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君の背を押せる日を待つ

家から歩いて五分足らず
夕日が当たる公園で
君の笑い声が響くころ
そろそろ帰るよ と声をかけても
ジャングルジムから降りない君に
ブランコして帰ろう と促して

一から百まで君の背を
押しては返す君の背を
通して感じる体温を
抱きしめる日を待ちわびて

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