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朝の妄想

今朝の散歩の時、
桜を見たり、写真に収めたりしながら歩いているときでした。


今が満開の桜
時々見かける新緑と桜のコラボもきれいです


道の向こうからこちらに向かって歩いてくるおじいさんに会いました。
その方も桜を見ているようで、
時々立ち止まっては桜の木を見上げたりしています。

挨拶をしようと思いその方を見ると
手に何か持っていました。
それは額に入った、女性の写真でした。


そして私の妄想は始まります。


亡くなった奥様なのねきっと。
元気な時はお二人で毎年桜を見に来てたんですね
ここの桜きれいですものね
最近亡くなったのかしら?
去年も一昨年も、写真をもった方とは会いませんでしたよ
ご主人寂しくなりますね
優しいですね、そうやって奥様の好きな桜を見せてあげるなんて
奥様きっと喜んでますよ
ずっと看病されてたんでしょうか?
もしそうだったら大変でしたね
長年連れ添うって、山あり谷あり、晴れの日も嵐の日もですよね
そうしているうちに深い絆ができてくるんですよねきっと
私は10年しか一緒にいなかったから、その深さが良くわからないんですね
子供さんが巣立った後、お二人はどんなご夫婦になられたんですか?
何か変化はあるものなのでしょうか?
「熟年離婚の危機」なんてものはなかったでしょうか?
写真と一緒にお花見する位だから仲良しだったんですよね
元気出してくださいね
奥様が守ってくれますよ


途中「おはようございます」と挨拶して
妄想にふけりながら歩いていたらあっという間に40分が経ってしまった。


さぁ、ご飯食べて仕事、仕事!



今朝の一コマでした。





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