りで、文字が書きやすく、折り曲げても投票箱の中ですぐ開くので、開票事務の時間短縮になるのです。日本の選挙の開票スピードは、おそらく世界のトップを競っていると思います。単純な比較はできませんが、トランプさんの選挙で何日もかかったことを思い出せば分かります。

しかし、そのスピードは「ユポ」のせいだけではありません。投票用紙のサイズ(大きさ)も貢献しているはずです。諸外国の投票のようすがときどきニュースで流れますが、便せん大以上の物がほとんどです。日本のようにハガキ大の物はあまり見たことがありません。おそらく、投票用紙不正持ち出しを防ぐ為にも、大型にしているのだと邪推しました。

サイズが大きいと取り回しが大変になるだけでなく、まとめた時に重量があり、疲労も大きいのだと思います。一晩中、電話帳をふりまわしているようなものだからです。

それから、速いのは職員の努力も忘れてはいけませんね。

追記

ちなみに、往年の名作スピーカーYAMAHA NS-1classicsのウーハー素材は、ポリプロピレンにしなやかな強度を保つマイカを混成したものです。マイカ(雲母)は天然鉱物です。つまり「ユポ」と、このウーハーの素材は、少なくとも親戚のような近似素材の可能性があるのです。

https://audio-heritage.jp/YAMAHA/speaker/ns-1classics.html

そして、その素材は、NS-B330スピーカーに引き継がれ、今も生きています。

https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/speaker_systems/ns-b330/index.html

両者の音色は「ユポ」の手触りであるしっとり感を思わせる、やはり、しっとりとした、ふくらみのある音色です。


@ 子供が生まれた場合、父が誰かは認知(あるいはその効力)が必要ですが、「母は出産の事実によって証明される」のです。だから母の認知届と言うものは通常ありません。これは戸籍の世界ではよく言われる話だと思います。それなのに、もし母も証明されないとしたら、いわゆる「捨て子?」という言葉が、関係者の脳裏をかすめるわけです。

世に「匿名での出産希望」があるようです。私はこの問題について、その是非について、まだ自分なりの結論は出せませんが、いろいろ思うところは、おそらく他の方々と同じようにあります。

その一つは、もし自分がその子供だったとしたら、どうだろうという気持ちです。両親の氏名が分からないので、やはり自分は捨て子だと思うかもしれません。それが一番簡単な解釈だからです。学校ではいじめにあうかもしれません。しかし、もしいじめられたら、その怒りは尋常ではないでしょう。両親に対する無意識の怒りを、いじめっ子に向かって発散する可能性があります。

一定の年齢になると、子どもに母の名が明かされるようですが、なぜ今まで名前すら教えてくれなかったのか。一度も会いに来てくれなかったのか。親には親の事情があるとしても、その事情のために私がなぜ悲しまなければならなかったのか、などと思うかもしれません。それに、もし、名前を明かされた後にも会いに行ってはいけないとしたら、何のために名前を明かして、子どもの心に新たな暴風雨を起こすのでしょう。

追記

行政の立場になれば、すべての公文書の元になる戸籍に母の氏名を記入せず、どこかの民間病院にだけ保管してあるとしたらどうでしょう。役所には秘密にして民間が保管するなら、行政のメンツの問題にもなってきます。

そして、戸籍法というものは枝葉の法律ではなく、法律全般で言えば憲法にも匹敵すると言いたいほど重いものだと行政では意識しているはずなので、それを改正したり、ないがしろにすることには、抵抗があるものだと思います。

追記2

他にもあります。離婚届の話をします。離婚すると多くの母は氏が元に戻るので、父・子と母が別氏になるのです。子どもが学校に通っている場合等には、肩身の狭い思いをするかもしれませんし、いじめの原因にもなりかねません。そんな世論が戸籍法77条の2の届を生みました。これを出せば離婚しても氏が元に戻りません(厳密に言えば呼称上の氏ですが)。外面上は何も変わらないのです。だから、比較的多くの女性がこれを出しています。

しかし、現在では逆に選択的夫婦別姓を求める世論が目立ちます。婚姻時から、子どもと別氏になりかねないのを承知で、別氏にして欲しいという声です。

どちらも一理ある論理に違いありません。でも、ここから感じられるのは、世論の「子ども為から親の為へ」という意識の変化だと思います。


同様のことが「匿名での出産希望」からも感じられます。もちろん匿名での出産希望にも一理あると思います。親には親の事情があります。しかし、自分が子どもの立場だったらと考えると、それが子どものためでもある、とは軽々には言えないのです。子どもは「親の為」だと思うのが自然のように思います。


これらの事例、どちらにも一理ある問題ですが、法律を作る上での基本的な考え方である公助良俗という観点から俯瞰した時、より社会的弱者である子どもの為から、親の為にシフトすることはいかがなものか、という気持ちは否定できないような気がします。

追記3

『 そして、法律改正の話ですが、映画と近い時期に、実際にこんな事がありました。

マンションで普通の生活をしていた人の母親が、遠方で生活保護になっていたことが発覚したのです。ニュースになり、「私たちの税金で生活保護をするまえに、まずは親族に扶養照会をせよ」という世論が持ち上がり、国は「扶養照会するよう」市町村に連絡したようです。

現在の世論は、逆に「扶養照会はやめてほしい」という方向になったので、国も市町村に変更連絡しているようですが、物語の悲劇の発端は、皮肉なことに、「私たちの税金で生活保護をするまえに、まずは親族に扶養照会をせよ」という世論だったようです。

そして、その扶養照会を、遠島けいが嫌がったために、事は生活保護辞退へと流れて行ったのです。 』

〔 映画「護られなかった者たちへ」byさくらんぼ 追記Ⅳ ( 実際にもあった法律問題 )より抜粋 〕

世論は移ろいやすい。

生活保護の扶養照会について感情的になった世論が国を動かしましたが、一部分だけに感情的になると、陰で悲劇が起こりやすいのです。法律改正やそれに準ずることは、想像以上に広範囲に影響が及びます。


@ ダイソーの300円の折りたたみヘッドフォンを買いました。

ヘッドバンドの部分が半分に曲がるので携帯に便利です。外見は1,000円でも通るでしょう。耐久性はまだ未知数ですが、そんなにヤワではなさそうです。300円ですから1年も使えれば元が取れるはず。ヘッドバンドの強さも丁度良く、耳も痛くありません。

音は中音域中心で丸く、歪感もなく、すぐ馴染んで聞きやすいものです。自宅でじっくり音楽鑑賞するには低音や高音の不足感があるかもしれませんが、PCやスマホを外出先で聴くにはちょうど良いかもしれません。騒音の中では繊細な音は聴きとりにくいですし、情報の中心となる中音域がハッキリとしていた方が良いと思うので。

その場合、同じ安物でも、安物のイヤホンで聞くより心地良いと思います。

追記

私のiPhoneのイヤホン端子は、汎用の丸穴ではなく、平べったい特殊なもので、充電端子も兼ねています。純正品なら良いですが、ここに普通のヘッドフォン・イヤホンをつなぐには、変換ケーブルが必要です。

ちなみに、この平べったい特殊な端子は、接触面の電気的な安定性が、よくある丸穴のイヤホン端子ほど高くはないようで、音楽再生中に、少し触ったりしただけでも、音が切れる事ありました。充電は静止状態で行うでしょうが、音楽は動きながら聴くこともあるので、イヤホン端子は安定性のある汎用のものを付けてもらいたいものです。


@ 2021.10.31の朝日新聞22面に、先言深語 「名古屋ほど便利な都市はない」というコラムがありました。東京から名古屋へ本社移転した社長さんの、名古屋ラブのお声です。

早速皆様にご紹介しようとネット検索してみましたが、(たぶん私のせいでしょうが)他の記事のようには見つけられませんでした。「名古屋飛ばし」という言葉を思い出しました。


(2021.10.29)

@ 複数の投票用紙を渡される選挙では、人によってどれかが投票できない場合もあります。

投票するには選挙人名簿に氏名が登録されていることが必要ですが、引っ越しをした直後には、(3か月要件があるため)新住所の名簿に登録されていない場合があるからです。しかし、新住所で投票できない部分についても旧住所でなら投票できる場合があります。その辺りを調べるのも2021.10.23日にお話した資格調査係の仕事です。市議・県議のダブル選挙で、新住所の市議の投票が出来なくても、県議の投票が旧住所でなら出来る場合は珍しくありません。


複数の投票用紙を渡される選挙では、誰でもどれかを投票しない事が出来ます。

その場合は投票用紙交付係で「これは投票しません」と言って受け取らないでください。大都市圏では一投票所(一回の選挙)で数人はあります。(現在はどうか分かりませんが、私の古い記憶では)その場合には「後で投票に来ますか?」と聞かれるはずです。「はい」と答えると住所・氏名を尋ねられ記録されます。あとで投票に来られた時に備えるためです。「いいえ」なら男・女の件数のみ投票用紙交付係はカウントします。

けっして投票用紙を持ち帰ってはいけません。不必要なら必ず返してください。選挙では最初の到着番号札の総数と、最終的な開票総数に矛盾がないかまで点検します。一枚でも持ち帰りが起こると数字が合致しません。

追記

余談ですが、名簿対象の時、有権者の方が、軽い雑談のつもりでも「主人は来たかしら?」「娘は来てる?」などと、同居人の投票の有・無を尋ねることがあるとしたら、問題だと思います。それは、公務員に情報の漏洩を要求することになりかねないからです。

名簿対象の時には、以前は担当者から生年月日を聞かれました。本人確認のためです。しかし、周囲のお客様にも聞かれてしまうため、年齢が知られてしまうことを嫌がる世論が起こり、現在は誕生日に改められています。誕生日なら〇月〇日と答えるだけなので、年齢が分からないというわけです。しかし、有権者が同居の親族の投票の有・無を尋ねることと、それが周囲に聞かれてしまうことの問題には、意外と無関心に見えます。


(2021.10.28)

@ ( 婚姻届、受領・受理、流れの一例 )

婚姻届を役所の窓口に提出すると、窓口担当Aは窓口で書類の点検をします。添付書類はあるか、年齢などの法的要件は大丈夫かなど、記載内容を一字一句写真撮影するように点検していきます。この緻密さは戸籍独得のものだと思います。ここをいい加減にすると、婚姻前と婚姻後の戸籍の文字が微妙に違ってしまうことがあるからです。質問が必要な場合にはこの段階で行います。これが仮審査です。これが終わると「受領」(おあずかり)となり、奥の担当Bに引き継ぎます。

奥では、役所の内部書類や、必要なら他の市町村や上級官庁へのTELもふくめて、念入りに本審査をします。これが終わると「受領」から「受理」(法的効力が発生)になります。婚姻前の本籍地が他の市町村の場合には(婚姻後の本籍地が他の市町村の場合にも)、連絡のための事務が必要です。

奥からの連絡で交付担当Cはお客様に「婚姻届の受付が終わりました」と返事をするので、これで帰宅できます。

お客様に返事をした直後に、奥の担当Dがナンバリングを押し、受付帳に記載し、「受理」の事務が完了となるわけです。

その後は、さらに担当Eが戸籍記載事務に入っていきます。通常、1週間前後で婚姻後の戸籍が出来るはずです。

ちなみに、それぞれの担当者はその仕事だけをしているのではありません。もし暇そうに見えたとしたら誤解ですので、申し添えます。

追記

ごくまれにですが、婚姻届を役所に提出した後、「やっぱりやめますから、届書を返してください」と言う方がいらっしゃいます。誠実な届出であっても、どこかに揺れ動く気持ちがある場合には、そのような事もあるのでしょう。

そんなとき、(上司の判断になりますが)役所が届はなかったことにして、「はい、わかりました」とすぐに届書を返してくれる場合と、「すでに受理しましたからお返しできません。離婚届を出してください」と言う場合があります。この分岐点はどの時点にあるのでしょう。

それは「受領」と「受理」の間にあるのだと思います。

追記2

「受領」と「受理」の間が一番長いのは、土・日等、役所が閉庁日の届です。ガードマンが預かるだけですので「受領」になり、休み明け、開庁日に戸籍担当が出勤してからの書類審査になります。

もし土・日等に提出し、「受領」なのに「受理」されたと誤解して新婚旅行へ行ってしまった場合、そして(縁起でもない話ですが)事故に遭って亡くなってしまった場合にはどうなるでしょう。婚姻届が受理されれば夫婦としての相続問題になりますが、何か問題があって不受理決定になれば、他人としての相続問題になりかねないのです。だから閉庁日に届出予定の場合には、事前に戸籍担当と相談される方が良いと思います。

( 以上、これは一例ですし、アナログ時代の古い記憶ですので、役所によっては、そしてデジタル時代の今は、違う場合があります。 )


(2021.10.27)

@ 本日のウオーキング6.7km 9238歩 上った階段10階

 
@ 道行く変なバスを見つけました。

ネットは便利ですね。調べたら水陸両用バスでした。… 乘りたい。

「 名古屋の都海を巡る水陸両用バス『名古屋マリンライダー』 」

https://www.shachi-bus.com/marine/


@ 「 ずさんなパソコン調達でお蔵入り続出 年金機構のムダを検査院指摘 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/3fb69bfc679d8628f42778361cf29060f986a568

以前、「市町村役場の年金相談係には国の年金端末が無いので、住民から年金相談があるたび、社会保険事務所に電話をかけ、過去何十年分もの年金加入記録を聞いて事務をしている。

市町村役場はたくさんあるので国は年金相談をやらせたいが、全国民の就労情報、年金加入歴等の情報漏洩の心配があるので年金端末を置きたがらないという矛盾がある。その為、社会保険事務所と市町村役場の双方の現場が苦労をしている」との話をしました。

しかし、現在は市町村役場にも国の年金端末が入ったようですね。でも、国はPCをたくさん買いすぎたようです。


@ 子どもが後継ぎを求められる職業はたくさんあります。

現在放映中のNHK朝ドラでも、苦しんだ末、なりたくもないお坊さんになる青年が出てきました。わが家の父も職人でしたから、まったく私に跡継ぎを期待していなかったとは言えません。店など無くとも、苦しい修行でつかんだ技を子供に継承することは、自分の人生の肯定でもあり、親の喜びでもあるはずです。

そんな親が本気だと、子どもが幼いころから無意識に跡を継ぐように誘導し、言葉は悪いですが、事実上の洗脳が行われることもあるようです。


(2021.10.26)

@ 「 M / プリンセス プリンセス Cover by MegumiMori〔022〕 」

https://www.youtube.com/watch?v=pejqM7tIJBs


@ 「最高裁判所裁判官国民審査」について、あまりマスコミが触れないように見える理由の一つには、こんな事もあるのではないかと思いました。

つまり、「やめさせたい」と思う裁判官に×をつけるだけの投票ですが、〇など(×以外のもの)を書いたら無効票になり、せっかく書いた×もカウントされないのです。事実上これは「非難するのは良いが、称賛したら無効票になる」という意味だと思います。政治家への投票である称賛票とは真逆です。

そしてワイドショーなどで取り上げるなら、その真逆を深堀することになりかねません。そうすると、現在は誹謗中傷には特に注意していますので、それから見ても違和感を感じる人もいるのかもしれないと思ったのです。


@ 2021年10月26日は、やはり大安でした。


(2021.10.25)

@ そう言えば、グレートバリアリーフでシュノーケルをしたときは、畳一枚ぐらいの大きさのマンボウと一緒に泳ぎました。シュノーケル・ポイントで餌付けをしているらしいです。水中では大きく見えやすいので実際の大きさ分かりませんが、「畳・・・」と思った事だけは覚えています。

シュノーケル道具を買い、本で勉強し、一人でオーストラリアの海まで行って、初シュノーケルでした。コロナ過が終わっても、今はもうあそこまで行く気力はありませんが。

追記

この方の記事の「2日目」の写真に出て来るお魚です。こんな感じで泳いでいました。

https://tabippo.net/cruise-diving/2/

光の関係でしょうか、写真よりも私が見たグレートバリアリーフの水は透き通っていて、まるでクリスタルガラスでした。海に入って下を見ると、はるか下の方のサンゴまで、空気中のようにはっきり見え、まるで自分が空に浮いているような気がするのです。落下しそうで怖くなりました。そんな中に現れたマンボウは、とぼけたような可愛い顔をしていて、大きな体なのに、臆病そうな雰囲気も漂わせ、ずっと見ていたいと思いました。


@ ワイドショーなどでは衆院選の話題が中心になっているようですが、同時に行われる「最高裁判所裁判官国民審査」について触れている番組を、私は見たことがありません。それどころか、先日のワイドショーでは女子アナが「投票用紙は2枚あります」と言ったのです。

正しくは、今回の選挙では「小選挙区選出議員選挙」、「比例代表選出議員選挙」、「最高裁判所裁判官国民審査」の3枚になります。

なのに、投票に来た人たちの多くが投票用紙は1枚ないし2枚だと思っており、3枚目の「最高裁判所裁判官国民審査」を渡すと「なにこれ?」という顔をして、中には「むだだ!」と詰め寄る人もいる理由の一つには、マスコミの無関心もあるのだと思います。

又、「最高裁判所裁判官国民審査」の投票用紙には×印以外のものを書いてはいけないなどの周知も必要になります。

https://www.soumu.go.jp/2021senkyo/

追記

そして、投票用紙が2枚以上の選挙では、全国どこかの投票所で毎回のように起こっていますが、渡し間違いが起こりやすいのです。

言うまでもなく、投票所で一番大切なことは投票用紙の管理ですから、投票所の責任者は開場前にその点検をお願いします。3か所に正しい用紙が置かれているかの点検ですから2~3分もあれば済むことです。そんな簡単なことをしなかったが為に、新聞沙汰になるのは避けたいものです。

そして、投票所の開場前には投票所の周辺に違法ポスターが無いかチェックするのも職員の仕事ですが、数年前に新人が誤って正規のポスターをはがしてしまい警察沙汰、新聞沙汰になったことがありました。前途有望な新人のキャリアにも傷がつきかねない失態です。もっと丁寧に指導していればこんな事は起きなかったのではと悔やまれます。


(2021.10.24)

@ 今日は一日“松田聖子”三昧

2021年11月3日(水・祝)
午後0時15分~午後6時50分
午後7時20分~午後9時15分

8時間30分にわたるNHK-FMの特集番組です。

https://www4.nhk.or.jp/zanmai/402/

20代の頃にも似たような特集があり、私はハイファイビデオ・パナソニックのマックロードを録音装置として使いました。そして、フォステクスのフルレンジで鳴らして、松田聖子さんファンになったのです。

今回はソニーのSDカード留守録機能付きのCDラジオを使って録音するつもりです。


@ 2021.10.20に書いたアンプの真空管交換ですが、昨日から出力管もロシア製真空管 6P3S (6L6 6L6GT 5881)にもどしました。イギリスPM社のPM 6L6GC Premium /MPは、良いのですが、やはり私にはハイファイ過ぎて眩しいのでやめました。これでプリ管とともに軍用モデルのロシア・オールドストック品になりました。

出力管は別にgazechimp 真空管 6L6WGB 6P3P 6L6GC用 も買いましたが、これはPM 6L6GC Premium /MPと似たハイファイ調で眩しい音、おそらくブラインドテストでは分かりにくいぐらい良く似た音です。さらに、アンプとのマッチングなのか、理由は不明ですが、gazechimp 真空管 6L6WGB の方が高域の歪感が少なく感じました。これは悪くありません。


@ iPhoneの充電を、買ってから1週間、毎晩していました。夜11時ごろから朝の8時ごろまでです。なぜそうしたかと言えば、TVドラマなどでそんなシーンを観たからです。

しかし、電池の残量が少なくならないうちに充電すると、電池の寿命を縮めるらしいですね。さらに私のものは急速充電ですから3時間ぐらいで満タンになるようです。これからは何日か置きに、朝目覚めたら3時間ぐらい充電する様にしようかと思っています。ほとんど使いませんから、電池も減らないです。


@ 2021.10.22にTVドラマから偽装結婚についての話をしましたが、たとえば太郎さんの偽装結婚が発覚し婚姻無効となれば、太郎さんの戸籍は婚姻前に復籍すると思います。

しかし、離婚届を出したわけではないので復籍理由は離婚ではなく、婚姻無効と記されると思います。

すると、例えば妹の花子さんが正規の婚姻届をするために戸籍謄本とり、相手や相手の親族がそれを見れば、「太朗さんの婚姻無効って何?」となるわけです。

婚姻無効がすべて偽装結婚ではありませんが、相手方にそれが偽装結婚によるものだと気づかれると、ならば花子さんの結婚は大丈夫か、結婚詐欺ではないのか、詐欺でなくとも、そのような家族と親せきになって大丈夫か、みたいな話に発展しかねないと思います。

追記

花子さんが太郎さんの過去を隠したいと思った場合どうしたら良いのか。戸籍には分籍届というものがあり、一定の条件の元、親から独立して自分一人だけの戸籍を作ることができるのです。これなら結婚相手やその親族に花子さんの戸籍謄本を見せても、太郎さんのプライバシーは守られます。

しかし、分籍届を花子さん自身の過去を隠すために使うこともできるので(分籍後の戸籍には、過去の履歴が全部は乗らないため)、未婚の花子さんが分籍していると、「花子さんの過去に何かあるの?」などと、花子さんまで痛くもない腹を探られる心配もあります。

ですから、「田舎から東京に出てきたので、住所だけでなく、戸籍も分籍して東京に置きたい」などと言う人には、「軽々な事はやめたほうが…」とアドバイスしたくなります。

( これは一般論ですから、具体的な事例は役所にご相談ください。 )


(2021.10.23)

@ 『 徹夜して「即日開票」って、意味ありますか…「翌日」で困るのはマスコミだけ? 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/29bfb273ea9478756535c2834e6e6afdaf3b2485?page=1

昔から私も翌日開票で良いと思っていました。私が20代の頃には翌日開票の時がありましたが、特に問題はなかったと思います。

職員も楽が出来ますし、超勤手当の削減にもなります。しかし、私の知る限り役所内部ではこのような議論は(なぜかタブーに近い!?ほどに)皆無です。本音では候補者の方は一分でも早く結果を知りたいでしょうし、有権者も同じでしょう。その前で役所は無力です。

でも、「翌日の夕方までに結果が出ればよい。深夜に及ぶ即日開票の超勤手当は税金の無駄遣いだ!」などと世論が声を上げれば、解決へ進むのではないでしょうか。

「 インドネシア選挙、開票で死者200人超 同日選に批判
過酷な環境、健康チェック甘く 」

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44258620W9A420C1FF8000/

追記

投票所では届けられた弁当を投票所内控室で夕方6時ごろに交代で食べます。8時に投票を閉め切ったら、投票箱は警察官の護衛つきで先に開票所へ送られます。残った職員は後片づけをして開票所へ向かいます。

開票は9時ジャストから行われますので、その前には職員は開票所内に整列していなければならず、事実上トイレ休憩ぐらいしかとれません。そして、9時の時報で開票が始まれば、ノンストップで深夜・早朝まで作業が行われるのです。夜食どころか、休憩時間もありません。トイレに行きたい人だけ中断することを許されるのです。

しかし、私の20代の時の翌日開票の記憶をたどれば、朝の9時頃から始めた開票は12時のランチタイム休憩が入りました。職員食堂で握り飯のランチを食べ、1時ごろに戻り開票を再開しました。そして3時前には終了です。

もしかしたら、このランチタイム休憩を、「ランチを食べさせないわけにはいかないが、時間的ロスと、投票用紙持ち出しなどの不正の危険がある」と判断している勢力がいて、それも翌日開票の議論が行われない潜在的な理由なのかと、邪推するのです。


@ 2021.10.20に真空管の話を書きましたが、あの時は迷ったあげく、プリ管、出力管共に、旧ソビエト時代に製造された軍用モデルのオールドストック品に統一しました。

この組み合わせ、周波数特性がかまぼこ型になるようで、聴感上は高域の伸びがありません。古いジャズには良いのですが、クラシックのシンフォニーを聴くと、少し繊細感、爽快感に欠けるように思います。

それで、出力管だけイギリスPM社の現行品であるPM 6L6GC Premiumにしてみましたら、高域の不満が改善されました。今はそれで聴いていますが、しかし又、もとの(ディープな)ソビエト真空管に戻したい気分もあります。浮気性です。プリ管も、持っているものはオールドばかりですので、現行品を一つ注文しました。


@ 久しぶりに映画「風の電話」の予告編を観たら、涙が出てきました。やはり、私には刺さるようです。

http://kazenodenwa.com/


@ 選挙事務の中枢は選挙管理委員会ですが、担当者はわずかですので、選挙当日の彼等は市町村役場(本部)にいて、各投票所との連絡調整に当たります。

各投票所では、政令指定都市であれば、5人前後の職員(普段は税務や戸籍担当などをしている人が応援に来る)と、アルバイト10人前後が事務に当たっています。

5人の職員の内、3人は3役と呼ばれる幹部としての事務をしており、3役の内の1人は資格調査係を受け持ちます。投票に来た住民の氏名が選挙人名簿にない場合には、理由を調べ、投票できる場合にはどこの投票所へ行けば良いかを説明する担当です。住変をした直後は現住所で投票できない場合がありますので、このような事例は複数おこります。

資格調査係も普段は選挙と無関係な仕事をしている人なので、公職選挙法を一夜漬けで学んで働いています。そして、本部と連絡を取り合って、間違いが無いことを確認してから、住民に説明します。本部の説明をすんなり理解できるためにも、公職選挙法を知っている必要があります。


@ 皇族方の選挙権について私は良く存じませんが、皇族を離れた場合には、選挙権が生まれるのだと想像します。

私は専門家ではありませんが、投票できるには選挙人名簿に登載されていることが必要になると思います。登載されるには、原則として同一住所の住民票に3カ月以上記録されていることが条件だと思います。

https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo07.html

すると、例えば選挙の1週間前に住民登録が誕生した人の場合は、私の知らない例外規則があるのかもしれませんが、原則としてその選挙の投票は出来ないと考えるのが自然のように思います。


(2021.10.22)

@ TVドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」を観ていますが、ある恋人たちを連想しました。どちらもお幸せに。

https://www.ntv.co.jp/yangaru/


@ NHK朝ドラ「おかえりモネ」が終盤にかかっているようです。ネットを見ると、刺さっている方には刺さっているようですね。しかし、私は起承転結の起承で止まっているような気がするのです。

このドラマが始まった直後、海岸にサビがふいた船が放置されているシーンを観て、このドラマは3.11への鎮魂歌かもしれないと思いましたが、どうやら、当たらずとも遠からずのようです。記号からの理解です。

しかし、その上で申し上げれば、不思議なほど、重ねて申し上げれば、ほんとうに不思議なほど、記号以上には、私には刺さらない、無感情に近いのです。まるで映画「ストレンジャー・ザン・パラダイス」の主人公たちのように、記号の中には入れないのです。もしかしたら、起承で止まっていること自体が3.11から前進できない人たちの心を描いた転結だったのかもしれませんが。

これは不思議なドラマです。


@ TVドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」を観ています。主役の清野菜名さんと坂口健太郎さんは好きな俳優さんの一人ですので、楽しめる作品です。

その上で申し上げるのですが、気になる点があるのです。このドラマは500万円というお金も絡む偽装結婚のお話のようで、「婚姻届に押印する」とか「戸籍を売る」と言った言葉も出てきて、婚姻届まで役所に提出するようなのです(タイトル通り「…判を捺しただけですが」という落ちなら良いのですが)。

しかし、もし婚姻届を役所に出せば、刑法の「電磁的公正証書原本不実記録罪」にあたる恐れはないでしょうか。仮にそれに該当しなくとも、行政にとって最重要書類である戸籍原本に嘘を記載されるとしたら、迷惑行為であることに変わりがありません。

多分、私などが心配する前に、プロの法律家のチェックを済ませているでしょうから、そのようなストーリー展開にはならないと思いますが、視聴者は一般論として「偽装結婚には懲役刑もありうる」ということを知っておく必要があると思いました。

追記

設定では共働きなので良いですが、(もし妻側が失業すれば)夫の控除対象配偶者となり、所得控除が受けられます。年金も本来なら妻は1号被保険者として掛け金を毎月支払う義務が生じますが、その場合は3号被保険者になり、支払わなくとも将来年金がもらえるのです。さらに、夫の会社で妻の扶養手当が出る場合があります。こちらにも問題が波及しそうです。

追記2

>婚姻届まで役所に提出するようなのです(タイトル通り「…判を捺しただけですが」という落ちなら良いのですが)。(本文より)

思い出しましたが、二人で役所に婚姻届を提出し、窓口担当が点検するシーンがありました。そして、あれは不自然なシーンだと思ったのも思い出しました。

なぜなら添付書類がゼロだったからです。私の知識は最新ではありませんので改正されているかもしれませんが、婚姻届の添付書類には、本籍地への届出ではない場合には戸籍抄本が、婚姻にともなう住変がある場合には転居・転入届が必要になります。さらに住変・氏変にともない印鑑登録の新規登録も必要になるかもしれません。

( ちなみに、戸籍の届と住変届・印鑑登録届は、それぞれに法律があり、届出可能地が違う場合がありますから、一度に同じ窓口では提出できない場合もあります。)

しかし、彼等は婚姻届一枚を提出しただけなのです。

しかも、窓口担当は「添付書類はありませんか?」とも聞かず、すぐに点検に入りました。不自然な光景です。

印鑑登録をせず、住所変更もすでに済んでおり、二人ともその役所管内が本籍地なら、添付書類ゼロもあり得るかもしれませんが、ドラマに相応しくないような大変レアなケースです。すると、やはり「添付書類が無かったので、役所で門前払いになったまま、婚姻届を出しそびれた」というお話になるのかもしれませんね。

追記3

ちなみに、婚姻届等が窓口に提出されると、窓口担当者は腕時計などを見て届出の時・分を上部に記載すると思います。これは、万一、不受理申出があった場合に、婚姻届等を受理するか否かの役所の判断材料の一つになるものです。TVドラマではそのシーンもありませんでした。

追記4

婚姻届の添付種類として戸籍抄本と書きました。以前は確かにその記憶ですが、現在は戸籍が電算化されたせいか、戸籍全部事項証明書1通(又は戸籍謄本)となったようです。

ちなみに抄本と謄本の違いは、抄本は一部の写しであり、謄本は全部の写しになります。以前は5人家族で太郎さん1人が婚姻する場合には、太郎さんの戸籍抄本だけが必要だったのです。その他4人は婚姻に関係ないため、謄本まで出すことは情報の漏洩だと判断されていました。


(2021.10.21)

@ 映画館で前席に座っていたご婦人は、上映前にスマホを見て、映画が始まると、そのままカバンに閉まっていました。OFFにする本当の操作方法をご存じないようです。

私はiPhoneを買って3回目の映画館でやっとOFF にできました。最初は操作を覚えておらず、二回めは切り忘れて上映途中で気づきました。

そして、3回目はOFF にしたままで帰宅し、夜10:30頃やっとONにしました。いっそ、このままずっとOFFでも良いといました。


@ 2年前にルーター、モデム、ノートPCを新調したわが家のシステムに、今、iPhoneが繋がりません。

2年前の初期設定はプロにお任せしましたが、その時に「Wi-Fiが繋がりにくくて、コツは、最初は有線で繋ぐんです」と言われたのを思い出しました。もしかしたら、外部からの違法接続を回避するために、繋がりにくいようになっているのでしょうか。

ネットを見るとiPhoneの解決のヒントが色々書かれているので、再起動ぐらいはしてみましたがダメでした。相談しようにも、どの窓口へ聞けばよいのか迷います。もしかしたら、どこの窓口に聞いてもたらい回しにされそうな気も。会社が混在しているので。

でも、考えてみれば、緊急時のお守りとして持つことにしただけのiPhoneですから、自宅のWi-Fiが繋がらなくとも不自由はありません。今使っているノートPCにしてもそうです。基本である「ネットサーフィンと、ぴあ映画生活」ぐらいで他はまず使いません。多機能ですが使うのはごく一部の機能のみです。欲を出してPCという頑固者の迷宮に迷ってしまい、帰還出来なくなっては困りますから。

PC命な方は研究されるのが良いでしょうが、人生の残り時間が多くない私にとっても、本当にやりたい事をやるのが先決です。


(2021.10.20)

@ TVドラマ「真犯人フラグ」を観ていたら、芳根京子さんが休憩時間にイヤホンで音楽か何かを聴いていたので、iPhoneかなと思っていたら、懐かしいカセットプレーヤーだったのです。

一時期、私もラジオ付きのそれを持って旅をしていたことがあって、懐かしく思い出すと同時に、「彼女、謎の人物」と思ってしまいました。


@ 本日のウオーキング4.4km、 歩数7,868歩、上った階段10階。


@ 米・JBLが歌う、ロシア・ノスタルジー。


@ やっと涼しくなり、真空管アンプに灯を入れましたが、スピーカーをソフトな音のヤマハから、リズミカルなJBLに変えたせいか、ヤマハでは良い感じに聴こえた真空管Aの濁り音が耳障りになりました。水は澄んでいれば良いというものではなく、澄みすぎると、時に人間は渇きを覚えるものなのです。しかし、程度もので、耳障りになってもいけません。

それで真空管を別の国のものに変えてみました。ロシア製のBです。数か月前に実験して大体の音色はつかんでいましたが、濁りが少なくなりリズミカルな音になりました。ただし人肌の温もりがあります。

もう一組持っていまして、イギリスのCです。こちらは周波数レンジが広がり、高域に艶が出て、ハイファイ調になりました。正統派ならこれが一番でしょう。

しかし、ハイファイ過ぎても眩しいので、とりあえず、落ち着けるBにしてありますが、Cも魅力的です

追記

真空管Aは、格安中華真空管アンプである6P3P(6L6互換)シングルアンプに付属のものです。(おそらくオールドストックの)中国製のようですね。

真空管Bは、ロシア製真空管 6P3S (6L6 6L6GT 5881)で旧ソビエト時代に製造された軍用モデルのオールドストック品のようです。

真空管Cは現行品で、イギリスPM社のPM 6L6GC Premium /MP マッチド2本組です。かつて、PMの6CA7を手に入れたことがありましたが、記憶が確かなら、外箱には日本のある一流真空管アンプメーカーの補修パーツのような表示があり、音も柔らで好みだったので、注目しているメーカーです。

上記は出力管ですが、現在、プリ管もロシア製真空管 6N9S (6SL7 1579 6H9C) に交換しました。旧ソビエト時代に製造された軍用モデルのオールドストック品のようです。プリ管も交換することで、わずかですが、さらにクッキリとした音になったようです。

( 私は真空管については素人ですので、真空管の交換については、購入のお店に相談されるか自己責任でお願いします。又、交換に当たって調整が必要なアンプもありますのでご注意ください。 )


@ 10/31の衆院選と同時に、最高裁裁判官の国民審査が行われます。

これが行われると、私の知る限り、都会では各投票所に一件ぐらいは、「むだだからやめろ」というクレームが届くことがあるようです。しかし、言うまでもなく、これは重要な審査であり、万一廃止ともなれば、国民にとって大変なデメリットになります。ですから、「保険」というものが世にあるように、これからもこの審査は、(保険という意味でも)守らなければいけないと思います。

しかし、細部には改善を検討すべき部分も無くはありません。特に、『(〇印など)投票用紙に「×」以外の事項を記載した投票は無効となります。』という部分は、意見の分かれるところだと思います。逆に言えば、記入時には、「自分の用紙が無効票にならないよう」、そこに注意する必要があります。

参考 「 最高裁判所裁判官国民審査についてのよくある質問 」

https://www.soumu.go.jp/senkyo/kokuminshinsa/QandA.html#Q07


(2021.10.19)

@ 仮に、若者の投票率が0%で、高齢者の投票率が100%だったら、為政者は高齢者の方を向いて政治をする可能性があります。若者の方向を向いても投票してくれないからですね。商店で冷やかしの客より常連さんを優遇するとの同じです。若者も投票が必要な理由の一つは、そこに在ると思います。

ちなみに、若者の投票率が低い理由の一つは、投票よりも「恋愛」のことを考えている方が楽しいからでしょう。高齢者の投票率が高い理由の一つは、リタイアして社会から見放されても「選挙のお知らせ」だけは一生あなたに恋愛しているからでしょう。


(2021.10.17)

@ 仕事をリタイアしてぼんやりとした日常を送っていると、(心に引っかかっていたらしい)昔の出来事を思い出すことがあります。それは、必要な人生の総括の一つだと思います。今朝思い出したのは初めての人事異動の話でした。

新卒で就職して数年務めた後、自分も異動する時期になりました。異動先希望ベスト3を書類に書いて課長に提出すると、後日面談があります。ちょうど今頃の季節でした。当時私がいたのは支店で、(希望はあまりかないませんが)異動先として一般的なものは、同じ支店の他課・他係でした。私が書いたのもその中の3係です。

それを見た課長は、意外なことに「本社はどうですか?」と言ったのです。

当時も今も、私の認識では本社はキャリア組が行くところであり、私ごときの居場所ではありません。課長の言葉を意外に思いましたが、形式的な質問か、それともからかわれているのだと思って、さらりと「本社は行きたくありません」と答えました。「本社には行きたくない」と答えること自体「おこがましい」ので、変な気持ちでしたが。

そして、私は同じ支店の他課に異動になり、そこで何年か過ごしました。そこは接客が一番大変な部署の一つでした。

その時代に、仕事で知り合った他所の課長が、「次の人事異動で私の所に来ないか」と誘ってくださいました。しかし、そこの中心となる仕事は、接客が特筆すべき大変さですので難色を示しましたら、「(黙々とできる)庶務担当でも良い」と言われました。この場合の庶務担当とは、各課1名の総務課の出先のような仕事であり、わが社では平社員であっても準幹部的な評価を受けます。

しかし、庶務担当の次は、あの大変な仕事を担当させられる可能性が高いので、お断りしました。課長も2~3年すれば人事異動されてしまいますので、その後の責任までは持てないでしょうし。

少しだけ自慢させてください。ふと思ったのですが、番茶も出花とか申しますので、あの当時の私は、それなりに外部から評価されていたのかもしれないと思ったのです。採用当時、先輩から(間に合わぬ奴だと)可愛がられた私には、今でも信じられませんが。

ちなみに庶務担当は、就職して約20年後に、異動先の支店で縁あって勤めることになりました。最初は夜遅くまで課で一人残り、サービス残業を含めて行い大変でしたが、2年目になると「自分に向いているかも」と思えました。庶務担当と言っても庶務の仕事だけしていれば良いのではなく、同僚と同じように他の仕事をしながら庶務の仕事も受け持つわけで、単純計算で二倍の知識を必要とします。

追記

私が「本社などとんでもない」と思った理由にはもう一つあって、俗に「三日三月三年」と申しますが、私はそこの会社を就職三日で退職したいと思っていたのです。しかし、その勇気がないまま働き続け、いつの間にか仕事にも慣れた矢先の人事異動だったからです。

又、振出しに戻って一からやり直すのなら、新人の苦しみを再現するのなら、この機会に本当に退職したいと考えていました。だから「本社などとんでもない」のです。でも、その退職を課長に言い出す決心もできず、結局、他課に人事異動することになりました。


(2021.10.17)

@ TVドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」の第1話を観ました。なかなか面白かったです。

https://www.ntv.co.jp/2gatsu/

ここから、少し前の良作TVドラマ「トッカン 特別国税徴収官」を連想しました。

https://www.ntv.co.jp/tokkan/

どちらも気弱な井上真央さんが、どちらも〇神のような上司に翻弄されるお話で、似ていますね。

前者は役所に就職した新人のお話で、後者は中学校の教師を辞めて塾の講師になった女性のお話です。中学校と塾の違いはよく分かりませんが、役所と会社のようなものであるならば、役所つながりで二作品は似ているというものです。

久しぶりに井上真央さんの演技が見られて幸せでしたが、今の彼女は(気弱な新人の役だけでなく)周囲を威圧するような、いわゆるキャリアウーマンの役も似合うのではないでしょうか。もちろん、これは誉め言葉です。


@ iPhone、何気なくいじっていたらiOSの更新ボタンがあったので、実行したら、体感的には更新に20~30分かかってしまいました。

翌日、はたと気づいてデータ通信量をみたら、すでに今月分の2/3を消費していました。まだ買って一週間だというのに。たぶんWi-Fiに接続してから更新すれば良かったのでしょうが、まだその操作を知りません。お小遣いが足りなくなった少年の気分です。

スマホは「緊急時のお守り」として持つことにしただけなので、ギリギリの格安料金プランなのです。しかし、iOSの更新という通信料の盲点があったのは想定外でした。

追記

ちなみに、先日買ったイヤホンは一度も使っていません。昔から、イヤホン・ヘッドホンの類はあまり好きではないのです。あのイヤホンは緊急時の癒しのためのものです。映画「アイアムアヒーロー」の「峠のわが家」のように。追加でモバイルバッテリーも買いました。


@ 本日は、7,097歩 3.9km いつもの散歩コースでした。

私の町では今日から秋、昨日までは残暑でした。昨日まで心地よかった日影が、今日は寒いです。

お休みしていた真空管アンプにでも火入れしましょうか。


@ いわゆる夫婦別姓問題については、声を上げる賛成派の人がいれば、沈黙する反対派の人もいるはずで、結果、まだ世論が熟してないと判断している政府は動かないのでしょう。賛成派の人は、政府に働きかけるより、政府のご主人様である世論に訴えた方が良いのかもしれません。

そして、仮に夫婦別姓が行われるようになったら、家族でも氏が違うことになり、行政事務としては、従来の、アナログな、氏名を見て夫婦とか親子を名寄せしていくという手法には、問題が出て来ると予想されます。

それこそマイナンバーでも何でも良いので、事実上の国民総背番号制にしてデジタル管理し、預金口座等とくっつけることも義務化して、氏名ではなく数字で名寄せできるようにした方が良いような気がします。

行政がどれだけアナログ的な名寄せに苦労しているのか、役所に提出された書類は最後の一枚まで、実地調査をしてでも、解明しようと努力しているのです。その事務がほぼ消えたら、どれほど事務の効率化に役立つ事か。マイナンバーで現在は大分改善されているのかもしれませんが。

追記

つまり、夫婦別姓の人と、同姓の人が混在する世界になりますから(同性婚合法化なら、さらに同姓と異性の場合も)、行政事務で、同じ氏の人を名寄せすると他人だったり、別の氏だから他人(あるいは離婚したと)思ったら夫婦だったりしかねません。短期間に大量の書類を処理する現場の、繁忙期の疲労でぼんやりした頭では、混乱する心配があるのです。


(2021.10.16)

@ iPhoneのイヤホンですが、私の機種は端子が平べったいので、普通のイヤホンは挿せません。ネットで買おうにも(特殊形状のせいか)評判がバラついているので、容易に決められません。ですから、今日はリアルにアップルストアへ出かけ、純正品を店頭で購入してきました。税込み2,200円。ネットと比べてもほぼ同じ値段です。

帰りは徒歩にしました。

本日のウオーキング 7.7km
歩数 11,909歩
上った階段 9階(実際はもっとあるはず。)

今から昼寝します。


@ 『 (世界発2021)インド支える「マイナンバー」 13億人超が登録、コロナ禍で活用 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15075551.html

先日、総理候補の一人が具体的な年金改革を唱えましたが、他の三人の候補も、(私の知る限り)TVのワイドショーも難色を示していました。世論は年金破綻を心配していても、いざ、それを実行しようとする人には冷淡に見えました。

国は、1968年に「各省庁統一個人コード連絡研究会議」を作り国民総背番号制を目指しましたが出来ませんでした。その後も、1983年に納税者番号制度(グリーンカード)を導入しようとしましたが出来ませんでした。さらに、マイナンバーカードでも、銀行口座との紐づけ等が難航しているようです。

国は年金改革をしないとか、電算化されていない、給付金の交付が遅いとかの世論があります。しかし、国がやろうとしている事の足を引っ張っている力の一つも、世論なのだと思いました。


@ 選挙が決まると選挙管理委員会は大忙しですが、世界的に話題となっている皇族方の婚姻ともなれば、関係する役所にも緊張が走るはず。

戸籍担当者でも在任中に一度も経験できない者が大多数のはずですから、本で読んだ知識だけでは心配で、(提出先の可能性が高い)区役所、法務局、宮内庁などが、事前に連絡を取り合って、万全を期すようにするのだと想像します。万が一にも間違いがあってはなりません。世が世なら切腹ものでしょうから。

もちろん、役所は一般国民の婚姻届を軽く見ているわけではありません。都会では毎日のように届出がありますから、担当者も熟練しているので心配ないのです。

ちなみに、少子高齢化の昨今、限界集落のような場所では、年に1回しか出生届が出ない役場もあり、そんな役場では一般的な出生届でさえ緊張が走るようです。


(2021.10.15)

@ iPhoneに「NHKラジオ らじる★らじる」のアプリを入れました。

初めての操作はどっと疲れましたが、NHKジャーナルのNHK男性アナの声が聴こえてきたときには、一瞬で癒されました。やはり、スマホに足りないものは音楽だったのです。操作の極度のストレスを和らげてくれるものは、音楽です。

映画「アイアムアヒーロー」で、主人公たちが野宿をした、つかの間の平和なひと時に、ヒロイン・ラジオが聴かせてくれたのが、記憶違いでなければ、たしか「峠の我が家」(Home on the Range)。「神経を使った後は、甘い音楽がおいしい」。正確ではありませんが、どなたかの、そんな言葉が思い出されました。

https://cinema.pia.co.jp/com/165471/1114572/

ただ、私のスマホはイヤホンが付いていない商品なので、買わなければ。


@ iPhoneと格闘して、ふと思ったのは …

一般に「子どもはPCの操作を覚えるのが早いが、大人は遅い」とか申します。もちろん、子どもの方が頭が柔らかいのかもしれませんが、「大人には警戒心がある」のも理由ではないでしょうか。

ここをクリックすると、なかなか元に戻れぬ迷宮に入り込むのではないのか。あるいは詐欺のように知らぬ間に課金されるのではないのか、ネットやメールに誤発信されるのではないのかなどと警戒するのです。実際、私も余分な電話を発信してしまいました。

その警戒心を解くため、安全確認のために、(分からぬなりに)周辺の情報を集めてしばし考えるために、余計に疲労して、覚えるのも遅いのでしょう。

エンジニアが製品を改良するときに、「過去の製品との互換性が一番足かせになる」という話を連想します。しかし、警戒心の乏しい子どもは、前だけ見て、まるで遊園地にいるがごとくにPCを触っているので、覚えも早いかもしれないと思ったのです。


(2021.10.14)

@ 残暑も終わりそうです。来週になると秋らしくなりそうなので、まだ水が心地よい今日は、網戸とベランダのクリーニングをしました。網戸は、昨年の10月と同じく、水だけでキレイになるモフモフのクリーナーを使いました。

午後からはいつものお散歩です。iPhoneのヘルスケア(万歩計)で調べたら、3.9km(6,924歩)でした。のんびり歩いて1時間です。まあ、まあ、でしょうか。

私はビールは夏しか飲みませんので、この週末が飲み納めになりそうです。


(2021.10.13)

@ スマホを買った理由については、2021.10.5の記事に書きましたが、その他に、こんな事もありました。

3.11の瞬間、私は映画館にいたのです。上映を待って座っている時にグラグラときました。ビルの8階にある映画館ですが、ミシミシと音を立てて揺れました。木造の自分の家なら、経験的に揺れから震度が分かりますが、出先のビルの8階では感が狂います。どこでどれほど大きな地震が起こったのか、自宅は大丈夫だろうかと思いましたが、情報収集が出来ません。

ロビーに出て、ケータイを覗いていた見知らぬ男性に声を掛けました。彼は東北地方で震度7の地震が起こったことを教えてくれました。

そのような経験から、私にとって必要なスマホの機能とは、どこでもニュースが読める、電話とメールの送受信が出来る、そして(壊れてしまった)カメラの代役が務まる、懐中電灯の代わりになる、地図の代わりになる、等だと思います。

それについては、ここ数日で8割方出来るように様になりました。スマホには他にもたくさんの機能があるので、全部使いこなせれば素晴らしいでしょうが、それは今後の課題です。

追記

ケータイ小説を書いた人もいらっしゃるぐらいですから、超小型PCであるスマホがあれば、ノートPCは不要だとする人もいらっしゃるでしょう。そして、大多数の人は小説も書かなければ、ブログも書かないので、ツイッターが出来るスマホがあれば十分なのかもしれません。

しかし、もう少し文字数の多いレビューやブログを、毎日のように書いている私にとっては、最低でもノートPCは必需品のように思います。さらに、最初に学んだフルサイズのキーボードが好みです。スマホとノートPCの決定的な違いは、私にとっては「ブラインドタッチが出来るか否か」になります。老眼になり、若い頃のように時刻表を楽しめなくなった身にスマホはつらいものです。ブログも1~2週間に一回更新であれば、スマホで少しずつ書きためれば大丈夫かもしれませんが。

どなたかも仰っていましたが、「スマホは主に情報を得る道具で、ノートPCは発信する道具である」というのは頷けます。


追記2

そもそも私は昔からタッチパッドが嫌いなのです。郵便局のATMでは、敏感すぎるのか、手を近づけただけでONになってしまうマシンもありました。ノートPCでも触れただけでONになるのは精神的な緊張感が発生して使っていません。

さらにスマホになると、タッチの「微妙な加減」も加味して操作する必要があるので、それだけで血圧が上がりそう。しっかりとしたクリック感のあるマウスと、ストロークの深い、プロ用キーボードに近い感覚の、フルサイズキーボードが手放させません。

追記3

「子供にスマホは必要か否か」という議論がありますが、おもにこれは、スマホが「ケータイ電話」だという観点からの議論だと思います。スマホは「超小型PC」という観点から見れば、不要だという発想には疑問が増えるはず。

もちろん、有害サイトへのアクセスや、誹謗中傷等の問題がありますが、総じて、デメリットよりもメリットの方が上回るのではないでしょうか。子供たちがスマホを先生として自主学習できる環境を奪うべきではないと思います。

映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」の中で、主人公・ウィルは、酒場でからんできたハーバード大学の学生を、歴史の議論の末、「知識の受け売りだけで、君には自分の考えがない」と一蹴し、「授業料が無駄だ」と切り捨てました。そんなウィルは一人図書館で学んでいたのです。


@ 公務員であった彼のロジックの可能性としては、「推定無罪」に一票を投じたいと思いました。そして、その後は世論にしたがったのかもしれません。


(2021.10.12)

@ 何年も前のこと、プログラミングの仕事をしている知人に、「パソコンの設定が苦手だ」とこぼしたら、「簡単だよ。うちの家族は皆出来るよ」と言いました。

でも、それはプロである知人が、同居の親族にアドバイスするからであって、家庭教師を雇っているようなものです。

そうではない私のような者は、大文字と小文字の違いすら受け付けないコンピュータの前で、頭を抱え、どこに正解が載っているのか分からぬマニュアル本を読んだり、なかなかつながらぬサービスセンターに電話したりして、些細なことでも半日から1日つぶしてしまう。そんな事が何回も続くと疲労と失意で嫌になってしまうのです。

それに、マニュアル本には一般論が書いてある場合が多いので、自分が使っている製品の操作とは完全には合致しないことがありますしね。

そう話したら、彼も納得してくれました。


@ スマホと格闘しています。


(2021.10.10)

@ 映画「ボーンアイデンティティ」の主人公・ジェイソンボーン(マットデイモンさん)は、自分が何者か分からない記憶喪失の男として登場します。

( 以下ネタバレです。)

そんなジェイソンは、なぜか敵から命を狙われ続けます。しかし、いつも軽々とかわしてしまうのです。「無意識に体が反応している」ようです。いったい自分は何者なのか。

実は彼はCIA工作員だったのです。そこで身につけた格闘技のスキルは、記憶喪失になった今でも、体が覚えているのです。自転車乗りのように。

ところで、先日お話した、新聞記事の「3年頑張れ 父の仕事の極意」を書かれた方は、多い日は1日50~60回受話器をとる会社のお客様対応の部署で、大変な苦労の中、新卒で3年間仕事をされたようです。

私も接遇ではつらい思いをしたことがありますから、この方の気持ちの片りんぐらいは分かる気がします。物の味がしなくなったと書かれていますが、寿命が縮むぐらいの苦労だったはず。

しかし、「3年もたつと、業務に慣れ、むしろ楽しくなっていた。ずっとこの部署でいいとも思った。」とも書かれています。そんな苦労の果てに身につけたスキルは、そうでない人とは別次元のものですね。

( 例えば、同じ学歴でも、一人はこのような職場で働き、もう一人は何もしなかった場合は、良し悪しは別として、高齢者になった時には別人になっていると思います。それぐらい仕事は人を変えると思います。 )

そのスキルは、自覚されていないかもしれませんが、これからどこの部署、どこの会社に移っても生かされるはずです。それどころか、定年後の私生活でも、他人から圧力を受ければ無意識に反応でき、ジェイソンボーンのように戦えるのだと思います。


@ そろそろ年貢の納め時だと思い、スマホを購入してきました。相談できる友人がiPhoneでしたので、私も料金プラン(格安のもの)も含めて同じにしました。AndroidよりもiPhoneの方がやさしいという噂ですし。

しかし、それでも初めてのスマホは難しい。スマホ教室を受けていないのでなおさらでしょうが。

きっとスマホを電話だと思うからいけないのでしょう。あれは「超小型のPC」です。例えて言うならWindows一筋の私のような者が、アップルを買い増すようなものでしょう。操作方法が違うだけでなく、超小型なので、老眼で、その内、手も震え出すような高齢者にはなおさら酷というものです。

あれを高齢者の皆さまが平気な顔をして操作しているのは、(失礼ながら)にわかには信じがたい光景です。

追記

ちなみに私のものはiPhone13ではなく、12でもありません。色々考えましたが、おもに前述したような理由で、もっと安いものにしました。

しかし、重大な事を発見しました。iPhoneも良さそうですが、Androidは高性能かつお値打ち価格のようなのです。iPhoneの半値ぐらいのものもあるらしい。操作はどちらを買っても最初は難しいことに変わりはないでしょう。そして、おそらく、慣れてしまえば、どちらでも同じような気もします。


(2021.10.9)

@ 映画「箱入り息子の恋」のように、役人が無感情な爬虫類のようにドラマで描写されがちなのは…

例えばハンバーガーショップであれば、人々は食事に集まってくるので、スマイルで迎えるのが良いでしょう。

しかし、役所は相談事のある人が集まってくるので、スマイルでいると「何がおかしい!」と叱られることがあるのです。そうやって数回も叱られれば、新人君もポーカーフェイスで接客する様になります。

そして総理の記者会見を聴いていると分かりますが、余分なことは言いません。総理の言葉は重いからでしょう。その他大勢の役人の言葉が総理と同じだとは言いませんが、相談事に訪れた人に、役所の担当係の職員が話す言葉が、軽くないはずはありません。

いったん「出来ます」と言ったものを「出来ません」と言い換えることはトラブルと同義語です。民間なら上司の一声で何とかなる場合もあるかもしれませんが、役所は法律で動いているので、ダメなものはダメだから厄介なのです。

そして、余分なことを話すと、それに対する質問が出て、相談時間が2倍になることもあります。失言を誘発する心配もありますし、内部事務をする時間が少なくなることも意味するので、職員も避けたいわけです。

そんなこんなで、皆さまがご承知の、役所の職員が出来上がる、私はそう思います。

追記

>相談事に訪れた人に、役所の担当係の職員が話す言葉が、軽くないはずはありません。

なんとなく、おかしな文章ですね。

「 相談に訪れた人に役所の担当職員が話す言葉は重いはずです 」に訂正させていただきます。


(2021.10.7)

@ 本日お誕生日の皆様、おめでとうございます。


@ 「 3年頑張れ 父の仕事の極意 」

https://www.asahi.com/relife/article/14452052

昔から言われていますが、本当だと思います。

追記

多分どこも似たようなものだと思いますが、地元の自治体では、平職員の場合、平均5年で人事異動があります。上限は7年で、7年たてば嫌でも異動させられますが、同一係で最低3年間は我慢するのが原則です(例外としてキャリア組は1年で本庁から一本釣りされることもあります)。

「仕事が自分に向かない」等の理由で、どうしても1~2年で異動したい場合、上司は相談に乗ってくれますが、キャリア組でもないのに異動すれば、職歴に傷がつきます。

以後、人事担当や上司が職歴をチェックすれば、「3年未満の不自然な異動がある。何があった?」と疑われます。それは定年まで。このように「3年我慢」は単なる根性論ではなく、自治体では事実上の「制度」になっている場合があるのです。


(2021.10.5)

@ 何年も前、父危篤の連絡をもらって深夜に病院に駆けつけた後、葬儀屋さんに連絡するためにロビーの公衆電話に行ったけれど、真っ暗で、常時持ち歩いているキーホルダーのライトを照らしながら、電話機の番号を押しました。

その後の葬儀場では、手続きを終えて帰宅しようにも、ロビーの公衆電話は撤去されており、見知らぬ街の公衆電話を探すために深夜に歩き回るのも危険なので、事務所の人に頼んでタクシーを呼んでもらいました。

その1~2年後、相続手続等すべて終わり、気分転換に近場の温泉旅行を予約しましたが、予定時刻になってもバスが現れません。しかし、公衆電話をさがして旅行社に問い合わせているうちに、バスが現れ、私を積み残して行ってしまうといけないので、その場を離れられませんでした。結局、雪による渋滞で、1時間遅れの到着でしたが。

さらに、今はワクチンパスポート、病気・災害時の非情連絡等にも必要になり、そろそろ、スマホなしでは生きられないのかもしれないと感じて、今日は一日スマホの日でした。計画で頭がいっぱい。私も近日中に買います。


(2021.10.4)

@ voicyなどを聴かせていただくときに(失礼ながら)1.2倍速でも楽しめることが分かりました。1.5倍速は限界でストレスで胃が固まりそうになります。そして、2倍速になるとほとんど意味不明になりました。もちろん、慣れも多少あるようですが。

又、スピーカーもJBL系の反応の早いジャズ向きの物は、比較的高速でも理解しやすいですが、ソフトな音のスピーカーでは理解しにくくなりました。どちらのスピーカーでもツイーターの真正面では音の分解能が高まるのか、理解しやすくなりました。ヘッドフォンでは試していません。

しかし、世の中には2倍速でも楽しめる人がいらっしゃるようで驚きです。でも、高齢者にはゆっくり話しかけないと理解してもらえないと言います。会話をゆっくり再生する機能の付いたラジオもあります。私もいつの間にか早口は理解できなくなってきたのでしょうか。

いや、若い頃から苦手だったようです。20代の頃、同僚に一人、とても早口の男性が居まして、彼はよく私に話しかけてくれましたが、感覚的には2倍速に近くて、その当時からあまり理解できませんでした。


(2021.10.3)

@ 「 千原せいじが『ハコヅメ』でスベり気味…演技派揃いの中、経験不足が浮き彫りに? 」

https://www.cyzo.com/2021/08/post_287547_entry.html

千原せいじさんの(失礼ながら)素人っぽさが好きでした。

サーカスにはピエロが…と言うように、強面ながらも、どこか様になっていないという得難いキャラが最高です。千原さんは登場するだけでも楽しませてくれました。全員が隙のない芝居をするよりも、(重ね重ね失礼ながら)部分的に学芸会的な雰囲気も出て良かったです。

ラーメンの具で言えば、たのしい「鳴門巻き」かな。

追記

私の職場では上司は2~3年で異動するので、在職中に10人以上に仕えました。上司の性格は千差万別で、中には素人っぽい上司もいました。千原さんのお芝居から思い出して懐かしく感じたのも、好感を持てた理由の一つです。


@ 弓道の「正射必中」。

素人の方はこれを「古い精神主義」、あるいは「神秘現象」だと思うかもしれません。しかし、少しアーチェリーをかじった私には「的を射た奥義」だと思えるのです。たぶん多くの仲間も異論はないでしょう。

両方の経験者も言っていましたが、ライフルは目で狙えば当たるのに対して、弓矢は当たらないのです。

メンタル的な事は当然ながら、ライフルと違い、弓矢の場合は射手の全身が発射台になっているので、たくさんすぎる要素が複雑に絡んでいるからです。その要素を全部挙げて行ったら、それだけで一冊本が書けます。でも、それを読んで知識を蓄えただけでは当たりません。たぶん語りきれなていないし、語りきれていたとしても、行間まで本当には理解できてはいないからでしょう。さらに、たとえ理解できたとしても、その通りに肉体を(発射台を)動かすことは困難なのです。

しかし、猛練習の末、もしそれを体得できた暁には、狙えば(心眼も含め)当たるようになるのです。体得を例えるなら、自転車に乗れる人と、乗れない人との違いのようなものでしょうか。それは禅語の「以心伝心」とも言えるのかもしれません。外部から「言葉」で教えられることは、わずかですから。

そして、そのわずかの言葉が「正射必中」になるのでしょう。

追記

アーチェリーの日常練習でも、最初の30分ぐらい、的を貼らずに射る人がいます。的があると、当てようとして低俗に振れるからでしょう。

それより、的なしで、幽体離脱したような気分で自分の射を外から観察したり、体内に戻って内観のように肉体や精神の状態を観察したりするのです。

そして、その時の「正射」感覚を記憶したまま、的を使っての射に移るのでしょう。


@ アーチェリーの弓には照準器が付いていますが、弓道にはありません。昔はそんな道具は無かったのかもしれませんが、今でもついていないのは、「道」である精神性の高い弓道にとって、当てることを第一と考えてしまいかねない照準器の装着は、低俗に振れ、道を誤ることになりかねないのも理由だと想像します。

目だけに頼らない。全身の感覚を研ぎ澄ませて矢を当てる。それどころか、前後の所作、心の在り方まで重要視する。これは遠回りのようでいて、人間修行も含めた真の上達へのショートカットの可能性があります。それでも当たらなければ、その分野では才能が無かっただけのことなのです。

映画「ベスト・キッド」にも、「勝つことにしか価値を認めない先生のいる空手教室」に通う敵と、「勝っても負けても、試合で正々堂々と戦えば、これから誰も君をバカにしなくなる」と言う師につく主人公がいました。

弓道、柔道、剣道、相撲道、茶道、華道など、日本にはたくさんの「道」があります。この言葉は、弓道のみならず「道」の国日本においては、中核となるような文化的思想だと思います。

もし、外国人が日本の「道」に参戦したら、「スポーツではないから、勝つことは2番目に考えなさい。2番目に考えたら勝てないのなら、それはあなたの才能が無かっただけのことです」と教えたいと思いました。

追記

言うまでもない事ですが、勝つことを1番に考える人より、2番目に考える人の方が試合でリラックスでき、メンタルが重要な弓矢のような場合には、より勝ちやすいのです。


(2021.10.2)

@ 「 『ハコヅメ』満点、日テレが快挙 」

https://www.asahi.com/and/entertainment/409635747/

原作やシナリオ、共演の皆様も良いですが、ヒロイン二人が演技合戦をしていると、再見して思いました。

戸田恵梨香さんの演技のすばらしさは以前から気づいていましたが、永野芽郁さんも負けていません。シリアスからコメディまで、広範囲にわたってです。失礼ながら、それを気づかせてくれた作品でした。

追記

満点(ミスパーフェクト)になった最終話ですが、感動した方が大多数であった半面、一部の方は不満を感じていらしたようです。感想は人さまざまですからそれで良いのですが、私の感想も書かせていただきたいと思います。

犯人を「サイコかも」思わせて、実は普通の人だったという点ですが、以前の回にジェイソンみたいにチェーンソーをふりまわす男も登場したぐらいですから、サイコにするのは簡単な事だったと思います。

しかし、このシナリオではもっと悲惨な話になっています。

物語ではさらっと流していますが、話が悲惨すぎるから「秘すれば花」を選択したのでしょうし、「ハコヅメ」のシナリオの特徴である「心の声は語っても、大切なことは語らない」でもあるのでしょう。

忘れてならないのは、犯人の娘も川合と同年代の警察官をしている点です。あの娘の将来はどうなるのでしょう。たとえ藤先輩みたいに優秀であったとしても、おそらく出世は難しくなるでしょうし、それ以前に、そのような犯罪者の娘となれば、同僚からの冷たい視線が日常になり、職場が針のむしろになる可能性があります。辞めたいでしょう。しかし、転職しようにも、警察官を辞めた女、身内に犯罪者がいる女、という事で、再就職先を見つけるのも困難になるのです。さらに父との関係も破綻しかねません。そんな娘の将来はどうなるのでしょう。

そして、娘を愛しているがゆえに、逆にそのような地獄に落としてしまった父の苦悩、父の自己嫌悪は、懲役刑を受けただけでは救われないと思います。一生悔いて、一人で生きて行くことになる可能性があります。

追記2

娘を救える人物がいるとしたら、それは被害者である桜でしょう。

ですから、最終話のラスト、川合を指導するために警察を辞めない決心をした桜でしたが、桜が本当に追いかける人物は、後に、川合ではなく加害者の娘になるはずなのです。傷ついたものどうし、桜と加害者の娘が和解し、同じ係で仲良く働く様にでもなれば、その他大勢の同僚が娘に冷たくする理由はほぼ無くなるからです。

そして、その姿を見せる事が、娘の父を救う、数少ない方法のなのかもしれません。

もちろん、このストーリーを現実で行うのは難しいかもしれませんが、桜が「自分にしかできなない仕事、自分の使命だ」と考えれば、あながち不可能ではないと思います。

追記3

もうひとつの「一部の方が不満を感じた理由」は、「ハコヅメ」を「百合」だと思っての事でしょうか、藤先輩と川合のカップルを復帰する桜が壊してしまうという心配ですね。三角関係です。

しかし、藤先輩と川合は、その言葉の通り先輩と後輩です。ペアは後輩を指導するためでもありますね。ならば、藤先輩と桜は同期ですので原則としてペアは組まないはずなのです。私も新人の頃には何度も先輩から注意されたものです。(先輩が怖いから)新人同士で仕事の相談をしていると、「分からんもん同士が相談するな」と。


@ 「私たちの弓 まっすぐに 日本大学女子弓道部」

https://www.nhk.jp/p/ts/KQ8893GKX6/episode/te/N34G7LKP1Q/

#21「すばらしい日々」 日大女子弓道部

https://www.nhk.jp/p/ts/KQ8893GKX6/blog/bl/pgp0nqBQWg/bp/pNaR3qlVRy/

映画館で映画を観る以上に、小さなTV画面に吸い込まれました。

弓道場とアーチェリー場は、併設してある場合もあり、多くのアーチャーは弓道にも敬意を持っていて、休憩時間にでもじっくり拝見したいと思っています。しかし、邪魔してはいけないと思って、いつも遠くからチラリと眺める事しかできません。

このドキュメンタリーは、まじかで長時間見学を許されたがごとく、楽しめました。同じ弓矢をたしなむ者として、素人よりはより深く感じられたような気がします。アーチェリーと似たところと、違うところ、伝統的な練習法と、新しい練習法、興味は尽きませんでした。

追記

アーチェリーは西洋で始まりましたが、日本には弓道があったので、日本アーチェリーには和洋折衷のところがあります。ですから、弓道の基本である「射法八節(しゃほうはっせつ)」に似たものが、日本アーチェリーにもあるのです。そして、弓道のように「正射必中(せいしゃひっちゅう)」を求め、得点はその結果を表しているにすぎない、という考えを(多くの人が)基本に持っています。精神性が高いのです。

私の知る限り、一番正統的な教科書は「みんなのアーチェリー」という本で、軸足になるような本です。

https://books.rakuten.co.jp/rb/4286403/

その後、新しい理論によるアーチェリーの教科書が色々発売されていますが、「みんなのアーチェリー」を読んでおくと、良し悪しは別として、軸足からどれぐらい離れている(あるいは同じ)のかが分かります。初心者がいきなり新理論の本を読んでも何が新しいのが良く分かりませんが。

そして、(間違っていたらごめんなさい)番組の中の日本大学女子弓道部さんは前者の求道者のようです。そして科学技術で当たる弓道を解明しているライバルは後者に似ています。どこの世界も新・旧が戦っていますね。

追記2

アーチェリーではいったん引いた弓を戻しながら射ってはいけません。毎秒1ミリ以下でも良いので、引きながら射るのです。しかし、疲労のため無意識に戻しながら射る場合があります。すると矢は勢いを失い、失速気味になります。下方向へ外れやすいです。

選手が引いた矢の先端を観察していると、引いているのか、戻っているのかが分かります。これは力学的なものだと思うので、おそらく弓矢に共通の基本でしょう。

追記3

追記で書いたライバルかは分かりませんが、番組に出てきた強敵はさすがにフォームがきれいでした。「正射必中」を画に書いたような勝負でした。日本大学女子弓道部さんは、特に主将をされていた方のフォームが、見とれてしまうほど美しかったです。

追記4

ちなみに、アーチェリーの最新理論については、この「アーチェリー」誌がおもしろいです。初心者の頃、私は数年分のバックナンバーを買って2~3回読みました。

この世界は毎年のように最新理論が登場しますが、ある意味一人親方の世界であり、「選手の数ほど流派がある」と揶揄されているぐらいですので、驚くにはあたりません。実際に射場で出会う先輩方のアドバイスも、千差万別だと言っても良いです。お礼を言って有難く教えていただき、実際に試してみて、自分に合ったものだけを受け入れれば良いのです。

そんな世界だからこそ、基本である「みんなのアーチェリー」誌を読んで、迷子にならないようにすることが必要だと思っています。でも、なぜ売っていないのでしょう。

「 アーチェリー 最新号:2021年9月号 」

https://www.fujisan.co.jp/product/3/new/


(2021.10.1)

@ 幼い頃、正体不明の人からいじめを受けた少年がいたとします。

彼は人知れず心にトラウマを負い、まだ消化できず、人間不信になって、笑顔の友人・知人たちは皆仮面をかぶっているのではないかと、無意識に疑い始めるのです。

だから、もし友人・知人が仮面を取ったと思ったら、つまり自分に対して苦言を言う人に出会ったら、「それ見たことか」と、トラウマの元になった正体不明者をそこに投影して戦おうとする。

もし、そんな少年がいたら不幸なことです。


@ 第5波がピークアウト!?

「相場が間違っている」と言う人もいるらしい。

( 以上2つ 2021.9.7の再掲 )


@ 『 「書かない市役所窓口」始めます 本人確認→口頭で申請 』

https://www.asahi.com/articles/ASP9X6R87P9GOIPE00B.html

先日の話の続きです。

私の地元では導入されていないので、利用したことはありませんが、例えば妻が「夫の住民票の写し」をもらいに行く場合、窓口で妻の運転免許証などを提示し、「夫の住民票を1枚下さい」と言えば良いのかもしれませんね。すると職員は「太朗さんを1枚ですね」とか言って印刷してくれるのでしょう。

しかし、印鑑証明はどうなるのでしょう。

印鑑証明の申請書には印鑑手帳番号と該当者の住所・氏名・生年月日を正確に書く必要があります。

これらにはパスワード的な意味が込められており、手帳が無い場合は当然のこと、生年月日が1日違っても、名前の文字に「太郎」「太朗」の違いがあっても門前払いになります。そこまで口頭で説明するのでしょうか。

正解を役所側は教えません。申請者は自分で調べる必要があります。そもそも、印鑑証明は本人か、本人からの代理人の申請しかみとめておらず(妻であっても勝手に取れない)、したがって「本人なら正解を知らない事はあり得ない」という解釈です。本人に無断で出せば事件につながりかねません。

もしかしたら、現在は制度改正があったのかもしれませんが、住民が住民票のノリで印鑑証明を取りに行くと残念な結果になりかねません。

追記

高齢者のワクチン予約では、ネットが苦手な人が電話に殺到し、電話がつながらないと、今度は役所の窓口に殺到するという事が起きました。

その時、ネットが得意な若い世代などは、「高齢者ももっとネットを勉強された方が…」と思っていたかもしれません。

しかし、住民票・印鑑証明等の役所の窓口で、申請書を書かず口頭で申請できるようにするなら、自分で入力してもらうネット化とは逆方向の、職員が入力する電話対応に舵を切るようなものではないのかと、そう思ったのでした。

追記2

今はどうか知りませんが、かつて「住民が他人の住民票や戸籍を不正に取る」という犯罪は希におこっていました。それは警察沙汰になり捜査が行われます。その時、①申請書の筆跡鑑定や②職員関与の可能性も調べられます(私の知る限り職員が不正に関与した事例はありません)。

書かない申請になると、①が署名欄だけになりますし、②で「職員が出さなくても良いものまで出してしまった」可能性を否定する必要も出てきそうで、ある意味めんどうそうです。


@ 新型コロナのワクチン接種をめぐっては、デマが飛びかい、それに影響された人たちが接種をしないという事例が、日本を含めた世界で問題になっています。

これに対して、当局は一つ一つ事例を挙げて「これはデマです」という、いわゆるQ&A作戦をしているようです。それも悪くはありません。でも、デマは際限なく出て来るものですし、新型コロナに限らず、これから色々な場面で起こりえるものです。

ここで思い出したのは、「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」という言葉です。

感染症・ワクチン専門家でなくとも、義務教育しか受けていなくても、正しい判断ができる人は、デマに惑わされず正しい判断が出来るものです。彼等はそのコツを知っています。その多くは人生全般に利用できるものだと思われるので、それを教えてあげる事も必要ではないでしょうか。


(2021.9.30)

@ TVドラマ「ハコヅメ」8/11「特別編」の冒頭に、交番での山田と伊賀崎とのコントがあります。

そこに、「今度、町山警察署に勤務する者の子どもたちを職場見学をさせるからよろしく」という副署長からのメールが入り、伊賀崎が狼狽します。

伊賀崎は山田に、「子どもたちには、お父さんは刑事で、捜査一課のエース、警察学校時代はミスターパーフェクトと呼ばれていた」と話してあるので、交番の警察官だと分かるとマズイと言い、山田から「藤先輩かよ」と突っ込まれていました。

それで、山田に(子どもたちにバレないよう)お芝居に協力して欲しいと頼みます。

このエピソードで子どもに言ったことは、伊賀崎の願望のようにも聞こえますが、「さぼりの伊賀崎」とあだ名がつくほど、伊賀崎が楽な担当を求めていることが分かっていますから、これは伊賀崎の願望ではなく、楽に生きるために隠してある真実の姿なのでしょう。

子どもには真実の姿を見せているが、職場では隠しているのだと思います。だから騙しているのは子どもではなく、同僚の方なのかもしれません。


(2021.9.29)

@  TVドラマ「 ハコヅメ~たたかう!交番女子~ 」は、極端なほど「心の声がだだもれ」の喜劇です。

しかし、「もれていない心の声」がストーリーを裏打ちしています。

もし後者までだだもれにしたら、お子様ランチになってしまう。

そこが絶妙。「秘すれば花」なのです。


@ 『 「書かない市役所窓口」始めます 本人確認→口頭で申請 』

https://www.asahi.com/articles/ASP9X6R87P9GOIPE00B.html

申請書は素人には書くのが難しいだけでなく、書き損じも大量に発生します。本来1枚で済むところを、書損で各自が2枚使えば、1,000枚が2,000枚になるわけで、ゴミも含めてバカにできないのです。

さらに、手書きには、どうしても、くせ字、誤字・誤記等がありますから、窓口で点検する必要が出てきます。この手間もかかります。

そして、申請書には窓口で書けないものも存在します。例えば、父が亡くなって、相続手続きの為、父の出生から死亡までの、戸・除籍謄本が必要になることがありますが、自分の本籍・筆頭者は知っていても、過去の履歴までは知らない人がほとんどでしょう。当然に窓口の職員も知りません。なのに、規則では最初に申請書を提出してもらうことになっているのです。これでは、来庁者と職員の双方が困ります。

そんな相続手続き簡単にするには、職員が窓口で話を聞いたら、プロの勘を総動員して先に戸・除籍を探し出し、その完成品から逆に申請書を書いてもらうのです。これが要領。

今回の「書かない市役所」も、その手法に似ていると思いました。良いと思います。


@ 『 就活生の裏アカ特定、企業に報告…ネットから見える「ホントの姿」 』

https://www.asahi.com/articles/ASP9P4Q36P8RPTIL02M.html

今はどうか知りませんが、昔は縁談話があると、まれに相手に無断で戸籍を取ろうとする人がいました。もちろん役所は絶対に出しません。必要なら「お互いに自分の戸籍を取って交換するよう」指導しました。

役所ではなく興信所で相手を調査する人は今でもいるでしょう。本人の問題だけでなく、(歌詞ではないですが)身内に寅さんみたいな人がいることが分かり、破談になる人も本当にいるかもしれません。

今はどうか知りませんが、昔(半生記ぐらい前)は公務員の就職試験を受けると、近所に素行調査員が来ることがありました。調査員が役所の人事担当なのか、興信所に委託していたのかまでは分かりませんが。税務調査をする役所なら、受験者の素行調査をしてもおかしくないでしょう。

警察官採用でも、同時期は、交番のおまわりさんが、管轄内の適性のありそうな若者を、一本釣りしていたこともあったようです。交番ではどこにどんな人が住んでいるのか日常的に調査しているようですから、素行の良い人を見つけるのには都合が良かったのかもしれませんね。

近年は、長年書き溜めたブログは自分の履歴書代わりになるとも言われ始めました。しかし、企業は裏アカまでプロに頼んで調査しているのでしょうか。

時代と共に調査の手法が変わって行くだけで、昔から似たようなことは、いろいろ存在しているのかもしれませんね。

しかし、民間企業が学歴フィルターだけでは物足りず、これほど真剣に人物評価をしているのに、もし公務員試験が学歴フィルターも用いず、筆記試験も廃止し、受験者どうし話し合いをさせて、口達者の人だけを採用するとしたら、民間と公務員、それぞれの世界の行く末はどうなっていくのでしょう。

追記

( 連載 > 探られた裏アカ~就活の深層 )

https://www.asahi.com/rensai/list.html?id=1317&iref=pc_rensai_article_short_1317_below_bn


(2021.9.28)

@ 「 ハコヅメ~たたかう!交番女子~ Blu-ray BOX 」

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%82%B3%E3%83%85%E3%83%A1%EF%BD%9E%E3%81%9F%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%86%EF%BC%81%E4%BA%A4%E7%95%AA%E5%A5%B3%E5%AD%90%EF%BD%9E-Blu-ray-BOX-%E6%B0%B8%E9%87%8E%E8%8A%BD%E9%83%81-%E6%88%B8%E7%94%B0%E6%81%B5%E6%A2%A8%E9%A6%99/dp/B09FLLX432/ref=sr_1_4?adgrpid=123327957313&dchild=1&hvadid=546440398488&hvdev=c&hvqmt=b&hvtargid=kwd-1425920743918&hydadcr=27744_14472463&jp-ad-ap=0&keywords=%E3%83%8F%E3%82%B3%E3%83%85%E3%83%A1+dvd&qid=1632816779&sr=8-4


@ TVドラマ「ハコヅメ」のレビューは、映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」の追記に書いてあります。

https://cinema.pia.co.jp/com/26248/600424/


(2021.9.27)

@ https://npn.co.jp/article/detail/200015093

前段の話は、この記事を読んでいただくと分かります。


@ ご心配をおかけして申し訳ありません。

「ハコヅメ」についての昨夜の感想が、コンピューターにより自動的に削除されてしまったようです。

原因は登場人物のセリフだと思われ、それが削除基準に該当したようです。詳しく書くとまた削除になりかねないので、これでご了承ください。


(2021.9.26)

@ 62年前の9/26に伊勢湾台風が来ました。

私が〇歳の時です。

被災して最高1.5mぐらい水が来ました。完全に引くまでに1か月ぐらいかかり、その間はいかだを竿でこぐ生活をしていました。

自衛隊員が大量に投入されたとの記録が残っていますが、避難所に行かなかったせいか、私は一人も見た記憶はありません。

同時に思い出したのは、母が私を養母候補とお見合いをさせた事です。

あれも伊勢湾台風とほぼ同じ〇歳の頃です。

記憶では家は被害を受けていませんでした。

伊勢湾台風の直前だったのでしょうか。

なら良いのですが、もし直後なら、伊勢湾台風が両親の決断の後押しをして、私の運命を変えようとしたのかもしれません。


@ 『 電車撮るより楽しい!? 鉄オタもびっくり「踏切マニア」の世界 勝手踏切で注目 』

https://blogos.com/article/561275/

私も、もしかしたら「踏切マニア」かもしれません。電車に興味はありませんが、電車も横断者もいない、がらんとした踏切写真なら多分興味があります。

なぜだろうと考えていましたら、「駐車場マニア」であることを思い出しました。クルマが少ししか止まっていない、がらんとした駐車場が好きです。

なぜだろうと思いましたら、幼い頃に両親に連れられて通った映画館の、がらんとした座席にたどりつきました。

「がらんとして整った施設 → 静かだけれど、さみしくない暇な時間」でした。それがすきなのです。

音楽で言えば「バラード」を聴いている時間でしょうか。「バラード」も好きです。

「廃墟萌え」「工場萌え」もありますが、私は好きではありません。あちらは「静かで、さみしい暇な時間」だと感じるからです。


@ ネットに、TVドラマ「ハコヅメ」は「百合」であるという説がありました。

その方面はよく知らないのでいけませんが、そのような視点で見ると、別のものも見えてきました。

警察官という仕事、そして、あの警察官の制服は、記号で言えば軍服に通じるもので、「男性」だと思います。

つまり、美女が男装をするので(美女が美女として共演もしているし)、「ハコヅメ」の遠景には「宝塚」的なものがある、のではないでしょうか。


@ わが家にはソファーがなく、食事もTVも座布団に座っています。さすがに食後TVを観るときはゴロリと横になりますが。

最近気がついたのですが、立ち上がる時に苦労するのです。若い時は楽に立すわりが出来たのに。もう20年ぐらい毎日100回スクワットをしていますが、それでもこのありさまです。

そこで応用を考えたのが、アーチェリーの極意の一つです。

バネの強い弓(「重い弓」と言う)を引くときは、絶対に途中で止めてはいけません。引くスピードを、毎秒50センチから毎秒1ミリに減速する場面がありますが(スピードは一例)、その場合でも動いていなければいけないのです。

いったん止めてしまうと、再度動かすときには大きなエネルギーを必要とし、疲労してしまいます。

ならば、立ち上がる時、動くスピードを変化させても、止まらない事を心がければ、楽になるのではないでしょうか。これは弾みをつけるという事ではありません。念のため申し添えます。

この技、試行錯誤を続けています。


@ 「 疑似集団免疫仮説、山火事理論に勝手に参戦 」

https://agora-web.jp/archives/2053163.html

私はリタイアするまで、毎日1時間ほど満員電車で通勤していました。大多数の人がマスクをしておらず、閉鎖空間での咳やくしゃみも日常茶飯事でした。

30年以上務めた職場は接客の多いところで、毎日100人前後のお客様の、唾を浴びながら仕事をしたと言っても、まんざら冗談ではありませんでした。興奮のあまり話しながらノーマスクでせき込む人も少なくありません。

30年の内、冬から春にかけて残業続きになるような職場には15年以上いました。風邪・インフルエンザの流行期にも容易に休めない過酷な担当です。

それなのに、私はマスクが嫌いで、昨年の春までしませんでした。

そんな半生を振り返って思うことは、リタイアするまでは、ほとん病気にならなかったという事です。それなのにリタイアして数年後からは、冬場には1年おきぐらいに、風邪かインフルかは分かりませんが、2~3日寝込むことが出始めました。歳を取ったせいもあるでしょうが、ひそかに私は、他人の唾を浴びなくなったせいかもしれないと思っているのです。

(2021.9.24)

@ 公務員の45歳定年制について、ぼんやり考えてみました。

( おうち時間に「ぼんやり考えてみる」のが目的で、「真剣に考えてみた」のではありません。念のため申し添えます。 )

45歳で定年になるのなら、原則45歳の新人を採用しなければなりません。

ご承知のとおり公務員試験には筆記試験があります。学歴フィルターを差別だとして採用しない公務員試験で、一定以上の事務能力を担保するには、筆記試験は必要だと思います。

しかし、22歳の新人ならともかく、45歳の人に22歳と同じ筆記試験をしたら酷だと思います。本当に能力のある人材を逃しかねません。

ですから、筆記試験の内容を変えるか(作文試験だけにするとか)、これまでの仕事のキャリアと面接等を重視するようにするのが良いのかもしれません。

公務員になりたくても22歳の時に試験で落ちてしまった人が、45歳の時には会社員から公務員に転職するという幸運もあり得るなら(あるいはその逆もあるとしたら)、素晴らしいことです。

追記

同じ公務員でも毎日住民に接する区役所と、その区役所を管理する市役所(本庁)とでは、職員の経験の質が違ってきます。

例えば、22歳から45歳まで市役所一本で働いていた人が、45歳から区役所の係長になったとします。その係長は、「対住民の行政スキル」に対して、22歳から45歳まで23年間区役所の現場で毎日住民と格闘してきた人と比べると新人に近いのです。しかも、その係長は、キャリアには自慢があっても、弱点を自覚していない場合があります。

45歳定年制で、民間からキャリアを買われて公務員になった人が、いきなり管理職に就くとは思いませんが、民間でいかに優秀な人でも注意が必要だと思います。

さらに、私がいつも言っていることですが、民間人が一部の奉仕者なら、公務員は全体の奉仕者であるので、視点の転換が必須ですが、これは常識のようでいて、実戦で使えるほどには分かっていない人がいそうで心配です。

それから、民間には民間の作法があるなら、役所には役所の作法があります。役所に民間の作法を持ち込んだらどうなるのか、その時、良くも悪くも影響を受けるのは住民です。トランプさんを思い出すと、その光と影が連想できるような気がします。

追記2

多くの人はドラマのように安定を求めて公務員になります。そして、やはりドラマのように公務員の仕事は楽ではないと知るのです。さらに、市町村役場の場合は平均5年で係の異動があります。やっと新しい法律を覚え、新しい仲間にも慣れたところでサヨナラで、不安定です。そして、公務員である以上、どの係へ異動しても、似たような苦労がつきまといます。定年以外に希望は無いのです。

そんな頃、例えば、「そう言えば、自分は子どもの頃から手先が器用で、模型をつくるのがすきだったな」「職人さんになりたかったな」などと思い出すのです。このまま5年ごとに気に入らない仕事を覚え、新しい苦労を繰り返すのなら、45歳で新天地に、好きな仕事に転職するのも悪くないと、そう思う公務員は少なくないと思います。でも、勇気がない。「転職」は公務員が忌み嫌う不安定の記号でもあるからですね。しかし、45歳定年制があれば実行できるのです。

ただし、民間企業が公務員に対して偏見を持っていて、採用したがらない、らしいところが気になりますが。

追記3

市町村役場職員の定年が65歳になることについて、(私の知る限り)職員の多くは困惑しているのです。理由は、やりたくもない仕事を5年間も長く続けることへ「ため息」です。

60歳定年制でも、多くは嘱託に就きますが、嘱託なら給料が半分になる代わりに、基本的に残業は不要ですし、正職員ではないので責任も軽くなります。もちろん完全退職が基本なので、60歳で辞めても家族から非難されることはありません。

しかし、65歳定年になると事情は違ってきます。65歳までフルタイムで重責を背負い、やりたくもない仕事をする事が基本になると、前述したような事情で、職員にとって幸福だとは言えないのです。

追記4

安定を求めて就職した公務員、先例主義の公務員を見て、「公務員は変われない」と思っている民間人は多いと思います。しかし、前述したように、市町村役場職員は次々と新しい仕事をさせられるので、定年まで不安定に慣れる修行をしているようなものなです。

先例主義なのは、仕事を失敗すると住民への影響が大きすぎるから、未知のリスクを恐れるあまりの行為で、先例にあぐらをかいているというより、慎重だと解するのが適当かもしれません。

だから、民間人の公務員へのイメージと現実とは、少し違っている可能性があります。

ところで、アフガニスタンとか、北朝鮮、中国などは、政府が国民の統制を強め、自由な変化をさせないようにしています。これは自分たちの体制維持のためなのでしょう。そうだとしたら、彼等こそ変われない人たちなのかもしれません。

追記5

TVドラマの「ハコヅメ」には、警察官の心の声、本音が満載でした。

それは決して崇高な声ばかりではありませんでしたが、藤先輩のセリフにもあったように、「いいじゃん、愚痴ぐらい、警察官だって、人間なんだから!」なのだと思います。

同様に、今回書いたのも公務員の本音の一つです。

しかし、お手本になる民間人の転職事情も、決して崇高な理由ばかりではなく、「いいじゃん、愚痴ぐらい」の様相で、行動される方もいらっしゃるのだと思います。

追記6

書き忘れるところでした。「仕事が気に入らないなら依願退職して転職すれば?」と思うかもしれません。それが民間の常識でしょう。

しかし、同時に民間の常識では、「公務員は楽な職場だ」と思われていますので(本人もそう思って公務員になったぐらいなので)、45歳で依願退職したら就職面接で警戒されるのが普通だと思うのです。

事件・事故を起こしたのか、よほどの役立たずか、性格に大きな問題があるのでは、などと思われて、転職の障害になるのを心配しているのです。

しかし、定年退職ならその心配は少ない。

追記7

聞くところでは、昔から大企業では、天下りの役人を、役所とのパイプ役として利用しているようですね。同じように、民間に転職した公務員(天下りとは言わない)を役所担当にすれば、たとえ個人商店であってもパイプ役が生まれるのではないでしょうか。

さらに、45歳定年制が浸透すると、あちこちの会社に一定数の元・公務員が入るはずなので、そうすると、取引先の担当者同士が元・公務員という事も起こります。すると、元・公務員たちは(同じの匂いのする)同窓生に出会ったような気持になるはずなので、仕事にプラスに働くだけでなく、「今度、一杯やりませんか」となることもあり、友だち同士になって、新たなネットワークが誕生していく可能性もあります。

もちろん仕事上の守秘義務は心配ありません。それは元・公務員の得意技です。

追記8

あの一流大学を出て、一流企業の海外支店長を務め、定年後は、国内の関連会社に天下った人が、後にこんな事を言っていました。

「もう一度人生やり直せるなら、今度は公務員になりたい。そして、(再開発や法律改正など)自分の住む街をもっと良くするために働きたい」と。

45歳定年制なら、この夢も叶うかもしれませんね。


@ かつて、小説家でもあるオーディオ評論家の方が、イギリスのTというスピーカーを絶賛し、「音に教養がある」と言いました。

私も(同じ製品ではないですが)10年間ほどTを使っていたので、その言葉には勉強させられました。結局、Tというか、多くのイギリスのスピーカーには、イギリス文化に裏打ちされたクラシック音楽向けへの音作りがしてあったのです。

そして、その先生はアメリカのJというスピーカーの教養を疑問に思っていたようです。

でも、Jも使ってみて分かったのですが、こちらはジャズ向きの教養がありました。そしてフルレンジスピーカーの名器と呼ばれるものには、道楽を極めたものにしか分からないようなそれが込められていたのです。

ならば、今鳴らしているアメリカのBはというと、これはPAの教養を宿していました。ノイズのある場所で多くの人に音楽を届けるには最適な製品でした。もちろん家庭でも生活音の中でBGMを聴くには最適です。

このように、T以外のスピーカーにも教養はあったのです。

では日本のスピーカーはというと、耳ではなく測定器で作ったような音がするというのが昔からの定説でした。それが几帳面な日本人の文化でもありますので、それが日本の教養なのでしょう。


@ 今朝のNHK・ラジオでこんな話をしていました。

小学生の娘が突然「あげないの豚」と言い出したのです。「?」と思って話を聞いたら、映画「紅の豚」の事でした。そんな娘も、今は小学校の先生をしています。

みたいな話。

小学生の娘さんは「くれないの豚」というタイトルを忘れてしまい、思い出すときに記憶の書き換えが起こって、「あげないの豚」になってしまったのでしょうか。ほほえましいです。


@ さすがに映画「キャリー」のような超能力は信じがたいですが、科学で解明されていない能力が人間にまったく無いとも思っていません。いわゆる「以心伝心」と呼ばれるものの中にもそれがあると思います。

仮にその能力をEと呼びます。

ほとんどの人は、日常生活の中で、無意識にEを使っているのだと思います。Eは、まれに偶然を装って現れるので、人は自覚しないか、自覚できても「運が良かった」ぐらいにしか思わないのでしょう。

しかし、ごく少数の人にはEが多く現れ、そのような人は、内心、偶然では説明できなくなっているのだと思います。でも、周囲にそれを話せば、信じてもらえないばかりか、友だちを失うことにもなりかねないから言わないのでしょう。

そのあたりから先をデフォルメしたのが映画「キャリー」なのかもしれません。


ヒロイン・キャリーは自分のEを自覚し、必死に隠しています。心を務めて平静に保とうと努力しています。いじめっ子にいじめられて感情を爆発させれば悲劇が起こると知っているから。

でも、そんな事を夢にも思わないいじめっ子たちが執拗に仕掛けてくるのです。

ちなみに、映画「アナと雪の女王」のエルサも、キャリーとは逆の氷のEを持っていたので、それを隠して平穏に生きることに全力を注いでいましたね。


世の中、大多数の人は善人です。皆が善人だからが社会活動ができるのです。善人が拳銃を拾っても事件を起こさないでしょう。それと同じで、Eを自覚した人がいても、ほとんどの人は、それに触れないように努力して生きているのです。というか、Eがあるとしたら、それは神の恵みの一つだから、悪人よりは善人に多く降りてくるのでしょう。たぶん。


@ 「 自転車も作動対象に拡大 衝突被害軽減の自動ブレーキ 国交省 」

https://www.asahi.com/articles/DA3S15052620.html

最初読んだ時、自転車にも自動ブレーキを搭載するのだと誤解しました。そして、自転車の場合は運転者が油断している時に自動ブレーキがかかると転倒すると心配したのです。

かつて、自覚せぬまま歩行者に追突しそうになり、条件反射的に自分でブレーキをかけ、突然ドリフトを始めた自転車に、一瞬何が起こったのか分からず驚いたことがありましたから。歩行者を自覚したのは一番最後でした。


@ 政治家の先生が「年金改革の理論」を説明しても、多くの人は「良く分からないけど難しそう」と思うだけでしょう。

しかし同じ話でも、例えば「(モデルケースとして)夫婦で200万円の国民年金を支給します」と打ち上げれば、「国民年金が200万円もらえる」というキャッチコピーがマスコミを駆け巡り、「そんなうまい話があるのか?」と、世論も食いつくのではないでしょうか。

そのような営業をしなかった先生には好感が持てますが、同時に、残念と言えば、少し残念でもあります。


(2021.9.23)

@ 新型コロナ対策のブレーンには、感染症の専門家の方の他に、SF作家の方にもご協力いただくと良いかもしれません。

主に、感染症専門家の方は科学的に証明された先例を、SF作家の方には証明されていない未来予測を受け持っていただいて。


@ 中国が台湾のTPP加盟に反対すればするほど、国際社会は中国のTPP加盟に疑問を持ち始める、かも。


@ ワクチン接種した人なら実感できると思いますが、心地よい安心感が生まれます。

ところで、ご承知のように先日より年金改正について考えていますが、改正後の国民の気分になると、やはり心地よい安心感を感じたのです。

改正後を想像してみます(決定前ですから変更はあり得ます)。

老齢基礎年金の満額は現在約78万円ですが、掛け金不足で現在0円の人も、掛け金不要で全員78万円もらえるようになるのです。

さらに、浮いた掛け金で若い時から二階建て部分を掛けていれば、合計年金額が100万円の人も普通になるでしょう。

夫婦なら200万円です(基礎部分しかない単身者には、特例で増額もありそうです)。

(厚生年金並みに)夫婦で毎年200万円の年金を国が保証してくれる世界。

今は「老後不安」から消費を控える人も多いでしょうが、その老後不安は、かなり少なくなるはずです。

そして、この安心感は、「若いうちからの生活も、明るくしてくれる」のではないでしょうか。

追記

「野戦病院などの議論は、新型コロナ感染者が下がっている今のうちにするべし」とTVのワイドショーが言いますが、そのワイドショーが「年金改正の議論はコロナ過の今はふさわしくない」と言っているようです。

この大改革には「機が熟すこと」が必要だと先日書きましたので、「コロナ過だから増税(つまり年金改正)は相応しくない」のは分かりますが、「年金改正が相応しくない今だからこそ、ゆっくり『議論だけをする』には適している」のかもしれません。いつでも実行できるように。


@ オーディオ・ビデオ関係で読んだ話ですが、新技術を開発するときには、旧技術との互換性を保つために、想像以上に大きなエネルギーを使うのだそうです。はっきり覚えてはいませんが、それは50%だったかもしれません。互換性はエンジニアの大きな足かせになるのです。

例えばVHSビデオ。

世界中に大量のソフトが出回っていました。でも、VHSとの互換性を新製品開発の必須条件にしていたら、Blu-rayは誕生しなかったでしょう。VHSを切り捨てたからこそできたのです。

ところで年金改革。

年金は、基本的に老若男女、全国民が加入する巨大なものです。受給期間も入れれば一生にわたって。

それがVHSのように古くなったからと言っても、Blu-rayのような新制度を作っただけでは、まっさらな20歳の新規加入者は良いとしても、旧制度に入っている沢山の国民は困ってしまうわけです。

新制度に移行するにあたって、デメリットやメリットが起こる事があり(この未知のリスクを事前予測するのも大変)、移行後の不公平を最小限にするための制度の修正・追加が必要になります。

VHSを切り捨てたように、現在加入中の国民を切り捨てることは出来ません。「三方一両損」も視野に入れながら、基本的には全員に満足してもらうことを政府は目指さなくてはならないのだと思います。

追記

このような話はすでに存在しています。年金関係の法律には多いはず。

例えば厚生年金の受給開始年齢が、昔は60歳からだったのが65歳に改正されたとき、すでに60歳まじかの人は困ってしまうわけです。だから、生年月日で区別して、段階的に年齢を上げていくようにしました。

このような例外措置があるのも、年金法が難しいと言われるゆえんです。

ですから、もし年金大改革が行われると、このような問題が多く出て来ると予想されるのです。しかし、いつかは、誰かがやらなければなりません。

http://www.ja-tsugaru-mirai.or.jp/kouhou/pdf_1809/p18.pdf

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/04/dl/s0426-7f-07.pdf

追記2

年金事務を行う担当者は、旧法・新法・経過措置などに精通していなければなりません。新法移行後は新法だけ知っていれば仕事が出来るというものではありません。「この部分は旧法適用ですから、こうなります」と、少なくとも旧法適用者がご存命の内は説明できなければならないわけです。

さらに電算システムにも大規模な改修が必要でしょう。どこかの大銀行のようなシステムエラーがあってはいけません。


@ 『 「赤ちゃんはコウノトリが運んでくる」の由来・なぜコウノトリか 』

https://kajikko.b-engineer.co.jp/child/child_childbirth/1038397


@ 私がリタイアした時、半年後に有志でささやかな送別会を開いてくれた人がいました。

口にこそ出しませんが、その人は1~2回私が仕事を手伝ってあげたことへの借りを返したいと思っていたようです。宴席だけでなくプレゼントも貰いました。

しかし、仕事は好きで手伝っただけなので、送別会まで開いてくれたことで、逆に私の方が借りが出来たと思ってしまいました。

機会を見つけて「食事でも…」と言いたい。

そう思っていましたが、リタイアして疎遠になった身、さらに種々の事情+コロナ過もあって、借りは返せぬままです。


ところで、TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」の最終話にこんな話がありました。

https://cinema.pia.co.jp/com/26248/600424/

あの時の桜しおりの気持ち、退官届を止めてまで、「川合の根性を叩き直す」と言ったのは、独自捜査で犯人を突き止めてくれた藤聖子への借りを返したい気持ちがあったのかもしれません。

自分は警察にいても役に立たないと思ってやめる決心をしたのだけれど、それだけが心残り。でも、「川合の根性を叩き直す」という仕事をする事で藤聖子への借りを返すことができる、自分も退官せずに済むと思ったら、体中に喜びと力がみなぎってきたのでしょう。

ちなみに、たとえ車いす生活になっても、巨大な警察組織ですから、庶務担当など内部事務の仕事はたくさんあるはずです。だから「現場に出れないこと」さえ受けいれられれば、働いて行けると私は思います。又、りっぱな公務災害ですから、寝たきりで働けなくなっても、警察は保証や年金で一生面倒を見てくれるのではないでしょうか。


(2021.9.22)

@ 「親ガチャ」という言葉があります。

「子供は親を選べない」という嘆きは昔からあったものなので、今さら「親ガチャ」と言われても驚きません。仮に人生の半分が親の影響だったとしても、残りの半分は自分の責任ですから、麻疹のように一時「親ガチャ」と嘆いた後は、がんばって生きて欲しいと思います。

それはそうと、昔から子供はコウノトリが運んで来るとか申します。

しかし、私がどこかで読んだ(信じたいと思っている)本には、魂は輪廻転生し、コウノトリではなく、自分で空を飛ぶ天使のような魂が、「子供が親を選んで降りてくる」旨書いてあったのです。

つまり「親ガチャ」ではなく「子ガチャ」。

肉体と魂は別で、肉体は両親によって創られますが、魂は輪廻転生しているのです。

その魂が、「自分と同じ心の傷を抱えた人間に惹かれて降りてくる」ようです。

しかし、それでも親子でもうまく行かない事があるのでしょう。特に親が金持ちかどうかはなどは、魂の選考基準外でしょうから。


(2021.9.21)

@ 時々「ワクチンを打ったから大丈夫とばかりに、高齢者が遊んでいるのが目立つ」との苦言があります。

しかし、かつて「ワクチンを打てば大丈夫」との情報を広めたのは政府・マスコミの方ではないでしょうか。その後、「ワクチンを打っても大丈夫ではない」と修正されましたが、それでも「ワクチンパスポートを持っている人(ワクチンを打った人)は特別扱いする」のは世界の常識になっているようです。

その情報混乱の中、(失礼ながら)還暦を過ぎて赤ちゃん返りをする高齢者が最初の情報から抜け出ないのは、ヒナが最初に見たものを親だと思うのと同じで、ある程度致し方ない側面もあると思います。

そして、コロナ過がこの先何年続くのかは、専門家でも意見が分かれていますが、仮に平均寿命が80歳とすると、20歳にとっては余命60年ですが、65歳の人は15年しかないのです。15年しかないのにコロナ過で仮に5年間自粛生活をするという事は、余命10年になってしまうようなものです。

セミが短い人生を謳歌して鳴くように、高齢者も短い余命を精一杯鳴いているのです。

確かにマナー違反の高齢者もいるでしょう。10年近く前には私も被害者になったことがあります。それを認めた上で申し上げるのですが、社会的弱者の高齢者を名指しで非難するのは、障害者を非難することにも似ているのではないでしょうか。


@ 「 (乱2021 自民党総裁選)年金制度大転換、争点に浮上 税金財源案めぐり論戦 」

https://www.asahi.com/articles/DA3S15048794.html

興味深いお話だと思います。

私にはまだ全体像が見渡せませんが、国民にメリットとデメリットを分かりやすく説明し、議論をしても良いかもしれません。国民が一般論ではなく個別論に近いものとして、自分の立場を自覚できることが必要です。20歳の人、40歳の人、年金受給者を例に挙げて説明すると良いかもしれません。

この問題では、過渡期にデメリットが出ない方法はおそらく無いのですから、国民も公共のために(ある程度は)許容する気持ちが必要かもしれませんね。「三方一両損」のように。

そして実行するには機が熟すことと、突破力のある政治家が必須でしょう。後者には良い先生がいらしても、前者はコロナ過で疲弊した国民に増税論は…という気もします。しかし、少なくとも議論はする価値はあると思います。

ちなみに、どのようなプランであれ、役人は先例主義で斬新な事は好みません。仕事が増えるだけでなく、失敗が許されないので、未知のリスクを恐れるからです。ですから、役人を説得するのではなく、先に世論の絶賛を得ることが必要だと思います。

追記

従来のベーシックインカム論は、私の知る限り、生活保護等と年金の両者を廃止する対価として、月額7~10万円を支払ってくれるというものが一般的でした。

しかし、月額7~10万円の現金で社会福祉が100%解決するわけではないので(過渡期には自殺者が出る可能性もある)、その救済のためにたくさんの例外措置を設けなければならず、大変な苦労と犠牲を払って移行したのに、気がついたら現在の社会福祉制度と似たようなものになってしまった、という可能性があるのです。

それぐらいなら、現金支給はゼロもしくは月額1万円でもよいので、その代わりに現在の社会福祉制度を磨き上げていくのが(部分的に現金支給の方が良いものは現金にして)、省エネかつ安全で、現実的だと思いました。


しかし、今回の年金改正案は、文字通り年金の改正であり、生活保護等が廃止される心配はないのです。この点は評価できます。

そして、年金改正であると同時に、高齢者限定とはいえ(皆さまあこがれの)ベーシックインカムでもあるのです。私はベーシックインカムは目的ではなく「数ある手段・部品の一つ」だと思っています。しかし私の知る限り、多くのベーシックインカム論では目的になっていて、違和感を感じていました。ベーシックインカムを目的にすると、持っている宝物(現在の福祉制度)を捨てることになりかねません。

しかし、今回の年金改革案では、手段になっているところが好感が持てます。

追記2

新聞記事等にも二階建て部分の年金についての言及がありますが、(私の知る限り)触れられていませんので申しますと、従来から国民年金には「国民年金基金」という公的年金があり、加入すれば厚生年金と似たような高額の年金が受け取れます。

もし、改正された場合には、この国民年金基金の扱いはどうなるのでしょう。

https://www.npfa.or.jp/

追記3

TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」

休職中の先輩・桜しおり(徳永えりさん)が、クライマックスには存在感を見せてくれましたが、彼女は映画「春との旅」にも出ていましたね。


ところで(映画「春との旅」追記Ⅲ 2012/1/11 by さくらんぼ)には、こんな事を書きました。

https://cinema.pia.co.jp/com/153225/644301/

『 「年金で暮らす高齢者の生活も楽ではありません。国民年金は満額で月66.000円ほどです。実際は受給者約2.500万人の半数以上が月60.000円未満です。厚生労働省は、年金は持ち家や面倒を見てくれる子供と同居していることが制度の前提で補助的な収入といいます。」( 2012.1.10中日新聞・朝刊の社説〈「思いやる」から始める〉より一部抜粋 )

国民年金だけでは生活できない、という声があります。もし映画の主人公である忠男が国民年金を満額もらえたと仮定しても、月66.000円だけでの生活は困難を極めます。この様な質問に対しての厚生労働省の回答が昨日の中日新聞に掲載されていましたので転記いたしました。それによると国民年金は補助的な収入であるようです。もしも、国民年金額を2倍にして欲しいならば、単純計算で掛け金も2倍にしなくてはなりません。難しい問題です。 』


つまり、国民年金は「三世代同居住宅に住んで、衣食住を子供から面倒見てもらっている親の、お小遣いとして誕生した」ようです。お小遣いまで子供に請求することは難しいですからね。同様の説は別の機会に別の役所からも聞きましたので、本当なのでしょう。お小遣いなら現在のサラリーマンの平均的な金額と比べても遜色はありません。

しかし、現代では三世代同居はごくまれになってしまったので、生活が苦しくなった国民は、そのお小遣いを生活費に回していたのです。そんな国民からは、「国民年金だけでは生活できない」という声が上がるようになりました。

厚生年金は生活費に足りますが、国民年金はお小遣いですから足りないのは当然なのです。国はそんな国民に対して、老後に備えて生活費は2,000万円必要(家賃別で)だとの目安を示し、若い頃からの貯蓄を奨励したのだと思います。しかし、ご承知のとおり、喜ばれるどころか逆切れされてしまいました。だからといって、国民に向かって怒るわけにもいきません。


国民の意識・生活スタイルが変わってしまったのなら、政策もそれに合わせていく必要があります。

今回の年金制度大転換は、「生活費としての国民年金」を目指しているようです。基本部分の財源は全部消費税ですから、消費税率の増減をすれば、年金額の増減が比較的簡単に可能です。

さらに、知名度の低かった国民年金の二階建て部分である国民年金基金(知名度が低いのは、その事務所が市町村役場内には無いのも原因の一つだと思う)に代わる二階建て部分も新たに!?作るようです。そして、二階建て部分も積極的に勧誘することで、多くの人に二階建て部分に入ってもらい(これが老後の2,000万円部分に相当するはず)、生活できる国民年金を提供できる環境を整える政策なのだと思います。

追記4

基本部分の国民年金を全額消費税(ただし増税)でまかなうので、国民は毎月の国民年金保険料を納付せず、満額の国民年金がもらえるわけです。だから高齢者のベーシックインカム。

支払い不要となったその国民年金保険料を使って、新設される二階建て部分の国民年金(現在で言う国民年金基金)にも加入すれば、さらに高額の国民年金がもらえるのです。

私の理解ではこれが基本スタイルですが、移行期に経過措置などが必要になるので、すぐには、このように行かない場合もあるかもしれません。


(2021.9.20)

@ 枕元スピーカーが欲しくて、5年ぐらい前に1万円ぐらいで買っておいたBOSE101MMを取り出し、写真のように置いてみました。

ネットラジオでJAZZでも流したら、良い夢が見られるでしょうか。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d547549779


@ 『 「餃子の王将」人気のご飯ものメニューNo.1が決定! 「炒飯」を抑えて1位になったのは? 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc3b0a174368b021545e79dbd9a2a6c1ed55a2a4

一時期、ランチに「王将」で餃子とビールを飲み、天津飯を食べるのが好きでした。「あんだく」があるのは知りませんでしたが。


(2021.9.19)

@ 『 気まずい…Uber Eats配達員の悲哀 ピンポンしたら「うちは頼んでませんよ!?」 』

https://blogos.com/article/560338/

自分が注文したフードなのに、配達先がしっかり書いて無いというのは理解できませんし、配達員の方には本当にお気のどくです。

ところで、

おもに給与支払報告書や法定支払調書、役所に提出されたものすべてが、電算システム上で住民登録と自動合致するとは限りません。

大量の不一致分が出て、役所は人力で内部調査をするのです。

( ちなみに、この手間が膨大で、その合理化のためにマイナンバーが誕生しました。だから本来は徴税目的であり、給付金の為ではないのです。 )

それでも不一致なのは秋に実地調査をします。

すると現地に行かなければ分からない、住所や肩書に問題があるものが見つかります。

なぜ簡単に合致しないかと言えば、単純な誤記が多いのでしょうが、中には課税逃れのために意図的に誤記をしていると感じられるような事例もあるのです。警察の捜査ではありませんが、税務担当も場数を踏んだプロの端くれですからピンときます。

現地で住所地が特定できない場合には、役所に戻って土地係等で場所特定をしたり、家屋係等でアパートの大家さんを調べて居住確認をしたりします。

居住確認ができれば課税に入ることも出来ますが、二重課税を防ぐ等の理由のためにも、あらゆる手を尽くして、全国のどこかにある住民登録との合致を試みるのです。


@ 最近、屋外でマスクをする人が減ってきたように思います。

ジョギングしている人はほぼ全員していません。散歩の人も2/3はしてなさそう。通勤途上のような服装の人も、ノーマスクの人を時々見かけます。

昨年の今頃とはかなり違う風景です。

私など映画館へ行くときはマスク必須ですが、公園の散歩には、昨年春まではノーマスクでした。でも、ほぼ全員がマスクをしていたので、やむを得ず私もするようになったのです。

なのに、今はマスクをしている私が「神経質な奴」をみたいな状況。

ワクチン接種が進んで、「夏だしワクチン打ったら良いんじゃない!?」みたいな認識の人が増えているのでしょうか。


(2021.9.18)

@ 『 <ハコヅメ最終回>トレンド世界1位の反響!「続編待ってます!!」シリーズ化希望の声 』

とうとう「ハコヅメ」が世界一になりました。

https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/ef-bc-9c-e3-83-8f-e3-82-b3-e3-83-85-e3-83-a1-e6-9c-80-e7-b5-82-e5-9b-9e-ef-bc-9e-e3-83-88-e3-83-ac-e3-83-b3-e3-83-89-e4-b8-96-e7-95-8c1-e4-bd-8d-e3-81-ae-e5-8f-8d-e9-9f-bf-ef-bc-81-e3-80-8c-e7-b6-9a-e7-b7-a8-e5-be-85-e3-81-a3-e3-81-a6-e3-81-be-e3-81-99-e3-80/ar-AAOvKzn?ocid=uxbndlbing


@ 小説版「トッカン」の冒頭には、「税務署員は自分が勤務している税務署を『うちの会社』と呼ぶ」、みたいなエピソードが書いてありました。

これは市町村役場職員でも同じです。

役所の外で、例えば通勤途上や飲食店で同僚と話すときは、「うちの会社」が多いです。

そして、多分9割の職員は日常的に職員バッチをつけていません。職場の机の奥にでも大切にしまってあります。職員番号が刻印されており、落としたら始末書ものですから。さらに、バッチをつけて自分たちが公務員であることが知られることを嫌っているのです。

おもな理由は公務員バッシングです。

普通の会社員なら話題にも上らない些細な事でも、公務員だというだけで聞き耳をたてられたり、バッシングを受けたり、いろんな意味で差別・迫害されることを心配しているのです。

だからDNAに刻まれた恐怖から逃げるがとく、シャバでは隠れています。

そのような哀しみも、(ハコヅメには)透明なエーテルのように漂っていました。

追記

公務員であることを隠すのは、仕事をリタイアしてからも続きます。

趣味のサークルなどで知り合った人から、「ところで、お仕事は何をしてたんですか?」みたいな質問が来るのが一番怖いのです。自分もそれを知りたいくせに、相手から聞かれるのを怯えているのです。

そして民間人の一人になってみて、「(良し悪しではなく)空気感が公務員とは違う」と、密かに一抹の寂しさを味わうのです。繰り返しますが(良し悪し)ではありません。「鮭は生まれた川の匂いを覚えていてまた戻ってくる」とか申します。多分、それと同じなのだと思います。

という事は、相手様も「何かしっくりこない人だ」と思っているはずで、これは第二の人生で友人を作る上で壁の一つになりそうです。

追記2

ごくまれに、例えばいっしょに喫茶店でお茶を飲んでいても、大声で「うちの役所は…」「年金係が…」みたいに話をする公務員がいます。彼はまったく気にしていないようです。

しかし、多数の公務員はそれを気にしていますから、そのような人は仲間からお茶するのを避けられる可能性があります。つまり人が離れていくのです。

追記3

逆に、喜ばれるのは、お茶する場所を吟味してくれる人。店主や他の客に話し声が聞かれにくい雰囲気の店をさがしてくれる人です。

例えばフードコートのような、広くて、少々ガチャついた雰囲気の喫茶店があれば、悪くありません。

そのような場所で、役所を会社と言うのが常識の人どうしが、時に声をひそめて話をするのが、多くの公務員にとって理想なのです。


@ TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」

ハコヅメロスになって、さっそく第一話を観なおしています。第一話には「空き巣の名人おじさん」が出てきて、藤先輩が「胸をかしてくれませんか」とお願いし、川合に初めての取り調べをさせるエピソードがあります。

この何気ない話の裏側は、最終話を観ると分かる気がしました。ご承知のとおり、藤先輩は同期・桜しおりの轢き逃げ犯逮捕の為、秘密裏に川合を「犯人をおびき寄せるエサ」として使っていました。

という事は、将来、犯人と川合がガチンコ勝負をする可能性があるわけです。その時の予行演習の為に、おそらく似たようなおじさんである空き巣名人を利用したのだと思いました。

藤先輩の見立てでは、この空き巣おじさんは、そんなにガラが悪くなさそう。プライドを刺激すれば素直にしゃべりそうだと踏んだことも川合にやらせた理由かもしれません。

そして、この初陣で川合が成功体験できれば、その自信は、将来のガチンコ勝負にもプラスになると思ったのでしょう。

ある意味、ワクチン接種みたいとも言えますが。

追記

話しは変わりますが、交番所長・伊賀崎(ムロツヨシさん)。

彼はキャリア組から外れた、さえないおじさん警官のように見えます。何かあると、要領よく楽な担当を確保するようなところがあります。

しかし、部下が困っていると、知らないうちに先回りして、手を打っておくような仕事師のところもあるのです。驚いた部下が「所長は何者?」みたいに言うセリフもあったような気がします。

考えてみると、どちらも「要領が良い」点については同じなので、きっと切れ者なのでしょう。

切れ者だけれど、学歴の問題でキャリアから外れているのか、それとも学歴もあってキャリア組だったけれど、「のんびりが好き」なので、あえて交番勤務に逃げたのかもしれません。実際、公務員にはそんな人もいるのです。

いずれにしても、本当はミスパーフェクト・藤聖子の上を行く、ミスターパーフェクトなのかも。


(2021.9.17)

@ 『 33年前の障害年金、窓口対応は「違法」 国に賠償命令 高裁金沢支部 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15044909.html

民間の生命保険は、事故や病気になってから入っても貰えないと思います。つまり初診日というものは大変重要なデータなのです。

通常、初診日はお医者さんの診断書で見ます。しかし、とても昔のことだったり、廃院されたり、さまざまな理由で診断書がとれないこともあるのです。

そんな場合、ここから先は例外になりますが、少なくとも25年ぐらい前は、担当者が診断書に代わるもので認めてくれる場合もありました。

しかし、この33年前の事例では認めてもらえなかったようです。

でも、現在の高裁金沢支部は、障害者手帳の交付年月日などで、初診日が障害年金の支給要件を満たすと判断したのでしょう。

認めてもらえてよかったと思います。


年金事務は加入事務と支給事務の二つに分かれます。

前者は分かりやすく、後者は少々難しいです。そして、後者の中でも障害年金が一番難しい。年金事務担当者が一番最後に理解するのが、障害年金事務だと言っても良いくらいです。逆に言えば、これに精通している人なら、あとの事は大抵知っているはずです。


ちなみに、障害年金に限らず、年金の支給を決定する権限は国にありますから、市町村役場に決定権のある担当者はいません。

しかし、障害基礎年金の請求書の提出先は、市町村役場になっています。だから市町村役場の年金係は、年金事務所などと相談をしながら、事前審査をするだけなのです。住民から見れば市町村役場はたくさんあるので便利ですし、年金事務所にしてみれば事前審査で助かるという目論見です。

しかし、間に入る市町村役場の担当者は、自分たちに決定権がないのに、年金相談を受けなければならないというジレンマに、日々悩んでいるのです。そして、電話相談する年金事務所の担当者とのコミュニケーションがうまく行かないと、今回のような事例が起こりやすい心配があります。

(参考)

「 障害基礎年金を受けられるとき 」

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/tetsuduki/shougai/seikyu/20140519-01.html

追記

「市町村役場に決定権がないのなら、住民の願い通り、何でも受け付けて年金事務所に進達すればよいではないか」というご意見もあるでしょう。

しかし、そんな事をすれば、年金事務所から「いい加減な仕事をするな」と叱られますし、何日も後に市町村役場へ付箋が付いた書類が差し戻されますので、市町村役場から本人に連絡・謝罪し、必要なら訂正分を出してもらわなければなりません。手続きが遅れ、二度手間をかけ、結局住民に迷惑をかけて、こちらからも叱られることになります。

追記2

転入者などで、旧住所の市町村役場で障害基礎年金の説明を受けて書類を揃え、新住所の市町村役場に提出する方もいらっしゃいます。

その時「旧住所の年金係はこれで良いといったのに、新住所の年金係は審査が厳しいね」と言う方もいらっしゃいます。

しかし、先に述べた通り、市町村役場には支給決定の権限はありませんし、その担当者もいません。

そんな市町村役場の年金係に出来る事は、「一発で国の審査が通るような受け付けをしてあげること」です。二度手間は極力さけなければいけません。その目的達成のためには厳しくせざるを得ない事もありましょうが、年金事務所と相談の上、過不足のない審査をめざしているのです。

追記3

 「 障害年金の支給判定 地域格差をなくす新指針に 」

https://www.komei.or.jp/news/detail/20150807_17705

公務員の仕事は公平が大切です。

原則的な扱いについては、おそらく成功していると思いますが、担当者の裁量が入る余地のある「例外的な扱い」においてはどうでしょうか。

国の事務のように規模が大きなものになると、担当者も全国にたくさんいますし、住民も沢山いますから、どうしてもバラツキは避けがたく、完全な公平は難しいことが予想できます。

この記事によると、障害年金でも例外ではないようですね。

ということは、旧住所と新住所で役所の言う事が微妙に違うことも、あり得たのでしょう。

ちなみに、「支給審査は認定医が行う」旨書いてありますが、私は医学的審査の部分を言っているのだと解しています。

障害年金の審査は「医学的審査と法的審査」で成り立っていると思います。前者の担当が医師なら、後者は年金事務担当が行うはずで、前述したように後者にも差異が生じる可能性があると思います。


追記4

 『 「障害基礎年金の障害認定の地域差に関する調査結果」を公表します

~障害基礎年金の不支給割合の地域差にかかる実態把握のための調査を行いました~ 』  

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000070967.html

追記5

市町村役場でもらえる障害者手帳の等級と、国の障害年金の等級は同じではありません。判断基準が違うからですね。

でも、だいたいの目安にはなります。

病気やけがをして障害者手帳の対象になりそうな人は、たぶん医師等の助言もあって、市町村役場の障害福祉担当係で手帳申請します。

手帳が交付されると、「障害年金の判定」のために年金係へも行くように言われます。

市町村役場の年金係では、その「障害者手帳の等級」と「年金記録等」をしらべ、障害年金に該当しそうか否かを事前審査するわけです。

この段階で、「年金記録等」に問題が無くても「障害者手帳の等級」が軽度の場合には、「最終判断は国がしますが、多分無理ですから申請はおすすめしません」などと助言することもあります。

申請自体の手数料は不要でも、添付書類である医師の診断書は一枚数千円するので、申請者に無駄なお金と手数を使わせないための配慮です。もちろん、「無駄でも構わないから申請してみたい」と強く要望される方は、申請を受ける場合もありますが、まず、そのような方はいらっしゃいません。

もちろん微妙な場合は年金事務所と相談することもあります。そして、もらえる可能性があれば、微妙な点を本人に良く説明をした上で申請を受け付けます。

つまり、事前審査の市町村役場職員等も、ほんの少しだけ医学的審査に近いことをやらざるをえないのです。


@  『 「ウレタンマスクやめて」…職場のコロナ対策、「敏感な人」が「そうでもない人」に感じるモヤモヤ 』

https://news.livedoor.com/article/detail/20880831/

『 コロナで死亡、勤務先を提訴 遺族「対策怠った」 東京地裁 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15046198.html

このような裁判は、従業員への接種圧力(義務化)の追い風になるのでしょうか。


@ 「 刑事訴訟法第482条 」


@ TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」の最終話を観ました。

すごく良かったです。

喜劇シーンも良かったですし、後半、特に川合(永野芽郁さん)が休職中の先輩・桜しおり(徳永えりさん)にした行動は、泣けました。

私としても、あれは想定外の裏技、こうして書いているだけでも、ティッシュで涙をぬぐったほど。(失礼ながら)ライターさんは天才です。

ますますシーズン2を待望します。

追記

ご承知のとおり、ヒロイン・川合は、「自分は間に合わない半人前の警察官である」と恥じています。

休職中の警察官・桜しおりは、「自分は仕事に失敗して休職し、働けないから皆に迷惑をかけている」と恥じています。だから退職の決意をしたのですね。

桜しおりをクルマで轢いた犯人の男は、娘が警察官をしており、娘を見守るような気持で婦警の守護天使をしていたのに、うっかりその婦警を轢いてしまい、婦警と娘の双方に恥じています。

交番所長・伊賀崎(ムロツヨシさん)は「自分がついていながら、新人の部下を轢き逃げさせてしまった」と恥じています。


そして、藤聖子(戸田恵梨香さん)は、3年間も轢き逃げ犯を独自捜査して逮捕したのに、直後に警察を辞めることにした同期・桜しおりに対して(辞める辞めないは本人が決めることとしながらも、割り切れない)怒りを抱いています。

藤と話してそれを感じた川合は、あの行動に出るのですね。「女性警察官なら励ましより同性の後輩への怒りの方が強い原動力になるかなって」という川合の説明は、藤が川合や桜しおり(同期でも休職中なので後輩みたいな気持ちも起こっている可能性があります)に対する気持ちを感じ取って生まれたセリフだったのかもしれません。

そして、川合もまた先輩の桜しおりに、どこか後輩のような気持を持っていた可能性があります。だから桜しおりに対する気持ちには、先輩に対する敬意と同時に、藤先輩を落胆させたことへの無意識の怒りがあったのでしょう。

それが、あのような行動につながったのだと思います。

あの瞬間の川合は、セリフは後輩でも、桜しおりの先輩の気持ちでいたのです。

追記2

TVドラマの「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)と、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」。

これは映画「東京物語」と、ほぼ同時期の日本が舞台の映画「ALWAYS 三丁目の夕日」三部作の対比にも似ています。

どちらもすぐれた作品ですが、シリアスで教材的なのは前者で、喜劇タッチで馴染みやすいのは後者だと思います。


(2021.9.16)

@ 昨年末にTVを買い替えました。突然壊れてしまったからです。一番安いクラスでしたし、10年も使ったので、修理より買い替えることにしました。修理を依頼したら年越ししかねませんでしたし。

さっそく近所の家電量販店に行きました。オーディオを選ぶときには病気になりそうなほど吟味しますが、その他多くのものに対しては、たいてい淡白な私ですので、すぐに決められると思いました。

決め手は値段、「できるだけ安いもの」、それだけです。

しかし、選んでいる時に気がつきましたが、液晶TVは普及品と高級品に二極化しているようですね。コーナーが分かれていました。ブラウン管時代はソニー・トリニトロンとそれ以外だと思いましたが、液晶TVは普及品グループと高級品グループになっているようです。

当然に私が選んでいたのは普及品グループでした。つまり、いくら吟味しても、普及品グループの中での選択になります。

買う機種を決めてから店員さんに、「ところで4K・8Kはどうなりますか?」と尋ねたら、「それは~」と口ごもって、語りたがりませんでした。でも、店員さんの言いたいことが分かった気がします。「普及品買うなら(画質はそれなりだから)4K・8K言うなよ」と言いたかったのでしょう。

追記

ブラウン管時代、カラーTVの買い替えをするために、電気屋さんでトリニトロンとその他を見比べたことがありました。

全機種と比較したわけではありませんが、私が買った機種とは、色の純度が違いました。トリニトロンの方が高く、他のTVはくすんでいました。例えは適当ではないかもしれませんが、トリニトロンが白色LEDなら他のTVは電球色LEDのような感じでした。

当時、トリニトロンは放送局などのプロ用モニターとしても使われていると言われており、その実力を垣間見た思いです。

しかし、値段が2倍(10万円)も高かったので、「同時比較しなければ分からないさ…」と負け惜しみを言って、他のTVを買ったのでした。


@ 本日お誕生日の皆々様、お誕生日おめでとうございます。


@ (バブル時代)

当時は職場の中堅でした。しかし株もやっていませんでしたし、政治経済については今よりも無関心でしたので、「景気が良いとか悪いとか」すら意識しませんでした。私にとってのバブルは、先の戦争と同じく、本の中の歴史でしかありません。もうかったとか、得をしたとか、まったく自覚はありません。

(就職活動)

進学するときには合格できそうな学校を選択すると思います。私の世代(少なくとも私の)就職活動もそれと同じです。私は就職できそうなところを2か所選択して、合格した片方に就職したにすぎません。

寅さん映画にも、惚れた女(ヒロイン・吉永小百合さん)が出来た寅さんが、堅気になろうと、近所の豆腐屋に就職する話がありました。

あんな感じで、皆、自分が就職できるところに就職していったのだと思います。大切なのはすぐに金を稼ぐことであって、好きな仕事をする事ではありませんでした。だから「100社受けても全部だめだった」みたいな話を聞くと、言葉に詰まるほどお気の毒だと思うのと同時に、無知なおじさんは素朴に「?」を持っているのです。

(45歳定年制)

そうやって就職しましたが、すぐに自分には向かない仕事だと分かりました。しかし、若い頃は若さで乗り切れました。番茶も出花で、異性がチヤホヤしてくれることも慰めになりました。若さは良いです。

しかし、厄年と言いますか、人生の折り返し地点である40代になると、無性に今の仕事に耐えられなくなりました。

そんなとき、もし日本中の官庁・会社が皆45歳定年制だったら、否応なく放り出され、自分に向いた仕事に転職できて、ハッピーかもしれないと思いました。電話や接客が苦手な人なら、たとえば営業マンから工場従業員になれば、一日中黙々と作業が出来て幸せかもしれません。

(酒席)

私は35歳までアルコールを飲みませんでしたし、昔はアルハラ・パワハラが当たり前の社会でしたから、若い頃は先輩から、いろんな意味で可愛がられました。

しかし、そんな先輩を凌駕するような大酒飲みで仕事もできる他の先輩から、本当の意味で可愛がってもらいました。一升瓶からコップ酒をぐいぐい飲む先輩と、一滴も飲まない私。不思議な、しかし、幸せな関係でした。

35才、アルコールを飲むようになってからは、自分が幹事になり、仲間とよく食事会をしました。楽しい時代です。しかし、とうとう一人で外飲みする習慣は身につきませんでした。コロナ過以前からすでに忘年会に誘ってくれる人もなく、私はずっと家飲みです。

(ハコヅメ) 

子供の頃に観たヒーローものは、皆、制服を着ていました。

「ハコヅメ」惹かれる理由の一つは、コスプレだからだと思いました。

最終回も録画でゆっくり観ます。そして、また第一回から観なおします。

シーズン2も期待。


(2021.9.15)

@ 先日、年末調整説明会が令和3年から無くなったという話をしましたが、年末調整説明会が無くなっても、関連する仕事が全部消えたわけではありません。

給与支払報告書の提出義務が義務者(会社などのこと)にありますので、同時期には、義務者あてに給与支払報告書等の白紙や説明書を、役所から送付する事務が残っています。

給与支払報告書は従業員分の枚数が必要ですから、封筒はぶ厚くなり、けっこうな作業量になります。年末調整説明会があれば、来庁者にはその場で手渡しも出来ましたが。

そして、送付後には様々な問い合わせがあり、説明だけでは終わらない場合もあります。


@ 25年ぐらい前、ある首長さんが年初のあいさつで、「もう右肩上がりの時代は終わりました」と、お通夜のような声で言いました。

実際それが時代の空気だったのでしょう。しかし、私は(ご来光を拝んだり、初詣をする人もいる中)年初のあいさつで首長さんが言うべき言葉ではないと思いました。


そんな私が心の支えにしていたのは、あるファンドマネージャーの言葉です。

誤解の無いように申し上げますが、私は株はバクチだと思っています。株価はその会社の業績以外の事でも激しく上下するからです。

しかし、そのファンドマネージャーの言葉は、シンプルで腑に落ちました。彼はこう言ったのです(言い回しまで正確ではありませんが)。

「人に欲望がある限り、株は上がって行く」と。

煩悩でもある欲望は、古今東西、人々の悩みの種です。執拗に人につきまといます。人には「今日よりも明日はもっと良い生活をしたい」という際限のない欲望があります。それがある限り株価は上がって行くと言われたのです。そして問題はあるにせよ日経平均は3万円を超えました。


いけません、今日は株価の話をしているのではありませんでした。

世界中、コロナ過でいろいろな事ができなくなっています。しかし、「この閉塞感はいつまでも続かない」と思います。人には欲望という煩悩が渦巻いているからです。たとえ時間はかかっても、「際限のない欲望」がこの問題を解決に導いていくと思います。

追記

(話のついでに)何度も書いていますが、もし「自分たちは年金がもらえなくなる世代だ」と思っている若い方がいらしたら、再考をお願いします。

高齢者になれば分かりますが、大多数の人は経済的に年金が無ければ生きていけません。もし年金が無くなれば、その人たちのほどんどは生活保護しか頼るものは無くなるのです。

そのような結末にしないために、国はあらゆる手段を使って年金制度を残すでしょう。「年金制度は無くならないのではなく、政策的に無くせない」のだと思っています。たとえは適当ではないかもしれませんが、「国策で潰せない会社」があるのと同じです。たとえ頼りなく感じたとしても、国の保証よりも信頼できるものは少ないはずです。


(2021.9.14)

@ この男性、静止画では分かりにくいですが、動画では内面から滲み出て来るものが違う気もします。この人には何となく透明感を感じます。


@ なにげにTVを観ていたら、「あっ!トッカン」だと思いました。

やがて「カゴメのラブレ」のCM で、井上真央さんだと分かったのです。

https://www.kagome.co.jp/library/company/news/2021/img/2021091401.pdf

今も、「トッカン」の写真のままでした。 

https://www.ntv.co.jp/tokkan/index.html

「トッカン」シーズン2が観てみたい。


@ 「 木造人工衛星、2023年打ち上げ目指す 近く宇宙空間で木材試験 」

https://www.asahi.com/articles/ASP9964FPP93PLBJ004.html

やはり時代は「LPレコード」と「真空管アンプ」、「オメガのゼンマイ腕時計」と「木造人工衛星」なのか。


@ 第5波の感染者数がどこまで増えていくのか分からなかった頃、「一刻も早く野戦病院を作れ!」という世論が沸騰していました。

しかし、感染者数がピークアウトした現在、ふと気がつくと「選挙」の話題が中心になり、「一刻も早く野戦病院を作れ!」という声が消えているような気がします。

でも、第6波が来たら、また「一刻も早く野戦病院を作れ!」と騒ぐのでしょうか。


@ 第5波真っただ中の今、野戦病院のような(集約施設)を作り、医療従事者を確保しようとしても、肝心の第5波には間に合わないでしょう。

では、第6波のために作れば、と思うかもしれませんが、(大波の)第6波が来るという確証はないと思います。

そんな「あいまいな未来」の中、多額の税金を投じ、法律や抵抗勢力など、いろいろな問題を克服してまで、日本では中国みたいに突貫工事で病院を作ることは出来ないのかもしれません。

このような失意が、第1波以降、何度も繰り返されていた可能性があります。

先日のワイドショーのコメンテイターも、似たような発言をされていました。

追記

しかし、集約施設は限られた医療資源を効率よく使う良い方法の一つかもしれませんので、第6派がどうであれ、政府は本腰を上げて欲しいと思います。

庶民の多くは与党のコロナ対策に不満を持っているようです。特に「入院できない」という状況は、庶民にとっても大変分かりやすい「自分の身にふりかかる政府の失策」です。次の選挙で意見表明したい庶民は少なくないはずです。(2021.8.28の再掲)


@ 『 名古屋・河村市長「おとなしく自戒の日々」 2週間ぶり復帰 』

https://mainichi.jp/articles/20210913/k00/00m/040/120000c

新型コロナに感染された河村市長が復帰されました。ご全快おめでとうございます。

72才というお歳を考えると、無症状だったというのは、ワクチンの功績が大だと思います。(すでに私も接種しましたが)やはりワクチン接種はしておくものだと思いました。

そして、思い出したのは最強の「スーパー免疫」のことです。ワクチン+感染で、河村市長はそれを獲得されたのでしょうか。

「 コロナ感染後、mRNAワクチン接種した一部の人にスーパー免疫 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/c07a234fba01de20beff18842f2be67dcdd55265


(2021.9.13)

@ 『 「税務調査官」がサラリーマン大家の元にやってきた!任意だからと調査を断ると 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/15faea8e1e31a9ac850a34152be534c9e760be2e?page=1

市町村役場でも税務課では10月~11月頃には税務調査をするところが多いと思います(納税課は年中調査に出ています)。職務権限も似たようなものを持っています。

秋に行うのは陽気が良いからという理由もなくはありませんが、年初の申告から始まって、所定の内部事務・調査を行った末に残った、外部調査をしなければ解決しない事例に手をつけるからです。

そして、12月になれば年末調整説明会の開催や、新年度の税制改正の勉強をしなければなりませんし、新年1月になれば給与支払報告書の提出が始まり、夏までは繁忙期に突入します。

追記

年末調整説明会は令和3年以降は実施しないようですね。

https://www.nichizeiren.or.jp/whats-new/210610a/ 

追記2

税務・納税調査は、二人以上で行くこともありますが、多くは一人で行きます。

ところで、TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」のヒロイン・川合は、藤先輩と一緒なら平気でも、一人で行動するのは大の苦手。

あのように不慣れな者にとって、一人での調査は電話番どころではない大冒険。役所にいればその場で先輩・上司に相談できることも、調査先では一人で判断しなければなりませんから。

しかし、未熟な新人も一生懸命仕事をしていれば、知らないうちに、その力が身につくものです。

追記3

安定を求めて公務員になった人には、電話も窓口もない部署で、黙々と事務がしたい人も多いと思います。

そのような人にとって、難関の一つは年末調整説明会のような大舞台でしょう。講堂・体育館や文化小劇場みたいなホールで、多数の聴衆を前に、年末調査に関する説明と質疑応答をするのです。

これをお読みの方の中には、大ホールが平気な方もいらっしゃるでしょうが、普通の公務員には、少人数を前にして話すことは日常茶飯事でも、大ホールはほとんどありません。だから年末調整説明会が無くなって、ほっとしている職員も多いと思います。


(2021.9.12)

@ 『 生命保険の勧誘時に「公的保障の説明を」 金融庁が規制強化へ 』

https://www.asahi.com/articles/ASP9B44GDP99ULFA00P.html

趣旨は分かりますが、役所の年金事務の担当者でもないのに、金融庁から「万が一の際に年金や医療保険などの公的保証がどのくらい受け取れるのかを十分説明すべきだ」と言われても困難でしょう。そのためには役所の担当者のように最新の法律・情報等を知るだけでなく、常に知識の更新が必要になりますし。

金融庁ではなく厚生労働省・日本年金機構はどう考えているのでしょう。

追記

私が年金について意識し始めたのは25年ぐらい前ですが、少なくともその頃には強い「年金不安」が国民の中にありました。不安の主な理由は、現在のような少子高齢化ではなく、日本の財政破綻だったと思います。

当時私も、「日本がつぶれると年金がもらえなくなるから国民年金をやめたい。代わりに金融機関の個人年金に入る」と真顔で言う人に会ったことがあります。

私は、「国がつぶれても、会社組織の金融機関等はつぶれないのですか?、国の保証と会社組織の保証と、どっちが信用できますか?」「クルマを運転していて、このまま進めばぶつかる、事故になると思ったら、ブレーキを踏んだり、ハンドル操作をしたりするでしょ。ぶつかると分かっていて、そのまま進む人はいないはず。国も同じですよ。仮に国の財政に問題があったとしても、ぶつかるまで、そのままということは無いと思います」などと言って思いとどまらせたことがあります。それ以前に「国民年金は義務」ですからやめることは出来ませんが。

あの人が誰かに吹き込まれたのかは分かりませんが、「社会保障には頼れない」「年金はもらえなくなる」などという不安をあおるセールストークがあるとしたら、それは、おやめ頂きたいと思います。

追記2

今なら、こうもつけ加えます。

「安定を求めて公務員になる人は多いですが、あなたは安定を求めて公務員から会社員に転職するのですか」「公務員の安定した給料が羨ましいと思っていた人も、公的年金に入れば安定した年金がもらえるのですよ」「万一障害者になれば、若いうちから一生障害年金がもらえる事もありますよ」などと。


@ 昔、年金について少々学んだときに分かったのも、一般論があまり役に立たないという事です。

年金相談を受けるには、対象者の20歳から現在までの婚姻・離婚等の戸籍情報、各種年金の加入・納付状況等が必要で、これは他人には容易にアクセスできないプライバシーです。法律を知っている者が(さらに最新情報で常時更新している者が)、これらの正確な情報を知ったうえでしか、年金相談は困難です。しかし、それが出来るのは年金担当の公務員ぐらいでしょう。

それ以外の者が年金法を学んでも、現実問題として年金相談を受けることは困難なのです。もし、一般論として年金相談に応じたら、いくら一般論と断っても、相手は個別論だと思いたがるので、後々トラブルのもとになりかねません。

過ぎ去った年月は巻き戻せませんので、注意が必要です。

追記

市町村役場にも年金相談の窓口があります。年金は国の業務ですが、窓口数の多い市町村役場がお手伝いしているわけです。

しかし、現在はどうか知りませんが、少なくとも以前は、市町村役場には社会保険保険事務所の年金端末が置かれておらず、市町村役場職員はお客様が来るたびに、電話で年金データを聞いて対処していたのです。

この電算時代・ネット時代に何とアナログなと思われるかもしれませんが、社会保険事務所は情報漏洩を心配して市町村役場には端末を置きたがらないのです。あの端末ひとつで、全国民の一生分の就労情報(各種年金情報)が丸裸になってしまうからです。そのため、市町村役場、社会保険事務所双方に、毎日、大変な労力が発生していました。

追記2

ですから、ときどき金融機関などで「年金相談」みたいなをしていることが不思議です。

もちろんこれは金融機関の口座で年金自動受取りをしてもらいたいからでしょうが、市町村役場の年金担当でさえ社会保険事務所の年金端末が無くて苦労しているのに、その他の組織である金融機関が、どうやって個別論の年金相談ができるのだろうと思ったのです。

追記3

最近は転職が多くなりました。

しかし転職すると、普通は本人は、厚生年金→国民年金→厚生年金と異動することになります。

すると配偶者がいれば、配偶者も3号被保険者→1号被保険者→3号被保険者に異動が必要です。

(現在はどうか知りませんが、少なくとも以前は、)転職者に年金の知識がなく、自分の手続きしかしなければ、配偶者の年金手続きが途切れてしまい、最悪、配偶者の無年金につながりかねなかったのです。

その為、市町村役場は来客があるたび、二人分の、現在だけでなく20歳から現在までの長い年月のデータを社会保険事務所から聞き取り、漏れの総点検をしていました。

漏れが起これば、手続きをしなかった本人の責任ではなく、「あの時チェックしなかった市町村役場の責任にされる」からです。

そのため、現在の手続きだけなら15分で済むところが、(遅延手続き可能分の)過去を含めると1時間かかることもたびたびなのです。1時間かかっても書類整理は完全には終わらず、お客様には帰ってもらった後で、残業時間に清書して、社会保険事務所に書類を進達することも多々あったのです。(2021.8.15の加筆再掲)


@ 高市氏「電磁波で敵基地無力化」 テレビ番組で「一刻も早く」

https://www.chunichi.co.jp/article/327769

(参考)

敵から先に電磁波攻撃されると、日本はこの映画より悲惨な状態になるのかもしれません。

映画「サバイバルファミリー」

https://cinema.pia.co.jp/com/170905/1146769/


@ 『 「行動制限緩和、事前協議を」 対象地域の精査も要望 全国知事会 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15041371.html

従来は「感染しない」ことを前提にした政策だと思いましたが、極言すれば、この話は「感染やむなし」の政策だと思います。ウイズコロナですね。

「感染やむなし」と言うと暴論に聞こえますが、ワクチンや治療薬、医療改革等で、インフルエンザとほぼ同等に新型コロナが扱えるようになれば、あながち無理な話ではないのかもしれません。

逆に言えば、インフルエンザと同等に扱えるようになった場合でも、まだゼロコロナを目指し、経済を回すことを考えないとしたら、それは経済界が認めないでしょうし、現実問題として、国民の間でも病気よりも経済で亡くなる方が増えていくのかもしれません。


@ 「 国民年金の水準低下緩和へ 厚生年金から財源振り分け 」

https://nordot.app/809003443699040256?c=40245355334500353

私が年金について意識し始めたのは25年ぐらい前ですが、少なくともその頃には強い「年金不安」が国民の中にありました。しかし、年金が無くなれ生活保護が増えるので、法改正をしてでも年金は無くせないと思っていました(無くならないのではなく)。

今回の話はその一つだと思います。

当然に厚生年金部分の財源が減りますので、そこに新たな問題が生じますが、「高収入の会社員は将来の年金水準が現行制度に比べ下がることになる」ようですので、高収入の方からしわ寄せが来るのでしょう。

世の中は年金が無ければ生きていけない人が大多数でしょうが、高収入の会社員等で、法律上は厚生年金に加入の義務があっても、厚生年金をあまり当てにせず、預金等で生活できる人もいるわけです。

申し訳ありませんが、そのような方にお願いすることになるのだと思います。

しかし、そのような方は国民を養うために余分に税金を納めるに等しいわけですから、あまり顕著な減額の場合には、それなりの特典や名誉も検討して欲しいと思います。


(2021.9.11)

@ 新型コロナの感染者数、さほど人流が減っていなさそうなのに、第5波がピークアウトしてきました。

「新型コロナの感染者数は、人流だけでなく、もっと別の何かに大きく影響を受けているのでは?」という声が、ネットにも散見されます。

ロックダウンに代表されるような人流抑制は、感染症対策として、古典的であり、子どもにも理解しやすい方法でしょう。

(失敗を恐れる)役人が先例主義なのは広く知られた事ですが、ある意味、科学者も同じではないでしょうか。

科学者という名の通り、彼等は科学的に証明された事しか信じないのが信条なのではないでしょうか。「それ以外の事を信じている」と周囲から誤解されると、それこそ科学者生命にかかわると思っているのでは。だとすれば、こちらも先例主義と言えるのではないでしょうか。

ですから、科学者と役人、この両者が会議を開いて決定することは、仮説に基づいた斬新なものではなく、先例に基づいたものである可能性が大だと思うのです。

菅総理は「ロックダウンは感染対策の決め手とはならない」と、欧米の事例を見て、導入に消極的な見解を示されたようです。ロックダウンが古典的先例なら、ロックダウンが決め手にならないというのも更新された先例ですね。

しかし、(その苦しみを知ってか知らずか)国民の中にはロックダウンを求める声もありますし、その声にこたえて、新しい総裁候補の中には、法改正を考えておられる方もいらっしゃるようです。

新型コロナはいつピークアウトするのか。

その答えは、風邪に吹かれている。


@ 将来もし「読み仮名」が戸籍記載されるとしたら、その届出時に、意図的に「読み仮名」の改名が出来そうですね。

例えば「太郎」と書いて「たろう」と読んでいた普通の人が、面白半分、人生再出発とばかりに、「太郎」と書いて「たお」と読むのだと戸籍届出をすれば、「郎」は「お」とも読めますから、いとも簡単に、その日から「たお」が本名になってしまうはず(これが法律違反になるか否かは、私には分かりません)。
 
このようなノリの良い人が一定数出そうな気もしますが、「たろう」と「たお」が同一人物だという証明手続(変更手続)を、民間を含め、あちこちでする必要性が生まれるかもしれず、そちらは煩雑になる可能性があります。

さらに、後日「あれは冗談でした」と役所に言っても、他のことと違い、すべての行政文書の元になる厳格な戸籍ですから、役所は「たろう」に簡単に戻してくれるかは不透明です。戻してくれるにしても、「いきはよいよいかえりはこわい」で、手続きが相当煩雑になることは避けられないのでは。

追記

戸籍には長期間履歴が残ります。それを迷惑だという人もいらっしゃるかもしれませんが、証明のために履歴が必要な場合もあり、戸籍の使命でもあるのです。

ですから、戯れに届をしてはいけません。後々まで、孫子の時代まで、戯れる人間であることが残ってしまいます。

ましてや、不法就労に伴う偽装結婚等で、自分の戸籍を売るようなことは、自分の戸籍に(犯罪がらみの)赤の他人の外国人氏名が記載されるわけですから、とてもできないことです。


(2021.9.10)

@ 高市氏「電磁波で敵基地無力化」 テレビ番組で「一刻も早く」

https://www.chunichi.co.jp/article/327769


@ TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」は、さりげなく痛いです。

藤先輩が被疑者に拳銃を向けます。

被疑者が持っている拳銃はモデルガンの可能性がありますが、確証はありません。

そこで後ろの同僚が藤先輩に声を掛けます。

それによると、(大切な仕事で失敗すると出世に響くのは、公務員も民間人もおなじでしょうが)警察官にとって発砲することは失態とされる可能性があり、出世コースから外れるのを覚悟しなければならないもののようです。

だから、数人の警察官がいる時、発砲する一人は貧乏くじを引くようなもの。なので「おまえは止めろ、撃つ時は俺が撃つ」みたいな、警察官同士の思いやりみたいなものがあるらしいのです。

従来の刑事ドラマには見られなかった視点に少し感動。


@ ワクチンの副反応は人さまざまで、第一回目のときの私は、倦怠感よりも心地よい睡魔が印象的でした。

いずれにせよ、副反応のある期間は、無理してはいけないみたいですので、皆さまご自愛ください。


@ TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」は、さりげなくエロイです。

いつかの回では、藤先輩たちはラブホに張り込み、同僚を色気でマヒさせて、そのすきに被疑者を確保しました。そして、エロチックに舌を見せるのです。

前回では、川合が出動するとき、同僚の女性の上着を借り、「女性の匂いがする、背徳の香り」とか言いました。

源が運転するパトカーの助手席に乗ると、腰ではなく脇に吊るした「拳銃が脇に食い込んで痛い」と言ったり、「トイレに行きたい」と言ったり、微妙なセリフがありました。

さらに別シーンでは、こちらに拳銃を向ける被疑者に、川合と源は地面に臥せます。そして、源は川合に「お尻を近づけろ」と言って、川合の拳銃を抜いて、二人とも立ち上がり、犯人に拳銃を構えるのです。

その時、立った川合は、拳銃を構える源に、お尻を突き出したままの格好になりました。

「007」でもそうですが、拳銃は男性器の記号としても登場しますので、アイドル相手に、非常にきわどく、エロイ構図になっていました。


@ ニュース等では米国撤退によるアフガニスタンの悲劇が語られています。

しかし、どこで聞いたのかは忘れましたが、「アフガニスタンの住民の多くは平穏に暮らしている」のだそうです。米国が20年戦争をしてもアルカイダをせん滅できなかったのは、「住民の多くがアルカイダを支持していた」からだと言うのです。

これを第二次世界大戦の日本の敗戦と比較すると理解できるような気がします。

日本の古い価値観は、米国に戦争で負けて一掃されました。学校の教師たちが一瞬にして指導方針を変更させたため、事情の分からぬ子どもたちの中には、大人に対して強烈な不信感を抱いた人もいたようです。しかし、本当はその大人たちも困惑していたのではないでしょうか。

それでも日本では新時代への移行が出来ましたが、アフガニスタンは古い価値観にしがみつく大人が多かったのでしょう。それは「玉音放送」と、「八百万の神の国と、一神教の国の違い」でしょうか。

アフガニスタンで、この二十年の間、米国流の価値観を教育された若者にとっては、青天の霹靂なのでしょう。しかし、古き良き時代に戻ることができると喜ぶ高齢者などの方が、実は多いのかもしれません。


(2021.9.9)

@ 「 医療崩壊防ぐ 新型コロナ感染者に早い段階で医師が介入する独自システム『有明モデル』とは(熊本) 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/a13eca236fbbdbd8ed488dd081f86e54facd12fa


@ 『 キラキラネーム、どう判断 「読み仮名」の戸籍記載、法制化へ 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15037732.html

戸籍には「読み仮名」が載っていません。

だから、「自分の名前は『太郎』と書いて『じろう』と読むのだ」と主張するご本人がいたとしても、役所はそれを軽々に「誤り」とは言えないと、少なくとも私は思っています。

ですが、情報システム上の管理や検索をしやすくする等のために、「読み仮名」を戸籍に記載することを検討するようです。

すべての行政文書の基本になる戸籍に記載する以上、それは他の戸籍記載事項と同様、間違いは許されず、いいかげんなことは書けません。

ですから、本人から「読み仮名」を市町村に届け出てもらう方法などを想定しているようですが、はたして全国民が届け出るでしょうか。又、市町村にとっても届け出と記載は膨大な事務量になるはずです。そして、本人からの届出が、前述の『太郎』『じろう』のような想定外の読みだった場合をどうするのかも、表ざたにして議論せざるを得ませんので、悩ましい問題です。


実は、似たような仕事は、過去に住民票の電算化の時にも起こっているのです。

紙の住民票には「読み仮名」が載っていません。しかし、電算化に当たってはすべて「読み仮名」の入力が必要になりました。

それで常識的な「読み仮名」方で入力したのです。それすらも出来ないような珍しい事例については、電話で尋ねたこともあったようです(電話は30年ほど前の話であり、現在ではプライバシー意識の高まり等から問題でしょう)。

ですから、全件本人確認していませんので、一部は本人の認識している「読み仮名」ではないはずなのです。

しかし実務では、生年月日、かな氏名、漢字氏名、住所検索等を、単独、あるいは合わせ技を駆使して、該当者が出て来るまで複数回検索することが普通ですから、間違えることはまずありません。

さらに最終特定するときには、住所・氏名・生年月日の三点が合致することを確認しますから、なおさらです。その辺りはプロの仕事です。

そして、住民票の場合は「読み仮名は検索のための方便」と割り切っていましたから、それでも良いのかもしれませんが、戸籍の場合は前述したように「絶対的な正解」が求められますから、大変でしょう。

追記

以上をまとめると、私の理解している住民票の「読み仮名」とは(個人的見解は)、住民票の検索の道具である。それは住民票にも記載されず、住民票の写しにも載らないので、一般的な読み方でも入力可。いや、検索は第三者によっても行われるため、一般的な読み方の方が検索もれが出にくい可能性がある。

対して、戸籍の「読み仮名」は、個人を特定する情報である。さらに戸籍原本にも、戸籍謄・抄本にも記載されるため、正確であることが求められる。そして、戸籍に記載する重要性と、正確であることを担保するには、原則として戸籍の届書で「読み仮名」の受付をする必要がある。軽々に他のデータを流用することは、戸籍の使命に馴染まない。

追記2

私は、いっせいに全国民に届けさせようとするのは問題が多いと思います。その処理方法は単刀直入ですが、もっと労力の少ない方法もあるような気がします。

現在の戸籍システムの検索に「読み仮名」が必要なら、戸籍に記載しないよう(住民票のように裏情報として)、住民票のデータを転記すればよいと思います。30年間現場で住民票が検索できたデータですので、実用価値は証明されています。

その上で、「読み仮名法」(仮称)施行日以降のすべての戸籍届出には「読み仮名」欄を設け、出生・婚姻届等があるたびに、「読み仮名」を随時戸籍に記載していきます。

又、単独の「読み仮名届」(仮称)も新設し、国民にも届出をお願いし、いつでも届けられるようにします。

( 住民税の扶養親族になっている人に役所は申告書を送りません。所得が少ないことが分かっているからです。そこまですべて申告書の提出を求めると、住民と役所の双方に煩雑というデメリットが生じます。しかし、その人が「所得証明」を求めてきたときには、その場で申告書を出してもらい、その数字を転記して「所得証明」を作ります。)

給付金等の振込先との合致については、大変な労力をかけて「読み仮名」を整備しても、「読み仮名」が合致しただけでは(個人の特定とまでは言えず)振り込めないはずなので、マイナンバー等、その他のデータ活用も考えた方が良いと思います。

マイナンバーカードの氏名ローマ字表記については、マイナンバーカードの申請書データで作れるはずです。このカードは厳格に作られていますから申請書データは活用できると思います。


(2021.9.8)

@ 「 (インタビュー)値上げ嫌いこそ元凶 東京大学大学院教授・渡辺努さん 」

https://www.asahi.com/articles/DA3S15036465.html

この中に、「日本の生産性は低く、上げる努力は必要だと思いますよ。」という言葉がありました。

それで思い出したのが米国大統領の話です。

負けたトランプさんが、選挙に不正があったと言い、暴徒が開票所に押し寄せたりして、アメリカが大騒ぎになったことがありました。あの時、開票が終わるのに何日もかかったような記憶です。

それを見て、日本のネットには、「日本の選挙は1日で開票が終わる。日本の生産性は低いと言うが、日本の公務員の生産性は高いのか?」みたいな声がありました。

確かに日本の開票は1日で終わります。いや、もっと早いです。夜8時に投票を締め切り、場所を変えて夜9時から開票を始め、深夜から早朝にかけて終わることが多いのです。

何が違うのでしょう。

アメリカと日本では投開票システムが同じではないと思いますので、同列には論じられませんが、ニュース映像等で米国開票所の作業風景を見ると、投票用紙を点検するスピードが(日本なら注意されそうなほど)遅いです。日本の数分の1だと言いたくなるほど。投票用紙が数倍大きい事も遅くなる理由の一つだと思います。

単純計算でここが数倍かかるなら、1日で終わる仕事も数日かかってもおかしくないわけですし、一事が万事で、他の動きも、熟練した職員により、職人技に近いスピードと効率でこなしているのが日本の開票所だと思います。

そして、彼等は月曜朝から通常業務に戻り、繁忙期の係では、残業をする人もいます。 開票事務に従事する者の9割は、選挙管理委員会の者ではありません。人員が足りないため、税務や戸籍など、他係からの応援団がほとんどなのです。

次の選挙でも、その辺りをご注目下さい。

追記

余談ですが、女工哀史ならぬ開票哀史…。

「 膨大な開票作業、119人が死亡 インドネシア大統領選 」

https://www.asahi.com/articles/ASM4R4H12M4RUHBI01Y.html


(2021.9.7)

@ 幼い頃、正体不明の人からいじめを受けた少年がいたとします。

彼は人知れず心にトラウマを負い、まだ消化できず、人間不信になって、笑顔の友人・知人たちは皆仮面をかぶっているのではないかと、無意識に疑い始めるのです。

だから、もし友人・知人が仮面を取ったと思ったら、つまり自分に対して苦言を言う人に出会ったら、「それ見たことか」と、トラウマの元になった正体不明者をそこに投影して戦おうとする。

もし、そんな少年がいたら不幸なことです。


@ 第5波がピークアウト!?

「相場が間違っている」と言う人もいるらしい。


@ 映画「麗しのサブリナ」を観ていて気づいたのですが、

土屋太鳳さんは、オードリー・ヘップバーンさんに似てますね。


@ 「馬鹿丸出し」という言葉があります。言われたら侮辱されたと思いますね。

京都の人が京都弁で話しても「京都弁丸出し」とは言わないでしょう。

でも、先日NHKの女性アナは、名古屋弁の人を、TVで「名古屋弁丸出し」と表したのです。


@ 職場の夕方5時過ぎ、来客もなくなり、なぜか機嫌の悪い上司は帰ってしまい、電話も終わりました。

30人ぐらいの残業はありますが、とりあえずひと息の時間。

誰かがお菓子を買ってきたので、皆で分けて、お茶でも飲みながら、しばし歓談。

あちこちに5人、10人のかたまりができています。

中には歌を歌い出す女性たちも。

これは今朝見た夢の話です。

職場の思い出がベースになっていますが、職場ではさすがに歌を歌う人はいません。その部分は小学校のときの女子生徒の記憶が混ざっているのでしょうか。

しかし、気がつくと、皆、マスクをしていません。

私は「止めなければ」と思いましたが、上司でもないのに止めては、皆に恨みを買いそうで、何も言えませんでした。

そして、「そうか、こうやって、誰も止められない無謀な宴会が行われていくのだな」と、思ったのです。


@ 『 「お役所仕事を続けたい」デジタル庁が船出から前途多難すぎる根本原因 

…中略…

「業務フロー」を見直さずにデジタル化を進める

問題は、仕事の仕方を変える変革ができないまま、業者任せでデジタル化だけを行うため、利便性の低いシステムが完成。結局、国民が使わないため、元の木阿弥、紙での申請に舞い戻るといった事態が繰り返されているのだ。

…後略… 』

https://blogos.com/article/558077/


住民への影響が大きすぎるため、役所というところは失敗が許されないところです。その失敗のリスクを最小限にするために、基本的に先例主義になっているのだと思います。

ですから、デジタル化であれ何であれ、先例に反する業務改革は、職員の意識としては(極言すれば)「迷惑行為」に近いものかもしれません。

世論に押され、表向き「デジタル化を推進する」と表明しても、「体裁だけ繕って済ませたい」というのが本音ではないでしょうか。

そうぼんやり思っていたら、この記事が目に留まったのです。

追記

先例主義になる理由は他にもあると思います。

映画「生きる」にも少し描かれていますが、斬新な企画を行おうとすると、先例主義の周囲と摩擦が起きるのです。あの市民課長は同僚上司のほとんどを敵に回してしまいました。つまり職場の居心地が悪くなるばかりか、出世にも悪影響があるかもしれないのです。

そして、その苦労の分だけ、報奨金が出るとか、給料がアップするのかと言えば、まずそのような事はありません。


@ 先ほどのNHKラジオで、東京ディズニーランドの身だしなみ規定が男女統一され、タトゥーは禁止だったのが、服で隠れれば良いに変更されたとのニュースがありました。

本場米国のディズニーランドでも、タトゥーの扱いについては、一足早く似たような経過をたどっているようです。

映画「希望の灯り」追記Ⅴ ( クリスティアンの刺青 )も書きましたが、この映画ではドイツのスーパーマーケット事情が紹介され、こちらも同様に服で隠していました。

https://cinema.pia.co.jp/com/177634/1231266/

やはりタトゥー(入れ墨)に関しては、少なくとも客商売では、日本同様、各国とも敏感に反応しているようです。


(2021.9.6)

@ 『 橋本聖子会長、30年札幌冬季五輪「何とか実現を」夏季五輪も「近い将来にまた開催できたら」 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/9622911c30a4bd2ae79e79a387410e6d3711c692

早速このセリフが言えるのは「東京2020」を成功させた強みですね。と言いますか、少々無理してまで「東京2020」を行ったのは(IOC・IPCに貸しを作った)、このセリフを言うためでもあったのかもしれません。次回はフルスペック大会を目指すはず。


@ 「 国民年金をもらう立場になると、一生もらえることを国が保証してくれる公的年金制度は、とてもありがたいものだと感じます。 」昨日そう書きました。

会社をリタイアする最後の日、朝出勤すると、すぐに職員バッチ、身分証明書、定期券などを総務課に返します。

すると帰路に定期券はありませんので、財布から小銭を取り出して電車に乗るのです。この時の「すき間風」の寒いこと。金額の問題ではありません。「何十年も貢献してこのありさまか」、「会社に捨てられた」、そんな気分になるのです。

( 係や課に飲み会の幹事さんがいらしたら、その予算から、帰りの交通費として1,000円札1枚でも袋に入れて渡せば、その心遣いに駅で泣くかもしれません。 )

会社関係の年賀状は翌年から来なくなることが多いはず。会社が懐かしくて遊びに行っても、忙しくて相手をしてくれる人は少ない。それどころか「何しに来た」、そんな目で見る人も多いはず。だから皆、遊びに行かなくなる。

そのせいもあるのかもしれません。

高齢者は、選挙のおしらせとか年金とか、「一生自分を忘れないでいてくれる」制度をありがたがるのです。


(2021.9.5)

@ 先日のTVの「モニタリング」で、キムタクさんが3階相当の高さからスーパーボールを床に投げ、跳ね返ってきたものを素手でキャッチするというパフォーマンスをしていました。

これは25年前のTVドラマ、「ロングバケーション」の名シーンだそうです。

このような微妙な挑戦は、メンタルが大変影響するはずです。アーチェリーのように。

アーチェリーの試合中、後ろから選手に「がんばって!」などと大声で声援するのは、「がんばらなくっちゃ」と選手を動揺させ、「迷惑行為」に等しいことはアーチャーの常識ですが、「モニタリング」ではブラマヨの小杉さんが盛んに声をかけていました。小杉さんの役柄上しかたないのでしょうし、おそらく小杉さんは「迷惑行為」であることを理解しておられないのだと思います。

そして案の定、キムタクさんは数回のチャレンジすべてを失敗したのです。

その後、キムタクさんは悔しさが収まらないのか、「気軽な感じでやってみる」みたいなことを言って、再挑戦したら、二回行い、二回とも成功したのです。

私のアーチェリー経験からも、キムタクさんの成功は良く理解できます。それぐらいデリケートな競技なのです。


@ 白味噌で、油揚げと、豆腐と、わかめの味噌汁。

私の郷愁の味。


@ 9月の初めには防災訓練をする市町村が多いと思います。8月中は連日37度の猛暑が続いても、9月5日頃になると、小学校の校庭で半日行事をしていても、熱中症になることはほとんどなくなりました。

やはり、今日もそんな陽気です。

かつての防災訓練では、炊き出し訓練をしましたが、出来上がった美味しそうな五目飯は、一度も食べたことがありません。心残りです。

乾パンぐらいはもらったことがあります。あの乾パンは硬いですが、ゆっくり食べれば、濃いめの食パンのような味がして、なかなか美味しいものだと知りました。

追記

確証はありませんが、記憶の中の乾パンは、「三立製菓 三立製菓 保存用乾パン 60食入り」の中の一袋だったような気がします。一袋に、名刺よりも一回り大きな長方形の乾パンが、数枚入っていました。

しかし、バラ売りはないのかしら。

https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%89%E7%AB%8B%E8%A3%BD%E8%8F%93-%E4%BF%9D%E5%AD%98%E7%94%A8%E4%B9%BE%E3%83%91%E3%83%B3-60%E9%A3%9F%E5%85%A5%E3%82%8A/dp/B00ZODX8Z2/ref=sr_1_2?adgrpid=115181332485&dchild=1&hvadid=536104906993&hvdev=c&hvqmt=b&hvtargid=kwd-832106435920&hydadcr=13155_13342666&jp-ad-ap=0&keywords=%E4%B8%89%E7%AB%8B%E8%A3%BD%E8%8F%93+%E4%B9%BE%E3%83%91%E3%83%B3&qid=1630805395&sr=8-2

それと、「あられ」のように小さな乾パンも同社から出ていますが、味は同じなのでしょうか。

「 【まとめ買い】三立製菓 カンパン 200g ×2個 」

https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%89%E7%AB%8B%E8%A3%BD%E8%8F%93-%E3%80%90%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81%E8%B2%B7%E3%81%84%E3%80%91%E4%B8%89%E7%AB%8B%E8%A3%BD%E8%8F%93-%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3-200g-%C3%972%E5%80%8B/dp/B08BX95GG8/ref=sr_1_1?adgrpid=115181332485&dchild=1&hvadid=536104906993&hvdev=c&hvqmt=b&hvtargid=kwd-832106435920&hydadcr=13155_13342666&jp-ad-ap=0&keywords=%E4%B8%89%E7%AB%8B%E8%A3%BD%E8%8F%93+%E4%B9%BE%E3%83%91%E3%83%B3&qid=1630805395&sr=8-1


@ 先日、東京都が予約不要で若者への接種をしたら、200名枠に対して予想をはるかに超える大行列ができました。

東京都の見込みの甘さを指摘する声が多数上がりましたが、結果的に「若者は接種したがっている」という宣伝効果が上がり、「どうしようか…」と迷っている若者を、「じゃあ私も」とプッシュする効果があったのではないかと思います。

まさか東京都がそこまで計算づくで行ったとは思いませんが、少なくとも「国の役人は賢い」と、かつて年金行政で思ったことがあります。具体的な話は忘れましたが。


@  『 (新型コロナ)接種迷う若者、情報どう伝える 医師が動画出演「届くツールで」 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15033530.html

国民年金をもらう立場になると、一生もらえることを国が保証してくれる公的年金制度は、とてもありがたいものだと感じます。

でも、支払っているときは負担感がありました。毎月万札が出て行くわけですから。若い方の中にも「払おうか、やめようか」と思案される方もいらっしゃるでしょう。

しかし、国民年金は国民の義務なのですから、支払い能力のある方は原則として支払わなければなりません。「どうしようかと選択するものではない」のです。もちろん支払い能力のない方は、減免などの制度を利用することができます。

ところで、新型コロナウイルスのワクチン。

ご承知のとおり、「打つか打たないかは個人の自由」であることが世界のコンセンサスのようです。

しかし、本当にそれは正しいのでしょうか。

文明国では色々なことに個人の自由がありますが、それは「公共の福祉に反しない限り」という話だと思います。だから、泥棒も暴力も禁止されているわけです。

だとしたら、「集団免疫」(デルタ株では困難だと言う説も出てきましたが)という「公共の福祉」のためには、もしかしたらですが、「打つのが原則」ではないのかと思うのです。

もちろん病気・体質などのために打てない方もいらっしゃいますので、その方たちを忘れてはなりませんが、「打つのが原則」にすることは、その方たちを守る事にもより貢献するのです。

その「公共の福祉」に言及することを避けて、「打った人の個人的なメリット」だけ示すことで接種率を上げようとするのは、いかがなものかと思うのです。

もちろん、年金と同じレベルの「義務」にすることは、違反者をどうするのかという問題も起こり、されとて罰すれば個人の自由は無いのかという声もあがりそうで、現実問題としてなかなか難しいと思います。

なので「義務」という言葉を使わずに、「迷うなら打って!皆のためにも」ぐらいの広報はどうでしょうか。「打つかどうかは個人の自由です」よりも現実問題にフィットしていると思います。


(2021.9.4)

@ 夏場は発熱しないデジタルアンプを使っていましたが、お盆過ぎから「いつ真空管アンプに戻そう」と考えていて、9月になって少し涼しくなったので決行しようかと。

しかし、その前にアナログトランジスタアンプの音も恋しいので、昨日つないでみました。スピーカーもクールなJBLの音が恋しくなったので交換して。

この組み合わせは、もしかしたら私の「おふくろの味」なのかもしれません。正確に言えば昔のスピーカーは(和製JBLの)三菱ダイヤトーンでしたが。


@ 40歳ごろ、外回りでお邪魔したお宅が、たくさんの犬を飼っていらしたのです。私も犬好きですが、一匹づつしか飼ったことがありませんでしたし、死ぬとペットロスがあるので、もう飼うのは止めたのでした。

だから、その話を家主の女性にしたら、「可哀そうじゃなくて、犬に幸福を与えたのよ」と言われたのです。

少し恥ずかしい思いをしました。


@ 『 “道交法”は理不尽なのか…「横断歩道で歩行者に譲られたから発進」は違法!? 警察による取り締まりの“本当の狙い”とは 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/916d693812c8e445b0dab9b0c969e50063693a93?page=1

20代の頃クルマの免許を取ったとき、教習所の卒業検定で、右折しようと正しい位置で止まっていたら、直進車も(青信号なのに)止まってしまったのです。

どうしようかと思いましたが、2~3秒の後、「行きます」と一方的に教官に宣言し、右折しました。

直進優先であることは当然に知っていましたが、あのまま止まっていることは「交通の流れを妨げるので」違うと思ったからです。

コース最後の右折でした。教習所は目の前にあります。

今にして思えば、教官がブレーキを踏まなかった瞬間、その判断は合格と判断できますが、当時は「落第した」と思い込んで合格発表まで落ち込んでいました。

それにしても、卒業検定で事実上の応用問題が出るとは…。


(2021.9.3)

@ 先の生前退位の時、政府は議論の末、法律を整備して解決にあたりました。おかげさまで良い結末になったと思います。

しかし、あの時、もし政府に不作為があって、皇室に歴史的な汚点が残るような結果になっていたら、政府には腹を切る人も出ていたのかもしれないと、ふと思いました。


@ 「減税する」とか、いろいろ住民サービスを打ち上げている自治体の首長さんがいたとします。

「住民サービス」というと聞こえが良いですが、部下にとっては「もっと給料を下げて、もっと働け」と言われているようなものなのです。だから住民には良くても、職員には受けが悪い。

ですから、その首長さんを世論が支持している時は、しかたなく職員は我慢しますが、世論が見放せば、職員も…。


@ 両親を弔っていただいている教会では、毎年8/15にミサがあります。エアコンの効いた中、合唱とお祈りの1時間ちょっとの集まりです。お盆という事で普段は来れない人もいらして、小学校教室の6倍ぐらいの部屋、長椅子にぎっしり満席になる盛況です。

しかし、新型コロナの昨年からは行っていません。ミサもコロナ対策をしているはずですが。


@ パラで試合に3分遅刻したA選手が、その場では大目に見てもらって試合に参加し、金メダルを取りました。しかし、後に銀メダルになったB選手側の抗議もあって、IPC側はAの金メダルを取り消し、Bの銀メダルを繰り上げ金メダルにしたのです。この事で金メダルを取り消しされたA選手側からの抗議もあったようですが、認められなかったようです。

私は、スポーツはルールがあってこそスポーツだと思います。殴り合いもルールがあるからボクシングという美しいスポーツになるのです。ですから、試合中のルール順守は当然のこと、少なくともパラの期間中は、試合外でも飲酒問題・外出などのルール順守が必要だと思います。守らなければ資格はく奪も視野に入ると思います。

ところで、先の事例、3分間の遅刻を大目に見た時点で、A選手の金メダルは有効だと思います。ドーピングなどの不正をして取った金メダルなら剥奪もありでしょうが、この事例は遅刻であり、さらに大目に見たのですから。

ですから問題は、A選手というよりIPC側の判断にあると思います。A選手の金メダルはそのままにして、B選手にも金メダルを授与する方法が良いと思います。

追記

本来なら3分の遅刻を大目にみてはいけませんでした。

例えば日本の選挙。

ふつう投票所は夜8時に閉まりますが(違う場合もあります)、何時に閉まるにせよ、時間厳守です。

私の知る限り、例えば投票所が小学校の講堂であれば、8時までに小学校の敷地内に入れば有効なのです。

講堂までたどり着いて、記載台で氏名を書き、投票箱に入れるまでには時間がかかりますが、8時までに敷地内に入っていればセーフです。

8時間際になると、職員は校庭への入り口付近(道路)に立ち、周囲をキョロキョロして、やってくる住民を呼び込みます。時刻はNHKラジオの時報で確認し、その瞬間に敷地内にいるか否かを判定するのです。アウトになる方もいらっしゃいます。

少しぐらい大目に見ても…と思われるかもしれませんが、各投票所が1名ずつ大目に見ていたらどうなるでしょう。選挙では僅差で当確が決まることは珍しくないのです。


@ クルマの暴走事故で多数の死傷者を出した人の裁判が行われました。被害にあわれた方々には本当にお気の毒で、心からご冥福をお祈りします。

ところで、ニュースによると、加害者はクルマの異常を訴えていますが、裁判ではクルマに問題はなく、操作ミスとされました。おそらく操作ミスなのでしょう。

しかし、本人が頑として操作ミスを認めないので、裁判官の心証も良くないようですし、世論も彼の味方をしませんでした。


ここで私が不思議に思っているのは、(私の知る限り)加害者の「無意識の記憶の書き換え」や「無意識の記憶の忘却」の可能性には誰も触れていない事です。

前者については私も経験した事があって、映画「波の数だけ抱きしめて」にはそれが書いてあります。後者については映画「青の炎」のストーリーにありました。

私は「気功」をやっているので「気」の存在を全身で感じることができます。ですから、どんなに偉い学者の先生が「気など存在しない」と仰っても影響を受けないのですが、それから類推すると、人生がかかったような重大なことでは、人は最終的には自分の感覚を信じるものだと思います。映画「ターミナル」もそれを教えてくれます。

さらに不幸なことは、彼が役人であったという事です。住民から嫌われようが、怒鳴られようが、言うべきことは言うのが役人の仕事です。威張っているのではなくそれが使命です。彼は長年実戦でそれを鍛えてきたはずです。その役人がまじめであればあるほど、自分の信念をまげることは困難でしょう。さらにご高齢が重なると…。

ぼんやりと、そんなことを思っています。


(参考)

映画「波の数だけ抱きしめて」

https://cinema.pia.co.jp/com/4351/57731/

映画「青の炎」

https://cinema.pia.co.jp/com/3379/40583/

映画「ターミナル」

https://cinema.pia.co.jp/com/10223/108558/


(2021.9.2)

@ 新聞によると、眞子さまと小室圭さんが、年内に結婚する方向で調整されているようです。お祝い申し上げます。

難しい問題は分かりませんが、少なくとも現代では(大人である)お二人のお気持ちが一番だと思いますので、この動きは歓迎したいと思います。

眞子さまは一時金の受け取りを辞退するお考えがお有りになるようですが、そのお気持ちだけで十分です。私は受け取っていただきたいと思います。異国での新生活ですから何があるか分かりません。もし、使わずに済んだのなら、将来どこかへ寄付しても良いのですから。


(2021.9.1)

@  『 「重症化するまで患者を放置するのはおかしい」現役医師が"コロナ専門家"に憤る理由 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/149b38b8eed252d6f3060af4248b53340a6cc868

 『 …前略…

「救急病院に行く人は、いきなり重症化しているんじゃないですよ。どこかで診断されて、1週間か10日放置されるから、ああいう状態で行くわけですよ。(中略)ステロイド注射もずっとやってるんですけど最初の段階でやらないから重症化して運ばれることになっているんです」 (P2より抜粋)

…中略…

治療体制を整えることしか出口はない (P6より抜粋) 

…後略… 』


@ 住民票が紙の台帳から電算データに移行したのは、私の町では30年ぐらい前の事です。

移行は1年がかりでした。その間は住民異動・戸籍異動などがあると、紙台帳の加除・修正に加え、電算入力表の作成もしなければならず、担当者の事務量は単純計算で2倍になりました。

そして、それをこなしながら、電算化によって様変わりする内部事務の処理方法(入力方法)を、不慣れな人は、それこそWindows等の操作やキーボード上の文字探しから、研修で学んだのです。

そして、1年後の3/31までは従来通りの紙台帳のコピーで住民票の写しを発行し、4/1からは電算データによる事務処理(住民票の発行を含む)に移行成功したのです。

これを見ると、どこの課にせよ、何か有事が起こって現在パンクしそうなほど忙しいからと言って、それと並行して電算化移行事務をすることは困難だと思います。「ゆとり」がないのですから、この上問題が発生すると本当にパンクしかねません。

私が責任者なら、部分的な改革はしても、平時に戻るまでは大規模な冒険はしないと思います。

追記

上記はある区役所での話です。

ここには電算化の企画立案や、各種業者との協議、住民登録は役所全体の事務に影響を与えていますから、他部局との調整も必要ですが、それらの事務は入っていません。

それらは、いわゆる管理部門でおこないますから市役所でやってくれます。基本的に区役所は、市役所が作ってくれたマニュアル通り仕事をすればよいのです。

しかし、小さな市町村などで、管理部門と一体になっているところでは、それも自分たちでやることになるのだと思います。

追記2

ちなみに、住民票でも税務でもそうですが、電算システムを立ち上げる当初事務の時は、バッチ処理と言って、紙の台帳(あるいは入力表)なり申告書をまとめて業者に渡して入力してもらいます。

そして立ち上げ終了後は、職場に設置されたPCで職員がオンライン処理(リアルタイム処理)をするのです。

住民異動・戸籍移動や、申告書などがあると、その場で職員が入力し、住民票の写しや、所得証明を発行するのです。

このオンライン処理は、すべての事例に対応するために奥が深くなっており、けっこう複雑な処理が必要なものもあります。


(2021.8.31)

@ TVドラマ「HERO」第一シーズンの第8話を観ました。宇多田ヒカルさんがウエイトレス役でカメオ出演した回です。

主人公・久利生検事(キムタクさん)が、昔の友人・女性弁護士と、事件を通じて再会し、ひさしぶりに高級なフレンチレストランで会食しました。

そのシーンの最後、友人が「そろそろ帰るわ」と立ち上がると同時に、「おれも」と主人公も立ち上がり、ナプキンを投げ捨てるようにイスの上に置いて行ったのです。

あれ、イスの上は「中座」のサインで、「退席」はテーブルの上ではなかったかしら、と思いました。そして、先ほどネットで調べましたが、やはり「退席」はテーブル上でした。

もちろん、誰かを非難するつもりはありません。ただ、こんなに有名なドラマでも、こんな事があるんだと驚いた次第です。


@ 「 東大生の店員に理系風に注文したら、賢すぎて返り討ちにされました。東大理三恐るべし、、、 」

https://www.youtube.com/watch?v=AMGLJBFkNO4


@ 先日、ワイドショーに大臣が出られ、新型コロナ対策について話していました。

話しの中心は「国民にはもっと自粛生活に協力して欲しい」というものでした。パンデミックが始まって以来、かわりばえのしないフレーズです。

確かに国民の中には非難に値するような行動をする人もいますが、大多数の人たちは「ずっと自粛しているし、これ以上どうすればよいの」と思っているのではないでしょうか。それどころか、多くは「感染しても入院できない現状こそが一番の問題だから、病床を増やして」と思っているのだと思います。

ですから、大臣の認識と国民のそれとは違うのに、もしかしたら、それにすら気づいておられないのかと、心配になりました。


そして、後半になって、いわゆる野戦病院のようなものも国は整備していると言っていましたが(確か全国で14か所)、何床作ったのでしょうか。先日のアフガニスタンからの邦人保護ではありませんが、何床(何人)というのが重要なのに、MCもそこを質問しませんでした。


@ 「 『合気道~Aikido~』美しき日本の心 」より


https://www.youtube.com/watch?v=FWV9sMffLPU&list=PLm23JZffTHuTpTGEEA_OSepTkhq0ErH0m&index=1

(ハコヅメ)の藤先輩より強そう。

https://www.youtube.com/watch?v=anwoCusSX9o&list=PLm23JZffTHuTpTGEEA_OSepTkhq0ErH0m&index=9

神秘。

この力があれば、車いすからでも、人を投げることができそう。


(2021.8.30)

@ 「 イスラエル、ワクチン3回目を促進 12歳以上にも拡大 」

https://www.asahi.com/articles/ASP8Z31DNP8YUHBI01J.html

「 ワクチン接種証明についても、2回目接種から6カ月が経過すると、失効させる」とか。


@ 「 都内で高齢者のコロナ感染が増えている不気味…8割超がワクチン接種なのにナゼ 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6c936029c12241a4b559d21216418047c7b34e2

コロナ過の前は、月1回友人と会い、喫茶店で1.5時間ほど、唾を飛ばしあって話をするのが楽しみでしたが、しかし、それも1年半行っていません。

しかし、お互いがワクチン接種を2回して2週間たった頃、あれは初夏の頃に、友人から「コロナが収まりかけたら、またお茶会を再開したいね」とのお誘いがありました。

もちろん嬉しいお誘いですが、しかし、「オリンピック後、少なくとも秋まで待って、世の中の様子を見た方が…」「忘年会の是非などが、マスコミの話題に上るようになってから判断しても遅くないのでは…」などと私は答えました。

しかし、すでに喫茶店の茶会に、高齢者は戻ってきたのでしょうか。

かつては「ワクチンを2回接種して2週間たてば、マスクもいらないし、ワクチンパスポートをもらって、海外旅行もできる。ましてや国内なら…」みたいな「ワクチンのすすめ」的な「夢」がマスコミで流されていました。

それを信じてワクチン接種した人がほとんどでしょうから、喫茶店に戻ってきたとしても不思議はありません。

しかし、「デルタ株」の登場によって、「ワクチンを2回接種して2週間たっても、まだ油断をしてはいけません」のように常識が変化したのかもしれません。

つまり、「ワクチン接種をしても、しなくても、自粛生活を続けなさい。高齢者はワクチンで作られる抗体が少ないですから特に」という、余命の少ない高齢者には、夢の無い話になるのかも。

このような話を、高齢者に限らず「先の楽観論に洗脳されてしまった人たち」に、誰がどう伝えるのでしょう。


@ 公務員の上司が部下に指示を出すとします。

その指示が適切なものか否かを、普通、部下は部下の視点で再検討するものです。(最終的には上司の責任になるにせよ)住民からのクレームの直撃を受けるのは部下だからです。

もしも、この指示を実行すればクレームは必至であり、部下としてそれは納得できないと思えば、部下は上司に強く進言するものです。

しかし、上司と部下の間に深刻な溝がある場合は、部下は「黙って指示を実行する」こともあるかもしれません。


@ ワイドショーを観ていたら、オーストラリアでは州政府どうしが、「ゼロコロナか、ウイズコロナか」で対立しているようでした。

日本はゼロコロナ政策っぽいですが、世界規模で言えば、アメリカやイギリス、そしてインドなども、事実上のウイズコロナ路線でしょう。

コロナウイルスが数年後に突然消滅でもしてくれなければ、世界はウイズコロナで生きていくしかないのかもしれません。鎖国時代には戻れませんから。

コロナ過になってもうすぐ2年になります。いつまでも自粛生活ばかりしているわけにはいかないでしょう。

やはり、「治療体制を整えることしか出口はない」のかもしれません。


(2021.8.29)

@ 『 金属片混入疑ワクチンで金属アレルギーは勘違い!?女子格闘家が別ロット接種であったと訂正!「自身の発言に影響力があると分かった上で訴えてます」 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/b6f2ac9147405358f95509d35b4c7c5d81246609


@ むかし「DeAGOSTINI」で買ったクラシックのCD、「ブラームスの弦楽六重奏曲第一番、ヴァイオリンソナタ第一番」のカップリングが、当時から妙に胸に痛いです。

特に前者がいけません。

後者は少し冷静に楽しめます。

キャッチコピーに「憂いに包まれた温かな調べ」とあって、名コピーだと思えるほど、その通りのメロディーに違いありませんが、その上「痛痒い」気分にさせるのです。

昨日も(うかつに)聴いて、再確認しました。

ちなみに前者はウィーン弦楽六重奏団

後者はヴァイオリン : カリーン・アダム、 ピアノ : ドリス・アダム

「DDD」オールデジタル録音で、音は良いです。

追記

( 【Message】カリーン・アダム先生からのメッセージ )

https://kusa2.jp/einepause2020/message2020/7-2/

カリーン先生も来日予定だったんですね。


@ 「コンフィデンスマンJP」というTVドラマがありますが、私はこれをどうしても観れませんでした。冒頭に出て来る喜劇に生理的拒否反応を起こしたのです。基本的にラブコメみたいな陽気なドラマが好きな私ですが、(失礼ながら)いわゆるお笑い芸人とかは、引いてしまうのです。

しかし、「ドラゴン桜(2021)」を観て、長澤まさみさんが女らくなったことを知り、彼女の魅力を再発見できたので、「コンフィデンスマンJP」がBSで一挙再放送されたのを機に、録画して、やっと第一話を観ることができました。

やはり(撒き餌の)第一話は気合が入っています。スケールも大きく、1時間ドラマですが、映画館でやっても良いような内容です。

ヒロインの魅力と共に、充分楽しむことができました。

そして、第一話全編を観て分かったのは、ドラマに出て来る喜劇タッチは、サーカスのピエロだったかもしれないという事です。

メインになる詐欺師たちの、緊張感あふれるドラマの緊張を和らげるために、ピエロが必要だったのでしょう。

いったんそれを知った者にとっては、緊張していないドラマの冒頭にピエロが出て来ることも、容認できるのだと思いました。

https://www.fujitv.co.jp/confidenceman_jp/


@ 『 コロナ困窮者支援金、低調 国想定の1割、資産要件がネック 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15025638.html

「預貯金が100万円以下という資産要件がある」のが、ネックとなっているようです。

しかし、他の納税者から「俺の税金使うより、先に自分の預貯金を使えよ!」という声が出ることが想定できますので、制度設計者もそれも考えたのでしょう。これは「全体の奉仕者」の視点であり、公務員に必須のものですね。基準点の判断は難しいところですが、もう少し金額UPを考えても良いかもしれません。

ちなみに、預貯金が100万円以下は、(ざっくりと見ただけですが)少数派というよりも、むしろ多数派に近いのではないでしょうか。だから、このままでも多数の人が恩恵を受けられるようにも見えます。下記の統計を見ると。

( 「サライ」 )

https://serai.jp/living/370832

( マンションくらし研究所 )

https://mansionmarket-lab.com/savings-average


@ 『 ワクチン接種者と偽薬接種者の死亡率が同じ ファイザー公表データの意味 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e155350d5c1ff80d4c0bfc0dca7f94c23a74b80?page=1


(2021.8.28)

@ アーチェリーは良いスポーツですが、すでにいろいろ述べた通り、意外と体力を使います。指、手首、肘、肩などを故障することもあります。

それで、もしリタイアしなければならなくなったら、どんなスポーツが代償行動になるのかと、日ごろからぼんやり考える人もいます。

スポーツ吹き矢はポピュラーでしたが、コロナ過ではどうなのでしょう。私はビームライフルに興味がありました。そして、先日NHK・TV「ドキュメント72時間」で紹介されていたサバゲーも面白そうです。

しかし、アーチェリーからサバゲーまで深化していくと、何か性癖について語っているような気がしなくもないのはなぜでしょう。


@ 『 吉村知事 大阪に「1000床単位の野戦病院」 コロナ対応で阪大病院と連携へ 』

https://www.daily.co.jp/gossip/2021/08/28/0014630268.shtml


@ 予約不要の若者の接種。

急にはシステム改修ができないのかもしれませんが、あの大行列を見ると、一般と同じの、「ネットによる予約システム」にした方が良かったですね。若者にネットの壁は少なそうですし。


@ 『 監督が、どのような理由でLPを選んだのかは知りませんが、LPレコードの音は、概ね「太めの針金のように高密度な音」なのです(カートリッジによって音色は変化しますが)。もちろん、芳醇で柔らかく。 』

https://cinema.pia.co.jp/com/161566/963823/

(  映画「風立ちぬ」私のレビュー追記Ⅳより抜粋 )

25年ぐらい前に買ったマランツのデジタルライントランスを、パイオニアのCDプレーヤーに、つけたり外したりしています。

私の拙い経験では、デジタルライントランスには、それぞれ固有の音色があり、又、CDプレーヤーとの不思議なマッチングの妙もあり、多くは①「ソフトな音」になります。悪く言えばボケたような音。

しかし、DLT-1は②中音域が「太めの針金のように高密度な音」になるのです。

①②のどちらが優れているとは言えません。①を求めているのに②が鳴っては「うるさい音になった」と評する人もいるでしょうし、逆に「ボケない音だ」と評価する人もいるでしょう。あるいは①②とも「情報が欠落する」と言う人も多いでしょう。

しかし、私が思うには、他の要素を多少犠牲にしても、DLT-1はLPレコードの印象を模したのです。CDの芯が希薄な音を「太めの針金のように高密度な音」に変換するトランス、それがエンジニアの目標だったのだと思います。そして、それは成功したのだと思います。

追記

トランスを通すと、広帯域に散漫気味だった音のエネルギーが、③「中音域に凝縮される感じが出る」のは良く知られた事です。

そして、トランスの(何かの)要素のせいで、時に、音に④「音にパンチ感が出る事がある」のです。

DLT-1は③④を効果的に利用することによって、LPレコードの「音の傾向」を再現するものなのでしょう。これは耳の良いエンジニアの歴史的なアートなのだと思います。

ご承知のとおり、CDが誕生した初期の頃には、「LPみたいな音のCDプレーヤーを創れ」が合言葉だったと思います。

しかし、近年になると「CDにはCDでしか出せない音を目指す」のように、設計思想が変化したようです。

それは進化だと思いますが、その一方で、今でもCDをLPみたいな音で鳴らしたいマニアも一定層いるわけで、そのような人には、DLT-1は他には代えられない逸品になると思います。

追記2

LPみたいな音とは、私の経験では「LPの材料である塩化ビニールの固有音」だと思います。

DLT-1とは「CDの音に(疑似)塩化ビニールの固有音を付加する装置」だと思います。もちろんデジタルノイズカット効果もあるでしょうが、エンジニアはそれを中心には考えていないような気がします。


@ 第5波真っただ中の今、野戦病院のような(集約施設)を作り、医療従事者を確保しようとしても、肝心の第5波には間に合わないでしょう。

では、第6波のために作れば、と思うかもしれませんが、(大波の)第6波が来るという確証はないと思います。

そんな「あいまいな未来」の中、多額の税金を投じ、法律や抵抗勢力など、いろいろな問題を克服してまで、日本では中国みたいに突貫工事で病院を作ることは出来ないのかもしれません。

このような失意が、第1波以降、何度も繰り返されていた可能性があります。

先日のワイドショーのコメンテイターも、似たような発言をされていました。

追記

しかし、集約施設は限られた医療資源を効率よく使う良い方法の一つかもしれませんので、第6派がどうであれ、政府は本腰を上げて欲しいと思います。

庶民の多くは与党のコロナ対策に不満を持っているようです。特に「入院できない」という状況は、庶民にとっても大変分かりやすい「自分の身にふりかかる政府の失策」です。次の選挙で意見表明したい庶民は少なくないはずです。


@ 先日のNHK朝ドラ「おかえり モネ」を観ていたら「(私の勘違いでなければ)余命いくばくもない母らしき人が、別居中の不仲な息子に、死亡届の届出を依頼」に来ました。最後に仲直りをしておきたいという意味もあるのでしょう。

モネの事例と同じではないかもしれませんが、例えば独居老人が亡くなった場合、

(戸籍法87条1項)では

第1 同居の親族

第2 その他の同居者

第3 家主、地主又は家屋若しくは土地の管理人

の3者に届出義務がありますので、「第3 家主、地主又は家屋若しくは土地の管理人」が届け出義務を負うわけです。義務ですから罰則もあります。

しかし、ドラマのように別居している親族がいた場合、届出は出来ますが、義務者ではありません。もし仲が悪くて「いやだ」と言えばそれまでなのです。

だから、独居の人で家主さんたちに手数をかけたくないと思った場合には、ドラマのように(終活の一つとして)事前に別居の親族に頼んでおくのも良いのかもしれません。

ちなみに、義務があってもごくまれに家主さんたちも「いやだ」と言う場合もありますし、資格のない親友が届けようとして役所で断られることもあります。

役所の窓口に持参するのは誰でも構いませんが、死亡届に書かれている届出人の名前は、法律に適う者が、本人同意の上で書かれていることが必要なのです。

その届出人氏名は、戸籍に記載され、長期間保存されます。


(2021.8.27)

@ 昔、TVドラマ「太陽にほえろ」では、「ジーパン」刑事に代表されるような若手が、ときどき殉職していきました。

しかし、幼かった私には同僚の心の痛みは分かりませんでした。

でも、TVドラマ「ハコヅメ ~たたかう!交番女子~」第6話を観て、ヒロインが交通事故で殉職しそうになった時、一部始終を目撃していた同じ交番勤めの、二人の同僚の気持ちは分かったような気がしました。私も大人になったのでしょう。

ひよっこだったヒロインを一から指導していく段階で、同僚たちは、わが子(妹を)を育てているような気持になって行ったのかもしれません。

伏線として、交通事故で道路に投げ出されて死亡した、赤ちゃんも出てきましたね。

だから、ヒロインがやられた直後の、二人の同僚の言動が沁みました。

藤先輩に至っては、手を挙げて、その為にあの交番にやってきた可能性もありますね。藤先輩は過去にトラウマがありそうです。映画「エイリアン2」のヒロインと同じく、「悪夢から覚めるには悪夢と戦うしかない」のでしょう。

追記

ヒロインがクルマに接触して転んだ直後の、同僚二人、とくに男性警察官の怒りには注目です(ドライバーは平身低頭しているのに)。

怒りの理由は複数でしょうが、その中に同僚が被害者になった事もあるはずです。公務員は法律に従って粛々と仕事をしますが、このドラマのように、決して無感情ではありません。

例えば税金取りでもそうです。彼らが家にやってくるときには、通常、法律的には「差し押さえなければならない」時期なのです。

しかし、彼等とて手荒なことは好みません。ですから、滞納者が誠意を持って話をすれば、納付を少し待ってもらえるかもしれません。でも、もし門前払いのようなことをすると、税金取りは原則通り粛々と仕事をするかもしれません。

TVドラマ「HERO」で、検事個人に起訴・不起訴をする権限があるように、税金取りも個人に差し押さえの権限があるのです。


@ 今、「らじる★らじる」でシュトラウスの「ばらの騎士」を聴いています。

シュトラウスのメロディー・ハーモニーの独特の美しさには、以前から感心していましたが、今日は(往年の)ディズニーアニメを連想しました。

https://www.nhk.or.jp/radio/player/?ch=fm


(2021.8.26)

@ 病気になった人が総合病院を訪れたとします。

お腹が痛いのに歯科医に行っても門前払いになるでしょう。歯科医の先生が患者と一緒に内科まで行って、内科医と一緒に診察し、内科医のことまで勉強しようとはしないでしょう。

例えば区役所もそれと同じです。

内部の仕事は事務分掌によって詳細に分けられており、職員は職務権限を与えられた分だけの仕事が出来るわけです。権限がない仕事に手出しすることは違法行為になりかねません。

さらに最近はプライバシーの問題も重要です。職務権限があるから必要最低限の住民のプライバシー収集が許されるわけですが、公務員と言えどもその枠を超えての収集は違法行為になりかねないのです。

ですから、住民票、戸籍、その他の書類も、他係の職員が正当な理由なく見ることはできません。

追記

人事異動をした人の気持ちは微妙です。

関連する他係に異動したとします。新しい同僚・上司は彼の前職を知っていますから、分からぬことは質問するかもしれません。それに対して「分かりません」と言う事は、プライドの問題、人間関係の問題になりかねませんから、少なくとも当分の間は極力言いたくありません。だから彼は、現在の仕事の参考資料+前職の参考資料を持っていなければならなくなるのです。つまり書類が二倍になる。

デスクは二倍の書類に対応していませんので、周辺に置いておくことになりますが、これを「じゃまだ」と思う人もいるのです。「前職の資料などいらない」と言われれば、その通りですから、廃棄せざるを得ません。その代わりに前職の質問にはもう答えられません。

いや、前職の資料が有ったとしても、安易に答えることは危険なのです。法律は毎年のように改正されていますし、改正まで行かなくとも、「どう扱うか」についての事務連絡のようなものは、毎週のように上級官庁から下りてくると思った方が良いです。そして、それは職務権限のない人には回ってきません。そもそも権限がないのに仕事をすること自体が違法だからでしょう。

追記2

住民の立場から見たらどうでしょうか。

区役所へ行けば、どの職員でも行政すべてのことを知っていれば便利でしょうが、前述したように現実問題としてそれは困難です。

ならば、区役所へ行ったからには、職務権限のある直接の担当者から、責任ある回答を聞きたいと思うでしょう。わざわざ区役所にまで行ったのに、職務権限のない人から聞きたいとは思わないはず。

どの係に行けば担当者がいるのかは、近年はロビーに総合案内がありますから、そこで聞くことでロスを少なくできると思います。

追記3

毎日行列ができる区役所の市民課窓口がありました。

そこで、あるお客様が、転入届のついでに、別の係の質問をしたのです。すると、受け付けていた市民課職員は、転入届受付後、お客様をつれて担当係まで案内し、一緒に話を聞いていました。そんなことは度々あり、10分~20分ぐらい帰ってこない事も多かったのです。

これに対して市民課の同僚からブーイングがでました。忙しいのに減員1名になるからです。

ですから、お客様が特にご高齢だとか、なにか特殊事情が無ければ、「それは2階の3番窓口です」などと言うだけで良いのだと思います。

追記4

総理などが国際的な会談をするとき、英語ができても、通訳を介して「母国語で行う」ことが多いと聞きます。

不慣れな外国語をあやつり、(おもに微妙なニュアンスの領域での)言い間違い、聴き間違いが起こってはいけない、という配慮だと思います。だから、原則として「母国語」にこだわるのです。

区役所の窓口にも外国人のお客様がいらっしゃいます。英語の得意な職員もいますが、多数の不得手の職員の英語教育について、かつて話題になったことがあります。

片言の英語でも良いから積極的に話すべきだという考えがある一方で、前述したように、不用意な英会話の推進は行政にとってトラブルの原因になりかねないという心配もあり、あまり積極的ではありませんでした。今はどうか分かりませんが。

追記5

ちなみに通訳の問題ですが、本庁などに通訳担当が待機しており、昔は電話、今はTV電話でサービスしてくれます。もちろん各係の担当者が自分で外国語を話してもかまいませんが、英語だけではないので、通訳担当は必要です。

しかし、私の知る限り、留学生は少なくとも片言の日本語が話せますから何とか意思疎通できます。就労者は会社の担当者が通訳も兼ねて同行してくれることが多いです。これでほとんどの場合手続きできます。


(2021.8.25)

@ 回転音の静かなパイオニア CDプレーヤー シルバー PD-10AE(S)を使っていますが、ふと思い立って、デジタル・ライントランスのマランツDLT-1をつないでみました。この後に真空管プリとデジタルアンプをつないで、ヤマハのスピーカーを鳴らしているわけです。

理論的なことは分かりませんが、DLT-1は組み合わせるCDプレーヤーを選びます。私の拙い経験の中では、マランツCD34は黄金の組み合わせであり、Cambridge Audio DAC CDプレーヤー TOPAZ CD10 も良い音になりました。

PD-10AE(S) についてはじっくり試聴中です。音色に有機感が出てきましたし、曰く言い難い音の格についても上がったような気がしますが。

手嶌葵さんのウイスパーボイスを、人工的な違和感なく、しんみり聴かせるのは成功です。

ちなみにPD-10AE(S)は、(生産完了かと思ったら)パイオニアのホームページでは、新型コロナによる生産遅延のようです。

https://www.jp.onkyo.com/audiovisual/info3.htm


@ 健常者・車いすのアーチェリーは、全国各地の射場で、年中無料で見学することができます。

何でもそうだと思いますが、TV観戦しているのと、リアルで見るのとでは感じるものが違うはず。

リカーブの「バン!」という畳を叩いたような発射音、コンパウンドの「プッシュ!」という缶ビールのふたを開けたような発射音、そして見えないぐらいのスピードで飛んでいく矢の爽快感など。

ちなみに、車いすのアーチェリー愛好者は少数ですから、いつでもいらっしゃるとは限りませんが。車いす中心のクラブもありますから、そこのホームなら沢山いらっしゃるはずです。


@ 朝ドラ「おかえりモネ」を観ていたら、こんなエピソードがありました。

朝岡(西島秀俊さん)がキャスターを卒業するにあたり、神野(今田美桜さん)が朝岡のポジションに、百音は神野のポジションに抜擢されたのです。

TV出演の最初は百音でした。神野は堂々とした百音に威圧されて自信を失い、先輩としてのプレッシャーも重なって、自分の本番では失敗してしまうのです。

百音の家でも、TV出演に大騒ぎの中、妹の未知(蒔田彩珠さん)は自分が取り残されたみたいで複雑な心境でした。

そう言えば、パラスポーツのエピソードでも、百音は気象予報士の領分を超え、素人なのにまるでコーチのような助言を選手にして叱られていました。

その後の練習でも、大声を出し続けて、私なら「うるさい、気が散る、大事な情報だけ言え」と思った事でしょう。

どうやら、百音にいらだちを覚えているのは私だけではないようです。

ドラマの中の、百音とその周辺も、そのように性格設定されているようです。


百音が誰でもひと目見て分かる優秀な人に設定されていれば、想定内のことが起こるだけですから問題はありません。

しかし、一見、自分の意見もろくに言えない気弱に見える百音ですから、周囲の人は油断し、それどころか、百音を「雨に濡れた子猫」のように庇護したくなるのです。

しかし、百音は言わなければいけない事が言えない代わりに、安易に言ってはいけないことを言ってしまう(おこなってしまう)様なところがあります。

周囲の人間はそれに驚き、そして傷つくことすらありますが、百音にその自覚はありません。

だから、いらだたせ、近づきたくないと思わせてしまうのです。しかし、そう思った時には、すでに監督の掌でころがされているのかもしれません。

追記

百音のトラウマに、「3.11で自分だけその場にいなかった」というものがあります。

そのせいで、大事な問題の時には、自分の立場をわきまえずに、そこに参加しようと思うのかもしれません。

だとすれば、百音の行動は、最近の若者特有のものかもしれませんが、トラウマの疼きである可能性もあります。


@ 私が中学生の頃、初めて自分のトランジスタラジオを買ってもらいました。と言いますか、わが家に一台のラジオでした。ナショナルの良い製品です。

しばらくの後にはカセットテープレコーダーも買いました。ソニーの良い製品です。

二つをコードで繋いで、ラジオを録音していました。

当時もラジカセはありましたが、私は買いませんでした。テープレコーダーにはモーターが使われており、私の稚拙な知識では、モーターをラジオに近づけるとノイズが入りやすいからという理由です。

もちろん、ノイズをカットする方法はあるでしょうが、そもそも、カット処理をする事が音を悪くするこという認識なのです。

LP全盛期の(CDなど無かった時代の)アンプには、サブソニック・フィルター(ターンテーブルの回転から発生し、それ自体は耳に聴こえないが、ウーハーを揺らして、聴こえる音を濁らせてしまう超低音をカットする)、ロー・フィルター(ターンテーブルの回転やアンプから発生する、耳に聴こえる低音のノイズをカットする)、ハイ・フィルター(レコードから発生するパチパチという針音をカットする)などが付いているものがありました。

それを使えば聴きやすい音になることが多いですが、音声信号にも一定の悪影響を与えることがあるので、使うことは良し悪しだったのです。ラジカセのノイズカットも同様で、ノイズは消えたにしても、音声信号にも一定の悪影響があるのではないかと、私は思ったわけです。

ですから、不便・高価になることを承知で、あえて二台買って、二つを離し、コードで繋いで録音したのです。今思えば、「たかがラジカセ」ですが、ステレオなど買ってもらえなかった少年の私には、それが世界のすべてであり「されどラジカセ」だったのです。

追記

ちなみに現在でも、作動中のCDやDVD・Blu-rayのプレーヤー等のそばでラジオを聴くと、「ザー」というノイズが入ることがあります。これはモーターノイズというより、DAコンバーターから漏れてくるデジタルノイズでしょう。それを知っているオーディオマニアには、デジタルとアナログを一体化させた製品を嫌う傾向があります。それどころかディスプレイの表示をOFFにする機能が付いた製品まであります。ディスプレイからもノイズが出るからですね。

追記2

そして、(同時比較したわけではありませんが)並みのラジカセのラジオ感度は、現在でも中学生の頃に買った専用高級ラジオにかなわない印象です。邪推すれば、感度を上げるとコストが上がる上に、モーターノイズを拾いやすくなるからではないでしょうか。

追記3

後々に買ったラジカセを改造して分かったことですが、メーカーは意図的にソフトな音に調整し、ラジオのノイズを目立たないようにしたと思われる事例もありました。

そんな製品を鮮明な音が出るように改造すると、粗が目立って聴きづらくなるのです。コストが上がったうえに、それでは売り物にならない。

プロは「短所に短所を掛け合わせて長所にする」みたいな技を平気で繰り出してきました。短所の一部を改造してバランスを崩してしまった素人の私は、この一件で恥じ入ったのです。


(2021.8.24)

@ 「 ブレイクスルー感染多く・・・ワクチンの“抗体に差”なぜ? 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f7a1f9f337171c0bb75ff016ca03e17d4253b8d


@ それは第二次世界大戦後まもない話です。1948年イギリス、ロンドン郊外にあるストーク・マンデビル病院で、責任者のルートヴィヒ・グットマン医師が脊椎損傷者の生きがい作り、仲間作り、社会参加等のために、車椅子アーチェリーを取り入れ、めざましい効果を上げました。それが世界中に広がり、やがて現在まで続くパラリンピックの始まりになったとされています。

考えても見てください。昨日まで元気で飛びまわれた人が、怪我や病気で車椅子生活者になるのです。その衝撃と喪失感から、一気に生気を失ってしまう人も多いでしょう。実際、寿命にも影響したようです。それがスポーツをすることで健常者と同じように元気を取り戻すことができたのです。

彼らにとってスポーツとは、健常者にとってのスポーツとは少々意味合いが違い、ある意味、生きるための特効薬でもあったのです。健常者もこの事実は知っておいた方が良いと思います。多くの人に訪れる定年退職という喪失感(俗に「退職ショック」とも呼ばれる)も、なにか適当なスポーツを始めることで乗り越えることが出来るかもしれませんから。 

… 中略 …

パラリンピックも無事終了しました。パラリンピックの本場ロンドンでは、オリンピック選手と合同で凱旋パレードが開かれ、大盛況だったらしいですね。日本でもなぜパラリンピックが終了するまでパレードを待たなかったのでしょうか。次回のオリンピックからは、日本でも、ぜひ合同パレードを考えて欲しいと思います。さらにメダルの報奨金などもオリンピックとパラリンピックで金額の差がついていますが、障害者差別禁止法案について本日のニュースで話題になっているぐらいですので、こちらも改めて欲しいと思います。

… 中略 …

もうすぐリオでパラリンピックが行われます。そして2020年には東京でも。本文でも書いた通り「障害者にとってのスポーツは、健常者のそれとは、少し違う性質のもの」のような気がします。競技を見るときにはそれを思いだしてエールを送りたいと思います。

今の時代「障害者なのに無理してスポーツなんかしなくても…」なとど言う人はいないと思いますが、もしいたら知っておいてください。「障害者だからこそスポーツが必要だった」のです。そして、それは万人が知っておいて損の無い「生きるための知恵のひとつ」なのです。

… 後略 …

( 映画「最強のふたり」2012年~2016年の私のレビューより抜粋 )

https://cinema.pia.co.jp/com/157792/886443/


@ 前回のTVドラマ「HERO」を観ていたら、アパートに調査に出かけたキムタクさんたちが、相手が出てこないので、ドアの前にしゃがみ、郵便受けのフタを指で開いて、口を近づけて、大声で名前を読んでいました。

以前にもお話しましたが、市町村役場職員でも、調査時には(時々)あのような呼び方をすることがあります。


@ ジョギングブームです。

特に夏場はマスク無しで、ハーハー息をしながら走っている人がほとんど。

しかも、ラムダ株はすれ違っただけでも危険らしいので、ジョガーのノーマスクというのどうなのでしょう。

自粛生活同様な暮らしを送っている私にとって、散歩は元気回復のために必要な事ですが、ハーハーしているノーマスク・ジョガーと何人もすれ違うのが、一番の不安です。


@ 遅くなりましたが、千葉真一さんにはご冥福をお祈りします。

主演作で私が忘れられないのは、子どもの頃にTVで観た「くらやみ五段」です。

詳しいストーリーは忘れてしまいましたが、今でも覚えているのは、最終回あたりの試合です。盲目の柔道家なのですが、強敵との試合の直前に目の手術をしたのです。そして、試合の途中に目を開けました。

私は「盲目でも強いのだから、目が見えるようになれば楽勝だ」と喜んだものです。しかし、主人公は、又すぐに目を閉じて戦い始めたのです。子ども心に「目が見えると感覚が狂うのだな」と理解しました。

盲人は目以外の感覚を発達させて生きています。だから、目が開いてすぐには、混乱することもあるのかもしれません。その事を小学生の私に無言で教えてくれたことで、このドラマ、このシーンは、今でも記憶に焼き付いています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%97%E9%97%87%E4%BA%94%E6%AE%B5


(2021.8.23)

@ 「 愛知県が妊婦に新型コロナワクチンを優先的に接種へ 千葉県で搬送先見つからず赤ちゃんが死亡したのを受け 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/160360e8b1a8ff08d887b6dfb9e7acbf76356952


@ アーチェリーの知人に、かつて射撃もやっていた人がいました。

その人によれば、当てる技術はアーチェリーの方が難しいそうです。

もちろん射撃には射撃の難しさがあるでしょうが、その上で極言すれば、射撃が「狙えば当たる」のに対し、アーチェリーは「狙っても当たらない」(その度合いが射撃より大きい)のです。

アーチェリーは全身で射るものですが、特にリリース(矢を放つ)ときの指先のわずかな動きでも、軌道がズレてしまうので難しいのです。個人的には「アーチェリーとはリリースのことである」と言いたくなるぐらい。

しかし、アーチェリーにも指でリリースしなくても良い弓があります。コンパウンドと言います(ちなみに指でリリースする弓はリカーブと言います)。

コンパウンドは射撃に近くなります。

どちらの弓を使うかは、障害者・健常者を問わず、好みの問題です。

しかし、リカーブの方がリリースが難しい分だけ、面白いという人も少なくありません。ちなみに私もリカーブです。

https://sports.nhk.or.jp/paralympic/guide/archery/#:~:text=%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%A7%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%82%82%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E7%AB%B6%E6%8A%80%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%80%81%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AB%E3%81%AF%E6%89%8B%E3%80%81%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%81%AF%E8%B6%B3%E3%81%AB%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E9%81%B8%E6%89%8B%E3%81%8C%E5%8F%82%E5%8A%A0%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82,%E3%80%8C%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%96%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%BC%93%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%80%81%E5%9B%9B%E8%82%A2%E3%81%AB%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E9%81%B8%E6%89%8B%E3%81%8C%E5%87%BA%E5%A0%B4%E3%81%99%E3%82%8BW1%E3%81%A7%E3%80%81%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%9E%E3%82%8C%E7%94%B7%E5%A5%B3%E3%80%81%E6%B7%B7%E5%90%88%E3%81%8C%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82


@ 新居で2年目の夏、初めてGが出ました。

眼前の壁に。

びっくりして、速攻で殺虫剤をかけたら、奴はすぐに逃亡しました。

逃がしてなるものかと、懐中電灯を持ってひざまづき、家具の隅っこを照らしたが見つかりません。

そのとき、短パンのすね毛のあたりが、サワサワと気持ち良かったのです。そのまま感じていたかった。

しかし、誰もそんなところを撫でてくれる人などいないし…と気づき、慌てて立ち上がったら、Gが脚の間で七転八倒していました。

びっくりしてウチワで払いのけて、殺虫剤の再攻撃をしました。

やっとGに勝てました。

これで安心して眠れます。

しかし、Gが羽ですね毛を愛撫してくれるのは、意外と気持ち良いと分かりました。


(2021.8.22)

@ ご承知のとおり「民間人の視点と公務員の視点」、それは「一部の奉仕者の視点と全体の奉仕者の視点」とも描き替えられます。

この視点の違いを無視して(つまり一部の奉仕者の視点だけで)、行政の是非を論じるとしたら、無理があると思います。


@ 私の勘違いでなければ、「新型コロナウイルスは撲滅されず、人類はそれと共存をしていかざるを得ない」というのが、最近の多くの専門家の考えのように思います。

だとすれば、人類が生きていくためには①ワクチンによる抗体か、②自然感染による抗体を持たざるを得ないのではないでしょうか。


@ 『 キムタク「HERO」“放送禁止だった第3話”が再放送されネット騒然! 』

https://www.excite.co.jp/news/article/Asageibiz_32273/

「HERO」レビュー追記Ⅶ( 久留生の告白 )に書いた通り、第3話がカットされると、第5話の意味が希薄化されそうですので、再放送されて良かったです。

https://cinema.pia.co.jp/com/18530/292415/


@ 先日のTVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」は楽しく観れました。永野さんも元気に復活で良かったです。

ところで、その中の救命研修で、口をつけての人工呼吸のシーンがありました。

私は25年ぐらい前に受けましたが、そのときは、穴の開いたビニールのようなものを挟んでやったものです。そのような道具も後でもらえました。

しかし、先日ネットで調べたら、(私の勘違いかもしれませんが)感染症の現在では、口をつけての人工呼吸まではやらなくてよいみたいでした。

もっとも警察官は特別かもしれませんね。

しかし、やるにしても「ビニールは?」という疑問は残りますが、ウイルス相手ではビニールが有ろうと無かろうと、あまり関係ないのかもしれませんね。


(2021.8.21)

@ 3.11でメルトダウンが起きた直後、「メルトダウンという言葉は事実上の禁句だった」、そんな話をどこかで聞きました。そのせいか、マスコミも当時は他の表現をしていた記憶です。

そして今、すでに医療崩壊が始まっているのに、政治家もマスコミも「起きる」とは言っても、「始まった」とは、私が知る限りまず言いません。「2021年に医療崩壊が始まった」とは、未来の歴史の中でしか語られないのでしょうか。


@ 「新型コロナ対策で、若者を高齢者の犠牲にするのは、もうやめて欲しい」みたいな論調があるようです。

私も最近高齢者の仲間入りをしましたので、他人事とは思えません。

もちろん高齢者への各種優遇政策には感謝しています。感謝したうえで申し上げるのですが、「犠牲になっている」という論調には違和感を覚えるのです。

障害者や生活保護者、そして高齢者などの社会的弱者は、社会全体で支えるのが文明国のコンセンサスではないでしょうか。

「若者が高齢者の犠牲になる」という論調は、「障害者が公共交通機関に乗るのは迷惑だ」とか、「生活保護者のために私の税金を使うな」などの、親戚みたいに感じられるのです。

追記

アーチェリーの世界、地元の射場にも、車いすアーチャーの方が何人もいらっしゃいます。

その中の一人から誘われて(たぶん半分は介助者として)、コンサートに行ったこともあります。

そして自分の父も、晩年は私が介助する車いすでしか、外出できなくなりました。

公共交通機関では、係員に手助けしてもらい乗降する、車いすの方を時々拝見します。

それらの体験で、知識でしか知らなかった障害者と健常者とのかかわり方を、少しですが学んだように思います。

彼等は健常者が介助する「感謝」を、内心では思っていると思いますが、毎回態度に出すとは限りません。無視したり当然の顔をする事も少なくありません。最初の内はそれに(内心)反発する私でした。周囲の健常者にも同様に思う人がいました。

しかし、障害者と健常者のかかわり方としては、反発する方に問題があるのだと、これらの経験から学んだのです。そして、大泉洋さん主演の映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」を観て、それは確信に近いものに変わりました。

そこでは「犠牲になる」という認識は存在しにくいのです。

( 映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」 )

https://cinema.pia.co.jp/com/175880/1219140/


(2021.8.20)

@ 最高級のツイーターを、最上に鳴らすと、ツイーターが鳴っているのが分からないぐらい自然な音になるそうです。というか、そのようなチューニングが良いのです。

ならば、いっそのこと鳴らさないで飾っておくだけでも、目標の8割には到達したのではないでしょうか。8割と言っても高級品の8割ですから、並みの商品の8割とは次元が違います(意味不明)。

冗談言うなと言われるかもしれません。確かに冗談ですが、真実も一滴混ざっていると思います。

そのように自然に鳴らしていると、盗まれてもしばらく気づかぬ事があるそうです。


@ 私の住んでいる街は救急車の通り道のようで、一日中サイレンの音がすると言っても良いぐらいです。

しかし、この前まで聞えていたサイレンが、最近はほとんど聞こえなくなっていることに気がつきました。

救急車が走っていません。

入院先を探して停車する時間が増えたのでしょうか。


@ アーチェリーを射る時、矢をはさんだ弦をあごの中央にくっつけます。これをセンターアンカーと言います。飛んでいく矢の起点になります。

これが基本です。 基本的に万人が認めた良い方法だから基本になっているはずです

しかし、あごの少しだけ右側にくっつける人もいます。これをサイドアンカーと言います。

基本を百も承知の上で、自分には基本よりもベターだとして、サイドアンカーを行うのなら何も言う事はありません。

人によってはその方が良い結果を生むかもしれません。

しかし、もし基本を知らずに行っている人がいたら、一度は基本を教えてあげることも親切だと思います。その上でどうするのかは、各人の自由です。

これはアーチェリーだけのことではなく、世の中の事全般に言えると思います。少なくとも私はそう思っています。


@ 優先順位いちばんは選挙なのか。


@ ( 朝日新聞デジタル「神奈川県 入院優先度判断スコア」 )

https://www.asahi.com/articles/photo/AS20210820000240.html?iref=pc_photo_gallery_1

やはり、「ワクチン2回接種後14日以上経過」の者は、「減点1」となり、未接種者等より入院優先度が下がるようですね。ワクチンを打つと入院がより難しくなるわけです。

上記で「減点1」になっているのなら、逆にワクチンパスポート(接種済証)所持者は、飲食店頭等では「加点1」として区別(差別ではない)することを検討しても良いのではないでしょうか。

追記

素朴な疑問ですが、「37週以降妊婦」は「5点」で入院の目安になるようですが、ワクチン接種者は「減点1」なので、「4点」になります。


@ 「真犯人フラグ」

https://www.ntv.co.jp/shinhannin-flag/


@ NHK・朝ドラ「おかえりモネ」において、永浦耕治(内野聖陽さん)と及川新次(浅野忠信さん)、永浦百音(清原果耶さん)と菅波光太郎(坂口健太郎さん)は、なんとなく相似形に配置されたような気がします。確証はないですが。

ヒロインが「おしん」に代表されるようなスーパー女子だと思っていると、「?」フラグが付きます。それどころか私のようなおじさんを一番いらだたせるような性格設定になっている。

しかし、ヒロインを含め、普通の人間が影響しあって成長していくドラマだと思えば良いのかもしれません。

長編ドラマですから、文字通り、これは長い目で見る必要があるのかも。

誤解の無いように申し添えますが、私は清原果耶さんのファンです。NHKドラマ「蛍草 菜々の剣」の、武家の娘であることを隠したヒロインには惚れました。あれは女の武士道物語でした。百音とは性格設定が似て非なるものです。

( 「蛍草 菜々の剣」 )

https://www.nhk-ondemand.jp/program/P201900194600000/index.html

( 「時代劇専門チャンネル」 )

https://www.jidaigeki.com/program/detail/jd00000150.html

再放送か 


(2021.8.19)

@ 「 ワクチン2回接種後に重症化・死亡した人はゼロ 発症した人は317人 大阪府の調査結果 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/97716c784c9b74d9ae259e27d3bc7c6e06376b38


@ 地元にはメジャーで活気ある名曲喫茶がほとんど無くなってしまいました。

さがせば隠れ家みたいなマイナーなお店があるかもしれませんが、コロナ過では、喫茶店さがしも、まったり過ごすのも、少し…という気持ちもあります。

そんな折は、リモートで名曲喫茶に行くのも良いかもしれません。

* 「音楽の泉」
https://www4.nhk.or.jp/P685/

* 「クラシックカフェ」
https://www4.nhk.or.jp/c-cafe/

特に「クラシックカフェ」の午後の部は、実際にカフェでまったりすごす時間帯に近く、その気になってしまいます。

ただ、「聴き逃し」対象番組にはなっていないようなので、そこは残念。

追記

それなら自分でCDをかければ良いではないかと思われるかもしれませんが、「人におもてなしをされている感」がラジオにはあるので、それも私が好む理由です。


@ TVドラマ「HERO」の主人公のように、日常的に実地調査をする仕事では、経験ではデスクワークの事務量が一日(軽く)2時間程度であることが必要だと思います。

例えば午前中にそれをこなしてから実調の準備をし、午後から実地調査に出かけ、帰宅して報告書を書くというルーチンになります。

丸一日書類整理に忙殺されている状況では、実地調査までしていたらパンクします。


(2021.8.18)

@ 『「かかりつけ医で接種」と言われても…若い世代困惑、初診理由に断られる例も 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/4db82cb2833e145b5b1ed8347e758e0c0228ec3a?page=1

最近、高齢者になった私ですが、かかりつけ医はいません。近年は医者に行くほどの大病はしませんでした。定期的に行くのは歯医者ぐらいです。

しかし、医療費削減に協力したことが評価されるのではなく、逆に医者から排除される理由になるのは、納得がいきません。


@ 『 妊婦へ「時期を問わず接種を」

日産婦「妊婦のワクチン接種を勧める」…夫やパートナーにも接種呼びかけ 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/fb058ae402e45747b41aebc4faa55e8667d8430e


@ 『 「ハコヅメ」で注目が高まる「女性警察官」の仕事の辛さとやりがい 元女性白バイ隊員作家は語る 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/babdc75c11a3f05d7ce7e6958391aa6eeef2ba2f?page=1

病み上がりなのにもうお仕事をしている永野芽郁さん、お忙しいとはいえ、お疲れ様です。

それはそうと、お巡りさんが、小学校などで交通安全教室を開くように、市町村役場の市民税担当も税金教室を開きます。

職員が一人小学校などに出向き、教壇に立って1時間ぐらい税金の話をするのです。職員は男でも女でも良いのですが、子どもが怖がらないよう、強面のおじさんではなく、若い女性が好まれるみたいです。ですから、(ハコヅメ)の永野芽郁さんみたいな人が、上司から指名されるのです。


@ 連日、新型コロナの感染者数、重症者数、死亡者数などが報道されています。

しかし、ワクチン接種した人は、内何パーセントなのでしょう。一般論として少ないと言われていますが、具体的な数値も知りたいものです。

オープンにすれば未接種の人を説得する効果もあるのではないでしょうか。


@ 「ボクシングはルールがあるから、暴力ではなく美しいスポーツになる」。

そんな意味の言葉を読んだことがあります。

言うまでもなくスポーツはルールの中に在ります。若者が好む「自由」の中ではありません。

ましてや、世界大会であるオリンピックでは、選手・関係者は(参加種目に限らず)いっそうルールを厳守することは当然でしょう。

それなのに、オリンピックの時から、ルールを守らない人が目立ちました。

選手・関係者に対する「それぐらいは黙認してやれ」という温情は、実は、彼等に対する侮辱のように思います。


@ 「 ジョージア 男子パラ柔道選手 警備員大けが負わせた疑いで逮捕 」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210816/k10013206091000.html

ろっ骨を折る大けがをされた警備員の方には、お気の毒で、お見舞い申し上げます。かすり傷程度ならもみ合ってできるかもしれないと思っていましたが、まさか骨折とは。この暴力は常軌を逸しています。

高齢者になったから私も社会的弱者の一人かもしれませんが、私も含め、社会的弱者と言われる人たちが皆善人だとは限らない。健常者にも障害者にも善人・悪人がいる。

この当たり前のことを、改めてパラリンピックは開幕前に教えてくれました。

これは、これから起こるであろうパラリンピックの感動とセットで、私たちが心に留めておくべきことだと思います。

又、もしもこのニュースを「パラに水を差す」として封印しようとするのなら、それは、先のオリンピックでデルタではなくラムダ株が発見されたのに「オリンピックに水を差す」として発表が遅れたと憶測される事例を、マスコミ自らが繰り返すことになると思います。

『 ラムダ株、公表遅れに批判 確認2週間後 「五輪そんたく」臆測も 』

https://mainichi.jp/articles/20210814/k00/00m/040/134000c


(2021.8.17)

@ 『 「朝から号泣した」「涙が止まらない」 世界中で涙を流す人が続出した1枚のイラスト 』

https://trilltrill.jp/articles/2059004

閲覧注意。


@ 「年金の勉強をした」と言っておきながら、付加年金に入らなかったのはなぜ、と思われる方もいらっしゃるでしょう。

その昔、私が勉強した時には、「400円の保険料では、年金が増えても大勢に影響がない」という気持ちでした。制度ができた時の400円にはそれなりの価値があったのでしょうが、物価の上昇で目減りしたのでは、と思っています。しかし、制度改正すら行われずに、放置され、忘れられた制度と決めつけていたのです。

もっとも、年金額を厚生年金並みに増やしたい方には、国民年金基金がありますから、付加年金を増額改正する理由は少ないのかもしれません。

でも、自分が年金をもらう段になって、他人様と年金額を比べ、相手が付加年金に加入していて、私より少しでも高額の年金をもらっていることが分かると、自分は「負け組」だと思ったのです。

追記

ちなみに、(公的年金である)国民年金基金も評価しており、早期退職後に厚生年金代わりに入ろうかと思いましたが、目標額を受給するためには50代からでは支払金額が高額になり、あまり現実的ではないと諦めました。もっと若い方でしたら検討されても良いと思います。

追記2

昭和45年(1970年)に付加年金が新設されました。

当時の国民年金保険料の本体部分が(月額)450円、付加保険料が(月額)350円で、満額の国民年金支給額本体が(年額)96,000円でした。

付加保険料の現在は(月額)400円ですので、他の金額の増加と比べ、やはり付加保険料だけがとり残された感がありますね。

追記3

公務員を目指す、安定を求める人の多くは、もしかしたら早期退職も目指しているのではないでしょうか。でも、一流会社の早期退職(割増金)が4,000万円でも、公務員の相場はその1/10程度です。

それでも公務員を目指しますか。

ちなみに上乗せが4000万円ということは、仮に基本部分が公務員並みとしたら、総額で6000万円ぐらいのはず。 

( 退職金4000万円上乗せはトクなのか? 早期退職のメリット・デメリットを徹底解説! )

https://news.yahoo.co.jp/articles/26670f0d21440083cc456b9511785f452259ad74?page=1

追記4

「 公務員の退職金。2000万円以上もらっている人は何割か 」

https://limo.media/articles/-/19455


@ 『 「就活で面接官は何を見ているか」への恐ろしいほど本質的な回答 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/861c9267886349302242ddb2e8b1ac846f5ba71d

納得。


(2021.8.15)

@ 昔、年金について少々学んだときに分かったのも、一般論があまり役に立たないという事です。

年金相談を受けるには、対象者の20歳から現在までの婚姻・離婚等の戸籍情報、各種年金の加入・納付状況等が必要で、これは他人には容易にアクセスできないプライバシーです。法律を知っている者が、これらの正確な情報を知ったうえでしか、年金相談は困難です。しかし、それが出来るのは年金担当の公務員ぐらいでしょう。

それ以外の者が年金法を学んでも、現実問題として年金相談を受けることは困難なのです。もし、一般論として年金相談に応じたら、いくら一般論と断っても、相手は個別論だと思いたがるので、後々トラブルのもとになりかねません。

過ぎ去った年月は巻き戻せませんので、注意が必要です。

追記

市町村役場にも年金相談の窓口があります。年金は国の業務ですが、窓口数の多い市町村役場がお手伝いしているわけです。

しかし、現在はどうか知りませんが、少なくとも以前は、市町村役場には社会保険保険事務所の年金端末が置かれておらず、市町村役場職員はお客様が来るたびに、電話で年金データを聞いて対処していたのです。

この電算時代・ネット時代に何とアナログなと思われるかもしれませんが、社会保険事務所は情報漏洩を心配して市町村役場には端末を置きたがらないのです。あの端末ひとつで、全国民の一生分の就労情報(各種年金情報)が丸裸になってしまうからです。そのため、市町村役場、社会保険事務所双方に、毎日、大変な労力が発生していました。

追記2

ですから、ときどき金融機関などで「年金相談」みたいなをしていることが不思議です。

もちろんこれは金融機関の口座で年金自動受取りをしてもらいたいからでしょうが、市町村役場の年金担当でさえ社会保険事務所の年金端末が無くて苦労しているのに、その他の組織である金融機関が、どうやって個別論の年金相談ができるのだろうと思ったのです。

追記3

最近は転職が多くなりました。

しかし転職すると、普通は本人は、厚生年金→国民年金→厚生年金と異動することになります。

すると配偶者がいれば、配偶者も3号被保険者→1号被保険者→3号被保険者に異動が必要です。

(現在はどうか知りませんが、少なくとも以前は、)転職者に年金の知識がなく、自分の手続きしかしなければ、配偶者の年金手続きが途切れてしまい、最悪、配偶者の無年金につながりかねなかったのです。

その為、市町村役場は来客があるたび、二人分の、現在だけでなく20歳から現在までの長い年月のデータを社会保険事務所から聞き取り、漏れの総点検をしていました。

漏れが起これば、手続きをしなかった本人の責任ではなく、「あの時チェックしなかった市町村役場の責任にされる」からです。

そのため、現在の手続きだけなら15分で済むところが、(遅延手続き可能分の)過去を含めると1時間かかることもたびたびなのです。1時間かかっても書類整理は完全には終わらず、お客様には帰ってもらった後で、残業時間に清書して、社会保険事務所に書類を進達することも多々あったのです。


@ 入院できないのをベッドが不足しているせいだと思っていたら、(ワイドショーによれば)例えば東京都では現在6割しか使用していないようです。

ではなぜ入院できないのかというと、医療従事者が不足しているからだそうです。新型コロナは特に人手がいるのだとか。

つまりニュースでは「(ベッドではなく)人手が足りないから入院できない」と報じるべきだったのです。

これで「野戦病院のようなものを建てて、ベッド数を増やせば良いのに」という私の疑問は解消されました。人が足りないのですから、建てても使えないのです。

ところで疑問ですが、新型コロナ担当ではない病院から、医療従事者の動員は出来ないのでしょうか。


@ 20代後半の頃、会社に18歳の新人女子が入ってきて、しばらくしたら辞めたいと言い出しました。

通勤経路が同じだったので、仕事帰りにどちらからともなく二人でお茶をして、人生相談のまねごとをしたこともあります。私も退職したかったから、彼女の気持ちはよく分かるつもりでした。

しかし、私は自分が自分のために読んだ人生論などの引用ばかりで、自分の言葉で彼女に何か語り掛けてあげることは出来ませんでした。

年金生活者になった今でも、あの日のことは胸に刺さっています。

追記

これを読んだ方が二人の関係を誤解されるといけませんので申し上げますが、通勤経路のよしみだけで恋愛感情はありません。おそらく相手も。

そして人生相談ですが、今の私なら「どうしてもやりたい夢があるならそれもよし。でも、ただ辞めたいだけなら、衝動で辞めずに、辞めずに済む方法をしばらく考えた方が良いよ。今の担当が嫌なら上司に相談する方法もある。会社は大きい。あちこちに働く場所はある。定年前の早期退職を夢見ても良い」とでも言うかもしれません。

追記2

TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」でもヒロインは辞職願を出したがっていましたが、先輩二人はそれに気づいていても、知らぬふりをしていて、出されても受け取りたくないそぶりでしたね。先輩女子に至ってはヒロインが油断したすきに(一応の本人了解の元)破ってしまいました。

嫌になった職場を辞めたほうがいのか、辞めない方が良いのかについては、非常に微妙な問題でありますし、人間に未来は見えません。(本文の主題でもありますが)私は「一般論では正答できない」と思っています。いや、一般論・個別論共に正答があるのかも疑わしい。

その上で、やむを得ず、個別論として、私の事例ではあのような回答を用意しましたし、(ハコヅメ)ではあのような顛末だったのだと思います。

追記3

私は株はギャンブルだと思っています。株価はその会社の業績だけで上下するのではなく、世界情勢でも上下するからです。天変地異を含めて世界情勢の未来が予言できない以上、つまり本物の預言者がいない以上、株はギャンブルなのです。

人生も然り。

だから転職もギャンブルなのです。一般論は「株の格言」みたいなものです。


@ 「 ワクチン未接種で重症化、ICUに運び込まれる妊婦がアメリカで急増 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/5e452c753b7e6d0300b4ac3b0266e23555498835?page=1

「胎児に免疫がつく可能性も」、とか。


@ 「 妊娠中にワクチンを接種したら赤ちゃんが抗体をもって生まれてきた 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/666b1a80ca1c803a406f1cb419ffa4096c8a2092


@ 私が新規採用されたとき、最初に教育係だった人は残念な人でした。

しかし時は流れ、リタイア近くに私が教育係になった後輩(普通おじさんを若者の教育係にはしない。年齢・性別が近い者同士でペアを組む)のおじさんは、私がリタイアして数か月後に感謝の酒席をもうけてくれました。私は普通に教えただけですが、係に私が居なくなってから、「あんなに丁寧に仕事を教えてもらえる事なんて、普通は無いよ!」と周囲から羨ましがられたとか。

さらに、(ヒマだったから)1~2回仕事を手伝ってあげたおばさんも、別途酒席を設けてくれました。私にとってはヒマつぶしであったとしても、忙殺されているおばさんにとっては救世主に見えたのかもしれません。

それに、彼女と私は仕事の好き嫌いが逆転しているようなのです。彼女が嫌いな仕事を私が好きで、私の嫌いな仕事を彼女は好きなのです。だから、お互いが好きな事をしているだけで、相手の仕事を手伝ってあげている感じになってしまう、可能性もあったのでした。


@ 私はどちらもお勧めのドラマだと思っていますが、「トッカン 特別国税徴収官」の Blu-ray BOXが発売されているのに、「健康で文化的な最低限度の生活」はDVD-BOXのみなのです。

もしかしたら(トッカン)の方が売れているのか。そのせいでBlu-rayになったのかと思ったら、アマゾンさんの掲載データでは(ケンカツ)の方が売れているようなのです。

ならば、(トッカン)にサービスを追加して(ケンカツ)に追い付け追い越せとの、会社の方針なのでしょうか。

ちなみに、市町村役場に就職すれば、税金取りの仕事も、ケースワーカーも、その他の仕事もやらされる可能性がありますから、両方とも観て損はありません。

と言いますか、公務員は国民への奉仕者ですから、おそらくどんな担当になろうとも、大なり小なり形を変えて、ドラマと類似の苦悩はつきまとうのだと思います。


@ 「自治体の首長が自ら動かないといけない。国が動くのをを待っていたら、住民の暮らしが守れないこともある」とは、コロナ過で自治体が再確認した事実でしょう。

自治体のその意識、決意は、その他のことも動かすのかもしれませんね。


(2021.8.14)

@ 夏の間、発熱の少ないデジタルアンプに、小さな真空管2本だけのプリアンプを組み合わせて音楽を聴いていました。癖の少ないフラットな音です。

お盆になり、夏もピークを過ぎた感が出てきましたので、冬用の真空管メインアンプに戻る前に、アナログ・トランジスタアンプに灯をともしてみました。

デジタルアンプに比べ、アナログらしい滑らかな音がすると思ったら、このアンプはジャズ・ロック向きに派手目の音作りがしてあるようで、意外にも刺激感がありました。もっと高音の出ないスピーカーなら良かったかもしれませんが、ハイレゾのヤマハとはやはり相性が良くないようです。また当初のフラットなデジタルアンプに戻してしまいました。

それにしても、最近のデジタルアンプの音は良くなりました。それに真空管プリを組み合わせれば、軽薄短小安価なうえ、十分実用になる気がします。

追記

AIYIMA TUBE-A3 6J1 (6K4) プリアンプ胆プリアンプHIFIプリアンプ(高音と低音の調整)トレブルベース調整オーディオプリアンプ DC12V アンプスピーカー用

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ボリューム付き入力セレクター(パッシブプリアンプ)なので、これもあると便利。


@ 通夜・葬儀で飲食をすることがあります。

量が足りなくては失礼にあたりますので、余分に注文しておくのが普通だと思います。

事前に各人に確認しようにも、遠慮しているのか、本当に食べるつもりが無いのか、判断しかねる場合があります。そのうえ担当者は通夜・葬儀本体のことで頭がいっぱいで、飲食のことまで気が回らないことが多いはず。そして、後で「やっぱり余る」と分かった時には、すでに遅くて「キャンセルできない」ことが多いもの。

でも、私は業者に電話しました。

想定通り、業者は開口一番「キャンセルできません」と言いましたが、私の言いたいポイントはそこではありません。私は言いました。

「 返金は必要ありません。

ただ、もし材料を買っていても、私のために料理を作っても余ってしまうので、他の人(だれか他人様の注文)のために使ってください。あるいは、料理を作らず、材料は調理のおばちゃんたちにでも配ってください。家庭料理のために 」と。

電話口の相手が何と返したかは覚えていません。

ただ、毎日全国で数えきれないほどの通夜・葬儀が行われているはずなので、料理の余り問題もたくさん潜在していると思うのです。

なぜ、このよう話をしたかというと、先日のオリンピックで数千食の弁当が余ってしまったというニュースを聞いたからです。それを非難することはたやすいですが、ご自分の家の葬儀・通夜で、私のような電話をかけた方はいらっしゃるでしょうか。


@ 仕事で分からないことがあると、1日目は書類で調べ、2日目は自分の頭で考え、3日目は先輩のご機嫌が良さそうなタイミングを見計らって質問するのが私の流儀でした。

それでも、年下の先輩からも嫌味を言われることの方が多いのです。

新人の頃、最初に教育係だった先輩は、質問しなければ何も教えてくれなかったし、質問したら、そのたびに「嫌味」とセットで答えを教えてくれたので、いつのまにか、一つの質問に3日かけるようになってしまったようです。

そして、同じ質問は二度しないよう努力しました。

もちろん、私が先輩になってからは、後輩には「いつでも、なんどでも、分からぬことは質問してください」と最初に言っておきましたが。

でも、ある時気がついたのです。

後輩の中には、思いついたらすぐに、雑談のように気楽に質問ができる才能がある人もいるのです。いや、そちらの方が多数派かもしれない。その上叱られないどころか、先輩も気楽に教えている。

この質問力というか、先輩に甘える力は、才能の一つだと思うようになりました。

甘えるたびにしっぺ返しを受けてきた者には、到達できない境地です。

だから、TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」の、ヒロインの教育係になった藤聖子先輩(戸田恵梨香さん)の包容力が、自分が新人になったように身に沁みるのです。

追記

この問題をさかのぼると、起点は、尋常小学校中退で、新聞もほとんど読めない父が、幼い頃の私からの「なんで」「なに」「どうして」などという質問を「口答えしてはいけない」という論調で、(おそらく)口封じをしたせいだと想像します。気がつけば私は両親に質問しない子供になりましたし、両親との間に見えない壁が出来ていました。

そんな私が小学校でむさぼるように読んだのが、強い興味を示したのが、「子供向けのQ&A本」でした。私がそれを渇望していた理由が近年になって分かりました。

追記2

「いい年して親のせいにするな」というご意見があるとしたら、ごもっともです。

実は、私がこの問題に気づいたのは仕事をリタイアした後です。半生を仕事で頭がいっぱいのまま過ごし、リタイアしてやっと、心の中に引っかかっていた、あんなことや、こんなことについて、じっくり思いを巡らすことができ、その中で初めて気づいたのが、親子の関係なのです。

ですから、幼子の話でも、私にとっては近年発見された、消化中の新事実です。

そして、親が子に与える影響が大きいのは常識であるがゆえに、親の問題と子の問題は別々に考える必要があります。和弓からアーチェリーに転身する人は、アーチェリーしか知らない人よりも苦労すると申します。昔の癖が抜けないからですね。

追記3

ちなみに、私が両親に怒りの感情を抱いているとお思いの方がいらしたら、それは違うと申し上げておきます。「三つ子の魂百まで」とか申しますが、(養子に出すために距離を置かれ)両親から愛を教えてもらっていない私にとっては、誰の愛し方も知らないだけなのです。


@ TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」を観て思うのは、これが軟派の秀作なら、同じくTVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)が、硬派の秀作だったという事です。

(ケンカツ)はTV放送当時、視聴率が良くなかったようです。前述したように硬派であり、喜劇的なタッチがほとんどないため、家庭の憩の間が、息苦しくなってしまったのだと思います。しかし、DVD化され、本気で観たい人だけが観るようになると、あらためて秀作であることが評価されていったのでしょう。

(ハコヅメ)では、それを知ってか、それとも原作から喜劇タッチなのか分かりませんが、(ケンカツ)よりもはるかに喜劇になっています。それが人気の理由なのでしょう。

しかし、あらためて両者を比較すると、(ケンカツ)は「TV史に残るほどの」と言っても良いほどの硬派の秀作でした。あれほど公務員をリアルに描いた作品を他に知りません。(ケンカツ)の生真面目は、公務員になろうとする人たち、公務員のリアルを知りたいと思う人たちの、教材としても使えるほどだと思います。

追記

映画「東京物語」(1953年作品)
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」(1958年が舞台)
映画「秋刀魚の味」(1962年作品)

同時代を描いた3作品ともリアルだとして評価されていると思いますが、比較すると、小津作品と映画「ALWAYS 三丁目の夕日」ではまったく作風が違いますね。

厳密に言えば、本当のリアルはドキュメンタリーの中にしかないのかもしれません。

しかし、モチーフを加除修正して創作するこれら芸術作品も、リアルではないとまでは言わないと思います。むしろ立ち昇ってくるエッセンスとしてのリアルは、ドキュメンタリーよりも濃密かもしれません。


(2021.8.13)

@ NHK朝ドラ「おかえりモネ」。

若い医者が出てきますが、その医者が「手あて」を語り、自らも行っているのです。少なくとも今まで数回「手あて」のシーンがあり、意図的なシナリオであると思われます。

劇中ではあからさまに触れてはいませんが、その「手あて」とは、気功の「手あて」を意識しているはずです。

気功を行う私も(気功師にはとても及ばない真似事として)「手あて」を行い、自分自身に対しては日常的に行っています。それでも一定の効果はあります。

しかし、理由あって、他人様には私が出来る事を言っていませんし、やってもいません。

幼い頃、私が病気の時、母が背中をさすろうとしたことがありましたが、覚えている限り、私は拒絶し、部屋から出ていくように言いました。もちろん、その頃は「手あて」の存在を知りませんでしたが、苦悶の姿を他人に見せる趣味はありませんし、苦しみは一人で耐えるものだと思っており、他人様がそばにいるのは苦痛でした。


@ NHK朝ドラ「おかえりモネ」のヒロインは、顧客である車いすランナーに、勝負の手法について持論を意見していました。

あのシーンには「またやってる!」と思いました。

(気象予報士試験に合格したことを黙っていたりなど)ヒロインは言った方が良いことを黙ってしまい、逆に、簡単に言ってはいけないことを言ってしまうような、バランスの悪いところがあります。

私など、それを観るとイライラしますが(そう言いながらも目が離せない)、シナリオが悪いのではなく、すべて承知の上でのヒロインの性格設定だと思うようになりました。案の定、先輩などから注意されていました。

それはそうと、車いすランナーならぬ、車いすアーチャーも、もうすぐパラリンピックに登場されます。

私にも車いすアーチャーの知人がいました。普通なら出会うことの少ない人と知り合えたことは、その矢を射る様子をまじかで見られたことは、ラッキーなことだと思っています。彼らはドラマの車いすランナーのようにエネルギッシュです。おかげさまでパラリンピックも身近になりました。


@ ドラマなど見ていると、ブラック企業などでは従業員を使い捨てにするところもあるようです。

しかし、TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」では、20歳のひよっこ警察官であるヒロインを、先輩たちが親身になって育てているのです。

失礼ながら、ヒロインの仕事ぶりでは、とても一人前とは言えません。ブラック企業なら、バカにされ、いじめられて、追い込まれて、退職するか、最悪自殺するのが目に見えるようです。

しかし、若いヒロインは、厳しい仕事だと嘆いてばかりで、あまり自分の幸福に気がついていません。でも、いつの日か、自分にもたくさんの恩人がいたことに気づくのです。その人たちのおかげで、なんとか定年を迎えられたことを。そして、その時には、苦しい日々が懐かしく思い出されるのです。

ドラマのこの設定は、荒唐無稽ではありません。むしろリアルです。少なくとも私が知っている公務員の世界では、ああやって、一生にわたり、人は育てて使うものなのです。


@ 少し前に私は、「IOCに逆らって東京2020を中止したら、日本には今後100年ぐらいはオリ・パラは来ないかもしれない」みたいなこと書きました。

でも、日本はオリンピックを成功させた。

そうしたら世界陸連の会長さんが、早々と「日本に恩返しをしたい」と言ってくれました。

ならばIOC等も、いつか日本でフルスペックのオリ・パラを開催させてくれるのではないでしょうか。日本さえ本気になれば。

『 「日本にまた陸上を持ってくる」 世界陸連、セバスチャン・コー会長 

…前略…

8日に行った東京五輪の総括会見で、コー会長は「選手たちに特別な舞台を用意してくれた日本には大きな恩がある。この恩に報いたい。日本の誰もが楽しめる時期にまた陸上を持ってくることを約束する」と発言した。

…後略… 』

https://www.asahi.com/articles/DA3S15008944.html


@ 今朝のNHK・ラジオで熱中症の話をしていて、その中で、「スポーツドリンクは熱中症予防に、経口補水液は熱中症治療に用いる」という趣旨の話をしていました。

従来は混同されがちなスポーツドリンクと経口補水液を、区別して評価していることが評価できました。

(ここからは私の経験談です。)先日もお話しましたが、私の経験ではそのスポーツドリンクでも商品によって濃度差があります。濃度はどちらが良いというものでもありません。

濃度は成分表示を見れば分かりますが、実際に飲んでみて、体感上、私には薄い方が合いました。

夏場にスポーツすると喉が渇きます。その薄いスポーツドリンクでも、水分が潤うほどに飲むと、塩分・糖分が取り過ぎになってしまう感があるのです。体感上分かります。

だから、私は緑茶のペットボトルも持ち、二刀流で「塩分・糖分」と「水分」を調整していました。その瞬間、どちらがよいかは自分の体に尋ねるのです。あくまでも私流であり医学的にはどうか知りませんが。

追記

どこかで読んだ話にこんなものがありました。

赤ちゃんは何でも口に入れたがりますが、庭の土を食べたがる赤ちゃんがいました。実は、赤ちゃんは「土」にあるミネラル分を求めていたのです。

そのように本来人間は不足しているものを求める能力があるのだと思います。


(2021.8.12)

@ 「 ワクチン未接種で重症化、ICUに運び込まれる妊婦がアメリカで急増 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/5e452c753b7e6d0300b4ac3b0266e23555498835?page=1


@ 「 ハコヅメ ~たたかう!交番女子~【ドラマ公式】8/18(水)よる10時〜第5話 」

https://twitter.com/hakozume_ntv


@ 『 元ヤフー社長の副知事「行政の役割とは、社会の恩恵に与れない人びとを“取り残さない”こと」

… 中略 …

――日本の模範として、東京都の取り組みに注目している自治体も多いと思います。

【宮坂】東京都のみならず日本全体にいえることですが、行政の役割とは、社会の恩恵に与れない人びとを「取り残さない」ことです。これは、僕がヤフーに在籍していたときには意識できていなかった視点で、行政に来て痛感したことでした。

テクノロジーによって行政サービスの利便性が増すことで、デジタルの最前線を走る人はさらに加速し、行政の職員は取り残されそうな人びとに寄り添うことに集中できる。こうした「誰一人取り残さない社会」の実現をめざし、引き続き東京都から改革を推進していきたいと思います。 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/000ee8c3306e40c6d8bf89ceaa459cdbb812fe5a?page=2

やはり民間企業と行政では、視点の位置が違うようですね。


@ 文章の下手な私が言う話ではありませんが、「分かりやすい文章を書きなさい」という話は良く聞きます。確かにこのスキルは大切です。しかし、「平易で正確、かつ誠実であるのに分かりにくい文章を書くスキル」というものも、実社会では必要になるかもしれません。

ほかには、文章を見せて「同じ主題の、まったく違ったストーリーの文章を作りなさい」という問題も、(何の役に立つのか分かりませんが)面白いかもしれません。

どこかの大学で入試に出さないでしょうか。


(2021.8.11)

@ LPレコードが静かなブームですが、青春時代にリアルタイムで楽しんだ者としては、ジャケットやライナーノーツのシミやスレ、うち袋のしわ、針音や傷から来るノイズも味わいの内だと、歳をとって知りました。

だから、昔売ってしまったものと同じLPを中古レコード店で買ったとしても、それは別物なのです。

結局、昔売ってしまった事を後悔するしかないのでしょう。


@ 「 妊娠中にワクチンを接種したら赤ちゃんが抗体をもって生まれてきた 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/666b1a80ca1c803a406f1cb419ffa4096c8a2092


@ 「 『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』の「再開」を心待ちにする理由 」

https://news.yahoo.co.jp/byline/usuihiroyoshi/20210810-00252538


@ TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」のある回では、ヒロインの交番に、青年からの「自殺する」という電話がかかってきます。あわてて出動するヒロインと先輩女子。

しかし、アパートについてもドアにカギがかかり、呼んでも反応がありません。何回も狂言電話を受けていたヒロインは、「またか」と言って、先輩に引き返すよう提案するのです。

しかし先輩女子は「冗談かもしれないけれど、私たちはいつだって本気でなければいけないの」と言い、警棒で窓ガラスを割って侵入します。案の定、青年は首をつっていましたが、これで間一髪助かりました。さすが警察官。


同じ公務員でも、例えば市町村役場の調査。

警察のように窓ガラスを割ってまで侵入することは聞いたことがありませんが、電話や郵便では済まない場合も実地調査になることがあります。

その場合、①郵便受けやドアの表札を確認する。②呼び鈴を押す(無い場合は名字を呼ぶ)。③ドアを叩いて名字を呼ぶ。④反応がなく表札も確認できない場合は、両隣の人に居住確認をすることもある。⑤現地で居住確認できない場合は、後ほど管理会社や大家さんに居住確認をする。⑥必要があれば勤務先を含めた再調査をする。⑦(その他)表札がなく留守であっても、アパートの部屋番号等で家が特定できれば不在連絡票を置いてくることもある。

これは一例で、特に④は現在でも行われているのかは知りませんが、このように現地まで行ったからには、本人に会えない場合でも、少なくとも「居住確認」を目指します。


なぜこんな話を書いたかと言えば、ネットで買い物をすると、「自宅にいても不在連絡票が入っていることが多々あった」からです。「家の前で大声で呼んでくれれば聞こえたのに」と思うことがたびたびでした。

なぜ彼らは、「再配達が大変だ」と言いながらも、玄関先で名字を呼ばないのか疑問でしたが、彼等がしているのは公務員の調査ではなく、民間人の配達業務なので、本人や近所からのクレーム(例えば「ウルサイ!」)を、ことのほか気にしているのではないかと、思い至りました。

彼らの仕事も大変です。

追記

市町村役場の調査、ポストの名字を確認するときに、郵便物が見えることがあります。本人あての郵便物が届いていれば、郵便局も本人宅だと認識していると想像できるわけです。

呼ぶときには、しゃがんで(ドア)にある郵便受けのフタを開けて呼ぶこともあります。声が中に良く通ります。

戸建てでは、庭から裏に回ってみることもあります。ガラス越しに部屋の中が見えたり(本人が居たり)、裏から呼べば聞こえる事も。

電気メーターの回転状況から不在かどうかを見ることもあります。そのとき電気の配線が切られていることもあります。空き家です。

家の全体の雰囲気から住民象を想像したり、生活程度や、お店であれば経営状況を推察したりもします。入り口付近に鉢植えのきれいな花が有ったり、逆にゴミ屋敷に近かったり、犬を飼っていても庭が犬の糞だらけになっていることもあります。


(2021.8.9)

@ 若い頃、クルマを運転していたとき、カール・ツァイスのルームミラーを使っていました。

ほんの少し広角で、軽くカラーコーティングがしてあり、周辺部まで歪みがなく、良いルームミラーでした。

ふと思い出して、今でもあるのかなと思って検索したら、これがヒットしました。

同じ物ではないでしょうが、青春時代を思い出しました。

https://www.legarage.jp/products/detail/432


@ 旧居の頃、暴風の時、私の部屋の窓の、数センチのすき間が、(暑いから開けていたので)ひゅ~ひゅ~と鳴りました。

新居の今、台風が接近すると、やっぱり、どこからかひゅ~ひゅ~聴こえてきて、出所を確かめようと近所を散歩してきたら、あちこちで鳴っていました。

しかも、窓のすき間などというスケールの小さなものではなく、もっと大きな、例えばビルの非常階段や、都市高速道路みたいな構造物が、鳴らしているようです。

「あの甲高い音は神経に触ります」などと、モーツァルトなら言ったでしょうね。


@ 映画「秋刀魚の味」

https://cinema.pia.co.jp/com/3318/1073927/


@ パラリンピックが始まらない前になんですが、2025年には大阪・関西万博が開かれます。

気がつけば後4年しかありません。

まだ4年ではなく、あっという間の4年かもしれません。

まさか無観客にするわけにもいかないでしょうし、少なくとも2005年愛知万博をしのぐ大盛況にして欲しいものです。

https://cinema.pia.co.jp/com/2593/878047/


@ 新型コロナウイルスが中国の市場で売られていた野生動物から人間に感染したのか、中国の細菌研究所から事故で漏れ出したものなのか。今までいろんな噂がありました。

後者はデマだというのが従来の常識ある見解だったと思いますが、現在のアメリカの動向を見聞きすると、まんざらデマではないのかもしれません。

もし流失事故であってもメンツの中国はまず認めないでしょうし、米国もつかんだしっぽの利用方法を考えるので、無計画にすべてオープンにはしないでしょう。

しかし、悲惨な歴史的パンデミックを、自然災害だととらえるのか、細菌研究所からの流失事故だととらえるのか、それを曖昧にしたまま終わらせるのは違う気がします。

世界中で亡くなった方、病気で苦しんだ方、儲からなくなった飲食店の方、友人・知人どころか家族にも会えない自粛生活の方、もちろん医療従事者の方など、苦しんだ方の数は数えきれません。

特に亡くなった方の前で、「そんな事どうでもいい」と言えるでしょうか。

逆に、何年かかっても解明し、歴史に刻むのが、生き残った者の責務でしょう。


@ 東京には首都としてのプライドがあるでしょうし、大阪は第二の首都として誰もが認めています。

でも、その間に挟まれた名古屋は、かつて「名古屋飛ばし」や「大いなる田舎」という言葉もあったように、人間で言えば出世競争から忘れられた存在です。

これは周囲の知人を含めた私の個人的感想ですが、そんな中でも、名古屋人は大阪や東京と張り合おうとは思っていません。

「おっしゃるとおり名古屋はダサいですが、それがなにか」という諦念でいるのです。

名古屋めしブームや、一時騒がれた名古屋一人勝ち論は、むりやり日陰から日向に引きずり出されたようで、喜ぶのではなく困惑しています。

野望を持たない限り、田舎らしく名水の地でもありますし、名古屋を田舎だと思えば特別不便を感じることなく生活していけますから。それで幸せなのです。

そんな気持ちの代弁者として、どこへ出かけても怯むことなく名古屋弁で泥臭く生きている方が首長でおられると、市民も隠している劣等感を癒して自己肯定できるような気持にもなり、ホッとするのです。

これが首長さんの人気の理由かもしれません。

さすがに今回の事は残念至極でしたが。


@ 最近列車で刃物をふりまわした男がいました。

本人も自覚していないかもしれませんが、引き金ではなく、遠因の一つには、オリンピックの眩しさも有ったのかもしれません。

追記 

( 映画「異邦人」追記Ⅹ ( 苦しんだ「光」とは「キリスト教の教義」か )

https://cinema.pia.co.jp/com/804376/1290953/


(2021.8.8)

@ そう言えば、知人にもぬいぐるみをふりまわすのが好きな娘(こ)がいたなと、しみじみ思いだす夏の夜。


@ 国民投票(選挙)をして勝敗を決めるという方法もありますが、折衷案という方法もあると思います。

トランプさんが負けた選挙は前者ですし、 TOKYO 2020の無観客は後者でしょう。どちらにも一長一短があるのは言うまでもありません。

しかし、公務員が全体の奉仕者ならば、無観客は全体の奉仕者らしい答えだったのかもしれません。賛成派にも反対派にも考慮したわけですから。

もし有観客でのフルスペック大会を希望するとしたら、それは公務員に一部の奉仕者を強要することにもなりかねません。

私は、入国する選手・関係者に対し、感染予防策を性善説で行うのではなく、もう少し毅然とした対応を…と思う場面も無くはありませんでしたが、もしかしたら、それは還暦を過ぎて子ども帰りした私の、若気の至りだった可能性もあります。


(2021.8.7)

@ もやもやした気分や、自己嫌悪のような気持になることがあります。

どちらだったか微妙ですが、そんな時に、ラジオからバッハが流れてきて、「あ、気持ちが整理される」と思ったことが最近ありました。

ご承知のとおり、バッハの音楽には数学的とも言える秩序があります。

数学的であるがゆえに普遍的であり、映画「地球が静止する日」では、宇宙人役のキアヌが地球人宅でかかっていたBGMのバッハに、「美しい」と聞き惚れるシーンが印象的でした。

私もその数学に救われたのかもしれません。

追記

バッハと言えば、以前、重量級のバッハCD-BOXを聴いていたことがあります。名盤だと思うCDも多数入っていましたが、(私に聴く耳がないのかもしれませんが)「なんだこれ」と思う声楽CDも入っていて、結局、引っ越しの際に全部手放してしまいました。

あの頃には「気持ちが整理される」と思った事は一度もなかったのですが、私のような凡人は、年齢を重ねるにつれて、少しづつクラシックの良さがわかって来るみたいです。


@ 人気TV番組「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」の特別編その1を観ました。

単なる総集編とは違い、過去の映像、過去にはカットしてあった映像?、ヒロインたち以外で新しく撮影した映像?を巧みに組み合わせ、総集編とは似て非なる?ドラマが出来上がっていました。

もちろん、感動させてくれました。

失礼ながら(これを短時間で作るとは)すごい才能。

追記

やはり新撮もあったようです。

https://mantan-web.jp/article/20210804dog00m200057000c.html


@ 今朝のNHK・FM「ビバ!合唱 ▽世界の名合唱団~ヴォ―チェス8」でかかっていたのは、下記の音楽のようです。

「ようです」と書いたのは、CD番号でネット検索しただけで、アーティスト名は合っていますが、曲名の確認まではしていないからです。

これにかぎらず、合唱というものは、ステレオで聴くと浄化されるような気持になるもので、グレゴリオ聖歌とともに、ヒーリングミュージックとして私は注目しています。

https://www.universal-music.co.jp/voces8/products/uccd-1412/


(2021.8.6)

@ 接種拒否者が「重症化リスクが高い」として優先入院対象になったら、接種済み者は正直者が馬鹿を見る状態になるのでは。

ならば接種拒否者も増えるかも。

そのあたり国はどう思っているのでしょう。

追記

入院の可否を医師が判断する場合、ナイチンゲールではないですが、医師は患者の思想信条まで普通考慮しないはずなので、接種していなければ機械的に「重症化リスクが高い人」に分類するのではないでしょうか。

その結果に、世論が疑問を抱き、政治的な問題に発展しても、それは医師の責任ではないし、医師が考慮することでもないと思います。

追記2

医師が十分な人格者であるとしても、公務員ではない以上、憲法に規定し宣誓の義務がある「全体の奉仕者」ではないと思うので、「一部の奉仕者」である方が自然なのかもしれません。いや、医師が眼前の患者をほかっておけない存在である以上、医師の本分は「一部の奉仕者」なのでしょう。

すると、誰を入院させるかについての視点の位置についても、公務員とは違う可能性があるのでは。


(2021.8.5)

@ 『 新型コロナ感染の永野芽郁が復帰へ 仕事再開&感謝伝える「頑張ります!」 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ddc8578295bfff0e463344efd3761f0a87856b8

今夜は、特別編の録画を見て楽しんだところです。

新型コロナでも、明るいニュースで嬉しい。


@ 『 超能力者は「優位」、赤ちゃんが認識 阪大院などが実験 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/590f45a433c95603694d4d35d03e8f8b87bc0f5f

あらかじめ申し上げておきますが、私に空中浮遊は出来ません。

しかし、その気になれば、毎日でも直径1mほどの、もたれる事ができるほど強靭な「気」のボールは作れます。(おそらく)誰でも3~4か月間毎日気功のトレーニングすれば「気」のボール作りは可能です。

そして、そのボールをお尻の下に移動させ、「バランスボール」のように上に乗ることができれば(その技が分からない)、透明ですから浮いているように見えるはずなのです。ですから、空中浮遊は超能力ではなく、人間が水に浮くのと同じ自然現象のはず。

赤ちゃんに「子供だまし」は効くかもしれませんが、少なくとも私には効きません。

追記

日本での空中浮遊は、かつて新興教団が悪いイメージをつけてしまいましたが、欧米ではもっとピュアなものと評価されているようです。映画を観ていると分かります。スティーブ・ジョブズさんの伝記映画にも出てきました。

ところで、以前、気功の本を読んでいたら、こんな事が書いてありました。

Q、なぜ空中浮遊をする必要があるのか。

A、その昔、お坊さんが布教活動をするとき、見知らぬ村では怪しい奴と思われ相手にされない。そんな時でも、村はずれで一人空中浮遊をしていれば、「この人はただ者ではない。この人の話なら聴いてみる価値があるかも」と、人が集まってきたからなのではないかと。いわゆる「広告塔」と言うか「まき餌」。

ですから、新聞記事の赤ちゃんの実験も納得できるものです。

ここからは私の想像ですが、空中浮遊が座禅スタイルなのは、座禅をしているうちに偶然浮いてしまったからだと思います。じっとしていると「気」は集まってくる性質がありますから。座禅をしながら下丹田に意識を集中していると、集まってきた「気」は下丹田に溜まって行く。そこに「気」のボールができる。それがバランスボールのように人を持ち上げる。

瞑想だけでなく気功もできると、例えば頭頂部の第7チャクラからポンプのように吸い込んだ「気」を下丹田に溜めていくことも出来そうです。そうすればもっと効率が良いかも。

では、なぜおまえは実践しないのかと思われるかもしれませんが、マリックさんのような超マジックをやりたいと思っている人も、種明かしをされてしまうと興味が半減してしまうのと同じだと思います。神秘ではなく労働になってしまうのです。

それに、もし出来るようになったとして、他人様に見せたら、「労働」だといくら言っても、「悪魔だ」とか言われて友人を失うのが落ち、のような気がしますから。

追記2

「気」で人間が持ち上がるのなら、その原理を解明してマシンで再現できるようにすれば、地上から浮いて走る、映画「スター・ウォーズ」の「スピーダー・バイク」も作れると思います。

https://starwars.disney.co.jp/character/speeder-bike.html

追記3

>そして、そのボールをお尻の下に移動させ、「バランスボール」のように上に乗ることができれば(その技が分からない)、透明ですから浮いているように見えるはずなのです。ですから、空中浮遊は超能力ではなく、人間が水に浮くのと同じ自然現象のはず。(本文より)

「言うは易く行うは難し」とか申します。工業製品はアイディアがあっても実用化は容易ではありません。ならば(技も分からないのでは)空中浮遊の実現も簡単なものではないでしょう。

しかし、空中浮遊のタネが「気」であるのはほぼ確かだと思います。これは気功経験と直感から分かります。人は①「気」のボールの上に座っているのか、②あるいは質量の大きな高密度の「気」のボールの中で浮力が発生しているのです。

①は前述した通り技が分かりません。②は座禅ではなく立禅でも可能のようです。しかし、私にももたれ掛かれるほど強靭な「気」のボールを作ることは出来ますが、中に入って浮力を発生させるほど大きな高密度のボールを作る体力はありません。長時間立禅をして疲労すると、空気が抜けていくがごとく、ボールは萎んでいくのです。

追記4

私は立禅をするので座禅はしません。しかし、座禅のような気功もあるので、それは時々しています。

何年も前のこと、その座禅スタイルの気功をしたついでに、座禅に移行して、お尻の下に「気」の座布団が出来るようイメージしてみました。「気」は意念で動きますので(戯れに)試したのです。

何分かしていたらお尻の下に浮力を感じたような気はしました。それはごく僅かなので、「気」ではなく、気のせいだと言われればそうかもしれません。


今思うのですが、すでに書いたように、空中浮遊は「偶然浮いてしまった」のが始まりかもしれません。修行中の若いお坊さんが、座禅でお尻が痛くなったので、無心になるどころか、けしからんことに「ふわふわの座布団があったらなぁ~」と想像していたら、「気」の座布団が出来てしまったという。さらに調子に乗っていたら浮いてきてしまったのかもしれません。いつの世も、若者は革新を目指すのです。


ところで、私の座布団経験は、それきり中止です。

もし、本当に浮いてきてしまったら、私とて周囲に自慢せずにはおられません。でも、それは己の破滅の始まりかもしれません。そんな世界には近づかないが一番です。


@ 「どんくさい」という言葉があります。

それは「鈍臭い」であり、「ノロマ」という意味だそうです。

しかし、ながらく私は「洗練されていない」という意味だと思っていました。「どん」からは「どん尻」を連想したからです。

以前私は、自分たちのことを「どんくさい」と評して、知人と意見の一致を見ましたが、知人の脳裏に在った意味と、私の意味とは食い違っていたのかもしれません。

どちらの意味にしても、不一致に気づかないことに関しても、自分たちが「どんくさい」事には変わりないようですが。


@ 「社会問題を若者にどう伝えるか」という問題。

紙の新聞か、TV・ラジオ・ネットのニュースを見聞きしてもらえば良いのではないでしょうか。

それらは義務教育終了程度の学力で理解できるように作られているはずですし、今の若者、2/3は大学へ行く時代ですから、学力的に問題無いのでは。

もし、そんな習慣すらない若者がいるのなら、彼等を叱咤激励すべきで、例えば「まんがを使ったら?」みたいなアイディアが出るとしたら、それは若者に対する侮辱なのでは。


(2021.8.4)

@ 「 軽症、中等症… コロナ重症度、一般と専門家で認識にズレ 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/b4f9d70d21e9b6100f0ca8b3f6b14a21dc4be0a7

やはり中等症→重症で、重症→危篤のようです。


@ 他人様の金メダルをかむのは、他人様の恋人にキスするのと同じぐらい、非常識なことだと思います。

追記

他人様のアーチェリーの弓矢には、無断で触ってはいけないことになっています。

弓矢は選手ごとに微妙なチューニングをしており、オーダーメイドに近いものだというのも理由の一つですが、試射するためには弦にキスをすることになるのも理由だと思います。

だから知人が買い変えた弓矢に興味があった場合、知人の了解のもとで試し引きをするのはOKですが、射るのは止めた方が良いです。

もし射る場合でも、あえて空中アンカーをして、弦にキスするのを避けるのがマナーだと思います。

(新型コロナ流行前の話)ある男性が、知人の女性が買い変えた新品の弓矢を、女性の了解の元、試射したのを見ました。しかし、男性が弦にキスしようとした瞬間、女性は目をそらせ、見ないようにしたのです。

彼女をその記憶を拒否したのです。

追記2

金は柔らかい金属で、歯は象牙質で硬い。

だから金メダルを歯で噛むと、そっと触れただけでも金メダルの表面に傷がつく可能性が高いと思います。

その微かな傷は、金メダルを見るたびに、一生にわたって選手に怒りを思いださせるのです。あの日の歓喜だけではなく。

それどころか、新聞報道され、選手の親戚縁者まで知っていますから、その傷は末代まで「残念なこと」として語り継がれるでしょう。

追記3

(コロナ過でなくとも)私は他人様のメダルには触れてもいけないと思っています。自分の首にかけてもらうなどもってのほか。息のかからない程度の距離から拝見するだけにするのが無難です。メダルを穢してはいけません。それは選手の努力を穢すことに繋がりますから。

追記4

他市町村の首長さんを見ていると、自分の町とは異色の人がいます。

それを見るとき、やはり選挙には住民のカラーが反映されていると思うのです。

そんな目で自分の町の首長さんを見るとき、逆に自分たちのカラーが見えてきます。

昔、それを東大出の知人に話したら、自分たちの町に私と同じカラーを見ておられました。

だからこそ、メダルをかじって欲しくはなかったのです。

追記5

一言で言えば「果てしなく続く自己嫌悪」でしょうか。

追記6

こうやって書くこと自体が、「二つ目のメダルをかじっていることになりかねない」という矛盾と、そうしないではいられない性(さが)。


@ 欧米で、大型スタジアムに観客を一杯いれて試合をしたりする理由の一つには、「ワクチン接種するとこんなに良いことがあるよ」と、接種拒否者にアピールする狙いがあると言います。

ならば日本で入院制限を厳しくした理由の一つにも、もしかしたら、接種拒否者に対する無言のメッセージがあるのかもしれません。

追記

でも、接種拒否者が重症化リスクが高いとして優先入院対象になったりしたら、接種済み者は正直者が馬鹿を見る状態になるのでは。


@ 元々は貴族の軍事訓練だったと言われるアーチェリーは、由来通りの全天候型競技です。

大きなスペースが必要なこともあって、射場のほとんどは吹きっさらしの屋外にあります。雨除けの屋根が、射る場所にだけ付いていることもあります。

私が通っていた射場もそうでした。

夏は屋根の下37℃があたりまえでした。しかし、相当の服装のせいか、風が通るせいか、楽しいせいか、不思議に不快感はありません。皆、暑さなど気にしていませんでした。


夏の私の飲み物は、初期の頃はペットボトルの緑茶でした。

しかし、ある日、朝食抜きの緑茶だけでは、午前中2時間の練習がガス欠でこなせなくなったのです。それどころか、少々気分も…。

それで、人並みにアクエリアスも買ってみました。ポカリスエットも飲んでみましたが、ポカリの方が濃度が濃いようです。これは好みですが、私は薄めのアクエリアスと緑茶を交互に飲むのが好きでした。糖分・塩分がとれますから、練習が楽にできる様になりました。

そんなある日、アクエリアスが売り切れていたので、サントリー GREEN DA・KA・RA(グリーンダカラ)を買ったら、果汁入りでとても美味しく、以後、ダカラファンになりました。当時は四角いボトルだったと思いますが。

午前中2時間の練習で、ダカラを半分、緑茶を半分飲むのがちょうど良かったです。

あっ、途中の休憩時間には、休憩コーナーの自販機で、紙コップ入りのココアを飲むのも好きでした。


練習2時間の他、重たい道具をキャリーで引きずり、往復1時間歩きましたし、立ったまま往復1時間近く地下鉄にも乗りました。


ランチは牛丼店で並盛を食べました。牛丼店はときどき割引券の配布をしていますから、常連になると、たいてい毎回、卵程度が一品無料になりました。

おすもうさんは、朝の練習後にちゃんこ鍋を食べるそうですが、腹ペコの体にちゃんこは沁みるように旨いのだと思います。

私の牛丼からも、それが想像できました。

( ちなみに、右肩・右ひじを続けて故障したり、病気をしたりがきっかけで、この4~5年まったくアーチェリーをしていません。上記はそれ以前のおもいで話です。

しかし、70歳代でも元気に練習している知人が複数いましたから、私もリタイアにはまだ早いと思っています。でも、コロナ過が壁になって、なかなか再起できません。 

もし復帰しても、すでに体力が減っていますから、初心者に戻り、体力作りから始める必要があります。現在の体力では重たい道具を入れたキャリーを30分引いて歩くだけでも、疲労から病気を誘発しかねませんから。 )

追記

https://www.bing.com/images/search?q=hac-700&qpvt=HAC-700&form=IGRE&first=1&tsc=ImageBasicHover

例えば商品名「hac-700」という専用ハードケースに分解した弓矢を入れて持ち運ぶのですが、長さが90センチ近くある上部までぎっしりの荷物になるので、斜めになると、とても重いのです。

下部のみに物が入るソフトケースのお買い物キャリーや、4輪の海外旅行用ハードケースとは比較にならないほど。

これをお店で買って、中にアーチェリー専門誌のバックナンバー20冊をいれて家に持ってきた日には、入れた場所も悪くて、ほんとうに病気になりそうなほど疲労して、回復に一週間かかりました。

ですから、買って何か月も練習にもっていけなかったのです。なにしろ射場まで往復1時間ぐらい歩くのですから。

それで、しばらくは、お買い物キャリーのようなものを作って使っていました。でも、それではいけないと、意を決して再チャレンジ。そうしたら、お買い物キャリーで鍛えられていたようで、最初の時ほど疲労しませんでした。しかし、最初の何回かは、射場まで行って来るだけです。射場での練習はほぼ無し。そうやって徐々に体力を養っていきました。

そんな具合ですから、正月休みなどで、一週間射場に行かない時には、1日おきぐらいに、自宅周辺を30分以上ケースを引いて歩いて、体力低下を防ぎました。

そのケース、今は平気で引けるでしょうか。


そんなに重いのなら、お買い物キャリーなど、他のソフトバッグでも良いではないのかと思われるかもしれません。ごもっともなご指摘ですが、くすんだおじさんが、汗臭く薄汚れたジャージ姿で、よれよれのバッグを持って立っていると、ホームレスに勘違いされるのか、地下鉄のエレベーターでご婦人から避けられることもあるのです。

その辺りと一線を画すような雰囲気のハードケースを無理して持つのにはそんな理由もあります。

戦いは射場ではなく公道で始まっているのです。


(2021.8.3)

@ 「 お主も悪やのう 」。

「 いえいえ、お代官様ほどでは … 」。


@ 『 自宅療養の厳しい現実 散らかった嘔吐物「私死ぬの?」 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/e9004d2ef9eeb45856f515e456928fa656722f01


@ 『 永野芽郁コロナ感染で「ハコヅメ」特別編に期待される「仮眠室での川の字」再び 』

https://www.excite.co.jp/news/article/Asajo_114346/

8月4日、11日は「特別編」だそうです。


@ 「 大会車両が首都高速で衝突事故 繰り返しぶつかるも走行続ける 」

https://blogos.com/article/552191/

「オリンピックのスタッフを送ることを優先した」とか。

コロナ過よりオリンピック。

事故よりオリンピック!?

追記

以前何かで見た話しに、こんなものがありました。

池で子供がおぼれているのに、無視して通り過ぎた大人がいたのです。

後にその大人を見つけて問いただしたところ、「軍事連絡のために急いでいた。だから、子どものことは知っていたが無視した」というような答えをしたのです(確か、連絡業務を終えてから池に戻ってきたところ)。

その時から、同様の問題は、私に刺さった棘の一つになりました。

今回の事例、やはり順法が正解だと思います。

すぐ止まり、警察に連絡すると同時に、本部にも事故連絡をし、別のクルマを手配してもらい、自分は警察の事情聴取に応じるのです。

当て逃げはいけませんし、事故直後のメンタルのまま走行を続ければ、大事故につながるリスクが大きくなるのではないでしょうか。そんな未来のリスクも回避しなければなりません。


@ 「 新型コロナ、いま最も警戒すべき「中等症」の特徴を【1枚の図】にしてみた! 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/68d23c4b855d5876b9379f114b14612505550fcd

この表を見ても、(発熱状況は書いてないようなので、それも含めて判断すると)やはり、中等症を→重症、重症を→危篤と呼ぶのが適当のようですね。遺書を書くなら中等症の内に書かないと、重症は意識が無くなるから書けないという記事もありました。

「 先日、TVのワイドショーで、新型コロナの中等症を→重症、重症を→危篤と呼ぶのが適当だという話を聞きました。危篤はショックな言葉です。

以前にも、軽症を鼻風邪程度に思ってもらってはいけない。高熱を出して唸っていても軽症に分類されることが多い、というような話を聞きました。

確かに感染経験のない素人の気持ちでは、「重症以外かすり傷」みたいな感覚は無くもありませんから、意識を改めなければならないのかもしれません。

そして、普通の風邪なら高熱は1~2日で下がり、後は回復していきますので、高熱で1~2日満足に食事ができなくともそんなに大きな問題ではないのかもしれません。でも、新型コロナでは高熱がもっと長期間続くのではないでしょうか。そこで食事ができない(点滴も打てない)となると、消耗が激しく、病状が悪化しやすいのではと、素人考えで思うのです。

特に、私は幼い頃から胃腸が弱く、インフル等で高熱が出ると吐き気が一日止まらない事がよくありました。吐き気がある時は、体力の消耗がはるかに大きく、そのうえ食事どころか水も飲めない、したがって薬も飲めない状態になります。新型コロナで長期間発熱すると、どうなるのか心配です。 」(2021.8.1の加筆再掲)


@ 「 ワクチンうった高齢者、お盆に子どもや孫と会っていい? 

 …前略… 中野さんによれば、離れて暮らす高齢者と子どもや孫らの双方が、事前に2週間、ほかの人との接触を断つなどすれば、お互いの感染リスクをかなり抑えた状態で会うことができる。 …後略… 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/1c1f69cd0ea0dee4367c12e3ffed502e2690694d

要するに「双方が2週間隔離後なら会える」ということのようですから、まだ現実的ではないですね。

お茶友とも会いたいですが、事前の隔離は困難でしょうし、会えば至近距離の喫茶店で90分ぐらい唾を飛ばして話し続けますから、まだ決行が出来ません。当人同士だけでなく、周囲のお客さんにも迷惑になりそうですし。


(2021.8.1)

@ 『 Park Sung Hyun パク・スンヒョン

まるで「熊にバイオリンを弾かせる」ような、パワーの中にも繊細を極める競技「アーチェリー」は、韓国女性が強いです。でも韓国女性に出来ることなら、日本女性にも十分チャンスはあると、私は思っています。

下記のURLにはアーチェリー・韓国トップ選手「Park Sung Hyun (パク・スンヒョン)」さんの練習映像があります。得点だけでなく、「射形(フォーム)」の美でも、彼女はトップ選手だと思います。

素人が見ると、実に簡単に射っているように見えます。明日にでも自分に出来そうだと。しかし、たしなみのあるものが見ると、言葉を失うほどの「神技」。

何でもそうですが、「簡単なものほど奥が深く、さり気ない姿ほど洗練されている」ものです。もし完前コピーできた方がいらしたら、オリンピックに挑んで下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=rIeBGcaETYw

「 Park Sung Hyun 」 』

( 映画「ロビン・フッド」私のレビュー追記Ⅱより抜粋 )


過去にもご紹介した動画ですが、私は何回観ても惚れ惚れします。

ところで、動画を観てお分かりになったと思いますが、右手で引いた①弦を顎の中央にくっつけていますね。これをセンターアンカーと言います。

的までの「矢の軌道の起点」だと思ってもらえばよいです。

顎につけないのを空中アンカーと言い、アーチェリーの世界では悪い見本になっています。起点がふらつくからです。

そして②弦は鼻の中央にもくっつけます。①②の2点で起点確認をするのです。①だけだと軌道に上下のずれが生じます。

すると、ほとんどの場合、弦は唇にもくっ付きます。むりに唇にくっつける必要はありませんが、顔の構造上、大抵くっついてしまうのです。

( アンカーの位置が少し右にずれるサイドアンカーの方もいらっしゃいます。いつも同一場所に出来るのなら、それもOKです。ただ基本を知った上で、「自分には基本以上の効果がある」と思えなければなりません。基本というのは、優れているから基本になっているのです。フォームの他の部分が悪いのに、センターアンカーのせいにしないよう、注意が必要です。)

アクション映画で弾丸にキスしてから拳銃に弾を込めるシーンがありましたが、アーチェリーにおいては、このように一射ごとに、弦を通して矢にキスしています。

何を申し上げたいのかと言えば、TVでときどき、芸能人の皆様がアーチェリーで風船を割ったりする企画がありますが、私の知る限り、皆さま空中アンカー(あるいはマイナー競技のベアボウの射形)なのです。主人公が女性アーチェリー選手だという設定の2時間ドラマでは、あろうことか彼女まで空中アンカーをしていました。

それは、指導する人がいないのではなく(組み立ても出来ないし、危険なので、指導する人がいないことは考えられません)、他人が使った弦にキスすることの抵抗感か、化粧への悪影響を心配しているのかもしれません。

ちなみに、他人様が私有している弓矢には無断で触らないことがマナーになっていますから、通常は他人の弦にキスすることはありません。

そうこうしている内に、コロナ過になりましたので、なおさらでしょう。

ですから、初心者の皆様は、射法については、冒頭に挙げたパク・スンヒョンさんを模範として推薦します。

追記

私がしたかったのは芸能人のお話ではなくて、アーチェリーの講習会のお話でした。

素人は原則として講習会を受けなければなりません。危険だからです。

一定の技量がない者は、たとえ弓矢を持って行っても、射場では門前払いになると思った方が良いです。

講習会では弓矢を貸してくれますが(持ち込みもOK)、射法はセンターアンカーを基本として指導しており、常識的に空中アンカーはアウトです。

ところが、コロナ過では、キスの問題が大きいので、センターアンカーはやりずらいでしょう。当然マスクをすることになり、弓矢の消毒もしているはずですが。

しかし、センターアンカーか、サイドアンカーをして、(マスク越しにでも)弦を顔につけなければ、射法の基本の「基」が出来ないことになるので、現場ではどう指導どうしているのでしょう。

( 東京オリンピックの現在、皆さまの肥えた目でフォームの比較していただきたく、2021.3.1の抜粋再掲をいたしました。 )


@ ワクチン接種拒否者が、就職や縁談において問題になる可能性はないでしょうか。就職先の社員や、相手の親族にとって、死活問題化する心配はないでしょうか。

たとえ正当な理由があって打たないにしても、「ワクチンを打たないのは同じ」なので、「周囲に与える脅威も同じ」だと考える人が出て来る可能性もあります。

正当な理由がない人がその時にあわてて接種したとしても、接種済み証には接種年月日が表示されるので、その年月日も審査対象になり、年月日によっては不利益になる可能性があるのかもしれません。

追記

「ワクチンを接種しない人(出来ない人)を差別してはいけない」という大前提があります。私も差別はいけないと思っていますが、少なくとも現時点では、一定の区別は必要になると思っています。事実、接種済み証やワクチンパスポートを国が発行しているわけです。

では、縁談・就職の場合はどちらになるのか。

これにも医療の問題が絡んでくるはず。現時点での医療事情では、入る人のことだけ考えて、受け入れる側の不利益はまったく考慮する必要がないとまでは言えないのだと思います。ですから、「受け入れないのは差別だ」という力技の一言で解決しようとするのは違う気がします。

追記2

オリンピックを観てあらためて思うのは、人間の能力とはペーパーテストの能力だけではないという事です。日常生活の中の判断力もあれば体力もあります。

例えば縁談の場合、娘が連れてきた男に親御さんが「接種しない理由」を質問し、病気や体質で打てないのなら同情してもらえるかもしれません。でも、デマを信じて打たない場合、「それをデマと見抜けないような能力しかない男に大切な娘はやれん! そんなことでは、これからの人生も危うい」と一喝されかねません。会社も然り。

もし男に影響され、娘までワクチンを打たないと言い出したら、親御さんの気持ちは…。


追記3

就職につまづいて生活保護申請に来る人もいるかもしれません。

ケースワーカーは「ワクチンを打って就職活動しなさい」と言えるのでしょうか。

それでも受給者がワクチンを打たず、生活保護になった場合、納税者(世論)はそれを是とするのでしょうか。

追記4

そしてこの場合、生活保護者にワクチンを打たない人がいるのも役所にとって脅威ですが、ケースワーカー等公務員にいるばあいには、同僚だけでなく相談に来る住民にも脅威でしょう。

公務員試験でワクチンを打たない人をどう扱うのでしょう。不問採用の場合には世論はどうなのでしょう。


@ 先日のNHK・TV「おかえりモネ」では、アルバイト採用されたばかりのヒロインが、先輩や上司が難色を示すのに、頑として「離岸流の危険を天気予報で訴えたい」と主張していました。

私が就職するときには、「就職したら会社の方針に口出しするな、10年我慢しろ。10年我慢してなお疑問があるなら、その時は意見を言っても良い。そうしないと『世間知らず』だと笑いものになるぞ」とクギを刺されたものです。

ヒロインは、いつもは言いたいことも満足に言えない人物として描写されています。本来なら、あちらを言えるように努力すべきで、あちらが言えないのに、又、バイトの身分なのに、会社の方針にだけ頑として逆らうのは、自己主張にバランスを欠いた感があります。

案の定、視聴者から「子供が海を怖がるようになり、今年の海水浴は中止になった」というクレームの手紙が届きました。


@ すごいものをみつけました。

「 松田聖子さんの80年代オリジナルアルバム16作が『Blu-spec CD2』にて発売 」

https://www.110107.com/s/oto/page/seiko_16t


@ 野菜ジュースとサンドイッチのランチは私の好物です。

しかし、野菜ジュースには甘いものと、塩気を感じるものがあります(無塩らしいですが)。

そのお店には複数の商品がありました。私は糖尿病の心配から甘いものは敬遠するので、どっちが塩味かを尋ねても、その店員は「わかりません」と答えるだけで、先輩や店長に聞こうともしないのです。おそらくバイトだからそんなものでしょうが。

あれ以来、それを問題視する私の方がカスハラ予備軍なのかと悶々としていましたが、先日のTVドラマ「ひねくれ女のボッチ飯」で似たような光景がありました。

https://www.tv-tokyo.co.jp/hinekure/story/05.html

ヒロイン(飯豊まりえさん)がコンビニのバイト中、お客さんがレジ横にある豆大福を指して、「おいしいですか?」と質問したのです。するとヒロインはしばしの沈黙の後、「…さ~(わかりません)」みたいに返事をしたのです。

絶句して呆れる客と、慌てて中に割って入り、「おいしいですよ」と笑顔で答える店長。

それでも気分を害したお客さんが買わずに帰った後、ヒロインに注意する店長や先輩、「でも、(食べたことないのに)嘘は言いたくない」と言うヒロイン。

このTVドラマを観て、私が野菜ジュースに対する店員の態度に不満を持ったのも、カスハラ予備軍ではなく、妥当な気持ちだったのだと思ったのでした。

ちなみに、野菜ジュースなしでサンドイッチを食べたくなかったので、適当に買ったら、甘いものでした。


@ ご承知のように「新型コロナワクチン接種は個人の自由」です。政府もそれを強調しつつ接種のお願いをしています。

しかし、諸外国では接種の義務化を一部で始めているようです。

基本的に「個人の自由<公共の福祉」だと思います。泥棒をしていけないのも、暴力がいけないのも、それが公共の福祉に反するからでしょう。

ならば、「接種をしない自由<公共の福祉」であるはずなので、その辺りも、場合によっては啓もうしていく必要があるのかもしれません。


@ 先日、TVのワイドショーで、新型コロナの中等症を→重症、重症を→危篤と呼ぶのが適当だという話を聞きました。危篤はショックな言葉です。

以前にも、軽症を鼻風邪程度に思ってもらってはいけない。高熱を出して唸っていても軽症に分類されることが多い、というような話を聞きました。

確かに感染経験のない素人の気持ちでは、「重症以外かすり傷」みたいな感覚は無くもありませんから、意識を改めなければならないのかもしれません。

そして、普通の風邪なら高熱は1~2日で下がり、後は回復していきますので、高熱で1~2日満足に食事ができなくともそんなに大きな問題ではないのかもしれません。でも、新型コロナでは高熱がもっと長期間続くのではないでしょうか。そこで食事ができない(点滴も打てない)となると、消耗が激しく、病状が悪化しやすいのではと、素人考えで思うのです。

特に、私は幼い頃から胃腸が弱く、インフル等で高熱が出ると吐き気が一日止まらない事がよくありました。吐き気がある時は、食事どころか水も飲めない、したがって薬も飲めない状態になります。新型コロナで長期間発熱すると、どうなるのか心配です。


(2021.7.31)

@ 静かでひんやりとしたエアコンの中で聴く、「NHKラジオ らじる らじる」聴き逃し配信が、なかなか良いのでご紹介します。

「 音楽の泉 ▽ブラームスのバイオリン・ソナタ第2番 」

https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=0685_01_3685684

会社で他課の人と徹夜勤務をすることになったとき(年に一回ぐらいあった)、ごあいさつ程度に趣味の話にふれたら、彼は「クラシック音楽」について「ブラームスのバイオリン協奏曲が好き」と言ったのです。

しかも、クラシックマニアではなく、たまたまラジオで聴いた程度だけれど、好きになった曲なのだとか。しかし、私はモーツァルトとかベートーベンなら聴いたことがあっても、ブラームスのそれは知らなかったので、その変化球!?を受け止められず、少々恥ずかしい思いをしました。

それ以来、ブラームスのバイオリン音楽には注目しているのです。

追記

ちなみに、徹夜明けの日中にも勤務があります。黙っていると当然にやらされます。しかし、眠くて仕事にならず、若い頃でも午後から休暇を取ることがありました。やがて中堅になってからは、繁忙期でなければ朝一番で休暇簿を書き、(当然の顔をして)帰っていくようになりましたが。

徹夜明け、まだ多くの同僚が出勤していない時刻に、会社近くの喫茶店でモーニングサービスのトーストを食べている時は最高の気分でした。朝日の中、後は帰宅するだけ。あれは徹夜明けの醍醐味ですね。


@ 松田聖子さんのアルバム『SQUALL』の「Blu-spec CD2」録音盤、すごく音が良い。

いや、あまりの音の良さに驚いて「もしや高音質CDか?」とジャケットを凝視して、「Blu-spec CD2」の文字を見つけ、意味不明なのでネットで検索して、やっと納得。そこまで調べることはめったにありません。

通常版と比較試聴したわけではないのでいけないけれど、生きの良いサウンドと、聖子さんのせいいっぱいの歌声再現に、あの時代にタイムスリップしたような興奮が味わえました。

https://www.amazon.co.jp/SQUALL-%E6%9D%BE%E7%94%B0%E8%81%96%E5%AD%90/dp/B00D1B8UVQ


@ 〔 M・ナイト・シャマラン『オールド』日本公開決定&予告編 ─「一日で老いて一生が終わる」時間が加速するタイムスリラー 〕

https://theriver.jp/old-jp-release/

自粛している内にも老いていく。


@ リタイアしたおじさんたち、リタイアの一年前後は、大きく心が波打っていると思ってください。

日常生活の大変化で、多くは平常心を失っています。

人が変わったようになることもあります。

喧嘩っ早くなる人もいるかもしれません。

自覚することがあっても止まらないのです。

波がおさまるまで3年前後かかります。


@  リタイアしたおじさんたちが批判的思考になりがちなのには理由があります。

リタイアとは「卒業」することだからです。特に定年退職は強制的に卒業させられる行為。

人は卒業すれば総括しようとします。強制的卒業ならば、なおさら総括の有資格者だと思うのです。

だから「世の中って、こんなものだったのね」という回答(人生観)を出したがるのです。

それを採点すれば100点であろうと0点であろうと、彼らが新しい人生を踏み出すために、無意識にもそうやって過去の総括をすることが必要なのです。

その後は、そのモノサシで社会全体の評価へと向かいます。有資格者だからその責任を行使する義務があると考える人もいるかもしれません。

そして、これはたぶん若者の明日の姿でもあります。


@ どこかで、「久しぶりにリタイアした知人に会ったら、すっかり人が変わっていて、世の批判ばかりするようになっていた」と嘆いているのを読みました。

それで思い出したのが、私がリタイアした一年後に居酒屋で会った知人2人のことです。

(話のポイントなので、失礼ながら正直に言えば)一年ぶりの挨拶が済み、酒が進むと、あいかわらず知人は仕事の話を始めました。もちろん古巣の話ですから、興味を持って私もそれに追従できます。

しかし、この時私が思ったのは、「(かつての私も含め)現役サラリーマンは仕事で頭がいっぱいで、他に話題が出てこないのだな…」ということです。酒席はたいてい会議室のようになりました。それ以外に興味を持つ余裕がありませんから、意識もしなかったことです。

でも、リタイアした者同士の酒席の話題は、旅行に行った話や、新聞記事等が中心になります。特に新聞記事等の批判的話題は最もおいしいメインディッシュなのです。今であれば新型コロナの話題は外せないでしょう。その話題でマスコミが言わないような独得の視線を提示できるかが、酒席が盛り上がるか否かのポイントになりそうです。

このような社会の話が出るとき、リタイアした者は、会社の呪縛から解放されてやっと社会人になれた、と思うのです。

でも、きっと現役世代からは「知人は変わってしまった」と嘆かれるのでしょうね。


(2021.7.30)

@ どなたかのブログに、「例えば手を動かす場合、手を動かそうと意識する前に、手を動かす電流が流れている」だったかな、正確には覚えていないけれど、要するに「人間は意識する前に行動している」みたいな話が書いてありました。

だから、「自由意思など無い」という結論でしたか。

そういう観点から言うと、オリンピックで試合をしている人たちは(例えば卓球の選手は)、何にあやつられて動いているのでしょうか。


@ 今朝の新聞にも「経済のために高齢者の消費増を」というような専門家の話が載っていました。

たぶん、このような文章を読んだ現役世代の一部が「高齢者バッシング」を始めるのでしょう。

しかし、2021.7.28の記事でお話した通り、多くの高齢者は決して裕福ではないのです。生活保護の予備軍や、注意信号がともっている人は、高齢者の7割弱いるようです。

もちろん富裕層もいるでしょうが、現役世代と同じで、富は一部の人に偏っています。

だから、見出しに「高齢者」という言葉を使って高齢者全員が金持ちだと誤解させるような話をするのではなく、見出しでは「多数の高齢者は貧しい」ことを強調したうえで、「全世代にいる一部の富裕層」という言葉を使う方が良いと思います。

追記

貧しさ以外に高齢者があまり預金を使わない理由は、「欲しいものがない」というより、「毎月減って行く恐怖」のせいだと思います。これは預金額にはあまり関係ないと思います。高齢者が預金を増やすのは、現役世代よりもはるかに困難な事ですから。


@ 前回の人気TV番組「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」を観ました。

前々回と合わせて、前編・後編の2時間ドラマになっていて、そのせいか、前編は今ひとつ盛り上がりませんでしたが、後編はリベンジのごとく盛り上がりました。

あれが2時間の映画だったら、私は★★★★の評価をしたかもしれません。


(2021.7.29)

@ 最近は、「ハコヅメ」警察だけでなく、「トッカン」税務署の人気も増えているのかしら。

「トッカン 特別国税徴収官 DVD-BOX」が再び注目を浴びているようす。

皆さま強気の仕事がお好きのようで。

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%B3-%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%9B%BD%E7%A8%8E%E5%BE%B4%E5%8F%8E%E5%AE%98-DVD-BOX-%E4%BA%95%E4%B8%8A%E7%9C%9F%E5%A4%AE/dp/B0098D1M0M/ref=sr_1_3?adgrpid=117550850804&dchild=1&hvadid=492510859399&hvdev=c&hvqmt=e&hvtargid=kwd-304481289585&hydadcr=14633_10910685&jp-ad-ap=0&keywords=%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%B3&qid=1627541593&sr=8-3

そう思っていたら、なんかすごいページを見つけました。

「 特別機動国税徴収官(特整サテライト)のご案内 」

https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/shokai/satellite.htm


(2021.7.28)

@ ① 給与等の収入から給与所得を算出するにはこちらの表を使うのが一般的です(実務では計算しなくても済む早見表を使いますが)。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki2017/a/03/order2/3-2_01.htm

② 公的年金等の収入から公的年金等の雑所得(いわゆる年金所得)を算出するにはこちらの表を使うのが一般的です。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki2017/b/03/order2/3-2_07.htm


①と②では表が別ですから、同じ収入でも所得は違ってくるのが普通です。

ちなみに年金の収入額、国民年金はご存じだと思います。厚生年金は概ね現役時代の給与の半分以下です。借家住まいの方は大変になりますし、毎日が日曜日になるのにお小遣いは現役時代の半分以下を予定してください。

そして、原則として①②とも課税対象ですから、所得算出後には同じように課税計算をすることになります。

もし同じ所得金額であり、同じように課税計算しても、適用する控除は人さまざまですから、税額は違うのが普通です。


ご承知のように、一番最初の収入段階では、いわゆる天引きが行われることがあります。

給与収入からの天引きは経験のある方が多いと思いますので説明を省きますが、年金収入からも所得税と介護保険料の一部が天引きされます。住民税については普通徴収になり翌年に個人で納付していただくことになります。国民健康保険料等や家族の分の介護保険料等を払っている方は、確定申告等をする事で控除の適用を受けることができます。

疑問のある方は担当の役所へお尋ねください。

追記

年金収入の住民税については普通徴収と書きましたが、平成21年10月支給分から、原則として特別徴収(天引き)されるようです(例外もあります)。私が勉強した以降の改正のようで、この部分はあまり詳しくありません。

参考 「 姫路市ホームページ 公的年金からの住民税の特別徴収について 」

https://www.city.himeji.lg.jp/bousai/0000000476.html

これによらず、専門書でも改訂版が出るまでのタイムラグが一年あるのが普通で、しかも、その改訂版を買わなければアウトですが、担当する役所はリアルタイムで追従していますから、役所に相談するのが一番です。

例えば、毎年のように行われる新年度の税制改正等の場合は、遅くとも前年末には上級官庁から事務連絡等が降りてきて、担当係はそれで勉強します。コピーを家に持ってきて正月休みに読むみたいな事もあります。

追記2

定年退職後について、あれこれ夢を持つ人が多いと思いますが、前述したように、多くの人にとって年金収入での生活は楽ではありません。

緊急事態宣言等では外出自粛が叫ばれていますが、緊急事態宣言でなくとも年金収入だけでは満足に遊びに行けない人が多いはず。

従来はその現実を「50代に行われる定年後に備えての研修」で社員に突き付けますが、それでは遅いというので、一流企業では「新入社員研修で定年後までの人生計画を考えさせる」と、その講師をしている会社の人から聞きました。

若い皆さまは、どのような老後にしたいのかを考えて、今から資産運用や健康管理など考えておくのが良いと思います。

追記3

国民年金はもっと少ないですが、年金支給額100万円ぐらいの人は少なくありません。150万円ぐらいの人は中間層で、200万円ぐらいだと上位に位置する。統計を取ったわけではありませんが、それが私の人生経験から持っているザックリとした感覚です。

「年金額は給与額の半分以下」ということから見ると、この「年金額を二倍すればよくある給与支払額」になるので、当たらずとも遠からずといったところでしょうか。

皆、それで生活していているわけです。

もちろん預金等もあるでしょうが、年金が少ない人は、現役時代の所得も少なそうで、預金する余裕がなさそう。年金額の大小と預金額の大小は相似形になっているのでは、これも私の想像です。

だから年金生活者にもお金持ちはいらっしゃるでしょうが、やはり富は一部の人に偏っているのではないでしょうか。多くの年金生活者は羨ましがられるような生活は送っていないと思います。

そして、富ある人も泥棒をしたわけではなく、若い頃からプランを立て、預金したり、一生懸命働いた結果手にしたお金のはず。仮に株でもうけたにしても人生をかけた一か八かの頭脳労働をしたわけです。これをバッシング的に語るなら、現在の若者が老後のためにこれから稼ぐお金も、将来は叩かれる材料になりかねません。公務員バッシングならぬ年金生活者バッシングだとしたら、どちらもそれをする事で、もしかしたら陰で得する人がいるのかもしれません。

それに、いくらあろうと預金は使えば減って行くのです。それが人生の残り時間に思えて、命を削るがごとく辛いことであるのは、無職の経験がある人には分かると思います。

追記4

痛いのは、収入が半分以下になり、小遣いも半分になる事だけではありません。通勤定期が無くなるのが意外にダメージが大きいのです。

周辺地から都心の会社に通っている方も多いでしょう。そうすれば帰り道に都心で遊ぶことも、休日に都心に遊びに行くことも出来ますが、定期券が無くなれば、私の場合は一日に760円の一日乗車券、隣町から通っていた友人は、たぶん3,000円ぐらいの交通費が必要ではないでしょうか。

幸いにも私の町では65歳以上は安い敬老パスがもらえますが、隣町の友人は適用外でしょう。隠れた問題です。

追記5

60歳でも貯蓄額4人に1人は100万円未満だそうです。

これは2019年の情報ですが、先日も似たようなニュースをどこかで見ましたから、妥当な数値なのでしょう。

追記3で「年金支給額100万円ぐらいの人は少なくありません」と書きましたが、それとも符号してくると思います。

( 「サライ」 )

https://serai.jp/living/370832

追記6

少し前に政府は「老後に2,000万円必要だ」と言いましたが、そこには家賃は入っていないようでしたから、2,000万円では足りない人も少なくないはず。

すると、100万円未満しか貯蓄が無い4人に1人の60歳は、将来の生活保護の予備軍かもしれません。

枠を2,000万円未満まで広げると、7割弱の人に注意信号が出るのです。

言うまでもなく生活保護費は税金ですから、若者たちの税金も使われるわけです。それを防ぎ、高齢者に自助をしてもらうためにも、皆、若い時からライフプランを立ててお金を貯めることが必要だと思います。


@ アーチェリーがメンタルの競技だという事は、すでにお話しました。

「がんばって!」「じょうずだね!」「次
は10点」など、声をかけるだけでも、相手にプレッシャーを与えることができるのです。

そのせいもあって練習でも試合でも大声を上げる人はまずいません。周囲に迷惑をかけたくない。正々堂々と戦いたいからでしょう。 門脇麦さんが主演の「あのこは貴族」という映画がありましたが、アーチェリーも貴族のスポーツなのです。

そんな中でも、従来から、あえて少々違和感のある行動を取って相手にプレッシャーを与える選手も一部いるようです。

しかし、あまり露骨に行われれば、いかに自分のためという説明があったとしても、対戦相手に迷惑行為になりかねないことはアーチャーの常識ですから、あまり美しいものではないと思います。


(2021.7.27)

@ 20代の頃に、私も音響レンズを買ったことがあります。

https://audio-heritage.jp/CORAL/unit/al-601.html


@ 「 量子コンピューター、日本で初稼働 スパコン超えの性能 」

https://www.asahi.com/articles/ASP7W61KFP7WULBJ00L.html?iref=pc_photo_gallery_breadcrumb

なんとなく真空管アンプ「キャロットワン」に似ています。

https://online.stereosound.co.jp/_ct/17216088

https://www.phileweb.com/review/article/201807/19/3120.html

その昔、真空管が半導体に駆逐されたのは、コンピュータを作る必要があったからだと言われています。真空管で作ったのでは大電力が必要で、発熱もすごく、体積も大きくなりすぎるのです。

しかし、コンピュータには都合が良くても、黎明期のトランジスタアンプの音には潤いが無く、オーディオとしては退化の歴史、犠牲者とも言えるのです。

真空管は文字通り真空中を電子が飛ぶのでハイスピードです。しかし、トランジスタは半導体という個体の中を電子が移動するので、満員電車の中を歩くがごとく、ロースピードになるのです。これは音の違いにもなります。

その後、長い年月がかかり、トランジスタは、オーディオアンプとしても使えるようになりました。

そして現代、従来のコンピュータが駆逐される歴史が始まります。量子コンピュータの誕生です。

真空という理想世界を持っているので現代においてもまだ最高の音がする真空管が、かつてコンピュータのために犠牲になったという悲劇の歴史を忘れないがごとく、新しい量子コンピュータが真空管アンプの面影を宿していることは、偶然であっても、意志的なものを感じ、真空管追悼の物語を紡ぎたくなります。


@ 両親が亡くなった時、

生命力にあふれたAKBなどを観て癒されたと書いたことがありますが、

コロナ過の今、

同様に、世界の人々はオリンピックの若人を見て癒されているのでしょう。


@ 20代の頃、ふと思い立ってアイススケートの教則本を買い、一人で初めてスケート場へ行きました(若い頃からおじさんは孤独なのです)。

最初は氷のリンクを数メーター歩くのさえ恐怖でしたが、何回か行くと、指導員のお兄さんみたいに肩の力を抜いて、颯爽と(勝手な自己評価)滑られるようになりました。

ですから、やったことは無いですが、スケボーの楽しみも分かるような気がします。

きっとスケボーにも自由があるのだと思います。

好きな時に参加し、自分のペースで好きな技を好きなだけ練習し、帰りたくなったら誰にも気がねなく一人で帰ることができる。

きっとそうなのでしょう。

そして、これはアーチェリーの世界とも似ているのです。

時々、グランドで野球とかの団体競技やっている人に落雷があって死傷することがありますが、雨でも屋外で行う競技なのに、避雷針を持って立っているようなアーチャーに落雷した事例は知りません。

なぜかと考えると、雷雲を感じても団体競技では一人だけ抜けるわけにもいかず、結果として逃げ遅れるのだと思います。しかし、自由なアーチェリーの練習では誰にも気兼ねなく帰ることができるから事故が少ないのだと思います。

しかし、アーチェリーとスケボーには、遊びの概念に違いがあるのかもしれません。遊びはスケボーでは善であっても、アーチェリーでは時に不謹慎になりかねません。例えば服装にもマナーがあります。ジーンズではいけませんから。


@ 「JBL STAGE A120/Klipsch R-51M アメリカスピーカーを聴く【空気録音】」

https://www.bing.com/videos/search?q=JBL+STAGE+A120&&view=detail&mid=D8D71D5815F1958F6552D8D71D5815F1958F6552&&FORM=VRDGAR&ru=%2Fvideos%2Fsearch%3Fq%3DJBL%2BSTAGE%2BA120%26qpvt%3DJBL%2BSTAGE%2BA120%26FORM%3DVDRE

こちらの比較動画を拝聴しました。

JBL STAGE A120の方が微かにザラリ感を感じる音で、Klipsch R-51M は余韻ある滑らかな音に聴こえました。うどんに唐辛子をかける方も、生卵をからませる方もいらっしゃるので、お好きな方をどうぞ。

ちなみに、ザラリ感がローファイとは限りませんし、滑らかがハイファイとも限りません。原音というのは近づけば概してザラリ感があるもので、エコーがかかると滑らかに聴こえることもあるのです。エフェクターである真空管アンプを思い出してもらえれば理解できると思います。


「 Klipsch R-15M vs Klipsch Heresy 2 」

https://www.bing.com/videos/search?q=JBL+STAGE+A120&ru=%2fvideos%2fsearch%3fq%3dJBL%2bSTAGE%2bA120%26qpvt%3dJBL%2bSTAGE%2bA120%26FORM%3dVDRE&view=detail&mid=059CC36D5CC31ECCBFE6059CC36D5CC31ECCBFE6&&FORM=VDRVRV

こちらも拝聴しました。

これはKlipschの普及機・R-15M と、同じくKlipschの中級機・Heresy 2 の比較試聴です。

価格差もあるせいか、さすがに中級機・Heresy 2が3機種中で格違いの良い音でしたが、音の傾向としては、Klipsch R-15MとJBL STAGE A120の真ん中あたりに聴こえました。

すると、JBL STAGE A120を真空管アンプでドライブすれば、Klipsch Heresy 2に似た傾向の音になるのかと、妄想したりもしました。


(2021.7.26)

@ 『 アーチェリー銅 武藤のラスト一投“ど真ん中10点”にネット興奮「メンタル凄い」「インナーテン! 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/b85034c08578a1b4af1bb4537acb6303b97bf637?tokyo2020

アーチェリーの練習では、一回(1エンドと言う)に6射します。

その時に、偶然3射連続して中心の黄色い部分(ゴールドと言う)に入ると、4~6射は緊張するものです。

「皆が見ている中で、全射ゴールドに入れて、カッコ良い所見せられるかな」と思うからです。

そして、その緊張は5~6射でピークになり、たいてい自滅していきます。

アーチェリーは自意識で自滅するのです。

後ろから「上手だね!」「がんばって!」などと言う声が聞こえてきても、片想いの彼女に見られていると思うだけでも、自滅します。

そんな中、勝負に出て、1射で10点の中の10点である「バッテン」・「インナーテン」を取るというのは、超一流の実力がある上に、(集中というか)どんな状況でも「無心」になれる力を持った名人だと思います。

おめでとうございます。

https://kotobank.jp/image/dictionary/nipponica/media/81306024005998.jpg


@ 今朝のNHK・ラジオで「いじめ」について話していました。

日本の学校でいじめが起きた時、(いじめなのに)けんか両成敗的に、被害者を加害者に謝らせることもあるそうです。

あるいは被害者を転校させ、加害者にはお構いなしみたいなことも。

そして、加害者は大人になっても昔のいじめを自慢げに話すような文化(とは言わないのだろうけども)があるそうです。

しかし、欧米ではいじめに対するルールが決められていて、加害者はそれに従って罰を受けるのだそうです。日本とは筋が違いますね。


そんな話を聞いていて、いろいろ連想しました。

先生からして日本は及び腰のようです。いじめが発覚すると、先生は自分たちの責任問題になるのを恐れているのでしょうか。そんな中で先生が加害者を罰すると、指導責任のある先生も罰せよと言う人が出てくるのを心配をしているのでしょうか。さらに、被害者より加害者の人権を心配する人が出できたり。

かくして加害者は守られ、勘違いした加害者は、大人になっても自慢げに過去のいじめを語るようになるのかもしれません。


ところで人気TVドラマ「ドラゴン桜2」では、万引きや放火をする高校生が出てきます。

しかし、元・暴走族の主人公・桜木(阿部 寛さん)は。それを知ると暴走族あがりらしく、大して叱らずにもみ消すのです。

万引きにはドキドキ感に共感を示した上に、店の防犯ビデオを消去し、放火には罪が重すぎると言って、自分が(放火ではなく)失火したと身代わりになって罪をかぶり。

しかし、これらは大人として、先生として、弁護士としてどうなのでしょうか(確かに放火は重罪なので、身代わりストーリーもギリギリセーフかもしれませんが)。

さらに、その生徒は処罰されない代わりに、桜木先生に大きな借りを作ることになるのです。

生徒にどれほどその辺の自覚はあるのでしょうか。

例えば、そのような生徒がこのクラスから離脱するならバランスが取れるかもしれませんが、たいした反省の色を見せずにそのまま勉強を続け、うやむやにしたまま東大に入り、日本の中枢を目指すとしたら、こちらも何か違う感があるのです。

追記

たとえ万引きでも大多数の人はしません。しないまま一生を終えます。そんな中、一部の人は一線を越えて万引きをするのです。

その「一線を越えた事実」は軽く見るべきではないと思います。その重大さを本人が心に刻印して反省しない限りは、再犯の心配があります。

『 幼いころ思っていました。「なぜ大人は悪いことをするのだろう」と。子どもでさえ「ケンカも泥棒も悪いことだ」と知っているのに。

その答えが、最近になって、やっとわかりました。

「無くて七癖」と言うように、人には皆「生き方の癖」があります。先天的なものと、たとえば育児によって両親から植えつけられた(トラウマのような)、後天的なものが。

日常生活で遭遇する人々の個性、良くも悪くも、その多くは「生き方の癖」なのです。それは押さえきれない性(さが)のようなもの。

そして、時にそれは犯罪を誘発する種にもなっているのです。性(さが)ですから条件さえ整えば何度でも繰り返されます。

この映画「羊の木」には何人もの殺人犯が出てきますが、「手のつけられない乱暴者」はいません。しかし、その種にアクセスすると、突然、ある者は無慈悲に暴力をふるい、ある者は、そんな自分を恐れて逃げだすのです。

それなら再犯は不可避なのでしょうか。

いえ、そうではありません。

各自が己の性(さが)をハッキリと認識し、努めて距離を置けば良いのです。

例えば、酒乱の幅元なら、酒には近づかないことです。周りの協力も必要ですから、あらかじめ上司などには伝えておくことも必要かもしれません。

その点、酒乱の席から(酒乱の幅元が怖いのではなく、酒乱を殺めるかもしれない)「自分が怖い」と言って、一目散に逃げだした清掃員の栗本は優等生です。

栗本のアパート、ドアの内側には、拾ってきた「羊の木」のトレイがかけてありました。「羊の木」は管理の記号。栗本は朝晩それを見るはずです。

「掃除が丁寧すぎる」と上司から叱られた几帳面な栗本は、公務員の月末に頼るまでもなく、自分自身で管理人になっていたのです。

この映画「羊の木」は、距離を置く公務員、差別をする住民、友が欲しい殺人犯など、「境界線」にたたずむ人々の、性(さが)を描いていたのかもしれません。 』

< 映画「羊の木」追記Ⅹ( 無くて七癖 )2018/2/27 9:56 by さくらんぼ より抜粋 >


(2021.7.25)

@ 年末年始に買った文芸誌、短編小説が多数載っていたのですが一話も読めませんでした。

これにかぎらず、若い頃から、なぜか小説の世界に没頭できないのです。まだノリのついた状態ですが、ツンドクというか、そのまま昼寝の枕になっています。

その枕で今目覚めたところ。

ところで、私はジャズも好きですが、ややクラシックの方が好きだと、最近分かりました。

しかし、クラシック(例えばモーツァルト)より前衛音楽の方が楽しめるような気がすることがあります。前衛音楽はNHKラジオでたまにやっています。

「 前衛音楽を聴くとき、人は違うメロディーを聴いている 」。

(表現は正確ではありませんが)どこかで知った言葉です。

意味不明のこの言葉も、実際に前衛音楽を聴いている自分を俯瞰するときには、理解できるような瞬間があります。音から、音の行間から、想起というか、彼等の世界ではなく、自分の世界に遊んでいるのです。もしかしたら小説が読めない私には合っているのかもしれません。

夏の午後、エアコンなしの昼寝から目覚めたぼんやりあたまには、ときに前衛音楽を連想しそうなフォーレが似合いそう。

そう言えば、数年前にフォーレ・エディション(19CD)を買っていました。

初めて今それを開封し、CD1を聴いています。

「 パヴァーヌ ウィルコックス(指揮)
ドリー ボド(指揮)
マスクとベルガマスク ボド(指揮)
ペレアスとメリザンド ボド(指揮) 」

( 「HMV&BOOKS online」【収録概要】より抜粋 )

https://www.hmv.co.jp/news/article/1311110033/

現在のスピーカーはJBL STAGE A120、中華真空管プリアンプと中華デジタルアンプで駆動しています。このスピーカーはクラシックも聴けます。

あれ、フォーレってもっと「意味不明的な旋律」ではなかったでしょうか。それとも耳が慣れたのかしら。


@ 昨日のあれからは、ふと「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」を連想しました。どうりで感動するはずです。


@ アーチェリーで「狙えば当たる」と言うのは「未経験者と名人」で、

「狙っても当たらない」と言うのは初心者です、

アーチェリーは目で狙っただけでは当たりません。

では何で狙うのか。

一言では説明困難な全身の感覚です。

これが「当たりの感覚だ!」と理解できるまで精進すれば、矢が当たる前に結果が分かります。

(下手な私でも、ときどき片りんぐらいは感じたことがありますが)これが、いわゆる「(離れているのに)手ごたえがあった」という状態です。

追記

「当たりの感覚」を言葉を変えて言えば「整いました」の境地でしょうか。

しかし、何が整ったのかを一つ一つ説明していけば、本が一冊書けるでしょう。名人が書いたそのような本が売られていますが、読んだだけでは名人にはなりません。たとえ練習しても、大多数の人は名人にはなれません。

才能も関係ありますが、禅の境地と同じで、結局、言葉で説明できるようなものでは無いのでしょう。

悟りは自分で開くしかないのです。


@ 永野 芽郁さんお大事にしてください。

このご時世ですので、公務員志望が増えると思われます。就職先として警察官も考える人にとっては、人気TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」は、参考資料として従来にない価値があると思います。番組の一時的な中断はやむを得ませんが、健康になられた暁には、ぜひ再開していただきたいと思っています。


@ ある日本の女子選手は、永野 芽郁さんかと思うほどに、お姿が華奢に見えました。

しかし、彼女が使っている弓も強力なはずで、普通のおじさんにはおそらく一回も引けないでしょう。少なくとも、試合をするように何回も何回も、エレガントに引き続けることは出来ないと思います。筋力もコツも、持久力も精神力も必要なのです。

弓は鉄アレイとは違います。同じ重さの鉄アレイが持ち上げられても、弓になると引けない場合もあると思います。

弓は強力なバネですから戻ろうという力が働きます。それが無意識の恐怖感となって腕を硬直させるのだと思います。本人は引いているつもりでも、引く筋肉と戻す筋肉の両方に力を入れ、プラス・マイナス・ゼロになり、硬直させてしまうのだと思います。

ならば弱い弓を使えばよいかと思うかもしれませんが、弱い弓は、文字通り弓なりに矢を飛ばしますから、上下のブレが大きくなります。強力な弓は直線に近いとびになりますからブレが少ないのです。そして、最短距離・時間で飛ぶので、風の影響も少なくなります。

しかし、強力な弓は選手を疲労させるので、狙いやフォームなど、正確なシューティングが出来なくなります。その兼ね合い、妥協点も、数えきれないほどの練習で見つけます。

ちなみに、他人の弓矢には無断で触ってはいけません。


@ 的紙の黄色い10点部分に、良く見るともう一つ「+」印のついた輪が入っています。

アーチャーは「+」を「バッテン」と呼びます。

どちらに入っても10点ですが、(私の理解が正しければ)最後になってもし同点なら、「+」に入った数が多い選手が上位に来るルールでした。より中心に近いので腕が良いと判断されるのだと思います。

だから普通は同点決勝が要らないのです。

でも、昨日のオリンピックでは同点決勝をしていました。アーチェリーに限らずルール変更は頻繁に行われるようですし、オリンピックの内外で違うのかもしれません。

それとも私の記憶違い!?

https://www.shibuya-online.com/shopdetail/000000001162/


@ 「 70m先の米粒を当てる?アーチェリーってすごい! 」

https://www3.nhk.or.jp/sports/story/1152/

一番最初の画像、「70m」と書いてあるものを見てください。

実際もあのような感じで的紙がとても小さく見えます。私も70m(普段は30mで練習、たまに50mも)を射った経験がありますが、矢がばらけてしまい、的紙を貼っている畳に刺さればOKといたっところ。

9点以上など2時間の練習でまぐれに1~2本入ればよいところです。私は腕が悪いですが、風の影響も大変大きく、風を読んで、場合によっては少々風上方向に射るのは常識的な技です。


@ 『 可愛すぎるコロンビアの女子アーチェリー選手に“射抜かれるファン”が続出!「もう優勝でいい!」 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/82a3dec50c48c17269d1b93a2d5579271a335933

どちらかと言えば、私的にはこの方が…。

「 讀賣新聞オンライン 」

https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/results/athlete_odf/1458456/


(2021.7.24)

@ 「 クールジャパンチャンネル 」

https://www.youtube.com/watch?v=X0U_LF7MSWY

ふと、「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」を連想しました。


@ 「 Tokyo Street Live 4K 」

https://www.youtube.com/watch?v=6vdy4cSR3zY


@ 『 先日のNHK・朝ドラ「おかえりモネ」のお話です。

めでたく気象予報士の資格を取って東京へ行き、あこがれの予報会社の面接を受けようとする百音。

しかし、予報士の人数が足りなくなり、まだ面接前だというのに、急きょ大仕事をやらされそうになるのです。ひよっこなのに大抜擢。ビビる百音ですが、社長もOKを出しているから断るわけにも行きません。ここで成果を出すことが、事実上、明日の面接の合否を決めるかもしれない状況ですから。 』

(2021.7.22の抜粋再掲)

追記

モネは「ぬいぐるみの黒子」としてですが、TV初出演までして大成功に終わり、なんと明日の面接なしで採用決定となりました。しかし、私の聞き違いでなければアルバイトの身分です。気象予報士の有資格者でも正社員ではないのですね。驚きました。

それはそうと、予報会社の緊張感は感動的でした。実は、今までの田舎のストーリーの緊張感の無さには、(失礼を承知で正直に申せば)ときに苛立ちを覚えるほどだったのですが、それは予報会社とのコントラストを際立たせるための演出だったのかもしれません。

そして、予報会社の緊張感は、区役所等の市民課の緊張感を連想させたのです。

区役所等の市民課と言えば、住民票の写しを発行したりする、市民にとってなじみのあるところで、職員はのんびり働いているように思っていらっしゃるかもしれません(そう思っている方のためにまた書いておきます)。

しかし、政令指定都市クラスの市民課ともなれば、毎日数百人訪れるお客さんを、即断即決でこなしていかなければなりません。当然ですが、住民票の写しから、転居・転出、印鑑登録、戸籍、国際結婚から、選択的夫婦別姓、同性婚などまで、担当するどんな質問が飛び込んできても、即座に適切に答えられる準備をした上で、静かに座っているわけです。いや、電算化前の時代は,重たい簿冊の出し入れのために一日中歩き回っていました。

これが納税課であれば、もちろん納税課は嫌われ仕事で大変ですが、差し押さえなどをしない限り、普通、滞納者は逃げて行きます。そして差し押さえの仕事なども、担当者のペース、都合の良いタイミングと内容で、滞納者にしかけることができます。想定される質問やトラブルに対しても準備ができます。しかし、市民課は逆で、おしよせる住民のペースに合わせて、いやおうなく仕事が進行するのです。

この辺りが、予報会社の、刻々と変化する気象状況と、その他の飛び込んでくる特ダネを見て、即断即決で、今何を話すのかを流動的に判断する状況と、似ているように感じたのです。あの緊張感がまさしく市民課のそれなのです。

そして、ターゲットを誰にするかという問題では、一部の奉仕者か、全体の奉仕者かという、公務員の思想とも似た部分もあって唸らせました。
 
追記2

『 公務員と言えば、区役所などの、住民票の写し等を発行している市民課をイメージする人が多いと思います。「きれいで楽そうな仕事…」と感じるでしょう。あの窓口で仕事をがしたいと。

しかし、あそこへに配属されれば、毎日数百人の住民を相手にするのです。大丈夫ですか? それに昨今でなくとも感染症の感染リスクがあります。

さらに業務内容では…

住民票では、人探しを強要する債権回収業者も来ます。しかし、私の知る限り住民基本台帳法等には「人探し」という業務はありません。逆に、たとえ請求資格のある人でも、誰のものか特定するために、「住所、氏名等を特定」する必要があります。

たとえ「似てる人はいないか?」と質問されても、似てる人は(本人と特定できない人)なので、安易な情報提供は出来ません。それは誤処理ですし、手数料の問題、プライバシーの問題にもなります。

印鑑証明では、印鑑登録手帳を忘れた人や、あっても申請書に住所、氏名、生年月日が正確に書けない人が(それらは金庫の鍵の役目をしている)、即時、印鑑証明の発行を強要することがあります。もちろん応じられません。

死亡届では、法的に届出資格のない人が受付を強要することがあります。来庁者にしてみれば「やる人がいないから、しかたなく俺がやってやるのに、役所がカタイこと言うな!」と思っているのでしょう。その気持ちは当然かもしれません。

しかし役所の立場としては、「誰が届け出たのかは戸籍に記載され長期間保存されるので、違法と承知でこっそり受け付けることは出来ない」のです。そんな場合、正規の届出人を役所が探して連絡を取ることもあります。しかし、こんどは正規の人が届出人になることに難色を示す場合も。

人情としては便宜を図りたい場合もありますが、役所の立場上(法律上)出来ないことが多いのです。さらには、法的にややこしい国際結婚等や、話題の選択的夫婦別姓、同性婚などの現場でもあります。

その他にもいろんな問題があり、日々それらと格闘するのが、市民課の仕事です。 』

(2021.7.14の抜粋再掲)

追記3

百音の「アルバイトの身分」の話ですが、そう言えば、公務員も(今はどうか知りませんが)少なくとも大阪万博の後までは、「辞令交付から3か月間は仮採用みたいな制度」があって、不安定な身分でした。そこを無事に乗り切らなければ、本当の正職員にはなれなかったのです。


@ 7/23日のNHK・TVニュース、お昼も、夜7時も、短いながらもちゃんとアーチェリーを紹介していて、さすがというか、ありがとうございました。


@ 「朝日新聞デジタル」

http://www.asahi.com/olympics/2016/photogallery/day14/03.html

ウサイン・ボルトさんの決めポーズも、アーチェリー(弓矢)ですね。


(2021.7.23)

@ 1964はカラーテレビで空の五輪を見るのが夢だったけれど、2020は一人一台のスマホでそれを見ています。

3.11で世界は津波と原発事故の中でも暴動を起こさない日本に敬意を表しましたが、世界はコロナ過でのオリ・パラを受け入れた日本にもそう思うのでしょうか。


@ 義務教育では弓道やジョギングなど、自己との対話をするものを取り入れてほしかった。

しかし、ドッジボールという名の公認された集団的いじめを受け、野球、バレーボール、サッカー、柔道など、対戦型のスポーツばかり。「ドッチボールはいじめを誘発するのか」という議論以前に、球技が怖い者にとっては、「ぶつけることが目的」のドッジボールは、それ自体がいじめなのです。

私が本当に好きなのは、(ひざを痛めて出来なくなりましたが)ジョギングと、アーチェリーでした。

特に、50代になって始めたアーチェリーは、20代のジョギング以来の、スポーツの喜びを味合わせてくれたのです。

追記

映画「最強のふたり」

https://cinema.pia.co.jp/com/157792/886443/

私は健常者ですが、アーチェリーの喜びは良く分かります。


@ ○○村役場みたいな小さな役場の地方公務員と、国家公務員の間では、もしかしたら上下関係に似た空気が生まれる場合もあるのかもしれません。

そこで育った国家公務員が、人事異動で政令指定都市にやってくると、そこはフラットな空気ですから、最初はトラブルになることもあるようです。

それと、もしかしたら国家公務員には、市町村ごとに違う「条例」という概念が希薄なのかもしれません。

あるいは、人事異動するたび、異動先市町村の条例に、新たに学び従うのは、もしかしたら、国家公務員の自分が自治体より下級官庁になったような気持になるのかもしれません。


(2021.7.22)

@ 「 ハコヅメ ~たたかう!交番女子~ 」の第3回を観ました。

(気のせいか)1~2回目とは作りのタッチが微妙に違うような気もします。

上手く説明できませんが、場面の切り替え、アップの頻度が少ない感じがして、ある種の韓国ホームドラマを観ている気分。アップを多用した「半沢直樹」シリーズとは対極的なタッチと言いますか、そんな感じです。

そして、今回は一話完結ではなく、前編・後編みたいですね。微妙に単調なのは、そのせいもあるのかも。次回が楽しみです。


@ オリンピック、(申し訳ありませんが)私的には今ひとつ盛り上がりません。

なぜかと思ったら、この話を思い出して、合点がいきました。

「葬式と結婚式が重なったらどちらを優先するのか、葬式です」というお話。


@ 先日のNHK・朝ドラ「おかえりモネ」のお話です。

めでたく気象予報士の資格を取って東京へ行き、あこがれの予報会社の面接を受けようとする百音。

しかし、予報士の人数が足りなくなり、まだ面接前だというのに、急きょ大仕事をやらされそうになるのです。ひよっこなのに大抜擢。ビビる百音ですが、社長もOKを出しているから断るわけにも行きません。ここで成果を出すことが、事実上、明日の面接の合否を決めるかもしれない状況ですから。

ふと思ったのですが、これが役所だったらどうだったのでしょう(念のため付け加えますが、これは朝ドラ批評ではありません。シミュレーションです)。

例えば○○市役所の公務員試験、その合格通知を持った人が、4/1辞令交付前の3/末に市役所へ下見に行き、そこで急きょ仕事を手伝わされることがあるのでしょうか(「ケンカツ」の冒頭にも辞令交付式が出てきます)。

たとえ公務員試験に合格していても、辞令交付によって、初めてその職場での職務権限が発生するはずなので、辞令交付前には仕事が出来ないと思われます。

「アルバイトの資格でやれば…」と思われるかもしれませんが、アルバイトでも履歴書(住民票の写しも必要だったかも)と守秘義務の宣誓書など、面倒な手続きが必要なはず。

この辺りをいい加減にすると、プライバシーの管理が甘いと、それこそ公務員バッシングの材料になりかねません。


(2021.7.21)

@ 「 Western Electric ウェスタンエレクトリック300B 」

https://www.hifido.co.jp/21-32236-14737-00.html?KW=&G=&P1=&P2=&A=10&N=&Y=&CT=0&M=1&LNG=J&OD=0&O=120&L=60&SD1=0&SD2=0&SD3=0

追記 

7/22、もう売れそう。


@ 「 曲線は善である、直線は悪である、しかし、ギザギザは売られたケンカである 」

癒しを求めている時には。


@ もし、庭にプールがあったら、夏最強。


@ マスコミは霞が関の官僚が苦労しているという話が好きのようです。しかし、全公務員数から見れば、霞が関は(数えてみたことは無いけれど)1/100以下ではないでしょうか。

最近では非正規公務員の給料が安いという話も目立ちます。

しかし、その他大勢の正規公務員というか、ボリュームゾーンのニュースは、彼らが不祥事でも起こさない限り、苦しんでいても無視する傾向があるように思います。「公務員バッシング」のサンドバッグにされるのが役目なのでしょうか。

確かに霞が関がなければ日本は回らないかもしれませんが、霞が関だけでは日本は回らないのです。

ボリュームゾーンの実態は、優れたTVドラマ等で国民は知ることになります。「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)や、最近では「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」などで。


@ 今日は床屋へ行ってきました。新型コロナ感染者数が谷の時に行くようにしていますので。いつの間にかそんな心配をするようになってしまいました。


(2021.7.20)

@ 「 若者よ…これがバブル時代のドラマだ 」

https://www.youtube.com/watch?v=0qQ5oXUVDw0


(2021.7.18)

@ NHK・朝ドラ「まれ」の話です。

http://www6.nhk.or.jp/drama/pastprog/detail.html?i=3158

津村希(土屋太鳳さん)は、夢ばかり追っている父を反面教師として、自分は輪島市役所に就職することにしました。

①そこで課長に出逢うのです。きびしい課長は大人の視点で希を指導しました。ひよっこの希は初めて見た課長を、ヒナのように師としました。

その後、パティシエの夢を諦められず転職することになりますが、②その菓子屋の主人は、腕は一流でも人格的には子どものようだったのです。

しかし、稀にとっては二人目の師なので②を醒めた目で評価することができました。②の長所と短所を分けて見つめることができたのです。

そして①に教えられた視点で、ずっと周囲のまとめ役として、ある意味、公務員も続けていくのです。

公務員のスキル・転職として思い出した話です。

ちなみに、①は黒子になって行う全体の奉仕者・公務員の記号であり、②はとんがった唯我独尊のアーティスト(あるいは民間人)の記号だと思います。通常どちらかに振れてしまいがちなのですが、稀は両方の良いとこどりをして生きていくのです。

追記

朝ドラ「まれ」が公務員のスキルを描いた作品だとしたら、映画「孤狼の血」もそうなのでしょう。

https://cinema.pia.co.jp/com/172725/1198023/

『 映画「羊の木」には、6人の殺人犯を住民として受け入れる、市役所の若い役人が出てきます。しかし彼は及び腰であり、6人のコントロールが上手に出来ませんでした。

無理もないでしょう。若いだけでなく、彼は事務屋として就職したつもりだったのですから。でも役所の仕事というものは、住民相手、人間相手ですから、事務屋と言えども、デスクワークばかりしている訳にはいかないのです。

ましてや警察ともなれば、それもマル暴担当になれば、それこそ、一見どっちがヤクザか分からない、みたいな世界観も、まんざら嘘ではないようです。もちろん映画には誇張がありますが。

災害時の避難所で、派遣された役人の仕事は、災害対策本部と住民との「連絡調整役」が主でしょう。

映画「羊の木」でも、映画「孤狼の血」でも、主人公は「基本的に連絡調整役」として動いていました。管理下にある人間が、罪びとにならず、平穏に暮らせるようにです。

つまり映画「孤狼の血」の主人公も、ある意味、公務員の仕事をしていたのです。 』 ( 映画「孤狼の血」私のレビューより抜粋 )

( 映画「羊の木」 )

https://cinema.pia.co.jp/com/171421/1186761/

追記2

そして、公務員のスキルを描いた作品として、おそらくもっとも有名なものが、幕末の偉人「坂本龍馬」でしょう。

追記3

映画「県庁の星」にも公務員のスキルが描かれていましたが、軸足は連絡調整能力ではなく、問題点を洗い出して仕事をマニュアル化する、書類作成能力のようです。

https://cinema.pia.co.jp/com/14962/186617/


@ 防災服ファッションです。

https://twitter.com/hakozume_ntv/status/1416364325967593479

防災服は災害時に仕事をする公務員などが着るもので、テント生地のように分厚く丈夫で、燃えにくいものです。

参考

https://www.bing.com/images/search?q=%e9%98%b2%e7%81%bd%e6%9c%8d&qpvt=%e9%98%b2%e7%81%bd%e6%9c%8d&form=IGRE&first=1&tsc=ImageBasicHover


(2021.7.17)

@ 私が就職した時、小心者だったので、先輩を呼ぶとき、「○○さん」の「さん」が周囲に聞えなかったようで、「先輩を呼び捨てにしてないか?」と注意されたことがありました。びっくりして、以後声を大きくしたのは言うまでもありません。

そんな私も何年かすると、年下、年上、上司、同僚などで「さん」と「くん」を使い分けなければならなくなりましたが、気をつかうのが面倒でしたし、選択を誤るのも怖かったので、ぜんぶ「さん」に統一することにしました。尊敬していた課長さんも全員に「さん」づけだったので、それも一つの方法だと思います。

しかし時を同じくして、私が「さん」と呼んでいるのに、目下のAさんが私のことを「くん」と呼んでいるのに気がついたのです。Aさんを友だちだと思っていましたが、「くん」と呼ばれるたびに、(大物でない私は)良い気分がしなかったことは確かです。

ちなみに、レビューなどで俳優さんや有名人の方などの名前を書くとき、最近は基本的に全員「さん」づけする様にしています。しかし、私とは住む世界が違う、雲の上の人だと思う気持ちは、昔から変わっていません。


@ 人気TVドラマ「ハコヅメ ~たたかう!交番女子~」のヒロイン・川合麻依(永野芽郁さん)は20歳の設定です。

警察学校も出なければなりませんし、年齢的にこちらも高卒公務員の可能性がありますね。

良い先輩に恵まれて幸せ者です。

https://www.ntv.co.jp/hakozume/chart/

仮に彼女が高卒だとしても、警察学校と警察官としての実務で様々な事を学びますから、22歳までの4年間は、大学に行っていたかように成長の時間になるはずです。

そして、これは警察官だけでなく、区役所に職員になっても言えることだと思います。すぐ法律を学び、現場で実戦をしますから。

追記

以前、例えば区役所では遅くとも2~3年で一人前になり、すぐ後輩を指導して、5年前後で次の係に去っていくと書きました。

つまり、高卒18歳で配属されたひよっこ新人も、大卒と同じ22歳には一人前になり、自分の両親のような年齢の後輩や、アルバイトを指導する、係で中心的な存在になるのです。

その時、大きな係で職員が20人いる場合、15人ぐらいは後輩になっていることもあります。繁忙期にはアルバイトの大学生が10人ぐらい来ることもあるでしょう。

そのアルバイトの女性が、自分とほぼ同じ年齢なのに20人もの職員の中心的な存在になって、法律に詳しく、職員・アルバイト・住民をもこなしている職員を見て、どう思うでしょうか。自分よりも優秀な人だと思っても不思議ではありません。

追記2

公務員の仕事への満足度は概して低いと思います。大多数の人は、ただ安定を求めて公務員になったのですから、当然と言えば当然の帰結。「公務員になる=我慢」なのです。ただ、定年までに、その我慢の向こうに微かな喜びを見出せるかどうかです。人気TVドラマ「ハコヅメ ~たたかう!交番女子~」を観れば分かるかも。

公務員からの転職・独立の難しさですが、そもそも公務員になる人の多くはそれを希望していません。安定を求めるという気持ちには終身雇用も入っています。

スキルについては(良くも悪くも)公務員らしさはスキルの内ですし、実践的な法律に詳しくなるのもスキルです。特に法律に関しては、在職中に独学で担当外まで勉強するようにすれば、定年前に税理士とか行政書士とか、そんな資格も夢ではないのではないでしょうか。


(2021.7.15)

@ ご承知のように「カスハラ」という言葉があります。「前回はやってもらえたのに今回はダメなの?」とか、チェーン店での「他店ではやってもらえたのに、この店はダメなの?」というちょっとした質問でも、昨今はカスハラになりかねない、という話をどこかで読んで驚きました。

それでは質問もできないではありませんか。

しかし、例えば区役所などの窓口ではちがいます。

客「なぜ税金が高いんだ」

職員「去年より給与所得が〇〇万円増えたからです」

客「 … 高いから払えない」

と、両者が自分の立場を主張してから、問題解決のための会話が始まるのです。これから本番です。そして、話しが終わるまで30分ぐらいかかる事例なら、毎日あったとしても珍しくありません。

それに、通常、役所側はお客様を「カスハラ」「クレーマー」とは呼びません。「ご意見ご相談のある方」になります。役所には説明責任があるからです。

ですから、冒頭に挙げたような事例なら、住民にとって「不公平」な事例ですので、役所は直ちに理由を調べ、お客様に納得のいくよう、丁寧に説明する責任があります。

これは基本的に、どこの窓口でも同じだと思います。役所に就職するという事は、毎日そんな仕事をするという事です。電話も含めて。

追記

役所の接遇の辛さ、その一端を書きましたが、公務員への就職希望者の中には、労働条件の良さに目がとられ、「枝葉の事は我慢すべし」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

本当に我慢できる方もいらっしゃるのは承知していますが、そうでない方もいらっしゃるはず。実は、接遇は枝葉ではなく核心なのです。何かのCMで聞いた言葉ですが「大切なところなので二度書いておきます」。

『 いろいろ公務員のメリットを書きましたが、何にでも向き不向きがありますので、不向きな人が公務員になると(あえて強く書きますが)地獄を見ることになると思います。

ご自分の適性は、リアルなTVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)を観ると分かると思います。

https://www.fujitv.co.jp/b_hp/kbss/index.html

昔読んだ村上龍さんの「13歳のハローワーク」にも、「公務員は人と接することが苦にならない人が向いている」みたいな話が書いてあった記憶です。まさに核心をついたアドヴァイスだと思いました。

私みたいに一人で黙々と手作業をするのが好きな人に公務員は向きません。たぶん、電話も来客もない工場の片隅で働く職人さんが向いています。 』 (2021.7.14の抜粋・加筆再掲)

追記2

先日、ある自治体の首長さんが、「職員採用試験をディベートだけにする」みたいな話をされましたが、ある意味、これも接遇が枝葉ではなく幹(核心)であることの証明でしょう。

しかし私の考えは、似ているようで、その方とは微妙に違いまして、前述したように技術ではなく嗜好を重視したいと思っています。民間のように差別感のある学歴フィルターが使えないので、公平なペーパーテストも必要だと思いますし、ディベートだけで決めるとしたら違和感があります。

接遇が、勝った負けたの技術論になっては住民に失礼だと思いますし、窓口に冷ややかな空気が流れかねません。職員は特別弁が立たなくても良いんです。会話が好きで温かい空気をまとっていれば、住民にとっても、職員にとっても、良い時間が期待できると思います。


@ TVドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」の第二回を観ました。

一回目も良かったですが、二回めはますますおもしろいかったです。

普通の公務員と警察官とでは、仕事中の気持ちが違うと思いますが、公務員同士、同じ部分も多々あると思います。

例えば、外科医がメスをふるい、銀行員が現金を扱うごとく、他人のプライバシーに深くかかわるという。

勤務時間外にいっしょにイヤリングを探してあげた、友だちになれそうな住民の家に、公務員として捜査に入る。幸せな家庭をぶち壊すのを覚悟で。

弟のように思っていた少年の家に、公務員として検視に入る。感じやすい少年はどう反応するだろうか。

民間人と親しく接しても、民間人と公務員との間には見えない壁があるように感じるときがある、みたいな「微妙な寂しさ」を、同僚同士で慰め合うみたいな世界観が、優しいテーマソングと共に心に沁みました。

警察志望でなくとも、公務員志望の方にはオススメできるドラマです。

追記

同じようなスーツとネクタイで街に立っていても、まとっている空気感で、会社員と公務員は見分けられる気がするときがあります。会話をすればなおさら。

例外もあるでしょうが、民間人にとっての他人とは、(時に死活問題になる)商売の競争相手であり、利用すべき顧客ではないでしょうか。

対して、公務員にとっての他人とは、身分が保障される代わりに、(時には命がけで)奉仕する相手なのです。

このように違った境遇で何十年も生活をしていれば、人生観も違ってきて、まとっている空気感も違ってくるのは自然だと思います。ただ、多くの場合は、それを自覚していないのではないでしょうか。

公務員にとって民間人とは、「口説いても振り向いてくれない異性のようなもの」かもしれません。

追記2

第二話は、警察官が疑似カップルを作って、ラブホテルで張り込むお話ですが、入るのを泣きそうなほど嫌がっていた川合麻依(永野芽郁さん)が、捜査に本気になると一人でベッドに上がり、壁に耳をつけています。その後姿に「平気でベッドの上に…女はこわい…」とつぶやく男性警官。

別室では先輩の藤圭子(戸田恵梨香さん)が、ベッドに座り、ドアに聞き耳をつけている男性警官に「昔、あなたの教育係だった頃、あなたが成長していくのが本当に嬉しかった…」とつぶやいて、とろんとした顔で見つめるのです。捜査をやめて彼女の隣に座る彼。

しかし、この時、川合麻依は無意識に、藤圭子は意図的に、色気を使って男性警官をマヒさせていたのです。

その上、二人の女性警官、特に藤圭子の神経はドア音に集中しており、犯人が出る気配を察知すると、すぐに飛び出て確保したのでした。残された男性警官は何が起こったのか分からずポカンと。

藤圭子は、また手柄を挙げたのです。

やはり,女はこわい!?


@ オリンピック無観客はつまらないけれど、公務員の選択としては妥当だと思います。

選手にはかわいそうですが、それにこだわると一部の奉仕者の視点になり、その時点でアウトの可能性があります。

もしかしたら、有観客でも感染者数は思ったほど増えず、結果的に全体の奉仕者としてセーフになるかもしれませんが、リスクが未知数の斬新な手法は、失敗できない公務員としては基本的に排除するのが定石(だと思う)ので致し方ありません。

そして、無観客は世論も支持していますから、これを覆すことは難しいと思います。


@ 「酒提供飲食店との取引停止要請」について、あれは「事務連絡」でした。だから大臣には知らない人もいたようです。

この「『事務連絡』について、なぜ自治体は異議申し立てをしなかったのだ」というご意見もあるようです。しかし、上級官庁に下級官庁が異議申し立てをするという事は、上級官庁のメンツの問題になりますから、安易に聞いてもらえないばかりか、ご機嫌を損じる心配があります。今後の事を考えると、とても異議申し立てなどできないでしょう。

まったく規模は違いますが、かつて、本社で育った直属の上司の方針に、現場育ちの私は強く異議申し立てをしたことがあります。その時の上司は、ポカンとしていました。バックボーンが違うので、まったく理解できないのです。こんな簡単なことについて、これほどの溝があるのかと、驚いたほどです。

いろいろなたとえ話を駆使して、何度も熱心に口説き、やっとのことで、しぶしぶ説得に成功しました。あの時の経験から言っても、上級官庁を説得するのは、困難を極めると思います。私の場合はその上司を友人だと思っていたからこそ言えたのです。

追記

その時の上司の方針は、机上の話としては正論でした。

しかし、人間に個性があるように、群衆にも個性があるのです。群衆を相手にするには、その個性を知らないと、行動予測ができません。トラブルを未然に防げません。本社育ちの上司にはそれを学習する機会が無かったようです。だから正論に異を唱える私にポカンとしたのだと思います。

もちろん、必要ならばトラブル覚悟で実行することも必要でしょうが、他の仕事とのバランスを俯瞰すると、その仕事だけそうすべき理由が見当たりませんでした。

さらに、越権行為とまでは言いませんが、本来なら他課がすべきことまで深入りしている感がありました。「担当課が黙認しているのに、なぜあなたがやるのだ」と、対象者からそれを指摘された場合に弁明が困難でした。もしかしたらメンツの問題で担当課まで敵に回しかねませんし。

追記2

これを書いて、上司の気持ちがもう少し分かったような気がします。

実は、この事例の前に、①上司は悪質な対象者に逃げられていました。②だから(別人ですが)今回は逃がさないぞという意気込みがあったのだと思います。

しかし、①は確かに特質すべき悪質さでしたが、②は前述したように、深追いするほどではないのです。

しかし、上司は(無意識の)意気込みのために目が曇っていた可能性があります。だから、フラットな第三者の感情で観た私とは、判断にずれが生じたのかもしれません。


@ 「住民票で住所を探す」という事について、混同しやすい二つの事例。

事例①

住民登録がA町1丁目1番地 〇〇〇郎さんが行方不明になったとします。母親がA町の市民課で住民票の写しを取ったら、転居先としてA町5丁目5番地が載っていました。これが正統的な人探しの事例です。

事例②

住民登録をA町1丁目1番地に置いたまま、実際はA町3丁目3番地に住んでいた○○○郎さんが、A町3丁目3番地の借用書で借金をして、行方不明になりました。

債権者はA町3丁目3番地 〇〇〇郎さんの行方を追いますが、役所に届けてあるA町1丁目1番地とは別人になるのです。だから市民課でも二つの関連は不明です。

役所が、これを安易に同一人物として特定し、利害関係者に情報提供することは、同姓同名の別人かもしれないので、原則してはいけない行為なのです。

追記

そして、○○○郎と書いた理由は、「郎」が「朗」となっていても、原則として別人扱いになる事を説明するためです。

似ているという事は「特定できない」という事です。住所が1番地、生年月日が1日違っても原則として特定できません。そして、「似た人がいる」と言えば情報漏洩問題になりかねません。


(2021.7.14)

@ いろいろ公務員のメリットを書きましたが、何にでも向き不向きがありますので、不向きな人が公務員になると(あえて強く書きますが)地獄を見ることになると思います。

ご自分の適性は、リアルなTVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)を観ると分かると思います。

https://www.fujitv.co.jp/b_hp/kbss/index.html

昔読んだ村上龍さんの「13歳のハローワーク」にも、「公務員は人と接することが苦にならない人が向いている」みたいな話が書いてあった記憶です。まさに核心をついたアドヴァイスだと思いました。

私みたいに一人で黙々と手作業をするのが好きな人に公務員は向きません。たぶん、電話も来客もない工場の片隅で働く職人さんが向いています。

どなたも(ケンカツのヒロインのように)区役所等に就職するなら、定年まで5年に一回ぐらいある人事異動で、ケースワーカーや税金取り、その他のトラブルの多い部署にも、いやおうなく配属される覚悟が必要です。

追記

公務員と言えば、区役所などの、住民票の写し等を発行している市民課をイメージする人が多いと思います。「きれいで楽そうな仕事…」と感じるでしょう。あの窓口で仕事をがしたいと。

しかし、あそこへに配属されれば、毎日数百人の住民を相手にするのです。大丈夫ですか? それに昨今でなくとも感染症の感染リスクがあります。

さらに業務内容では…

住民票では、人探しを強要する債権回収業者も来ます。しかし、私の知る限り住民基本台帳法等には「人探し」という業務はありません。逆に、たとえ請求資格のある人でも、誰のものか特定するために、「住所、氏名等を特定」する必要があります。

たとえ「似てる人はいないか?」と質問されても、似てる人は(本人と特定できない人)なので、安易な情報提供は出来ません。それは誤処理ですし、手数料の問題、プライバシーの問題にもなります。

印鑑証明では、印鑑登録手帳を忘れた人や、あっても申請書に住所、氏名、生年月日が正確に書けない人が(それらは金庫の鍵の役目をしている)、即時、印鑑証明の発行を強要することがあります。もちろん応じられません。

死亡届では、法的に届出資格のない人が受付を強要することがあります。来庁者にしてみれば「やる人がいないから、しかたなく俺がやってやるのに、役所がカタイこと言うな!」と思っているのでしょう。その気持ちは当然かもしれません。

しかし役所の立場としては、「誰が届け出たのかは戸籍に記載され長期間保存されるので、違法と承知でこっそり受け付けることは出来ない」のです。そんな場合、正規の届出人を役所が探して連絡を取ることもあります。しかし、こんどは正規の人が届出人になることに難色を示す場合も。

人情としては便宜を図りたい場合もありますが、役所の立場上(法律上)出来ないことが多いのです。さらには、法的にややこしい国際結婚等や、話題の選択的夫婦別姓、同性婚などの現場でもあります。

その他にもいろんな問題があり、日々それらと格闘するのが、市民課の仕事です。


(2021.7.13)

@ 高卒公務員の給料が安いと言う人は、大卒公務員と比較している場合が多いと思います。高卒と大卒を比較すれば、民間に就職しても高卒の方が安いのは普通でしょう。だから、本当は高卒公務員と高卒会社員の給料を比較すべきだと思うのです。

そう思っていたら、この方のブログに分かりやすい比較表がありましたのでご紹介します。

https://texasinvancouver.org/3160.html

https://public-allabout.com/kousotsu-nensyu/

追記

公務員の仕事の多くはマニュアル化されていますが、これは公平な仕事のためでもあります。しかし、住民の要望で例外の是非まで考える必要がありますので、机上ではなく実践的な法律が身につきます。役所の窓口で法律相談を受けるという事は、その道のプロになるという事です。そして5年前後の人事異動で、定年まで新しい法律を学び続けます。大変ですが、定年後には感謝するはず。

追記2

有給休暇について書きます。民間の有給休暇は「絵に描いた餅」の場合もあるかもしれませんが、公務員の有給休暇は「職員の権利」です。だから完全消化は普通の話。土日・祝日とくっつけて長期休暇はあたりまえです(もちろん繁忙期は避けて)。同僚に(チョコ一粒づつでも良いので)お土産を忘れずに。

ちなみに有給休暇は翌年度まで繰り越せます。つまり就職した初年度に20日もらえたら(初年度は少ない場合もありますが)、5日しか使わなければ2年目は35日(繰越分15日+新規20日)になるのです。

しかし、繰り越した15日は3年目には権利消滅しますから、2年目に完全消化する必要があります。こうやって、公務員は就職初年度は有給休暇をできるだけ取らないで仕事に専念し、2年目には前年度の分を消化するのです。以後、同様に、退職まで前年度の残り物を使い続けます。

常に現年度分20日は保険に取っておくのです。つまり、皆、残り物の休暇を取っているわけなので、それも取得に寛容な理由の一つなのです。

追記3

海外旅行について書きます。総務課に渡航届を出す必要がありますが、渡航届といっても簡単で形式的なものです。危険な場所でなければ問題ないでしょう。旅行社や入管などに提出する書類の総量と比べれば、オマケみたいなもの。たとえ渡航届の制度が無くても、直属の上司には海外旅行の日程表のコピーを渡して挨拶しておくのは、必要な職場のマナーだと思います。


@ 社会的影響力の大きい大物お笑いタレントさんが、「ワクチンは打ちたくない」旨、TVで発言されていました。

ご承知のとおり、ワクチン接種は個人の自由で義務ではありません。ですが、違和感を感じたことも確かです。

案の定、ネットでは多くの方が違和感を表明していらっしゃいます。

ふと気づいたのですが、そのタレントさんは、1970年当時、大物青年フォークシンガーが歌ったフォークソングの名曲を、映画に使うために、最近10歳の少女に歌わせていました。

その「まだ夢の中にいるような少女に、青年のシリアスなフォークを歌わせる」という「イチゴ大福的感覚」は高評価しますが、今度はその感覚を「大物お笑いタレントが、ワクチンを打ちたくないというシリアス発言」で表現されているような気がしたのです。結果的に。


@ 「 隣の席の人とうまく行けば、仕事はひとりでに回る 」。

これは、たぶん先輩から聞いた話。

私の人生経験に照らしても、すごく納得の名言です。

隣の席の人とは仕事上のパートナーの場合や、自分の教育係の場合もあって、その時はなおさらうまく回ります。TVドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』のヒロインは最高の教育係に恵まれたようですが、私の新人時代は書けないほどに悲惨でした。

しかし、私がつぶれなかったのは、両親の育児で「(無意識に)世の中そんなもん」だと思っていたからでしょう。でも、その一見冷めた態度に、教育係はいっそう「可愛げのなさ」を感じた可能性もありますが。


@ 民間企業で斬新な企画は「善」かもしれませんが、少なくとも役所では「基本的に悪」だというのが私の考えです。

民間で失敗しても担当者がクビになれば、たいてい済むと思いますが(たまには社長が交代するが)、役所が失敗すれば管轄内の多数の住民に被害が及び、最悪、複数の自殺者が出ることもあるからです。そういう意味では、TVドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の名セリフ「私、失敗しないので」は、役人にこそ必要なのです。

ですから、役所で斬新な企画が生まれそうなときにはまず警戒すべきです。そうして先にデメリットについて検討を開始する。

もし致命的なデメリットが発見できない場合は、メリットについても評価を始めます。

そうして大きな問題がない場合には、悪行をするような後ろめたさと共に実行に移します。実際、「斬新」というある意味原罪を犯すのですから。

ですから、先の歴史的な生前退位などは、決断に当たって関係者は大変苦しまれたのだと思います。

そんな気持ちでいると、先日ある大臣が仰ったらしい「取引停止要請」などは、斬新であるがゆえに問題であるという、第一印象はぬぐえないのです。

しかし、それでもその斬新が誕生した背景を思うと、それは新型コロナ発生以来の政府の平凡な対応に、国民のストレスが高まっていたことがあると思います。世論は超法規的措置を含めた斬新な政策を望んでいたはずです。

ですから、平凡に非難が集まるなら斬新を行おうと、やっと決断したのかもしれません。しかし、そのバイアスが世論の読みを誤らせた。このご時世の斬新に、非難が集まるのは想定外だったのかもしれません。


(2021.7.12)

@ TVドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』。

アパートで一人住まいの気弱な青年が、川合麻依(永野芽郁さん)の所へ、ときどき「死ぬ」と電話をかけてきます。その度に慌てて駆けつける麻依。しかし、尋ねてみるとケロッとしていて、ほとんど狂言のようです。

たぶん青年は孤独で話し相手が欲しかったのでしょう。

別のエピソードでは認知症の孤独なおじいさんが出てきますが、二つは相似形のような気がします。

そんな中、仕事で駆けつけてくれた初々しい警察官の麻依に、青年は無意識に恋してしまったのだと思います。仕事上の熱意を、個人的な好意と勘違いした(したかった)のですね。

しかし、麻依は仕事上のお説教をした。「もう、死ぬなどと電話はしないで」と。

青年にとってこれは、「もう、デートに誘わないで」と言っているのに等しいのです。だから、絶望して本気で自殺未遂をした。

つまり、麻依が自殺願望者の引き金を引いたに等しいのです。しかし、それに気づかぬ麻依。

幸い、先輩の聖子が「冗談かもしれないが、私たちはいつも本気でなければいけない」などと言って、窓ガラスを割ってまで侵入して助けます。

そして、このエピソードは、悩める麻衣の部屋に、先輩の藤聖子(戸田恵梨香さん)が、同じように悩める自分の後任女性も誘って、女子会を開くのとも相似形になっていますね。やっぱり先輩の本心に気づかぬ麻依。

(新型コロナのせいもあってか)みんな孤独なのです。


それはそうと、吉岡里帆さんのTVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)の第一話にも、ヒロインの所へ電話がかかってきて、いきなり生活保護受給者の自殺騒ぎが出てきました。

この時は、「周囲が、また狂言だ」ということにして、本当に自殺させてしまいました。そう言えば、(ケンカツ)の第一回にも、認知症気味の、こちらはお婆さんが出てきましたね。

今回は「私たちはいつも本気でなければならない」と言ったのは、(ケンカツ)と関連付けられているのでしょうか。現段階でオマージュだと言うつもりはありませんが。

追記

実は、私が二十代の頃、予約のために訪れた旅行会社で、窓口担当の若い女性に惚れた事があるのです。彼女は初々しかった。きっと担当になったばかりでしょう。まだ素人同然なのに、一生懸命に受付事務をしてくれる姿がとても魅力的だったのです。

吉永小百合さんが自分の芸の秘訣として「素人っぽさ」を語り、大ベテランになった今でもそれを忘れていない姿は、とてもすごいことです。それと同じように、「初々しさ」は武器になるのです。映画「いとみち」のヒロインも、それを詐欺師(意味深)のオーナーに買われてメイド喫茶に就職できたのです。

話を戻しますが、当時は私も青春の真っただ中だったので、本気で受付嬢に告白しようかと思いました。しかし、3か月後、旅行日が近づき、クーポン券などを受け取りに行ったら、彼女はすっかり変わっていたのです。

この3カ月の間に仕事に慣れ、その他大勢の女性と同じ接客態度になっていました。もちろん、この事で彼女の本質が変わったわけではないでしょう。

しかし、当時の私は興ざめしてしまい、恋物語の終了となりました。いや、本音を言えば、告白して人生を切り開く勇気がなかったのかもしれません。

@ 「 【映像】 凶器持った男を取り押さえる日本の女性警官 」

https://japanese.joins.com/JArticle/280643/

「 18センチの凶器持った男、瞬時に制圧した日本の女性警官…映像公開されるや爆発的反応 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ee08bdafc1c2a2db825d8b974cf0776474503ef

リアル、TVドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』の藤聖子。

「 第一話 ダイジェストMV 」

https://www.ntv.co.jp/hakozume/movie/


(2021.7.11)

@ 大学の法学部卒の人と一緒に、法律を知らない高卒が役所の法律相談の窓口に立ち、はたして務まるのかという疑問があるかと思います。大卒でも全員が法学部卒だとは限りませんし。

しかし、例外もありますが、役所の通常業務程度の法律なら、新聞を読める程度の学力があれば、担当になってからの勉強で務まるのです。いや、担当になってから勉強をするのが、(専門職以外の)役所の基本システムでしょう。採用試験はその学習能力を見ているわけです。

役所の係は5年前後で人事異動がありますから、人事異動してきた素人は、遅くとも2~3年で一人前になる必要があります。そして後輩を指導する。ですから、仕事は整理されていますし、専門書もあり、研修も充実していますから、心配はいりません。そして、電話と窓口、書類の審査、実地調査等でいやおうなく鍛えられます。好き嫌いを言わず毎日を頑張ってさえいれば。

そして新人も、2~3年でプロの顔になり、5年前後の人事異動で新しい係に去っていく。役人としての教養を増やしていくのです。定年までその繰り返し。ちなみに係長以上は2~3年で異動があります。

追記

一口に役所と言っても、内部には①住民相手の部署と、②おもに上級官庁を相手にして、連絡調整をしたり、マニュアルを作成したり、条例を作ったりする、管理的な部署があります。

一流大学の法学部卒の人は、最初の数年間は①で修業をしても、その後は②に異動することが多いです。よって、①に残っているのは、それ以外の人たちが多いので、極言すれば、高卒も大卒も似たようなものなのです。

追記2

職員同士は、毎日顔を突き合わせて仕事をしている仲間の、実務能力と人格を評価基準にしますので、学歴は無関係だと言ってもいでしょう。もし執拗に仲間の学歴を気にする人がいたら、逆に変人だと敬遠されかねません。そんな中であえて同僚の学歴を話題にする場合、それは対象者を「あの人は学歴の割には間に合わない」と言外にほのめかす場合が多いかも。

追記3

そんな役所の職員が、学歴よりも評価の対象にするのが、通称「バッジ」と呼ばれる模範職員のバッジです(どこの自治体にもあるのかは知りません)。

就職すれば全員、職員バッジがもらえるのは当然ですが(警察手帳ではないけれど、職員番号が刻印されており、無くしたら始末書もの、退職時には返還しなければならない)、後々に、模範職員だと上層部から評価されると、たぶん住民には区別がつかないほど、ほぼ同じデザインで、微妙にひとまわり大きなバッジがもらえるのです。しかし職員には分かります。

これは、例えが適当かは分かりませんが、「職員の国民栄誉賞」みたいなもので、役所内の噂になりますし、一目置かれます。羨望と、もしかしたら嫉妬の対象にもなっています。異動する場合にも「バッジ」は引く手あまたで歓待されます。

追記4

どうしても大学に未練があるなら、高卒公務員になった後で、夜間大学に通う方法もあります。今はあまり流行らないかもしれませんが、一昔前はそんな苦学生も珍しくありませんでした。これで大卒の肩書になります。役所も協力してくれるはず。

ただし、公務員試験は①高卒枠で合格しただけですから、給料は増えません。しかし、高度経済成長期と違って、今は民間より、概して公務員の給料の方が多いはずなので、それなりに良い生活ができると思います。

もっとお金が欲しいという方は、役所の②大卒試験に合格する必要があります。ただし、合格してもヒラのままです。

あるいは、①のままでも係長試験に合格すれば、係長以上になれるうえに、給料も上がります。大卒試験よりこちらの方がお得かもしれません(係長試験は大学に行く必要がありません)。


(2021.7.10)

@ 「彼女はキレイだった」

https://www.ktv.jp/kanokire/

子どもの頃、大の仲良しだった男女が、大人になってから、同じ会社の上司(男)と部下(女)として再会するのです。しかし、男・長谷部宗介(中島健人さん)は、佐藤愛(小芝風花さん)が本人であることに気づかない。

それだけならご愛敬ですが、宗介は愛をパワハラ気味に扱うのです。その気持ちの奥底には、もともと仕事では冷淡なほどに厳しいうえに、佐藤愛という名前が、宗介の中で愛憎の念を呼び起こしているからだと思います。

だから愛の事を名前で呼ばないし、愛がそれを抗議しても「佐藤愛という名前が気に入らない」としか言わない。それは多分に「I LOVE YOU」の裏返しでもあるのですが、愛は侮辱としかとらないのです。


実は、宗介は(だまされて)別人を愛だとして付き合おうとしていますが、無意識に、心の中に微かな違和感を感じていたのでしょう。その違和感も怒りに変質させて、本物の愛にぶつけているようです。


そんなこんなで、愛の中では憎しみが増幅していく。


私が愛なら、理由は何にせよ、自分にこんな冷淡な扱いをする上司を好きでいることは出来ないでしょう。いや、「私以外の人間に冷淡な奴は、いつか私にも冷淡になる」、そうまで感じて、愛が憎しみに変質することは避けられません。

これから先のストーリーは知りませんが、荒唐無稽に包まれたリアリズムが、ゾクゾクするお話です。

追記

「 『彼女はキレイだった』中島健人の胸クソパワハラに批判「見てられん…」 」

https://www.excite.co.jp/news/article/Myjitsu_291735/

追記2

この作品をリアルだと思う気持ちを裏打ちしているのは、私の経験だと思います。ストーリーはまったく違いますが、かつて、どなたかが仰っている「勝手に失望し、勝手に裏切られる人」がいて、しかも仕事上の先輩だったので…。


(2021.7.9)

@ NHK朝ドラ「おかえりモネ」の及川新次(浅野忠信さん)を観ていると…。

彼は息子が漁師として一人前になったので、その話をして祝いたいが、話し相手がいないと嘆いて、自堕落になっていました。同情する仲間たち。しかし、私にもそんな人はおりません。

そして、彼はアル中(病気)だと思いますので、強引にでも受診させるのが先決だと思います。しかし、親友たちは「酒を断つという約束をしても守れない、しかし、守れなかったら、もういちど約束をすればよい」みたいな話をしていました。

追記

さらに、今日の放送では、コタツで歓談する中、部屋のすみっこで電気ストーブをつけていましたが、同一シーンなのに途中から位置(角度)が動いていました。もしかしたら、季節外れの撮影でストーブが暑かったのでしょうか。

位置が動くのはご愛敬にしますが、本棚か何かの前に10センチぐらいすきまを開けただけで置き、本棚に沿って、平行に熱線が放射されるようにして、スイッチを入れていたのです。本棚を背にして、30センチ以上空けて使うならともかく、火事の危険が大だと思います。

追記2

先日も、末娘の振る舞いと、家族の反応に、違和感を持ちましたが、このドラマが想定している主な視聴者は女性(おもに主婦層)なのでしょう。なので、その人たちの感覚にフィットするようなシナリオなのだと思います。高齢者の男性ではなく。だから、私が違和感を持つのは当然なのかもしれません。

追記3

別室のコタツがまた凄かったです。石油ファンヒーターようなものの吹き出し口の前に、直径20センチぐらいのホースを置いて、そのホースをコタツの中へ誘導しているのです。温風でコタツを温めるのでしょうか。そう言えば、最近何かで炭火で温めるコタツを見ましたが、スタイルとしては、その進化版なのでしょうか。いずれにせよ、私の住む地方では見聞きしたことのないスタイルですので、異文化だと拝察しました。

追記4

そう言えば、こんなエピソードもありました。

『 アーチェリーでは、矢はクイーバーという矢筒に入れ、後ろ寄りの腰に、刀のようにぶら下げて歩きます。的から引き抜いた矢を、手に持って歩いていると、つまづいて転んだときなどに、矢が体に刺さっては困りますから。

射場においては、「矢が刺さってケガ人が出た!」というぐらい人聞きの悪い言葉はありませんので、矢の取り扱いは厳重注意が必要です。たとえ自損事故でも。

これが危機管理です。

ところで、先日のNHK・朝ドラ「おかえりモネ」では、竹トンボに夢中になって山で遭難した少年を、(足を痛めたので)ヒロインが背負って下山するエピソードがありました。雷雨に遭遇し、落雷の危険もありました。そんな中、背負った少年は手に竹トンボを持っていたのです。

その状況は、「ヒロインの胸に千枚通しを突き立てているのと同じ」です。ヒロインが転んだら、深く胸に刺さり、心臓が止まってもおかしくありません。

又、落雷は砲撃と同じでしょう。足を怪我した少年とヒロインは、まるで大砲の弾が飛んで来る戦場にいるように感じられます。

そんな時は、有事は、命を守るのが第一でしょう。ましてや、竹トンボという凶器を胸に突き付けて歩いてはいけません。 』(2021.5.27の再掲)

私なら、「また作りなさい!」そう言って、現場で(危険すぎる)竹トンボを捨てて帰るかもしれません。戦場における危機管理と、少年の心に刻む教訓のために。

追記5

追記2の末娘のと家族とのエピソードにも関連しますが、目下の者からの「私の気持ちを分かっていない!」という抗議についてお話します。

私は、是非はともかく、「実社会では目上の気持ちは忖度してもらえても、目下については、分かってもらえなくて当たり前」という認識です。もしそうでなければラッキーなこと。

それどころか、「場合によっては目下の気持ちを知ったうえで、あえて(語られない様々な理由で)無視することもある」のです。

ですから、「私の気持ちを分かっていない!」という抗議自体が、社会に出る前に矯正が必要な「甘え」だと感じるのです。

そうでなければ、たとえ就職希望で常に上位にあり、世間から「楽な仕事」と思われている公務員になっても、余分に苦労することになります。区・市役所や県庁でも、税務署・警察、おそらく大臣秘書官になっても。


@ TVドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』第一回を観ました。

どちらも漫画が原作ですが、同じくTVドラマになった吉岡里帆さんの『健康で文化的な最低限度の生活』(ケンカツ)が小説風の仕上がりなのに対し、戸田恵梨香さんと永野芽郁さんの『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』は漫画的でした。しかし、なかなか面白かったです。

ケンカツが公務員の実像を(さりげない)映像で見せているのに対し、ハコヅメは(なかなか聞けない)本音のセリフに込めていたように思います。そして、漫画的なハコヅメですが、ラストにはほろりと感動させてくれるストーリーになっていて、また来週も観ようという気分にさせてくれました。

永野芽郁さんの愛らしさは制服で倍増されていますが、このドラマに戸田恵梨香さんの存在感も無くてはならないと思いました。

ベテランの藤聖子(戸田恵梨香さん)が、古巣で自分の後任になった悩める後輩・牧高美穂(西野七瀬さん)も連れて、よく川合麻依(永野芽郁さん)の部屋へ押しかけて女子会をするのは、新しい仕事におびえる後輩が挫折しないよう、見守っているのですね。

仕事は違いますが、同じように、悩める私の青春時代にも、パワハラ気味の先輩もいましたが、見守ってくれる先輩も確かにいて、私は今でもその人たちを恩人だと思っています。


@ 「 大臣秘書官になってみた 」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210304/k10012895941000.html


(2021.7.8)

@ 尾身さんが国会で話されるとき、向かって左側には三原じゅん子さんがいらして、三原さんの後ろには、たいていメガネをかけた若い女性が座っていらっしゃいます。

あの彼女も議員さんかもしれませんが、たぶん事務方さんであり、不意の質問などに備えて同席しておられるように思います。間違っていたらごめんなさい。

実は、私が在職中の後輩の女性によく似ているのです。もちろん20~30年前の話ですし、仕事も違うので別人ですが、当時の彼女を思い出すと、タイムスリップした後輩のような気がしてなりません。


(2021.7.7)

@ 本日夜10時『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』の第一回、番組予約完了。


(2012.7.6)

@ イギリスが新型コロナウイルスとの共存に舵を切るのは、ウイルスを見切った(負けたのではなく勝った)という意味だと思います。「自然は人間が力づくでコントロールすべきもの」という、もしかしたら一神教であるキリスト教に裏打ちされた欧米の思想の帰結かもしれません。一神教にとっては自然は人間が支配すべきもので、神ではないと思います。

対して、たぶん日本では、この国際時代、ワンテンポ遅れて欧米に追従するのでしょうが、それまでは、似たような感染対策が行われるような気がします。「自然は叡智があるほどの畏怖すべきもの」みたいな、愛知万博で示された、日本古来の、八百万の神的な思想が下敷きになった帰結が自然体なのでしょう。欧米のように自然を前に勝ちどきを挙げるのは、神をも恐れぬ行為になるのかもしれません。日本人にとって自然は神とイコールなのだと思います。

追記

しかし、前述したように、近いうちに日本も欧米に追従しなければならないでしょう。いずれ、新型コロナウイルスもインフルエンザ並みの扱いにされると思います。つまり、感染者も隔離はされなくなるのではないでしょうか。

すると新型コロナウイルスのワクチンは、接種できる人は接種得ざるを得なくなります。

思想信条ではなく体質や病気などで接種できない人はどうするのかという問題が出てきますが、これは、極言すればトロッコ問題なのでしょう。そして世界は、もはやきれい事ばかりを言ってはいられない。経済を回し、大多数の普通の人を助けざるを得ないのです。

その時、本当に接種できない人を守るためにも、(集団免疫強化のために)思想信条で接種しない人を少なくする必要があります。そして、強力なワクチンや、治療薬の開発に一層努力する必要も。

追記2

もちろん、トロッコ問題で、「列車を脱線させて止めてしまう」という第三の方法もあるはずです。ギリギリまでその方法を模索する必要があります。アイディアのある方は身分を問わず世に提言すべきです。

ハングルを与え、無名の民からこの提言のようなものを待っていたのが(事実上の民主主義)、ソン・ガンホさんが演じた映画「王の願い ハングルの始まり」の朝鮮第4代国王・世宗なのだと思います。


@ 「 新型コロナ 天皇陛下がワクチン接種 」

https://news.yahoo.co.jp/articles/4b625aab6eefa7b34a524806149c218e75a3eb4f

安心しました。


@ タンノイでクラシックを聴き、クリプッシュでジャズを聴く。

マニアの夢、こんなセットが欲しい。

若者はそこに憧れますが、

その前に、入れ物である家を手に入れなければなりません。

遮音に優れた大きなオーディオルームがある、庭付きの大きな一戸建てが必要なのです。

マンションや団地に入った時点で、この夢はほぼ消えます。だからショップでは、ヘッドフォン売り場が充実しているのだと思います。

つまり、オーディオが欲しい若者は、その前に、オーディオの価格よりはるかの大金を儲ける方法を考えなければならないのです。

https://dynamicaudio55552f.wordpress.com/2020/07/11/klipsch-%e3%80%8ccornwall-iv%e3%80%8d%e5%b1%95%e7%a4%ba%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%ef%bc%81/


(2021.7.5)

@ 昔は、「未熟な新入社員は電話と窓口で鍛えるものだ」となっていましたが、最近は、「未熟な新入社員は電話に出ないのが正義だ」みたいな意見もありますね。

その元をだどれば、「ケータイ時代には見知らぬ人からかかってくる電話を受けることが少ないので、いきなり会社でやらされるのは嫌だ」という気持ちが潜んでいるようです。さらに「未熟者が外部と接触すると、外部に迷惑がかかる」という理由が追加されることも。

そこでふと思ったのですが、新人と言えば若者とは限りません、これからの時代、中年になってから転職する、定年後に再就職する人も多くなるはず。

若者だけでなく、そんなおじさんたちにも、「電話も含め、会社で嫌な仕事はやらないという正義」を認めてあげて欲しいと思います。


@ 「 FOSTEX スピーカーボックス M800-DB 」

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01JA9MGW6/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o08_s00?ie=UTF8&psc=1

「 これならできる特選スピーカーユニット 2019年版マークオーディオ編: 特別付録:マークオーディオ製8cmフルレンジ・スピーカーユニット (ONTOMO MOOK) ムック &#8211; 2019/7/19 」

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4276962943/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

昨日から、春に買っておいた、上記の箱とスピーカーをくっつけて鳴らしています。専用箱ではありませんが、サイズ的に、よく使われる組み合わせのようです。

エージングが必要なので、まだ真剣な感想はかけませんが、メタルコーンなので、鈴を転がしたような(現実離れした!?)美しいピアノが聴けます。SPの時代から、メタルコーン振動版の音は、人間が美しいと感じる音色の一つのようです。

ただ、前述したようにエージング不足の為か、ソースによっては、ときに特性が暴れているような品のない響きも聞こえますので、それに耐えてエージングが完了するのを待つか、否かの検討中です。松田聖子さんのCDが意外にも良い音では聴こえません。

ちなみに、メタリックな系統の音色で、ワンランク上を目指すなら、「 JBL STAGE A120 2ウェイ ブックシェルフ型スピーカー 」が良いかと思います。ジャズからクラシックまでいける上品な音色です。

https://www.amazon.co.jp/JBL-%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%95%E5%9E%8B%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC-%E8%83%8C%E9%9D%A2%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%95-JBLA120W-%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC2%E5%B9%B4%E4%BF%9D%E8%A8%BC%E4%BB%98%E3%81%8D%E3%80%91/dp/B07F456QHK


@ 個人年金に税金がかかるという事は、知らない人が意外に多いものです。

保険屋さんから聞かなかったと言う人も言います。

ご本人も、「自分で払い込んだお金を、自分に戻してもらっているだけだから、非課税だ」という認識です。

その認識は間違ってはいません。

しかし、利子は課税対象です。

多くの方は銀行預金で経験済みですが、わずかの利子にたいしても、きちんと利子課税されています。

それと同じように、自分でもらう個人年金も、利子分だけは課税対象になるのです。

( ちなみに、受取人が自分ではない場合には、話しが違ってくることがあります。 )


@ 人気TVドラマ「JIN-仁-」の時代、先生の価値は大変重かったようです。

病気で床に臥している緒方洪庵(武田鉄矢さん)を、南方仁(大沢たかおさん)が訪ねていくと、苦しくても緒方洪庵は起き上がり、着替え、キチンと身なりを整えてから、笑顔をつくって客間で会うのです。自分より年下であろうとも、先生に対して、失礼があってはいけないと。

その背景には、いわゆる道徳観の他にも、勉強しようにも、たぶん、あの時代には先生と信頼関係を結び、弟子として可愛がってもらうしか方法が無かったのではないでしょうか。そんなことも理由の一つにあるのだと思います。印刷技術が未発達なので、本は高価で希少だったはずですし。


「行きたくなければ学校なんか行かなくても良いよ」という昨今の風潮の裏には、「学校へ行かなくても容易に独学ができる」という時代背景があると思います。だから、生徒も親もあまり先生を敬わなくなりました。


そして、近代の職場でも、類似の事がありました。電算化される前の職場は、経験豊富な先輩が経験則でものを判断していました。そのため、極言すれば、山の向こう側とこっち側では、言葉(処理方法)の細部が違ったのです。だから、後輩は勉強するためには先輩と信頼関係を結び、独自の言葉を教えてもらうしかなかったのです。

しかし、電算化されると電算マニュアルが出来、工程の細部まで光が当てられました。電算事務マニュアルという名の、共通言語の誕生です。

しかし、それは、築き上げてきた仕事を否定し、ごみ箱に捨てるに等しい侮辱だと思う先輩がいてもおかしくありません。いや、大なり小なり、本音では、先輩はそう思っていたと私は思います。上層部に勝手に決められてしまい、たいていは叩き上げの現場職人には、事前に相談など無かったと思いますから。

力関係で、この摩擦に上層部が負けると、表向けは電算事務マニュアルに移行していても、(「当面は」という言葉の元)一部の仕事は昔からの作業を継続し、事実上の裏マニュアルも存続し続けるのだと思います。

大会社に起こる不正検査問題から、ふと妄想しましたので。


(2021.7.4)

@ 熱海の土石流、自治体からの避難指示は出ていなかったようです。

「雨が弱まる」との予想が出ていたのも理由のようですが、時間ごとの雨量を見ると、予想に反し、土石流の直前に雨量の極端なピークがあり、それが引き金になったとの見方を、お昼のワイドショーで話していました。

長時間雨が降り続いたので、地盤も緩んだりしてして、雨量のピークに耐えられなかったのでしょう。


それで連想するのは東海豪雨です。私は伊勢湾台風だけでなく、東海豪雨の被災者でもあります。

東海豪雨のときは、秋雨がしとしと降り続きました。私の町では豪雨というほどのひどい雨ではなかったのです。ですから、役所の人でも、ただの秋雨だと思い明日の休暇申請をした人もいたぐらい(防災担当ではなく、後に自主的に取り消し)。私はビルの中にいたせいか、いつ雨量のピークがあったのかも分かりませんでした。

しかし突然、帰宅時に道路が冠水していたのです。その時点では雨はやんでいたように思います。クルマが通るので波が起き、道路に面した家屋では玄関に水が入り、床下浸水も多数発生しました。伊勢湾台風以外ではあんなに冠水したことはありません。

親戚が住むところでは川が氾濫しました。マンション上階だから部屋には浸水しませんでしたが、水が引いた後は街中にごみが散乱し、異臭が立ち込めていました。

(一見普通に見える雨が)長時間降り続いたのも関係あると思っています。


NHK朝ドラ「おかえりモネ」では、ヒロインが気象予報士を目指していますが、試験が難しそうでした。

自治体の防災担当者は、(私の知る限り)気象予報士の資格を持っていません。3月末まで税金取りの仕事をしていた人が人事異動でその担当になることもあるのです。

あらためて思うのは、事実上の「何でも屋」である自治体職員は大変だということです。どんな担当であれ、担当者の双肩にかかっている重責は、管轄内の人口を見れば分かります。


この度の土石流で被災された方々にはお見舞い申し上げます。そして、亡くなられた方にご冥福をお祈りすると同時に、連絡がつかない方が一刻も早く見つかるよう願っています。

追記

昨晩のNHKニュースでも似たような報道をし、自治体が避難指示を出せなかったことに理解を示していました。

それでもこのような悲惨な事故が起きた場合、特に小さな市町村では、自治体担当者の気持ちは針のむしろになると想像できます。

何年か前、どこかの島で似たような災害が起き、多数の島民が亡くなりました。

小さな島では、多分に「島民が全員知り合い」みたいな生活状況なのです。

つまり防災担当者はどこの誰なのか、それだけでなく親戚縁者が誰かまで、皆に知られている可能性があるのです。今後彼らはどのような顔をして生活していけば良いのでしょう。

担当者が、いたたまれなくなって引っ越ししようにも、島から出れば役所に通えなくなります。退職して本土で転職しようにも、「(楽だと思われている)役所をなぜ辞めたのですか」と面接で過去を疑われるのは必至でしょう。


@ オリ・パラの無観客が現実味を帯びてきましたが、無観客でも各国の数万人の大会関係者は観客席で観戦するはずですので、日本での開催なのにTV画面に映る観客は外国人ばかりという、(それでは世論が持たないと)政府が恐れたかもしれない事態に、なるかもしれません。

その予防策のために用意されたかもしれないパブリックビューイングも、世論の反対で中止されました。

私たちTV観戦者は、選手の戦いだけでなく、日本人観客の歓喜の姿を見たいはずなのですが。


(2021.7.3)

@ 蒸し暑いので、デジタルアンプで、日中からこのCDを聴いています。

あまり暑苦しくない音楽です。

「 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ/ソナチネ/クープランの墓(ケルメンディ) 」  (ナクソス)

https://ml.naxos.jp/work/11162


@ JBLの、中古でもワンペア300万円ぐらいするスピーカーがありました。確かに憧れますが、もっと現実的な「夢」としてなら、新品がワンペア100万円(税込み)ぐらいのクリプッシュ「CORNWALL IV」 も魅力的です。

能率が102dBもあるので、小出力のアンプでも、生演奏のような躍動感のある音がするはずです。おそらくジャズ向きでしょうが、このクラスならクラシックを鳴らしても案外いけるのかもしれません。上質な真空管アンプをあてがってみたいものです。

一般に、スピーカーは能率が高いほど鮮明な表現をするもので、あのLS3/5Aは82.5dBぐらいなので地味な音です。遠くのステージで鳴っているような感じ。

私は96dBぐらいの30センチ2ウエイホーンスピーカーと聴き比べたことがありますが、後者でジャズギターを聴くと、ここにギターがあるような躍動感のある音がして、部屋がライブハウスになったようでした。

音を語る上で能率は隠れた大事なファクターで、それが102dBもあるというのは、桁違いの才能が期待できます。

ちなみに、クリプッシュの入門機はユーチューブで音を聴いたことがあります。(失礼ながら)意外なほど上品な音がしました。

「CORNWALL IV」を聴いたことはありませんが、雑誌に、「このご時世に、ジャズ喫茶を始めたいなら、このスピーカーがおすすめ」みたいな記事があって、気に入ったのです。どんな音がするのでしょうか。

https://online.stereosound.co.jp/_ct/17364955

https://online.stereosound.co.jp/_ct/17393431

https://www.klipsch.jp/products/cornwall-iv-floorstanding-speaker.html


@ 高級オーディオを使っておられる方から見れば、相手にしてもらえないような安い存在でしょうが、それでも私は、物心ついた時からと言いたくなるほどのオーディオ好きです。

20歳前後の頃、読んでいる本と言えば、作家先生のエッセイ以外は、オーディオ雑誌のことを指しました。

文学で行間を読む代わりに、オーディオ評論の行間を読むことに夢中でした。なぜなら「良い音」と書いてあっても「悪い音」と書いてあることなど皆無に近いからです。「良い音」と「良い音」の両者から、それぞれの幻のような行間を彷徨い、本当に自分向きの音を探さなければなりませんでした。

また、金のない私は、(失礼ながら)時に怪しげな雰囲気を漂わせるような、新品だけでなく、中古品や、ジャンクも扱っている、少々埃っぽいような、オーディオ店が好きでした。その中から、掘り出し物を見つけるのが楽しかったのです。これは私だけではないらしく、今でもジャンクは人気ジャンルの一つです。

私のPCの脇机には、いろんな意味で、少年たちの宝箱に入っているような、チープな製品が鎮座しています。

もしかしたら私は、映画「スタンド・バイ・ミー」の、幻を探し求めた少年たちの世界を、いまだに彷徨っているのかもしれません。


@ 6/23にご紹介した、「JBL編、私にとっての理想と、」が、商談中になりました。

https://www.hifido.co.jp/21-31937-12445-00.html?KW=&G=&P1=&P2=&A=10&N=&Y=&CT=0&M=0&LNG=J&OD=0&O=0&L=50&SD1=0&SD2=0&SD3=0


(2021.7.2)

@ 「 ファイザーやモデルナ製ワクチン、数年単位で効果持続か 」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN29EBB0Z20C21A6000000/

@ 「 メモリー(記憶)Bリンパ球の証明! 2回接種すれば終生免疫? なんてワクチンだ! 」

https://blogos.com/article/546743/


@ 先日のTVで大臣が数を挙げていました。

「現在、反ワクチン運動をしている個人団体は〇ほどあります」みたいに。数は正確に覚えていませんが10前後だったと思います。すでに政府は監視しているのでしょう。

でも、私が驚いたのは政府の諜報活動です。政府がそのような活動をするのは当然でしょうが、アンケート調査の結果のような軽いノリで、大臣が結果をTVで開示したのを目撃して、あまり良い気分ではなかったことは確かです。

そして、反ワクチン派は、反ワクチン運動をするような個人団体だけではないはずです。

どこかで、「ワクチンを打ちたくない若者がいる理由は、集団接種の経験が無いからだ」の説を読みました。

なるほどと思いましたが、私は、「嫌なら学校も行かなくても良いんだよ、嫌な仕事はしなくてよいんだよ、という『嫌なことをしないのは正義である』みたいな昨今の風潮の延長線上に、なんとなく心配だからワクチンは打ちたくないけど、それが何か?、みたいな若者が誕生したのかもしれない」と思うのです。


(2021.7.1)

@ 「 国税局、ウーバー配達員の報酬調査 運営社に情報求める 」

https://www.asahi.com/articles/ASP6Z5QR1P6YUTIL06T.html

通常、国税だけでなく住民税担当係にも情報は回ります。

会社から配達員への支払金額はこれで分かるかもしれませんが、配達員の必要経費は配達員からの税務申告が無いと役所には分かりません。

配達員からの税務申告がない場合は、やむをえず正確な必要経費を適用せず課税することもありますので(税額が多くなることもある)、心当たりのある方は役所にご相談ください。

確定申告が不要な方でも住民税の申告は必要です。どちらの申告もない場合は、所得金額不明者となりかねず、税務以外の行政にも支障をきたすことがあります。

追記

昨年からのコロナ過で、医療従事者の方々には大変にお世話になっております。

その上で申し上げるのですが、ホームだけでなく出張してのお仕事が増えている方は、税務申告にはその分の加算も忘れないでください。

出張先が5~10か所、あるいはそれ以上ある場合などで、金額が少ない場合には、ご自分でも忘れていることが、おありになるかもしれません。

でも、支払先、特に官公庁からは、少額であっても役所に法定支払調書の提出がありますから、不一致はすぐに発見されます。


@ 新型コロナのワクチン接種には、翌日一日のワクチン休暇をお勧めします。副反応には個人差がありますから、自分が軽いからと言って、人の休暇を責めてはいけません。

私の場合は、翌々日(3日目)には気分が良くなって「これなら仕事にも行けるかな」と思いました。

さらに4日目の今朝は、めったにないほど良い気分になりました。

( 朝、目覚めた時の気分の良さというのは「体調を測るモノサシ」であり、「その一瞬の快感の為に、一日の過ごし方を考えるものだ」と昔どこかで読みましたが、本当にそう思います。目覚めの気分が悪いのに、つまり体調が悪いのに、さらに無理して働いたり遊んだりすると、歪が溜まりつづけ、いずれ行き詰る、つまり病気になる心配があるのだと思います。 若い頃は、それを強引に体力で乗り切っているのだと思います。 )

だから、(私の場合)このワクチンの副反応が本当に抜けるには、4日目の朝までかかるのかもしれないと思ったのです。

つまり、仕事なら翌々日から行けたとしても、遊びに行くのは、4日目以降の計画にした方が良さそうです。

ちなみに本来のワクチン効果がでるのは、一般に2回目の接種をして2週間後からだと言われています。


@ 『 コロナ再感染「ウイルス量低い」「症状訴える人少ない」英調査 』

https://news.yahoo.co.jp/articles/ef7ec72881ef1eaabf6b8e63af05c1ecb6a2b0a0


@ 『 ワクチン「打たぬ選択ない」免疫学の第一人者、慎重姿勢を一転 データで安全確信 』

https://nordot.app/781305272770625536


ですが、喉を傷め、痛くて食事も満足に摂れなくなりました。耳鼻咽喉科の先生に、「喉の痛みぐらいと油断してはいけない。もう少しで入院しなければいけなかった」と言われました。

喉には流れてしまうので効果的に薬がぬれないのです。絆創膏も貼れないし。だから、繁忙期でしたが、抗生物質を飲んで3日間ほど静養しました。

みなさまもご自愛ください。

追記

当時はまだ気功と出会っていませんでしたが、今なら(病院にも行くでしょうが)気功の手当ても自分でします。風邪で喉が痛いときなど、毎晩寝る前に、布団の中で、自分の首を絞めるようなスタイルで、手当をしていますから。


@ 親戚の物置から出てきた半世紀前のステレオをもらって来て、試しにスイッチを入れてみたら、音楽が流れてきた…。

みたいな、ひなびた、古(いにしえ)っぽい音が、6P3P(6L6系)のシングルアンプと、(ハイレゾの)ヤマハスピーカーNS-B330の組み合わせから聴こえてきました。

まずは成功か。


@ JBL編、私にとっての理想と、

https://www.hifido.co.jp/21-31937-12445-00.html?KW=&G=&P1=&P2=&A=10&N=&Y=&CT=0&M=0&LNG=J&OD=0&O=0&L=50&SD1=0&SD2=0&SD3=0

現実。

https://www.amazon.co.jp/JBL-%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%95%E5%9E%8B%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC-%E8%83%8C%E9%9D%A2%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%95-JBLA120W-%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC2%E5%B9%B4%E4%BF%9D%E8%A8%BC%E4%BB%98%E3%81%8D%E3%80%91/dp/B07F456QHK/ref=sr_1_1?adgrpid=115523204333&dchild=1&hvadid=492511726792&hvdev=c&hvqmt=e&hvtargid=kwd-302082999337&hydadcr=4031_13058581&jp-ad-ap=0&keywords=jbl+120&qid=1624409833&sr=8-1

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