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3連休を駆け抜けました(9/23~9/25)

表題の通り、お笑いオタクとしてこの3連休を駆け抜けたので忘れないうちに書き残します。忘れてしまう前に。

前置き

夜行バス至上主義なので、22日の夜から東京出発。朝早く梅田に着きそのままサウナに行くまでがルーティーンになってきました。いくら夜行バス好きでも体バキバキには抗えない。その後、別に遠征先でしなくてもいいのではというでかい買い物を2つして、映画を1本観る。大阪に行くのも新宿に行くのも同じ感覚。そんなこんなしてたら時間です。

【劇場】本公演3回目(9/23 16:00)

黒帯初めてのなんばグランド花月の本公演。これはどうしても行きたかった。好きになった人たちが上り調子であればあるほどこちらの健康にいいので、寿命すら延びる気がしてくる。ありがたい。普通に考えて本公演のチケットを先行で取るなんてオタクくらいなので、今回はA列真ん中になってしまい若干の萎えを感じましたが、本気度の高いオタクに見守られるのも楽しかろうと気持ちを奮い立たせました。
私自身も初めての本公演で、まずは西川きよし、まるむし商店、海原やすよともこあたりを普通に見られてうれしかったです。西川きよしもやすとももアイドルみたいな歓声に迎えられててさすがと思いました。笑い飯やガクテンソクは前述の人たちよりも「ネタ」感があって最高だったし、どんなところでもウケるんだろうなあれは。貫禄そのもの。新喜劇もがっつり見たのは初めてで、島田珠代のパンティテックスを目の前で見られたのはありがたさに拍車をかけた出来事でした。
そして黒帯ですが、当然のようにトップバッターでしたけど、めちゃくちゃウケてましたね。面白いのはもちろんですけど、大西さんのカミ具合からもそれなりに緊張しながらも余裕もあって、よくある赤子チャンスでも、てらうちさんが「俺のプリンス聞いてってな」で笑いを取ってたのが印象に残ってます。10回クイズって私自身は久々に見たネタだったけど、前見た時からも変えていて展開分かってもしっかりと笑った。最近感じてなかった寄席のネタっぽさも良かった。

本公演、緞帳が開いている状態が結構続いてからおもむろに電気グルーヴ『ポケットカウボーイ』が流れてきてかなりぐっときてしまった。そんな感動する曲じゃないのに。

【劇場】漫才至上主義(9/24 21:00)

台風に影響での新幹線ストップにも関わらず朝11時の神保町寄席にどうやって辿り着いたのか謎でしたがどうやら飛行機で来れたそうで、この日も黒帯さんは神保町3ステ、無限大で2ステの大忙し。かくいう私は夜行バスのため本当に無傷で東京には戻れたのですが、眠かったのもあり漫才至上主義だけ行きました。

今回のゲストはママタルト。そして最近席運が著しく良い私はまたもやA列で、大鶴肥満さんを浴びました。いつもは真ん中より後ろ目で見ることが多かったから笑い声を体感できたんだけど、逆に自分が前にいるとほかの人の笑い声がそこまで感じられなくて、いつもより静か目だなと思ってしまった。でも実際は数日前の祇園花月の本公演でダダ滑りして「芸人向いてないかも」って思ったことを一転して「芸人向いてるかも」と思えるくらい一番ウケてたらしいです。
黒帯のネタは、じゃんけんと占い。じゃんけんはたぶん安定して笑いが取れる今年のネタって感じなんだと思う。久々にみた占いのネタは毒がかなり強くなってて滅茶苦茶だった。好き。女てらうちしか勝たん(死語では)
黒帯っぽいなって100で思えるのってなんかすごいなと思うんだけど、その理由の一つが、別に女はうっといけど、男が上とかそういう話をしているわけじゃなく、これはあくまで「ありそうでなかった女あるある」をうまいことついてるってだけ、というところかなと思ったりしている。女は歩くのが遅いっていうのが原始的かつ、くだらなくていい。私も足が遅い女うっとい。
次回の東京開催は11/12ということで初めて外せない別件(大阪)があるという事態に陥り歯ぎしりをしています。代わりにみんな見に行ってください。

【劇場】大宮寄席その壱、その弐(9/25 13:00、15:00)

こちらも黒帯初上陸の大宮ラクーンよしもと劇場。これも記念受験的なノリでチケット取ったけど、レイザーラモンとかライス、相席スタート、蛙亭が出てて、「ルミネっぽいな」というのが率直な感想でした。うれしい。そこまで意識はしてなかったのに、ダイタクの寄席こなれ感に貫録すら感じたし、ダイとタクは今日でどっちがどっちだか覚えられた気がするまである。本当に。
黒帯は初回出番と言えばの女の子紹介とじゃんけん(思い出すのに10分かかった)安定の二本。場所が慣れてないからか、ほぼフリートークなしでやってました。それにしてもいつ見てもいいな、大西さんのぺって唾吐くジェスチャーと美魔女ポーズ。

【劇場】相方クイズで双子コンビに勝つことができるか、元々は他人のコンビが相方愛だけで挑むライブ(9/25 17:00)

ほぼコンビ愛選手権のコーナーライブ。Dr.ハインリッヒとダイタクがいるというだけでVSになっているけど、「思い出が多すぎて」って言ってた双子チームが面白かった。配信があるのでこれは見てくれしかないけど、Dr.ハインリッヒが都度大喜利みたいなマジ回答してて良かった。出演者のトットや黒帯には同級生コンビの良さもちゃんと感じる。あと、元も含める関西の芸人が多い中で唯一の純粋な東京芸人のダイタクが些細なことをノリにして笑わせててすごいあと。それにしても誰目線の感想なんですかこれは。
この中で、「一番ウケた時」「一番スベッた時」に対してコンビで答えを合わせようとするんだけど、この回答で黒帯がいかに濃い1週間を過ごしているかわかります。おもしろ。

【劇場】黒リッヒ(9/25 19:00)

いくら2組そろっているからといってまさか大宮で「黒リッヒ」を見られるとは思わなかった。これも配信あるし、配信をたくさんの人に見てほしいからこんな夜中にnote書いてるみたいなところがあるので、お願いします。
Dr.ハインリッヒの幸さんがおやじギャグで漫才を落とすの好き。今までのセンスというのかニュアンスというのかを自分で滅茶苦茶に壊しにかかる感じが良い。
黒帯のネタはなんだかんだよく見る10秒ゲームと久しぶりの週刊誌。週刊誌のネタは自転車のくだりでかなりウケてたけどあそこ私も好き。あの俳優には小者感しかない。
ネタの後はいつも通りトーク。トークテーマを事前に募ってはいたけど、2組揃えば話尽きることないのでその空気感も良かった。本当に見てくれ。

ところで紫の照明のくだり伏線回収だったんだって気が付いて一人で笑ってる。

ということで西へ東へと移動し、間で友達とご飯を食べ買い物をし、劇場で6つライブをみたのがこの3連休でした。終わらせたくないのにそのうち日が昇ってしまう…

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