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【アメリカvsイラン】アメリカがイラン司令官に爆撃

トランプ米大統領
「我々は昨夜、戦争を止めるための行動を取った。戦争を始めるための行動ではない。ソレイマニ司令官が米国人に対する「差し迫った邪悪な攻撃」を企てていた。」と述べ、侵攻ではなく抑止を目的とする判断だったと強調した。

「イラクでイランの精鋭部隊の革命防衛隊司令官が死亡しました。
アメリカ国防総省は大統領の指示受けて死亡したイラン司令官に攻撃を行ったことを認めたためアメリカとイラン両国の間で緊張が一段と高まっています。」
とのニュースが入ってきました。

簡単に言うと
・アメリカがイランの偉い人を殺す
・イラン、激しい報復宣言

アメリカの攻撃の意味が分からない日本人は多いと思いますが、
非常にシンプルに、アメリカは実質上イランと戦争状態になりましたということ。
イラク戦争以来の大型軍事事件です。

しかもイランの何がヤバいかって言うと
ここ20年の内に暴走したどの国家よりもパワーが桁違いに大きい。
イラク、シリア、アフガン戦火の炎が未だ吹き荒れてるこれらのどの国よりも軍事力もマンパワーも強い強い。

もう世界のTwitterトレンド
1位 #WWIII (第三次世界大戦の略)
2位 #Iran (イラン)、
3位 #worldwar3 (第三次世界大戦)
つまりいつアメリカvsイランの大きな戦争が始まってもおかしくない雰囲気。

そういえば1月から日本の
・自衛隊の中東派遣が「閣議で突然決められた」のが12月27日午前。
・イラン革命防衛隊司令官を米国が爆殺したのが1月3日未明。
日本政府は知ってたね。


ちなみに1988年公開の「AKIRA」というアニメの舞台は
・第三次世界大戦で荒廃したが世界が、
・翌年のオリンピックに向けて復興をとげた
・2019年の東京という設定
当たり具合がずごいね。


イランにはイラン陸軍もあって、今回のイラン革命防衛隊というのは何かと言うと
・陸軍はイランを守るための軍隊
・革命防衛隊は現体制(即ちホメイニ師率いる今のイスラム教)を守るための軍隊。
日本で例えるなら自衛隊とは別に安倍総理が自民党軍をもってるって感じのイメージ

しかも陸軍は現体制よりも前からあった前体制の軍で、
それを牽制するために結成されたのが革命防衛隊。
なので革命防衛隊は現体制のために何でもするけど、陸軍は下手したら裏切るかもね。

ちなみにゴーンのおかげでよく話題に挙がるレバノンにはイランと同じシーア派が多いのもあって現地にヒズボラと呼ばれる戦闘のプロの武装集団がいて、この組織に戦術や資金を提供しているのが、イラン革命防衛隊。


からみが複雑になってよくわからなくなってきた。
次はイランとアメリカがなぜ対立するのかまとめてみたい。

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