物理療法セミナー① 物理療法とは何か


   物理療法_______運動療法
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   物理療法_
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    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\;;;\_運動療法
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            _運動療法
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物理療法セミナー

<物理療法の現状>

   物理療法_______運動療法
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「理学療法」とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法。(日本理学療法士会より)
 
脳卒中ガイドライン2009
「理学療法介入」の推奨グレード分類
 『推奨グレード』
  A 行うように勧められる強い科学的根拠がある
  B 行うように勧められる科学的根拠がある
  C1 行うように勧められる科学的根拠がない
  C2 行わないように勧められる科学的根拠がない
  D 無効性や害を示す科学的根拠がある

   物理療法_
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    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\;;;\_運動療法
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物理療法離れが進んだ理由
・よくわからない(学校でもあまり教わらない、機器を操作したことがない)
・面倒(セッティングなど)
・エビデンスがない
・機器がない
・儲からない(点数がつかない、非常に低い)


<「物理療法」って何?>

1.物理エネルギーにより生体反応を導き治療に応用します
2.薬と違い安全性が高く、リスクは低い治療手段と言われています
3.除痛、鎮痛、筋、骨、軟骨など組織修復などに積極的に応用されています
4.整形、リハビリテーション医学の一分野として古くから臨床で使用されています


  Ⅰ:温熱療法 Thermotherapy
  Ⅱ:寒冷療法 Cryotherapy
  Ⅲ:光線療法 Phototherapy
  Ⅳ:水治療法 Hydrotherapy
  Ⅴ:電気療法 Electrical therapy
  Ⅵ:バイオフィードバック療法 Biofeedback Therapy
  Ⅶ:力学的機器を用いた治療法 Treatment using by mechanical equipment

            正しい鑑別
              +
怪我へのアプローチ、効果的な物療エネルギーの選択、肢位
              +
怪我の原因である身体のバランスの改善、効果的なトレーニングの指導

              =
       早期回復と再発しづらい体作りができる

物理療法に何を求めるか?

・早期の疼痛緩和 ← Hi-volt、EMS、超音波、ラジオ波、衝撃波
・深部までの温熱作用 ← 超音波、超短波、ラジオ波
・組織修復 ← マイクロカレント、超音波、ラジオ波、衝撃波
・筋肥大、筋低下予防、廃用性萎縮 ← EMS
・片麻痺の回復 ← Hi-volt、EMS、超音波、ラジオ波

復帰までのプロブレム(物理療法の関与)

・損傷の治癒 ← 直接的
・疼痛の有無 ← 直接的
・関節可動域 ← 間接的
・筋力    ← 直接的
・固有感覚(筋肉の調整能力) ← 間接的
・神経系の活動 ← 間接的
・心肺機能   ← 間接的

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