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△4 過去ログ「今週までのパレット」(旧・Pallet)2020.12.31~2020.11.1

2022.9.19 お借りした画像は、キーワード「想い出」でご縁がありました。バーベキューでしょうか。楽しそうですね。背景の色も好きです。少し上下しました。ありがとうございました。

(2020.12.31)

@ 年末になると必ず思い出すのは、新聞か何かに書いてあったエッセイです。

ある独身の職人さんが、「年末は大晦日の夕方まで仕事をし、それから近所の銭湯に行って、帰りには本屋で『オール読物』を一冊買って帰る」というお話です。

彼の正月休みは、酒を飲んで昼寝をし、退屈したら「オール読物」を読むんだろうなと、なんとなく羨ましいような気分になりました。

私もマネして1冊買った年がありましたが、小説が苦手な私は熟読までは出来なかった想い出があります。

しかし、新型コロナの今年は、事実上の自粛生活ですから、前回とは違う雑誌を一冊買ってしまいました。

集中力の無い私でも、短編小説の1~2本なら読めるでしょうから。


@ 10年前に買った40インチは、TVの足が扇風機のような一本足でした。

新しく買うTVも当然に一本足だと思っていたら、今の主流は長机のような四点支持なのですね。

一本足の時はぐらぐら揺れて、素人ながら心配していましたので、長机になるのは歓迎ですが、わが家のTV台は一本足向きに小さなものなのです。

だから店頭では、画質ではなく足のサイズで選びました。

それでも自宅に配送してもらうと、ぎりぎりアウトで置けなかったのです。

それで、昨日は100均へ行って、木でできた厚さ1センチのまな板(200円)を二枚買ってきて、TVの下に敷いています。

これで何とか置けました。

ソニーのTVで、色はとてもきれい。

特に女性の肌色など血が通った艶めかしさを感じるほどですが、グレーのスーツとか、黒髪とか、黒系統がベタっと、やや塗り潰れ気味に見えなくもありません。パナソニックのレコーダーと発色の相性もあるのかもしれませんが。

もっと色を薄くすれば良いのかもしれませんが、そうすると肌色の精気は減少しそうな気も。だから、しばらくは初期設定で見ようかと。


@ 子どもから「努力したら必ず報われるのか」と尋ねられた時は、親はオリンピックを見せると良いと思います。

死ぬほど努力してもメダルが取れない選手はいっぱいいるのです。そういう選手は歴史から忘れられます。

100人でマラソンをすれば、100位になる人もいますし、

オリンピック自体が延期されて出場できなくなる人もいます。

報われなくとも善行に価値があるように、報われなくとも努力に価値があるのです。たぶん。


@ 今年も一年お読みいただき有難うございました。

来年こそ、今年より良い年になりますように。


@ (ケンカツ)第三話を観て、一番胸に迫ったのは、一件落着した後、ヒロインたちが居酒屋で祝杯を挙げているところです。

何の変哲もない、普通の居酒屋の、普通の飲み会の風景。

飲んで、食って、大声で話して、酔いつぶれて…。

マスクも消毒もありません。

少し前なら「それが何か?」と言われるところでしょう。

でも、今はそんな風景がなつかしい。


(2020.12.30)

@ 少し前に、「わが家のTVは40インチで、10年前に買ったものだけれど、ノントラブルです」みたいな話を書きました。その時「そろそろ買い変えたい」みたいな気持ちも添えて。

そうしたら、数日前に突然壊れてしまいました。映らなくなってしまったのです。

私は「やっぱり」と思いました。

不思議な偶然ですが、私の場合、使っている機器について「そろそろ買い変えたいな」と思うと、やがて壊れてしまうことが多いのです。まるで人間関係が破綻するみたいに。

そのTV,買って数年なら修理もしましょうが、39,800のTVでしたし、10年使いましたから、修理代も安くなく、修理しても先が見えていますので、思い切って買い変えました。

できれば60インチ前後が欲しかったのですが、設置場所から言って43インチになりました。

その昔、知人に43インチを使っている人がいて「中途半端に43を買わず45にしておけば良かったのに」と言ったことがありますが、設置場所を考えると43しか買えないことがあるのを私自身も体験しました。

10年使った国産メーカーのTVもきれいな画像だと思っていましたが、さすが国産一流メーカーの最新機種は画像がきれいです。


@ (ケンカツ)のヒロインは、仕事が苦しく、一時期退職まで考えていました。でも、ぎりぎり踏みとどまったのです。

では、区役所に居続けるとして、「今の係が嫌な場合」はどうしたら良いのでしょう。

一つの係は平均5年と書きましたが、正確には3~7年です(地自体によって違います)。

よって、苦しくても3年間は我慢することです。そして、事前に上司によく相談しておき、3年で異動願を出すのです。

先輩を飛び越えての人事異動ですから、異動先まで贅沢は言えません。でも、とりあえず今の係から出ていけることは期待できます。

「3年も待てない。1年で異動したい」という方も多いかもしれませんが、それは難しいです。できたとしても公務員としての履歴に傷がつくと思った方が良いです。

上司は過去の履歴を見ます。あきらかな栄転なら良いですが、もし1年で異動していれば「何かあったな」と思います。仕事が間に合わずに1年で異動を申し立てると、定年までデメリットを覚悟しなければなりません。

追記

ちなみに、どんな係に入ったにせよ、1年目は嫌でたまらなかったにせよ、3年もたてば中堅です。仕事もだいたい覚えますし、鬼の先輩も半分はいなくなり、半分はかわいい後輩になります。

つまり、居心地が良くなるわけです。

そこで異動しては、また振出しに戻って、一から法律の勉強をし、人間関係を作らなければなりません。それを考えると、3年生が異動希望するかどうかは、微妙になります。

「この係だけは性が合わない」とか、「そろそろ退屈になったから異動したい」という人が出てくるのも事実ですが。

「 石の上にも三年 」です。


@ 今朝NHKラジオで落語を放送していました。

ある師匠が、「子どものころ、私が落語家になると言ったら、父に家を追い出され、戸籍謄本からも抜かれた」みたいな話をしていました。

全員の写しという意味で戸籍抄本ではなく戸籍謄本と言う表現を使われたのだと思いますが、戸籍原本から抜かれたと言いたいのなら、「戸籍から抜かれた」が正しいように思います。「謄本」とは「コピー」の意味ですから。

そして、それ以前の話ですが、戸籍から抜くという届を私は知りません。

現在「分籍届」というものがありますが、20歳以上の本人でなければ届出人になれません。父が勝手にやったとしたら不法行為の疑いがあります。

そして、本人が行う場合においても、実質的なメリットはほとんどなく、逆に、(親子の不和の結果か、あるいは離婚等の履歴などを消すために行ったのか、などと)第三者に痛くもない腹を探られるデメリットが考えられますので、お勧めできません。

転居のたびに住所地と同じにしたい方もいらっしゃるでしょうが、行政区が変われば相続などで出生から死亡までの戸籍が必要になった時なども、大変苦労することになります。

それに戸籍を作り直せば誤記のリスクも発生します。人間のすることですから。

ですから、個人的には「半日仕事を休めば取りに行ける」なら、引っ越しても戸籍は動かさない方が良いと思っています。遠方なら郵送請求もできます。


(2020.12.29)

@ 映画「生きる」のレビュー追記20( エレキギターについて )で下記のように書きましたが、その補足説明をします。

『 生活保護費の不正受給は、高校生の息子が親に内緒でバイトをしていたのが原因でした。音楽に目覚めた彼は、ステレオが欲しかったし、仲間とロックバンドを作りたかったのです。

息子の部屋の押し入れには、わりと立派なステレオと、たくさんのCD,そしてギターアンプとエレキギターが隠してありました。

しかし、ヒロインの説明に怒り、ヒロインの目の前でギターを叩き壊してしまったのです。

そして色々もめた後に、問題が解決したので、係長が「自分が若い頃に使っていたギター、もう弾かないから」とプレゼントしたのです。

私はギターをプレゼントすることは感心できないと思いました。

他の受給者に知られれば、「彼だけ特別扱いされた」と言われても仕方ない行為だからです。

それに、ギターは不可抗力で壊れたのではなく、本人が床に叩きつけて壊したのです。「短気は損気」ということを教える教育的配慮ためにもギターを与えるべきではないと思いました。

私が趣味のオーディオに恋したのは小学校低学年の頃です。しかし裕福ではなかったので、就職してからやっと自分の給料で買えたのです。それまではトランジスタラジオが友でした。

フォークブームでギターにも興味がありましたが、学生時代、最初に買ったのはフォークではなく、8,000円のクラシックギターでした。そのギターはいつも抱いていました。

だから息子の哀しみも分かるような気がしますが、少々甘い展開のような気もします。 』

ギターをプレゼントしたのが、部下の新人職員の独断なら、微妙な問題なので、係長は苦笑しながら「知らぬふり」をしておけばよかったのかもしれません。「問題があるから返してもらってこい」とまでは、私でも言いたくありません。

しかし係長自ら、誰にも頼まれたわけでもないのに持ってきて、渡すように部下に指示したのでは(不公平問題がおきたとき)部下に示しがつきません。

管理職として己の首を絞めるがごとき行為であり、如何なものかと思います。又、それ以前に「一部の奉仕者ではない」という憲法に違反する可能性があります。

そして、ギターをもらった彼は、友人たちの前でギターが変わったことをどう説明するのでしょう。

きっと生活保護の受給は秘密でしょう。でも「役所の人からもらった」とだけ言えば、「どうしてお前だけもらえたんだ」「不公平だな」となるのは必至です。そして、それは噂になります。

さらに、本人が「短気は損気」で痛い目にあうこともなく育てば、将来はDVの加害者に育つ恐れはないでしょうか。役所がその原因に加担してはいけません。

私がもし課長で、後日この係長の問題行動を知れば、今さら取り返しがつかないから「知らなかったこと」にせざるを得ないにせよ、内心苦い顔をするのは間違いありません。係長の出世に影響するかもしれません。

そんな不公平問題を考えていたら、私の10年ほど前の出来事を思い出しました。

あるスポーツクラブに知人と二人で入りました。二人とも道具はレンタルでしたが、すぐに自分のものを買う予定でした。

二人で話をしていると、そこへ二人にとって初対面同様の先輩が現れ、「新しいバッグが一つ余ってるんだけど、いらない?」と聞いてきたのです。二人とも道具を買えばバッグも必要になります。私も欲しいと思いました。でも、バッグは一つなので公平にするならジャンケンか何かが必要です。でも、先輩は第一印象で知人が気に入ったらしく、「あげる」と知人に渡して行ってしまったのです。知人は喜んで受け取りました。

それ以来、毎月のクラブには必ずそのバッグを携えて知人はやってくるようになりました。私はそのバッグを見るたびに、先輩から無視された日を思い出し、胸がチクリと痛むのです。

バッグの所有者は誰にプレゼントしようが自由ですが、知人に渡したいのなら、知人が一人の時に声をかけるべきでしょう。

もし私がギターの話に執拗にこだわっているのだとしたら、憲法以外の源泉の一つは、この出来事にあるのかもしれません。


(2020.12.27)

アーチェリーで矢をリリースする(射る)とき、門外漢は「指をはなす」と言います。

初心者もそうしますが、(私の知る限り)最新理論では「指の力を抜く」のです。指をはなそうとすると、別の筋肉に力が入り、矢がまっすぐに飛びにくいのです。

では、どのタイミングで指の力を抜くのかと言えば、「クリッカーが落ちた時」です。

クリッカーはいつ落ちるのかと言えば、「矢を既定の引き尺まで引いた瞬間」です。

余分な力を入れてはいけないというのに、どうやって重たい最後の瞬間を引くのか。

これも(私の知る限り)最新理論では「息を吐く」のです。

息を吐くと胸囲が両手方向に膨らみます。縮むのではありません。弛緩して伸びるのです。

すると自動的に矢が引け、クリッカーが落ちます。

要約すると、「矢をリリースするためには、息を吐きなさい」となります。

これは一方法ですから、違うスタイルの方もいらっしゃいますが。


ちなみに、矢の引き始めも、力ではなく、「弓矢の自重も利用して引く」のです。伝統的な、持ち上げた弓を下ろしながら引くスタイルの場合は。

力を入れて引こうとするほど、疲労すると引けなくなります。

実は、引いているつもりでも、緊張から「体を硬直させているだけ」の場合があるのです。

そんな時の、ある先生のアドヴァイスは「(力づくではなく)エレガントに引いてください」です。

「バレーでも踊るがごとく」、エレガントに引くのです。

すると硬直が取れ、体が動くようになるのです。


(2020.12.26)

@ コロナ過の今、日本でも医療崩壊の危機が叫ばれています。

でも、本日のTVのワイドショーで橋本さんが見せてくれたボードには、驚く数字が並んでしました。
      
全国 一般病床数 
    887847床
    新型コロナ感染症患者 確保病床数
    27235床

大阪府 一般病床数 
     65250床
     新型コロナ感染症患者 確保病床数
     1492床
    
    (抜粋)


@ いつもの私は週三回外出しています。

二回は映画館へ、一回はフードコート等への無目的ランチです。

しかし、コロナ過で自粛が叫ばれているので、無目的に出歩くのを今日は止めました。気が萎えたのです。

映画館だけは行きたいと思っていますが、感染者数がピークアウトしなければ、こちらも自粛するかもしれません。

地元のシネコンの一つは、近年、移転して箱数を増やしたばかりで、設備投資をした直後にコロナ過になり、経営も大変なのだと想像しますが。

正月休みにピークアウトしてくれることを願うばかりです。


(2020.12.24)

散歩の途中に小さなケーキ屋さんがあって、私はいつも外から覗いてしまうのです。

それは、映画「いま 会いにゆきます」に出て来るような個人のケーキ屋さんです。

お気に入りは、イチゴの丸いホールケーキ。

それが一つだけショーケースに鎮座しています。

文字通りの看板商品かも。

「毎日見るけど、毎日売れるのだろうか」。

ぼんやりと、そんな事も考えました。

今日もお店の前を通りかかり、「そう言えばクリスマスイブだな」と、いっそう興味深々で覗きました。

そうしたら若いお母さんぐらいの年齢の人が買っていたのです。

お客さんは初めて見ました。

どんなケーキかまでは分かりませんでしたが、向こうには半分にカットされたあのホールケーキがありました。

半分にカットされたのも初めて見ました。

コロナ過で聖夜の気分も出ませんが、今日は確かに聖夜でした。


(2020.12.23)

追記13

@ 2020.12.21の記事の続きです。

少しマニアックな話をします。

DIATONE DS-251mkII

https://audio-heritage.jp/DIATONE/diatoneds/ds-251mkii.html

のスーパーツイーターは10kHz以上の超高音を受け持ちます。

一般にその音は、低音にまで影響を与えます。歯切れよくなるのです。

それだけではありません。

スーパーツイーターにも色々あって、中には10kHz以下の、かなり下の帯域までの音を出す物があるのです。

DIATONE DS-251mkII の物はおそらく後者でしょう。

ですからシステムとしての音色がかなりスーパーツイーターに支配されています。全体がメタリックな雰囲気に包まれるのです。


現在このような音は希少です。古き良き時代の音だと言っても良いと思います。

もし簡易型を自作するのだとしたら、8センチぐらいまでの(安価な方が効果的かも。高価な品はメタリックな音がしないようにダンプしていそう)メタルコーンのフルレンジスピーカー、あるいはツイーターを高音用に使い、20センチ程度の紙コーンのウーハーなり、フルレンジスピーカーと、適切なネットワークで組み合わせれば、似たような雰囲気の音が出せるように思います。

あくまでも想像上の産物ですから、保証は出来ませんが。

追記14

ちなみに、スピーカーネットワークで電気的に10kHz以上の超高音信号しかスーパーツイーターに流していないのに、10kHz以下のかなり下の方までスーパーツイーターから出て来ることがあるのは謎ですね。当然にある程度の信号の漏れはありますが、それ以上に感じられることがあるのです。

もしかしたら、スーパーツイーターの「振動版以外の部分の共振(等)」により、10kHz以下の音まで出て来るのではないでしょうか。

私自身も、別のスーパーツイーターを裸で鳴らした時と、木の枠に装着した時とで、高音の量が全然違うことを実験済みです。振動版の周囲の金属まで共振していたようです。木の枠に装着すると周囲はダンプされて音量が下がるのです。

又、ホーンをつけると下の周波数まで出やすくなります。この事は、現在私が使っているヤマハ スピーカー NS-B330に搭載のホーンについて説明したエンジニアの話にも、同類の事が載っていました。

追記15

下記にNS-B330のツイーターの説明が載っていますが、振動版の色は黒いです。

アルミ振動版に黒色皮膜処理、つまりダンプ材の処理をしてメタリックな音を消しています。自宅で鳴らしていますが、ソフトドームツイーターのようにメタリックな音はしません。しかも、ハードドームですからソフトドームツイーターよりも凛とした音がします。その異才に、違和感が無いと言えばうそになります。

ツイーターが何色かは別として、現在のオーディオの主流は、このように固有音を消すことです。現実にはない音が付加されるなら、固有音も歪の一つだと考えているのでしょう。

それは進歩かもしれませんが、個人的な好みから言えば、適度なメタリックは美しく感じ、一抹の寂しさもあります。ちなみにJBL系にはメタリックな気配が残っています。アイデンティティであるかのごとく。

https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/speaker_systems/ns-b330/index.html


下記のツイーターの中央が黒いのはダンプ材ではありません。このツイーターは銀色で、上品なメタリックな音がします。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07F456QHK/ref=emc_b_5_t


(2020.12.21)

@ 2020.12.20の記事の続きです。

追記11

しかし、出た当時はターンテーブルの回転方式としてダイレクトドライブは究極の音がするはずでしたが、今は昔ながらのベルトドライブの方が滑らかで音が良いという人も多く、確かに、ユーチューブのBD3000は良い音がしています。

ちなみに、前述した通り、二台とも現在は手放しました。


手放した理由は、箱が崩壊したからです。

合板を貼り合わせたと書きましたが、正確にはパーチクルボードを貼り合わせました。パーチクルボードは木の屑を接着剤で固めたものです。その接着剤が経年変化で劣化し、「砂の器」のようにボロボロ崩れてきたのです。

さらに時代はCDの時代になり、LPレコードのほとんどを売ってしまったのに、もう一度作り直す気力は無かったのです。

追記12

DIATONE DS-251mkII の音に不満があったもう一つの理由をお話します。

あのスピーカーは①低域用:25cmコーン型 ②高域用:5cmコーン型 ③超高域用:3cmコーン型の3つのスピーカーで出来ています。

ところが①②だけで鳴らすと地味な音になり、①②③で鳴らすと派手な音になり、私の好みである中間が無かったのです。中音域が食い足りなかっただけでなく。

特に③のスーパーツイーター、DS-251mkII についているものは、特筆しても良いほど、音が派手でした。実験で他の製品に交換するとそれがハッキリ分かります。

メタリックに輝く刺激的な音で、あえて言うならJBL的でもありました。

だから(高くて買えない)JBLに憧れていた人にはドンピシャだったでしょう。今聴いても、そういう意味では他に匹敵するような製品は見当たらないほどです。

しかし、哀しいかな、少なくとも当時の私の好みではなかったし、それをあえて使いこなす技量も無かったのです。

つまり、価格的には初心者向けでも、内容的には変則的で癖があり、マニア好みの逸品だったのかもしれません。


@ 新人の頃、窓口で深刻に対立した空気を和らげようと思い、少し微笑んだら「何がおかしい」と何回もお客様に叱られたことがあります。以後、笑いはご法度にしています。

接遇方法は担当者により違いますが、私の場合、経験上、メンタル的には自然体でいながら、ポーカーフェイスになり、過不足のない(これが意外と難しい)会話に徹するのが、疲労が少なく成功率も高いみたいです。


(2020.12.20)

@ 2020.12.17の記事の続きです。

追記7

DIATONE DS-251mkII ¥28,500(1台、1973年発売) ¥32,000(1台、1974年頃)

https://audio-heritage.jp/DIATONE/diatoneds/ds-251mkii.html


DS-251mkIIを買って数か月後に、トランジスタ・(アナログ)プリメインアンプを買いました。ONKYO Integra A-755 です。

美しいグリーン・メタリックのアンプで、眺めているだけでも幸せになれました。

ONKYO Integra A-755 ¥54,800(1971年頃?)¥60,000(1972年頃)

https://audio-heritage.jp/ONKYO/amp/integraa-755.html


以下は、それで鳴らしたDS-251mkII のレビューです。

不満の一番目は「中音域が食い足りなかった」事です。

考えてみれば、オーディオに目覚めてからの私には、10センチスピーカーが一本だけ入ったトランジスタラジオが主な音源でした。高音も、低音も出ない音で、中音域だけで洗脳されたも同様なのです。

そんな私が気に入るのは、中音用10センチスピーカーに、高音用と低音用をプラスした3ウエイスピーカーでした。たとえばDS-35BmkIIです。友人宅で類似品を聴いたことがあります。羨ましく良い音でした。

これは、中音域にラジオに似た10センチスピーカーを使っており(600Hz~5kHz)を再生します。人間の声(中音域)が1kHz前後ですからぴったりで、中音域は合格点です。

それに高音用と低音用をプラスした構造は、私にとっては理想的なものでした。しかし、値段がDS-251mkIIの2倍しては買えません。それ以前に、当時はそんな知識はありませんでした(今でも、オーディオ雑誌にほとんど書いてなく、教えてくれる人も少ない)。

DIATONE DS-35BmkII ¥55,000(1台、1978年発売)

https://audio-heritage.jp/DIATONE/diatoneds/ds-35bmkii.html


そんな事情を知らない初心者は、値段が半額、そしてデザインが似ているDS-251mkII を買うのです。しかし、デザインが似ていても、DS-251mkII は3ウエイスピーカーと言うより、どちらかと言えば2ウエイ+スーパーツイーターなのです。

仕様を簡単に言うと、2kHzまでを25センチのスピーカーが受け持ちます。人間の声など中音域は主に25cmから出て来るのです。

測定器で測って10センチと25センチの人間の声に差がなくとも、聴感上は差があります。オーディオの世界には、あらゆるところにそれが存在するのです。「気」が科学で解明されていないように、たぶんデータに取りこぼしがあるのでしょうね。

おじさんになった今でこそ25cmから出て来る深みのある人間の声にも理解をしめせますが、若い頃はエネルギー感の不足を感じたのです。

他の不満点は、また後日お話します。

追記8

レコードプレーヤー(今はターンテーブルと言うらしい)は、CECのBD3000です。

当時、25,000円ぐらいだったでしょうか(間違っていたらごめんなさい)。

評判とデザインに惚れました。懐かしいです。今でも好きですね。ベルトドライブで、MMカートリッジもついています。

ちなみに、こちらの動画に出て来るスピーカーは、スコーカーの直径から、正統派の3ウエイスピーカーだと思います。DS-35BmkIIのような。

CECのBD3000は、しばらく使ったのち、新しく登場してきたダイレクトドライブのレコードプレーヤーに座を譲ります。

https://www.youtube.com/watch?v=3b_-o7ZmjmA

( Vertak-Shop Винтажная аудиотехника из Японии )

追記9

良い音で鳴っているスピーカーはこれのようですね。

https://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/speaker/s-170ii.html

Pioneer S-170II ¥45,000(1台、1983年発売)

やはり、当時の私には高級機でした。


ところで、CECのBD3000にまつわる思い出について、もう少しお話します。

当時、やっとコンポをそろえたわけですが、置き場所もありませんでした。

当時の旧居は増築前で狭く、私の部屋がありません。ですから、いわゆる居間で寝起きしていたのです。父に来客があって遅くまで酒でも飲んでいると、私は台所で膝を抱え息をひそめていました。

そんな状態なので、コンポを置く場所が無く、数年間、奥の部屋の隅、畳の上に置いたままでした。まるで引っ越し途中みたいに。

ときどき、その隅っこでスピーカーの前に座りレコードを聴いていたのです。

そのせいもあってか、手元が狂い、買ったばかりのBD3000のレコード針(カンチレバー)を曲げてしまったのです。すぐに指で元に戻しましたが、どうも完全ではなかったみたいで、音に汚れを感じました。

ギターのスチール弦、古くなると錆が浮いてくることがあります。

共感覚が関係しているのかは分かりませんが、音を聞くたびに私にはその錆びた弦が見えるのです。メタリックに光る弦の所々にある茶色い錆が。

幸いにも、針を曲げる前の正常な音は一度も聴いていないので、買い変えるまで、そんなものかと思っていましたが。


それにプラスして、ある日、帰宅すると、青ざめた母が、「あなたに殴られるかもしれないけど…」と前置きして、タンスの上の物を取ろうとして落とし、下にあったBD3000のプラスチックカバーに大きなヒビを入れてしまった事を詫びてきました。

驚いて確認すると、確かに大きなひびが入っていましたが、不思議と怒りは湧いてきませんでした。

それ以前に、わが家には「家族に暴力をふるうという文化」はありません。両親は口うるさい人でしたが、一度も殴られた記憶はありません。

それなのに、せいいっぱいの謝罪の言葉だとしても、「殴られるかもしれないけど」などという言葉が、母の口から出たことがショックでした。

母は私の事をそんな目で見ていたのか、そんなに信頼されていないのかと、その方が寒々として、その場を逃げ出したくなったのを覚えています。

追記10

その後、いろいろあって、「一生買い変える心配のない、良いレコードプレーヤーを」と、部品を集めて自作しました。たまたま見つけたこの画像、「私の作ったものか!?」と目を丸くするほど似ています。

もちろん別のものです。その後、私のものは分解してしまい、部品は別々に売り払いましたから。でも、同様のプランを持っていた人がいるのは嬉しいことです。

https://www.chikuonki.com/images/electric-gramophone/eg_02.jpg


自作品を具体的に説明します。

* ターンテーブルはデンオン(当時の呼称)の物です。ターンテーブルとは、本来、回転部分のことを言います。

放送局のレコードプレーヤーを作っているデンオンの製品という事で人気がありました。

DENON DP-1000 ¥33,000(1974年11月発売)

https://audio-heritage.jp/DENON/etc/dp-1000.html


* トーンアームはデンオンではなくMICRO MA-202です。

デザインの美しさと性能の高さに惚れました。トーンアームを見ているだけで酒が飲めます。

MICRO MA-202 ¥15,800(1972年頃)
¥19,500(1975年頃)

https://audio-heritage.jp/MICRO/etc/ma-202.html


* カートリッジはTechnics EPC-205C-IIです。

日本的で繊細なハイファイ音がしたと思います。

Technics EPC-205C-II ¥19,500(1973年頃)
¥21,000(受注生産、1974年頃)

https://audio-heritage.jp/TECHNICS/etc/epc-205c-ii.html


* 箱は、穴をくりぬいた合板を何枚も張り合わせ、厚さ6センチ前後にしたものを自作しました。余分な空間をなくし共振を少なくするためです。

完成すると、このような雰囲気になります。ただしトーンアームは1本様に設計しました。

参考・DENON DK-2300 ¥70,000(1981年頃)

https://audio-heritage.jp/DENON/etc/dk-2300.html


* 被せるダストカバーはデンオンのプレーヤーの補修パーツを買いました。当時、1万円ぐらいしたと思います。


マニアの方には物足りないでしょうが、私のレベルではこのぐらいが上限なのです。

しかし、出た当時はターンテーブルの回転方式としてダイレクトドライブは究極の音がするはずでしたが、今は昔ながらのベルトドライブの方が滑らかで音が良いという人も多く、確かに、ユーチューブのBD3000は良い音がしています。

ちなみに、前述した通り、二台とも現在は手放しました。


(2020.12.18)

@ 「 マクロン大統領が感染 接触の首相らも隔離 」

〈 2020/12/18(金) 1:24配信「日本テレビ系(NNN)」〉

マクロンさんたちが会食だったのかは知りませんが、偉い人だから会食・宴会を大目に見るのではなく、偉い人だからこその注意が必要だと思います。

映画「シン・ゴジラ」は、油断した偉い人が多数亡くなったので、残された若者たちが苦労する話でもあったのですし。

本日の朝日新聞によると、首相の会食問題が起こった14日以降、急きょ「忘年会」を中止する政治家がいたようですが、まず最初に自分たちの「忘年会」を中止してから、国民にも自粛を呼びかけるのが順序だったと思います。


(2020.12.17)

@ 「 パイオニア 16cm×24cm 5ウェイスピーカー TS-A6970F 」

カーステレオ用ですが、ホームオーディオの世界からすると、妙にお値打ち価格ですね。しかし、子どもの頃、私が使っていたのは、こんな良い品ではありません。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%82%A2-carrozzeria-%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%A2-Pioneer-TS-A6970F/dp/B07HX39ZS7/ref=sr_1_5?dchild=1&hvadid=412230787183&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=%E6%A5%95%E5%86%86+%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&qid=1608209726&sr=8-5&tag=yahhyd-22

私が中・高生の頃、壊れたTVなどから取り出した楕円スピーカーを、ベニアの廃材で適当に作った箱に入れ、トランジスタラジオのイヤホンジャックから取り出した音声信号で鳴らしていました。こんなにきれいな工作は出来なくて、しかもモノラルでした。

https://www.bing.com/images/search?view=detailV2&ccid=MCA3k236&id=2DE2DAB899A069FADC23EA367E60EAA32125B7E9&thid=OIP.MCA3k236P7kkyzHNkf60_QHaFj&mediaurl=https%3a%2f%2fblog-001.west.edge.storage-yahoo.jp%2fres%2fblog-88-9c%2fzshibams%2ffolder%2f1800762%2f30%2f68768230%2fimg_0&exph=1037&expw=1383&q=%e6%a5%95%e5%86%86%e3%82%b9%e3%83%94%e3%83%bc%e3%82%ab%e3%83%bc&simid=608010938345327533&ck=AF6BD9A1C7F5811ADEFD0912ABECB3DB&selectedIndex=181&FORM=IRPRST&ajaxhist=0

ラジオは「 松下電器産業 GXワールドボーイ 3バンドレシーバー (FM/MW/SW)」で鳴らしたのです。これに似ています。当時、新品で1万円ぐらいでした。

それでも、トランジスタラジオの小さなスピーカよりは、はるかに太く、大人びた音がして、感動したものです。

https://item.rakuten.co.jp/doriem/yb00ol6e9ss/

あの頃は、ステレオに対する情熱は自分が一番だと思っていたのに、わが家にステレオは無く、友人宅には立派なステレオがあるのが、不条理かつ、羨ましかったです。

でも、今ふりかえると、あの頃の自作が一番楽しかったように思います。

追記

今は、ダンボール箱や、ホームセンターで売っていそうなプラ・ケースを利用して、ノコギリがいらない工作で、モノラル・スピーカーBOXを作ってみたいです。一つの箱に、どこかの安いスピーカーを2本入れて。

そうやって、安いスピーカーの安い音に、郷愁を感じて楽しむのです。

でも、適当な組み合わせだから、あんまりひどいバランスで鳴った時には、秘密兵器のグライコを使います。

あるオーディオ雑誌に類似の記事が出ていまして、オールドマニアの心情にドンピシャでした。

追記2

酒やタバコなどの嗜好品を好きな人は、珍しいものを見つけると、一口味見したいものです(私はタバコはやりませんが)。

オーディオマニアも同じで、鳴らしてみたいフルレンジスピーカーの何種類かはあります。

メーカー不明の物や、壊れたラジオに入っていたゴミに近い物でも、一度鳴らしてみたいことがあります。誰でも知っている名機は、性能限界を出すのが難しいので、それなりのしっかりとした箱が必要になります。それより、無名の中古品の方が、適当に鳴らして楽しむには向いています。

これが私の「深夜食堂」です。

追記3

本文のこの写真を良く見ると、中央にあるアンティークな一体型ステレオの中に入っていた楕円スピーカーを取り出し、別の箱に入れて両サイドに置いていますね。

一体型ステレオは、今では置台兼、味のある飾りなのでしょう。オーナーさんの気持ちがよく分かります。私でも捨てられないと思います。そして、スピーカーも第二の人生でご奉公をしていますね。箱の板材も、音の鈍いパーチクルボードやラワン合板ではなく、澄んだ音のする米松合板か何かのようです。末永く愛されると思います。

https://www.bing.com/images/search?view=detailV2&ccid=MCA3k236&id=2DE2DAB899A069FADC23EA367E60EAA32125B7E9&thid=OIP.MCA3k236P7kkyzHNkf60_QHaFj&mediaurl=https%3a%2f%2fblog-001.west.edge.storage-yahoo.jp%2fres%2fblog-88-9c%2fzshibams%2ffolder%2f1800762%2f30%2f68768230%2fimg_0&exph=1037&expw=1383&q=%e6%a5%95%e5%86%86%e3%82%b9%e3%83%94%e3%83%bc%e3%82%ab%e3%83%bc&simid=608010938345327533&ck=AF6BD9A1C7F5811ADEFD0912ABECB3DB&selectedIndex=181&FORM=IRPRST&ajaxhist=0

追記4

ちなみに、なぜ楕円かというと、「TVの両側とか、下など、細長いスペースに組み込むため」というのが主な開発理由だと想像します。

でも、それだけでなく、長い部分が低音に有利で、短い部分が中・高音に有利に働くのではないかと思います。

追記5

ゴミ捨て場のスピーカーしか聴いたことの無かった私は、雑誌で評判の良いオーディオ専用スピーカーの音に憧れたことは言うまでもありません。

それで、就職して最初に自分の給料(自慢)で買ったのがこのダイヤトーンDS-251mkIIでした。当時のベストセラーで中級機で、実売価格ワンペア5万円ぐらいです。給料一か月分が飛びました。

でも、スピーカーだけ買っても、アンプもレコードプレーヤーも無いわけですから、相変わらずラジオのイヤフォンジャックの信号を繋いで、モノラルで聴いていました。

しかし、本格的なスピーカー、しかもハイパワーアンプでないと鳴りにくいと言われた強者DS-251mkIIですから、トランジスタラジオでは低音が出ず、ひょろりとした音しかしませんでした。

しかし、音のパンチは今まで聴いたことの無いもので、その「パンチ」だけに酔っていました。

数か月後に、念願のアンプやレコードプレーヤーも買うことになります。

三菱電機(ダイヤトーン)DS-251mkIIはこれです。ウーハー(一番大きなスピーカー)の直径が25センチあります。

https://audio-heritage.jp/DIATONE/diatoneds/ds-251mkii.html

追記6

しかし、このDS-251mkIIは評判も良く、それは現在のネットを見ても健在ですが、当時から私の好みの音ではなかったのです。

「それならなぜ買ったんだ」と言われるでしょうが、他人(特に専門家)の評判を盲信したのです。誤解の無いように申し添えますが、専門家などの評価が間違っていたと言っているのではありません。趣味・嗜好などというものは極めて個人的なものだと申し上げているのです。そのあたりの混乱は、自信と経験の少ない初心者にはありがちでしょう。今でこそ「ゴミ箱オーディオで何が悪い!」と言えますが。

そのあたりは、話せば長くなりますので、また後日。


@ 菅総理が今年は会食を149回行ったとワイドショーが伝えていました。

外国からの要人の接待など、避けられない会食もあるでしょうが、やはり多いと感じます。

今は有事です。国民に各種自粛を呼び掛けておきながらでは、やはり示しがつきません。

ちなみに私は一回も会食をしていません。今年の正月も親戚が集まるのを中止しました、お盆も中止、来年の正月も中止を決定しましたし、毎月お茶をしている友人とも、この一年会っていません。忘年会も新年会も旅行もありません。

正直に申せば、さみしいのを耐えています。

総理の会食、ほぼすべて仕事だという事は理解していますが、このご時世ですから、「李下に冠を正さず」で、仕事なら会議室ですれば良いと思います。有事なのですから。ちなみに下級役人は会議室があたりまえです。

もちろん、平時ならこんな野暮なことは言いません。


@ パナソニックのオーディオブランド・テクニクス「SC-C70MK2」という高級CDラジオです。

https://jp.technics.com/products/c70mk2/?utm_source=yahoo&utm_medium=display&utm_campaign=SC-C70MK2_NC_D_Y_RM&utm_content=SC-C70MK2_NC_D_Y_RM_n&utm_term=SC-C70MK2-S_1200-628_20201120_products-c70mk2_4&yclid=YJAD.1608179777.DLr7AxOdcq23_jh9u5SxfVcLKZJFM0ANUh9be_sciUXBHP2UPO2ffMIBT.YlCslfH5HP5RCm0M2uSockBSbm9vTQFpqWg4wqA.trYpRJrRi86VU-

上記のデザインは、

下記のページの、

さらに最下段にある1964(昭和39年)松下電器(PANASONIC) 「飛鳥」へのオマージュみたいなデザインですね。

http://history-of-stereo.com/ensemble-stereo.html

10年ぐらい前に中古ショップで動かないこの製品を見たような気がします。

欲しかったですが、買っても置いておくところがありませんでした。ネットで調べたら、今はこのような製品を専門でレストアしてくれるお店があるようです。

内部に最新パーツを使ったりして、自分流にコツコツとレストアするのもよし、業者さんに頼むのもよし、ガレージがあれば、所ジョージさんみたいな遊び方は憧れます。


(2020.12.16)

@ 「 音の最終調整 真空管グラフィック・イコライザーの調べ: 特別付録:ラックスマン製 真空管グラフィック・イコライザー・キット (ONTOMO MOOK) (日本語) ムック – 2020/6/19 」

を、悩みに悩んだあげく買ってしまいました。

このデザインを見てピンときた方はマニアの方でしょう。

1960年代にビクターから売り出された「SEA-100」というグラフィック・イコライザー(グライコ)にデザインが似ているからです。デザインだけでなく内容も似ており、さらに進化系だと思います。

https://audio-heritage.jp/VICTOR/etc/sea-100.html

そうです。私は「SEA-100」などが搭載された3点セパレートステレオに、今でも憧れているのです。

あの頃は、子どもであり、家も裕福ではなく、とても買ってもらえませんでした。その時のインナーチャイルドが、疼くのです。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s763112582

http://history-of-stereo.com/ensemble-stereo.html

でも、通常こんな専門的なグライコは不要ですが、スピーカーを自作したり、シビアに使い込んだりする場合には、音質調整として便利なのです。

安いフルレンジスピーカーを買ってきて、童心に戻って、まだ遊びたい気持ちもあります。

中途半端な箱に入れて、高音がうるさいとか、低音が出ないとかにかなっても、これで簡単に調整できそうです。もちろん真空管も入っていますから、音も滑らかになりそうです。

追記

( 以下、映画「ホテルローヤル」のネタバレです。 )

『 倒産の後始末の終わり、在庫品回収にやってきたえっち屋さんに、雅代は「ずっとあなたが好きでした」と告白するのです。そして、「最後にこのグッズを全部使って遊びませんか」、と淡々と言いました。

その言葉からは、自分は一度も客としてラブホテルを使ったことが無いこと、そして男性経験がなさそうな事、もちろんアダルトグッズを使った事も無いことなどが、分かりました。

「お別れするために、最後の望みを聞いてください」と言っていたのです。

お気に入りのバイブを一箱、大事に抱えてベッドへ向かう波瑠さんがシュールです。 』

( 映画「ホテルローヤル」私のレビュー追記Ⅲより抜粋 )

オーディオが恋愛の代償行動ならば、波瑠さんが大事に抱えていたバイブは、私が本屋さんから大事に抱えてきたグライコと同じなのでしょう。

波瑠さんがバイブに夢を見るのと同じように、私はグライコに夢を見るのです。

「ずっとあなたが好きでした」と言いながら。


@ 自慢しますが、私は子どものころ図画工作が得意で、通知表はいつも5でした。

ですから、普通に絵をかいたりしているだけで皆に覗かれ称賛(オーバーな表現)されたのです。

それが恥ずかしく、そんな時は「つっけんどん」な態度をとっていました。

すると、皆の中には、その態度を「傲慢な奴」だと評価して軽蔑する者もいました。

何を申し上げたいのかと言えば、「勝者の恥じらい」というものは、誰に教えられなくとも、自然に内面から湧き上がってくるものだという事です。

私ごときと、超一流のスポーツ選手を比較するのは失礼ですが、失礼を承知で申し上げれば、決勝戦に出るような選手でも、最初の「礼」も、勝利の「恥じらい」も不十分な者がいるということです。

特に柔道、昔のオリンピック決勝戦。

超一流日本の選手の、軽くぴょこんと頭を下げただけの「礼なんかどうでも良い、礼では勝てない」を体現したみたいな礼にたいして、対戦相手は「礼に始まり礼に終わる、初心忘れるべからず」を体現したように、深々と一礼していました。

結果は対戦相手の一本勝ちです。

いや、勝負の前に、すでに「礼」で負けてました。

日本選手、超一流ともなると、わざわざ「礼がなっとらん」などという初歩の初歩を教える指導者はいないのでしょうね。

「どうしても負けられない戦いがある」とか申しますが、勝負は時の運ですから、負けることもあります。それは仕方ありません。

でも、「礼に始まり礼に終わる」の日本武道、本家本元の日本が、「礼」で負けてほしくないのです。

追記

この話の根っこにあるのはこういう気持ちです。

よくドラマで、問題が発生し、担当者が手をこまねいていると、横から才能のある者が出てきて、さらりと解決してしまいます。

しかし、彼等の多くは不愛想なのです。そして、不愛想であることを恥じていない。自分が未熟者であることを「恥じて」いないのです。

「仕事さえできれば不愛想でもいいじゃないか」。

そして周囲のそんな風潮は、「彼らをグライコみたいな便利な道具としてしか見ていないに等しい」と思います。

彼等に人権を感じるのなら、彼らの未熟を「哀しんで」もおかしくありません。

追記2

あるいはこうも言えます。

役所に住民が相談事に行くとき、住民は「相談事」を重視します。→ 勝負で勝つこと。

しかし、役所は「申請・届出資格」を重視するのです。→ 試合前後の礼が美しいこと。


@ 「視覚障害者が駅のホームにいたら声をかけてあげて欲しい」という要望に対して、「声をかけて断られたらイヤだ」という健常者の声があるようです。

障害者だけでなく「老人などに席を譲りましょう」という場合にも、若者から同様の声が上がります。

しかし、世の中には①「人に迷惑をかけてはいけない」「がまんは美徳である」みたいな価値観の人と、②「お互いに助け合いましょう」「がまんに価値はありません」という価値観の人がいますから、声をかけて二人に一人から断られても仕方ないわけです。

問題は、「断る人を悪者あつかいする事への恐怖」「自分の価値観を押し付けることへの無神経」です。

ちなみに、私もそろそろ席を譲られかねない年齢に入ってきましたが、どちらかと言えば価値観は①ですし、さらに健康法その他で、(昨今はソーシャルディスタンスもとれないし)座りたくはありません。


@ 私の経験では、取り付け業者さんも「自動おそうじ機能」付きのエアコンが好きではなさそうでした。

「自動おそうじ機能」はそうでないものに比べて重く、ぶ厚いのです。

重ければ取り付けネジの本数を増やさなければなりません。

さらにぶ厚いのが加わると、天井からの精神的な威圧感が増すだけでなく、テコの原理でネジに強い力がかかりますから、ネジの本数を増やさなければいけないのです。

さらに、日本では地震が多いですから、その場合でも落下事故が無いように、さらに余分にネジを増やさなければなりません。

そうやって「物理的に十分だ」とプロの業者が安心できるまでネジ数を増やすと、壁が傷むから家主は良い顔をしないわけです。

だから、家主の顔色を見て、本数を調整しなければならないようです。わが家がそうですが(借家)、そういう理由で「十分よりもやや少なめ」になることもあるのです。

さらに壁が脆かったりすると、エアコンを「自動おそうじ機能」の無いものに交換してもらうそうです。

取り付け業者さんは少し不機嫌でした。なぜ不機嫌になるのかと言えば、今まで以上に重たくて疲れるし、家主との間で工事に神経を使っても、しょせん「自動おそうじ機能」は問題の多い機能だからでしょう。


(2020.12.15)

『 エアコンを買う前に知っておきたい一番意味がない「自動おそうじ機能」はコレ!

そろそろエアコンが活躍する季節になりましたが、エアコンのお掃除、ちゃんとしてますか? 「うちは自動おそうじ機能がついてるから大丈夫」と思っているあなた。それ、かなりヤバイです。 』

( the360.lifeトップ )

https://the360.life/U1301.doit?id=386


@ 旧居からCDなどをダンボール箱数箱分持ってきましたが、新居では飾り棚がありません。

飾り棚を買ってきても置き場所に苦労します。

CDの中身だけ出してファイルに入れ、プラケースを捨てれば体積は数分の一になりますが、聴きたいものを探すときに苦労しますし、ジャケットを捨てるのも忍びないです。それに、売ろうと思った時にこんどは売れません。

どうしようかと考えている内に1年過ぎてしまいました。

その間の私の音楽ライフは、ネット配信が9割以上になります。

ネット配信だけでも生きていけそう。

CDを厳選して、いらないものは売ろうとも考え、一枚一枚考えましたが、9割以上は手放したくありません。旧居で何年も前に断捨離を実行した結果が現状なのです。すでに半分ぐらい売りました。

頭が痛い問題です。


@ ホームドラマチャンネルで再放送中のTVドラマ「ポケベルが鳴らなくて」は、まだ2話まで観ただけですが、おじさんにとっては相当危険なお話です。

今後、ストーリーがどのように展開するのかは知りませんが、危険と知りつつ逃げられない男の性(さが)が哀しい。(2020.12.12の抜粋再掲)

追記

映画「逃亡者」で、無実の主人公・リチャードがあれほど苦労するシナリオになっているのには、それ相応の理由が隠されていると書きました(詳しくは私のレビューご覧ください)。

https://cinema.pia.co.jp/com/2947/1230355/  の追記から参照

ところで、TVドラマ「ポケベルが鳴らなくて」は4話ぐらいまで観ました。最後までのストーリーを知りませんので軽々なことは言えませんが、おじさんの家庭に不倫騒動が起きそうなのは、おじさん・水谷誠司(緒形拳さん)を、家族は邪険にしているせいだと思います。保坂育未(裕木奈江さん)から逃げられなくしたのは、家族なのです。

そのように設定されたシナリオだと思うのです。

食事のシーンを観てください。借りてきた猫のように縮こまった父とは反対に、のびのびとした家族の態度が物語っています。

他にも、水谷誠司には文字通り居場所がありません。階段の下のわずかな空間に、イスとライト、扇風機、バーセット置いて、畳半畳分のスペースが、唯一の居場所なのです。ドラマでは繰り返しこの場所が写ります。本当に、給料を運ぶだけの家畜扱いです。

そんな彼も、会社へ行けば、部長として立派な机をもらい、眼下には頭を下げてくれる部下も大勢います。

男として彼に惚れている野崎寛治(谷啓さん)という、親友というか、悪友というか、そんな友だちもいます。

そして、女として彼に惚れる保坂育未(裕木奈江さん)が登場するのです。

家には居場所が無いおじさんが、外に居場所を求めるという、よくある自然現象が、ここにはデフォルメして描かれているのかもしれません。

追記2

保坂育未が水谷誠司を強引にデートに誘います。

待ち合わせの時間が来て、行かないつもりだった水谷誠司が、雨が降り出したと知って行くことにしたのは、邪険な家族のせいです。

そして、待ち合わせの場所で探し回ると、保坂育未はずぶ濡れで、しゃがみ込んでいました。

そして水谷誠司を見るなり、何事もなかったようにニコリと微笑んで、「どこへ遊びに行く?」と言うのです。

「なんで遅れたの?」と怒っても仕方ないのに、あんな態度を取られたら、並みのおじさんなら撃沈でしょう。

男に賭けて「この女だけは泣かせてはならない」と思ってしまいます。忠誠を誓わされてしまうのです。捨て犬が捨て犬にシンパシーを感じて。

あのシナリオを書いた人は、罪な人です。


@ 新居ではエアコンを2台買いました。

家電量販店で「これ下さい」と言ったら、店員さんが「それより最新型の自動フィルタークリーニング付きが良いです」と言ったので、引っ越しの忙しさにかまけ、よく検討もせずにそれを買いました。

しかし、自動クリーニングは良いけれど、①取れた埃を時々掃除機で吸い出してやらねばなりません。②その後、エアコンの点検ボタンを押し、内部点検を6分以上かけてする必要があります。点検が終わるとランプが消えるのです。しかし、初年度は消えましたが、2年目の昨日やったら2台とも消えません。

③マニュアルの「消えない場合は」の項目を見ると、「内部の埃だまりの箱や、フィルターを外して、再装着して下さい」みたいなことが書いてあり、その通りに、2回トライして、やっとランプが消えました。その間、初めての事なので1時間ぐらいかかりました。

自動クリーニングなのでエアコン内部はあまり触る必要が無いと思っていたら、2年目にしてトラブルが起こり、触る必要になったのです。

さらに、その時分かったのですが、フィルターは確かに新品のようにきれいでしたし、埃だまりにもあまり溜まっていませんでしたが、③フィルターから埃をかき出す回転ブラシのような部品には、たくさんの埃が付いていました。あそこは掃除機で吸ってやらないと取れないみたいです。

つまり、フィルター自動クリーニングでも、毎年、夏の終わりや、冬の終わりには、エアコンのふたを開けて掃除する必要があると思うのです。

それなら、自動クリーニングではなく、昔からの手動クリーニングの方が、値段も安いし、構造も簡単で壊れにくいし、掃除しやすいし、エアコン本体も薄くて軽いから取り付けも楽だし、地震での落下の心配も少ないし…。

次回の買い変えには考えなければなりません。


(2020.12.14)

毎週のように行っているから分かりますが、今日は劇場のロビーがガラ空きでした、春の自粛生活直後の映画館のようです。

1~2週間前の賑わいはどこへ消えたと思いました。

どうやら、主にあれは映画「鬼滅の刃」のお客さんだったようです。

その人出がひと段落した上に、第3波が来たので、さらに客足が落ちたのでしょうか。


(2020.12.13)

@ 体の不調は年齢のせいもありますが、アーチェリーと気功を同時期に始め、10年近く熱心に行って、2~3年ほど前に同時に休止したせいもあるのでしょう。

( アーチェリーには、海外旅行並みの重い道具を引きずって往復1時間近く歩き、さらに地下鉄に乗って、週3回射場へ通っていましたし、残りの日々は、1.5~2時間、公園で気功とウオーキングをしていました。要するに運動三昧の日々だったのです。)

今は、その代わりに映画をたくさん見て、映画生活にたくさん書き込みをするようになりました。

そして、気がつくと体の不調が起こってきたのです。

ですから、運動の再開をしようと思ってはいますが(当然、書き込みは少なくなる)、新型コロナの昨今は練習場へ行くのがはばかられます。もう一度再開して月に2~3回程度は練習したいですが。

気功は、以前とは違って、ほんとうに軽くだけ、再開したいと思っています。


@ もう一冊気功の本をご紹介します。

『 病気が治る「気功入門」DVDブック (伝説の気功家・中健次郎が伝授!) 』で、嬉しいことにDVDもついてます。

これも良い本で、この中の「憾天柱」(かんてんちゅう)という「座禅をして背骨をくねくね回転させる技」が気に入っています。

先生の発案ではなく、歴史的な古い技だそうです。

ただ、DVDのようにできる様になるまでは、繰り返しの練習が必要です。

過去に1~2年間、寝る前にやったことがありますが、立禅を中止している今、思い出して、先日から毎朝やり始めました。

背骨の柔軟体操(背骨から繋がっている神経系も整える)とも言えるこれは、正直、背骨が気持ち良く、メンソールのような「気」のめぐりも、より良くなったような気がします。

追記

お風呂の栓を抜くと、水が渦を巻いて排水溝に吸い込まれていきますね。

あれをイメージしてもらえば分かりやすいのですが、上手く行くと、突然、頭上に大きな「気」の渦巻きが出来、それは頭上のチャクラに吸い込まれ、背骨を通って下丹田に溜まります。

気感が覚醒すると、その気配が分かります。

追記2

「冗談言うな」と思われるかもしれませんが、技を終えた直後も、下丹田で「気」は渦を巻いております。

嘘だと思ってすぐに逆回転をすると、「腸がねじれる!」と感じるほど下丹田が混乱し、痛いこともありますから、渦がしずまるまで逆回転をしてはいけません。

今思うと、体内で「気」が渦を巻いているという事は、内臓が「気」のシャワーを浴びるに等しいのだと思います。


@ 生まれ育った旧居の玄関には、高さ40センチ前後の段差がありました。

若いうちは上がり下がりを楽しむゆとりがありましたが、40歳ぐらいのときに、ふらついて倒れそうになったのです。

その時から「もう若くないな」と、気をつけるようになりました。あそこで転倒したら命にかかわりかねません。

その後、新居に引っ越し、玄関の段差は5センチぐらいになりましたが、年金生活になった今、日常的に、軽いめまいのような、貧血のようにな、ふらつきを感じることが増えたのです。

私40歳ぐらいから毎朝スクワットを100回していますし、昼夜には、それぞれ15分ずつのハードな室内運動をしています。電車でも片道30分程度なら立っていますし、毎日1.5時間のウオーキングをしています。さらに、ある映画館では9階相当を歩いて昇り降りしています。要するに日常的にトレーニングをしているという事です。

なのにふらつくのは、足腰が弱ったのではなく、三半規管とか、自律神経とか、専門的な事は知りませんが、神経的な衰えが原因なのだと思います。

何を申し上げたいのかと言えば、気功をして、質量のある「気」を大量に蓄えると、それが「(ある意味)重たいリュックサック」のごとく、不意に揺れ(小規模の揺れなら日常的に繰り返します)、神経の衰えと相まって、転倒のリスクが増えるようにも思うのです。

追記

さらに関係があるのは目の不調です。

私にはたぶん白内障の初期症状がありそうです。

さらに、古いメガネや、まだ慣れない新しいメガネが、目にフィットしいないせいで、軽いめまいを誘発したり、そこから生まれた気持ちの波が、「気」を揺らしたりします。

( 「気」の大ボールは、煙や水蒸気ではないので、体を揺らすような大風にも微動だにしません。ただし、その風に「気持ちが揺れる」と、「気」のボールも揺らぎます。

これは、どこかの本に書いてあったことですし、私自身も、大風の日に繰り返し立禅をして実験済みです。 )


@ 会社の方針は、社長、あるいは正式な代理人が発表するものだと思います。

方針決定前には、部下と会議を開いたり、外部の有識者の助言を求めたりするでしょうが、最後の決断は社長がするものだと思います。

会議に参加した部下や有識者は、それぞれの立ち位置からの意見を言うでしょうが、社長はすべてを俯瞰して決断せねばなりません。当然に彼等とは立ち位置が違い、結論が違うこともあるでしょう。

そして、外部に発表するのは社長や正式な代理人の仕事であり、会議に出席した部下や有識者が個別に発表することは無いように思います。

ましてや、社長の方針に反対する記者会見をすることは無いと思います。

もし、あるとしたらマスコミの執拗な取材に匿名で口を開くぐらいでしょうか。

いずれにせよ、すでに決定されたことに対して、マスコミを利用して反対意見を発表するのは会議の同席者のすることではないように思います。それでなくとも、昔から「船頭多くして船山に上る」とも言うぐらいですし。

何を申し上げたいのかと言えば、新型コロナ対策について、同様な気配が感じられることです。

追記

「社長は間違えている。私が正しい」と思うこともあるでしょう。あなたが正しいのなら、社長は表立って反論できず、公衆の面前で恥をかくかもしれないのですから、(会議の参加者は)なおさら慎重に意見表明する必要があります。社長に恥をかかせても、あなたの将来にメリットは少ないと思います。

追記2

なぜ私がこの事にこだわるのか。書いていて今気づきました。

私は社長ではありませんが、若い頃、ある仕事のプロジェクトチームのリーダーになり、数人の同僚と事前会議をしたのち、プレゼンで発表した事があります。

すると、私が説明を終えた直後、プロジェクトチームの同僚の一人が、「それより、こっちの方が良いと思います」と唐突に意見発表したのです。

私は「後ろから鉄砲で撃たれたごとく」呆然としました。

事前会議では彼の意見も当然に聴き、和やかな雰囲気の元で、意見の合意をしたわけです。それなのに、「私が彼を無視して暴走した」かのように見えてしまいます。

しかし、聴けば、どちらかと言えば、彼が今発表した意見の方が数%良いのです。

だから、リーダーの私は、会議の席で表立って反論は出来ません。苦笑しながら甘受するしかないわけです。

彼は無邪気なだけで、悪意はゼロだったと思います。しかし、上司たちの面前で恥をかかされた状態になった私は、忘れようとしても、あの日の事は一生忘れられません。

もし私が彼の立場ならこうしたでしょう。

① 突然に改善案が浮かんでも、数%の違いなら、ここで唐突に発表することのメリットと、デメリットを天秤にかけ、総合的に比較し検討します。場合によっては沈黙していた方が良いこともあります。

② その上で、「リーダーに迷惑をかけても発表すべきだ」と判断した場合には、リーダーに耳打ちして同意を得たのち、リーダーの口から適切な方法で発表してもらうでしょう。あるいはリーダーから指名されてはじめて口を開くでしょう。あくまでも自分は黒子に徹するわけです。

そうすれば、同じことをしても、リーダーから感謝される可能性があります。

追記4

映画「天国にいちばん近い島」の中でも、ヒロインは団体旅行でニューカレドニアに行ったのに、いつも無断で自由行動をするから、添乗員からひどい口調で叱られるシーンがありました。

「 添乗員も好きで添乗員をしているわけでは無い。家族を養わなければならないから、我慢に我慢を重ねて仕事をしている。それなのに、すぐ、あなたは勝手にどこかへ消えてしまう。もう、いい加減にして欲しい 」みたいに、たまったストレスのせいもあって切れていました。

ヒロインは添乗員と事前によく相談するべきです。無視するような旅人ではいけません。

追記5

少し事例が違うかもしれませんが、映画「真昼の決闘」も連想します。

保安官が助けを求めに教会へ行ったら、すでにたくさんの人が集まっておりました。実は、当事者であり、責任者でもある保安官が来ないうちに、すでに住民だけで話し合っており、保安官には(ほとんど)結論が伝えられるだけの結末でした。「保安官は町から出て行ってくれ!」という。

欠席裁判はいけません。

でも、追記で「社長に恥をかかせても、あなたの将来にメリットは少ないと思います」と書いたのは訂正します。

メリットはありました。

映画「真昼の決闘」の保安官は、住民の「保安官は町から出て行ってくれ!」という要望を聞いてくれたからです。


(2020.12.12)

@ 昔から「ヤマハのスピーカーはピアノが良く鳴る」と言われていますが、私もそう思います。

ピアノ屋のスピーカーなのにピアノの音が良くなければ、「耳が良くないな」と言われかねないし、ピアノの信用にも関係しかねないので、その辺りは抜かりないのでしょう。

でも、ピアノだけでなくヴァイオリンの音も抜かりないと、ヤマハスピーカー「NS-B330」でこれを聴いて思いました。

「 J.S.Bach: Air on G string /J.S.バッハ:G線上のアリア 2020/08/26 制作者 Koiso Concert 」

https://www.bing.com/videos/search?q=g%e7%b7%9a%e4%b8%8a%e3%81%ae%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%82%a2+youtube&&view=detail&mid=4DD9DB6E9EF5314CC8C84DD9DB6E9EF5314CC8C8&&FORM=VRDGAR&ru=%2Fvideos%2Fsearch%3Fq%3Dg%25e7%25b7%259a%25e4%25b8%258a%25e3%2581%25ae%25e3%2582%25a2%25e3%2583%25aa%25e3%2582%25a2%2Byoutube%26qpvt%3Dg%25e7%25b7%259a%25e4%25b8%258a%25e3%2581%25ae%25e3%2582%25a2%25e3%2583%25aa%25e3%2582%25a2%2Byoutube%26FORM%3DVDVVXX


@ ホームドラマチャンネルで再放送中のTVドラマ「ポケベルが鳴らなくて」は、まだ2話まで観ただけですが、おじさんにとっては相当危険なお話です。

今後、ストーリーがどのように展開するのかは知りませんが、危険と知りつつ逃げられない男の性(さが)が哀しい。

追記

「橋本環奈とコラボ中」というCMとどっちが怖いかは微妙。

https://www.youtube.com/watch?list=RDCMUCGRkVKDHOv2KX799a18qkzA&v=_PUpqbsY1io&feature=emb_rel_end

追記2

もっと怖いのは、映画「泣く子はいねぇが」の吉岡里帆さん。


@ 追記10

風味で「気」を感じることが出来ましたが、まとっている気を、全身で感じることも出来ます。

(背筋を伸ばして)直立し、足首を軸にして、前後に少し体をゆすってください。高層ビルが揺れるイメージです。

反転するときは、カクッ、カクッっと、するどく反転してください。

すると、空気中でしているにもかかわらず、まるで水中でしているように、体の動きにワンテンポ遅れて、「気」の波がついてくるのが分かります。

「気」には質量がありますから、全身でそれを感じられます。風とは微妙に違います。

気功をしていない人は、まとっている「気」もわずかですので、波も微かなものです。

しかし、気功をしている人は多くまとっているので、大きな波が来ます。だから、大きく体をゆするのが怖いぐらいです。


@ 追記9

年金生活者には人生の残り時間は多くなく、他の事にも時間を割きたいし、いろいろ思うところもあって、現在私は、①本格的な気功のトレーニングはほとんどしていません。ほぼ休止状態です。

まだ初心者の、はずかしいほど未熟者の私ですが、気感が覚醒すると、②ラジオ体操のような軽い体操をしただけでも、気功になってしまいます。体を軽くねじっただけでも気功になります。「気」が体に出入りするのが分かるのです。

今は②の気功!?を短時間毎朝行っています。「気」は日本式にして意図してまで体内に溜めていません。それでも自然に少し溜まります。おしっこをすればわかります。

明日の事は分かりません。

また、本格的に練習する可能性もあります。


@ 追記8

合気道もそうなのかもしれませんが、武術気功という世界があります。

見えない力で相手を投げ飛ばす技は、素人の憧れですが、同時に(うさんくさいと)疑惑の目で見る人もいるかもしれません。

もちろん私にそんな技はできません。

しかし、少しでも「気」のパワーが強くなってくると、意図せず、「気」の深淵を覗くような現象も体験するように思います。

身体的にも精神的にも。


@ 追記7

街を歩いている時、何かに心を動かされた瞬間なのか、あるいはぼ~っとした瞬間なのか、歩いていても急に「気」が外部に飛び出すことがあります。

その「気」は、なぜかその場に留まろうとします(対象物に向かっていくのか)。

一方、私は黙々と歩き続けます。

すると後ろ髪を引かれると言いますか、背中をゴムで引っ張られるような状態になり、坂道を上がるように、急に歩くのに力がいるようになります。

まるで理性と感情との戦いです。

「負けないぞ!」とがんばって20メーターぐらい歩くと、やっと、飛び出た「気」の呪縛から解放されます。「気」がちぎれた、みたいな感覚です。

急に普通に歩けるようになるのです。


@ 追記6  2020.12.9の続きです

散歩中など、交差点で信号待ちをしている時、ボ~っとしますね。あの時もメンタルが弛緩しているのだと思います。

体内の「気」が膨らみます。

すると(立禅ではなく)ふつうに直立したまま、前方に(軽く)もたれることが出来ます。

見えない壁に(軽く)もたれて休憩しているみたいな状態になります。

おにぎりに箸を差せば立っていますね。あれと同じ原理です。

信号が青になり、歩き出すと同時に、自動的に周囲の「気」は体内に引っ込むので心配ありません。

畳の上にゴロンと横になり、腕枕をしてTVを観ている時、たわむれに反対側の腕を天井方向にまっすぐ伸ばすと、力をそ~っと抜いていっても、その腕はなかなか倒れません。これも同じ原理だと思います。


(2020.12.11)

@ 先ほど、NHK・TVのチコちゃんが出ている番組で、昔の「義務教育では親が子供を学校に通わせる義務があった」と解釈できる説明をしていました。

現在の解釈は違う(時代に合わせて変化してきた)のかもしれませんが、最初はチコちゃんの番組の説明が正しいのかもしれませんね。

「おしん」みたいな時代背景を想像すると、普通に考えれば、チコちゃんの解釈になりますものね。

ちなみに、今のNHK朝ドラ「おちょやん」は、「おしん」が現代にも通用する普遍的な作品だと理解して、似たような雰囲気のものを作ったのでしょうか。


(2020.12.9)

@ 初めて直径1mぐらいの「気」のボールが出来た瞬間をお話します。

今ならできますが、当時、立禅をいきなり公園でするのは恥ずかしかったので、1月下旬ぐらいから、旧居の二階で、窓を解放してやっていました。

最初は15分間です。

あれは3月前半ぐらいだったでしょうか。

「そろそろ15分たつな」と思った頃、窓の外に人影が見えたのです。

うらめしく両手を下げた、幽霊のような格好の立禅を見られると恥ずかしいと思って、その格好のまま、体の向きを90度変えました。

ガメラみたいな歩き方で。

その瞬間、両手の間に見えない直径1mぐらいのゴムボールのような「気」のボールが出現しました。

雄叫びこそ挙げませんでしたが、嬉しかったですね。

ネジを穴に入れようとして、左右にずらしている内に入る、という経験があると思いますが、あのように、体を動かしたことで、フォームなのかメンタルの状況なのか、何かがフィットしたのだと思います。

一度できれば、次回からは100%当たり前にできる様になりました。もう体を動かす必要はありません。

3月下旬からは、少し自信が出来たので、近所の大きな樹のある公園でするようになりました。

公園ですると、幼児にオバケと思われたり、犬には怪しがられて吠えられることがありますが、やはり屋外は気分爽快です。

追記

一度できるようになったら、次からは3分もすれば柔らかな手ごたえを感じ始めます。

そして、だんだんとそれは強くなり、15分もすれば上から押さえ込まないといけなくなります。つまり、もたれ掛かれるほど強靭な「気」のボールが、(めずらしくもない)日常風景になるのです。

門外漢は「中腰では5分も立てない」と思うらしいですが、やってる本人は、上から押さえつけるのに腕が疲労するほどですので、あまり体重は感じないのです。

しかし初心者の頃は、15分以上すると、だんだんとボールが萎んでいくのです。心身が疲労するにつれて意念もパワーダウンし、ボールの「気」も霧散するのでしょう。

ですから、初心者には15分が手ごろですが、上級者は確か40分以上を目指すのだそうです。

マラソンと同じで、体力・気力を鍛えないと、その境地にはなれませんが。

追記2

15分ぐらい立禅をして大きな「気」のボールが出来たらどうするのか。

「中国式では下丹田に収め、自分の気として再利用する」のですが、「日本式では捨てる。必要な気は必要なだけ、いつでも体に入ってくる」という考えです。

確かに、気感が覚醒すると、(少なくとも気功をする人の)人体はスポンジのようであり、少し体をねじっただけでも、「気」が出入りするのが分かるようになります。ただ歩いているだけも、時に「気」が出入りするのが分かります。

「気功革命」の老師は中国式ですので下丹田に収めます。

下丹田への納め方ですが、初心者はなかなか上手にできず悩むところです。最初私は、物理的に手の力で圧縮して小さなボールにし、収めようとしました。これは上手くいきません。

正しくは意念を使うのです。頭で「下丹田に気が吸い込まれる」のをイメージするだけで、瞬間的に「気」は入っていきます。両手は萎んでいく気のボールにそえているだけです。萎んでいくのを手のひらで確認するだけで、力を入れてはいけません。

本当に入ったのかどうかは、下丹田に風船を入れたような気圧を感じますから分かります。その気圧感は、腹巻をしたようなメンタル的自信を生みます。それだけでなく、内圧が高いと、外部からの邪気の侵入を防ぐ効果もあるそうです(でも、慣れないと気圧感が「うっとうしい」と感じる人もいるわけで、お叱りを受けるかもしれませんが、私は個人的には日本式でも良いと思っています)。

しかし下手な私は、力づくで入れようとし、最初は胃のあたりに入ってしまい、胃袋を圧迫したのでしょう、常時満腹感が起きて何日か困りました。でも、正しく下丹田へ入れれば、そんな事もありません。私もすぐにできる様になりました。

中国式では、例えば空気の良い山の温泉へ行って、きれいな「気」を貯蔵してくることが出来ます。「仙人は霞みを食べる」という言葉を連想します。

追記3

両手の間に反発感のある「気」のボールは、初心者がすぐには出来ません。

しかし、私の場合、最初から両手の間に吸引感はありました。

本屋さんで気功の本を立ち読みし、感化されたので、その場でたわむれに、「腹式呼吸をしながら、両手のひらを近づけたり、離したりした」ところ、オーバーに言えば掃除機の吸い込み口に手のひらを近づけたような吸引感を感じたのです。

ふらりと入った本屋さんの書架の前で、「何もない空間なのに、手のひらが吸い寄せられる」という神秘体験は強烈です。

追記4

「立禅で大きな気のボールを作り、下丹田へ貯蔵する」という技は、実は気功の「奥義」らしいのです。

普通は初心者がトライするものではないのです。

街の文化教室などが主催する気功教室では、その技を教えてくれることは少ないと思います。

そんな「奥義」をなぜいきなり初心者にやらせるのか。

気功革命には、「立禅をすることで(気のボールで)、気がよく分かるようになる」という趣旨の事が書いてありました。

確かに、いきなり実態ある気のボールに四苦八苦する体験をすることで、「気は本当に存在する」という事を強烈に理解できることは間違いありません。

追記5( ここのみ男性限定です。)

体内に入れた「気」のボールの量は、男性の場合、立しょうべんをするときにも分かります(女性の場合は知りません)。

自宅に小便器がある家は、今は少ないでしょうが、駅や会社など、いつも使っている小便器の、いわゆる定位置で定点観測できます。

おしっこをするときにはメンタルも弛緩するわけです。

すると「気」を体内に閉じ込めていたバリアが破れ、体外にまで「気」が膨らんできます。

すると、小便器や、小便器の背後の壁を圧迫するので体に反動が来ます。

つまり、おしっこをすると、ボール状に膨らんだ「気」で、体が後ろに押されるのです。

その圧力・弾力で、体内に貯蔵されている気の分量が分かります。

何日も気功をさぼれば、ボールは萎んでいくので、圧力は下がりますが、「今日はがんばって強いボールを作ったぞ」と感じた後は、パンパンに圧力が強くなります。

その時は、幸せなおしっこが出来ます。

ちなみに、なぜ前方に「気」が膨らむのかと言えば、お腹は前についていますし、それに、おしっこを前に飛ばす関係上、無意識の意念も「前へ!」となり、「気」も前に膨らむのでしょう。

試しに意念を「後ろへ!」とかけてみましたら、「気」はすぐに後ろへ移動しました。邪魔な時は後ろへ置きましょう。


@ 明治は遠くなりにけり いや、令和元年さえもコロナ過で。


@ 『飲食物に「気」を入れたら味が変わるのは分かった。ならば次のステップは…』、と思われた方にお話しします。

味の変化が分かる人は多いと思いますが、「気」が目に見える人は、統計を取ったわけではありませんが、私の偏見では1割ぐらいだと思います。

でも、ほとんどの人が見たことが無いのは、①そもそも「気」の存在を信じていない。②信じていても見方のコツを知らない、からだと思います。

「気」を見るコツは、「たそがれ時のような、うすぼんやりとした中で、黒いものを背景にすると、手のひらから出る煙のようなものが見えます」。蒸気ではありません。蒸気は明るいところの方が良く見えますが、「気」は見にくくなります。ついでにオーロラのごとく光が揺らめくオーラも見えます。

一度お試しください。

もし「気」が見えなくても安心してください。プロの気功師でも見えない人はいます。その能力は先天的なものでしょう。


でも、直径1メートルぐらいの、もたれることができるほど強靭な「気」のボールは、私の偏見では、多分ほぼ全員が作れます。経験では毎日修行して3~4か月の辛抱です。ある日突然できるようになります。

これを作れた体験は強烈で、魔法使いにでもなったような気分になりますし、その神秘に、世界(常識)がひっくり返って見えるかもしれません。

「 気功革命―癒す力を呼び覚ます (日本語) 単行本 – 2004/5/1(盛 鶴延 著)」に詳しく書いてありますから、ぜひ試してみることをお勧めします。

一生にそんなにたくさん出会えない、人生を変える本の一冊という意味で、高い買い物ではないと思います。

「革命」とは、気功の流派を超えて良い技だけ集めた本だという意味です。音楽で言うと、レーベルの枠を超えてヒット曲を集めたCDみたいなものです。

ちなみに、これはステマではありません。

追記

『「気」のボールが出来たとして、それが何になる』と思われるかもしれません。

「気」の存在自体に刮目すべき価値がありますが、それは別としても、大きな高密度の気のボールに体全体を触れ、あるいは、そのボールの中に入るという事は、気功師に全身の手あてをしてもらうに近いのではないのかと、私は勝手に思っています。つまり、気のボールを作る立禅は、イコール心身の健康法だということです。

そして、気のボールの中に入ることは、子宮の中に戻るに似て、それは「ある意味引きこもりの再現」なのです。


@ 先日再放送が始まった、TVドラマ「ポケベルが鳴らなくて」、おやじキラーのヒロインが登場する面白い出だしでした。

しかし、仕事をリタイアした今でこそ(再放送を含め)TVの連ドラを楽しんでいますが、私の青春時代を振り返ってみると、自分自身が仕事や人生の悩みの渦中に在り、とてもドラマの世界を楽しむ心のゆとりはなかったのでしょう、リアルタイムではほとんど観ていなかったことに気づきました。


@ 亡き父の話。

A病院で「点滴なら良いが、喉に穴を開ける人工呼吸器(話せなくなる)や胃ろうのような、高齢なので一旦つけたら死ぬまで外せないと思われる苦しい延命治療はしないで欲しい」と懇願したら、押し問答の末、院長先生に「うちではご希望に添えません。転院してください」と言われました。

それでB病院へ転院して数か月後に、延命治療をしないで亡くなりました。

こうしたのは、(何も知らずに)亡き母には延命治療を尽くし、「苦しい、苦しい」と泣かせながら、長期間生かせて亡くしたので、その反省が原動力です。

もしB病院でクラスターが発生し、父がA病院に戻された場合には、望まない延命治療を強制的にさせられるのでしょうか。

クラスラー騒動に隠れたこのような苦悩も、現場にはあるかもしれません。

追記

私は押し問答は大嫌いですが、仕事柄なれていますから、気持ちを仕事モードに切り替えれば、なんとか乗り越えられる事がほとんどです。あるいは一時的に感情をOFFにすることも不可能ではありません。

それが出来ない患者・家族は病院側の言いなりになってしまう恐れがあります。

いわゆる「繊細さん」(私も似たようなもの)と呼ばれる人たちも、そのようなスキル(と言うほどのものではないでしょうが)を身に付ければ良いかもしれません。それには場数を踏むことです。傷ついたらガメラのように海の底で傷をなめて癒し、治ったらまた浮上して戦う、その繰り返しがトレーニングです。

そう言えば、ガメラって、どこへ行くときでも、すぐに引きこもれる甲羅を持って行きますね。彼は究極の引きこもりなのか。

追記2

きっと死刑執行のハンコを押す大臣も、現場で執行のレバーを引く係員も、仕事の前には苦しいほど悩むでしょうが、いざ、その瞬間には感情をOFFにできるスキルがあるのだと思います。


(2020.12.6)

@ 映画「フード・ラック!食運」の追記Ⅶに書いた、「おいしくなぁれ!」のおまじないを、もう少し詳しく書いておきます。

『 飲食物のそばに両手のひらを近づけ、こんなふうに → ( 〇 )

腹式呼吸で深呼吸を1~2回してください。

その時、手のひらの中央から、白い「気」がスチームアイロンように噴出されるイメージを持って下さい。

息を吐くときは口を細くしてゆっくり吐くのが良いでしょう。

注意・息は他人や、他人の飲食物にかけてはいけません。とくに新型コロナの昨今は絶対に。

「気」は口からではなく、手のひらからモウモウと出ます(見える人には見えます)。

飲食物が飲み物の場合は、試飲すれば「トロミ」がついたのが分かります。

さらに、「気」を大量に入れると、微かにメンソールのような風味も感じます。 』

追記

「気」は体内を流れるもう一つの血液のようなものです。

ですから、実験のやりすぎはいけません。それは大量出血と同じです。貧血に似た状態になる危険があります。

今回のように腹式呼吸(ポンプのような力がある)で毎日1時間、一週間続けて実験したら、直後に、経験したことの無いような強いめまいに襲われたことがありました。幸い、一晩寝たら治りましたが。

ですから、飲食店でお客様に出す料理に(腹式呼吸)で意図的に「気」を入れることは自分の命を削ることに等しいのです。やってはいけません。

やりたいのなら、映画のように、腹式呼吸を使わない自然発散の「気」に任せるべきです。流れる川の水のように、ほかって置いても出ていく「気」ですから。

ちなみに、飲食物の味が変わるなら、手のひらで体を癒すこともできます。手あてです。

プロの気功師は、大周天という技をマスターしており、人間ポンプとなって、空気中にある「気」を頭頂部のチャクラから吸い込み、手のひらから患者に放出できます。修行の末にその技をマスターして、初めて自分の命を削ることなく(ほとんど自分の「気」を使うことなく)患者を癒せるのです。


@ 「513BAKERY」にある「切れ目を入れたフランスパンに、ハチミツを塗り、スライスしたマーガリンと、クルミをはさんだ商品」はランチ兼デザートに最高です。

あの旨さの記憶をさかのぼると、名古屋めしの「あんバタートースト」に行きつきました。あん → くるみ+ハチミツ バター → マーガリンなのです。

あれと苦いブラックコーヒーが至福の時です。


@ 最近、しょうゆなどの調味料の代わりに、「生みそ」をそのまま使っています。

特に、真夏の塩分補給に「生みそ」は重宝します。

何処かの郷土料理では、生みそを塗りたくった「おにぎり」がありました。ですから、調味料やご飯のお供に「生みそ」があっても、おかしくないと思います。

あっ、近くの郷土料理には、甘い味噌だれを塗った、おいしい「五平餅」もありました。


@ いわゆる「引きこもり」の人が「休まず、遅れず、(労基法を適用せず)働かされる」現代の公務員になることは無理でしょう。

でも「引きこもり」からの脱出の手段として、民間企業のような生存競争のなさそうな!?公務員を選択することも困難です。

TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)のヒロインは、安定を求めて公務員になり、ケースワーカーの担当になってしまいましたが、いわゆる市区町村役場の職員になるなら、一度はそれ(又は準じる部署)を覚悟しなければなりません。平均5年で人事異動があります。

私の知人は、税金取り → ケースワーカー → 税金取りと、少なくとも辛い現場を3つ経験して定年退職になりました。

最後に税金取りに戻ったのは、究極の選択で、「どちらかと言えば税金取りの方が自分に合っていた」と感じたからだそうです。贅沢を言っていたらケースワーカーの仕事を続行しなければならない、かもしれませんでした。

その他にも、税金取りよりも(国民の理解が得られにくく)ストレスがたまるかもしれない国民健康保険料などの徴収の仕事や、子どもを守る児童相談所、今話題の不眠不休の保健所の仕事など、大変な部署はあちこちに(隠れて)います。

追記

役所というと映画「生きる」にも出てきた、住民票・戸籍の写し、印鑑証明、転居届、婚姻届などの市民課窓口が目に浮かびます。

皆さんあれをイメージして就職希望を出すと思いますが、市区町村によって違いますが、配属されれば、一人あたり毎日数十件~100件前後、それを受け付ける仕事を5年前後続けるわけです(毎日その人数を待たせて仕事をする)。

税金取りは能動的な仕事なので、じっくり調べ、覚悟を決めてから仕事ができますが、市民課は住民が押し寄せる受動的な仕事なので、即断即決が必要であり、磔の窓口で逃げられない、じわじわとした怖さもあります。

スムースに仕事が済むばかりではありません。色々神経を使いますし、トラブルもあります。お客さんを待たせて書類審査をしたり、作成したりするのは、外から見るほど、そんなに楽な仕事ではないのです。


(2020.12.4)

@ 楽器店に売ってました。

スマホを覚えようか、カリンバにしようか、迷ってしまいます。

https://www.bing.com/videos/search?q=%e3%82%ab%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%90+%e3%83%a6%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%96&qpvt=%e3%82%ab%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%90+%e3%83%a6%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%96&view=detail&mid=522DD3965C4BE92B1685522DD3965C4BE92B1685&&FORM=VRDGAR&ru=%2Fvideos%2Fsearch%3Fq%3D%25e3%2582%25ab%25e3%2583%25aa%25e3%2583%25b3%25e3%2583%2590%2B%25e3%2583%25a6%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2581%25e3%2583%25a5%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2596%26qpvt%3D%25e3%2582%25ab%25e3%2583%25aa%25e3%2583%25b3%25e3%2583%2590%2B%25e3%2583%25a6%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2581%25e3%2583%25a5%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2596%26FORM%3DVDRE

( 【Kalimba Music】Chiisana Koi no Uta by MONGOL800 2020/03/08 制作者 Misa / Kalimba Music )


https://www.bing.com/videos/search?q=%e3%82%ab%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%90+%e3%83%a6%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%96&ru=%2fvideos%2fsearch%3fq%3d%25e3%2582%25ab%25e3%2583%25aa%25e3%2583%25b3%25e3%2583%2590%2b%25e3%2583%25a6%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2581%25e3%2583%25a5%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2596%26qpvt%3d%25e3%2582%25ab%25e3%2583%25aa%25e3%2583%25b3%25e3%2583%2590%2b%25e3%2583%25a6%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2581%25e3%2583%25a5%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2596%26FORM%3dVDRE&qpvt=%e3%82%ab%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%90+%e3%83%a6%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%96&view=detail&mid=4298FB4EDFEC8CD8D9A74298FB4EDFEC8CD8D9A7&&FORM=VDRVRV

( 【Kalimba Music】Sakura / 森山直太朗のさくらをカリンバ で演奏してみた 制作者 Misa / Kalimba Music )


@ その味が極めて美味であることは承知していますが、(本当のことを言えば)私はサツマイモをふかしたのはあまり好みません。

でも「鬼まんじゅう」(名古屋名物らしい)は好きなのです。

在職中の繁忙期には、5時を過ぎると近所の名店で、ときどき出来たてを10個も20個も買ってきて、同僚に振舞ったものです。小麦粉にコーヒーを入れた茶色い「鬼まんじゅう」も美味です。

振舞った日は残業代が饅頭代に消えたような気がします。

あれは旨かったですが、それにしても、なぜ「焼き芋」がダメで、「鬼まんじゅう」ならよいのか。

今考えてみると、焼き芋はポロポロこぼれるからだと気がつきました。

きなこ餅だとか、わらび餅だとか、粉をふいた饅頭とか、「粉を吸い込みそうになる」食べ物もはゴホン、ゴホンとむせそうで苦手なのです。

その点、芋をサイコロ状にカットして、水に溶いた小麦粉でくるんだ「鬼まんじゅう」は、吸着剤の小麦粉があるので、はるかにその心配が少なく、安心して食べられるからだと気づきました。

「鬼まんじゅう」画像(一例です。)

https://www.bing.com/images/search?view=detailV2&ccid=lZ4k1XUr&id=6A44E74DD3AE3E27DDB9CC8B756287045129C81D&thid=OIP.lZ4k1XUrDkY04XyBiuZx8wHaEK&mediaurl=https%3a%2f%2fjapan-highlightstravel.com%2fimg_kdb%2fspot%2f10%2f1045%2fmain1_jp.jpg&exph=551&expw=980&q=%e9%ac%bc%e3%81%be%e3%82%93%e3%81%98%e3%82%85%e3%81%86+%e5%90%8d%e5%8f%a4%e5%b1%8b&simid=607987681024607335&ck=3E19A050E7E0D5953489B3B184CDCF5F&selectedIndex=14&qpvt=%e9%ac%bc%e3%81%be%e3%82%93%e3%81%98%e3%82%85%e3%81%86+%e5%90%8d%e5%8f%a4%e5%b1%8b&FORM=IRPRST&ajaxhist=0


@ 先日「無印良品からシニア客が減った」みたいなニュースがあり、その理由が詮索されていました。私もシニアの仲間ですが、私の感じている理由と違うので書いてみます。

私が行く大型ショッピングモールには「無印良品」さんと「ユニクロ」さんが同じフロアに隣接して入っていますから、どうしても比較します。片方で気に入った商品を見つけたら、念のため他方で同類の商品を探し、比較検討するのです。

すると、(私の場合は)多くは「ユニクロ」さんに軍配が上がります。

値段も安く、品質も問題ありません。

それ以上に支配しているのが、「ユニクロ」さんの方が色使い、デザインが若々しく、店に行くだけで、心まで軽やかになるという事です。その昔、初めて「ユニクロ」さんに接したときは、デザインが若者風だし、色使いも派手すぎると思いましたが、買ってみると慣れてしまい、それが普通になると、「無印良品」さんの店舗はモノクロ写真を観ているように、沈んで感じられるのです。

「ユニクロ」さんが年中「春のお花畑」なら、「無印良品」さんは「冬の里山」といったところでしょうか。還暦に「赤」を着るように、回春願望があるシニアは明るい色にも目覚めたようです。


@ 映画の前に、都心に近い、いつものパン屋さんでブランチをしましたが、今日は明らかに人が少なかったです。

いつもの数分の一でした。

やはり皆さん自粛でしょうか。

映画館はそれほどでもなかったですが。(2020.12.1の再掲)

追記

昨日行ったら、近頃見ないほどの大盛況でした。

老カップルが入ってきて向かい合わせに座り、話し好きな女性が食事をしながら大きな声で男性に話しかけていました。(会話は最小限にし)まず食事を終えてから、マスクをかけ、しばし小声で会話を楽しむ、というのは難しい注文のようです。

先日は、一人で入ってきた老婦人が、ケータイで複数の友人に遊びの誘いをかけていました。ノーマスクで。

しばらくの後、友人の一人が遅れて着席すると、老婦人はマスクをかけましたが、遅れてきた友人が、今度はノーマスクで話し続けたのです。


(2020.12.3)

@ 五輪は、

東京の空だけでなく、

異国のどんぶりにもある。


@ 税務・納税課等の職員には顔写真付きの「徴税吏員証」が交付されます。

この権限は非常に強く、民間なら裁判をしなければできないような調査・差し押さえが、個人の印鑑でも出来てしまうほどです。

だからといって、普通、不正を考える者はいません。見つかればクビを覚悟しなければなりませんし、警察沙汰にもなりかねません。

このご時世、公務員(特に徴税吏員)をクビになったと言えば、再就職の面接で理由を詮索されるのは必至であり、相当不利な状況に追い込まれる可能性が強いです。

クビではなく依願退職であっても、「なぜ恵まれた職場を辞めたんだ」と、痛くもない腹を探られるのが普通でしょう。

公務員バッシングの世の中、新しい職場で「元・税金取り」「元・公務員」とイジメられる可能性もゼロとは言えません。それでなくとも仕事上沁みついた空気感が違いますから、民間になじむのには壁があります。

特筆するような才能が無い者は、公務員になったら一生公務員にしがみついているのが無難だと思います。多少の不満があろうとも。実際、「不満の無い人などいない」と言っても良いと思いますが、民間と比べて転職率は極小です。TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)のヒロインが、辛い仕事の担当になっても転職を考えなかった理由の一つにも、それがあるのだと思います。

そんな公務員が事件を起こす場合には、ギャンブルが関係していることがあります。「ギャンブルに負けて金策に困って…」という話です。

ご承知の通り、ギャンブルには「ギャンブル依存症」という病気があり、上司が注意したぐらいでは解決困難なので、厄介な問題です。


(2020.12.2)

@ 流行語大賞「3密」は、悶えるぐらいに正しい気がします。

でも、TVドラマのほとんどはマスクをせずの演技です。

さらに、私が不快感を感じるのは、飲食店を紹介する番組で、レポーターが漫才でもするような大声で独り言を言いながら飲食をし、他の客にも話しかけていることです。

あるいは、旅番組で一般家庭を訪問するときに、芸能人の方がマスク無しで撮影していることです。

自宅でマスクを外すのは普通だとしても、客である芸能人はマスクが必須のはず。


(2020.12.1)

@ 映画の前に、都心に近い、いつものパン屋さんでブランチをしましたが、今日は明らかに人が少なかったです。

いつもの数分の一でした。

やはり皆さん自粛でしょうか。

映画館はそれほどでもなかったですが。


@ 今から15年以上前の事、会社から10分ぐらい離れたところに、秘密の花園のような小さなレストランが開店しました。

シェフは若い清楚な美人です。モデルさんでもおかしくないような。

しかし、腕は飛びぬけていて、そのへんの高級レストランが霞むほど。

往復20分かけて、週一ぐらいでランチにそこへ通いました。

ドアを開けると、厨房から、彼女が横向きに顔を出して覗くのです。

当時20代だった童顔の彼女は、たまにツインテールをしていました。

シェフにして、看板娘です。


@ 「 納税課は血に飢えた狼ではありません。差し押さえしないために働いている 」ようなものなのです。

法律上、例えば住民税は、督促状を発送して10日を経過しても納付が無い時は差し押さえなければなりません。「できる」ではなく「しなければならない」のです。

つまり、督促状を発送して一か月後には、税務課から納税課へ滞納者リストが引き継がれますが、受け取った納税課では直ちに差し押さえに入ってもおかしくないわけです。

しかし、そうはしません。

納税課では、手紙、電話、実地調査などを、繰り返し自宅や勤務先に行い、本人と直接コンタクトを取ろうと努力します。

それも、これも差し押さえを回避するためです。

納税課を「血に飢えた狼」だと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな誤解で、「実態は正反対」です。納税課は、「差し押さえを回避するために仕事をしている」ようなものなのです。

ですから滞納者の方は、差し押さえ回避のために納税課に協力してください。納付できない特殊事情が御有りなら、速やかに納税課に教えてあげてください。放置したり、逃げ回っていては、納税課には事情が分からず、法律に従って差し押さえするしか仕事を終了できないのです。

追記

納税課が執拗に本人とコンタクトを取ろうとする理由は、①滞納の事実を念のため直接伝える。②分割でも良いから延滞金込みの自主納税を促す。③納付できない特殊事情の有無を調べる。が中心になります。

現地へ行くと、廃屋に近い家で郵便受けには郵便・チラシがギッシリ入っていることもあります。長期入院中でマンションは空き家同然だったり、倒産しそうで社長は走り回っており税金どころでは無かったり、認知症で話が通じなかったりする事も考えられるわけです。あるいは、生活保護を受けた方が良いと思われるような生活をしている場合もあります。

そのあたりを調べずに差し押さえの議論はありえません。


本人との納税交渉が決裂したと、総合的に納税課が判断すれば、差し押さえに移行します。

差し押さえの場合は財産調査が主になりますから、普通は本人ではなく金融機関などへの調査が主になります。預金、給与、生命保険や電話加入権、動産・不動産も対象になります(担税力を判断する材料にもなるので財産調査は早い段階からすでに行っています)。

適当な財産が見つかれば、本人には、最後通告である「差し押さえ予告」を書留などで送り、期限までに納付が無ければ、差し押さえになります。

追記2

納税課には、毎月、多くの滞納者リストが出力されますから、サクサク仕事をしていかないと、雪だるま式に増えていき、徴収成績も下がり、やがて無能の烙印を押されます。


(2020.11.30)

@ 私の父は文盲ではありませんが、それに近い人でした。そのせいか、幼い頃のわが家には本がありませんでした。母は本が読めましたが父に遠慮してか読みませんでした。ときどき役所から送られてくる公文書を代読するだけが許されたようです。

そこに生まれた私は、幼いころに「あれなに」「これなに」「どうして」などと質問をすることを禁じられたようです。そんな質問を両親にした記憶がありません。

父が高圧的だったのも、私を遠ざける自己防衛目的だったのでしょう。


小学校に入り、図書室で、子供向けの「修羅万象のQ&A」みたいな本を見つけ、異常に好んだのも、今にして思えば、その反動だったのかもしれません。

こうやって、映画のレビューを書いているのも、その(トラウマの)延長線上かもしれないと思っています。

小学校の時、「台風はなぜ生まれるの?、知っている人は手をあげて!」と先生が言われました。私は(本で読んだことある)と思い、すぐに手を上げました。先生は私を指名してくれましたが、立ち上がった私は答えられませんでした。確かに読んだことがありましたが、ほとんど忘れていたからです。

でも、手を挙げた以上、無言でいるわけにもいかず、「空気の渦巻き」とか言って、お茶を濁して座りました。先生は苦笑していましたが、それ以上追及はされませんでした。しかし、今でもあの恥ずかしさが忘れられないということは、トラウマになったようです。

容易に「知ってます」「出来ます」などと手をあげてはならんのです。


そんな私も人にものを教える仕事に就き、35年間働きました。

ですから、道端で人に道や家を尋ねられても、教えるのは苦になりません。でも、リタイアしてある変化に気づきました。もうスーツにネクタイで会社に座っている私ではないのです。散歩中はジャージを着た白髪の風采の上がらないおじさんなのです。

道端で道や家を教えることは今でもありますが、少しでも自信なさげな言動をすると、私を信じず、他の人にも再度聞く人が出てきたのです。「何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」が信用上は重要なのです。そして、今の私はその「誰が言ったか」において落第なのです。

そして、「私がやらなかったらどうなる」「私が言わなかったらどうなる」という、状況を俯瞰する気持ちも出てきました。もし私の言動が無ければ、最悪の状況になると判断されれば、いやでも動かざるを得ませんが、そうでないなら静観するという選択肢もあるのです。

木枯し紋次郎にしても、映画「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」のフランク中佐にしても、基本は、「あっしには、かかわりのないことで…」なのです。私好みのヒーローは大抵そうです。

あっ、映画「天国にいちばん近い島」の中もそうでした。ツアーなのにヒロインが自由行動ばかりするので、怒った添乗員の男性がきつい口調で注意するのです。すると、それを聞いていたツアー客の30代と思われる女性が止めようとしますが、それを60代と思われる女性が制するのです。「しばらく様子見」ですね。

世の中、子どもの事情もあれば、大人の事情もあるのです。


@ 新聞に「介護保険料を滞納したら、振り込まれた年金を差し押さえされた」という記事が載っていました。新聞はその方に同情的な論調でした。

しかたなく、その方は生命保険の解約をしてお金を得たそうです。

いろいろご苦労された方のようで、履歴が書かれていました。

「事実は小説より…」とか申しますから、法律の想定外のご苦労も有ろうかと思います。

しかし、その他大勢のきちんと納付しておられる方から申せば、「生命保険の掛け金を払うゆとりがあるなら、先に介護保険を収めてほしい。私たちみたいに」と思うのではないでしょうか。

役所はその声なき声を代弁し、時に生命保険さえも差し押さえ、職権で強制解約し、返戻金を回収するのです。

生命保険が無くなり、万一生活に困れば、公助である生活保護があります。

追記

その方は、滞納を承知で放置しておられたようですが、納付できない特殊事情が御有りなら、差し押さえ前、早い段階で、役所に伝えるべきでした。役所はお叱りを受けることも承知で、しつこいぐらい催告してきたはずです。放置されたら役所も事情が分かりません。そのままにすることは役所にとっては仕事の放棄であり、差し押さえは必然です。

私なら滞納になれば、早々に役所に出向き、担当者とゆっくり話したでしょう。納付もできず、差し押さえたら生活できなくなる人に対しては、処分停止もあるはずです。


(2020.11.28)

@ 夕方、あるチェーン店のラーメン屋さんへ行ったら、注文したラーメンを待っている間にブレーカーが落ちたらしく、ガチャンという音とともに、真っ暗になってしまいました。

店長はまだ出勤していないようで、2~3人の従業員は慌てていました。復旧の仕方が分からないようで、(感覚的に)5分たっても灯りがつきません。

他にお客さんはいないようで、接客係の外国人(東南アジア系?)のお姉さんが2回ぐらい謝りに来てくれました。

そして、点灯した懐中電灯を、テーブル近くの少し高くなっている場所に置いていきました。

15分ぐらい経ったような気がします。やっと灯りがついて、男性従業員がラーメンを持ってきたので、「あの懐中電灯も消したら?」と教えました。しかし、その時彼が手に取った懐中電灯を見たら、スマホのライトだったのです。

そして、男性従業員は言いました「これは誰のですか?」と。

女性接客係は独断で私物のスマホを懐中電灯代わりに置いていったようなのです。そして、灯りがついたころには忘れてしまったみたい。

それにしても、私物のスマホを見ず知らずの客に預けるでしょうか。私は彼女に信用してもらったことに感動しました。

この事件の1年前にも1回お店に行ったことがありますが、大きな店なのに、一人で接客を担当している彼女は、丁寧かつ明るく、とても感じの良い人で、私が知る限りトップクラスの接客係だと思っていました。

そして、その感触は誤りではなかったのです。

追記

一旦は断りましたが、「ぜひとも」と、お詫びのしるしに唐揚げももらえました。

それから、私が店長なら、「万一の事もあるから私物のスマホは客に預けてはいけない」と教え、以後に備えて、ブレーカーの復旧訓練をし、何個かのLEDランタンを常備するでしょう。

追記2

ブレーカーの件、自信があるならすぐに教えましたが、今のもの、特に業務用の事は知りません。引っ越しの時に新しいブレーカーになり電気会社の人に説明を聴きましたが、忘れました。


@ 先日は橋の下にいた鴨たちも、寒くなった今朝は全員池に移動していました。

現在は数十羽ですが、最盛期には10倍ぐらいになります。


@ オーディオ全盛期に、ソニーのカセットデンスケとブームスタンド、ステレオマイクを持って、大ホールで行われたポピュラー音楽の生録会へ行ったことがあります。

客席にマイクが林立していました。私もその林の中でマイクを立てました。

しかし、自宅で早速聴いてみましたが、「モヤモヤとした、ぼけたような音」で先ほどの鮮烈なイメージとは程遠いものでした。

とくべつ機材の性能が悪いわけではありません。録音のしかたも標準的なものです。

何を言いたいのかと言えば、私たちはコンサートでは目で聴いていると思うのです。

(私の仮説では)①耳に入ってきた音を、目で輪郭補正し、デフォルメして聴いているのです。

②プロが録音したLPやCDの音は、それを意識して作られているのではないでしょうか。マイクの位置を選んだり、電気的に補正したりして、デフォルメ後の①の音になるように加工されているのだと思います。

とすると、柔らかな音のスピーカーというのは、案外、ハイファイなのかもしれません。


@ 私が知っている昔の映画館の音は、正直あまりよくありませんでしたが、最近のシネコンの音は素晴らしい。

しかし、ヤマハ「NS-B330」を使い始めてからは、そのシネコンの音が粗く感じたのです。

ヤマハ「NS-B330」は家庭用で上品を極めたような音がしますから、PA用の劇場スピーカーと比較するのは野暮というものかもしれませんが、耳は正直だと思いました。


(2020.11.27)

@ あんまり暖かいので、公園の池にはカモメらしき鳥が数十羽いただけで、鴨は数羽しかいません。あとはどこへと思って歩き回ったら、運河の橋の下、陰になっている寒い水面に数十羽溜まっていました。

それはともかく、こういうご時世ですが、水曜日には映画館へ行って、今日は歯医者さんと床屋さんへ行き、帰りには大型ショッピングモールでランチをしてきました。地下鉄に乗って。

ちなみに、運河の水の色、高度経済成長期には黒色をしてメタンガスの泡もありました。しかし、今は掃除をし、上流から木曽川の水も入れているようで、青柳( https://irocore.com/aoyagi/ )な色になり、小魚が群れをなして泳いでいるのが時々見えるほどになりました。

観光船の屋形船も始まりましたし、鴨にとっても絶好の餌場なのでしょう。


(2020.11.24)

@ 国だから「長屋の花見」みたいに偽物の酒と料理で花見をするわけにもいかず、税金で補填したようです。

「問題は無いのか」か正面から問われれば、あるのでしょうが、お花見という風流な伝統行事である事を加味すると、あんまり深追いするのは粋ではないようにも思います。

ところで、「GoToトラベル」の一時除外については、県知事からの要請を受け国が決定するようですが、キャンセル料等は国が払うようです。

要請したのが県であれば、キャンセル料等は県が払うのが筋のような気もしますが、国も大変だと思います。

野暮なことを言いました。

追記

余談ですが、「長屋の花見」では、たくわんを卵焼き代わりに持っていきました。黄色のたくわんでしょう。卵焼き代わりですから、〇のまま輪切りにした、丸いたくわんなのでしょうね。


@ この文章のような曖昧がいけないと思います。

普通なら暴行障害で逮捕、仕事もクビになってもおかしくないのに、そうしなかったつけがいまだに清算できなくて、彼らはそれを、また曖昧に清算しようとしている。


@ あいみょんさんの歌「裸の心」、ふいにお店のBGMで流れてきて、撃沈されました。

ドラマより泣けると言ったら叱られるでしょうけど…。

『 TBS系 火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」主題歌「裸の心」Music Video公開! 』

https://www.youtube.com/watch?v=yOAwvRmVIyo


(2020.11.23)

@ 映画「鬼滅の刃」には「全集中の呼吸」とかいうものがあるらしいですね。

アーチェリー(弓道)においても呼吸が重要で、一射ごとに深呼吸が欠かせません。これをおろそかにすると、すぐに疲労して弓が引けなくなったり、的に当たらなくなったりします。

ところで、私は映画を観ていないので「全集中の呼吸」について詳しくは知りませんが、ネットで少し見てみると、アーチェリー(弓道)同様に、「気」には触れていないようですね。

もし「空気」だけでなく、独立して「気」まで操れれば、剣道も、弓道も、アーチェリーも気功体操になります。

ちなみに私は、毎朝100ずつ行っているスクワットをするときの呼吸では、「空気」と「気」の両方にアクセスして気功体操にしています。

その際、空気が口鼻から出入りするのは当然としても、「気」には意念を使い、体調の悪い部分から出入りするようにできないかと、戯れに少し挑戦しています。

例えば、腰を痛めている時には、「気」が腰から出入りするような体操をすることにより、「手あて」と同等以上の効果を期待できないのかと。ちなみにこれは邪道かもしれませんので、健康を害するかもしれず、マネはしないでください。


@ 米大統領選挙に不正があったとしてトランプさんが怒っています。

私は、ごくわずかの他候補票の混入や、グレーゾーンである疑問票の扱いなどをめぐって多少の集計誤りはありえても、意図的かつ大規模な不正説には懐疑的です。

なぜなら、選挙にはたくさんの職員がかかわっており、その職員たちまで騙すことも、口封じをすることも不可能に近いと思うからです。

もし、一部の人たちが秘密裏に不正を画策すれば、(経験豊富な)その他大勢の職員にも気づかれ、マスコミにリークされるのは時間の問題だと思います。つまり画策は自殺行為に近いことです。

追記

例えば、日本式システムなら、担当者が票を一度に数十枚つかみ、机上で候補者AとBに分類します。

この数分間で選挙の大勢が担当者には分かります。一部と全部は相似形になっているからです。

もしAとBが拮抗していれば最終的に逆転することがあるかもしれませんが、あきらかにAが優勢なのに(プログラムの操作などで)逆転すれば、おかしいと気づきます。

選挙が終わって同僚と雑談をするときに、「お前はどうだった?」という話になり、「俺もおかしいと思った」「今まであんなことはなかった」となります。

そして素人には分からない開票場のたくさんの職員の動きも、毎回の選挙でルーチンが出来上がっており、誰かが(票を集計しなかったり、複数回集計したり、持ち去ったり、加えたり)おかしな行動をすれば、「お前、なにやってんだ」といことになるのです。

特に、選挙管理委員会の担当者は、場内を監視してスムーズに回転するよう人や票を動かすのが仕事ですから、彼らの目をかいくぐって不正行うのは難しいことです。


(2020.11.22)

@ 鴨だと思いますが、近くの運河と池が飛来地になっているようで、冬になると「ほんとに都会のど真ん中?」と思うような野生状態になっています。

ときどき群れをなして空を飛ぶ様子は、ヒッチコックの映画「鳥」みたいですし、運河で寒風にふかれて浮かぶ者、もぐって狩りをする者、池で昼寝をする者など、散歩中も眺めて飽きません。

そんな鴨も、夏には、いつのまにか消えていますが、寒くなるとまた戻ってきます。

鴨にも気の早い奴がいて、1か月ぐらい前に少し寒い時期があって、その時に10羽ぐらい飛来したのですが、暖かくなったら「しまった!」と思ったのか、また何処かへ消えてしまいました。

それが最近になると、まだ暖かいのですが、「もうすぐクリスマスだし…」と思ったのか、群れになってやってきています。


@ ベーシックインカムと引き換えに私たちが捨てようとしているものの一つは、このように「親身になってくれる国民への奉仕者・制度」です。

参考:TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)

追記

数年前に腕・肩を痛めたことがありました。アーチェリーで痛めたのですが、強風で閉まったドアで肘を打撲したうえに、五十肩も絡んでいたようです。

顔も洗えない程痛み、中々良くなりませんので、整形のお医者さんに行こうと思いましたが、待ち時間を考えると今ひとつ気が進みません。

そんなとき薬局で相談した薬剤師さんに本当に癒されたのです。薬剤師さんがいなければ一人で悩まなければなりませんでしたが、症状を聴いてもらえ、薬を紹介してもらうだけで、「私は一人ではない」的な安心感が生まれ、それだけで一歩前進したように幸せでした。

ですから、100歩譲ってTVドラマのように理想的な役人ばかりではないにせよ、役所に相談窓口があるということは、窓口が消滅してしまうよりは、社会的弱者にとっては100倍心強いのだと思います。


@ 2020.11.20の記事の続きです。

追記5

私もマッキントッシュのプリアンプ「C1100」には憧れています。しかし、現実的には私などに買えるものではありません。

ならばどうするか。

誤解を承知で申せば、代替手段として、安く簡単に「音に贅肉をつける方法」を探すことです。同じ音色にはなりませんし、贅肉だけがマッキンだけの魅力ではありませんが。

それが、絵画的スピーカーを買うことであり、スピーカーの底には硬い金属ではなく、柔らかいゴム足を、3点支持で敷くことなのです。

そしてアンプからスピーカーまでのケーブルは普及品を使います。高級品は個性が強く、多くは鮮明な音になるので、絵画的ではありません。

CDプレーヤーからアンプまでのRCAピンケーブルも同様です。普及品を使っておけば大きな間違いはありません。

私たちが使うプリメインアンプには安いプリアンプが内蔵されていますから、追加でプリアンプを使う必要はありませんが、アマゾンさんなどでは1万円以内で買えるような真空管プリアンプも売っていますから、それをCDプレーヤーとプリメインアンプの間に追加しても良いと思います。

以前、「 快音! 真空管サウンドに癒される 特別付録:ラックスマン製真空管ハーモナイザー・キット (ONTOMO MOOK) (日本語) ムック – 2018/5/19 」をご紹介しました。私も買いましたが、あれも効果的です(すごく値上がりしてますね)。

お金持ちのマニアの方には、高級プリアンプを何台も直列に繋いでいる人がいます。定石ではありませんが、その方はその音が気に入っているのです。極めて肉付きの良い音がお好きなのだと思います。

CDプレーヤーとアンプの間にはCDライントランスを入れても良いです。一般にはマイルドな音になりますが、マランツの「DLT-1」(生産完了品、中古店にたまに有り)は肉付きと同時に音にパンチが出てきます。そして、中音域にエネルギーが凝縮された感じがして、黒光りするような濃い音になります。

追記6

私にはとても買えないマッキントッシュのプリアンプ「C1100」1,700,000 円 (税別)ですが、これぐらいなら買えるという人に申し上げます。

当然ですが、これ一つではステレオは完成しません。

コンポーネントを、周辺機器、アクセサリーまで含めて一通りそろえると、1,000万円まではいかないにしても、それに近いぐらいの価格になるのです。

そして、そのようなステレオは概して大きな音で聴く製品ですから、遮音対策をした大きなリスニングルームが必要です。

ということは、必然的に大きな一戸建てになります。

ですから、現在のオーディオ少年(少女)に申し上げます。まずは家を建てることを目標にしてください。ステレオは家に合わせて選ぶものです。


(2020.11.21)

@ 昨日、100均へ行ったら300円の「デジタル温度・湿度計」があったので、つい衝動買いしてしまいました。

さっそく単四電池一本を入れてみたのですが、一晩過ぎても、気温23℃、湿度88%なのです。気温はともかく、カラリとした陽気なのに湿度が88%とは。アナログ式の温度・湿度計と比較しましたが、やっぱりあやしい。不良品に当たったのか。

300円だけどクレームを入れようか、泣き寝入りしようか。

そう思っていましたが、午後になった今、ふと、思い立って液晶画面に貼ってあった保護フィルムをはがしてみたら…。

一瞬で湿度も妥当な数字になったではありませんか。

なんと、保護フィルムに「23℃・65%」と印刷されていたのです。

電池が入っていない時のお飾り数字の為でしょう。しかし、それと、本来の液晶表示が重なると、奇妙な数字になるのです。


@ 最近は、毎晩ジャズを聴いていますが、やはりジャズにはクールな青が似合います。

で、ほんとうはマッキントッシュの(ブルーアイズが魅力的な)アンプが欲しいのだけれど、一人では持てないほど重いし、高価だし、その他いろいろ考えると、買えません。

それでブルーの卓上ランプなど買いたい思っています。

( Macintosh「MA8900」)

https://www.electori.co.jp/mcintosh/ma8900.html


(2020.11.20)

@ 姫、その技は見せてはなりませぬ。


@ 私がヤマハ「NS-B330」を鳴らしているアンプをご紹介します。

今使っているのはTEAC ステレオプリメインアンプ シルバー 「A-R630MKII-S」です。

以前、高級アンプを買う計画を立てた時に、(失礼ながら、途中のつなぎとして)、とりあえずアマゾンさんで評判の良さそうで、安価なコレを買ったのです。当時17,800円ぐらいだったでしょうか。 

他社製品と比較試聴したことは無いので、ベストバイかどうかは知りません。分析的に聴けば値段相応のところもあります。

しかし、妙に気に入ってしまい、以来ずっと使っています。これより10倍値段が高い製品を使ったことがありますが、それよりも好みの音色です。

追記

TEAC ステレオプリメインアンプ シルバー 「A-R630MKII-S」。魅力は、若い頃、オーディオ全盛期に二台目に買ったデンオン(当時はそう呼びました)の5万円台のアンプに匹敵します。

この半生で、アナログ・トランジスタアンプや、デジタルアンプ、真空管アンプなど、安物ばかりですが色々試しました。

しかし、あの5万円台のアンプが一番好きな音色でした。不思議なもので、上級気を買えばもっと気に入るというものでもないのです。スポーツカーが好きな人が高級セダンを買っても満足できないのと同じかもしれません。

しかし、部品代+工賃もかかるし、どうして2万円前後で売れるのか不思議なぐらいです。

追記2

TEAC ステレオプリメインアンプ シルバー 「A-R630MKII-S」で驚いたのは、ソースダイレクトをOFFにした方が音が良いことです。

つまり、トーンコントロール回路という音の純度を下げる余分な回路を通した方が音が良くなるのです。

もちろんソースダイレクトをONにした方が音の純度は上がります。しかし、音の純度だけが美味ではありません。適度な肉付きも美味なのです。問題は「純度が下がった感」をどう払しょくするかです。「A-R630MKII-S」は低音と高音を少し持ち上げているようです。

その周波数ポイントと上昇のレベル、シェフのさじ加減が絶妙なので、ロック・ポップス向きの元気の良い印象になり、「純度が下がった感」が消えるどころか、逆に「純度が上がった感」さえ出て来るのです。

かつて使っていた、「A-R630MKII-S」の10倍する国産有名メーカーのアンプは、そのさじ加減に疑問があり(と言いますか、その価格帯では、そんな音の加工は不要だと思います)、ソースダイレクトをONにしてもOFFにしても満足できませんでした。

ですから、短所を長所にする「A-R630MKII-S」のエンジニアには敬服しているのです。

追記3

以前、高級アンプを買う計画を立てた時に、(失礼ながら、途中のつなぎとして)、とりあえずアマゾンさんで評判の良さそうで、安価な「A-R630MKII-S」を買ったというお話をしました。

それで高級アンプを買ったのかと言えば、「A-R630MKII-S」が気に入ったので、買えなくなってしまったのです。

それで「A-R630MKII-S」ばかり3台買いました。1台目はスピーカーのエージングで毎日12時間ぐらい鳴らしていたら1年間で不調になり、修理するより買った方が得だと判断して2台目を買いました。でも、引っ越しで売ってしまい、今は3台目です。

アンプにせよ、CDプレーヤーにせよ、若い頃は、値段がそれぞれ10倍のもの、4倍のものに買い変えたことがありましたが、いずれも音が気に入らなくなり失敗に終わりました。

私にとっての教訓とは、気に入ったものは貴重だという事です。安物か高級かは別の話。

異性でもそうだと思います。好きになった人はかけがえのない人です。お金だとか学歴だとか言っていると本質を見失います。たぶん。

追記4

例えばパワーアンプにCDプレーヤーを直結しても音楽は聴けるわけです。余分な回路をはさまない分だけ音の純度が高いです。

LPの時代はプリアンプ(あるいはフォノイコライザー)を通さなければ聴けませんでしたが、CDの時代には聴けるわけです。

なのに、例えばマッキントッシュのプリアンプ「C1100」1,700,000 円 (税別)などという商品が存在するわけです。

これをCDプレーヤーとパワーアンプの間にはさみます。

余分な回路をはさむので、理論上、音の純度が低下するはずです。

しかし、ついた贅肉(ある意味「不純物」)が美味しいとして、その贅肉に1,700,000 円 払う人もいるわけです。そして、ほとんどの人がプリアンプを使います。値段の違いはありますが。

何を申し上げたいのかと言えば、ソースダイレクト・スイッチなどで、ひたすら音の純度を上げることに喜びを感じるリスナーもいますが、その反対を喜ぶ人もいるということです。それは写真的スピーカーと絵画的スピーカーの違いにも似ています。


@ 喫茶店で、一人静かに本を読んでいる方がいらっしゃいます。

それ自体、何の問題もありませんが、まれに、数分に一回づつ咳払いをする人がいるのです。たぶん無意識の癖ですね。

本人に自覚が無いのでノーマスクです。周囲の人は困惑します。

それから、道を歩いていて、すれ違いざまに咳払いをする人がいます。私は(道に)唾を吐かれた事さえあります。

ものの本によれば、他者と接近するストレスの高まりで(つまり「弱い」という事らしい)、無意識に咳払いをして、気分転換をするのです。

でも、される方としては、「わざわざすれ違いざまに咳ばらいをせんでも良さそうなものなのに…」と思うのです。

ちなみに、小心者で、シャイで、人嫌いの私ですが、すれ違いざまに咳ばらいをしたくなったことはありません。


(2020.11.18)

@ デスクトップでスピーカーを鳴らす場合、スピーカーの周囲にはいろんな「鳴りやすい物」が置いてあると思います。

私の場合は卓上カレンダーと、初夏に映画館でもらったウチワです。

「コーナンオリジナル(Kohnan Original) 踏み台 ナチュラル S」の上に、ヤマハ「NS-B330」を、ゴム足の三点支持で置いて(ギリギリ置ける)、その踏み台に立てかけてあります。

それらは音を反射したり、音圧で振動したりして、スピーカー本来の音を濁らせます。

私の場合はNHK・AM放送のアナウンサーの声を聞きながら、取ったり、置いたりしてみましたが、置くと、歪っぽくなり、高音がしゃくれ上がりました。取るとナチュラルに戻ります。

私みたいに、それを承知で置いておくのは一向にかまいませんが、知らずに、「音が悪いのはスピーカーのせいだ」と思われたらいけませんので、念のためお話しておきます。

ツイーターの振動版面積は直径1~3センチぐらいでしょう。それよりもはるかに大きなウチワとかカレンダーが音圧で振動すれば、悪影響は明白です。

追記

以前、別のスピーカーを買った時、スピーカーの周囲には保護用の透明ビニールシートが貼ってありました。

とりあえず、そのまま使いましたが、どうも音が鈍すぎます。

でも、上面とか、底面、側面など、一枚づつ剥がしていったら、そのたびに 音が元気になっていったのです。当然に全部剥がした時の音が、エンジニアが作った作品です。

指で触れても分からないような微振動が、音に大きな影響を与えていることが実験できました。

ですから、スピーカーの周囲に置いてあるものも同じで、指で触れても感知できないような微振動が音を濁しているのです。


(2020.11.14)

@ 飲食店で飲食をするときにマスクを外すのは当然ですが、飲食の前後に会話するときには、マスクをするのが当然だと思います。

特に飲食の後、喫茶店などでは20~30分会話することは普通の事ですが、皆さまマスクを外したままで会話に夢中になっておられます。

せっかくマスクをして来店されたのに、店内でノーマスクで(長時間)会話されたら、意味がありません。


(2020.11.13)

@ デスクトップでスピーカーを鳴らすと、至近距離ですから音が直接耳に飛び込んできます。

部屋の隅の床に置けば、数メーター離れますから、空気を介して鳴っている感が出てきます。この「空気を介して鳴っている感」が普通の状態でしょう。これにはエコーも含まれていると思います。この延長線上には大ホールの、美しいホールトーンがあります。

つまり、個人的な好みで言えば、ほんとうはデスクトップでは近すぎるのです。

しかし、ヤマハ「NS-B330」のポリプロピレン系ウーハーの音には、ホールトーンのような響きが乗りますから、デスクトップで鳴らしてもホールで聴いているような空気感を感じます。それが美しい。絵画的スピーカーの真骨頂です。

エージングが進んだ「NS-B330」は、ますますしなやかな音になり、「NS-1classics」に近づいてきました。


@ PCをつけたまま放置しておくと、よく映画「ストーリー・オブ・マイライフ」の予告編が流れます。

その中に、「おばさんはなぜ結婚しないの?」「お金持ちだからよ!」というメリル・ストリープ扮するおばさんたちのセリフが(正確ではありませんが)。

劇場公開当時には、時間が合わずに観れませんでした。だから、おばさんのセリフの真意は分かりません。

ただ、予告編だけで判断すると、「女性はひとりでは食べてはいけないので、あの忌わしい結婚という制度の犠牲にならなければならないけれど、幸いなことに私にはお金があるから、結婚せず、幸福に暮らせるのよ」と、おばさんが言っているように聴こえたのでした。


@ スピーカーから良い音が出ると感動しますが、やがて退屈してしまいます。良い音を聞くことが目的でスピーカーを買い変えたのに、良い音が出ると不満が募るのです。

この気持ち、雑誌などを読むと、オーディオマニアにはありがちな事のようです。

なぜだろうと考えましたが、一つ仮説が思い浮かびました。

オーディオマニアは「良い音ではなく、良い音で鳴る可能性(伸びしろ)を楽しんでいた」のです。目的はここにありました。この言葉、書いている自分が、ゾクゾクするような狂喜を感じます。

だから極論を言えば、良い音で鳴ったらドラマは終わりです。


世に、「名声は高いけれど、本当に良い音で鳴っているのを聴いたことは無い」みたいな伝説のスピーカーが複数あります。あえて名前は出しませんが、多くは高価で、タンスのように大きな物です。

それらは理詰めで、贅を尽くして作られており、カタログを見る限り、隙がありません。しかし、素人が買って、ポンと家に置いただけでは、なかなか良い音では鳴ってくれないのです。

マニアはそういうスピーカーを買い込み、ああでもない、こうでもないと、生涯をかけて格闘する(口説く)のです。

その過程こそがマニアの楽しみ、生きがいだったのでした。

ちなみに、オーディオではなく音楽マニアは、良い音が鳴ったら、きっと満足するのだと思います。装置は手段でしょうから。


@ 生活保護の受給条件に問題があり、生活が苦しいのに受給が認められない人(あるいは申請しない人)が多数いるとの話があるようです。

それが本当ならば、受給条件の改正や、市区町村への指導、住民への広報をするのが、定石であり容易な改善方法だと思います。

なぜ、そうしないで、移行が大変困難で、さらに新たな問題も生まれかねないベーシックインカムを目指す人がいるのか、理解に苦しみます。

よく、「独り者は冒険ができるが、結婚すると冒険できなくなる」と言います。家族に対する責任が増えるからですね。

それから言えば、日本国民全員を背負っている立場の者なら、なおさら冒険は出来ないわけです。

国が全国民を巻き込む歴史的大事業をする場合、絶対に失敗は出来ません。

人気TVドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の中で、ヒロインが言うセリフ「私、失敗しないので」。人一人の命は地球より重いので、失敗しないことは尊いことです。

ならば、国がベーシックインカムに失敗すると、生活設計がくるって全国民に迷惑が掛かり、自殺者も一人では済まない心配があります。

ですから、本当は役人にこそ必要なセリフなのです。

人気TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)の第一話でも、ヒロインが担当する生活保護の受給者が自殺しましたね。

上司・同僚・親族にも相談し、常識的な範囲の仕事をしたヒロインに法的な責任はありませんが、「もっと親身になっていれば…」という割り切れない気持ちが残り、まだ学生気分が残っていた新人のヒロインを、生まれ変わらせました。


@ ( 掲示板について )

思うところがありまして、近年返信をお受けしておりません。あしからずご了承ください

人にものを伝えるのは難しいことです。

対面していても難しい。ましてや掲示板に書き込んだだけで、完全なる意思疎通をするのは困難だと思っています。老若男女、生まれも育ちも違う無数の人たちが匿名で参加しているのですから。

私の書き込みに反感などをもたれた方は、それは私の本意ではないと好意的に解釈してください。どこかに誤解が混じっているかもしれませんから。

ときどき「その解釈は違うと思う・・・」とか、返信を下さる方がいますが、できましたら御自分のスレッドを立ち上げて、返信ではなく、自主的な発表として、あなたの解釈をお披露目してください。その方が嬉しく思います。返信を下さるほどの自信とエネルギーが有る方なら、ご自分のスレッドを立ち上げることは容易だと思います。

議論をしないことについてもご意見をいただく事がありますが「議論をしないための議論」になりかねないため返信できません。どうぞご理解くださるようお願いいたします。(プロフィール欄より再掲)


@ 『 「映画館は密閉空間ではない」、空気の流れを可視化して検証 』

( 「AV Watch」酒井隆文2020年8月3日 12:30 )

https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1268898.html

動画は、映画館でもほとんど観られない長尺版のようです。


(2020.11.12)

@ 「 PCR検査の信頼性がゆらぎ「新々型コロナ」も…しかし恐れる必要はない 」

〈 「PRESIDENT」 Online2020年11月12日 17:23 (配信日時 11月12日 15:15) 〉


@ 「気は情報でありエネルギーである」というのは私が時々言う言葉です。

昔読んだその関係の本に、他人と「気」を共有した状態で(やり方は知りません)、「一人の身体に針で刺激を与えたら、もう一人が痛いと感じた」という実験結果が載っていました。

実験者は怖くなって、それ以上の実験を中止したようです。

しかし、気功師の世界では「気」を使って相手の体の悪い部分を発見するのは普通の事のようですから、この実験はその延長線上に位置するのだと思います。


@ パン屋さん併設のカフェで、モーニングサービスにバナナが出ます。

でも、大きかったり、小さかったりするのですね。

ひと房の中にも大小ありましょうが、種類によっては全部小さいものがあります。

時々、パンをたくさん買いすぎて、お腹いっぱいになり、小さいバナナの方が良い時もありますが、たいていは、おっきいバナナをもらう方が、朝から嬉しいのです。

おじさん世代には、幼いころにバナナは貴重品で、今のメロンと同じぐらい高価でしたから。


@ 2020.11.9の記事の③の追記です。

③ ベーシックインカム、「やってみてダメならやめればよい」とのお話ですが、毎月1万円でも支給し始めたら、国民はそれを当てにした生活設計をするはずです。

それなのに、何年かの後、突然「中止・減額します」では、国民は容易に納得しないでしょう。中止・減額するのは増税より難しいような気がします。

7万円や10万円ならなおさらのことです。

「戦争は始めるより止める方が難しい」という言葉を連想します。

「できない理由ばかり探してはいけない」というご意見もあるかもしれませんが、「その時、国民はどう反応するのか」「反応をどう制御するのか(できるのか)」まで考えて、政策を立案・実行するのは、役人の(普通の行為)だと思います。

つまり、書類の向こうに、隅々までの人間を見ているわけです。


(2020.11.11)

@ 私が持っているスーツは在職中(多くは若い頃)に買ったもので、今と違ってゆったりした作りものです。

小津安二郎の映画や、BSで再放送されているTVドラマ「男女7人夏物語」などを観ると分かりますが、昔の服はゆったりとしていました。私のものはもう少しスリムですが。

さすがにパンツは裾が擦り切れたり、ウエストがきつくなったりして捨てましたが、上着は仕事中は脱いでいましたから、痛みも少なく今でも新品同様に着ることが出来ます。

多くのリタイアしたおじさんたちは、その上着に新しいパンツやジーンズを合わせて着ています。

しかし、サイズがゆったりとしているので、今風の細身のコートやジャンパーを買っても、袖がきつくて通りにくいのです。

そんな折、今朝の「しまむら」さんの新聞広告には、「大きいサイズでゆったり冬おしゃれ♪」「メンズも大きいサイズでカッコよく。」というキャッチコピーの広告が入っていて、やっと私の時代に戻ってきたのかと、嬉しくなりました。

( 「しまむら」さんの広告 )

https://www.shimamura.gr.jp/shimamura/flier/


@ 在職中はいろいろな上司に仕えました。

人も羨む模範的な上司もいましたが、パワハラもセクハラもありました。

人間って、本当に個性的です。

そのうちの一人が今でも茶飲み友だちになってくれていますが、

コロナ過で会えないのです。

先日、その人が夢に出てきました。

(夢の中)どこかのロビーでお互いを見つけましたが、直後に、ノーマスクの彼はゴホン、ゴホンと咳をし、そして、何事もなかったような顔をして、近づいてきたのです。

私はうれしさと困惑が入り混じった気持ちになり…ここで夢は終わりました。

片思いの彼女でさえ夢に出てきたことは無いのに、我ながら驚きました。

以前のように、またお茶会がしたいものです。

それはともかく…

若い頃、ある上司(今の話とは別人)から、気に入っていただいたことがあり、彼は「係内の仕事で何がしたい?、好きな担当にしてあげる」と言ってくれました(という事は正反対の事例もあるのか)。

と言われても…

ご厚意はもったいない程でしたが、受け入れるのが怖く、そして、どの担当も気が進まず、私はムニャムニャと言葉を濁してしまいました。それでどうなったのかははっきり覚えていませんが、現状維持になったような気がします。


(2020.11.10)

@ 人生相談

「 彼女、頭がお花畑なんですが、どうしたら良いでしょうか 」。


@ 来年の五輪開催、

起爆剤にしたいですね。

でも、起爆剤にもいろいろあります。

①五輪はしたいが、②ぜったいに東京を第二の「武漢」にしてはならない。

政府はそう考えているのではないでしょうか。

人命にかかわるので、優先順位としては②が上でしょう。


(2020.11.9)

@ 今朝のNHKラジオで、経済学者の先生がベーシックインカムについて話しておられました。

人懐っこい雰囲気の先生で、私もファンの一人ですが、お話の内容について、私なりの考えもありますので書かせていただきたいと思います。

① 「社会福祉制度が複雑になって行政コストがかかっている」ので、制度を廃止して毎月7万円のベーシックインカムにするとの案ですが、制度が複雑になってきたのは住民の要望が先にあっての事だと思います。制度を廃止するというのは細かい要望を無視して一律7万円に代えてしまうという事になります。

② 「児童手当と基礎年金を廃止して月7万円のベーシックインカムにする」ということですが、0歳児でも月7万円もらえるのでは、40年間年金を払い込んだ人は損をした気持ちになります。この不公平感をどう納得させるのか。そして、これはベーシックインカムというより年金問題なのです。年金問題の大改革が絡むのです。

③ 「やってみてダメならやめればよい」とのお話ですが、こんなに大ナタを振るう制度改正を、朝令暮改のような安易な制度設計でスタートすることは、やはり問題があると思います。小さな部分について走りながら改正したり、やめたりすることは有りかもしれませんが。

④「無制限の国債発行で財源を得る案があり、20~30年は大丈夫だ」との事ですが、逆に言えば、「歴史的な大ナタを振るっても20~30年先までしか安心できない」ということであり、国の事業に使うには議論が足りないのではないでしょうか。

⑤ 「先生はベーシックインカムを目的だと考えておられるようです」が、私はベーシックインカムは社会保障制度の手段・選択肢の一つだと考えております。

まだデメリットが見通せないベーシックインカムに全面移行するよりも、使いなれた従来の制度を磨き上げる方が手堅いと思います。磨き上げる中で、「この部分だけは現金給付に置き換えた方が良い」と思われる部分が出てきたなら、そうすべきでしょう。

ですから会社での交通費の現金支給のように1万円でも良いのです。7万円とか10万円とかにこだわる必要は無いと思います。国はリターンとして全国民の口座番号を把握できます。


@ 映画「おもかげ〈2019年〉」 

→ 映画「真昼の決闘」 

→ 「1,000人の他人より1人の配偶者」

このように映画「おもかげ〈2019年〉」のレビューに書きましたが、ふと、「結婚は最古の社会保障制度の一つ(子供も)」なのではないかと思いました。そして「共助の進化系」です。

若い頃は、性欲の発露として(盲目的な)恋愛をし、離れられなくなって結婚したいと思うものです。それは子孫繁栄のために必要な神の計らいだと思いますが、平均寿命が伸びた現在、生殖が終わった後も、社会保障制度として結婚の存在価値があるのではないでしょうか。

もちろん、老齢年金の生活者になってからでも結婚は出来ますが、20歳前後と比べ、種々の理由でハードルが高くなっていることは否めないと思います。若い頃とは違った形態(たとえば「別居婚」など)になることもあるでしょう。

持病が極度に悪化したり、車いす生活になった場合には、その時になって結婚したいと思っても、よほどのメリット(お金持ちだったり、人格者だったり)が無い限り、健康で光り輝いていた若い頃のようには、容易に相手が見つからないと思います。又、見つかったとしても、相手が「お金目当て」のこともあるかもしれません。

夏目漱石の小説「坊つちやん」の主人公は、学校の先生になり、たくさんの同僚や生徒に囲まれて、うんざりするほど騒々しい生活をしますが、退職して郷里に帰ると、とたんに孤独になってしまいます。

あれは本当の事だと思います。

私がこの話を書いたのは、若い方に知ってほしかったからです。「誰も教えてくれなかったから知らなかった」と、たとえ一万人に一人でも、老いてから嘆くことの無いように。もちろん、知ったうえで独身でいるのは自由だと思います。

追記

映画「たそがれ清兵衛」の時代、口減らしのために奉公に出された子供は、奉公先で読み書きそろばん、行儀作法を教えられ、どこに出しても恥ずかしくない大人に育てられて、配偶者も世話してやるのが奉公先の主の務めだとされていたようです。

その思想を引き継いでいたのか、昔の会社では、先輩・上司が新人を公私にわたって指導し(だから宴会・旅行はあたりまえ)、それどころか、上司は配偶者まで世話するのが務めだという雰囲気があったようです。

結婚式の仲人を会社の上司にお願いするのはその名残だと思います。せめて仲人をお願いすることで「勝手に結婚相手を見つけて上司に恥をかかせた」ことへの許しを請う儀式みたいなものかもしれませんね。

昨今はそんな風景は少なくなったのでしょう。

それどころか、逆に、「プライバシー」だとか、「ハラスメント」だとかいう思想が力を付けてきて、不用意に「君、結婚しないの?」とか、「子供はまだ?」などと言えなくなりました。

そして、きっといつの世もそうですが、若者はおじさんたちを異星人のような目で見ています。やがて自分たちもそうなるということが、とても信じられないのです。20代の頃は、私もそうでしたから良く分かります。

しかし、もし、おじさんたちを邪険にすれば、「そのまま老いればいいさ」「教えてやるもんか」となりかねません。

それでなくとも、上記のような話を聞く機会は稀だと思い、それも書く原動力になったのです。


(2020.11.8)

@ 【米大統領選】日本なら一晩で終わる開票作業 なぜそんなに時間がかかったのか

( 2020/11/8(日) 13:40配信「デイリー新潮」 )

私が感じたのは、日本の投票用紙がハガキ大なのに対し、米国のものは便せん2枚分ぐらいあったことです。

あの用紙は、見るたびに唖然としています。用紙が大きくなると取り回しが面倒になります。一枚に何秒かの差が出てくれば、大量に処理すると何時間もの差になることもありえます。

それに日本の開票所でも、指先の器用な人で普段の仕事でも大量の用紙をさばく仕事をしている人と、不器用な人で普段少量の用紙の内容を吟味する仕事をしている人とでは、選挙事務に駆り出されると、スピードが違い、お里が知れてしまいます。

普段の仕事でも大量の用紙をさばく仕事をしている人にとって、ハイスピードは職務上身に付けなければならない必須の技能と言っても良く、越えなければならない壁なのです。

用紙の大きさの他に、(失礼ながら)多くの米国人は指先が比較的に不器用で、ハイスピードで用紙をさばくのが苦手であるとも考えられます。

追記

用紙にも改良があります。日本では、昔の投票用紙は紙でしたが、現在は合成樹脂製になっています。折り曲げた紙は、開票時にいちいち指先で開かないといけませんが(一枚につき一秒ぐらいの手間がかかる)、合成樹脂製のものは投票箱の中で自動的に開くのです。

これにより時間短縮効果を狙っています。

もしも、開票をゆっくりやって良いのなら、即日開票ではなく、翌日開票にして欲しいものです。そうすれば残業代が削減され、税金の節約になります。担当者も、早朝4時起きで投票所に出勤し、夜はまた徹夜で事務をする人がいるわけです。24時間働き詰めです。

投票が終われば帰宅でき、翌朝9時から開票事務スタートならば楽になります。


@ バイデンさんが勝利確定のようで、お祝いを申し上げます。

トランプさんの有り余るエネルギーには羨望を感じますが、ここは潔く敗北宣言をされた方が、後の印象が良くなると思います。

しばらくは「あらためて『バイデンさんのプロフィール』」とか、「『トランプ現象』とは何だったのか」みたいな論説が増えるのでしょうね。


(2020.11.7)

@ アメリカ大統領選挙で、僅差のジョージア州が再集計をするとか。

僅差というだけで、他に問題も無いのに、自分の仕事を自己否定して自発的に行うのは如何なものかと思いますし、他の投票所や、今後への影響を考えると、新たな問題を作ってしまうような気もします。

それよりも、まだ開票していない票が箱の底に残っていたり、机の下に落ちていたり、倉庫の隅っこに忘れられていたりと、その方が心配です。


それから、開票は、点検と集計でなりたっています。

両方とも複数回行いますからミスは少ないはずです。


そして、集計よりも内容の再点検はしないのでしょうか。疑問票の扱いとか、票の混在とか、いわゆる点検ミスの方が、集計ミスよりも、あるとしたら可能性が高いはずです。


ちなみに、集計は日本の場合、お札を数えるマシンのようなもので複数回行っています。用紙の大きさが違っても、アメリカも多分同様だと思います。


@ アメリカ大統領選挙では、両者を支持する人たちの対立が深まり、開票所に押しかけて窓ガラスをバンバン叩いたり、民兵のような重武装の市民が街を闊歩したりと、日本の常識からはかけ離れた様子が伺えます。

日本でも開票所は誰でも観覧できるはずです。区役所などで徹夜で行っていますから、興味のある方は選挙管理委員会に確認したうえでお出かけください。

しかし、米国みたいな迷惑行為をすると、公務執行妨害とかで逮捕されかねませんので、絶対にしてはいけません。静粛にしていてください。

それにしても、トランプさんもバイデンさんも、支持者に対して静粛にするよう何も言わないのでしょうか。静観しているのは少し違う気がします。

連想するのは失礼なことかもしれませんが、昭和天皇は玉音放送で国民に静かな終戦を受け入れるよう語られました。

本物のトップというのは、そういうものだと思います。


@ 最近LS3/5Aの話をしたので、興味を持たれた方もいらっしゃると思います。

このような製品を買われる方はマニアに違いありませんので、私ごときがお話するようなことはないと思いますが…。

このスピーカーは良い製品ですが、音が、夜を思わせるように暗いところもあります。これは能率が低い事にも起因しています。

それは他では得難い味わいの一つですが、一般には、晴れ晴れと明るく鳴るようなアンプをつないで、少し中和してやるのが良いのです。

ミニコンポでも鳴りますが、一般にパワーも質も力不足です。

単体のトランジスタアンプならパワーも質も問題ありません。安いものでも十分使えます。

単体の真空管アンプはさらに良いと思います。真空管の音は質量が軽く感じます。反応が速いのです。特に、パワー・馬力のある「真空管のプッシュプルアンプ」は試してみる価値がありそうです。


(2020.11.6)

@ 「 ぐうぜん飛び乗った地下鉄の一両。

そこで庶民の話を聴いただけで、はたして、それが世論と言えるのか、という疑問があると思います。

しかし、選挙の出口調査を思いだすと分かります。(実際の出口調査は何件調査するのか知りませんが)私の経験から言うと、50人もサンプル調査すれば、世論の概ねは分かるのです。これも相似形になりますから。

チャーチルは10人ぐらいの人と話をしました。それ以外の人にも発言の機会は平等にありました。それを持って世論としたのでしょう。あの時代、しかも緊急時なら、上等だと思います。 」

< 映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」 追記Ⅳ( 相似形になる世論 )  2018/4/3 11:52 by さくらんぼ より抜粋 >


米国大統領選挙、郵便投票を何日もかけて全部開票しないと投票結果が出ないようです。

でも、開票所で一人の担当者がつかんだ数十枚の投票用紙を、机上に候補者別に並べていくだけで、つまり数分で、かなりの確度で結果を占うことが可能です。よほどの拮抗が無い限り。

なぜなら、一部と全体は、おおむね相似形になっていますから。

だから開票担当者は開票が始まって数分後には、自分たちの開票結果を知っているのです。それと出口調査の結果があればより確かになります。


@ ヤマハ「NS-B330」をわが家で鳴らして10日ぐらい経ちました。

家にいる時は、一日中、インターネットラジオで小さくクラシック音楽などをかけています。

どんなスピーカーでも新品はそうですが、これも最初はツイーターの硬質感がめだちました。一般にヤマハ「NS-1classics」などのソフトドームツイーターは早くエージングが済みますが、「NS-B330」などのハードドームツイーターは逆なのです。

ですから、硬質感がいつ取れてくるのだろうと思っていました。

そうしたら、昨日の朝は残っていた硬質感が、夕方聴いたらほとんど消えていたのです。一日でこんなに劇的な変化があるのは私も初めての経験です。

高域の刺激感が少なくなると、相対的に低域が良く聞こえるようになりますし、ウーハーのエージングも進んで、より、ふっくらとした音になります。

白い霧に包まれているような、幻想的な音に、いっそう近づいてきました。

この延長線上には、やはりヤマハ「NS-1classics」に近い音が待っているのでしょう。


(2020.11.5)

@ 最近の映画館は、専門家立ち合いの、スモークをたいた実験映像とともに、「20分に1回、2時間映画なら6回空気の入れ替えをしています」と、上映前に宣伝しています。

最近はだいぶお客さんが戻ってきましたが、あの宣伝を観た人が、友人や家族に教え、それを聞いて安心した人が徐々に戻っているのだと思います。

確かに、へたな飲食店よりも清々しい空気だと感じたことがあります。


@ 「稲むらの火」という美談があります。

ふと思いましたが、津波の後は炊き出しが必要ですね。

稲の束(稲むら)を燃やして食糧不足にはならないのでしょうか。


@ 商人出身のトランプさんは、ご承知の通り、良くも悪くも商人の論理を隠さない公務員です。

その(公務員らしくない)前例にとらわれない言動に人々は期待もしましたが、やがて危機感を持ち始めました。

難しいことは分かりませんが、世界のリーダーとしても、アメリカのリーダーとしても相応しくないようです。

キリスト教関係の本で「論理的世界秩序」(「倫理的世界秩序」だったかも)という言葉を読んだことがあります。これは神の秩序です。

簡単に言えば(失礼ながら)「長期的には悪の栄えたためしなし」ということ。あるいは「マーケットは間違えない」とか。

さらに、その「論理的世界秩序」を後押しするのが「コロナ過による分断」です。

「新型コロナ」も神の計らいなどと言うつもりはありませんが。


(2020.11.4)

@ 喫茶店でコーヒーを飲んでいたら、そこの飼い猫が庭に出てきました。ガラス窓を隔てて1mの距離です。

じっと見ていたら猫と視線が合いました。

私が口を(小さく)パクパクと動かしたら、猫は興味を持って近づいてきました。

もはや50cmの距離。

猫の目がピカピア光るのが分かります。

わりと若い三毛猫。

声をあげて「よしよし」と言っても聞こえないはずなので、代わりに口を(大きく)パクパクさせてみました。

すると、その瞬間、猫は驚いて逃げてしまったのです。

脅かすつもりは無かったのに…。

噛みつかれると思ったのでしょうか。

動物は歯(牙)を警戒しますから。


何分かの後、再び猫は現れましたが、今度は庭の反対側、私に背を向けて庭木を眺めていました。

もし、お店の中でその猫と遭遇したら、猫さん逃げないでください。

店長さんに「この客、猫、イジメたな!」と誤解されても困りますから。


@ 「オーラ」や「気」を見るときは、何もない空間に焦点を合わせなければなりません。

同じように、「気」を動かすときには「気」に意識を合わせる必要があるのです。

とは言っても、「気に意識を合わせる」ってどうやればよいのでしょうか。

今朝、気功をしていて、それは「質量の違いに意識を合わせること」なのかもしれないと思いました。

空気と「気」とは質量が違い、「気」の方がはるかに重いのです。

質量が大きいものを移動させる時にはゆっくりとする必要があります。

「金魚すくい」を思い出せばわかりますね。早く動かすと紙が破れてしまいます。

「気」も同じです。早く動かすと取り逃がします。

( 太極拳がゆっくりとした動作なのは、最初に数分間、直立した立禅をして、集まってきた「気」をまとってから、その衣を散らさないように動くから、ゆっくりなのです。これは、どこかの本で読みました。 )

ヨガでも座禅でも空手でも、腹式呼吸をするときには、息を吐くとき、喉を狭めたり、口を細めたりしてゆっくりと吐きます。

空気抵抗をかけていますね。

あれをやると「気」にアクセスしやすいことは私も経験的に理解できましたが、その理由までは分かりませんでした。

でも、空気抵抗を与えることで、つまり「ゆっくり」と空気を動かすことで、結果的に「気」にアクセスしているのだと思いました。

そして同時に、「気」を動かすには(たぶん脳波のような)意念も使いますので、空気より質量のある「気」だと意識することで、ラジオのチューニングを合わせるのと同じ効果があるのかもしれません。

ちなみに、「気」を動かすときには、「意識(意念)、呼吸、動作を同時に行う」のが効果的で、私が学んだ老師の本に書いてあります。


(2020.11.3)

@ 『 「 赤に黒いシルエットでゴジラ 」。

映画「シン・ゴジラ」のチラシなどに出てくる絵ですが、これが意味するものはなんだ。もしかしたら「核関連施設」と関係あるのではないか。そう思ってググってみました。

そうしたら「オンカロ」のマークがヒットしたのです。「ゴジラマーク」はあれをモチーフとしたものなのかもしれません。

「オンカロ」とは、

「 …使用済み核燃料に含まれるプルトニウムの半減期は2万4000年。生物にとって安全なレベルまで放射能が下がるにはおよそ10万年の月日を要するという。それまでの間、10万年にわたって「オンカロ」は地下に封鎖され続ける。… 」

( エキサイトニュース 「人類が生んだ最も危険な廃棄物の最終処分場『オンカロ』を知っているか? 」 スゴモリ 2012年7月23日 20時29分 〔2012年8月2日 18時39分 更新〕 より抜粋 )

エキサイトニュースに「マーク」は載っていませんが、「オンカロ マーク」で別にググると出てきます。今の言語が通じないかもしれない、数万年後の人類に対して、危険を知らせるための「絵によるマーク」の一案のようです。

これらのことからも映画「シン・ゴジラ」に出てくるゴジラは「メルトダウンした原発」であることが伺えますね。 』

< 映画「シン・ゴジラ」追記13 ( 「オンカロ」のマーク ) 2016/8/5 7:05 by さくらんぼ より転記 >


@ 「名古屋っ子気質」というのかは分かりませんが、昔から、大阪が東京と張り合ったとしても、名古屋も張り合いたいという気持ちは無かったのです。

名古屋は「大いなる田舎」で結構。

適度に都会で、自然もあるこの場所で、満足して、静かに暮らしていました。

何年か前に「名古屋めし」ブームが起こった時も、喜ぶどころか「困惑」していたのです。スポットライトが当たることに慣れてはいません。

そして今、大阪都構想がつぶれたので、行き場を失った世論の、そのエネルギーの風が、(名古屋都構想みたいに)名古屋を引き合いに出しているようですが、名古屋人としては「こっちに振らないで」という困惑の気持ちなのです。

( 注・個人的な見解です。 )

追記

名古屋市では、従来は各区役所に税務課と納税課がありましたが、10年ほど前に機構改革が行われ、数区に一つの「市税事務所」が出来、基本的に区役所では税務事務をしなくなりました。

又、県庁と市役所で問題があっても、普通はリコール騒動にはなりません。話し合って解決すればよいのです。

詳しいことは知りませんが、なんとなく、大阪都構想というのは、ベーシックインカムみたいなもので、大ナタだと思いました。

ならば、ベーシックインカムと同じく「手段」であって「目的」ではないと思いますので、それにこだわらず、ベーシックインカムではなく既存の社会保障制度の改善をする手段があるように、大阪都構想ではなく既存の行政システムの改善をするという道もあるのだと思います。


(2020.11.2)

@ 「人々を分断の苦しみに陥れたコロナ過」の中で、大阪都構想の住民投票は行われました。

専門的なことは知りませんが、大阪都構想を「さらなる分断」と感じた住民が、動物的な生存本能で、それを回避したのかもしれませんね。

ならばアメリカ大統領選挙はどうでしょう。

「分断をあおっている」との声があるトランプさんにとって、不利な結果になるのでしょうか。

追記

私の理解が正しければ、大阪市は現在24区あります。大阪市役所の管下で大家族のようなものです。

しかし、大阪都構想が決定すると4つの特別区に分割されます。ある意味、一家離散するわけです。

職員が他所に人事異動することもなくなります。長期的には条例も違ってくるでしょうし、行政サービスも違ってくるはずです。

もはやA区、B区、C区、D区は、独立した近隣市区町村と同じで、家族でなくなるわけです。

兄弟は他人の始まりです。

そこに住民は、一抹のすきま風を予感したのかもしれません。


(2020.11.1)

@ 不幸だという人も、そうでないという人も、レッテルを貼ることに違いはありません。

でも、レッテルを貼ると、例外が出て来るのですね。


@ ベーシックインカムであろうと、従来の社会福祉制度であろうと、「目的」は国民の福祉です。

ベーシックインカムは、その「手段」の一部分にすぎず、目的ではありません。

それを混同すると、議論が遠回りするように思います。

近道をするには、従来の社会福祉制度をピラミッドの土台として、何を改正し、廃止し、そして必要なら何を増税するのかを考えることです。

その「改正案」の一つとして、ベーシックインカムの追加があるのです。

追加しなくても目的が達成できる場合には、無理に追加する必要はありません。追加した場合のデメリットにも目を向ける必要があります。

という、手法もあるのでは。


@ 何年か前に、どなたかから教えていただいて手嶌葵さんのファンになりました。だから、今度は友人に教えたら、彼は「素人みたいだ」とつぶやいたので、あらためて好みは人それぞれなのだと思いました。おそらくウイスパーボイスを「声量が無い」と評価したのでしょう。

そんな彼女を、久しぶりにヤマハ「NS-B330」で聴きました。

いつも感じるのですが、(失礼ながら)彼女は音程が正確ですね。私に絶対音感があるとは言いませんが、高校時代にギターを弾いていたので、毎日のようにチューニングをしたせいか、少しは音程に敏感になったのかもしれないと、期待を込めて思っています。

そう言えば松浦亜弥さんもマシンのように音程が正確でした。松浦亜弥さんの場合は、他の方も言っていたのでその通りなのでしょう。

話を手嶌葵さんに戻します。

彼女のウイスパーボイスの歌声には、有声音、無声音、呼吸音、エコーなどが混じっており、無声音、呼吸音を楽しむには、たぶんスピーカーの高域特性が良い必要があるのでしょう。

そして、有声音、エコー、特に有声音に肉体感を感じるには、つまり手嶌葵さんを私のウサギ小屋にご招待するには、中音域が機械的オーディオから解脱して、血の通うワンランク上の音を再生しなければならないと思います。

そういう意味で、ハイレゾ対応で広域が伸びており、かつ(セクシーな音色の)ポリプロピレン・ウーハーを持つヤマハ「NS-B330」を味わうには、最適のソースのような気がしました。

結果は、かなり良い線を行きましたよ。

ソースはこれを使いました。

CD 「 La Vie En Rose~I Love Cinemas~ 」 (手嶌葵)























































































































































































































































































































































































































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