男性と女性の「マザコン」の違いについて

※偏見ではなく、私見です。女性・男性という表現を使いますが、「すべての男性」「すべての女性」とは思っていないので、ご了承ください。

結論として、男性にとっての「マザコン」は少ないし、女性にとっての「マザコン」は多い、という内容です。
そして私はこの結論に至ったとき、自分の旦那が「マザコン」から「私にとってはマザコン」に代わり、「今後冷静な態度を取れるだろう」という考えになりました。
少しでも、マザコン男性を毛嫌いする女性に、「女性にとってのマザコン」を諦めるきっかけになれば幸いです。笑


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男性にとってのマザコンと、女性にとってのマザコンは違います。
「それ、マザコンやん(笑)」というと、
「いや、別におかんのこと好きちゃうし(笑怒)」と返ってきます。

そして、その返事について、あまり深く考えていませんでした(私だけ?)。でも、考えてみると、すぐ分かりますよね。

そう。男性にとって、「マザコン=母親が好きな人」。

対して、女性にとってのマザコンは、「自分自身(女性)を男性の母親と比較する人」。

つまり、男性にとってのマザコンは、少ない。女性に取ってのマザコンは、多い。

では、なぜ男性は女性を母親と比較するのでしょうか?
答えは簡単。一番身近な女性が母親だからです。

私がこの考えに至ったのにはきっかけがあります。
旅行会社に勤めている友人の40代の女性Aさんと話をしたときでした。
Aさんは、女性との付き合いを億劫に感じている息子(20代)にこう言ったそうです。
「女性にとっての旅行は、『ここに行きたい』と言って、あとは男性に運転してほしいし『足痛い』とか言うもの。旅行先に運転して連れて行ってくれたりする、あなたにとっての『楽しいだけ』の旅行は、私が旅行会社に勤めていて運転を平気で連れて行っているだけだから。」
その話を聞いて、「そうなんですねー」くらいにしか、その時は思っていませんでした。

ただ、一人になって、今日起きた出来事を考え直して、はっとしました。

母親は、弱音もはかない、わがままを言わない。
もし母親が弱音を吐くなら、それはパートナーの旦那様や友人、自身の母親に言うだろう。自分の子どもにはわざわざ、わがままなんて言わないし弱音だって吐かないな、と。

母親にも「足痛い」と言ったり、「運転する姿が格好いい♡」と言っていた時代はあったでしょう。
しかし、それは嫁から母親になるときに少しずつ変わっていくもの。
母親になると、「そんなこと言ってられない」モードに。(半強制的に…)

そうやって、少しずつ成熟した大人になり、母親になった人。
物心ついたときから、一番そばにいるのは成熟した女性の母親なのです。

そりゃ、比較しちゃうか。
自分がプライベートも深く知っている女性が、母親なんだもの。

もしあなたが商品を買い替えるなら、「今の物よりいいもの」、「今と同じスペックだけど新しいもの」を選びませんか?

そして、その「今のもの」と比較する理由は、よく知っていて、現状が快適であるため、買い替えるならより良いものを、と思うはずです。

男性にとっての「結婚=家庭」だとしたら…。

よく知っている今のもの=母親なのです。

そりゃ比較するよね。なるほど。

私の旦那が、自分自身が「マザコン」であることを否定し、それでも私は「マザコン」と思っていた理由が判明。

私の旦那は3人男兄弟。一番そばにいる女性は母親の人。

私は、旦那が「私にとってのマザコン」であると理解しました。そして諦めがつきました。

来世は、自立した男性か姉妹のいる男性を選びたいと思います。今世は耐えます。諦めます。みなさんも、ぜひ諦めてみてくださいね!笑


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