240429　アニメ合宿

　今日はレコーディング。セッションのハゲも緊急来日して、メンバー1人ずつ殴っていました。ファッキンテンポ！

　全く知らないアニメ映画を見た。かがみの孤城。軽めでパステルチックな色合いから暗めの話が出てきて、時折ホラーみたいな画がポンと出てくるのでちゃんとビクッとした。全年齢向けエンタメ小説のアニメ映画化な分オタクじゃない人にもリーチできるように、本職の声優さんが数人しかいなかったのもちゃんと工夫が出来ている。
　その数人の声優さんには割とヘイトが溜まりやすいキャラを当てていて、キャスティングした人も偉い。あの辺のキャラを俳優さんにやらせてうっかりドカバカ売れしようものなら、ヘイトを俳優さんに向ける層がいる可能性は大いにあると思ったので……。

　最近は「アニメ合宿」と称してみんなでアニメを見て、その感想を話し合う会を催している。TVシリーズの気になっていた作品や地獄を見た作品、神アニメと言われている作品。

　作業をしたりがっぷり四つだったりと見方は日によるが、仕事帰りやド深夜に2～3時間くらい、そこそこの頻度でやれていると思う。

　楽しむことにも体力がいるなら、全力で楽しめる時間をちゃんと作らないと本当に怠惰な人間になってしまう。youtube shortsとTwitterを往復しているだけで過ぎ去っていく1日が一番怖い、

　脳みそを働かせずに時間を浪費することが一番怖いんだ……。

　退屈は良くないという言説はよく出てくるが、退屈と脳を働かせない浪費は違うと考えている。退屈を作って退屈を愛せる人はむしろ賢いと思うし、その時間の中で思索に耽る脳の働き方をすれば、そこで先々に活きる何かが生まれる可能性は大いに秘めているから。

　脳を殺して口ポカーンしてやる時間から何かが生まれること、ほぼないですからね。せめて少しでも有意義な時間を作りたい、そう思う私もまた、まとめサイトを読んでしまうのです……。