及川圭哉さんのFXデイトレ大百科でグランビルの法則が使える!移動平均線をマスターしよう
こんにちは、ネットビジネスおかんのユイです^^
及川さんが出している教材「FXデイトレ大百科」は、移動平均線がとても重要です!
上のブログでも書いたのですが、利益確定や損切り・サポート・レジスタンスラインとして本当によく使われています。
移動平均線の理解を深めることは、及川さんの手法をやるなら意識しておきたいところですね!
ブログでは「移動平均線の基本」について書いたので、ここではもう1歩進んだ、移動平均線の上級テクニックである
『グランビルの法則』
について書いていきます^^
これを知っておくと、
「どうして移動平均線へのタッチが重要なのか?」
「及川さんが移動平均線へタッチしなくても逃げる(決済する)のはなぜなのか?」
など、チャートを理解するのに役立ちますよ。
移動平均線のマスターのためにも、ぜひ目を通してみてくださいね。
グランビルの法則を知るとエントリーポイントが分かる
グランビルの法則というのは、1960年にジョセフ・E・グランビルさんが著書の中で発表した法則のことです。
グランビルさんはFXでも有名な
・ゴールデンクロス
・デッドクロス
を最初に考案した人でもあります。
(短期と長期の移動平均線のクロスから、売買ポイントを見いだす方法ですね)
「グランビルの法則」はもともとは株で使われていたのですが、為替にも応用されるようになったんですよ。
何十年経った今でも、広く活用されている手法です^^
グランビルの法則における売買ポイントは全部で8パターン
グランビルさんが発表した売買ポイントは、全部で8パターンあります。
法則1~4までは「買い」のポイント。
法則5~8は「売り」のポイントになるので、それぞれ見ていきます^^
「買い」の法則
まずは「買い」の法則を4つ解説しますね!
【法則①】
移動平均線・・・横ばい、もしくは上向きのかたちです。
価格・・・上昇しています。
価格が移動平均線を上抜いたら買いのポイントです!
このかたちは、移動平均線と価格の「ゴールデンクロス」になります。
【法則②】
移動平均線・・・上昇。
価格は移動平均線を下回りながらも、もう一度上に抜けてきたら買いのポイントです。
【法則③】
移動平均線・・・上昇。
価格が移動平均線に近づくように下落しますが、タッチしないでもう一度上に転じたときは買いポイントです。
【法則④】
法則④は、法則①~③と違って移動平均線は下降していますね。
このように価格と移動平均線が大きくかい離している場合は、移動平均線の位置までの「戻り買い」のポイントです!
「売り」の法則
ここからは「売り」の法則をご紹介します^^
【法則⑤】
移動平均線・・・横ばい、もしくは下向き。
この時に価格が移動平均線を下抜いたら、売りのポイントです。
移動平均線と価格の「デッドクロス」のかたちですね。
【法則⑥】
移動平均線・・・下向き。
価格が1度移動平均線を上抜きましたが、また下抜いたら売りのポイントです。
【法則⑦】
移動平均線・・・下向き。
価格が移動平均線に近づきましたが、タッチできなかった場合は売りのポイントです。
【法則⑧】
これも売りのポイントですが、法則⑤~⑦と違って移動平均線が上昇していますね。
このように、価格の移動平均線を大きく上抜いて「かい離」したときは、
「また戻ってくる」
と考えられるので、売りのポイントです。
ということで・・・
ここまでで「グランビルの法則」8つを一通り見てきました。
・最初の図
・法則①~⑧の画像
これらを一覧で並べてみると、こんな感じです(↓)
2枚目の画像(法則①~④)を見てください。
トレンドが上昇しているときの「買い」のポイントは、法則①~③の3つがありました。
トレンドが上昇しているのですから、基本は「買いだな」と目星がつけられますよね。
価格が移動平均線に近づいたらまず「買い」ポイントです!
そして法則②のように、たとえ一度下抜けしても移動平均線が上向きの場合は、やはり「買い」です。
これは『押し目買い』のポイントと見ればいいですよ。
でも、上昇トレンドの中で例外的に存在する「売り」のポイントが3枚目の画像の「法則⑧」です。
価格と移動平均線は、
大きくかい離すると戻る傾向があるから
なんです。
これは下落トレンドになっても考え方は一緒です^^
次で詳しくご説明しますね。
グランビルの法則は移動平均線の傾きと価格とのかい離を見る
言葉を見ていると難しそうに思えるかもしれませんが、グランビルの法則のポイントは次の2つです。
①移動平均線の傾き
②価格とのかい離
ブログでもご説明しましたが、移動平均線というのは過去のトレーダーたちの
「実際に取引した価格の平均値」
です。
そこには
「投資家の心理」
が織り込まれているので、傾きからトレンドを読み取ることができるんですね。
そして、特に「長期の移動平均線」の平均値は、トレーダーにとって
「心理的に居心地の良い場所だった」
といえます。
なので、移動平均線の価格から実体があまりに離れてしまうと、居心地のいい場所に「引き戻されるエネルギー」も増してくるということです。
だから、大きくかい離しているときは「戻ってくるだろう」という予測がたつんですね。
及川圭哉さんのFXデイトレ大百科では「トレンドの初動」を移動平均線から読み解く
及川さんの「FXデイトレ大百科」では、様々なエントリーポイントが実戦形式で紹介されています。
(上の画像は「FXデイトレ大百科」の動画の一部に、私が自分用に書き足したものです)
パッとチャートを見たときに目につく線が全部「移動平均線」なんですよ。
及川さんは移動平均線の「傾き」や「角度」を本当に重視しているのが、教材を進めていくと分かるはずです。
特に「トレンドの初動」は、わずかな移動平均線の傾きから読み取る場面も多くあるんです。
移動平均線というのはその特性上、どうしても実体から遅れてチャートに反映されるもの。
なので、明らかなトレンドを形成する前段階で早めに察知するのが重要なんですね。
このように書くとまた、難しい感じもしますが・・・
でも、ローソク足だけを見るよりもトレンドを見極めるスキルはつくはずです。
「移動平均線がこのかたちになったからエントリーできる!」
と言える根拠が増えることになりますしね^^
それに、エントリーだけではなくて、利益確定の見極めにも使えます。
色々な意味で、移動平均線は私たちのトレードを助けてくれる指標なんです。
まとめ
今回は「及川さんのFXデイトレ大百科でグランビルの法則が使える!移動平均線をマスターしよう」というタイトルで書いてみました。
私は及川さんの「FXデイトレ大百科」で、かなり移動平均線を重視するようになったんです。
それがきっかけで、チャートをより深く理解できるようにもなりました。
移動平均線をマスターして、ぜひトレードに役立ててくださいね^^
及川さんの「FXデイトレ大百科」の記事はこちらです。
Twitterもやってるので、遊びに来てくださいね。