プロティアンとの出会い(定年後5年間を振り返って)
第141号(2024年1月10日)
一芸物件の井上さんからバトンを受け取りましたタカさんこと伊藤貴信です。
能登半島地震で被害に遭われた方、また関係者の方には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、昨年10月で定年後再雇用が終了し会社を卒業しましたので、この5年間を振り返ってみたいと思います。お読みいただければ幸いです。
キャリア論との出会い
50代はとても忙しく、定年退職になるその日まで、システムエンジニアとしてプロジェクトの最前線におり、定年後のことを考えられないままその時期を迎えました。
ずっと技術職で仕事をしてきましたので、このまま再雇用に入ると、そうとう視野の狭い人間で終わってしまうだろうなという危機感だけはありました。そこで再雇用にあたり人事部に直訴して、人と関わる仕事に就きたいという希望を出しました。
その結果、社内教育、その中でもキャリア支援の担当になりました。
キャリア支援と言われても、まったく知識がありませんでしたので、まずできることとして、仕事ではキャリア研修の事務局等をしながら、プライベートではキャリコンの資格取得に励み、1年目で無事、キャリコン資格を取得することができました。
2年目からちょうど社内にキャリア相談室ができ、相談員としてキャリアカウンセリングをする機会もでき、すこしずつ経験を積んでいる実感がありました。
プロティアンとの出会い
3年目になって、親会社のキャリア研修が、タナケン先生監修のキャリアオーナーシップをベースとしたプログラムに変わると同時に、自社独自の研修がなくなり、親会社のプログラムを導入することになりました。このためプロティアンキャリアの理解が必要となりましたので、2021年4月にプロティアンキャリア協会の門を叩きました。
自社で主催するキャリア研修がなくなったので、仕事でプロティアンキャリアを周りに届ける機会はなかったのですが、自分自身は大いに刺激を受け、キャリア分野のビジネス資本の蓄積や、コミュニティを通じた社会関係資本の蓄積を行うことができました。会社を卒業する頃には、会社の仲間と同じくらいコミュニティを通じた仲間や居場所ができていましたので、喪失感なく卒業することができました。
そしてこれから
定年後はそれまでと違う仕事をしたいという思いから、たまたまキャリア論に出会い、さらにプロティアンキャリアに出会ったことで、多くの新しい仲間とつながり刺激を受け活動したことで、5年前には想像できない状態にあることは確かです。昨年9月のルート66走破も、新しい仲間との出会いあったからこその出来事だと思います。
会社を卒業したこれからは、仕事でのキャリア支援はお休みし、新たな分野で貢献すべく充電中です。今取り組もうとしていることが生涯を通じたライフワークになるかはまだ分かりません。でも今は、新しいことにチャレンジすることにとてもワクワクしています。
プロティアンキャリア、ありがとう。あなたに出会って変わり続けることができそうです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、免疫対策の専門家、堀川英介さんにバトンをお渡しします。
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