見出し画像

大切な人よ

2024年、すでに1週間が経った。
早い‼


ここからは震災の話に触れます。
目にしたくない方どうぞスルーしてください。






能登地震や飛行機事故、年明け早々大変なことが起こった。
なんとも言えない。何もできない。
でも何かできることはないのか?
多分今はない。もう少し落ち着いてからでなければ。


東日本大震災の時、ボランティアで2度釜石に入った。
最前線での看護は出来ないけど高齢者施設で看護介護に当たった。
清拭やトイレ介助、髪の毛のカット、爪切り、食事介助等
日常生活のお手伝いが主だったが
話すだけで落ち着く人もいる。
一緒に行った介護者の方たちと歌ったり散歩したり
高齢者の方々楽しそうだった。
そんなところからまた生きる力が湧いてくると感じた。

自分も高齢者になった今、
思うことは、
「生きていて楽しい」と感じることや「充実感」を味わうという事には
人それぞれの形があると思う。
仕事や趣味の中に充実感を見出す人もいるだろうし、
家庭の中でパートナーや子ども、孫、ペットと暮らすことに幸せを感じる人もいるでしょう。それぞれに楽しいと感じる環境は違うでしょう。
ただ共通して言えることは、
「あなたは大切な人よ」と周囲の人に愛されている事。

釜石でのボランティアで私達に出来たことは
「大切な人よ」を伝える事だけだった気がする。
たびたび襲ってくる余震の中、介護の人たちも笑顔がいっぱいだった。
その笑顔によって元気になった人がたくさんいたと思う。
周りに誰かいる安心感もあったかなと思う。


その後少しだけタクティールの事も学ぶ機会があった。
なにかしら生かせるかもしれないと思う。


自分にできることがあったら
自分でも役に立てるのであれば
そのチャンスを探していきたいと思いながら過ごした一週間でした。


今はただ祈るのみです。早く日常が戻りますように!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?