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△8 過去ログ「今週までのパレット」(旧・Pallet)2020.1.31~2019.8.15

2022.9.21 お借りした画像はキーワード「過去」でご縁がありました。秋になると春が懐かしい、夏が懐かしい、そんな気持ちにもなります。無加工です。ありがとうございました。

(2020.1.31)

@ 東大で東大生の女子禁制のサークルが有ったとか無かったとか。

もちろん差別はいけないけれど…

東大以外の大学の女性は、東大生男子とお友達になりたいはず。

でも、東大生の女性もいるサークルに行くと、(勝手な邪推だけれど)みじめな気分になるから嫌なのかもしれない。

でも、東大生の女性がいなければ、のびのびとできるのかも。


@ 「 おゝ 僕たちに今一番必要なものは

あつい恋や 夢でなく

まぶしい空から降ってくる

白雪姫の毒リンゴ 」

( 「白雪姫の毒リンゴ」作詞・曲:門谷憲二 歌:泉谷しげる より抜粋 )

泉谷しげるさんは味のある俳優さんになりましたが、この時代の彼は、今とは違った意味でかっこよかったです。


@ 近所の公園をウオーキングしていたら、気のせいか、日差しが明るいことに気がつきました。

朝夕の日の出、日の入りは、時計とにらめっこなので比較的わかりやすいですが、日中の明るさは感覚が頼りです。

でも、「気のせいか…」という感覚は意外と正しいもの。

夏に毎日聴いている蝉の音が、「気のせいか小さくなったような…」という感覚も、たぶん間違ったことがありません。

2月は「日差しの春」とも呼ばれています。

暖房の効いた、窓の大きなカフェで、街並みを見ながらコーヒーを飲み、「もう、半そでで良いかも…」と錯覚を楽しむのも一興です。


(2020.1.30)

@ 『 「あれ、何だかおかしいぞ」世界が疑問に思った写真がこれだ 』

https://www.huffingtonpost.jp/2016/03/09/woman-soldering_n_9415332.html?utm_hp_ref=yahoo


でも、正解にはなっていないようですが、普通は、基盤の「裏側」に半田付けするもので、表側に半田ごてをあてるケースは極めてレアです。


@ 私は普段マスクをしません。

でもSARSの時だったでしょうか、さすがに不安になり、日本国内でも患者が出た時に、マスクを二箱ぐらい買ったことがあります。

やがてSARSは下火になり、結局マスクをすることはありませんでしたが、大掃除などの大量の埃が出る場面で、少しづつ活躍してくれました。

そして今回の新型コロナウイルス。

やはり、日本国内で患者が発生したので、近所の薬局へ行きましたが、目ぼしいマスクは、ほとんど売り切れでした。SARSの時よりも、皆さんの出足が早いようです。


@ 1~2年前にご紹介したソニーのCDラジオ「ZS-RS81BT」。

エージングも進んで、トロリとした音色が、AM、FM、CDも、心地よく聴かせてくれていました。

ところが、最近CDを読み込まなくなったのです。お気に入りのクラシック、「フランク」のヴァイオリン・ソナタのCDが、いつも1分過ぎに止まってしまいます。

そして、表示板には「CDに問題あり」みたいな表示が出ます。

私はCDを取り出し、明るいところで眺め(目立つ傷はありませんでした)、エアスプレーで埃を飛ばし、水で洗い、ついでにマシンのCDレンズの埃も飛ばし、何度も演奏を試みましたがダメでした。

さらには、そうこうしている内に、今度はまったく読み込まなくなってしまいました。


困った私は、試しにPCのドライブで回してみました。そうしたら問題なく再生できたのです。

やっぱりCDは問題ない。

するとマシンのせいか。


でも、保証期間は切れているし、修理すると技術料だけでも(普通は)1万円ぐらい取られそうだし、買い換えた方が得かもしれない。

でも、まだラジオは問題なく聴けるし、外装もピカピカだし、買い換えるのはもったいない。

じゃあ、どうする。

こんな時、もしコンポなら、CDプレーヤーだけを買い換えることに比較的抵抗はないですが、一体型は困ります。


いろいろ思案をしましたが、試しに押し入れの段ボールにしまい込んであったCDの中から、「G線上のアリア」を取り出して、演奏してみました。

すると、「ZS-RS81BT」でも問題なく演奏できたのです。


CDに問題があったのか。

LPとレコード針と違い、CDとCDプレーヤーとのマッチングは、目で見ても分からないだけにやっかいです(よほど大きな傷がついていれば別ですが)。


@ 『 「チリンチリンじゃねぇよ」歩道でベルを鳴らす自転車に怒りの声、違法じゃないの? 』

https://www.bengo4.com/c_2/n_10166/

自転車乗りには、意外にこれを知らない人が多い。

「不審者警戒中」という札をカゴにつけた自転車から、ベルを鳴らされたので注意したら、逆切れされたことがあります。


(2020.1.29)

武漢から日本人がチャーター機で帰国しますが、彼らの日本での検疫体制と、発症した武漢からのツアー客と同乗していた(あるいは、それに類する)人たちの検疫体制に差があるような気がします。

仕方ない部分もあるかもしれませんが、ザル・後手後手になっている部分もあるような気がするのです。

バスの運転手は1月14日に症状を訴え、17日に医療機関を受診し経過観察になりましたが、その後も仕事を続けていたからです。

イエロー信号がともった段階で、(少なくと)も自宅待機などの手を打つべきではなかったのかと悔やまれます。

こういう時には「人権問題が…」「経済問題が…」という人が現れます。

しかし、今度の新型肺炎の致死率は数パーセントとか。単純計算で100人に感染すれば、数人が死亡するのです。

バス数台あたり、数人の死亡者が出るのです。

亡くなった人たち、その御遺族、友人・知人に、説明できるようにしておく必要があると思います。

私はバスの運転手さんを非難しているのではありません。彼は社会の歯車の一枚で、問題は、そうさせた社会・政治体制なのです。


(2020.1.28)

@ 「Behringer べリンガー MS16」が厳つい顔をしているのはPAスピーカーだからでしょう。ある意味、制服をまとっているのです。

外見と音色が不一致な製品は、過去にも、ラックスマンの「LV-103」などがありました。

真空管と半導体のハイブリッドアンプで、真空管の効果を最大限に生かしたソフトな音色をしていました。しかし、外見は「ぼく、真空管アンプじゃなくて、ハイブリッドだもんね」みたいな顔をしていました。

彼がそんな見えを張らなければ、欲しかった一台です。

ちなみに、ラックスマンのデザインで、私が一番惚れているのは「L-570」などです。

見ているだけで酒が飲めるというのは、ああいうデザインを言います。生産完了になっているのが残念です。


@ 小型スピーカー伝説の名器と言えば「LS3/5a」があります。(おきにいりの)下記のソースで試聴したことがありますが、まるで生きている小人がPCのディスプレイの中にいて、高級な生楽器を弾きながら歌ってくれているような、ゾクゾクする気分になりました(音色にその品位が出るかどうかが大事)。

もっと言えば、キングコングのように手を伸ばせばつかめる、あるいは、貞子のように、歌い終わったら画面から這い出てくるような錯覚さえ覚えたものです。

しかし、いかにプロ用モニターといえども、「LS3/5a」は何十年も前にイギリスBBCで開発されたものであり、ハイレゾの現在の基準からいえば、ソフトで絵画的な音がします。

「Behringer べリンガー MS16」の方は、さらに印象派的なやわらかさがあります。

さすがに楽器の品位感は、値段の高価な「LS3/5a」には及びませんし、貞子のようなリアリズムもありません。

「Behringer べリンガー MS16」は、紗をかけた女性の写真のような音がするのです。

マニアは「オーディオっぽい音」よりも、「血の通った音」を上位に置きます。そういう意味で「LS3/5a」は上位に鎮座していますが、「Behringer べリンガー MS16」も(少なくとも)その末席に入れても良いと思います。両者とも、特性競争になっている現代においては、貴重価値のある音だと思います。


「 森恵「真夏の果実 (サザンオールスターズ) 」

https://www.youtube.com/watch?v=S8AjUGCPfZ4


(2020.1.27)

@ 「Behringer べリンガー MS16」の音は、厳つい顔に似合わずソフトです。

ジャズボーカルなどは一番向いているように思います。

つぎがバロック音楽などの、クラシックの小品。

シンフォニーを聴くには、エージングが必要かもしれません。まだ少し、音にほぐれない所があります。

これによらず、新品のスピーカーにはエージングが必要です。私のように極小音量で鳴らす者は3年ぐらい、大音量派でも1年ぐらい鳴らさないと、本領を発揮しないと思っています。


@ どこかで、「おじさんは態度が悪い」みたいな話を読みました。

何のことかと思ったら、例えば居酒屋で注文するとき、「すいませ~ん。ビールを一本下さい」と言わずに「おね~さん、ビール一本!」みたいな言い方をするのが気に入らないようです。

でも、これはおじさんの丁寧語なのです。親しみを込めているのです。寅さんだって、これに近い言い方をしているはず。

ちなみに、おじさんが思う丁寧ではないというか、失礼な言い方は、「おい!、何ボーとしとるんだ、ビールないだろ、店員なら、注文聞きにこんかい」みたいな言い方を言います。


@ 名作TVドラマ「北の国から」の第3話を観ました。

田舎に来た夫が、自分の子どもたちにでも、会社の上司に対するときのような丁寧な言葉を使うのは、夫の内面の美を可視化したもの、かもしれないと思いました。友だち親子の現代でも珍しいのに、頑固おやじのあの時代には、大変珍しいことではないのでしょうか。

対して、都会の妻は、美容師をしているようですね。都会らしく、外面を飾る仕事に設定されているのではないでしょうか。離婚原因は妻の不倫らしいので、内面的にはきれいとは言い難い記号なのでしょう。

夫たちと一緒に田舎暮らしをすることになる女性は清楚な竹下景子さんですが、当時の彼女はお嫁さんにしたい女性ナンバーワンでしたので、いかにも夫と相性がよさそうです。

それに夫と子供たちは、(失礼ながら)全員たれ目気味ですね。まだ登場されていない女優さんも含めて。

このあたり、(イメージとして)都会が凸なら、田舎が凹になっているのでしょうか。


@ 小学校の頃、国語の教科書に載っていたシナリオで、配役を決めて読み合わせをしたことがあります。

机の前に立ったままセリフを言うのですが、私が話すと、皆がクスクス笑うのです。

私は大まじめにやっています。棒読みになってはいけないと、感情をこめて話すのですが、そうすればするほど、笑われたのです。

先生も笑いながら、「もう少し、こう…」などとアドバイスをくれるのですが、抽象的でよく分かりませんでした。

仕方ないので、自分流に一所懸命にするしかありませんでしたが、そうすると、また笑われました。

今考えると、気合が入りすぎていたのでしょうが、棒読みでもいけないはずで、その間合いが分かりません。

ましてや、相手の心情を理解しようとするゆとりなどありませんでした。

大人になってからは、役者志望の女性に振られたことがあります。彼女の笑顔、どこまでが本心で、どこからが芝居だったのか、もしかしたら恋愛という芝居を楽しんでいたのではないかと、疑心暗鬼になりました。


(2020.1.26)

@ 公園で、前面に両手を垂らしたように見える「三円式たんとう法」をやっていると、通りかかった子どもたちは「ゆうれい…」と言って、怖がったり、はしゃいだりします。

近所の猫は、近寄ってきて、私の前面でごろにゃんすることもあります。

散歩中の犬の中には、立ち止まって、こちらにガンを付け、「唸り声をあげて、ご主人に警戒を促す者」もいます。

飼い主さんは「すみません」と低姿勢。

そんなご縁で知り合った飼い主さんとは、お友達になりましたが、最近お顔を拝見していません。

元気でいらっしゃると良いのですが。


@ TVドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」第3話を観ました。

ヒロインが兄弟の兄を軽蔑し、冷ややかな眼差しを向けるシーンで、その目が怖すぎました。

魚のような、爬虫類のような目でした。

お芝居がリアルすぎて…。

「記憶屋」を呼びたいぐらいです。


@ 昔、あるオーディオショップで試聴させてもらったとき、「今鳴っているのはどのスピーカーですか」と尋ねたら、「オーディオは目じゃない。耳だ」と言われ絶句したことがありました。

当方、「音は見て、触るもんだ、聴くだけじゃない」などと反論はしませんでしたが、それを別にしても、デザインは大事です。少なくとも私には。

そのデザインがイマイチになるので躊躇していますが、ホームセンターで売っている、レンガ大からブロック大の、ポリプロピレンのタッパーウェア等に、10センチ程度のフルレンジスピーカーを取り付け鳴らしたいと、以前より思っています。

安くて工作が簡単そうですし、たとえ紙コーンの振動版を持つスピーカーであっても、タッパーウェアが振動して、ふんわりとした音色にしてくれそうだからです。

もちろん箱の補強はご法度。吸音材も取りあえず無しで鳴らしてみたい。箱は基本密閉式ですが、音色の変化を見ながら、キリかなにかで、何個か空気穴を開けても良いかも。

でも、「Behringer べリンガー MS16」を買ったから、計画は先延ばしです。


@ (記憶が正確ではありませんが)五味康祐さんの本に、「硯に筆が多いことは美しくない」みたいな記述がありました。

だから、彼は愛聴盤を10枚にしようとしたのです。

沢山のLPを聴き込んで選別して。

それで10枚にできたのかは覚えていませんが、私もCDの選別をしようかと思っています。せめて1/4ぐらいに出来ないかと。

所有しているだけで聴いていないものもありますし、私はBGMとして聴いているだけなので、ネットラジオでも楽しく過ごせるからです。


(2020.1.25)

@ ノートPCの内臓スピーカーが残念な音しかしないので、20年ぐらい前の、紙コップ大のPC用スピーカーをつないで聴いていました。

それでも悪くはないのだけれど、さすがに、ちょっと…と思って、もう少し大きくて、新しいのを買ったのです。

ミニコンポ程度の大きさで、アンプも内蔵したものです。まだエージングを始めたばかりですが、ネットラジオで一日中バロック音楽を流していると、少しづつ音がほぐれてきました。

誤解を恐れずに言えば、AMラジオのような音ですが、(「それが何か?」的な)精神が好きで選んだのです。

追記

製品名は「Behringer べリンガー MS16」です。

オーディオはハイレゾ(超写実的)の時代に向かっていますが、再生芸術は写実的か絵画的かに分かれます。

印象派の絵画が、永遠に価値を失わないように、絵画的オーディオも消えないと思います。

実際、絵画的スピーカーの人気は衰えていません。高価な新製品が登場しています。

仮に絵画的な音を(ざっくりと)「AM放送のような音」と表現してみます。

追記2

10センチ程度のウーハーとツイーターの2ウエイです。

箱は合成樹脂で、薄くて鳴ります。スピーカーの前面にはパンチングメタルがあります。

スピーカー振動版の素材は分かりませんが、振動版の固有音に、合成樹脂と金属の固有音がミックスされて鳴ります。

そのミックス音が味わいを作っています。

特に、箱の合成樹脂特有のスゥイートな響きが、私には猫にマタタビ。

箱の下にコイン大のゴムプッシュを3点支持で敷いていますが、箱の下に突起が出ているので、そのまま置くのがメーカー指定の音ですね。

追記3

PCのUSBから信号を取り、USB・DACを通して鳴らすのが流行りですが、USB・DACによってはギスギスした音になります。

あるアーティストの話では、「イヤホンジャックから取った信号の方が、肉付きが良く好みの音」だそうで、私の好みとも一致していたので、嬉しくなった覚えがあります。

追記4

このスピーカーは「小さなハム音が出る」とのレビューが複数あります。私も買うときに心配しました。

そして、実際使ってみた感想ですが、深夜にデスクトップで鳴らすと、やはり小さなハム音が聞こえました。

しかし、ジーという耳障りな音ではなく、ウーという「うなり声」に近い音であり、すぐに慣れて、気にならなくなりました。まあ、常識的な許容範囲だと思います。

しかし、耳の性能は、若者と老化したおじさんでは違うので、皆がそう思うかは分かりません。

追記5 

ノイズ問題に関しては、耳の感度の差の他に、環境の差もあります。

都心の大通りに面した家に住んでいる場合には、窓から一日中車の走行音が入ってくるでしょう。田舎のぽつんと一軒家とは、静寂性に天と地ほどの違いがあるわけです。

心的要因もあります。

アパートなどで「隣室がうるさい」と苦情があった場合、もちろん隣室が本当にうるさいこともありますが、苦情を言った方のメンタルに問題がある場合も少なくない、との話を読んだことがあります。

話は少し変わりますが、真空管アンプでも、一部の真空管アンプは交流点火をしているので、ハム音が少し出ます。

直流点火をすればハム音を激減できるので、基本的に私も直流点火派ですが、交流点火の方が音が良いとの事で、ハム音が出ることを承知で使っているマニアもいるのです。

音楽信号がハム音で揺さぶられることにより、音が良く聴こえるとか、聴こえないとか、そんな説明を読んだことがあるように記憶していますが、専門家ではないのでよく分かりません。

追記6

イギリスで生まれた名門スピーカー・メーカー「ロジャース」には、ポリプロピレン振動版を使った製品がありました。

音に、ふわりとした、えも言われぬ付帯音が付きます。

「Behringer べリンガー MS16」の箱から出る付帯音にも、それに通じるものがあります。

ドイツ生まれという事で、クラシック音楽を生んだ、同じヨーロッパの血があるからでしょうか。

ですから、むやみに箱をデッドニングして鳴きを止めてはいけません。このような製品は、鳴きを含めて音を作っているのです。昔ラジカセで実験したことがあり、己の浅はかさを知りました。

追記7

AMラジオのような音と言えば、誤解を承知で言えば、オーディオ界のロレックスと言っても良いようなマッキントッシュの製品から出る音も、太くて濃厚な中音域が、それを彷彿とさせます。もちろんラジオで聴くAM放送よりはるかに品位は高い音ですが。


@ 私が商品の紹介をするときは、映画のレビューと同じだと思ってください。映画のレビューは、面白い映画でも、つまらない映画でも書きますね。

ですから、買ってよかった商品でも、今一つだった商品でも、書きたくなれば書きます。オススメ商品だけではありません。

それで皆様の、その映画や商品に感じていた疑問が、もし解決するようなことでもあれば、幸いだと思います。


@ 今から30年ぐらい前のこと、まだ役所(あるいは会社)が電算化する前にも、個人のPCを事務所に持ち込み、仕事をしていた人がいます。

その頃はまだ、HDDのデータ消去方法についても、「マウスでポチるだけで完全に消去される」と、誰もが信じていたのです。

ですから、仕事の効率化を自腹を切って行う熱心な職員だと評価する人はいても、批判する人はいなかったと思います。

使い終わったPCの処分についても、所有者に任されていたはずです。

そうやって、官民問わず、数えきれないほどのデータの詰まったHDDが流失したと思われます。

その頃、図書館で読んだ本には、こんなことが書いてありました。

「職場に個人のPCを持ち込んで仕事をすると(仕事の一部に組み込まれると)、その状態が当たり前になり、トラブルが発生すると仕事に支障をきたす。すると所有者責任になり、徹夜をしても復旧しなくてはいけなくなる。

所有者が人事異動しても安易にPCは外せなくなり、トラブルがあると異動先からで駆けつけなくてはいけなくなる。大変な苦労をするが、給料が上がるわけではない。よって、安易に職場に個人のPCを持ち込むべきではない。」

この記述だけでも、当時の私は十分に震え上がったものです。しかし、データの流失問題については、私の知る限り何も書いてありませんでした。


(2020.1.24)

@ オリジナルの「東京ラブストーリー」が、夏目漱石の「坊ちゃん」へのオマージュの可能性あり、という話を1~2年前に書いたけれど、消してしまったかな。

リメイクされるそうだけれど、私の記憶は薄れてしまい、リメイクはできません。


@ 小説家のお名前は、たしか「森瑤子さん」です。


@ 「 > しかし、良い事もあった。これが縁で店長から大事なお得意様として、いやそれ以上に弱者に対するいたわりの気持ちとしてか、何かと面倒を見てもらえるようになる。彼は思いがけず、ボード以外のものも手に入れた。


この映画で感化されてからは、買い物をする時には、値段の安いディスカウント量販店で買うよりも、ときには少々値段が高くとも、専門店で買うことにしました。

ある日、チヤホヤしてくれるので何回も遊びに行った専門店で、意を決してウン十万円のものを一括払いで買い、店員に自宅まで届けてもらいました。隣のディスカウント店では5パーセント安く売っているのを承知の上で。

でも、これで私も専門店のお得意さんになった、と喜んだのは大きな間違いでした。

それ以後は、その店に行っても店員は手のひらを返したように冷淡になったからです。たぶん店員は、プアーな私の家を見て、我々のお得意さんにはなれないと値踏みしたのでしょう。

客と店は、ある意味、バトルをしているのでした。

それで、思い出すのは、ある女流作家のエッセイに書かれていた話です。

彼女は、ジュエリー・ショップに行くのが好きなのですが、店に行くときにはスニーカーにジーンズ、カシミヤのセーターに、金のロレックスという、金持ちなのか、否か、一見では判断に迷うようなスタイルで行くのだそうです。そうすると気おくれせずに店内を見ることができ、買わずに帰るときにも、またどうぞ、と気持ちよく店員は送り出してくれるのだとか。

やはり、客と店はバトルをしていたのです。 」

( 映画「あの夏、いちばん静かな海。」追記   2014/8/12 10:50 by さくらんぼ より抜粋 )


@ 郵便局の行き過ぎたセールス、ケータイショップから流失したメモ。

どうやら(すべてとはいませんが)、会社員は世の中を「カネ」と認識しているようですね。商品を買ってくれなければ客にはなりませんから、どうしても「鴨」として、上から目線で見てしまうのでしょう。

それが見える形で現れたのが、前述した「えぐいメモ」問題だと思います。


では公務員(市町村役場)はどうかと言えば、憲法を持ち出すまでもなく、「奉仕する相手」として見ています。あるいは、窓口に相談に来るので「助けの必要な人」と。

住民は「金づる」ではないので、選別する気持ちはありません。ただ、役所の立場を理解してくれる客と、なかなか理解してくれない客がいるという認識だけです。当然に公文書にはえぐい言葉は記録しません。


医師は「病人・けが人」として、警察官は客を「加害者と被害者」として見ているのではないでしょうか。映画「記憶屋 あなたを忘れない」に出てくるヒロインの父は警察官でした。被害者と加害者でゼロサムですね。

税務署は「滞納者」として見ていると思います。優良納税者は目立ちませんが、不申告や滞納者ばかりが税務署を困らせるからです。

仕事によって、この世は違った風景を見せるのです。


(2020.1.22)

@ そのせいではありませんが、私は、PC搭載カメラのレンズを、常にマジックで塗りつぶすか、ガムテープでマスクしていました。

ちなみに、今使っているNECのPCは、レンズ・シャッターが付いていて、ワンタッチで蓋をできるようになっています。

オリンパスの、あのカメラみたいに。


@ 私も一度だけ、ムービーの被写体になったことがあります。

グループでハワイ観光に行き、一日島内ツアーをしました。(アルバイトの)現地の女子高生ぐらいの女の子にもカメラマンとして同行してもらい、撮影してもらったのです。

後に編集してもらい、40分ぐらいだったかな、そんな記録映画にしてもらいました。

しかし、後に観てみると、なんとなく違和感があったのです。

20年ぐらいたってから、また、観てみたら、その違和感が一層鮮明になりました。

映画の中の私は、懐かしい友達と仲良くハワイにいますが、観ている私はそこに入ることができず、いつも仲間外れなのです。

その寂しさが、違和感の正体でした。

だから、そのビデオは手放しました。

俳優さんたちが、平気でカメラの前に出ていられるのは、そして、どんな演技でもでき、後々まで、それをご自分で鑑賞できるというのは、すごいことだと、畏怖と尊敬の念を感じています。


@ 1991年ごろ、オリンパスのミュー[mju:]カメラが発売されました。

小型カメラ前面のカバーが、左右にスライドし、中からレンズが現れる製品です。

そして2~3段階の広角・固定焦点。

つまり、扱いやすいカメラ。

旅行や宴会の席でも、談笑しながら、片手でポケットから取り出し、覗くことなく、アバウトにシャッターを押せます。

すると「はい、チーズ」みたいなわざとらしい写真ではなく、会話途中の、自然な動作、表情の写真が、楽に、大量に撮れるのです。相手がカメラを意識するよりも早く。

後に、現像した写真を会社でみんなに見せると、「あなた、写真を撮るのが上手だね! 写っている人が、みんな生き生きとしている」と褒められたものです。

でも、私のせいではありません。


(2020.1.20)

@ メモ流失したケータイショップ。

系列店の前を時々通りますが、

気のせいか、以前と比べて、客足が少ないような…。


@ コーヒーを飲み始めたのが、いつなのかは忘れましたが、喫茶店に入るようになったのは就職してからです。

昔は、酒・タバコは「大人のたしなみ」でした。スーツにネクタイみたいに(ちなみに私は、酒は35歳からで、タバコは吸いません)。それと同じように私はコーヒーを飲み始めました。

しかし、まったく美味くなかった。

これが怪しげな飲み物なら「体に悪い!」と断じたでしょう。

一口飲むたびに、いじめを受けた体が、すすり泣いているようでした。

緑茶の方がまだマシだと思いましたし、水道水(都会には珍しく「名水」と言われている)が一番美味しいとも思いました。

でも「たしなみ」だから、ネクタイをするように、顔をしかめつつ飲んでいたのです。

そんな数十年が過ぎました。


ときどき奇妙な経験もしました。

ステーキハウスの帰り道には、きまってコーヒーが飲みたくなるのです。

そんな経験を繰り返し、「肉食」すると血液の成分が変わり、コーヒーを欲するのかと思い至りました。だとすれば、肉食人種の米国人がコーヒーを愛飲しているのも説明がつきます。

私も1年ほど前から、健康のために努めて肉食をするようになりました。すると、案の定、コーヒーが美味くなったのです。

今はコーヒー・ラブなおじさんになりました。

飲むのはいつもブラックです。すきっ腹だと時に胃にしみるので、ミルクを入れたりしますが、やはりブラックが一番美味しい。健康体だと、苦みの中にある甘さがたまりません。あれはビールの旨味に通じる感覚ですね。


それはそうと、肉食人種になる前の、私の食生活は、魚食人種でしたが、決して貧しい食生活をしていたわけではありません。

昔なら、私よりはるかに貧しい食生活をしていた人も少なくないはずです。

なのに、コーヒーは昔から日本人にも喜ばれていました。

そのあたりに、まだ謎がありますが、少なくとも「血液の成分が嗜好を変える」という事は、自らの人体実験で分かったのです。

追記

肉食をすると、体に「微かな、いがらっぽさ」を感じます。不純物の侵入を許したかのような。

それは増幅すると不快感の一つでもあります。

その不快感から逃避したいという気持ちが、逆説的ですが、(ある意味)いがらっぽいコーヒーを欲するのではないでしょうか。

「毒を以て毒を制す」みたいな。

ちなみに、ウイスキーも解毒剤ですね。


(2020.1.19)

@ 生活保護基準による推計課税は、特殊事情や控除が反映されにくいので、所得金額は低くても課税総所得金額まで低いとは言えず、結果、税額が低いとは限らないのです。


@ TVドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」に出てくる二人のおじさん。

一人はカーリーヘア風、あれは女性の記号。もう一人はヒゲ面、あれは男性の記号。

だから、深層は兄弟ではなく兄妹なのでしょう。

しかし、おじさんは「おっさん」とか言っていじめても非難されることはあまりないけれど、中年女性である「出戻りの妹」をちゃかしたら世論が怖いので、二人ともおじさんにしたのかもしれないと、そんな邪推をしました。

おじさんに幸あれ。

追記

第一話では、弟は同情的なのに、理屈を言って離婚届に判を押さない兄に業を煮やし、女店員役の芳根京子さんが、大きなバールを振り上げて、「私、振り切れる女です!」という下り。

(振り切れる)弟→女(女店員が代弁)

みたいな構図でした。

では兄はというと、お店の隅っこで寡黙にしているもう一人のおじさんが、兄を代弁していたのでしょうか。


(2020.1.18)

@ モールス信号の実技試験、送受信とも数分間の勝負です。数分間で、一年間、毎日練習してきた結果が決まるのです。

その数分間に、気が散ったり、焦ったりしたら、たちまち送受信が乱れ、その動作の乱れが心を乱し、悪循環に陥って、自滅します。

それと比べれば、1時間も2時間も回答時間がもらえるペーパーテストなど、あくびが出るほど、のんびりとした世界。

だから、楽しんでください


@「 山の空気は持ち帰ることができない。

持ち帰れるのは、この尊き思い出だけだ」。

今朝のNHKラジオで、こんな話をしていました。

しかし、「三円式たんとう法」をすれば、誰でも短時間で山の空気(正確には「気」)を圧縮し、体内に貯蔵して、持ち帰れるのです。

そして、下丹田に携行しながら、何日もかけて食べられるのです。


(2020.1.17)

@ 「どんな美女でも名優でも、子役と動物には勝てない」とかいう話は、ほんとうかもしれない。


@ 私が20代の頃、夕飯を食べるときなど、部屋の中でも吐く息が白くなりました。手がかじかんで箸を持つ手が痛くなり、コタツの中で温めつつ、食事をしたものです。

石油ストーブもありましたが、なにやら、ぜいたく品のような気がして、あまり使いませんでした(物心ついてからの暖房は、火鉢と七輪だったので、石油ストーブというものは、ハイカラかつハイパワーな文明の利器だったのです)。

夜になると、寝ているとき、室内の気温が氷点下になることもありました。当時、出始めたばかりのデジタル腕時計を、枕元に置いておいたら壊れてしまったので、寒さのせいだと思っています。仕様を見ると、氷点下の使用は想定されていませんでしたから。

最近は、冬になると、右手の指だけがしもやけになりました。右手を机の上に上げ、マウスを操作するから、血の気が下がり、右手の体温だけが下がるからでしょう。

もちろんエアコンがありますが、冬の寒さも季節の味わいのうち、みたいなやせ我慢をしていました。いや、寒くても窓を開けて、新鮮な空気が欲しかったのです。

というのは、2~3年前までの事。今では、さすがに、その時間だけはエアコンを入れています。おかげさまで、今年のしもやけは回避されています。

追記

夜、寝るとき布団に入ると、今でも寒さで凍えます。筋肉を使うと発熱するので、布団の中で2~3分筋力トレーニングなどしていますが、一番効率の良い発熱方法は、試行錯誤の結果、ガタガタ震えることだと知りました。


@ ラジオのニュースでした。断片的にしか聞こえませんでしたので、いけませんが…

イスラエルに野球チームができたようで、関係者は、「今はアメリカから選手を招いていますが、将来は『イスラエルで生まれ育った人たち』でチームを作りたい」、みたいな話をしていました。

国際社会は、「それは人種差別的な思想だ」と警告を発しておくべきなのでしょうか。

それとも、「がんばれ!」と声援を送っておくべきなのでしょうか。


(2020.1.16)

生活保護には「冬季加算」というものがあり、一応、冬の寒さは考慮されているのです。

もし、それでも問題が起こるという場合は、受給者・行政、双方の言い分を聞いてみる必要があります。


(2020.1.15)

@ 先ほど、YouTubeで映画「栄光のル・マン」のハイライトを観ていましたが、ウイスキーをストレートで飲んだ時のように、胸が熱くなる感動を覚えました。

これは寝る前に観る映画ではありません。

今でも古びていないばかりか、最新作の映画「フォードvsフェラーリ」にも、勝るとも劣らない魅力と迫力がありました。


@ ニュースによると、ケータイ販売店のメモ流失騒動で、「あのような客対応は一般に行われている」と、同社の店員からの打ち明け話があったようです。

私の感触では、家電量販店などでも、メンバーカードでコンピューター管理している場合は、A店員の客に対するコメントをコンピュータに記録でき、次に来店したときB店員が受け持っても、コメントの指示を読んで対応できるようになっている、と思います。

あくまでも感触ですが、そうでなければ不自然で、しかも不快な対応を受けたことがありますから。

不快と書いたのは、A店員のデリケートな気持ち、そのニュアンスをコンピュータに書き込めなかったのか、B店員にニュアンスを読み取る読解力が足りなかったのか、微妙なニュアンスがB店員には正確に伝わっていなかった結果の、問題ある接客を受けたように思ったからです。

追記

ちなみに、愛用者カードやアンケートに、辛口のコメントを書いて送れば、それも、記録されているのではないのかと、私は思っています。

しかし、伝言ゲームではありませんが、記録があっても、「ウルサイ客だ」と言う印象だけが伝言されていくとしたら、安易にコメントを書いて送るべきではないのかもと、思ったりもしました。

又、学校には児童・生徒の学力以外の事を記載した書類があります。

税金の徴収をしている課には、滞納者について調べ上げた書類があります。

生活保護担当課には、保護者について調べ上げた書類があります。

交番には警察官自身が調査作成した住民の名簿があります。

エグイ内容は、どこにでもあるはずですが、表現までエグイものが、うっかり流失したことに、問題があるのだと思います。


(2020.1.14)

@ ニュースによると、ケータイ販売店のメモ流失騒動で、「あのような客対応は一般に行われている」と、同社の店員からの打ち明け話があったようです。

私の感触では、家電量販店などでも、メンバーカードでコンピューター管理している場合は、A店員の客に対するコメントをコンピュータに記録でき、次に来店したときB店員が受け持っても、コメントの指示を読んで対応できるようになっている、と思います。

あくまでも感触ですが、そうでなければ不自然で、しかも不快な対応を受けたことがありますから。

不快と書いたのは、A店員のデリケートな気持ち、そのニュアンスをコンピュータに書き込めなかったのか、B店員にニュアンスを読み取る読解力が足りなかったのか、微妙なニュアンスがB店員には正確に伝わっていなかった結果の、問題ある接客を受けたように思ったからです。

追記

ちなみに、愛用者カードやアンケートに、辛口のコメントを書いて送れば、それも、記録されているのではないのかと、私は思っています。

しかし、伝言ゲームではありませんが、記録があっても、「ウルサイ客だ」と言う印象だけが伝言されていくとしたら、安易にコメントを書いて送るべきではないのかもと、思ったりもしました。

又、学校には児童・生徒の学力以外の事を記載した書類があります。

税金の徴収をしている課には、滞納者について調べ上げた書類があります。

生活保護担当課には、保護者について調べ上げた書類があります。

交番には警察官自身が調査作成した住民の名簿があります。

エグイ内容は、どこにでもあるはずですが、表現までエグイものが、うっかり流失したことに、問題があるのだと思います。


@ パラボラアンテナさんの気持ちになってれたのは、あなただけです。


@ IQの高い方はたくさんいらっしゃるでしょうが、私はIQテストが苦手です。まるで分からないからです。その劣等感の最初になったパズルが(IQテストではありませんが)「消える妖精」でした。

初めて見たのは少年の頃でしたが、いまだに正体が分かりません。

もしこのパズルをご存じない方は、ネタバレを読まずに、まずは、パズルをプリントして謎ときを楽しんでください。

https://s-yamaga.jp/garakuta/leprechaun/leprechaun.htm


@ ①私は数年前にA社のDVDレコーダーを買い、アンテナも立てました。

②最近、わけあってケーブルテレビに入ったので、アンテナを止め、A社製の専用HDD付きチューナーを使う必要がありました。

この移行で驚いたのは、同じA社製であるのに、二台の使い勝手が違う事です。A社製だとのエンブレムが無ければ、別のメーカーだと断じた事でしょう(誤解なきように申し添えれば、文化の違いを感じたという意味であり、使えない製品だという意味ではありません)。

その違いはどこから来るのかと考えましたが、きっと①についてはA社が思い通りの設計ができ、以後も予告なき改良を続けてきた結果が結実していたのだと思います。

しかし、②についてはA社はケーブルテレビ会社の依頼どおりのものを作ったただけなのでしょう。つまり、技術レベルは同等でも、設計思想が違うわけです。

すると良くも悪くも、別会社の製品のような使い勝手になってしまうのです。しかも、いったん契約事項が完結すれば、以後、予告なきA社の改良などは基本的にないはずですから、ますます①との差が開く。

もちろん、これは、私の勝手な解釈です。


(2020.1.13)

@ 科学の世界では、「まず仮説を立て、実験(観察)により検証していく」みたいなことがありますね。

それならば …

①映画を観る前に、チラシや予告編のみで感想を書くこともありだと思います。もちろん観ていないことが分かるようにして。

②そして、(何年か後にでも)もし幸運にも鑑賞できる機会に恵まれたら、感想を追記するのです。

③その時、①と②の感想が同じでも、まったく違っていても、その事についての感想を、さらに追記することができます。

つまり、映画の①予習、②復習、③あとがき、とでも言いましょうか。

映画の感想は、一粒で三度おいしいのです。

こういうのも有りだと思いました。


@ 新成人になられた方、おめでとうございます。

たしか昨年も書いたけれど、最近、本心からそう思えるようになりました。

なんだかんだと、若者に対して辛口なことも書く私ですが、新成人は頼もしいと思っています。

追記

私の成人式には、少し侘しい経験があります。そのせいもあってか、他人様の成人式にもあまり興味がありませんでしたが、今日、ウオーキングの途中に、数十人からなる新成人御一行様とすれ違い、とても嬉しくなりました。

女性は着物を、男性はダークスーツを着ていました。

やはり、団体の、本物の新成人を目の当たりにすると、事の重大さが感じられ、誠にめでたい気分になりました。

今晩は、彼ら(彼女たち)を祝い、一人深酒をするかもしれません。

平均寿命辺りまで生きたとしても、私は後20年ぐらいの人生かもしれません。でも、新成人たちには、これから60年ぐらいの未来が待っているのです。

眩しいほど羨ましいし、頼もしいことです。そんな彼らの晴の姿、その一団を見る時、私は未来を安心して託すことが出来るような気がして、本当のうれしさがこみあげてきました。

還暦を過ぎ、しばらくして、やっと分かったこの気持ち。これは、終活年賀状を書くような年齢になったからこその感慨だと思います。失礼でしたらお許しください。きっと天皇皇后両陛下も同じお気持ちではないでしょうか。

私は成人式には出ていません。たまの日曜日に、わざわざ、かた苦しい処に出席するなんて、真っ平ごめんだったからです。私はそんなハミダシ者。だから、正装し喜々として出席する若者は、私の目から見たら近寄りがたいほどの優等生です。

(追記は2019.1.14~2019.1.15の記事の再掲)


(2020.1.12)

@ 家電製品では一年保証があたりまえです。

100パーセントの完璧を目指すと大変だからでしょう。

だから、工場も適当なところで折り合いをつけて、「一年保証つけるから、万一壊れても勘弁してね」と言っているんだと思います。

ひるがえって、役所の仕事、例えば税務。

役所の仕事は、税金の計算は、間違っていてはいけません。100パーセント完璧で当たり前、万一にでも間違っていては許されないわけです。税金泥棒と言われます。

しかし、それを実現するための点検時間は膨大になります。残業手当も。それでも、実際は追いつかないぐらい。

ならば、役所も保証を付けたらどうでしょう。

例えば、「税額計算が間違っていたら、もちろん発見次第訂正しますが、『役所側のミス』ならば、増額になった場合、増額分は特別減免します」とか。

その代わりに、残業時間を減らすのです。

追記

残業時間を減らすというのは、例えば、点検を減らすという事です。

減らし方にもいろいろあり、2回点検していたものを一回にする方法もあるでしょう。

あるいは税額の変動が大きい部分のみ、重点点検する方法もあります。

その場合、所得、人的控除などが重点項目になり、生命保険料控除、損害保険料控除、医療費控除などは、点検が面倒なうえに税額の変動は比較的少ないので、除外の対象になりえます。

人的控除だけで控除額が満額になるものについては、その他の控除の点検は、中止する選択肢もあるでしょう。

所得金額についても、申告額と役所側の調査額の差が、たとえば1万円未満であれば、(どちらが正解かを)点検せずに申告通りにする、みたいな方法もありえます。

( 初夢ですから、真に受けないでください。)


@「北の国から」デジタルリマスター版 録画完了

追記

観ました。

冒頭に、いしだあゆみさん扮する離婚した妻が、友人らしき女性と話すシーンが出てきますが、会話の声が小さいのです。だから背景が頭に入らない。

これに限らず、NHK・朝ドラでもそうですが、もっとコンプレッサーをかけて、ピアニシモとフォルティシモの差を縮めた方が、セリフが聞き取りやすいのです。映画館で上映する作品とは音作りを変えた方が良いです。例えて言うならCMの音量のように(CMは極端すぎますが)。

あのままでピアニシモが聴きやすいような大音量にすると、フォルティシモになったときに、うるさくなり、周囲から苦情が出かねません。

その時のセリフが「黙れ!」とか「ウルサイ!」という罵声の場合(良くあるんです)、隣家に聞こえ、隣家に「俺たちが叱られた?」と勘違いされて、知らぬ間に恨みを買っているなどという事にならねば良いと、心配事は膨らんで、ドラマどころではないのです。

繰り返しますが、これは他のものにも言える、現在進行形の問題です。

追記2

背景が頭に入らないで解釈するのもなんですが、映画を観ないで解釈するのも嫌いではないくらいなので、許していただければ、主人公はなぜ北海道の田舎に引っ込んだのでしょうね。

もしかしたら、あそこが地獄だと思っているのは、子どもたちを含む外野だけで、主人公にとっては、胎内回帰ともいえるようなユートピアなのでしょう。生まれ育った土地と家のようですから。

つまり、彼だけは想い出の中に生きている。

そこで癒されながら、再起をしようとしているのではないでしょうか。

しかし、都会育ちの子どもたちにとっては地獄に見えるのは仕方ありません。

長男のセリフに、「(足手まといになる)僕たちを〇すためにここへ連れてきた」というセリフもあるようですから。

続きが楽しみです。

それはともかく、二人の子役、吉岡秀隆さんや中嶋朋子さんはとても可愛いですが、裕木奈江さんは途中からしか出てこないようですね。

追記3

あるいは、主人公のアイデンティティの再確認だったのかもしれません。

離婚の原因は「都会育ちと田舎育ち」みたいな話がドラマの冒頭に語られていましたから。

主人公は「田舎のどこがいけないんだ」みたいな気持ちで、あそこへ帰ってきたのかもしれません。

少なくとも、子どもたちには理解してほしいと。


余談ですが、愛知県は有名な戦国武将を輩出しています。

しかしTVや映画に出てくる彼らは、標準語を話すのです。

名古屋弁ではないのです(当時は名古屋弁とは言わなかったでしょうが)。

東北や、薩摩や、京都など、他の地方の言葉はドラマでもよく聞きますが、名古屋弁は押し入れの奥にでもしまわれたかのように、無かったことにされているようです。

河村名古屋市長は、何年か前に上京した折、その件について、NHKかどこかへ直訴したようですが、どんな進展があったのかは知りません。


(2020.1.11)

「コタキ兄弟と四苦八苦」録画完了

追記

観ました。

暇なおじさんたちが、喫茶店をたまり場として、これまた、暇なお姉さんや、ゲストと刹那のおしゃべりに興じる。

これは「暇なおじさんたちの夢」なのかも。

主な登場人物、3人ともファンなので、なおよろし。

そして、つけ加えるなら、お姉さんが(わりと)等身大のお芝居をしているので、(一瞬の微表情の中に)リアルな彼女の姿が見られるような気分になります。リアルな彼女は知らないけれど。

追記2

第一話は、DVを受け、頭から血を流している女性が、レンタル親父に、離婚届の夫欄と証人欄の、偽署名を依頼する話でした。

( 従来のドラマでは、たいてい「証人」を「保証人」と言っていたので、「証人」とのセリフを使っているのには敬意をもちました。)

役人みたいな(レンタル親父の)兄は、偽造だとして頑と拒否しますが、フーテンみたいな弟は、血が流れているから緊急避難だとばかりに、署名するのです。情に流されたのですね。

しかし兄が言う通り、偽造は罪ですから、下手をすると自分の経歴にも傷がつきかねませんし、夫婦の戸籍も汚れ、夫が訴えれば離婚は無効になります。

緊急避難なら医師の診断書を取って警察に相談すべきだったのかもしれないと思いました。


ところで若いころ、尊敬していた先輩から、私も婚姻届の証人欄に署名を依頼されたことがありました。二人の馴れ初めを知っていたので(えっ、私なんかで良いの?他にも友人・知人は沢山いるでしょ)という微かな違和感を感じつつも署名しました。

しかし、何年かの後、先輩は疎遠になっていきました。

「お金を借りるとき、大切な(親戚)友達からは、借りないものだ。切り捨てても良いような人で、なおかつ、お人よしから借りるもの」。

そんな話を読んだことがあります。

もしかしたら、証人欄についても、「お金を借りても良い人」が混じっているのかもしれないと、このTVドラマ・「コタキ兄弟と四苦八苦」を観て思うのです。


(2020.1.10)

オレオレ詐欺防止のための、電話機に取り付けるアダプターが売られています。一年ぐらい前に私も一つ買いました。

しかし、物によるのかもしれませんが、設定が意外に面倒なのです(PCの設定が自分で出来る人には簡単すぎるかもしれませんが)。

オレオレ詐欺を心配している年金生活者のような年代の方は、たぶんお子さん(お孫さん)あたりに頼んだ方が良いかもしれません。

ですから、なかなかセットする気合が入らないまま、一年過ぎてしまったのです。


そんな折、ふと、電話機も20年以上買い換えていないことに気がつきました。「電話が遠いのですが…」と言われ電池を一回交換しましたが、耐用年数も過ぎているはず。

それに気がついて、ほかの電化製品を買い換えるついでに、気合で電話機も買ってしまったのです。当然に「迷惑電話防止機能付き」のもの。

これは、着信すると相手に「迷惑電話防止のために録音します」みたいなメッセージが流れてから、着信音が鳴るのです。

それはP社の「VE-GZ218DLE」。迷惑防止アダプターよりも電話機の方が安かったです。

(「VE-GZ218DLE」を買ったときは知りませんでしたが、これはオリジナルモデルなので、ベースになった一般の市販モデル(VEGZ21DLW)の方が安そうです。「VEGZ21DLW」の方がよかったかな。)

そして電話機の方が、電話もついているのに、設定が簡単に思いました。私でも、それこそ朝飯前にセット完了で、調子も良いみたいです。


(2020.1.9)

@ こちらこそ、ご丁寧なごあいさつ、ありがとうございました。とても恐縮しています。


@ 退職代行が流行っているようですが、

年金手帳は大丈夫なのでしょうか。


今はどうか知りませんが、以前は就職すると年金手帳を会社が預かってくれる場合が多かったようです。重要書類ですから。

退職時にはもちろん返してもらえますが、普通の退職ではない場合には、会社も返すタイミングを失いますし、本人も気まずいから取りに行きたくはないと言います。

それで、新しい会社で「年金手帳は持ってません」とか言って、新しく作ってもらう人が多かったのです。

そうすると年金番号の違う手帳が複数できます。

その人が年老いて、年金をもらうときに、すべての番号を知っていればよいですが、最後の手帳の番号しか知らなければ、その分の年金しか貰えない可能性があり、消えた年金問題に発展する可能性があります。

もちろん役所は調べてくれますが、いつ、どこの会社に(会社名・所在地が必要)、どの期間つとめていたのかを、正確に申し立てないと、探せないし、あなたの分だと特定ができません。

間違って、似ている他人様の分をあなたの記録にくっつけでもしたら、役所の大失態になりますから。


(2020.1.8)

@ スマホを持って旅行中に、あるいは地球の裏から、ネットにアップされている方も多いです。

ときどき、「今カナダにいます」とか記入があると、読んだ人は、以後、ずっとその人はカナダにいると刷り込まれてしまいます。

でも、実際は帰国して日本にいたりするもの。

それに気づいて、「あっ! 日本か…」と思っていると、後日又、「ハワイの夕日がきれいです」みたいな事になって、あわてるのです。

文明の利器はすごいですね。


@ 今、私が後輩に仕事を教えるスタンスはこうです。

① 「私のやり方を教えるから、(まずは)その通りにやってください。不明な点は、遠慮なく、何時でも、何でも、何回でも聞いてください」と言います(ちなみに、私自身は「同じ質問を二度しない」を目指しています。これは、新人時代に先輩から嫌味を言われまくった反発からなので、他人様には要求しません)。

( 後任が仕事に失敗すると、指導した前任者の責任にもなります。「正確に教えたのか?」と上司から責められるわけです。ですから、「失敗させないため」に、「まずは教えた通りにやってください」と念を押します。

② そして、「仕事を覚えたら(二回目からは)貴方流にアレンジしても良いです」と、つけ加えます。失敗しても前任者の責任は少なくなります。

ただし、後任が新人の場合は、「変更点は必ず事前に、前任者である私か上司に相談してください」と付け加えます。「世間知らずが、机上の空論で仕事を変更しては困る」からです。多くの人に迷惑が掛かり、新聞沙汰にもなりかねませんから。


@ どなたかの記事に、「〇〇に行ったよ!とか言われ、スマホの写真を見せられ、『行程』を話されても面白くない。私は『あなたがどう感じたか』を聞かせてほしいのだ」という趣旨の事が書いてありました。

私の友人なども、私にスマホの写真を見せて、同様の行為をします。私はそれに微かな違和感を感じつつも、「私がスマホを買っても、やはり、同じことをするかも…」と思っていました。

しかし、違和感を感じたのは正解だったのかもしれません。

やはり、喫茶店などで小さな画面のスマホ写真を見せられるより、『あなたがどう感じたか』をラジオのパーソナリティーのように、あるいは落語のように話してもらう方が、よほど楽しく濃密な時間が過ごせると思います。

難しいことではありません。昔はみんなそうしていたのですから。

ちなみに、ネットにスマホの写真をアップしている方も多いですが、(同席していないという点でも)あれは全く別の事例です。私は楽しく拝見しています。


@ 電車に女性が乗ってきて、ドアのところに立ちました、そして数秒の後、スマホを取り出したのです。

彼女は電車に乗るという仕事を終え、退屈になったので、ネット世界へ逃避しようとして、スマホを取り出したのだと、私は思いました。


ところで、年末年始では親戚縁者が集まったり、忘・新年会をする機会があると思います。

そして、その席でスマホを見ている人が多いと聞きます。

宴席でスマホを見るのは、「この席は退屈だ」「退屈なのはお前のせいだ」「お前は私をもてなさなくてはいけない」「私にはその努力をする義務はない」などと主催者に誤解され、喧嘩を売っているに等しい行為だと私は思います。


(2020.1.6)

地元は(一応)名水の産地でもあります。

「水が合う」とは重要なことで、寅さん映画にも、ハワイ旅行がエピソードになった回で、(寅さんの、「水が合わなかったので観光できなかった」という嘘の言い訳に)出てきた記憶があります。

ですから、町おこしには、ほとんど知られていない「名水」を、もっとアピールすべきだと思います。

在職中、冬の残業時間に、ポットで沸かした水道水をよく飲んでいました。

沸かすとカルキが飛ぶので、水ほんらいの美味しさが味わえます(ただし、カルキと一緒に、その他のミネラルなどが飛んでしまうとかで、「水道水よりも、湯冷ましの方が健康に良い」と思っている人は、再考した方が良いと思います。)

「健康に問題あり」でも飲むのが酒ですが、名水のお湯は、名酒(日本酒)の熱燗みたいで、正直酔えます。

残業時間、「プシュー」じゃなく、「ふぁわ~」とため息をして、一人酒をする楽しみ。

「上善如水」とか申しますし。


(2020.1.5)

@ 昔、小学校・低学年の頃、書道教室に半年か、一年ぐらい通ったことがあります。

「今日は何を練習しましょうか…」と言って、男の先生は見本を見せてくれました。

その中から選んだ言葉が、「ぺてんし」。

幼い私に「ぺてんし」の意味が分かるはずもありません。ふぃーりんぐで選んだのです。先生は意味を説明してはくれませんでしたし、私も尋ねませんでした。

書初めの季節に、ふと思い出した、幼いころの思い出です。

追記

と言いますか、なぜ書道見本に「ぺてんし」が入っていたのかは、今も謎です。


@ 「チャンネルはそのまま」録画完了。

追記

ヒロイン・雪丸 花子(芳根京子さん)はバカ枠採用ですが、情報部部長・小倉(藤村 忠寿さん)も、やはりバカ枠採用の先輩だったのですね。

雪丸が「芋けんぴ」を食べるシーンがこれ見よがしに出てきますが、小倉も丸ごとケーキを食べたり、大げさな描写が続きます。

甘いものが好きという共通点で、共にバカ枠採用だとの記号としているのでしょう。

小倉に、「優秀な奴ばかりだと、こじんまりとまと、まってしまうが、バカが入ると突き抜ける」「バカ自身も(優秀に)化けることがある」みたいなセリフがありましたが、小倉は化けたバカなのでしょう。

バカ同士だから、小倉は花丸が可愛いのです。彼も、ある意味「あしながおじさん」。

追記2

甘いものは「脳の栄養になる」とかいうセリフが出てきました。

花丸も小倉も、せっせと甘いものを食べているのは、自分がバカであることを自覚し、他人に追いつきたいと願っての事なのでしょう。

そう思うと、花丸だけでなく、化けた小倉もまだ甘いものを、それもケーキ丸ごと食べているシーンは、涙なくしては観られないところかもしれません。

ちなみに、私も甘いものは大好きですし、近所に駄菓子屋もあったせいで、幼いころから他人様よりもたくさん食べていました。

しかし、最近は糖尿病が心配なので、ほとんど食べていません。そのせいで、きっと彼らに追い付けないのです。


@ もの心ついて以来の映画ファンですが、私は映画雑誌をあまり読みませんでした。スターの情報、映画のデータはあっても、「個性的な映画の解釈」は少なかったからです。

週刊誌の、いわゆる芸能ゴシップにも興味はありませんでした。私が興味を持っているのは「解釈」であり、登場人物や、それを演じる俳優さんではないからです。

たまにTVのバラエティー番組などに、俳優さんがゲスト出演されていることがありますが、演技をしない俳優さんは総じて地味であり、「そうか…俳優さんと、タレントさんは、違うんだ」と初めて納得したのでした。そうして、映画を離れての俳優さんに、ますます興味を失っていきました。

やがて時代は、週刊誌からネットの時代なります。

それでも、やはり、俳優さんに興味は…。しかし、トランプさんもツイッターでつぶやくぐらいだから、俳優さんも何か面白いことをつぶやいているのだろうかと、覗いてみたのです。

すると、ブログ・ツイッター・インスタグラム・ユーチューブ・ボイシーなど、いろんな道具を使って、少なくない方が、情報発信をしておられるようです。

それらは皆、それぞれに、興味深く面白い世界なのですが、私が一番意外に思ったことは、ユーチューブにありました。

ユーチューブで自撮り(に近い)撮影をされた俳優さんが、一番魅力的に見えたことが少なくないのです。

パパラッチに盗撮されたときのような無防備でもなく、映画の中の極めた演技でもなく、かぎりなく自然体に近い、肩の力を抜いたナチュラルな一瞬の姿、表情が、一番人間的な魅力にあふれていたのです。失礼ながら、大げさに言えば、ロボットと生身の人間ほどの違いがありました。

これが、良いことなのか、そうでないのか、まだ私にはよく分かりませんが。

追記

吉永小百合さんの演技を拝見すると、ベテランになった今でも、他の方とは違い、どこか初々しさを漂わせています。

それが不思議でしたが、TVのインタビュー番組で、「素人っぽさを大切にしている」(表現は正確ではありません。間違っていたらごめんなさい。)みたいな話をされているのを聞いて、「やはりなぁ…」と思った記憶があります。

彼女はインタビューに答えるときと、映画の中にいるときに、あまり違いがないのです。

私は映画ファンですが、演劇理論みたいな勉強は全くしていませんので、見当違いのことかもしれませんが、これも具現化された「ナチュラルな演技」、その一つの形だったのかも、と思いました。


@ 昔、ある趣味のクラブに、小学生の男の子を連れたお父さんが入ってきましたた。

「友だち親子」とは彼らのような人たちの事なのでしょう。子どもは父と「同い年の友」のように、笑顔でフラットに会話していました。それどころか、子どもは他のメンバーにも、父と同じように、気軽に話しかけていたのです。

そして、とうとう私にも。

遠目にも違和感を感じていた私は、自分に話しかけられ、その違和感がいっそうハッキリしました。(失礼を承知で申せば、控えめに言っても)男の子に生理的な嫌悪感を感じたのです。それは逃げ出したいくらい。


昔、そこには小学生の女の子を連れたお母さんもいました。

女の子は「借りてきた猫」みたいに大人しかった。母子ともに微笑みはなく、冷めた空気をまとい、しかも、ときどき母は、女の子を叱っていました。

私はその様子を見て、直感的に、(ある意味)わが家と似ていると思いました。父が息子の私にしたことを、あのお母さんは娘にしていると。

だから、あの親子に、あの女の子に、一瞬で感情移入できました。

( NHK朝ドラ「おしん」に、おしんが成人した後、おしんの子供時代のような健気な女の子に出会い、「子供の頃の自分を見ているようだ」と言って、わが子同然に育てるエピソードがありますが、それを連想します。

あるいは映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」のラストにも、片手を痛めたすずに、同様に片手を痛め亡くなった母を持つ孤児が、(「お母さん…」の体で)寄り添うシーンがありました。)

女の子は無口でした。他人に話しかけることはしません。返事もありません。きっと、何か哀しい過去のある親子なのでしょうね。

世に「あしながおじさん」という言葉がありますが、あのおじさんの気持ちが、分かるような気がしました。


@ 今回のアメリカのイラクへの攻撃は、北朝鮮への警告だったのでしょうか。


(2020.1.4)

@ 私はA新聞をとっていますが、新聞受けにはB新聞も入っていました。

B新聞は、20~30年前にも、無断でしばらく入れられていたことがありました。

当時、隣家がB新聞でしたが、隣家も入っていたので、入れ間違いではないと分かりました。

しばらくの後、入れられなくなりましたが、B新聞から「入ってください」との勧誘を受けた記憶はありません。

あれの再来かもしれませんが、B新聞、悪くないセールス方法だと思います。

対してC新聞。

挨拶回りにきて、「年明けにしばらく読んでみてください」と、強引に勧誘されましたが、複数の新聞を毎日読み続ける気力がないので断ると、「こんなに頼んでもダメですか!」と、すてゼリフにも聞こえる言葉を残して、帰っていきました。


@ 下記はレビュー・コピーの抜粋ですが、末尾にあるように、「レビューへの返信受け付けない」と設定されているはずなのに、なぜ返信が入るのか疑問を感じています。

「 名前
さくらんぼ
カテゴリ
雑談
見出し
映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」と比較する
投稿内容

ある方から、映画「天気の子」は観ましたかと聞かれました。

なぜ聞かれたのか、(まだ観ていないので)その理由が分かりませんでしたが、先日の新聞を読んで分かったような気がしたのです。

…中略…

( 2020.1.1 朝日新聞(朝)37面 文化・文芸 「分かち合う」という人 いたなら 新海誠監督 より抜粋 )

ネタバレ?
ネタバレあり
レビューへの返信
受け付けない
お知らせメール
受け取らない
初心者モード投稿 」


@ ( 掲示板について )

思うところがありまして、近年返信をお受けしておりません。あしからずご了承ください

人にものを伝えるのは難しいことです。

対面していても難しい。ましてや掲示板に書き込んだだけで、完全なる意思疎通をするのは困難だと思っています。老若男女、生まれも育ちも違う無数の人たちが匿名で参加しているのですから。

議論をしないことについてもご意見をいただく事がありますが「議論をしないための議論」になりかねないため返信できません。どうぞご理解くださるようお願いいたします。

( プロフィールより抜粋 )


(2020.1.3)

@ 「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」

(法貨としての通用限度)
第7条 貨幣は、額面価格の二十倍までを限り、法貨として通用する


@ 私は「ぴあ映画生活」をブログのように使っています。映画のレビュー欄に、映画とは(間接的に関係はありますが)直接関係のないことも書いています。

また、まだ観ていない映画についても、ピンときたものは、皆さまへのご紹介を書くことがあります。映画関係者の立場から見ても、映画名が出ることは、結果的に宣伝になることはあっても(ステマではありません)、迷惑にはならないと思いますし。

しかし、これらの事について、過去にも2~3回ユーザー仲間から「ブログではない」といったご批判をいただいたことがありました。

十人十色と申しまして、もとより私の行いが、「ぴあ映画生活」の住人全員にご理解をいただけるなどと、そんな大それた事は思っておりません。

しかし、住人として、せめて管理人様の指導には従うべきだと思っておりますので、そのつど、「私に(ぴあ映画生活にふさわしくない)問題投稿があれば、お手数ですが、いつでも削除していただくか、私に連絡をお願いします」と、公開の場でお伺いを立てております。ご記憶の有る方もいらっしゃると思います。

その結果、記憶の有る限り、今まで削除も、連絡もありませんので、管理人様には概ね承認されたと理解しております。

もちろん、今後も何か問題がありましたら、管理人様の指導には従うつもりです。(2020.1.3 さくらんぼ)


@ オパールと翡翠のような言葉を、ありがとうございました。


(2020.1.2)

( 日頃、若者の自由奔放さに驚く私自身が、少し自由に泳ぎすぎた感も否定できません。後で転記しようかと思っていましたので、こちらに移します。)

映画「天気の子」はまだ観ていません。

公開当時は、前作と似ているとかいう噂があったせいで、足が遠のいていました。

最近は、上映開始時刻が、私のリズムとは合わなかったのです。

しかし、ある方から「あの映画観た?」と聞かれ、「なぜ(この作品を)聞かれたのかな?」と思っていましたが、先日、新聞に監督があらすじ(ネタバレ)を話しているのを読んで、「そういう理由だったのか!」と合点がいったのです。

ですから、無茶を、恥を承知で、映画を観ないで、書いてみます。

それはラストシーンらしいのですが、「一人の恋人のために、東京を水浸しにして大勢に迷惑をかけてしまう下り」。

(これも観ていませんが)フェリーニ監督の映画「8 1/2」には、人気(ひとけ)のない店か何かに、恋人たちが二人きりで居るシーンがあるとか。

そんなガランドウは不自然という批判に対し、ある評論家が、「周囲が目に入らないのが恋だ」とか、言っていました。それをガランドウで表現したらしいのです。

それを引用するならば、東京のエピソードは、恋心の強さを描いたシーンだったのでしょう。

私にも経験がありますが、恋するものにとっては、一人の恋人の重さが、ときに全世界に勝るものなのです。


(2020.1.1)

@ 42歳(男性の場合)の本厄が有名ですが、本厄は61歳の他に、25歳にもあります。

25歳というと、私が最初の人事異動を経験したころです。

その頃にも、(この機会に)本気で転職したいと思っていました。上司に今日言おうか、明日言おうかと、毎日、悶々として仕事をしていたのです。

でも、勇気がないせいか、とうとう言い出せなくて、現在に至っています。あれが25歳の厄年だったのでしょう。

もし、退職願を出したらどうなっていたでしょうか。私には分かりません。

しかし、今の私は、退職しなくてよかったと思っています。振り返れば、苦しんだ分だけのリターンはありましたから。

それに、「退職願を出せなかった人は、それが正解であり、退職願を出せた人は、それが正解だ」と、今は思うのです。両者とも、それ以外に道がなかったわけですから。

(誰かに命令されたわけではなく)自分自身で、ゆっくりと全身全霊考えた、という記憶さえあれば、生きていけると思います。


@ 「時間は存在しない」。

そんなタイトルの本があるようです。

読んでいないので、内容は全く知りませんが、私生活ではこんな経験があります。

人事異動で新しい係へ配属されると、しばらくは「椅子の座り心地が悪い」、「浮いているような気がする」、「あっという間に数か月が過ぎる」のです。同僚にも同様の経験があるようです。

さらに、会社以外の私生活でも、引っ越しの時に、似たような経験をしました。引っ越し直後で、新しい環境に慣れないときは、あっという間に数か月が経過するのです。

時間が早く過ぎる理由には「無我夢中」があるのかもしれませんが、私はもう一つ、「基準点がまだ不明確」だからだと思いました。

ここでいう基準点とは「椅子」であり「新居」です。

その雰囲気や生活に馴染めないうちは、基準点が浮遊しているのです。だから、時間の感覚が変化するのではないでしょうか。

そして、もし基準点が消滅すれば、時間も存在しなくなるのです。


@ 明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

初日の出とまではいきませんが、

自宅で、記憶にある限り一番美しい朝焼けを、

見ることができました。


(2019.12.31)

みなさま、今年一年お読みいただき有難うございます。

今年も新しい方に出会えて嬉しく思いました。

新年も楽しい年になりますように。


(2019.12.30)

@ 「 鰯雲人に告ぐべきことならず 」 

私の解釈ですが…

きっと、少し前の彼は、猛暑のような悩みの中にいたのでしょう。

雲で言うなら入道雲。

いや、ゲリラ豪雨の暗雲があって、その後は連日の入道雲。

その悩みも、七転八倒の末、何とか一人で消化して、やっと秋風が吹く季節になったのです。

空を見上げると、(秩序を取り戻し方のような)さわやかな鱗雲が見えました。

ゆとりを取り戻した彼は、「一人しまっておこう」と、静かに思ったのです。

追記

なんとなく、サザンオールスターズの「真夏の果実」を思い出します


@ 最近、YouTubeとかボイシーで、皆様のお声をお聴きする機会に恵まれるのですが、失礼ながら、皆さま本当にお上手ですね。

そして、内容だけでなく、話し方や、声にも魅力があります。

DJ(パーソナリティと言うのかな)をしている方もいらっしゃいますが、そうでない方も、DJができるのでは、と思いました。

私には、どれも、とても務まりそうもありませんので、これからも駄文を書いていこうと思います。


(2019.12.29)

物心ついた時から、私は両親と映画館へ行っていました。一番古い記憶は「眠狂四郎」です。

当時の映画は90分の二本立てでした。つまり映画館へ行けば、いつも3時間以上過ごすことになるのです。

日曜の午後に出かけると、映画館を出るときには夜になっていました。

まだ理解できない大人の映画につきあって、昼が消えてしまうことが、私には残念でした。しかし、一人お留守番をすることも寂しかった(これも葛藤ですね)。

思えば、それが「長い映画を敬遠する種」になっていたのかもしれません。

それに加え、大人になってからは、途中で5分でもトイレに立つと、重要な場面を見逃してしまい、映画の解釈に影響を及ぼすと怯えていたのです。だから、事前の水分の過摂取には気をつけました。しかし、喉がカラカラになっては、風邪など引くと思い(たばこの煙がモウモウとした映画館で、実際に引いたことがあります)、ペットボトルの水も持って入ります。

ちなみに、重要な場面と言えば、映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の2作品には、「太極旗」が数秒でてきますが、この数秒が大事なのです。

しかし、おじさんになったせいか、映画の途中で5分?、30分?、居眠りすることが日常になってしまった今、長尺の映画でトイレ(トイレも近くなった)に立つことを心配しても仕方ないと思うようになりました。

そうやって、10年ぶりか、20年ぶりかに入った、映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、思いのほか楽しめました。

クラシックのシンフォニーではありませんが、良質の長尺作品には、それにふさわしい貫禄があることを発見したのです。

でも、本当は90分以内の作品が、ウエルカムなのですが。


(2019.12.28)

@ 官公庁には、いわゆる「お盆休み」はありません。

夏になると、夏休みが支給されるので、職員は交代で休んでいます。だから住民には分かりません。

その官公庁が、堂々と連休をするのは、年に一度。

住民にとっても一大事。

そんな思いが、「官庁御用納め」には、込められていたのかなと、ふと、そんなことを思いました。


@ 一般論を申せば、「何でもかんでも長ければよい」というわけではありません。

私は短い映画の方が好きで、「90分以内でちょうどよい」と思っています。

疲れないし、映画を観た後の、残り時間も有効利用できますから。


@ 15年ぐらい前のこと、私も(廉価版の)プロジェクターなどというものを買ったことがありました。

たしか70インチでしたか、畳一枚分ぐらいのスクリーンです。

今からいえば、アナログ地上波をブラウン管で観るよりも、きめが粗かったのですが、畳一枚分の大きさの迫力には感動していました。

その時の音ですが、とりあえずで鳴らしたのが、PCの付属品でついていた、5センチのスピーカーが入ったもの。

しかし、錯覚というものは恐ろしいもので、それでも、絵と音が釣り合ってしまったのです。

観ている分にはほとんど不満がありませんでした。

しかし、思うところあって、今は40インチのTVに変えましたので、そのスピーカーはPC用として使っています。

良い音がしていますが、皆さまの美声も聞きたいですし、オーディオの虫もうずき始め、もう少し良いものをと考えています。


@ 仕事始めが忙しい係は、市町村役場の戸籍担当です。

正月休みの一週間にも届出があるからです。

厳しい気候を反映してか、真夏や真冬に多いのが死亡届。もちろん、その他の創設的届出もあります。

区役所程度ならば、一週間で20件前後はあるはずです。

休み中の戸籍届は、役所が預かっただけですから、担当者が内容を審査すると、不備があったりして、届出人に連絡を取らなければならないことが多いのです。

届出人は、すぐに戸・除籍謄抄本を取りに来ますから、すみやかに処理しなければなりません。

それに追加して、本日受付分の届出もあります。

まだ休みボケで、ぼ~っとしていても、いきなりフルスロットルで仕事をしなければなりません。

正月休みの思い出話など、している暇はないのです。


(2019.12.27)

@ 一年ぐらい前のこと、チェーン店のCDショップでCDを購入しました。感じの良い店員さんのいるレジで、ちゃんと支払いを済ませ、良い気分で店を後にしました。

と、その時、ゲートをくぐった瞬間に、「ピ、ピ、ピ、」と、警報が鳴ったのです。

万引き防止の警報です。

店内には数人の若者客がいて、一斉にこちらを見ました。

私も驚いてフリーズしました。

どうやら、警報音は私の事らしいですが、もちろん万引きはしていませんし、店員さんもやってこないので、そのまま立ち去りました。もちろん、ゆっくりと歩いて。

帰宅してから、バッグの中のCDを見たら、ICタグと言うんでしょうか、それが付いたままだったのです。店員さんが外し忘れたのです(あるいは無効化し忘れた)。

警報音の原因が分かってほっとましたが、その直後から、新たな不安がわいてきました。

もし警報と、コンピュータと、監視カメラが連動していたら、私の顔画像は「万引き犯の疑いあり」として自動記録され、全チェーン店どころか、ブラックリストに載って、他の店にまで、情報が流用されてしまうのではないかと。

そうしたら、今後、買い物に行くと、「要注意人物入店」との警告サインが出て、警備員にマークされるようになるかもしれない。

その時、「あ~、それはね、昔、店員さんがICタグを外し忘れてね…」と説明しても、だれが、そんな話を信用してくれるのでしょうか。

追記

半日つぶし、往復の電車賃を使って、わざわざICタグを返しに行って、「上記のような心配がないことを確約してほしい」と、店員に迫っても、たぶん、そんなシステムの内情まで知らないと思います。

上司を出してもらって、上司に納得できる説明を求め、確約してもらおうとも思いましたが、そこまでやると、今度は「カスハラ」としてブラックリストに登録されかねないと思い、とりあえず泣き寝入りすることにしました。


@ 『 無線局運用規則 
第四章・第二節 非常の場合の無線通信
(訓練のための通信)

運用 第135条の二 第百二十九条から前条までの規定は、法第七十四条第一項に規定する訓練のための通信について準用する。この場合において、第百三十一条から第百三十三条までにおいて「「OSO」」三回とあり、前条において「「ヒゼウ」(欧文であるときは、「EXZ」)」とあるのは、「「クンレン」」と読み替えるものとする。 』

(私の理解では)「訓練」の場合は、「クンレン・クンレン・クンレン」という言葉をつけてから、本文を送信するものなのです(いわゆる前置符号)。つまり、原稿にも「クンレン・クンレン・クンレン」と書いておくもの。

そうすれば、誤解されて、パニックになるのを防げます。

この手法は、あちこちで使えます。

今回の、NHKは「ニュース速報での北朝鮮ミサイル発射の誤報」で、「訓練用の文面を誤配信した」との説明をしていますが、なぜ、原稿に「クンレン・クンレン・クンレン」と前置していないのでしょう。


@ 今日は「官庁御用納め」です。

今は「仕事納め」と言うようですね。御用では上から目線みたいだからでしょうか。私は日本語の専門家ではないので分かりませんが、「御用はありませんか」というのは丁寧な言葉ではないでしょうか。

消えていく言葉があるのは寂しいものです。

ところで、仕事納めでも必死の形相で仕事をしているのが、市町村役場の住民税の係です。

1月は市民税の普通徴収・第4期の納期だからです。

新年の仕事始めと同時に、通達員や郵便局へ、納付書・納税通知書を引き渡さなくてはなりません。

ですから、仕事納めの昼頃に業者から届く納付書・納税通知書を、午後の半日で、点検・加除・修正し、倉庫に一週間保管するのです。

官民問わず、だれも仕事納めに残業などしたくはありません。ですから高密度の作業になります。

ツボを押さえた先輩職員の指導の下、一気呵成に事務を終え、5時すぎには、皆、黄昏時の街へ消えていきます。


@ 新年は、「北の国から」がBSで再放送されるようです。楽しみ!

「 日本映画専門チャンネル(BS255),北の国からの放送番組一覧 」

2020/01/11(土) 22:00~23:00より

https://bangumi.skyperfectv.co.jp/S/channel:BS255/programId:134159/


(2019.12.26)

@ 最近、思うところあって「気」のボール(直径1m前後で、もたれることのできるほど強靭な)は作っていませんが、たった今、机の上で、手のひらサイズの「気」のボールを作ってみました。

両手でそんな形を作ったまま、軽くボールをイメージして、数分間瞑想するのです。すると(だんだんと)手のひらの空間に弾力感が生まれてきます。

ただ「気感」は、覚醒するまでに数か月間の修行が必要ですから、その後にやらないと実感できないかもしれませんが。

追記

数分なら良いですが、この文章を読んで、あまり、根を詰めて真似をしないでください。体内の「気」が大量流失し、ちょうと大量出血したように、貧血に似た症状が出ることがあります。始めた当時の、私がそうでしたから。


@ みなさま、身に余るご厚情、ありがとうございました。


@ 毎月一回、金曜日の仕事が終わってから、近場の厚生施設へ、「研修会」と称して、先輩たちと泊りがけの宴会(少し勉強アリ)に出かけたのです。それこそ「研修会」ですから、安易に抜けられませんでした。

もちろん、それも、今となっては懐かしい青春の一ページです。


(2019.12.25)

昔、長岡 鉄男さんという、自作スピーカーで有名なオーディオ評論家がいました。

個性でいえば、これも極めて乱暴な分類をすれば、音楽評論家の宇野功芳さんみたいな人でした。

私もファンの一人でしたが、冬休みに売られていたオーディオ雑誌に、彼が発表した自作スピーカーのデコレーションが凄かったのです。

ラワン合板で作ったスピーカーでしたが、普通、外装にはニスやペンキを塗るのに、クリスマスギフトの包み紙みたいな、赤いギンガム・チェックを連想するような壁紙を貼っていたのです。

その色、デザインの斬新さは突き抜けていて、以後、自作、完成品問わず、お目にかかったことがありません。

もちろん、私も正月休みにすぐ作りました。

部屋の中が、パッと明るくなりましたよ。

オーディオ(音質追及)に終着駅はないので、今はもうありませんが、あのインパクトは、懐かしく、覚えています。

今、自作するなら、あのスピーカー、いや、あのデコレーションですね。

嬉しいクリスマスプレゼントは、いつまでも忘れられないものです。


(2019.12.24)

@ なんとはなしに、イ・ビョンホンさんのTVドラマ「遠い路」が観たくなりました。

また、どこかで再放送されないかな。

皆様も、見つけたら、ぜひお試しください。


@ 上皇さまと上皇后さまがお泊りにいらした温泉宿に、私も何年か前に泊りました(正確には、私が泊った宿に、その後、お二人がお泊りになったのですが)。

12月でしたので、冷えたビールは寒くなりますから、レストランでは、常温のビールを注文しました。

私の常識では、冷蔵庫に入っていないビールは何本もあるはずですから、それを一本持ってきてもらえばよいだけの事ですが、なんのかんのと、説明に苦労しました。

そうやって説明しても、結局、冷えたビールが来て、どうやら、ウエイトレスさんには、私が(どうせ、お前のところのビールは冷えてないだろうと)嫌味を言ったように聞こえたようです。だから、意地になって冷えたビールを持ってきたのかもしれません。

帰りがけに、ホットワインとホットビールの話をしてきましたが、初耳みたいな感じで、ウエイトレスさんには「非常識な客」に映ったようです。

私は20年ぐらい前から、喫茶店に入れば、夏でもホットコーヒーしか飲みません。冷房の効いた店内で、氷の浮いた飲み物を飲むと、冷えすぎますから。

でも、この冬もそうですが、おじさん、おばさんでも、アイスコーヒーを飲んでいる人がいるのですね。信じられない。


それはそうと、気がつけば、クリスマスパーティーも忘年会も、誰からも声がかかりませんでした。

数年前までは、自分が幹事をしても、一つぐらいやらなければと、焦る気持ちもありましたが、今年は、そんな気持ちさえも忘れていました。


(2019.12.23)

何歳の頃だったでしょうか。

夕食時に、まだ現役の職人だった父が、固くしまった食卓の小ビン(塩辛か何か)のふたを開けられなくて、私に「あけてくれ」と差し出したのです。

しかし、私がやってみると、いとも簡単に開いてしまいました。

ブルースリーみたいな肉体をして、幼いころ虚弱だった私を小ばかにしていた父が、まだ現役だというのに、私よりも力が弱くなっている。

その事に驚くと同時に、心のどこかでは少し哀しかった覚えがあります。

そんな私も、いつのまにか、父よりも年上になってしまいました。


ところで、オーディオマニアはぎっくり腰に気を付けなければなりません。重たいアンプやスピーカーを動かしますから。

重さは、一台10㎏までが理想、ぎりぎり15㎏ぐらいでしょう。20㎏になると敬遠します。気合を入れないとビクともしませんから。「20㎏は、20代の健康な男にしか持てないだろう」と、いつのまにか思い込んでいました。

でも、アンプなどで、中級機になると、20㎏ぐらいの物はザラにあります。

かねてから、私はそれに憤慨していました。

オーディオマニアは高齢化しているのに、20㎏前後の製品を平気で製品化してくるメーカーは、いったい何を考えているのだと。

オーディオ全盛期には、「重たい程音が良い」と言ったオーディオ評論家がいました。確かにそれも一理ありますが、一人で楽に持てないような製品を、私は買いたいとは思いません。スマホを見てください。その為に技術革新があるのです。


そんな折、TVで(普通の)若い女性が、ダンベルのように、20㎏の箱を10回近くも上下させているのを見たのです。

最近見た事柄で、あれほどボディブローのようなショックを受けたことはありませんでした。この気持ちは二回目です。


(2019.12.22)

昔、駅前の地下街を歩いていたら、チェーン店のパン屋さんで、バナナを食べている女性が目にとまりました。

そうです。私もバナナが食べたかったのです。

さっそくお店に入り探しましたが、あるのはパンばかりでした。店員さんに聞けばよいのですが、「あの~バナナは…」などと聞くのは恥ずかしい気がして店を後にしました。

それから何年かして、そのチェーン店では、モーニングサービスにバナナを提供していることが分かったのです。

それ以来、私も常連になり、めでたくバナナを食べています。


店員さんの中には、バナナをトレイごと何本も見せてくれて、「どれがいいですか」と聞いてくれる人もいます。バナナにも大小がありますが、問題はそれではなく、皮が黒く変色している事があるからだと思います。

ご承知のように、皮に黒いシミがある場合に、中身は全く問題がない時と、中身も少し黒い場合と、中身まで真っ黒の場合があります。

でも、ほとんどの場合、打たれただけで、腐っているわけではなく、味にも大きな問題はなく、食べても良いはず。

ましてや、お店で商品として出すものです。皮が黒いと言っても、軽度のもの。

しかし、中にはクレームをつける人もいるのでしょうね。


そう思っていたら、先日、お婆さんが一人入ってきてバナナをもらい、席に着いてから、通りかかった女店員さんを呼び止め、「これ、大丈夫ですか」と言うんです。店員さんは「ハイ、大丈夫です」と答えました。お婆さんは「あ、そうですか」と納得…はしなかったようです。

数分後に、今度は、通りかかった店長らしき男性を呼び止め、再度「これ、大丈夫ですか」と。

店長さんは、やさしく「大丈夫ですよ」と言いましたが、直後に、「かえましょうか」と。

そうして、お婆さんは、やっと納得し、バナナを食したのでした。

追記

店員さんに「バナナ」と注文しても、「ハイ」っと返事だけで、たまに忘れてしまうことがあるんです。こっちも忘れていて、席について、パンを食べ、コーヒーを飲んで、しばらくしてから、バナナが無いことに気づくんです。

それで「すみませ~ん…バナナもらってませんでした」と店員さんに言って、もらうのです。いつも「あっ、すいません」と平身低頭でバナナをくれます。

でも、もし「もう食べたんじゃない!」と言われたらどうしようと、内心びくびくしています。「バナナもらってませんでした」と言うのは、大変勇気がいるのです。そのエネルギーだけで今食べたパンを消化してしまうぐらい。

追記2

時々、パンをたくさん買いすぎて、バナナまで食べられないときがあります。そんな時は、カバンに常備してある、コンビニのレジ袋にバナナを入れ、家に持ち帰ります。

ごくまれに、家でそのバナナを出し忘れてしまい、そのままパン屋さんへ出かけることもあります。

パン屋さんに到着したときが11時すぎの場合、バナナはもらえませんので、先日もらったバナナをカバンから取り出して、食べることもありました。

その後日、気づいたのですが、「持ち込みはご遠慮ください」の張り紙がありました。

もしかしたら、私のバナナも持ち込み扱いにされたのでしょうか。


(2019.12.19)

「親方日の丸」だとか、「税金泥棒」とか、とかく公務員を見る目は厳しいです。

そんな時代背景の中で郵政民営化が起こりました。

その時、日本郵便株式会社の幹部たちは何を語ったのでしょう。

①「これからは日の丸ではない」と言ったのか、②「これからも日の丸を忘れるな」と言ったのか。

私は①だと思います。②はタブーとされた。

さらに、いきなり巨大会社になった郵便局には、郵便局のプロはいても、会社のプロはいなかった。

会社組織としての経験がなく、素人に近い人たち。いきなり大会社では役が重すぎたのです。

それに、世論の「親方日の丸根性が、いつまでたっても抜けないな」という声を聞くのも怖かった。

だから①だけで突っ走った。

「新人が生存競争を前に震えていた」のです。

私はそう思います。


(2019.12.17)

@ 最近買った物が、ダイソーの「段ボールカッター(ケース付き)」です。

在職中は何十年も、数えきれないほどの段ボールをカットしてきましたが、ハサミか、(事務用の)カッターナイフしか道具はありませんでした。

しかし、ハサミもカッターナイフも、ダンボールを切ろうとすると、挟まれて、摩擦で動きにくくなるのですね。だから、使いにくいし、手も痛くなります。

さらに、最近は、アマゾンなどのお買い物で、自宅でも段ボールが山になり、解体する必要が出てきました。

そんな折、ダイソーで偶然見つけたのが段ボールカッターです。特に革新的な商品のようには見えなかったので、半信半疑で買ってみました。

そして、使ったら…

これが凄いのです。

大げさな表現を承知で使えば、ダンボールが、バターを切るように楽に切れてしまいます。

なぜ、こんなに、安くて便利なものを事務所で買ってくれなかったのか。いや、個人的にも使っている人を見たことがない不思議。

最近発売されたものであるなら、「偉大な発明」と言いたくなるような逸品です。


@ 在職中、一日中、郵便物の開封をしたことがあります。しかし、事務用に支給されていたハサミは、子供が小中学校の授業で使うような小型の物でしたので、大人の私には小さく、指が痛くなってしまいました。

それに懲りて、すぐホームセンターへ行き、グリップ部分の大きな、使いやすそうなハサミを買ったのです。

後から気づいたのですが、それは園芸ハサミでした。庭木の小枝を切るハサミですね。

以来20年ぐらいになりますが、今でもハサミはそれ一本で間に合っています。紙を切るのはもちろんの事、古い布団やじゅうたん、段ボールを切って捨てるとか、電線、もちろん園芸まで。

刃こぼれもせず、錆もせず、良い買い物をしたと思っています。

同じものがネットで探せませんでしたので、比較的形が似たものを、イメージ画像としてご紹介します。ステンレス製で錆びず、刃が強靭で、グリップの大きな、こんな雰囲気のハサミです。

「 高儀 園芸はさみ Takagi 本刃付ステンレスロング芽切小枝切鋏 190mm 」

https://www.amazon.co.jp/dp/B07MW783TP/ref=emc_b_5_i


(2019.12.15)

@ 映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の、畳一枚ぐらいの大きなポスターが、映画館に貼ってありました。

まだ本編は観ていませんが、ポスターを何気なく見ていたら、すずさんの服に縫い付けてある(たぶん住所・氏名が書いてある)白い布が、小さなチラシと違い、細部までよく見えました。

しかし、私には日本語としては読めませんでした。

画家が細部を略し、雰囲気だけ描写した可能性もあります。絵画のテクニックとして当然ありでしょう。

しかし、凝視しているうちに、日本語ではなく、ハングルのような気もしてきたのです。

私はハングルの勉強をしていませんので、素人の勘違いの可能性もあります。

しかし、もしハングルだとしても、それは、それで、前作からの筋を通した、どちらかと言えば、気持ちの良いことだと思います。

( 念のため申し添えますが、私がこのようなことを書くのは、映画への純粋な興味からです。)

その後、帰宅して、もう一度チラシを見ると、最初の文字は「北條すず」の「北」のようにも見えました。

調べて、すずさんの氏が「北條」だと分かったので、そう読めたのです。

ならば日本語かもしれませんね。


@ ブランデーのように甘美なメロディーで、哀しい哀しいと泣くブラームス。

これ、どこかで聴いたことがあると、ずっと思ってきましたが、青春時代から浸っている吉田拓郎さんの、哀しい詩に甘美なメロディーをつけた歌と、似ていることに気づきました。


(2019.12.12)

@ コンビニに売ってる〇〇には、酸化防止剤が入っているから体に良くないと、よく週刊誌になど書いてあります。

でも「普通の輸入ワインも酸化防止剤入りだから体に良くない」という話は、なぜか、あまり書いてありません。

だから私は、お腹をこわしても、長い間ワインのせいだと気づきませんでした。

( ワインの酸化防止剤の話は、ネットなら多々書いてあります。)

ちなみに今は、飲むなら国産無添加ワインだけ。あれは安く、美味しいうえに、無害ですから。

追記

『 「金曜日にはワインを買って帰りましょう」みたいな宣伝が昔ありました。

その宣伝に乗せられた私も、やがて週末には必ずワインを買うようになりました。

一本1,000円から1,500円ぐらいの輸入ワインです。

良く飲みましたね。白でも赤でも良いですが、色のきれいなロゼが好きでした。フランスも良いですが、オーストラリアとかも美味しかった。

でも、やがて、ときどきお腹をこわすことに気がついたのです。

最初は偶然だと思っていましたが、だんだん、そうでも無いことに気がつきました。もしかしたらワインが原因かとの疑念も。そして、数年前にネットで調べたら、私と同じように、ワインでお腹をこわす人が案外たくさんいる事と、その原因が酸化防止剤らしいことを初めて知ったのです。

酒の席で軽くその話をしたら、知人から「因果関係が科学的に証明されていない」と強い反論をされ、せっかくの酒席を、会社の存亡をかけた会議の席みたいな空気にしてしまった知人のセンスに敬服した記憶があります。

今でも、ネットを見ると、酸化防止剤の入っていない一部の国産ワインを「あれは正統的なワインとは言えない」みたいに書いた記事も見受けられます。そんな記事でも、小さく「酸化防止剤も健康でない人には悪影響を与えることもある」みたいな文言は書いてあることがあります。

そうです。私は子供の頃から胃腸が丈夫ではありません。私の体で人体実験をした結果をお話ししているのです。

さっそく酸化防止剤無添加ワインをこの一週間飲んでみました。

先日、スーパーにたくさん並んでいて驚きましたから、満を持して一本買い、飲み切りました。

普通のワインでしたらお腹をこわしたかもしれない量です。

でも、まったくそのような気配はありませんでした。お腹は健康です。味は、やや甘口でしたが、癖が少なく、素直な味でした。

その素直さは、酸化防止剤の刺激が無くなったことによるものなのか否かは、素人の私には分かりません。ただ、たしか昔読んだ新聞記事によると、酸化防止剤をもし日本酒に入れると味が変わってしまい、無添加になれている日本人には飲めないだろう、と言う意味の話が書かれていましたので、酸化防止剤は無味無臭では無いのでしょう。味には悪影響を与えていたのでしょう。

ノンアルコールビールの味が毎年向上している様に、酸化防止剤無添加のワインの味もさらなく向上を目指してもらいたいものです。あの「やさしい味」を日本ワインの武器として。第二のウイスキーになるよう。

また、無添加のワインを買いたいと思います。今度はもっと辛口を探して。


ところで、昨日買ったワインですが、もちろん酸化防止剤無添加ワインです。数年前はスーパーではほとんど見かけなかった無添加ですが、昨年見つけてからファンになりました。

容量は、今まではメルシャンの720mlボトルだけだったのが、昨日は1,500mlと、250mlも売っていました。さらにサントリーも1,800ml大型紙パックで参戦してきたのを発見しました。

これだけでもワイン売り場のかなりのスペースを占めています。売れているのでしょう。私が選んでいるときも、少年を連れた若いお父さんが、通りがかりに「そうだ、ワインを買おう」、「酸化防止剤無添加!?(と顔を近づける)」、「よし、これにする!」と、わずか3秒で即決し、通り風のように買っていきました。

うん蓄に生きるオーディオマニアがそんなにいなくて、大多数の人が音楽を聴くのはラジカセかミニコンポで十分なように、うん蓄ワインマニアも実は少ないのではないでしょうか。それどころか、庶民はワインショップに行っても「どうせ高級品は買えないし、安価なワインも、どれを買ってよいやら、迷って困る」と言うのが本音かもしれません。

そんなとき大きく書かれた「酸化防止剤無添加ワイン」の表示は、イコール「健康にも良さそう」と感じられ(実際に健康に良いことを私自身で確認済み)、まるで黄門様の印籠ほどに御威光があるのかもしれません。又、値段が安いのも魅力で、購買意欲を後押ししますし。

この素晴らしい製品を開発されている皆様に感謝し、さらなる研究と進化を期待しています。』

( 映画「善き人のためのソナタ」2015/11/24 ・2016/1/13 by さくらんぼ の加筆再掲 )


@ … 奴には空中浮遊ができる!?。

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1703/09/news133.html


@ 例えば40年ほど前、コンピューター化される前の、住民票の写し、戸籍謄・抄本、印鑑証明書などには、朱肉をつけた証明印が押してありました(今でも、コンピューター化できない書類では、同様かもしれません)。

あれは職員が印鑑を持ち、朱肉を付けて、手押ししていたのではありません。(電動の)認証機で押していたのです。職員はボタンを押すだけ。

例えばこんなマシンで。

http://aimgiken.co.jp/aimcf100.html


(2019.12.10)

@ ①夫の氏を名乗る婚姻をした女性が、離婚すれば、女性は婚姻前の氏に戻ります。婚姻中に生まれた子供は、夫の戸籍に残るので、母子で氏が違うことになります。

②その子供が小さい場合、母子で氏が違うのは教育上好ましくないからとの世論で、母子の(呼称上の)氏を同じくするために、後に戸籍法77条の2の届出ができました。

③その後、母子で氏が違う問題よりも、夫婦別姓が重要だとの世論が増え、国も夫婦別姓問題を検討しているようです。

以下は私の解釈ですが…

ある意味、「法律は叩き台」だと思います。

(その時代背景の中での)英知の結晶、あるいは基本プランが法律だと思います。

時代が変われば、世論が変われば、その法律も時代遅れになり、変わるのです。


@ HDDを盗んで売った人。

彼は「廉価」でネット販売していました。

情報漏洩を防ぐ会社に勤めていながら、その売値からは、中古HDDを「物体」としか認識していなかったようです。

しかし、マスコミや世論は「極秘情報」として認識しています。

なぜか、そのズレが気になります。

ここらあたりが、弁護士の腕の見せ所になるのでしょうか。


@ エッセイなどを除けば、私が一番読んできたのはオーディオ評論です。中学校に入ったころから興味を持ち始め、近所の本屋さんで … やがて会社の帰りにも、毎日のように地下鉄を途中下車し、構内の本屋さんで立ち読みをするようになりました。もちろん月に1~2冊は買いましたが(余談ですが「冊」はギターを連想しますね)。

時代はオーディオ・ブームになりました。

ハム・ラジオ・オーディオ誌は、毎月5~10種類はあったと思います。それを(失礼ながら)せっせと立ち読みしたのです。

プロの評論家は、当然ながら広告も、基本的には良いことしか書きません。

新製品が出れば「音が良くなった」と書いてあるのが当たり前なのです。

だから、いつも半信半疑。

だから、「音が良い」と、「音が良い」と、「音が良い」の中から、「もっとも音が良い」もの、あるいは「本当に音が良いもの」を探すのが常識なのです。

何回も、何十回も読んでは、ぼ~っと考えて、また、何回も、何十回も読んで、雑誌の表紙がボロボロになって、本棚に数百冊並んでいても、背表紙をチラ見しただけで、内容が頭に浮かぶようになっても、まだ「どれが本当に音が良いのか」を考えているのです。

( その後、その本は、父の「無駄金を使うな」「汚いから捨てなさい」との威圧でゴミとなりました。)

話を戻します。

何を言いたいのかと言えば、「読解力を高めるには本を読んで考えることだ」みたいな話を読みましたので、私にとってオーディオ誌は、それに貢献したのだろうかと思ったのです。

いや、私に読解力があると思えません。PCのマニュアルがさっぱり分かりませんから。


(2019.12.9)

何の話をしていたのかは忘れてしまいましたが、クルマで送ってもらう道中のことです

ドライバーである古紙回収業の知人が、ふと漏らした言葉が忘れられません。

彼は「自分はプライバシーの侵害はしない」と、ぽつり言いました。

そこには、かすかに哀しみと困惑の気持ちが混じっていました。

どうやら彼は、「シュレッダーで裁断された紙くず出されると、傷つくみたい」です。

「お前たちは信用できない」と言われているようだから、だと思います。

そんなことを思い出しましたが、一万人に一人でも悪人がいるなら、申し訳ないけれど、私もシュレッダーが欲しくなるのです。


(2019.12.6)

@ どこかに書いた話ですが、私は小学生のころに、手足に(おなかにも?)金粉みたいなものが噴き出ていました。

女性が化粧に使う「ラメ」みたいにキラキラ光るものです。

( ネットにも同類の体験談が多数あります。)

お風呂に入った時には石鹸でよく洗いました。でも、体が乾くと、また噴き出ているのです。

その金粉みたいなものが、口には出しませんでしたが、恥ずかしかった思い出があります。しかし、なぜか両親は何も言いませんでした。まるで見えていないみたいに。

その後、あっという間に大人になりました。

生活に疲れ、金粉のことなどすっかり忘れてしまいましたが、仕事をリタイアして気持ちにゆとりができ、「気」や「オーラ」に関心を持つようになって、ふと思い出したのです。「そう言えば、子供のころは…」と。

試しに、2~3人の知人に聞いてみましたら、50代の女性が一人、「…そう言えば私も子供のころに出たことがあるわ。いつの間にか、消えてしまったけれど」と言ったのです。

少なくとも、私の話を信じてくれる他人様が一人いたことに、ホッとしたのでした。


@ 「 神奈川県文書、大規模流出 個人の納税情報など 廃棄業者社員、HDD転売 」 ( 2019年12月6日05時00分 朝日新聞デジタル )


今から40年ぐらい前の日本では(少なくとも私の周囲では)、「プライバシー」という言葉を聞きませんでした。その概念も希薄だったと思います。

官公庁でも、現在の基準でいえば焼却・溶解・シュレッダー処理レベルの重要書類を、半分に破いたぐらいで、チリ紙と一緒に黒いゴミ袋にいれ、役所の裏庭にある(野ざらし同様の)ゴミ箱に、山積みにしていました(すべての官公庁だとは言いませんが)。ゴミの分別もない牧歌的な時代です。

しかし、その少し後に、プライバシーが叫ばれ始めました。

その後の役所の、民間の、プライバシーに対する軌跡はご承知の通りです。

しかし、いかにトップがプライバシーに対して真剣に考えていても、その下で働く者が全員そうだとは限りません。

仕事は、自分のところの正職員(正社員)だけでなく、下請け、孫請け、アルバイトなどに流れます。

ほとんどの人が善人だと思います。しかし、その中に一人でも悪人がいれば、デジタル化した情報は、USBメモリーなどで、一気に漏洩してしまいます。

そんな話を、まるで「常識」であるかのように、ときどき友人としていたのを思い出しました。

追記

コンピューターのHDDに記録された情報は、クリックで削除しても、それは「情報の見出し」が消えただけで、「本文」は残っているから復元可能だ、という知識が広まったのは、わりと近年の事です。

それどころか、簡易消去ソフト程度では、追加で処理しても、まだ復元できるとか(昔の話ですから今はどうなのでしょう)。

今から25年ぐらい前までは、そんな復元可能な秘密情報を満載したパソコンが、「データ消去済み」という誤解のもとに、ごく普通に、官民から中古市場などに流れていたようです。

ちなみに私は、(記憶している限り)HDDを取り出して、金づちとドライバーで、自分で物理的破壊をしなければ破棄しませんでした。数ある消去ソフトの選択に迷いましたし、買うお金も節約するためです。大きな音がするので、近所迷惑になりそうで、やりにくいですが。

追記2

先日、クルマで護送中の犯人が「手首が痛い」と言うので、到着5分前に手錠を外し、逃げられたという失態がありました。

素人の私から言わせれば、「あと5分だから我慢しなさい」となだめるか、代わりの手錠か、ガムテープなどで足首を縛ってから、手首の手錠を外すべきだったと思います。

しかし、(足を縛る手法が法令等で禁止されているのかどうか知りませんが)護送していた役人は単純に手錠を外し、逃げられたのです。

私はそのニュースを聞いて、「またか…」と思いました。いくらなんでも、最近、類似の事件が多すぎると。

これは、「逃亡を想定していない事に問題があった」のだと思います。

それと似ていると思います。

重要書類を、半分に破いたぐらいで、チリ紙と一緒に黒いゴミ袋にいれて、ゴミ箱に捨てたのは、プライバシー意識の希薄と言うより、「まさかゴミを漁ってまで持って行く人はいないだろう」という油断があったのだと思います。

追記3

HDDを取り出すには、PCをひっくり返して、裏蓋を開ければ良いわけです。

PCによっては、HDD交換用に、小さな蓋が付いているものがあります。

無ければ、裏蓋を丸ごと開けなければいけません。ネジが多数ありますから、外してください。

それでも、なぜか開かないことがあります。どこかに外し忘れのネジがあったりしますが、「言うは易く行うは難し」で、開かないときは、とことん、開きません。

頭にきて、金づちで叩いても、壊れないように作ってあり、頑丈すぎる樹脂に、驚きます。

そんなときの最終兵器として半田ごてを使います。それをナイフ代わりにして、合成樹脂の裏蓋を溶かし切るのです。

刺激的なガスが出ますが、音はしません。延長コードを用いて屋外で作業するか、窓際で扇風機を回し、風上で行ってください。

裏蓋が開けば、後は比較的簡単にHDDが取り外せると思います。

それを地面に置いて、金づちとドライバーで叩き壊せばよいのです(ドライバーは杭の代わりになります。マイナスドライバーを隙間から差し込んで、内部を破壊します。キラキラしたガラス質の破片が出てきます)。

壊すのは今でなくても構いません。とりあえず保管しておき、HDDが数個たまってから(つまりPCを数台買い換えた10年以上後に)、機会を見つけて、まとめて壊しても良いわけです。

追記4

金づちで叩くと、周囲の小石や、破片が飛んで来ます。ケガをする心配がありますし、目に入ったら大変です。周囲に人やペットがいない所で行ってください。

作業には、長袖・長ズボンで、軍手をはめ、目を保護するゴーグルをつけた方が良いです。

さらに、「飛散防止の布をかけてから、叩く」のが良いと思います。

( 自己責任でお願いします。)


追記5

私は素人で、ずっと我流でやってきましたが、ネットには専門家が破壊方法をUPしています。そちらもご覧ください。


(2019.12.4)

NHKの首都直下型地震のドラマでは、先輩女子アナの代役で、新人女子アナが奮闘する姿が描かれます。

女子アナと放送局の内側が描かれたこの作品、芳根京子さんのTVドラマ「チャンネルはそのまま!」を連想させました(NHKも意識したのか)。

ちなみに「チャンネルはそのまま!」は喜劇タッチですし、地震は出てきません。しかし「民放連賞グランプリ」を受賞した良作です。近いうちに再放送されるようですので、まだの方は、ぜひお見逃しなく。


(2019.12.1)

@ ありがとうございます。


@ 今までは、映画のレビューを書く部屋(2階)と、HD→DVDへダビングする部屋(1階)とは別でした。

だから、ダビングできなくて、困っていたのです。

ダビングをしている間、ぼ~っと待っているのが辛すぎましたから。

でも、今は同じ部屋に置いてあります。

すると、レビューを書いている間に、ダビングもできてしまい、楽なだけでなく、はかどって仕方ありません。

置き場所が変わっただけでこの効果。

置き場所は侮れません。


@ 最近、眼鏡の度が合わなくなってきたので、何年かぶり、いや、二十年ぐらいになるかもしれませんが、眼鏡屋さんへ行かなければなりません。

私が若いころから通っていた老舗のお店は、店舗の統廃合で無くなり、統合先は遠くなってしまいましたので、この機会に、お値打ち眼鏡を販売している近場のお店に、移ろうかと思っています。

おじさんは大抵丸っこいレンズをしています。おじさんの時代には、それが主流でしたから。でも、何年か前には細長いレンズが流行った事もあり、私も細長いレンズをと思っていましたが、気がつくと、また丸っこいレンズが流行りだしたように思います。

「昔のフレームがそのまま使えると良いな」と、そんなことを思っています。


(2019.11.29)

@ たとえば、「母の相続手続き」のため、長男が「母の出生から死亡までの戸・除籍謄本」を、役所に申請することがあります。

役所へ行けば申請書が置いてあり、窓口担当者は、事務的に「申請書を書いてください」などと言うでしょう。


普通、長男は「母の死亡時の本籍・筆頭者」ぐらいは知っていますから、死亡時のものぐらいは、すぐ書けます。

しかし、それ以前の、たとえば母の独身時代の本籍・筆頭者などは知らないことが多いわけです。

ましてや、母が再婚していたり、養女だったり、転籍していたり … 長男でも知らない人生の軌跡があるかもしれませんし、たとえ知っていても、複雑な戸籍の世界を素人は知りませんから、申請書を正確に書くことは困難です。

ましてや、第三者である窓口担当者も母の人生など知らない。

どうしたら良いのでしょう。


そんな時は、長男が持っている母の戸・除籍謄本を見せて(例えば、死亡の記載のあるもの)、「相続のために、母の出生までの除籍謄本をください」とお願いすればよいのです。

そうやって、まず必要なものを、(芋づる式に)さがして全部作ってもらい、出来上がったら、その申請書を書くのです(便宜的に、わかる範囲で、その戸・除籍謄本の申請書一枚程度のものは、先に書く必要がありましょうが)。

つまり、役所には、申請書→除籍謄本ではなく、除籍謄本→申請書の順で作業をしてもらうわけです。


ベテラン職員なら、阿吽の呼吸でそうしてくれるはずですが、新人職員の場合、まだ仕事がよく分からないので、(ごねて申請書も書かない悪い客だと誤解し、秩序の維持をしなければいけないと)「まず申請書を書いてください」と、門前払いにしようとする心配がありますが。

追記

相続書類の提出先は、死亡確認のため、普通はまず「母の除籍謄本」が欲しいと言います。

しかし、父が健在の場合は除籍にはなりません。在籍者がすべて抹消されて、初めて戸籍は除籍になるのです。

ですから、「母の死亡の記載のある戸籍謄本ですね」と確認しましたら、担当者は一瞬の沈黙を挟んで、「除籍謄本です」と言ったのです。

( 普通は、戸籍を勉強した者でなければ、戸籍と除籍の違いを正確に知っているわけではありません。専門用語の意味が、素人と専門家では違うのです。)

この後、もし私が、「提出先で念を押して確認しました。母の除籍を下さい」と役所で言ったら、役所は、何かの理由で今は使っていない古い除籍(改正原戸籍を含む)を探してくるかもしれません。

当然のことに、それには母の死亡事項は記載されておらず、提出先へ持っていっても役に立ちません。

何を申し上げたいのかと言えば、「除籍がほしい」ではなく、「母の死亡年月日が載っている戸・除籍謄本」「母の子供が3人載っている戸・除籍謄本」「母の出生から(あるいは15歳ぐらいから)死亡まですべての戸・除籍謄本」などと、具体的に相手に指示することが必要で、近道なのです。

でも、その近道を通ろうとすると、今度は役所で…。

追記2

ベテラン職員も悩むことがあります。

「母の除籍謄本を下さい」と言ってきた客の欲しいものが、「母の死亡の記載のある戸籍謄本」かもしれないと思った時です。

しかし、「母の死亡の記載のある戸籍謄本」はすでにとってあり、追加で「母の除籍謄本」が欲しい場合もあります。

当然に客に確認します。

しかし、客は素人ですから分からないことが多い。提出先担当者と直に話していない人が、窓口に来ていることもあります。「提出先へ確認した方が良くないですか」と言いますが、その場では確認できない場合もあります。

その時の職員の選択肢は、

① 客の言う物を出す。→ 客に二度足をさせる心配がある。

② 職員の言う物を出す。→ 間違えると叱られ、返金しなければならない。

③ 両方出す。→ 片方が無駄になる可能性が高い。

④ 出直してもらう。→ 一番申し訳ない。

どれになるかはケースバイケース。客にとっても、職員にとっても、困惑する状況です。


@ どきっとしました。

最近は、自宅のランチに、ホットドッグばかり食べていたからです。

目が点になりました。


(2019.11.28)

@ 「ザ・トリオ Vol.1」

ハンプトン・ホースではなくハンプトン・ホーズと言うのを、今日初めて知りました。

どこかにCDあったような、無いような。


@ クリスマスシーズンになると、気になるのは、心にしみるクリスマスソングと、スノードーム。

今年も、駅前の屋台で、いっぱいスノードームを売っていました。

キラキラ舞い降りる、光のような雪は、ほんとうにきれい。


@ 公園を散歩していて、気分の良い日は、樹々が本当に美しく見えます。

次に思うのは、樹々から立ち昇る「気」が見えない残念さ。

ある本で、モウモウと立ち昇る「気」が見える人がいるのを知りましたから。

私は人間から立ち昇るそれは見えますが、樹々のは、まだ見たことがありません。

そして、次にするのは、樹々の周囲にある(はずの)オーラを探すこと。

樹々も、周囲十センチぐらいから、数十センチのところまで、人間と同じように、薄く白っぽい、何層もの光が見えるのですが、それが目のせいなのか、本物のオーラなのか、いまいちよく分かりません。

しかし、何回見ても、どの樹を見ても見えるので、オーラと思いたいです。

そんなことを考えながら、歩いているうちに、本日の散歩は終わります。


あっ、昨日は鳥の声がいっぱいだったのに気づきました。猫だまりならぬ、鳥だまり。

そうそう。世に「哲学の道」があるのは知っています。

一度行ってみたいと思っていますが、哲学ができない私に、その資格はあるのでしょうか。

でも、散歩中に哲学すると、外界とのリンクはどうなるのでしょうね。

でも、リンゴと科学が結び付けられるのなら、何かと哲学もリンクするのでしょうか。


@ 「あさくま」という老舗のステーキレストランがあります。

今ではファミレス感覚になりましたが、若いころは、そこへ行くのが、フレンチレストランへ行くのと同じように、高級なことでした。

何十年ぶりに、先日行ってきましたが、お店の雰囲気もライトになり、サラダバーもできて、今風になっていました。

私は(最近のマイブームである)ハンバーグを食べました。

もちろん、それも美味しかったですが、意外にもコーンスープが最高でした。

コーンスープは珍しいメニューではありません。そして、どこで飲んでもそれなりに美味しいのですが、あさくまのものは、ブログに書きたくなるほど、濃厚で、一味違ったのです。

追記

「クロワッサンが焼きあがりました」と言って、熱々のそれを、頼んでもいないのに、持ってきてくれるサービスには感動。

それに、サラダバーにはなぜかカレーも置いてあり、ステーキハウスなのに、ライスがカレーライスにできるという不思議。

そして、あんこと最中の皮が置いてあって、自分作る最中の、こそばゆさ。

あちこちに、(もちろん良い意味で)異文化の香りがしました。


(2019.11.27)

@ TVドラマ「北の国から」が、近日BSで再放送されるらしいです。

公開された1981年当時、私も青春の悩み多き中を生きており、あまり硬派の連ドラを楽しむような、心身のゆとりはなかったのです。

しかし、ヒロイン・裕木奈江さんが魅力的なことは知っていました。

あれから何年たった時でしょうか。

中古CDショップのワゴンに、そのヒロインの歌があったのを見つけたのです。

「へぇ~ 彼女、歌ってたんだ…」。

そう思った覚えがあります。

正直に言えば、買って帰りたかった。

しかし、なんとなく気恥ずかしくて…。

今でも、ときどき、その日の情景とともに、「どんな歌だったのだろう…」と思い出しています。


@ 先ほどの録画の件、やっと全話できました。本日の仕事は終わり。頭を使いすぎて、湯気が出そうです。

まだ、まだ、続編始め、いろいろありますが、今日は疲れましたので、また明日にします。

今からは、ちょっと喫茶店で待ち合わせです。


@ わけあってブルーレイ・レコーダーを買い換えなくてはなりません。

廃棄予定の古いレコーダーに録画してある番組の一部を、DVDに焼かなくてはなりませんが、BSでやっている「一気見名作ドラマ6時間×2」などというものは、さらに、分割して録画する必要があります。

分割録画は一年ぐらい前には成功しましたが、なぜか、今朝やってみても上手くいきませんでした。分割が目論見通りにならないので、リセットしようと思っても、今度は、その操作方法が分かりません(もしかしたらできないのか!?)

どこかにある説明書を読めばよいのかもしれませんが、そんなめんどくさいことはしたくありません。数日間気力をため込んで、日柄の良い日にでも見てみましょうか。

取りあえず今日は(リセット方法がわからぬので)1倍速でダビングしています。一倍速ですから、午後までかかるかも。


@ 少々混乱しています。

もしも私の理解が正しいのなら、「マイナンバー還元」というのは、要するに「カード版のプレミアム商品券」なのでしょうか。

紙のプレミアム商品券が郵送と窓口で手続きをするのなら、「マイナンバー還元」は、マイナンバーカード取得後に、スマホかPCで手続きするようです。

その際、PCの場合は、カードリーダーも必要だとか。スマホ・PCもそうですが、カードリーダーは大きな壁でしょうね。

新聞によると、与党内からも「仕組みが難しくてハードルが高すぎる」との声が上がっているようです。


わが家にも、時々セールスの電話がかかってきます。

「ネットのコースを乗り換えれば」、「ガスと電気を一緒にすれば」「電気とガスを一緒にすれば」(仁義なき戦い!?)、「電話とネットとTVを一緒にすれば」、一年でこれだけお安くなります、みたいな。

若い時なら年額100円安くなっても、よろこんで手続きをしたかもしれませんが、今は、5,000円安くなるといわれても、めんどくさいことはやりたくないのです。

「お手間はとらせません」と言われても、決断する以上、思考を放棄するわけにもいきません。5,000円はいらないから、思考せずに済ませたい。

つまり、何も考えたくない。

流れる雲を眺めながら、そうやって、日々を過ごしたい。

私だけかもしれませんが、そんな、おじさんの気持ちを理解せず、「年額〇〇円やすくなります」と、得意げに、複雑な制度を電話でまくしたてるセールスは、異教徒の教義を聞かされているようです。

これは、(苦労している)セールスする人へ言っているのではありません。あえて言うのなら、そんなセールスをさせている会社のトップへ申し上げているのです。


(2019.11.25)

@ わが家では、私が物心ついて以来、朝日新聞です。

最初は夕刊だけでした。

ですから、私は「新聞は夕刊だけ」だと思っていました。父は新聞が満足に読めない学力しかありませんでしたから、(そんな父に配慮してか)わが家で本を読むことはご法度だったと思います。実際、わが家に本が入ったのは、私が小学校に入ってからです。

そんな家でも、母は洗濯のために天気予報が見たいし、父はTVの番組表を母に見てもらう必要がありましたから、夕刊ぐらいは必要だったのでしょう。


さすがに、私が中学校に入るころには、朝刊も取るようになりました。きっと私のためだと思います。

漫画より活字が好きな私は、新聞も好きでした。毎日、朝・夕食時には、かならず(TVも観ながら)新聞を読んでいました。


そんな習慣が崩れたのは、30~40代のころです。朝刊の配達が、(理由は知りませんが)朝食に間に合わない時期が数か月つづいたからです。

その時、夕食時に、朝刊・夕刊をまとめて読むようになりました。そうやって、まとめ読みの習慣がついたのかもしれません。それを機に、少しづつ、規則的な習慣は乱れていきました。

今ではヤフーニュースは毎日見ますが、新聞は朝刊・夕刊をまとめて、3日に一回程度しか、読んでいません。カフェなどまとめ読みするのです。

そうすると、夕刊まで読むことが負担になってきました。数年たったら、今度は、朝刊だけにしてもらおうかと、少々、そんな野心も持っています。


複数の新聞を取るつもりはありません。カフェなどで読みますので。又、新聞を完全に止めてしまうことも考えていません。お気に入りのコラムなどがあることも理由の一つです。

さらに、失礼な話ですが、新聞は読むだけでなく、雑用紙としても利用価値があるのです。雨に濡れた靴から水分を取ったり、床にこぼれた水を吸い取ったり…

あるいは、家族を介護した経験がある人なら分かりますが、毎日のように、老人は物をこぼしたり、粗相をします。そのとき床やベッドが汚れないように、古新聞を敷くのです。ですから、常に2週間分ぐらいの古新聞のストックは、非常時の飲料水と同じように、必需品だと思います。


@ 市町村役場の住民登録担当課(マイナンバーカードの担当課でもある)へ行ってきました。

その時、身分証明書の提示を求められたので、免許証、健康保険証、マイナンバー通知カードを見せましたら、窓口職員は「マイナンバーカードは身分証明書にはなりません。国がハッキリそう言っています」と、複雑な感情をこめて言ったのです。その感情が伝わったがゆえに、理由までは聞きませんでしたが。

私は「安易に身分証明として使い、マイナンバーが漏洩するといけないので、漏洩を防ぐ目的で『身分証明としては使えない』との啓もうを、国がしているのかな?」などと、かってに想像してみました。

しかし、その直後から、ニュースで「国がマイナンバーカードで割引ができる制度を作る」みたいな話をしていましたので、少し混乱しています。あちこちで見せては、漏洩の危険があるような気がして。

さらに、先ほど、ネットで調べてみましたら、「マイナンバー通知カードは身分証明書にならないけれど、マイナンバーカードは身分証明書になる」と、役所のHPに書いてあるのを見つけました。

那須塩原市

http://www.city.nasushiobara.lg.jp/17/000359.html

先ほどの、市町村役場の職員さんは、もしかしたら、そこのところを混同(あるいは説明不足)しておられるのでしょうか。

とりあえず、ヤワな紙である通知カードでは心もとないので、長期使用のためにも、私はカード申請しましたが。


(2019.11.24)

@ 「カスハラ」の基準が厳しくなっている気がする昨今ですが、「逆カスハラ」も存在している気がします。


@ 最近は、どこも競争がし烈のようで、断っても、断っても、引き下がらない商人が多いようです。

さらには、「これだけ頼んでもダメですか?」とまで、言うのです。

最近、私はこのセリフを二回も浴びせられました。

一回は家電量販店で、もう一回は新聞の勧誘です。

「それを言っちゃあおしまいよ」とは寅さんのセリフですが、「これだけ頼んでもダメですか?」は、現場では「お前は悪い奴だ!」と同義語に聞こえます。

困惑しながら聞いているうちに、いつのまにか「悪者」にされており、唖然とするのです。

特に新聞は、私の勘違いでなければ、「社会正義」を標ぼうする仕事。

それなのに、家臣の一言が、殿様の顔に泥を塗っていることに、家臣は気付くべきだし、殿様もそれを知るべきです。

「 ご縁がありましたら、またよろしくお願いします。」

そう言って、頭を下げ、涼やかに去っていく商人は、今はもう、いないのでしょうか。


(2019.11.23)

@ 今までPCと言うと4万円ぐらいの物を買っていました。「ヤフーニュースが見えればよい」とか言って。

でも、ローエンドモデルは、プログラムの更新を続けると、すぐに性能限界を露呈するので、今回は12万円ぐらいの物を買いました。

メモリーは以前の4倍あります。

そして、買ってから気づいたのですが、SSD搭載モデルです。

正直なところ、保守的なおじさんとしては、(これにかぎらず)新しものに飛びつく気持ちはなく、あえて実績あるHDD搭載モデルを買うつもりでしたが、店頭で、あれこれ迷って、疲れてきて、めんどくさくなって、勢いで買ってから仕様を見たら、SSDだったのです。その瞬間は少し後悔しましたが、とりあえず今は不満はありません。

立ち上がりが早くなりましたし、メモリーに余裕がありますから(増設も可)、動画を開いてもフリーズすることがなくなりました。

今までのPCは、だましだまし使っていましたが、それを思うと、天国のようです。

贅沢は(素)敵ですね。


@ 新しいPCで、インターネットラジオを聴き始めました。最初は、逗子葉山の、なつかしい湘南ビーチFMです。


(2019.11.22)

そのパン屋さんに初めて行ったのは一年ぐらい前です。巨大ショッピングモールの中にあるお店でした。

お店の横にあるテーブル席で食べようと、レジで「あそこで食べるからトレイのままでいいよ」と伝えましたが、「袋に入れることになっています」と言われ、従いました。

その時、「コーヒーもください」と言いましたが、「ありません」とのこと。飲み物は何も売っていない不思議なパン屋さんででした。

パンの袋をもらって、キョロキョロしながら歩き出すと、なんと、隣にコーヒーショップがあるではありませんか。

「なんだ」と安心して、紙コップのコーヒーも買い、先ほどの席にすわり、ランチとしたのです。

パンもコーヒーも、専門店だけあってとても美味しく、以後、毎週のように通うようになりました。


やがて気づいたのですが、そのテーブル席は、看板等によると、コーヒーショップの専用席であり、パン屋さんの専用席でもなければ、ショッピングモールの休憩席でもないようなのです。

つまり、隣のパン屋さんで買ったものをそこで食べるのは、たとえコーヒーも買ったとしても、「パンの持ち込み」になり、やるべきことではないのです。

ましてや、他店で買ったお弁当を食べたり、単なる休憩に使ったりするのは、ご法度のはず。

しかし、お客さんは皆そうしています。たぶん専用席であることに気づいていないのが大多数。

そのテーブル席にはボーダーレスな雰囲気が流れており、パン屋さんもコーヒーショップも、時々テーブルを掃除に来るショッピングモールの従業員さんも、だれも文句は言わないのです。

これを書いていて気が付いたのですが、ショッピングモールの従業員が掃除をするということは、(一部を除き)運用上はショッピングモールのテーブル席となっているのかもしれませんね。

看板とは矛盾しますが、それが、(お客さんから見て)場の空気を乱さない、運用上の知恵かもしれません。


ところで、ご承知の通り、ここ3か月ぐらいは忙しかったので、ほとんど、そこへは行けませんでしたが、久しぶりに昨日行ってきました。

場所の雰囲気も、パンも、コーヒーも、やはり最高でした。周囲には、あいかわらず私と同じようなお客さんが少なくありません。

しかし、ランチをしながらレシートを見て、にやけた顔が、我に返りました。

パンの消費税が8パーセントになっていたからです(当然ですが)。

私は8パーセントで買って、店内で食べていたのです(懺悔)。

いや、このテーブル席は、税法上は、どこに帰属するのでしょう。

食べながら、あまりこんなことを考えると、胃にもたれそうになります。


その時、コーヒーショップの店員さんが、一人、制服のまま、パン屋さんでパンを買っているのが目に入りました。

お店同士も、仲良しのようです。テーブル席でもめることもなく。

パンを買った店員さんは、袋を持ってコーヒーショップのバックヤードへ消えていきました。きっと彼女もランチ。あれは持ち帰りになるのでしょう。


客が店が、専用席や、消費税のことを忘れてしまうような、混とんとした雰囲気意が漂っている、誠に人間臭いスペース。

誰も意図して作ったわけではないでしょうが、私は大好きです。

追記

コーヒーショップのレシートを見ると、10パーセントの税になっていました。

すると、自店の専用席という理解を、コーヒーショップはしているのでしょうか。

ますます混とんとしてきましたので、この事例、あまり考えないことにします。


(2019.11.21)

その樹に花が咲いていて、その小動物がオレンジ色で … そんな絵を、30年ぐらい前に喫茶店で買いました。

( 当時、ある喫茶店の壁一面に、一枚1万円程度の絵がかかっていたのです。フランスの無名(素人?)画家の。今考えると一万円は高いです。でも、当時は高いと思わなかった。不思議です。)

一目ぼれして、連れ帰ったのです。

そして、今でも私の部屋飼っています。

ちょうど仕事に行き詰っていて、倒れそうな季節でした。


(2019.11.20)

数年前、友だちが遊びに来て、「この近所に旨いラーメン屋があるそうだね…」と、さも行きたそうに言いました。

しかし、私はこの地に半世紀以上も住んでいますが、旨いラーメン屋のことなど、うわさ話にも聞いたことがありません。

だから、「なにかの勘違いじゃないかな」と否定しました。


昨日地下鉄で、若者の一群がスマホ片手に、「〇〇駅のそばに旨いラーメン屋があるって…」と話し始めたのです。

そのラーメン屋は、場所的に言って、数年前の友だちの言っていた店と同じようです。

しかし、今でもそんな店は、知りません。


これを書いていて思い出しました。

もっと前に、別の知人も、「この近所に…」と言ったことがあります。

なぜ、地元民が知らないのかは謎ですが。


(2019.11.19)

@ 先日、バッファロー YDKBU11BKというキーボードを買った話をしましたが、同じバッファローから類似品が出ています。

気になって規格を知らべてみましたが、キーストロークが私の物は4ミリで、類似品は3ミリになっていました。

ネットで調べたところ、プロ用は4ミリが標準みたいですね。

これは好みですから、好きな方を選べばよいのです。

私の場合は、若いころに職場で一日中使っていたプロ用キーボードが4ミリだったみたいです(規格を調べたわけではありませんが、指の感触がそう感じさせます)。

ですから、4ミリが自然に感じるのです。ハイスピードで打つ人は3ミリの方が良いかもしれません。あるいは指の短い人も。


@ 先日キーボードの紹介をしましたが、キーボードと一緒に購入したのがバッファローのBSMRU21WHというマウスです。

安い有線マウスということで選びました。

色は白しか残っていなかったからです。そして、困惑の少し大型。

でも、クリックに適度なしっかり感があって安心して使えます。これがあまりデリケートなタッチだと、(極めて重要な場面で)押すつもりがないのに押してしまうことがあり、それが怖いのですが、このマウスならその心配がなさそうです。

使い始めたばかりで、汚れの心配や耐久性はわかりませんが、経験上、マウスは消耗品だと思っていますので、1~2年使えれば、コスパは良いと思います。

追記

映画のレビューを含め、私が商品を紹介する場合は、営利ではなく、個人的な感想です。


(2019.11.18)

何かの手続きをするためには、①コールセンターへTELして担当者と話す方法と、②黙々とネットで入力する方法がありますね。

そして時代は①→②へと流れています。

ご承知の通り、ネットは大文字と小文字も区別して排除します。

つまり、ジグソーパズルのように、規格外は受け入れない世界。

(デジタルネイティブなど)そんな世界になじんでしまった人が発想すると、ちょっとした質問でもカスハラに含めてしまうのではないでしょうか。


(2019.11.17)

@ おおそれながら、

お姫様に申し上げます。

それを召し上がるのは、

おやめになった方が、よろしいかと。

家臣一同、

胸焼けを心配しております。


(2019.11.16)

@ 昨日はLPレコードの整理をしていました。

整理と言っても、CDに移行したときに大多数を売ってしまい、「しまった!」と思い中古で買いなおしたので、少ししかありませんが。

それにしても、LPレコードの30センチ四方のジャケットって、迫力がありますね。

少しシミができていたり、イメージ的にかび臭かったりするような気もして、年月を感じさせます。

そして重量感や、乙女の黒髪にも似た、艶やかで繊細な音溝。

音楽は聴いていませんが、それだけで、十分に心はときめいて、少し満足してしまったような気がします。

音楽も音楽だけにあらず。

このアナログ世界は、データ配信とは次元の違う楽しみがありますね。

追記

整理していた中に、1年ぐらい前に買ったまま、開封もしていなかった、ジャンクLP4枚がありました。

ジャンクLPとは、私の理解では、いわゆる「訳あり商品」だと思います。

でも、大抵はそれほどひどい状態ではないので、安さに負けて買うのです。今回の物は4枚とも欲しかった物でしたから、飛びつきました。

でも、一番欲しかった一枚に、中心から外側へ、一文字に針でひっかいた傷がありました。

これほど見事な一文字は、探してもそうは見当たりません。

プレーヤーにかけると、ぷつぷつと、一回転ごとに音が出ることは覚悟しなければなりません。

オーディオマニアの五味 康祐さんは、著書の中で、このようなLPを指して、「前所有者の、心の痛みが聞こえるようだ…」みたいなことを書いておられます。

確かにそうですね。見知らぬ前所有者の痛みを、私も共有することになりました。


このような傷物は、安いプレーヤーでかけると、ぷつぷつ言うどころか、針飛びを起こして、同じどころを堂々巡りになったりします。まともに音楽が聴けないのです。

ところが、インサイドフォースキャンセラーのついたトーンアームを搭載したプレーヤーでは、軽く「ぷつん」と言うだけで、平気な顔をして音楽を鳴らせることがあります(私の実体験です)。

一枚のLPの死ぬか生きるかが、プレーヤーで決まってしまう。音が良い悪いの次元ではないのです。

世の中にはそんなこともあるのだと、若いころに、畏怖したことがありました。


ところで、今回のLPはうまく聴けるでしょうか。

実は、わけあって、今、手元にプレーヤーはありません。

安い電蓄でも買おうかと思っていたのですが、中級機を買う必要が出てきたのかもしれませんね。

人生は思わぬことで道に迷うものです。


(2019.11.15)

畳のない諸外国ではいろいろ苦心しているようですが、日本ではアーチェリーの「的紙」は古畳に貼ります。

これが、ちょうどよい硬さでGOODなのです。

でも、埃がしみこみ、時にカビも生えています。

その的紙に矢が当たると、布団たたきでたたいたように、埃が舞い上がります。また、引き抜く時にも穴から埃が噴出します。

いちどに複数人が矢を射るわけです。例えば5人いれば(一度に6本射るので)30本分の埃が舞うわけです。引き抜きの埃を入れれば60本分です。

自分の的位置が風下だと、それが降りかかります。

ですから、私が矢を抜きに行く時には、畳に近づく前に深呼吸し、矢を抜いているときには、息を止めています。

次に息を吸うのは、矢を抜き終わり、くるりと背を向けて、歩き出してからです。

そうやって、射る定位置まで戻ってくれば、最低でも18メーター離れているわけですから、風下でもなければ、安心して、屋外の良い空気を堪能できます。

夏は37度になりますし、時に雨が降ったり、冬は雪がちらついて手が痛くなることもありますが、「そんなこと気にしたこともなかった」というぐらい、皆、アーチェリーが大好きなのです。

本物の芝生や、大空の下で運動するのは、開放感があって最高です。

冷暖房完備の屋内アーチェリー場にも、メリットはありますが、前述したような「埃」問題がどうなっているのか、私は知りません。


(2019.11.13)

@ 「 医師から指示された抗生物質は飲み切ろう! 」みたいな注意があります。

でも、それと「医師から指示された薬は飲み切ろう!」の違いがわからぬ人は少なくないと思います。

私は、現在でこそ平均的な体力を持っていますが、幼いころ体が弱くて医者にかかりどうしでした。

そんな人間でも、上記の違いが分かったのは青年期になってからです。

数えきれないほど、病院へ行きましたが、一度も、医師・関係者から説明を受けた記憶はありません。

「薬は飲み切ろう」では、患者は一般論として理解してしまいます。

恐怖の「多剤耐性菌」の話を付け加えるのを、忘れない必要があります。

そして、こちらが問題の本質です。


@ むかし趣味のサークルで宴会をしました。いわゆる公式行事です。

その酒席で、一人が「次回はバーベキューをします」と言ったのです。

その話題でいっそう盛り上がりました。

私も楽しみに待っていました。

しかし、時期になっても、一向に具体的な連絡がありません。

しびれを切らして、知人に聞いてみました。

そうしたら、「あ、あれは、もう終わったよ」と言ったのです。

真相は…

どうやら、酔っぱらった一人の会員が、(公私混同をして)私的な行事を公式の席で宣伝したようなのです。

それなら後日訂正連絡があっても良さそうなものですが、ちいさな趣味のサークルなんて、そんなものかもしれません。

私的な行事ですから、彼のお気に入りにしか声がかかりません。そして、私は蚊帳の外。


(2019.11.12)

ノートパソコンの買い替えと同時に、キーボードも一新しました。(別メーカーの)以前の物も気に入っていましたが、同じものが見当たらなかったので、今回は「バッファロー YDKBU11BK」にしました。

両者ともに1,000円前後で買えましたから、共にスタンダードモデルですが、基本性能は満たしておりコスパが良いです。

若いころ職場で高価なプロ用キーボードで仕事をしていた経験がありますから、少しは、良いキータッチの何たるかは知っているつもりです。

今回のモデルがそれと同じだというつもりはありません。プロ用と比べれば、少々カシャカシャとオモチャっぽい味がありますが、以前のものよりキータッチが軽く、よりプロ用に近いのがうれしいです。値段を考えれば上出来だと思いました。


(2019.11.11)

@ 何か異様な雰囲気意を察知したとき、男性は「おっ!?」と声を上げることがありますね。

この「おっ!?」は、「犬が危険を察知したときに仲間に知らせる声」と似ているのです。

昔、わが家に愛犬がいたとき、「おっ!?」と声を上げると、すぐに周囲を警戒し始めるので、おもしろかった思い出があります。

ちなみに、「おっ!?」が、犬社会の国際共通語かどうかは知りません。


@ パン屋さんへ行って、店内でパンとコーヒーを食べました。もちろん(税)10パーセントで。

ふと気が付くと、上品なご婦人が、やはりパンとコーヒーを楽しんでおられました。

しかし、テーブルの上にはテイクアウト用のお店の袋が置いてあり、すでに開封されていたのです。

ここからは、私の邪推ですが…

あのご婦人は、コーヒーだけを10パーセント、パンは8パーセントで買い、店内でコーヒーを飲んでいるときに気が変わって、パンも食べのでしょうか。

私の感想は…

お叱りを受けることを承知で、正直に申せば、「かしこい人だなぁ」というものです。

追記

ちなみに、私事を言えば、(5年ぐらい前)つまり軽減税率で会計がごちゃごちゃする前から、ランチはパンで済ますことが多かったです。

パン屋さんへ行くと、選ぶのに困るほど、美味しそうなパンが並んでいます。

つい、つい、一つ多く買ってしまうことがありました。それに気をつけていると、こんどは一つ少なくて、満腹にはならなかったり。

そんな時は、後から「持ち帰り用の袋をください」とか、「追加でこのパン一つください」とか申し出ればよいのですが、何となく言いづらくて…。

だから、最初から一つ多めに買い、(「お持ち帰りですか?」とたいてい聞かれるので)それだけ持ち帰り用の袋に入れてもらうのです。そして、店内で食事をして、まだ食べられるようなら、それを食べ、満腹ならそのまま持ち帰りです。

われながら、良いアイディアだと思っていましたが、軽減税率になったので、それまで考えると、胃にもたれそうです。


@ では、真実はだれが伝えるのか。

ブロガー…か!?


@ 『 これからの治水で悩ましい「悪魔の選択」とは? 』

( 2019年11月09日 06:00 「アゴラ」加藤 拓磨 )

都市伝説か公然の秘密かはともかく、「昔、河川の堤防は、人口密集地ではない方向へ切れるように設計されていた」を聞いたことがあります。

これも、ある意味「防災から減災へ」でしょうか。


(2019.11.9)

電化製品の保証期間は通常1年間ですが、家電量販店などでは、有料会員になると、独自に数年間の長期保証を付ける所があります。

そこでTVを買ったÅさん。

ある日のこと、保証期間内なのに、TVの音声だけが出なくなりました。

購入した量販店に電話すると、「順番待ちで1週間待ってほしい」とのこと。

それに困ったÅさんは、近所の個人電気店にTELしたのです。

そうしたら、「本日伺います」とのこと。

そして、TVの裏にあるリセットボタンを押しただけで直してしまいました。

説明を聞くと、「何かのはずみで妨害電波が入ると、TVの調整が狂うことがある。そんな時は、リセットボタンで回復する」とのことでした。

そして、「修理代をいただくほどの事をしたわけではありませんので、ガソリン代ぐらいのお金だけをいただければ…」と言って、わずかの料金を受け取り、帰って行かれたのだそうです。

Åさんはこう思いました。

「家電量販店は、せめて、このようなリセットボタンで回復することがある旨を、電話を掛けた時に説明すべきではないのか。そうすれば一週間も待つことなく、素人でも直せたかもしれないのに」と。

私はこの話を聞いて、家電製品の有料長期保証とは、口の悪い表現をすれば、「体の良い〇年縛り」ではないのかと思いました。

すぐに修理できなくて、しかも、しっかり説明もせずにお客さんを長期間待たせても、お客さんは有料の元を取ろうとするから、逃げる確率は少なくなるかもしれないからです。

追記

そんな話をすっかり忘れた頃、保証期間内なのに、わが家のケーブルTVチューナーの、音だけが突然出なくなりました。

サービスセンターへ電話しようかと思いましたが、ケーブルの接続不良かもしれないと、いろいろ試して、さらに説明書の「よくある質問」のページなどを探してみたら…

「妨害電波で映像や音声に問題が出たときは、リセットボタンを押すか、コンセントを外し、少し待ってから再度差してください」みたいな話が書いてあり、あれ、これ、どっかで聞いたような話だぞ、と、上記の話を思い出したのでした。

ちなみに、私はコンセントの抜き差しで直りました。

原因は、HDレコーダーとチューナーを二段重ねにしたために、HDレコーダーからの妨害電波で、チューナーが異常をきたしたのでした。

歳は取りたくありません。


(2019.11.8)

10月28日以来ですね。こんにちは。

お元気そうでなによ・・・お見舞い申しあげます。


(2019.11.6)

@ 「2019年日本民間放送連盟賞 グランプリ、準グランプリの決定について」

( 2019年11月6日 「日本民間放送連盟」)

人気TV版ドラマ「チャンネルはそのまま!」が、原則として3カ月以内に、全国向け再放送となるとのことです。


@ 話し好きの人がいます。話の長い人と言った方が良いのかな。話始めると、いつも30分~1時間は独演会になってしまうような人。

私は無口な方なので、そんな人とは相性が良いはずなのですが、あまり長すぎるのも問題です。時は金なりですからね。

さらに…

そんな人が老人になり、同じ話を繰り返すようになると、事態はさらに深刻化します。

ツイッター程度で済む要件を、わざわざ相手の家に押しかけて、1~2時間も話し込むようになるのです。しかも、本人は自覚していませんが、内容の9割以上は同じ話。

さらに…

ついでに他人の悪口も言っていくので、早く帰ってもらいたくて、その老人を怒らせるようなことを言ったら、よその家で悪口を言われることは必至なのです。

健脚の人が認知症になると、行方不明になりやすいので困るとか申しますが、失礼を承知で申せば、認知症でなくとも、困る場合があります。

自戒も込めて。


@ 「ホームレスを避難所が断った件」について、今朝のNHKラジオで、コメンテイターが、「法律にはすべて受け入れることになっているのに、住所がないからと言ってホームレスを断っておきながら、(帰宅難民など)別の住所のない人を受け入れていた」矛盾をとりあげていました。

それも一理あることを認めたうえで申し上げれば…

数年前に放送された同じくNHKラジオでは、「避難所は究極の椅子取りゲームになっている」と別のコメンテイターが発言しているのです。

この現状で、もし法律どおり、住所のない人も無制限に受け入れれば、避難所に遅れてやってくる可能性のある、住所のある、障害者、高齢者などの、社会的弱者が入れなくなる現実、その矛盾をどうするのでしょうか。

問題の本質はこちらにあり、ホームレスだけに過度に反応するのは、己のホームレスに対する差別意識の吐露になりかねないような気もします。


(2019.11.5)

@ 「 名古屋飛ばし(なごやとばし)は、日本の本州での三大都市圏で行われているイベントの開催や鉄道列車の停車、有名チェーン店の進出が、愛知県名古屋市およびその周辺地域(中京圏)で行われないことを示す俗語を指す。」

( ウィキペディア「名古屋飛ばし」より抜粋 )


(2019.11.4)

「ペンは剣よりも強し」とか申します。

ならば現代では、

「キーボードは剣よりも強し」と言っても良いのではないでしょうか。

例えば、

訪問先の部屋にノートパソコンだけが置かれている場合と、ノートパソコンの前にフルサイズのキーボードが置かれている場合とでは、受ける威圧感が違うのでは。

もちろん、この文法が通じる相手は、「ペンは剣よりも強し」を実感している人に限られるでしょうが。


(2019.11.3)

名古屋の金山は、土曜日に通ったけれど、日曜日は行けませんでした。残念です。


(2019.11.1)

画質に不満があったわけではありませんが、わけあって、BS/CSを、自宅屋根のパラボラアンテナからケーブルTVに変えました。

ケーブルTVのHD録画機能付きのチューナーは、ノーマルモードでは45時間ぐらいしか録画できないので、8倍モードにして350時間ぐらいできるように設定しました。

それでTV番組を録画してみましたが、40インチで観る限りは、十分実用になることが分かりました。

それどころか、ボケ具合に味があり、とても良いのです。

フェルトに触った感触を連想するような質感なのです。

あるいは良くエージングした紙コーンのスピーカーを、トランジスタの古いアナログアンプで鳴らすような安堵感。

4K/8Kが高精細の写真だとしたら、わが家の8倍モードはザックリとした油絵のようです。

VHS時代から、長時間モードの画質劣化は頭痛の種でしたが、HD録画の画質劣化は、味わいがあって掘り出し物です。

あっ、もしかしたら、パラボラアンテナのBS/CSでも、8倍モードにすれば、同じように楽しめるかもしれません。


(2019.10.30)

先日、どなたかに呼ばれたような気もしましたが、ネット環境が整っておらず、失礼しました。

忙しさも峠を越え、平時に戻りつつありますので、少しずつ映画生活にも戻れそうです。皆様、また、よろしくお願いいたします。


(2019.10.21)

@ 休憩時間もとらずに、長期間、自宅で、好きでもない作業をしていると、気分が悪くなる時があります。

昨日の午後がそうでした。

このまま根性で続ければ、倒れて寝込みそうなほど。

無性にコーヒーも飲みたくなったので、往復20分ぐらいの所にあるマンガ喫茶へ行き、「週刊プレイボーイ」とか … 読んできました。

そして、硬派の漫画や、きれいなお姉さんのグラビアを眺めたら、帰宅する頃には、うその様に気分爽快に。

どうやら「精神的ストレス」だったようです。


東日本大震災の時、(ずいぶん経ってからですが)私の記憶が確かなら、どこかの自治体で、疲労困憊した職員のために、温泉旅行を企画したというニュースがありました。

「復旧・復興が道半ばなのに、仮設住宅で生活している人もいるのに、お世話をしなければならない役所が、何を甘えているのだ」というご意見もあるかもしれませんが、不眠不休で働き、ギリギリの精神状態になっている職員も少なくないのです。

もし、その時に、一泊二日でもよいから、温泉旅行をさせてあげれば、驚異的なリセットが出来、また明日から頑張れるのです。

そんな事を思いだしました。


@ 時代は、「もったいない」 → 「おもてなし」 → 「根性」 か。


(2019.10.20)

@ 私のような駄文でも、書くのに一日1.5時間前後考えています。

この世の人工物は、すべて誰かの心の中に在った世界を具現化したものです。

「この世は空である」とか申します。(本来の意味は違うかもしれませんが)「目の前の人工物もその証明の一つ」でもあります。

どんな仕事を選び、どんな人と結婚し、どんな街を選び、どんな家を手に入れ、どんな家具を入れて、どんな家庭を作る。

それらも、すべて、心が外に現れたものです。


@ ある日本の航空会社の、@みたいな新マークは、旭日旗を「○」で描いたもののように思いました。

ラガーマンの日本代表ユニフォームのデザインは、旭日旗を「―」(横棒)で描いたように見えました。

どこかの薬店の「薬」マーク、旭日旗に見えて仕方ありません。


@ 以前、(テニスコートぐらいの広さの)ある区役所のロビーに、突然、耐えがたい悪臭が漂い始めました。見回すと、ホームレスらしき男性が1人、ロビーの片隅に座っていたのです。

又、あるうどん屋さんの話。その日だけ、ランチタイムに悪臭が漂っていました。見回すと、奥の方に、(認知症などで)何日も風呂に入っていないと思われる女性が食事をしていました。

もし、ホームレスを避難所に受け入れれば、避難民から苦情が出ることは想像できます(余談ですが、防災拠点となるのに、温水シャワーの設備さえない区役所もありました)。

しかし、ニュース等で「ホームレスを拒んだことが非難されている」現在、役所側にとっては「ホームレス受け入れの味方が出来た」も同然であり、結果としては、不幸中の幸いだと思います。

追記

念のため申し上げますと、(事例のように)ホームレスの人が全員臭うわけではありません。いつだったか、牛丼のチェーン店でランチを食べていると、遠慮がちに入ってきた男性がそうでした。お店のおばさんも良くできた人で、「(そんな隅っこに座らないで)こっちへどうぞ」と小さな声で呼びかけていました。

また、道路で三度ばかり、(「食事をめぐんでほしい」などと)声をかけられたこともありますが、臭いませんでした。


@ 住所の定義。住民登録地だけが住所ではありません。例外規定もあり、どこを事実上の住所として認定するのか、住民票を扱っている担当者でもない限り、役人でもすらすらとは言えないでしょう。それと、人命救助とのせめぎ合い


@ 以前、「帰宅困難者は、会社や通勤経路近くの避難所へは、行ってはいけない」という話がありました。「避難所は周辺住民もの」であるからです。だから、帰宅困難者のためのスペースや飲食物までは余裕が無いのです。

さらに先日、NHKの早朝ラジオでこんな話も聴きました。「周辺住民にとっても、避難所は、究極の椅子取りゲームになっている」と。

つまり、自宅が大変な事になった人や、老人・体の不自由な人が、後から遅れて避難しても、すでに満員で、入れないのだそうです。そして、避難所での配給も、避難所の人の物であり、それ以外の人の分は無いようなのです。

しかたなく自宅に戻って寝ようにも、半壊で雨や冷気が入って眠れない。だからご近所に頼み込んで、寝させてもらった人もいるのです。さらに、配給品も避難所優先だから、外にはなかなか届かないので、さらに困るのです。』(2019.1.22の抜粋再掲)

ホームレスが避難所で断られた事がニュースになっていますが、それだけを問題化するのは、片手落ちと言うものです。そして、こちらの記事が問題の本質だと思います。


(2019.10.17)

@ グレタさん → IOC → 札幌マラソン

今朝見た夢です。


@ 『 トイレ、風呂、台所の汚水流入、お台場の水質「最悪」 五輪テスト中止で波紋 』

( 2019.8.23 17:55 「イザ!産経デジタル」 より )

いっそ、これも、沖縄あたりの、飲んでしまいたいほど透きとおった海で…。

そんなこと、考えもしなかったのは、思考停止のひとつなのかしら。

追記

でも、本当に飲んではいけません。

私、昔、グレートバリアリーフで口をゆすいだことがありますが、寝ぼけていた目が覚めるほど、塩辛くて、大変だったことがあります。


(2019.10.16)

どこかの避難所でホームレスを断ったらしく、「差別だ」との声が上がっているようです。

当時の状況は良く知りませんので、軽々なことは言えませんが、「公平」は行政の命。それどころか、「公平」に執着するあまり、命を危険にさらすことさえ、しかねないのが、行政の性(さが)です。

ホームレスを断った事情をさぐるには、もっと複眼的、俯瞰的な視点が必要だと思います(2019.10.14の記事もお読みください)。


(2019.10.15)

@ キーボードなんか打ってないで、も一度、ギターにさわった方が … 。

「 ゆる~くギターを弾きたい大人ギタリストのための新ギター専門誌『ギター・マガジン・レイドバック』創刊 」


@ 先日、「ある議員さんが、役所の精神障害者雇用率を、民間よりも上げよと言った」とのニュースがありました。

民間では「カスタマーハラスメント」(カスハラ)を防ごうとの空気が生まれているようです。新聞によると、「他の店ではやってもらった」、「以前はやってもらった」という客さえも、カスハラになりかねない状況です。

民間がそうやって客を選別し、心安らぐ「イエスマン」ばかりを相手にするなら、精神障害者の店員さんでも問題は無いかもしれませんが、役所はそうではありません。

役所は住民から暴力でもふるわれない限り、説明責任がありますから、相談者をカスハラとかクレーマーと呼んで容易に選別・排除できないのです。法律上できない要望についての(胃が痛くなるような)長時間の説明は日常的な光景です。詳細については、(2019.9.29)と(2019.10.8)のカスハラについての記事をお読みください。

「精神障害者はそのような仕事から外せばよい」との御意見もあるでしょうが、そうすると、健常者がその仕事につく割合が高くなり、健常者にしわ寄せが来ることになります。そして健常者が病めば、そのしわ寄せは住民に波及しかねません。これは、病院で夜勤を嫌う女性のしわ寄せが男性にきて、問題になっているのと似ています。


(2019.10.14)

@ 今朝のNHKラジオで、有識者の方がこんな話をしていました。

「 官公庁の障害者雇用問題。採用が進んでいるようだが、単なる数合わせになってはいけない。

例えばバリアフリー。車イスは手動と電動では違う。電動を利用している人は、手の力が弱い人が多い。トイレはどちらの人でも利用しやすいようにしなければいけない。

ある会社では、介助者を付け、障害者に屋外で取材の仕事もさせている。このように、障害者の潜在的な能力まで開発できるようにする必要がある。

障害者には、色々な配慮をしないと、退職する人が増え、『やっぱり障害者では務まらないのかも』と考える人も増える事が心配だ。」(表現は正確ではありません)

いろんな話をされましたが、概ね、このように「職場ではもっと障害者が働きやすいようにして欲しい」という視点でした。

話はごもっともです。

しかし、この様な視点は問題の半分だと思います。

陰陽で言えば陽の部分。陰の仕事は語られていません。ここで言う陰の仕事とは、災害時など有事のことです。

暴風警報が出れば深夜でも召集されることがあります。大地震が起こったら瓦礫の道路を出勤しなければなりません。電気・ガス・水道・交通などのインフラが止まり、避難民が罵倒する中、避難所の開設・運営もしなければなりません。もちろん通常の役所の事務も止めるわけにはいきません。

もしかしたら、そんな陰の部分は「公務員の仕事」には含めておられない、のかもしれませんので、下記に再掲させていただきます。

『 @ 行政における障害者雇用の水増し問題もそうです。災害大国日本では、毎年のように有事が起こり、そのたびに、行政のマンパワーの不足が問題化しています。ですから、公益のため、たとえば自衛隊の様に、「有事を基準に人材の採用をする事が必要」であり、私益の民間とは、一線を画すことが必要になるのではないでしょうか。これも有事の際には、避難所だけでなく、沢山の住民にしわ寄せが来ます。

@ 以前、「帰宅困難者は、会社や通勤経路近くの避難所へは、行ってはいけない」という話がありました。「避難所は周辺住民もの」であるからです。だから、帰宅困難者のためのスペースや飲食物までは余裕が無いのです。

さらに先日、NHKの早朝ラジオでこんな話も聴きました。「周辺住民にとっても、避難所は、究極の椅子取りゲームになっている」と。

つまり、自宅が大変な事になった人や、老人・体の不自由な人が、後から遅れて避難しても、すでに満員で、入れないのだそうです。そして、避難所での配給も、避難所の人の物であり、それ以外の人の分は無いようなのです。

しかたなく自宅に戻って寝ようにも、半壊で雨や冷気が入って眠れない。だからご近所に頼み込んで、寝させてもらった人もいるのです。さらに、配給品も避難所優先だから、外にはなかなか届かないので、さらに困るのです。』(2019.1.22の抜粋再掲)

追記

話の流れで、便宜上、障害者という言葉を使っていますが、要するに、常識的な「適材適所で働く幸せ」を再確認しているだけなのです。今は我慢して働く時代ではないでしょう。だから、障害者でも有事に間に合う人なら問題はありません。

でも、有事に介助なしで一人前の仕事ができなければ、皆が困るだけでなく、実は、障害者本人が一番傷つくのです。有事においては、リフレッシュ休暇を取ることも、事実上できないのですし。教員の超勤問題でも同じですが、それを正直に申し上げているわけです。

(2019.3.18の抜粋再掲)


(2019.10.13)

①12日の朝に避難所へ行くため、10日の夜にタクシー会社へ予約しようとしたら、「予約は出来ません。当日の朝にTELして」と断られました。

②11日の朝9時にタクシーが欲しくて、11日の朝8時頃予約しようとしたら、「タクシーは9:30分過ぎからしか配車できません」と断られました。


そのタクシー会社は地元のA社(大手)で、私は昔から利用しています。仕事や家族の急病のため、早朝5時頃や、深夜0時頃に呼んだこともあります。いつも気持ちよく来てくれました。

それが突然サラリーマンの仕事みたいになったのです。

11日には、運よく近所の病院に止まっていたB社のタクシーを拾えたので、その運転手さんに①の件を尋ねましたら、「台風当日の交通状況が予測不可能なため、万一配車できないといけないので、予約は取れない」と答えてくれました。それも一理あるなと納得(ただし、過去の経験を言えば、暴風雨警報が出ているような時にタクシー会社へTELしても、ほとんど応答してもらえません)。

続いて②について尋ねると、「そうですよ、朝は9:30分ぐらいからしか出来ません」とのこと。過去の経験から少しスッキリしませんが、それ以上は問ませんでした。


コンビニでも深夜営業を止めるところが出てきたし、タクシー業界もサラリーマン化してきたのかと思って、本日ググってみましたが、やはり昔のように「タクシーは、割増料金が取られることはあっても、早朝や深夜の配車に応じてくれる所がほとんど」のようです。

ますます、分からなくなって、「どうして、以前は良かったのに、今はいけないのか」とA社に質問しようとも思いましたが、先日の新聞によると、それは「カスタマーハラスメント」(カスハラ)と呼ばれかねない行為らしく、ますます悶々としています(カスハラについては2019.9.29参照)。


(2019.10.12)

@ もちろん楽しかったですよ。うららかな春の公園を散歩していて、モンシロチョウが周囲を舞っていたら、良い気分になりますよね。例えて言うなら、あんな日々でした。


@ もしゴジラが現れたら、人々の関心は、「奴は、こっちへ来るのか?」だと思います。

台風でも同じでしょう。

TVでは進路予想図で容易に分かります。「予報円の中心を通ったら、○○県あたりに上陸か…」などと。

( 昔の天気予報では、最初から最後まで進路予想図が映っていましたが、デジタル時代になると、画面切り替えが容易になったためか、たいてい進路の説明をする時にしか映しません。説明が終わると消えてしまうことも。私など「出し惜しみだ!」などと憤慨していますが、その退化!?を除けば、TVは分かりやすいです。)

ラジオになると「東海から関東に上陸の恐れ」みたいに、ニュースではアバウトにしか言ってくれません。「台風は、進行方向の右側と左側とでは、大きく影響が違う」と天気予報で言っているのに、その天気予報で、「東海から関東に上陸の恐れ」としか言わないのでは、ラジオの台風情報は、あまり役に立たないと思いませんか。

スマホのない私は、私設避難所にラジオを持って行きましたが、「わかりにくい」と、TVも持って行きました。


(2019.10.8)

@ 役所の人間でも住民票や戸籍を自由に閲覧できるわけではありません。

ましてや、「この家庭にはDV騒動がある」などという情報は、住民票や戸籍と同等以上の秘密事項になりましょう。

一般に「秘密の保持と情報の共有」は、ベクトルが相反するものだと思います。

この相反が、自治体内でのDV情報の共有が進まない(割と大きな)理由の一つだと思います。

追記

さらに「公平性と特別扱い」の問題もあります。これもベクトルが反対です。

DVが深刻な問題である事は、役所も理解しています。しかし、それに対して「担当者の裁量」でケアしてあげる事は、「特別扱い」をしているのではないのかという、かすかな罪の意識と自己嫌悪が、時に役人の胸をよぎるのです。

ですから、このケアを、他課にもやらせようと積極的に連絡することには、(他課も苦しませることになりかねないので)心理的ブレーキがかかるのです。それでも連絡をしているのなら、ハンドブレーキを引いたまま、アクセルをふかして動いているようなものかもしれません。

以上を改善するためには、担当者の裁量に任せるのではなく、法律・条例等できちんと制度化し、「規則通りの公平な仕事」にする事だと思います。

例えば、「戸籍の不受理申出」制度のように。


@ 2019.9.29に「カスタマーハラスメント」(カスハラ)について書きましたが、その続きです。まだの方は、ぜひ、あちらもお読みください。

先日読んだある新聞に、(民間について)こんな記事がありました。

「 正当な苦情と悪質なクレームとの線引きは容易ではない。」

「 取り扱いのない商品が欲しいと言う客に、仕入れ先に電話しろと怒鳴られた。」

「 お客さんが納得するまで耐えるしかないとなれば、さらに離職が進む。」

(抜粋)

なるほど。


ところで、役所での相談事、その多くは「法律で出来ません」、「規則で出来ません」と断るところからスタートします。

しかし、(正当な)身も蓋もないこの言葉で、すぐ納得し、機嫌よく帰ってくれる住民ばかりではありません。

中には「法律、法律と言うけれど、じゃあ、この問題はどうしてくれるんだ!」、あるいは「その態度は何だ!」などと、ご機嫌を損じる方もいます。

すると、終わるまで30分~1時間ぐらいかかるのは珍しくありません。

以前にも書きましたが、普通、役所はそんな人たちを「クレーマー」とは呼びません。(問題が内在しているかもしれませんが)日常的な光景と言っても良いと思います。

追記

例えば「税金が高い」との相談があったとします。

その原因の一部は「申告書の記載誤り」です。

もちろん役所は点検してから電算入力していますが、申告時期、残業続きの繁忙期に集中しての点検になりますから、どうしても「点検ミス」が発生するのです。

役所は、この「点検ミス」についても謝罪します。

すると「よりによって、私の申告書だけ、いい加減に処理した」、「それは私を侮辱したに等しい」などと思う方もいるようです。

もちろん「申告書の記載誤り」であることも、タイミングを見計らって本人に伝えることが多いでしょうが、本人から「それを点検するのが役所の仕事だろ!」と言われれば、「おっしゃる通りです」と、やはり平身低頭で謝罪せざるを得ないのです。


(2019.10.7)

後に彼女は、授業中に帰って行きました。転校のために。

挨拶をした彼女が教室を出ていくと、彼女の女友だちがザワツキ始め、それに気がついた先生が、「○○君、見送ってあげなさい」と言ったのです。

「えっ!」と思いましたが、私はすぐに席を立ち、彼女の後を追いました。

教室は2階か、3階にありました。

非常階段に出ると、人けのない校庭に、ぽつんと彼女の後ろ姿。

私は「○○さ~ん」と、呼びました。

気がついた彼女は振り向き、少し笑って、手を振りました。

その笑顔に、少し救われたような気もしました。

彼女は一人で校門へ向かい、消えていきました

広い校庭には、私一人が残されました。


あの時、先生まで、私たちの事をご存じだったのですね。


(2019.10.6)

「 … おおきな付箋」。


(2019.10.5)

少し前に、「医学部入試で男女差別」とのニュースがありましたが、「就職先である病院が、男性に比べて、夜勤などを敬遠することが多い女性を欲しがらない現実」については、なかなか触れられませんでした。

大学としては、来年以降も卒業生を受け入れてもらわなければならない、いわば御得意さんである病院の、ご機嫌を損じることは言えず、男女差別の理由を問われても、口をモゴモゴさせて、意味不明の言い訳しか出来ませんでした。

多くのニュースでは、その言い訳を受けて、単純に「意味不明」だと非難していたのを覚えています。


そして今、「原発を抱える電力会社の中に、役所側から、億単位の金品を受け取った者がいる」とのニュースがあります。

ある新聞のコラムだと記憶していますが、先日これを「いろいろ事情はあるにせよ…」などと非難していました。

高級紙らしからぬ、「なにか、奥歯に物が挟まったような…」物言いだと、胸にひっかかっておりましたら、最近ネットを見ると、やはり「書きづらい事情」もあるようです。

でも、「新聞でさえも書きづらいほどの事情に、原発担当者も苦しんでいた」かもしれぬ訳ですから、そこに触れないでいては、関係者の「心」には迫れないような気がします。


(2019.10.4)

「タフネゴシエーター」。


(2019.10.3)

「選別の付箋」と「化学反応」。


(2019.9.30)

@ 『 トリアージ

種別

救急搬送サービス

「トリアージ」は災害医療等で、大事故、大規模災害など多数の傷病者が発生した際の救命の順序を決めるため、標準化が図られて分類されている。』

( 2019.9.30「ウィキペディア」より抜粋 )


@ 『 それでもお金と経済成長という「おとぎ話」を語るか グレタさんの怒り 気候行動サミット 』

〈 毎日新聞2019年9月24日 11時07分(最終更新 9月24日 13時41分 〉


(2019.9.29)

@ 「 忙中閑有り 」。

明日からまた忙しいですが、今日はお休みにして、久しぶりに映画館へ行ってきました。

久しぶりに見た上映メニューには、興味をそそる新しい映画ばかりが並び、観ないで過ごしてきた私の罪深さを知りました。

私が映画を観たところで、ろくなレビューは書けませんが、己の成長の糧になるかもしれぬ映画を観ないことは、良くないことの一つだという気がしたのです。

観た映画は、たまたま上映時間がマッチした映画「 パリに見出されたピアニスト 」です。レビューまでは、すぐに書けませんが、とりあえず★★★☆(老若男女にオススメ)。


@ 「『他の店ではやってもらった』、『前回はやってもらった』などというクレームは、客側に成功体験があるだけに、店側の説得が長引く。」

そんな話が新聞に載っていました。

「カスタマーハラスメント」(カスハラ)の事らしいです。

しかし、上記のクレームを全部「カスハラ」呼ばわりするのはいけないと思います。

役所などには、いわゆる「説明責任」がありますが、お店ではお金を払うのです。客側に疑問があれば質問するのは当然ですし、店側も説明する必要があると思います。

店員さんも客も、持っている知識が完全だとは限りませんので、話し合って誤解を解くぐらいの気持ちで話をするのが良いと思います。

その時、店員さんが、終始、紳士的な態度で接してくれれば問題はありませんが、時に「どうして分かってくれないのか」とばかりに、舌打ちしたり、顔をしかめたりなど、客に対して侮辱的な態度を取る人がいるのです。

そうすると、客側も、「その態度は何だ」と言う代わりに、(無意識にも)簡単には引っ込まなくなる事があるものです。

それを「カスハラ」と呼ばれては心外というものです(土下座強要などは問題外)。

「お店の割引券は恥ずかしいから使えない」。私には信じられない話ですが、世の中にはそんな人もいるそうです。

その人たちが、客や店員さんになっている世界なら、お店と少々の押し問答をするぐらいの客まで、「カスハラ」と呼ぶのかもしれませんが。

追記

(蛇足ですが)若者たちは「苦労の対価として給料をもらう」のではなく、「楽しんでお金を稼ぐ」という生き方に憧れているようです。

その延長線上に、「客との押し問答は、儲からないし、楽しくないから、営業妨害の『カスハラ』にしたい」という考えが、もし生まれるとしたら、それは問題だと思います。

YouTuberでもブロガーでも、楽しいことばかりでは無いはずです。

「いやがらせ」と「いやなこと」は違います。


ちなみに、若者が憧れる公務員に、住民との押し問答は付きものです。

役所の、例えば税務課には、「税金が高い!」という相談は毎日あります。税務課以外でも、その課特有の相談があります。

一件に15分間ぐらいかかるのは普通の内です。30分~1時間も珍しくありません。たまには半日がかりの大事や、相手の家に呼びだされることもあります。罵声を浴びせられることも珍しくありません。

これらの人々を、普通、役所はクレーマーとは呼びません。

それが仕事だと心得ていますから、(時に悪夢を見るほど苦しんでも)退職する人もまずいません。

追記②

(もう少し蛇足ですが)「おじさんはキレやすい」という話を聞いたことがあります。

キレやすいかどうかはともかく、若いころと比べ、「おじさんになると相手の心が読めるようになる」傾向はあるようです。

人生経験の長さがそうさせるのです。

さらには、「自分が店員さんの立場なら、もっと上手に接客できる」、と思う事もあるものなのです。

ですから、状況を俯瞰している(つもりの)、客であるおじさんは、(たとえ未熟な接客であっても)店員さんから誠意が感じられれば、それ以上、あまり押さないだろうし、逆に、誠意が感じられなかったり、侮辱されたと思えば、話がこじれることもあるのです。


(2019.9.28)

@ 父は無学のためか、愚直な人間に育ちました。

そして一人前の職人になり、現場叩き上げの知識と経験で、大学出の有資格者をやり込めることも少なくなかったようです。

そうやって、承認欲求を満たしていたのかもしれません。

夕食の席などで、そんな自慢話を聞かされることもありました。

しかし、一般に無学である事は良いことではありません。

愚直に育つこともありますが、外国の例を挙げれば、言葉が不自由な外国人は、意思疎通が上手に出来ず、(犯罪にもつながりかねない)疎外感が育ちやすいようですから心配です。

「 外国人の子ども、2万人不就学か 半分は自治体把握せず 」 ( 9/27(金) 17:00配信 「朝日新聞デジタル」 )


@ 最近、ある手続きのため、関係する事務所へ行きました。

窓口の女性は、感じの良い人で、とても親切に教えて下さいました。

内容は難しくはありません。

ところが…

私の心は、ものの一分で、ぼんやりし始めたのです。

まるで「馬の耳に念仏」状態。


そのとき、初めて気づきました。

「私の心はヤマトが波動砲を撃つときのような防御態勢に入っている」と。


思い起こせば、今は亡き父は、数年前に亡くなるまで、何かと言えば、私を「ダメな奴だ」と言い続けました。

( 父は、昔の、それも、大変な田舎で育ち、さらに幼くして両親にも死に別れ、そんな環境のためか、小学校もろくに出席していなかったようです。

そのため、文盲とまでは言いませんが、新聞もほどんど読めない学力しかない父は、己の威厳を保つためにも、「ダメな奴」だと頭を押さえつける事でしか、子どもの私と接することが出来なかったのかもしれません。)

もの心ついた時から、そんな時は、心を閉ざして、暴風が過ぎ去るのを待っていました。

多分、そのせいで、「他人様から真面目な話をされると、無意識に(父の説教を思いだし)防御態勢に入る癖がついていた」のでしょう。

だから、幼い頃から、学校でも、文化センターでも、会社の研修でも、先輩からの指導でも、真面目な話をされる時、私の頭は「馬」になっていたのです。

やっと謎が解けたような気がしました。


当然に学校の成績は良くありませんでした。それどころか、学校の勉強に価値がある事を、自覚してすらいませんでした。会社の研修の席でも、(脅威である)講師の方の話は聞かずに、自分のペースで、マニュアルを読んでいました。


私が20代の頃に自覚した言葉の意味を、今、悟りました。

「セールスされるものは原則として断ります。欲しいものは、(地方に住んでいるので)一人で東京へ出かけても手に入れます」。

こんなことを書くと、「その歳になっても、自分の未熟を、まだオヤジのせいにするのか」と、軽蔑する方も少なくないでしょう。

それを十分承知で、なお書きたかったのです。

今回の事で、自分探しが一つ実った喜びを。


(2019.9.26)

@ 学校に行かず、政治活動をするのは、昔なら、「不良」と呼ばれかねません。

「ずる休み出来るから」と、参加する人々がいたとしたら、もっと良くない。


@ 彼女はカナリアなのか、ヒトラーなのか。

人々は集団ヒステリーを起こし、

世論は政治を動かす、のか。


(2019.9.25)

「 今はこんなに悲しくて

涙もかれ果てて

もう二度と笑顔には なれそうもないけど


そんな時代もあったねと

いつか話せる日がくるわ

あんな時代もあったねと

きっと笑って話せるわ

だから 今日はくよくよしないで

今日の風に吹かれましょう 」

( 「時代」 作詞・作曲・歌:中島みゆき より抜粋 )

学校を卒業してうん十年働きました。

楽しかったことは1/3で、後は苦しく、

それに耐えるだけの日々でした。

でも、リタイアしてみると、そのうん十年は、一瞬で過ぎ去ったように感じます。

「光陰矢の如し」というのは、恐ろしいくらい本当のことです。


(2019.9.19)

「 HTB『チャンネルはそのまま!』民放連賞・最優秀賞の快挙  」

( 2019-09-19 16:00「ORICON NEWS」 )


(2019.9.17)

@ 『 無機的な研究室の栽培庫内ですくすくと育つレタスたち。ドアには照明をあてた時刻と照明を落とした時刻が細かく記されている。潮の満ち引きのリズムで野菜を育てる実験を見に、愛知県刈谷市のトヨタ紡織を訪ねた▼

「太陽のリズムではなく、月の動きに合わせて照明をあてる方が成長が進むのではないか」。そんな仮説を立てて山本優子さん(38)ら研究班が育てたのはカブ、ナズナ、チンゲンサイなど。レタスでは収穫量が2割も増えたという▼

成長を促す要因として山本さんが注目したのは、潮の満ち引きを起こす「起潮力」である。月の引力や地球の遠心力などが作用する力のことだ。実験を通じて、起潮力が動植物の育ちに与える影響の大きさに気づいた。… 』

( 2019.7.17 朝日新聞「天声人語」より抜粋 )


@ 「冬にはステンレスの保温ボトルに熱い白湯を入れますが、熱すぎるので、手に持って『ふぅ~ふぅ~』すると、手のツボから『気』が入ってしまい、味覚的には瞬間的にトロミが付いてしまいます。息が入らないように横を向いて実験しても同じでした。」

以前、そんな話をしたことがあります。

ところで、先日の真夜中ドラマ「まどろみバーメイド ~屋台バーで最高の一杯を。~」には、こんな一話がありました。

バーメイドであるヒロインのところに、霊感商法みたいな事をしているお客さんが来て、「宇宙のパワーがなんとか」のブレスレットを渡していくのです。なぜか無料でしたが。

しかし、(宇宙のパワーとか、そんなもの信じていないし)あやし気な事にかかわりたくないヒロインは、次にそのお客さんが来たときに、黙ってブレスレットを返すのです。

たぶん私でもそうしたでしょう。

でも、その事とはかかわりなく、バーメイドであるヒロインが、カクテルを作るためにお酒をシェイクするとき、金属製のシェイカーを透過して、彼女の手から、多少なりとも「気」がお酒に入り、風味を変えているはずだと思うのです。


@ 「 忙中閑有り 」!?


(2019.9.3)

私事で恐縮ですが、これから年内は、少々忙しくなりますので、あまり映画も観られませんし、今までのようには書き込みもできなくなりそうです。あしからずご了承ください。

用事が落ち着いたら、又、たくさん映画を観て、レビューやブログを、毎日更新したいと思っています。


(2019.8.31)

@ 鈍いので、何十年も経ってから自覚したのですが、たぶん私も、「おっさんずラブ」 の吉田鋼太郎さんのような上司に、仕えたことがあります。

田中圭さんの立場で。


@ 先日TVで、「山本博さんが、スーパーの店内で、20m先のトイレットペーパーの芯に、矢を通す」という勝負をやっていました。成功するとお客さんに割引特典があるのです。

( ご承知のとおり、山本博さんは、オリンピックのアーチェリー・メダリストです。41歳で銀メダルを取られ、「中年の星」とも呼ばれています。)

そのとき、ちょっとしたトラブルがありました。

矢が、芯の少し外から入り、芯の中へ貫通し、出ていったのです。

これに対し、TV側は「ハズレ」と判定しました。

山本博さんは「え、今の、いけないの!?」と不満顔。

納得できないので、その後、少しぶつぶつ言っていました。

その、ぶつぶつをネタに、さらに茶化すようなTV側。

ちなみに、アーチェリーの試合でも、中心に当てると一番得点が高いのですが、どうしても境界線に当たることがあります。その時の得点はどうするのか。ルールでは、得点は内側(高い方)にすると決められています。矢が少しでも境界線をかすったら内側の得点になるのです。疑義があれば押し問答になる事もあるようです。

山本博さんも、そのルールで考えていたでしょうから、トイレットペーパーの的で、納得できないのは当然の事です。

TV側が、もし、「これは正規の試合ではないので、ルールも違って当たり前」と言うなら、そのルールを事前によく説明しておかなかった問題があると思います。

ですから、「TV側は自分たちの手落ちなのに、山本博さんを茶化した」と言われかねないのです。

追記

これに限らず、最近は、TVのバラエティー番組にアーチェリーが登場することが増えました。

その事自体は、アーチェリーの広報になり、選手のすそ野を広げるという意味でも歓迎できます。

でも、お笑いタレントさんが、ギャグの道具に使うこともありますが、アーチェリーは拳銃なみの殺傷能力がある武器である事を、忘れないでほしいと思います。女子高生が使っているような弓矢でも、70m先の畳を貫通しますし、(ものによっては)5ミリの鉄板を貫通すると言われています。

ですから、手にする時には、それ相応の緊張感が必要です。もし、それが伝わらないような番組があるなら、見る者に誤った認識を与えることになりかねません。

今回は、お客さんもいるスーパーの店内で矢を射っていたわけです。天才的な技と、強い発言力もあるオリンピック・メダリストが監視していたはずですから、安全には万全の注意が払われていたことは間違いないでしょう。

しかし、もし無名のアーチャーが、射場以外で、(むき出しの)弓矢を持ち歩いていたり、あろうことか射っていたりすると、110番通報されることは、まず間違いありません。

追記2

アーチェリーの殺傷能力は、油断すれば容易に事故につながりますが、事件につながる心配は極小です。

素人にはすぐに使いこなせないからです(そういう意味では、「野球のバット」の方がよほど危険です)。

70m離れて的の真ん中に当てるには、何年もの修行と才能が必要です(素人には20mでも容易ではありません)。

もし、それが出来るようになったら、事件など起こすより、トップ選手を目指した方が良いことに、誰でも気づくでしょうから。

追記3

「境界線をかすると内側の得点になる」と言うなら、太い矢が良いかもしれない。そう思う人もいて、実際に使う人もいます。

しかし、矢の材質が同じなら、太いと硬い矢になります。矢は空中を飛ぶとき、魚のようにクネクネと泳いでいきますが、硬いとその泳ぎ方が変化します。

又、矢の表面積が増えると、空気抵抗も違ってきます。

ですから、トータルで考えると、単純に太い方が良いのかどうか、私には良く分かりません。


@ 「 氷河期世代支援の職員3人募集、1800人殺到 宝塚市 」

( 2019年8月30日20時32分 「朝日新聞デジタル」)


(2019.8.29)

「 (考・ヒト×テクノロジー←→ミライ:4)移ろう美意識、脳内に着目 

神谷さんは、頭の中に思い描いたことを脳の反応から解読する研究に取り組んでいる。この作品では、音を聞いたときの脳内のイメージを脳の反応をもとに推測した。いわば、聴覚を視覚に変換したアート作品といえる。 」

( 2019年8月25日05時00分 「朝日新聞デジタル」より抜粋 )

共感覚のイメージと似ているのでしょうか。


(2019.8.26)

@ 9月1日は「防災の日」です。

「防災頭巾」 (アマゾン)

https://www.amazon.co.jp/%E9%98%B2%E7%81%BD%E9%A0%AD%E5%B7%BE/b?ie=UTF8&node=405856011


@ 『 「自首して」「あなたも指名手配」…あおり運転同乗女と間違われた女性が会見 』

( 8/23(金) 18:21配信 「産経新聞」)

  『 タクシー窃盗、誤認逮捕 ドラレコ映像「犯人に似てる」 』

( 2019年7月25日10時12分 「朝日新聞デジタル」 )


(2019.8.24)

@ 映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか 」。

その時、北朝鮮が使うのは核ではなく、「イムジン河」という名の、心理兵器かもしれません。


@ エレキギターの音は、アンプで作られます。人工的な歪やエコーなど、さまざまな加工をした音がスピーカーから流れてきます。エレキギターの音はアンプと一体で評価するものです。

フォークギターの音をアンプで鳴らしてライブをしている人も多いです。路上ライブだと、アンプを通さないと、確かに音が遠くまで飛ばないので、インパクトがないかもしれません。

しかし、そうすると、聴衆はアンプの音を聴かされている事になるのです。

本来、フォークギターの音は生で楽しめるものです。

CDやYouTubeならともかく、私みたいに、ライブの時ぐらい、「生ギターの音が聴きたい」と思っている人も、きっといるはずです。


@ 私が初めて買ったギターは、高校生の頃、近所のスーパーで売っていた8,000円のクラシックギターです。当然、音は値段なりでした。

本当はフォークギターが欲しかったのです。でも、練習を継続できる自信がありませんでしたから、とにかく安いものを選んだら、偶然クラシックギターになってしまったのです。

鳴らしてみたクラシックギターは、フォークギター好きの若者には、音が柔らかすぎました。クラシックの弦にはガットが、フォークの弦にはスチールが使われていたから、弦の固有音が違うのです。私は金属質の刺激的な、ジャリーンと鳴る音に憧れました。

その後、値段が10倍も20倍もするフォークギターに買いかえましたが、音の良さに驚いたものです。

それらのギターも今はありません。

2年ぐらい前に、またギターに触れたくなり、今度はサイレントのフォークギターを買いました。しかし、以前にも書いた通り、(若い頃は何とも思いませんでしたが)練習には、ものすごいエネルギーが必要なのです。今、練習すると、映画のレビュー書きなども出来なくなりそうで、残念ながらギター練習はあきらめ、人に譲ってしまいました。

さらに、こんなことにも気づきました。

青春の夢を取り戻すためには、フォークギターの音色が欲しいのですが、おじさんになった今は、夢見るように柔らかな、クラシックギターの音色に安らぎを覚えるようになった事を。

オーディオでも、若者向きの安価な製品は、総じて元気な音がしますが、シニア向けと言いますか、高額製品は、総じて大人しい音がするものです。20代の頃、そんなシニア向けのスピーカーを「一生もの」として買いましたが、何十年もその価値が分からず、悶々として過ごし、数年前に売ってしまいました。

そして、今になって、その価値が、やっと皮膚感覚で分かったのです。

今朝は、ハープのCDを聴いています。


(2019.8.23)

@ 私の母は、よく「ピーマンの肉詰め」を作ってくれました。

私に好き嫌いはなく、幼い頃からピーマンを七輪で焼き、熱々に生姜醤油をたらしたものを、好んで食べていたものですが、今思えば、母もピーマンが好きだったのでしょうね。

私はサラダが大好物で、今では、ドレッシングをかけない生の野菜を、時にほろ苦い、あの青臭さと歯触りを楽しみながら、青虫のように、黙々と食べるようになりました。

そして、あの青臭さからは、(風に、まだ緑の香りが宿っていた時代の)クラシックのシンフォニーが聴こえてくる気がするのです。


@ 「戦友」という言葉があります。

NHK朝ドラ「なつぞら」でも、戦死した戦友との約束を守るため、動いた男がいて、ヒロインなつの運命も動きました。

命がけの戦地、その地獄で契った友情は、平時では想像も出来ないほど、純度が高く、ダイヤモンドのように固いものなのでしょう。

その文脈で、あらためて「韓国海軍レーダー照射問題」(北朝鮮船へのせどり疑惑も隠れている)を見ると、極めて異常だと感じるのが普通だと思います。戦友から狙われたわけですから。

また、過去にこんな話もありました。

『 銃弾貸した自衛隊が韓国軍に「謝罪メール」?韓国メディアの「難癖記事」に防衛省が反論 』 ( 2014/7/11 18:52 「J-CASTニュース」)

この辺りからの亀裂が、「戦友」としての信頼を失わせたのかもしれませんね。(2019.8.13の再掲)

追記

2019.8.22韓国は「GSOMIA」破棄を発表。

ある意味、韓国の言動は筋が通っているのでは。


(2019.8.22)

先日、いつものパン屋さんが休みだったので、勇気を出してSKE48劇場へ、いや、そのビルにあるマクドナルドへ行ってきました。両者の入り口は隣接しているので、ドキドキしながら。マックでランチしたのは、もしかしたら40代の時以来かもしれません。

トランプさんはマックが大好物かもしれませんが、失礼ながら私はあまり期待していませんでした。しかし、久しぶりに食べたマックは、けっこう美味しかったのです。世界的なチェーン店という事で、棘が抜いてあるというか、「世界レベルで、減点の対象になるものが、微妙に排除されている」ように感じました。

例えば、いつも通っているパン屋さんの総菜パンは、陳列棚で冷えています。もちろん希望すればチンしてくれますが、その触感は、いかにも温め直しという感がぬぐえません。それに、希望しなければ冷えて固くなったものをカジルことになります。

それに対して、マックは、言わなくとも人肌の適温にしたものを持ってきてくれますし、温かくてもベトついたりはしていません。失望する材料は少ないのです。

味も、最上級ではないかもしれませんが、けっこうイケルという事で、カップラーメンを連想しました。ときにカップラーメンよりも不味いラーメン店もありますから、これはほめ言葉のつもりです。

あっ、マックもカップラーメンも、どちらもファーストフードということで、同類でしたね。


(2019.8.19)

「 名古屋の地下街に小学生ギタリストあり 持ち歌200曲 」

( 2019年6月9日10時06分「朝日新聞デジタル」 )


(2019.8.18)

@ 先日、永野芽郁さんがバラエティー番組に出ておられました。

彼女は運転マニアらしく、運転免許証の種類の欄を、すべて埋めるのが夢だそうです。

そんな彼女が、トラックと、ショベルカーと、大型バイクのハーレーを、練習場で運転する企画でした。

助手席に乗った先生の指導の下、トラックとショベルカーはすぐに運転できるようになりました。AT限定免許なのにスゴイ。

TVでも言っていましたが、種類の欄をすべて埋めたいと言うだけあって、彼女には運転センスがあるようです。

( そして、好きな趣味なので、まるで遊園地にいるように、とても楽しそう。)

でも、彼女憧れのハーレーだけは無理でした。大型バイクは重量があり、細腕の女性には重すぎて、倒れそうになった時など、支えられない危険があるのです。これはセンスでは解決困難な問題なので、安全のために、あまり無理をしない方が良いと思います。

それはそうと、ハーレーに憧れる彼女は、中型バイクの免許をすでに持っているのです。

どうして、中型免許取得までのドキュメンタリーを映画化しなかったのかと、少し悔やまれます。

映画を観る時、深刻なドラマも良いですが、映画「カーマイン・ストリート・ギター」みたいな、ライトなドキュメンタリーも、なかなか良いものだと、最近知りましたから。

追記

この気持ちはどこから来るのかと言えば、私も20代の頃に、バイクに乗りたくなった経験があるからなのです。

渡辺貞人さんが宣伝していた「ロードパル」と言う原付バイクに乗りたくて、普通免許を取る前に、原付免許を取った経験があります。

片岡義男さんのバイク小説にも憧れ、本当は中型ぐらいの免許も欲しかったのです。

しかし、一度も二輪に乗ることなく、間もなく普通免許を取得し、四輪に乗るようになってしまいました。

ですから、バイクには、今でも積み残してきた青春の匂いがするのです。


(2019.8.17)

@ 本屋さんで立ち読みをした本が衝撃的でした。

そこには、イングリッシュガーデンと、ナスカの地上絵と、立体迷路を足して、3で割ったような … (どこかバッハ的でもある)図形が書いてありました。

それを模写してもらうと、正確に書けない人がいるのです。実際、その模写もそえてありました。まるで幼稚園児の模写のようでした。とても大人の作品だとは思えません。

絵を模写する時、上手下手があるのは当然です。プロの画家ではないのですから。しかし、地図を転記すると思って評価すれば、地図として役に立たない転記しかできない人は問題だと思います。

本では、学校時代の成績が最下位グループの者たちの中に、「世の中が歪んで見えている人がいる」と結論付けてありました。

そんな人は、人の話を聞いたり、本を読んだり、映画を観たりしても、内容を正しく理解することが困難だと思います。リアルな人間関係の場でも、不協和音を奏でることでしょう。

「話せばわかる」は、幻想なのかもしれませんね。


(2019.8.16)

@ 30代でシュノーケルを始めた時、独学だったので、本を1~2冊買いました。

その本には、「ボートの下をくぐってはいけない」と書いてありました。

浮力で船底にくっつき、溺れることがあるからです。


@ >改めて考えてみると、この映画「シン・ゴジラ」では、「日本はアメリカの属国」だとか、「アメリカに3度目の核兵器を使わせてはならない」とか言って、「いつのまにかゴジラではなく、核兵器を使わせないための戦いに、すり替わっていた」感があります。

( 映画「シン・ゴジラ」私のレビュー追記16より )

リアルでも、日本政府が考えていることは、「日本に三発目の核を落とさせてはならない」という事だと思います。

それが目的。

その手段として、とりあえず「非核三原則と核の傘」を置いたのではないでしょうか。

しかし、必要ならば、すぐ手段の変更ができるよう、政府も準備はしているのだと思います。


@ モールス信号の受信試験は、受信できなければ減点ですが、間違って受信すると減点幅が大きいのです。だから、間違えるぐらいなら書かない方が良いのです。

きっと現場では、受信できないものは尋ねれば良いだけですが、知らぬうちに間違えて伝わったものは、取り返しがつかないからだと思います。

試験では、信号を聴きながら、瞬時にそれを判断していかなければなりません。

迷っていると、次々に新しい信号が流れてきて、パニックになり、気がつくと、10文字ぐらいは、すぐに飛んでいます。

沢山の受験生が、一斉に鉛筆を走らせると、けっこう大きな音がします。咳をする者もいれば、外を走る車の音もする。信号音にもエコーがかかることがあります。有するに条件が悪い。それがパニックの種にもなりかねません。

ですから、自宅で練習するときは、家族が煩い居間で、しかもTVやラジオをつけて行うのが良いのです。

最初のうちは、気が散って練習になりませんが、上達すると、TVやラジオを楽しみながら練習が出来るようになります。

キーボードのタッチタイピングも同じで、横を向いて、誰かと雑談しながらでも、楽に打てるようになるものです。


@ 「おおきな木」は1964東京オリンピックの年に初版された、シェル・シルヴァスタイン作の絵本です。


@ ← なんか、かわいい耳に見えます。


@ 伊藤園さんの「おーいお茶」は、明るい緑の衣装を着ています。

良く見ると、竹をモチーフにしたボトルデザインだからなのですね。上下二カ所に節もあります。

あの色も素晴らしいし、手に持った感じもしっくり馴染みます。


@ 映画を観ている時、いつも少しは寝ています。不可抗力ですが、そんな時は「残念な気持ち」になります。

希に、我を忘れて没頭している事があります。そんな時は、間違いを犯したような微かな自己嫌悪と共に、「おびえる気持ち」になります。たとえ数分間であっても「まんまと乗せられて無防備になっていた」わけですから、怖いのです。私の心の中には、「集中する事へのおびえ」が、いつのまにかプログラムされたようです。

もしかしたら、幼い頃、雷おやじの顔色をうかがって育ったせいなのか、新入社員の頃、鬼の先輩に怯えていたせいなのか。あるいは接遇の多い仕事だったせいなのか。「私のすることを否定する敵」は、いつも周囲にいましたから、まるでPCのセキュリティソフトのような心の状態が、私の居場所なのです。

それに対し、いくら誤字脱字だらけの駄文であっても、文章を書く集中を、私が心地よく感じるのは、集中する対象が、映画や小説のような他者ではなく、自分自身であるからでしょう。


(2019.8.15)

いや、むしろ完璧かもしれません。


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