自己満足していた「受け身」からの挑戦

企業研修の講師歴19年。
北海道の企業500社以上の研修は担当できた。
営業活動0でも口コミやホームページから
2019年は521本のご依頼があり
2020年現在
コロナ禍でも連日のように仕事ができている。

やりきった感じがしていて
もう自分はこれで満足だと思っていた。
だから先日、こんなお問い合わせがあった時は
正直迷った。
断ろうかと思った。
それは

「御社1社に決めることはできないのでプレゼンの上決めたいと思います」
という連絡だった。
生意気にも「え?プレゼン?競合会社と?断られるかもしれないってこと?」
と、嫌な気持ちになった。
何様よっていうつっこみは、自分で何百回としたので許してください。

資料を作ってプレゼンして
手間暇時間も経費もかけて断られたら・・・
と悩んだが
プレゼン研修講師として
やるまでだと覚悟を決めた。

その競合とのプレゼンが先日行われた。
プレゼンのために
入念な準備をして臨んだ。
10名の役員様分70ページの資料を作り
15分のプレゼンと5分の質疑応答。

・お客様のメリットが盛り込まれている具体的な研修内容
・接遇という目に見えないものを目に見える結果提示
・弊社独自のウリ、強み
最後に講師である私自身の個性と魅力を
どう15分の中でアピールできるか。

気づけたことは
今までいかに受け身であったか。
十分研修で結果も出してきたし
ビジネスパートナーもたくさんいるし
わざわざ相見積もりだとか
プレゼン合戦だとかなんか
挑戦しなくてもいいじゃないかと
どこかで傲慢になっていた。
猛烈に反省した。

もっともっとぐいぐいと
攻めて攻めていかなかったら
すぐ追いつかれてしまうのに
安パイでいいと
踏ん反り返っていたら
守り姿勢が板についた
つまらない人間になるのに。

わたしがおもしろいと思う人は
(魅力的な研修講師は)
どれだけ大きな失敗をしてきたかだ。
失敗が大きければ大きいほど
大きな挑戦をしたってことだから。

プレゼン合戦は
正直鳥肌が立つくらい楽しかった。
評価されるって
審査されるって
やばい。
やばすぎる。
めっちゃ楽しい。

プレゼン中に楽しすぎて
ニヤケが止まらなかったほどだ。

役員の皆さまが
どこを見ているのか
何を聞いているのか
どんなことに興味があるのか
私も色々な審査員をしてるので
自分の「目線」と合っているかどうかの
確認もできるし
いろいろな「目線」が把握できた。

ぴりっぴりな審査の中でも
楽しんで
個性を出して
自分全開で
自分のキャラを押し通して
他人と他社と比較せず
自信をもって
笑いまで獲ったぞーーーーー!!!

あああ
ピリピリな空気、好き。
張り詰めた空気、大好き。
審査されるの、大大大好き。

戦略戦術を考えて挑戦して
刺激的な時間だった。
15分で最後の決め台詞を言い切ったあたり
自分で惚れた笑
この決め台詞を言い切ってジャスト15分。
これで締めようとイメトレしていた。
私の中では100点。
これ以上は今の自分のスキルにはない。
結果は後日。

これでダメなら
縁がなかった
実力がなかった
私ではダメだったと
潔く諦めよう。

挑戦させてくださった企業様
本当に感謝です。

まだまだまだ
新しいことにどんどん
挑戦していこう。

まだまだまだな
自分なんだから。

北海道の研修なら青山プロダクション
https://aoyamayuka.com