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B. 網羅構造 2024最新傾向(問題&解説)

※こちらの記事は以下マガジンに収録されております。



こんにちは、Kiemaです。
今回は網羅構造(論点設計)が出題される某ファームの、最新傾向を踏まえた例題&解説をしていきます。

と言っても特別大きな変化があるわけではなく、引き続き
・網羅構造 が出題される(一定ビシネスケース寄りになってきている)
・網羅構造は「新規事業系」〜「公共系」の5つに分類される
という点に変わりはありません。

ただ、問いの形式に変化が見られたり、網羅構造/ビジネスケースのハイブリッドのような色が強くなったりと、一定注意が必要です。

今回はそのような最新傾向を踏まえ、4題解説をしていきます。
よろしくお願いいたします。


1. 「誰に何を聞けばよいか」という問

「××の要因を特定するためには誰に何を聞けばよいか」といった問を25卒からちらほらみかけます。この問の意味や、特に留意すべきポイントを解説していきます。


問題

クライアントはキマホテルというインターナショナルなホテル。近年売上が落ちており、下落要因についてディスカッションをしている。クライアントは原因は3つあると考えている
・新規参入ホテル(サウナ付き)への顧客流出
・朝食/夕食の利用客減少
・ホテル予約サイトでの口コミ低下
原因はクライアント内でも意見が割れている。

あなたはもっともらしい要因を特定するため、どういった人に何を聞くべきか、なぜその人に聞くのかを考えてください


まずはポイントを端的に説明すると以下になります。

ポイント

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