かみなり、とか

かみなり、とか、のことを頭に浮かばせる
雷じゃなくて、かみなり
遠くの雷鳴、遠雷、じゃなくて、とおくのかみなり

ひらがなが好き、と粗く言い切ってしまうのは良くなくて

そのときに省略されてしまう細かい部分に、
雷じゃなくて、かみなり、を選ぶ感覚の広がりがあるから



"わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。"
宮沢賢治

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