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図々しく生きる

昨日、孫のヘアーキャップを買いに行ってきた婆ちゃんです。
スイミング終わりの濡れた髪の上からすっぽりかぶるアレですよ。

始めに立ち寄ったイオンでは置いてなくて、
次に寄ったしまむらで見つけてきました。
たくさん種類があるわけでもないので
孫の好きな紫色系のものと、キャラクターデザインのものを選びました。

ところがメーカーが違うとちょっとサイズが違うってことありますよね?
こっちは大丈夫そうだけどこっちはどうなのかな?
ちょっと悩んでいるところに、4歳くらいの子供を連れた若いママさんが
やってきました。その方もヘアーキャップを子どもにかぶせて、「かわいいじゃん!」なんて楽しそうにしています。


それで、婆ちゃんは思わずお願いしてしまったんです。
「ごめんなさいね。私、孫のものを買いに来たんですけどサイズが良くわからなくて」と言ったんです。
するとそのママさん、
「帽子とか靴って合わせて見ないと分からないことありますよね。お孫さん何歳ですか?」って聞いてくれるので、
「6歳なんですよ」って言ったら、
「合わせて見ましょうか?」と言い、自分の子供さんに被せてくれました。
ずり落ちることもなくちょうど良かったんですねこれが。
「ちょうどいいと思いますよ」って。

そのママさんに丁寧にお礼を言い、会計して自宅に帰りました。

で?

それがどうしたの?

って話ですよね。

いや、どうもしません。

それだけなんですがね。


見ず知らずの方に何かお願いするって
実は初めてかもしれないんです。

偶然見かけて
「あっ!落としましたよ!」なんて声かけはありますが
今回のようなことは初めてのような気がします。


そういえば、娘がたまたま里帰りしていたときの事、
小さい頃の孫を抱っこしてバスを待っていると、おじいさんやおばあさん達が皆、孫に声をかけ、触ってあやしてくれるというのです。
娘にとってはそれだけでも大変なことらしく、「東京の人はそんなふうにはしない」と言っていたのですが、
ある一人のおじいさんが孫に「千円」くれたというのです。
まったく知らない人なんです。
小さい子を抱っこして荷物を持っていたこともあり、結局そのお金を返しきれず、頂いてきてしまったということがありました。

そのおじいさんにも孫さんがいて、会いたくてもなかなか会えないのかもしれないね。ありがたく頂いておきなさいって話したと思います。


田舎町あるあるなんでしょうか。

高齢者あるある何でしょうか。



脱線しましたが
今回の自分の行動に一番驚いているのは自分自身かもしれません。

「人見知りで内向的」(ほんとかな?)と自分を分析していたのに

全然違うやん!

という思いと

アンタもやるじゃん!年取ってきたらそうでなくちゃ!

という思いとが入り混じり、


何故かしら(・∀・)ニヤニヤが止まらない婆ちゃんです。


72歳でこれだからね
80歳になったらどんなに成長するんだろう!
ご迷惑にならない程度にしようね。



そんなことを考えていたら、笑いすぎておなかが痛い!!






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