中学生のお笑い修行　漫才【ほうれんそうゲーム】

漫才【ほうれんそうゲーム】

Ａ　どうもよろしくお願いします。れおと申します。

Ｂ　辻と中里です。

Ａ　何で隣の部屋に住んでいる人の名前言ったのか分からないんですけども。小平と遠藤と言うので名前だけでも覚えてくれると嬉しいです。

Ａ　あのー、小学校の時の休み時間ですごく盛り上がったのに、今になって考えるとめっちゃしょうもなかったな。っていうの無い？

Ｂ　今考えるとめっちゃしょうもなかったもの？例えばどんなの？

Ａ　例えばリズム4とか。

Ｂ　あー、リズムに合わせて名前言い合うやつね。

Ａ　あとは、しょーもないすごろく作ってみんなで戦ったりとかさ、

Ｂ　あー。

Ａ　そんな中でも1番訳分からんのは、ほうれんそうゲームかな。

Ｂ　ほうれんそうゲーム？

Ａ　知らん？「ほうれんそうほうれんそう」って言って他の人に渡して。貰った人はまた、「ほうれんそうほうれんそう」って言って、他の人に渡して、を繰り返していくゲームなんだけど。

Ｂ　あー、あったな。「ほうれんそうほうれんそう」って言って他の人に渡して。貰った人はまた、「ほうれんそうほうれんそう」って言って、他の人に渡して、を繰り返していくゲームな。

Ａ　何で同じこと2回言ったんだよ。時間には限りがあるからできるだけ省略していかないと。

Ｂ　思い出したらやってみたくなってきたな。

Ａ　え？いややらなくて良いだろ。そんなしょーもないこと。

Ｂ　いや、1回だけだから。お前からスタートな。

Ａ　まあ、1回くらいならいいけどさ。

Ｂ　じゃあ、スタート！コダから始まるリズムに合わせて。

Ａ　ほうれんそうゲームじゃねぇのかよ！この話の流れでまさかリズム4になるとは思わなかったわ！

Ｂ　イマジネーションが足りないな。

Ａ　黙れ！ほうれんそうゲームやろうよ。やるのなら。

Ｂ　分かったわかった。じゃあお前から、スタート！

Ａ　ほうれんそうほうれんそう。

Ｂ　ほうれんそうほうれんそう。

Ａ　ほうれんそうほうれんそう。

Ｂ　ほうれんそうほうれんそう。

Ａ　ほうれんそうほうれんそう。（うんざりしだす）

Ｂ　ほうれんそうほうれんそう。

Ａ　ほうれんそうほうれんそう。

Ｂ　ほうれんそうほうれんそう。

Ａ　ほうれんそうほうれんそう。

Ｂ　ほうれんそうのポタージュほうれんそうのポタージュ。あ、間違えたー。俺の負けかー。めっちゃ悔しいわー。あー。絶対に勝ちたかったのになー。あーあー。ミスったー。駄目かー。あー。………。あー駄目かー。

Ａ　ごちゃごちゃうるせぇな！！！あとめっちゃつまらねぇじゃねぇか！！！このゲーム2人でやらないほうが良いな！台本ゲシュタルト崩壊起きるわ！！！

Ｂ　ミスったー。あー。

Ａ　しかも、ほうれんそうをほうれんそうのポタージュとは間違わないだろ！どう調理するかは聞いてないわ！

Ｂ　噛んじゃって。

Ａ　文字数変わってるじゃねぇか！いや、もうこのゲームやめよ。つまらない。

Ｂ　チッチッチッ。確かにこのゲーム、このルールのままだと2人で楽しめないよな。ただ、ルールを付け足すことでもっと面白くなるんだよ！

Ａ　本当か？ちょっと気になるから教えてくれよ。

Ｂ　何も教えられなくて…夏。

Ａ　意味分かんないこと言ってんじゃねぇよ。

Ｂ　君は想像できなくて…夏。

Ａ　お前「…夏」って言いたいだけだろ。

Ｂ　改造したゲームのルールはまず、ほうれんそうを3回貰ったら、「わしゃポパイか！」って言うのよ。

Ａ　確かにそんなほうれんそう貰うのはポパイしかいないな。そんで？

Ｂ　6回目貰ったら、「オリーブちゃんありがとう！」って言うのね。

Ａ　それはよく分からんけどな。別にオリーブちゃん以外からも貰ってるだろうし。

Ｂ　それか「オリーブちゃん大好き！」でも良いよ。

Ａ　そこどうでも良い。

Ｂ　よし！じゃあやってみようか。俺スタートで。

Ａ　はいはい。

Ｂ　ほうれんそうほうれんそう

Ａ　ほうれんそうほうれんそう

Ｂ　ほうれんそうほうれんそう

Ａ　ほうれんそうほうれんそう

Ｂ　ほうれんそうほうれんそう

Ａ　………わしゃポパイか。ほうれんそうほうれんそう

Ｂ　わしゃポパイか！ほうれんそうほうれんそう

Ａ　ほうれんそうほうれんそう

Ｂ　ほうれんそうほうれんそう

Ａ　ほうれんそうほうれんそう

Ｂ　ほうれんそうほうれんそう

Ａ　……オリーブちゃん、ありがとう。ほうれんそうほうれんそう

Ｂ　オリーブちゃん大好き！！！

Ａ　やっぱりクソつまんねぇな！！！よくこんなつまんないゲーム作れるな！お前は。

Ｂ　ほうれんそうゲームを改造して、また新たなゲームを作ったから、やってみる？

Ａ　いやいいよ。つまんないから。

Ｂ　ショウロンポウゲーム、スタート！ショウロンポウショウロンポウ

Ａ　（あわてて）ショウロンポウショウロンポウ

Ｂ　ショウロンポウショウロンポウ

Ａ　ショウロンポウショウロンポウ

Ｂ　急にどうしたんだよ。

Ａ　お前じゃあ！！！つまらないゲームばっか作りやがって、ふざけてんじゃねぇぞ！

Ｂ　じゃあ次のは凄い。

Ａ　凄かねぇよ！！！お前が作ったと言う時点で！！

Ｂ　蓮舫さんゲーム。

Ａ　何でそのタイトルで面白い自身があるんだよ！

Ｂ　あ、これあれだよ？蓮舫さんとほうれんそうで、韻を踏んでるんだよ？

Ａ　分かっとるわ！！！舐めてんじゃねぇぞ俺のこと！

Ｂ　これは、ほぼ、ほうれんそうゲームと同じなんだけど、

Ａ　いや、やらないよ？

Ｂ　ただ、3回蓮舫さんを貰ったら、

Ａ　まず、蓮舫さんを貰うってどういう事だよ！！！

Ｂ　3回貰ったら、「2位じゃ駄目なんでしょうか」って言うの。

Ａ　意味分からないだろーが！！！

Ｂ　言わずと知れた蓮舫さんの名言。

Ａ　迷う方の迷言だわ！

Ｂ　それで、このゲームのちょっと違うところは、「蓮舫さん蓮舫さん」って言うときに、「レンポウさん」って言えるの。

Ａ　は？

Ｂ　それで、「レンポウさん」って言われたら、相手は、「レンホウです」って言わなきゃいけないんだよ。

Ａ　意味が分からねぇよ！

Ｂ　じゃあやってみよう。蓮舫さん蓮舫さん。

Ａ　……蓮舫さん蓮舫さん。

Ｂ　蓮舫さん蓮舫さん。

Ａ　…蓮舫さん蓮舫さん。

Ｂ　蓮舫さん蓮舫さん。

Ａ　……2位じゃ駄目なんでしょうか。蓮舫さん蓮舫さん。

Ｂ　2位じゃ駄目なんでしょうか。蓮舫さん蓮舫さん。

Ａ　…蓮舫さん蓮舫さん。

Ｂ　レンポウさんレンポウさん。

Ａ　…蓮舫です。蓮舫さん蓮舫さん。

Ｂ　ほうれんそうほうれんそう。あーミスったー。

Ａ　クソつまんねぇじゃねぇか！！！お前もう2度と漫才のときにゲーム考えてくるな！

Ｂ　何でそういう事言うんだよ！

Ａ　お前がネタ考えると1位取れないんだよ！

Ｂ　「2位じゃ駄目なんでしょうか。」

Ａ　やかましいわ！！！気は済みましたか？

Ｂ　済みました。

Ａ　じゃあ終わりまーす。

両　どうも。ありがとうございました。