映画「カラオケ行こ!」公開御礼舞台挨拶(ティーチイン付き)レポ 2024/01/27

カンサイ行こ!


ということで、ついに関西にも来てくれます。舞台挨拶!!

ひょー!!


舞台挨拶やティーチインの内容とは関係ないこともたくさん書いてるので(自分のための覚書がメインなので)、目次をつけてます。


私の愛するgoは残念ながら来ませんが、初見で衝撃を与えてくれた聡実役の齋藤潤くんと、あの素晴らしい映画を作ってくださった山下監督と、出番は少ないながらも聡実なき合唱部をフォローしてくれた中川役の八木美樹さんと、なんと!あの!!映画を見る部の栗山役の井澤徹くんが来るというではないですか!!!


そら行く。すぐ行く。行けるだけ行く。


なになに…なんば、うん、あまがさき…無理か…、京都、うん。

よし!取れるかわからんけど、難波と京都のチケットとろ!


~中略~


うわあああ取れたああああ

何度か席クリックしたのに奪われて、キエエエエ~ってなってたけど、最終買えた~。


売り切れ順を見てると、

T・ジョイ京都>TOHOシネマズなんば>尼崎の劇場

の順のサイズ感だったのかな。


わーい。全部初めての映画館だ。楽しみだな~。


私はMIU404から綾野剛にはまって、それからじわじわ追いかけてますが、居住地が関西なので、勢いときっかけとタイミングが合わないと東京を中心とするイベントには参加できないのでいろいろ無理やな~と諦めることになります。

今回もgoさん来てくれたら嬉しかったですが、作品そのものも好きですし、和山やま先生の単行本は出ている分はすべて購入、読破してます。

ただ、和山先生の作品に限らず、書かれているわかりやすい部分しか読み取れないので、ただただ、「おもしれえ~~~!」と読んでるだけのファンです。

そんな中、映画「カラオケ行こ!」を観て、

「おっ…おもしれえ~~~!!!しかもなにこの…惹き付けられて離れられない感じ…!!!ヤバい!今すぐまた観たい!!!goに限らず!!(goはマスト)」

となっちゃったので、goはいなくとも、ティーチインとなればますます行くやん!!!なわけです。



そして当日。

今日は歩く距離はそこまででもないので、足元かっこよく革靴に。

そしたら…えっ……なんか、靴下との相性が悪すぎて、右足の靴下、歩いてるだけで脱げてくんですけど…。

最寄りの駅まで歩くだけで何回くるぶし丸出しになんねん。

しかも、足首の部分に穴空いてる…!!!


こんな、こんな状態の靴下をはいて、私はあの、あの皆さんと面と向かうの!?

いや、大丈夫…何故なら私は地下鉄御堂筋線の天王寺駅の近鉄からの連絡通路側の改札前に、靴下屋があることを把握しているから…。

落ち着け…。あとは10時を過ぎてるかがラインだ…(営業開始時間)


到着!10時過ぎてる!

いつもとは違うが通ったことのある順路で地下鉄に向かう…が!

く、靴下屋が…!!ミスドになってる…!!!


ここで甦る記憶

(そうだ、靴下屋はもう何年も前になくなって、謎の体験エリアになったかと思ったらヘアアクセ屋なり、ついにミスドがきて、おうおう、狭小物件やなあ…とか横目に見てた…やないか!!!)


がーーーーーん。

当てが外れて、無になりながら時間を無駄にできないので地下鉄に乗る。


…いや、行き先はあの難波だ。

難波だよ?あの山のように店がある、しかも地下通路に溢れんばかりの店舗のある、あの難波だ…。

きっとどこかに、映画館までにあるはずだ…靴下を取り扱っている店舗が…!!

ただ、まったく当てはないが…!!


TOHOシネマズなんば本館へは11番出口が近い、とマップに案内され、近い改札からその方面に歩き出したその時!


tutuannaやーーー!!!

あったよ!靴下を取り扱っている店舗!!!

三足も要らないけれど、歩行自動くるぶし丸出し現象再び、になりたくないので、系統の違う三足を買い、一応二足の値札を切ってもらう。


はーーー、よかった。

(この後、映画館が商業施設内にあるタイプで営業時間前のために入り口がわかりにくいのと、エレベーターに長蛇の列と、一瞬心臓を締め上げられる事象が続く)

(この後履き替えるためにトイレに行きたかったが、トイレも長蛇という事象も続いた)

無事、履き替えました…。よかった…。


さて…

初日舞台挨拶と同程度の規模なのかな、かなり大きなスクリーン!

大きなスクリーンでの観劇体験はよいです…。歌が大きく関わってくる作品だし、それぞれの声も…。

ただ、大声にビクッ!!としてしまう質なので、もう8回目くらいなのに(さすがに慣れてたのに)何度か席を揺らしてましたね…。



◇TOHOシネマズなんばでの回

※記憶違いやニュアンスの違いがあると思います。


・登壇者は岡聡実役の齋藤潤くん、中川さん役の八木美樹さん、栗山役の井澤徹さん(なんばのみ)、監督の山下敦弘さんの四名。


・プロデューサーの大崎さんが司会。はきはきと聞き取りやすい。(プロデューサー四人いるんだな…この後に観た回でエンドクレジットを見た)

・マスコミの取材が入ってた!明日とか、関西系で流れるのかな…。でも多分ムービーは一台だったので…ネット記事とかかな??

→丁寧なネット記事が出てました。

→齋藤潤、八木美樹、井澤徹、山下敦弘監督が登壇! 映画『カラオケ行こ!』 大阪ティーチイン付き舞台挨拶レポート - NEWS | ぴあ関西版WEB https://kansai.pia.co.jp/news/cinema/2024-01/karaokeiko.html


・登壇した齋藤くん、えっ、ブラックコーデですか!!?光が当たるとネイビーと分かり、ちょっと…安心…。(なぜ…(笑))いや、ここまでの宣伝ではホワイトコーデな齋藤くんばかり見てたので…刺激が強くて…。


・最後の方、大崎さん?監督?「皆さんがたくさん見てくださるとまたこういった会える機会を作れるかも」


・何かの質問の中で

齋藤くん「合唱部のみんなといるときは気を抜けるというか、そんな感じで過ごせました」


・映画を見る部のシーンは二日で撮影した

・中川は原作にいるが台詞がなく、栗山はオリジナルキャラ。現場で作っていった。


・八木さん、井澤くんは関西出身

・監督「大阪が舞台なのに撮影は大阪でしてない。だから大阪のお客さんに会うのが怖かった…」そんな(笑)

・齋藤くん「皆さん、関西弁、どうでしたでしょうか…?(恐る恐る)」万感の拍手

・齋藤くん「初めての大阪(関西?)での挨拶だなあ、関西弁で…とも思ったんですけど、緊張するので(笑)、やっぱり僕の…地元の言葉で(笑いが起こる)話させて頂きます」

すっごく考えながら話してくれてるよな~と相変わらずの印象。


・八木さん「齋藤くんはほんとに関西弁、め、ちゃくちゃ練習してました。元々関西弁を話してる自分からしたら全然気にならない部分を、「これってこうですか?」「違います」「これってこうですよね!?」「違います」(笑)っていうのをずっとやってました」

・プロデューサー大崎さんから、齋藤くんの関西弁は何点?と聞かれて、

井澤くん「(何点なんてつけるなんて、と恐縮しながら)百点ですよ…!」


・中川の「わ~だ~」が人気。特に「子守り」のシーンが挙げられてて、「私も子守してほしい」などの評判。中川は何が難しかった?

八木さん「原作も全部読んだんですけど台詞がないので、どうしよう…となって、でもそれは監督と話しましたね」

監督「そうですね。栗山も原作にはないキャラなので、現場で作っていきましたね。「わ~だ~」は脚本にあったんだっけ?」

八木さん「ありました。あっ、でも、一つ…。一ヶ所変えたところありましたね」

監督「元の台詞から変えて(わ~だ~を)一つ増やしたんだったね」


・映画を見る部の栗山も人気。私も映画を見る部に入りたい!(井澤くん「おっ!」と嬉しそう)や、聡実が唯一本音を話せる友だちでもありますが、栗山をやるにあたって難しかったことなどありますか?

井澤くん「栗山は感情が表に出ないので…そこが難しかったです。和田くんが映画を「動画」って言うシーンなんかは、もう、ぶちギレてやろうかと思ったんですけど、それは栗山じゃないから、こう、うちで(燃えたぎる、みたいな言葉だったような)…しましたね」


・八木さんは完成披露試写で登壇経験ありだが、井澤くんは今日が初。

井澤くん「緊張してます…」

でも笑顔。最後の挨拶で「楽しかったです」と締めくくってくれてよかった。

八木さんは髪型が違うともうわかんないけど、声が中川さん!

齋藤くんはさすが場馴れして、爽やかまぶしい可愛い笑顔で嬉しそうに客席を見ていた。

山下監督は相変わらずゆるキャラ的可愛さがあった。


以下、ティーチインでの質問です。思い出した順に記載。

▽映画をみる部の撮影エピソードは?

・二日間の撮影

・齋藤くんと井澤くんは同じ系列の事務所(齋藤くんの「系列」という表現に笑いが漏れる会場)

・主に齋藤くんが関西弁が不安すぎて、トレーナーさんに「これ合ってますか!?」徹くん(と呼んでた)に「合ってますか!?」と確認してた

・楽しくおしゃべりもしてた

・合唱部のシーンを撮影していたのとは別の学校で撮影していたので、井澤くんは「聡実」と「和田」にしか会ってない。孤独ななか頑張った。その孤独な感じがよかった(監督)

・齋藤くん「あの卒業式のシーンになっちゃうんですけど、(映画を見る部のシーンとは違うかもしれないんですけど、すみません、と断った上で)聡実が「よっ」って入っていったときの栗山の笑顔が好きで!あの、「ふっ」って感じの(実演つき)。わかります!?」(会場拍手)

・井澤くん「僕がNG出したりしましたね」
齋藤くん「あったっけ??」
井澤くん「ギャング団のシーンで…『今は殺し合いしとる』って殺しあってることになっちゃったり(笑)」

・中川の、「わだ」が五回あり、うち、四回は話題にもなってる「わ~だ~」。イントネーションそれぞれ少しずつ違ったように感じたが、その具合については監督と相談?八木さん独自で?(五回、などでみんな驚いた顔をしながら聞いてた)

八木さん「五回って、今改めてそうだなって気づきました。多分…話してないですね?」

監督「そうですね、八木さん自身で」

八木さん「和田の調子をよくしなきゃいけないんで、それで調整したり…。基本は、わーだー!って慌てた感じになると思うんですけど、ちょっとワントーン上げて、元気になるように明るくしたりしてましたね」

齋藤くん、マイクに乗らない声で「すごい…」と腕拍手。


・聡実くんは反抗期だと思うが、ツンツンしたりしていたと思うが、皆さんの反抗期がどんなだったか聞きたい

ちょっとざわっとなる会場と驚き笑いをする三人。ちょっとして

監督「…俺も!?」

全員聞きたいです!(質問者さん、うれしそうだった)

監督「もうなん十年も前のことだから…。…親に「のぶくん、のぶくん」って呼ばれてたんですよね。それがいやで。小6くらいで「くん」ってやめてくれよってなるんですよ。「のぶってよんでくれよ!!」って。それで、デパートとかで不機嫌になったりしてましたね」

齋藤くん「…ない……ですね…。あ、ぼく、「ぼっちゃん」って呼ばれるんですけど」

ざわつく会場

大崎さん「それは親から?」

齋藤くん「あっ、違います!知人から…」

知人!?

齋藤くん「そういうときに、「ぼっちゃんってやめて!」(小さめの声でぎゅ!と拳を握りながら俯きながら)ってなりますね」

八木さん「私もないです…。私、おばあちゃんとよく喧嘩して、おばあちゃんも一緒に住んでるんですけど、さしもの習ったりしてて、ここに通さなあかんよ、って言われてるのを守らない癖があって、それで言い合いになったりします。でも、家族を巻き込むようなことはないです(笑)」

井澤くん「僕も、ない、です…。反抗したい気持ちはありますが、親に頼らないと無理なので…(笑)親に感謝しつつ(齋藤くん拍手)、…実は反抗してるみたいなことはしてましたね。洗濯で、あ、これ、ティッシュ入ってるやろうな…って服、ティッシュ出さないまま…(笑いとざわつきに包まれる会場)だめなんですよ!もう絶対やってほしくない!絶対やらないんですけど!してましたね…」


ラスト

・齋藤さんに聞きたい。とても素敵な映画で、聡実くんの紅もすごくよかった。かすれやシャウトのようになっていたところもあったが、ちょうど変声期でもあったと聞いた。あれは変声期ゆえ、か、芝居も入っているのか?

・紅をレコーディングしたのはクランクイン前

・歌ってみるごとにそのかすれや裏返りが出る箇所が変わってしまって、歌の先生とも相談してた

・変声期のなかで向き合い、それがあの紅という形になった

齋藤くん「大丈夫でしたかね、僕の紅…」にこっ

万感の拍手



・最後の挨拶

監督「どんな作品を作るかもあるけれど、どんな人と作るかが大切だと感じている。満足度の高い作品になったのは、いい人たちと作ったから、いい映画になったんじゃないかと思う」

齋藤くん「本当に、見に来てくれる方が毎日、毎日いて、それで毎日、毎日幸せにしてもらっている。まだ、公開中なので、友だちを誘ったり、また広げてもらえたらと思う」

八木さん「どんな年代の方も入って楽しめる作品になっていると思う。何度もみたくなる、中毒性のある作品だと思う。何度も楽しんでほしい」

井澤くん「舞台挨拶に立つことができたのも作品があったから、是非楽しんでほしい」(ごめんね…曖昧)



楽しかった…。

齋藤くん、すごく眩しく輝いていた…。

八木さんはコメントがまとまっていてすごい。打ち返しに慣れているように感じる…。グループ活動の影響もあるのかな?

山下監督は引率者かつ同列?な感じでとても雰囲気よかった。

プロデューサーの大崎さんも気さくそうで、いろんな情報を質問に絡めて教えてくださり、ありがたかった。


よし、次は京都です!!

大阪から京都って結構近いんだなあ。梅田まで出たらJRで一本、快速に乗れたのもあってあっという間だった。


遅いお昼ごはんを食べて現場確認と発券に向かう。

前に追いかけていた方々のイベントで行ったイオンモール京都…くっ…(思い出に引っ張られる)

T・ジョイ京都は同じ階に駐車場があって通いやすそう。

そして分りやすくスクリーンが多くて、すご~い。人もすんごい多い…。都会…。

舞台挨拶があるスクリーンもめちゃくちゃでかい。

・T・ジョイ京都のスクリーン10、恐らく音響がよすぎて、聡実くんから合唱部の教本をもらって練習した狂児の歌声がオペラ張りで笑った。

◇T・ジョイ京都での回


※記憶違いやニュアンスの違いがあると思います。似た分野の質問が複数あったので、その質問で出たのではない回答で書き出してるかもしれません。


・今日行った三つの会場の中で一番大きかったようで入ってきたときに齋藤くんが「おお…っ!」と声を上げていた


・最初の挨拶で

齋藤くん「ちょっと質問なんですけど…今日の舞台挨拶に来てた方、いますか?」

大崎さん「他で、ですね」

中程の列からの前方しか見えなかったけど、パラパラと手が上がる

齋藤くん「うわっ…!ありがとうございます…!」


・ティーチイン、京都で本日三回目の舞台。慣れました?

八木さん「裏で聞かれたときに、はい!って言っちゃったんですけど、慣れてません…」

齋藤くん「慣れてないですね…。でも楽しくできたらいいなと思います」(か、楽しいです、みたいな)


・なんばよりもさくっと、ティーチインに入りました


・難波でも思ったけど、みんな質問の構文が上手すぎてビビる。雑誌の質問コーナーの企画担当とかしてます?


・齋藤くんはクランクインの前の期間で、関西弁と歌の両方の指導を受けてた

監督「そんなに長い期間じゃなくて短く集中して、だけど、当時は当たり前のような顔してたと思うけど(山下監督が)、ほんとに頑張ったよ」

みんなで拍手


・カラオケボックスはヤクザでも笑っちゃうくらい等身大になってしまう場だと思うのですが、皆さんが等身大の姿になれる場所は?

大崎さん「監督…」

監督「僕はもう、等身大とかじゃないので」(お二人に…)

齋藤くん「等身大…等身大にな…??」

監督「素になるってことかな」

齋藤くん「家ですかね…一番自然…あとは学校ですね。同年代の子たちとわしゃわしゃ…?わきゃわきゃして。僕、こんな静かな感じになってますけど、学校だと一番うるさいタイプです」

最後の一言が意外なのもあって忘れそうになりますが、わしゃわしゃからわきゃわきゃの修正は修正になってない感じが…(笑)

八木さん「家ですかね~。お風呂が一番素です。お湯に浸かってるときはなにも考えず、無、な感じで」


・毎回チャーハンを食べていた聡実くんのように、カラオケで必ず食べるもの、飲むものは?

監督「昔はカラオケもよく行ったんですけど、僕、喫煙者で、すごい量吸うので、もっぱらスナックですね。なので、アルコールですね!」

ここから酒と煙草ネタが連続する(笑)

齋藤くん「僕は、自慢しながらチャーハン食べます!(すごくいい笑顔で)飲み物も飲んだり…」

八木さん「私は飲み物は、ホットの柚子茶を頼みます。喉にいいので。あと、ポテトフライですね。ごはんはおうちで食べたい派なので、(他の)食べ物は頼みません」

大崎さん「今、ポテトフライで突然思い出したんですけど、齋藤くん、油…がいいとか言って、唐揚げ食べてなかったっけ?」

齋藤くん「…え…!?」

大崎さん「紅のレコーディングのとき、唐揚げじゃなかったっけ…」

監督?「ファミチキ?」

齋藤くん「ああ!!ファミチキ!食べてましたね!!油が喉にいいって言って、途中で…食べてました。喉に油を入れてましたね」

そんな通説あるのか…!


・カラオケで必ず歌う、十八番は?あ、監督はスナックで(笑)

監督「まずは様子を見るんですよね。スナックのお客さんが、ご高齢かなと思ったら加山雄三を歌ったりして場を馴染ませてね、様子を見ながら…。べろべろになってきたら、薬師丸ひろ子さん歌っちゃうんですよね。あと安全地帯。好きです」

齋藤くん「僕は、先にも言いましたけど、必ず歌うのは紅ですね。エネルギーがあり余っていたら最後に体力使いきって帰ります(笑)」

八木さん「私は元々グループ活動をしていたのでその歌を歌ったり、そのときどきで、決まってないかもしれないです。あ、あと、さくらんぼ(ポーズをしてくれる)」

大崎さん「齋藤くんはクランクインの前に綾野さんとカラオケに行ったんですよね」

齋藤くん「はい、行きました。綾野さんと…」

大崎さん「紅を歌ったんですよね」

齋藤くん「最後に…デュエットしました…!!(めちゃくちゃ嬉しそうな顔とたまらない感じの体の動きと思いを込めた言い方)」

大崎さん「めちゃくちゃレアですね」

齋藤くん「はい、最初で最後の紅でしたね」(最後…)

大崎さん「他にも歌ったんですか?どんな歌を?」

齋藤くん「僕は歌える歌を…一曲ずつ、交代しながら」

交代…しながら…!?綾野剛が…交代…しながら…!!!

あのっ!綾野剛は何を!!!(乱入して連れ出される人)(そんなことをする勇気はない)


・自分が出ていないシーンで好きなシーンは?監督は聡実と狂児のシーン以外でお気に入りは?

齋藤くん「あの、僕、出てないシーンがほぼなくて…」(質問者さんも、あっ、そうか!…と)「これくらい(左手の指を広げる)ですよね。合唱祭の和田が壁にもたれ掛かってて、中川さんが『和田、いける?』って聞いて、『やったるわ』っていうシーン、好きですね。あのシーンは僕も監督の横で見させてもらってました。

あと…狂児の回想のシーン、やっぱりいいですね!名前の…。お姉ちゃん!好きなんです。『アウトや』(真似する)のとこ(笑)」

大崎さん「八木さん、学校パートとヤクザパートは日程も分かれてましたけど…」

八木さん「でも、学校でも映画を見る部はまったく見てなくて、あのシーン好きです。合唱部は団体芸じゃないですか。映画部は自由。あの暗くて小さいところで映画見たり、私も幽霊部員になりたかったなと思います」

監督「僕も、映画を見る部のシーンは好きですね。多分、聡実くんと栗山は普段から話すようなそういう(タイプの)仲良い感じじゃない。卒業式後も、顔出しとくか、っていう感じなんだろうなと思う。なかなかない関係」


・齋藤くん、八木さんはどんな大人になりたいですか?

八木さん「いつでも優先座席を譲れる大人になりたいです。あと、自分のことを好きな自分でいたいです」

齋藤くん「素敵…めっちゃ素敵…。僕、先に言えばよかったですね…そういう大人になりたいなって思います!」

逃げ切ろうとするくらい、順番にめっちゃ後悔してる齋藤くん。

齋藤くん「…仕事を楽しくできる大人になりたいです。今、お仕事を頑張りたい気持ちが強くて、現場にいると、そこを明るくできるような人になりたいです。応援してくれる人への感謝を忘れない人になりたいです。もっともっと上を目指したいです」

それは…私は脳内でgoに変換してるけど…ここ最近で入手した齋藤くん情報からすると、行きすぎではない解釈と思いますけど…どう…。

大崎さん「監督、二人のを聞いてどうですか?」

監督「僕みたいな大人にって誰か言うかなって思いましたけど、言いませんでしたね(笑)当たり前ですけど(笑)」

わわっと慌てる二人

齋藤くん「すみません…」

監督「二人に思うのは、俳優を続けていってほしいな、ということ。楽しいことばかりではないかもしれないけれど、続けていればまた現場で会えますからね。そのときはまたよろしく」


・中学校パートがキラッキラしてて、そこには狂児は過ごさなかっただろう青春があったように思うが、お二人はまさにその時期。あ~、青春してるな~というのはどんなとき?

齋藤くん「やっぱり学校にいるとき。このお仕事をしているので、学校で友達に会うだけで、わあ~となる」

八木さん「やっぱり、友達とのこと。放課後にみんなで、話したり、喫茶店行こう~ってしたり、私は関西なので、USJ行こうとか」

喫茶店て表現珍しいなと思ったら、喫茶店がお好きなようでした(インスタ)

監督「…いやあ、思い出せないです」


・狂児にとっての聡実の入れ墨のように、入れ墨に入れても痛くないくらいお気に入りのものは?

みなさんめちゃ悩みますが、八木さんが先陣を切る!

八木さん「プリンとゆでたまご!こだわりが強すぎるので」

プリンに対するこだわりを語ってくれました。上はちょっと固め、でも中はとろっとしててほしい。確かに強い。

大崎さん「プリンで、難しくなったかもしれない…」(笑)

齋藤くんはひたすら悩みながら、刺青を入れる場所を検討していました。座右の腕、胸、お腹…あたりを指先でいったりきたり。

齋藤くん「難しい…」

監督「え~??酒と煙草かなあ…。いや、痛いなあ…」

見ていて癒しになるようなもの?という解釈も出てきて、

八木さん、途中で、ということはプリンは違う!?とショックを受けてました

毎日目に入っても嫌じゃない、みたいなことになりますよね?となり、

齋藤くん「目に入っても嫌じゃない…自分の名前…?潤、うるおう…。うるおうですね」

納得するところじゃないと思うぞ…!!

監督「じゃあ、(僕は)敦弘だね」

弾けるように笑う齋藤くん

監督「あとは忘れたくないこと、暗証番号とかかな」

齋藤くん「暗証番号いいですね」

左腕の前腕をじっと長いこと見つめる齋藤くん。いや、熟考しないで…。いれないからな…。


そう考えると、狂児が刺青で「聡実」と入れたことが…の司会者のふりに、ははは…と笑う監督。


・アドリブの関西弁にも先に確認して挑む、という話も聞いていますが、お気に入りの?アドリブシーンは?

齋藤くん「アドリブ…ありますか?」

監督「全カットですね(笑)綾野くんがね…(笑)」

大崎さん?「でも屋上のあのシーンは?抜いて~…の」

監督「ああ、あれはアドリブですね」

齋藤くん「えっ?屋上のシーンって上映されてますか??」

監督「されてるよ」

場内笑いに包まれる

監督「綾野くんがね、最後のところにアドリブ持ってきていろいろしゃべるんだけどね、関西弁が間違ってるんだよね~」

壇上で、齋藤くん一人であの刺さった矢ぁ抜いて、の下りが再現されて、めちゃくちゃ刺さりました。


中川さんパートは?

監督「アドリブ…ないね?」

八木さん「ないですよね…」

監督「ああでも、あの女子で集まって話してるシーンは、台本にはないね。雑談してってお願いしたんだよね」

八木さん「テストの点の話をしてました。よーく聞いてもらうと、聞こえるかも」


・最後の挨拶

齋藤くん「僕もまだまだ映画カラオケ行こを盛り上げるためにがんばります!僕もまた映画館に通います!」

八木さん「初めて観た方はよかったらまた観てもらえたら。何度も観た方はまた、友だちや家族でまだ観てない人に勧めてください」

監督「こうやって関西に来て皆さんに会うことができたのも、映画館に通ってくださったから。こうやって続けてもらうと、このカラオケ行こには続きがあって、ファミレス行こという漫画が出てます(齋藤くんが監督を見てにこにこする)。今、高校一年生だっけ?」

齋藤くん「はい!高校一年生…」

監督「あと◯年後(5?と聞こえた気がしたけど…)、撮りたいね」みたいな感じ。最後が拍手で聞き取れず


最後の写真撮影、鶴亀の傘が!!!わあ素敵!!!!

齋藤くんと八木さんがそれぞれ傘を持ち、監督を挟んで並んでました。

撮影が終わっても、しばらく傘をさし、見上げている齋藤くん。絵になるなあ。


・退場時、階段で先を行く八木さんの足元を気遣うような声かけをしていた齋藤くん。大きく手を振ってくれて、何度も振ってくれて、最後に駄目押しに大きく振って、深いお辞儀。舞台挨拶のお辞儀が全部頭頂部がしっかり見える角度で、ひょえ~となった。


あ~…齋藤くん…応援します…!!!


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