【新環境 シティS4 準優勝】白ルギア

1.はじめに(対象読者)

 この記事はクレイバースト・スノーハザード発売翌日(4/15)のシティリーグで準優勝した白ルギアについて書いています。
 ポケカを初めて半年かつ対面で練習してくれるポケカ友達がいないので、今回紹介するデッキは練習の末練り上げられたデッキではありません。(ポケカはやったとしても月3~4回くらいジムバ・トレリ・自主大会に出る程度です。)
 これまでの戦績としてはシティのS2で一度ベスト8に入ったのと、48人規模自主大会で16に入ったくらいです。
 新環境でルギアを使ってみたくて、アイデアを広げたい人は是非読んでみてください。(このデッキが強いかはわかっていません。)

2.環境読み

 使用者が多いデッキをtear1として考えています。ただ、tearは多いと予想してるだけで、大会で当たるとは限りません。このtearを意識しすぎると構築を歪めてしまって動きが悪くなり、勝てる対面にも勝てなくなる気がしています。そのため、デッキ選択・デッキ構築ともに”あまり”tearは意識していません。(ただこんな感じかなと思ってました。)

【tear1】
 ・白ルギア
  ⇒イキリンコ、ナンジャモ、セラピーエネルギーなど強化されたため、  
   増えると予想
 ・サーナイト
  ⇒勇気のお守り、ナンジャモで強化されたため、増えると予想
【tear2】
 ・パオジアン
  ⇒まだ結果が出ておらず、まだ使う人は多くないんじゃないか?と予想
 ・ロストバレット
  ⇒特に強化もなく、ナンジャモの影響で減ると予想
 ・ロストギラティナ
  ⇒同上
 ・ミライドン
  ⇒勇気のお守りで若干強化?
 ・雪道ミュウ
  ⇒常に環境に一定数居るイメージ(1回はあたる)
 ・一撃ルギア
  ⇒白ルギアのほうが現状注目を集めている

 他のデッキは、そもそも当たる確率が低くてデッキ選択・デッキ構築に影響を与えるデッキではないかなと思ってました。

3.デッキリスト

 シティリーグで使用したデッキリストです。特徴的なポイントは下記4つかなと思います。
 ・レントラー
 ・ネストボール×4
 ・博士の研究×1
 ・スタジアム×5

構築でポイントかなと思う点をあげます。

■ポケモン
【ルギア・ルギアVstar×4】
 このデッキは基本的にサイドが「2-1-2-2」や「2-2-1-2」で戦いたいデッキだと思っています。ルギア×2+カビゴン+アヤシシが基本的な戦い方になるので4枚ずつ採用しました。上が3枚だと1枚消えるだけでかなりきついです。

【カビゴン×2】
 対戦の中で1回は使いたいため、サイド落ちを考慮して2枚採用。

【レントラー×1】
 このカードのおかげで逆転できることが増えそうなため1枚採用。雷タイプなことが強い。このデッキは基本的に火力が低い+弱点もつけないため、弱点で火力を出せるこのポケモンはこのデッキにとって貴重です。
 下記ポケモンを一撃で倒せるようになるので、最後大詰めのフィニッシャー的な立ち位置としても活躍できると思っています。

 ・ルギアVstar
 ・そらとぶピカチュウVMAX
 ・パルキアVstar
 ・勇気のお守りを付けたイキリンコ/ネオラント
 
 勇気のお守りを付けたイキリンコ、ネオラントをサイド1のポケモンで取ることはカビゴンではできないため結構重要なポイントかもしれません。
 また、ミラーにおいてサイドを先行されると、なかなか逆転は難しいですが、レントラーはそこに可能性を見出してくれる1枚かなと思います。(シティでルギアに当たらなかったので想像でしかないですが)

【イキリンコ×1】
 ルギアは先行2ターン目にアーケオスを2体おけると、かなりの確率で勝てます。このカードが出る前は、サポートが使えないために先行あまり動けず、先2アッセンブルスターがかなり難しいように感じていました。逆に後攻だと1ターン目からサポートが使えるため、それなりの確率で2ターン目にアッセンブルスターが使えるイメージがありました。
 このカードは先1で博士の研究を打っているようなものなので、これまでの後1のような感覚で先1をプレイできるようになります。先行で強くルギアを使うためには必須のカードじゃないかなと思っています。

■グッズ
【ネストボール×4】
 イキリンコのおかげで先1で打てる博士の研究のような感覚です。(イキリンコがサイド落ちしていたら、新環境前のルギアと思いましょう)
 また、このデッキは基本的にルギア×2、カビゴン、アヤシシで戦い、事前にアーケオスを2体準備する必要もあります。この要求のうち、種ポケモンを確定でもってこられるネストボールは強いです。
 特に前述した内容が大きく、最初に引きたいカードかつ後半も強いカードなため4枚確定です。

■サポート
【博士の研究×1】
 ネストボール×4がある意味、博士の研究×4の役割を担っています。博士の研究は、ほぼ1・2ターン目にしか使わず、後半は腐り札になることが多いです。後半に行くにつれて、手札にエネルギーがたまったり、引きすぎることで山札にエネルギーがなくなるリスクもあります。
 イキリンコが出たおかげで、後半弱い博士の研究を最小限の採用枚数に抑えることができるようになったと思っています。
 ルミナスサインからサーチすることを考えて1枚にしています。

【ナンジャモ×3】
 いつ使っても強いです。ルギアは後半そこまで手札を必要としないので、かなり強く使えると思っています。ルギアにとって一番のドローサポートだと思います。

■スタジアム
【崩れたスタジアム×2、テーブルシティ×3】
 序盤で雪道が張られると何もできずに負けることがあります。それを防ぐためにも多めの5枚採用です。採用枚数が少ないと、序盤でスタジアムを気軽に貼ったり、トラッシュしたりできなくなります。
 イキリンコをほぼ置くことから、崩れたスタジアムはかなり重要です。また、ポケモンを色々持ってくる必要があるこのデッキの性質上、サーチ手段はもっと重要になります。
 デッキ枠の関係で5枚なので、崩れたスタジアムはイキリンコ等で序盤に巻き込んでも良いように2枚採用しています。

■エネルギー
 テンプレとそこまで変わらないかなと思います。ポイントは下記かなと思います。
 ・ルギアVstar×2、アヤシシにVガードを張りたいため×3枚
 ・カビゴンが寝なくなったことからジェットエネを若干減らした
 ・サイド落ち考慮でリバーサルエネルギー×2
  (アーケオスに使えたりするかも)

4.対戦成績

1回戦:フュージョンミュウ 後攻 〇
 ルギアVstarでミュウV、ドラピオンでミュウVMAX、アヤシシでミュウVMAX取って勝ち(ドラピオンで攻撃するときにアヤシシ用にエネを貯められるのが大きかった)

2回戦:ロトムVstar 後攻 〇 
 ルギアVstarを先2でワンパンされた後、アヤシシVでロトムVstarで取り、アヤシシVがロトムVstarに取られる。レントラーでお守りのついたイキリンコを取り、相手ボスを引けずレントラーを倒し、返しにルギアVstarでミライドンEXを取って勝ち。

3回戦:ディンルー 後攻 ✕
 ルギアの特性が止められて、そのままずるずると負け

4回戦:パフュートン 先行 〇
 アヤシシでパフュートンを2回ワンパンして勝ち

■トーナメント(7位通過)
1回戦:アルセウスレックウザ 先行 〇
 アルセウスV、カルボウをルギアVstarで取り、最後にアヤシシでレックウザVMAXを取って勝ち。

準決勝:ミライドン(デンリュウ)後攻 〇
 序盤で相手が事故り、サイドさ遊里のまま進めて勝ち

決勝:パオジアン(パルキア) 先行 ✕
 先2でアーケオス1体しか出せず、ルギアでパオジアンが取れなかったことが一番の敗因。レントラーからめてうまくやろうとするも、サイドにエネがかなり落ちていた+手札に大量にエネがたまってしまい何もできずに終わり。

4.おわりに

 今後、大会の決勝に行く機会はあまりないと思うので、思い出を残す意味でもnoteを書かせていただきました。
 あまりtearの上位デッキとやれていないため、このデッキが強いデッキかはわからないです。ただ、このデッキは不運で負けたと思わないように(なるべく不運が起きないように)したデッキです。もし何かデッキづくりの参考になることがあれば幸いです。

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