見出し画像

初めての生大喜利/19年ぶり大喜利

先日、秋葉原にあるボケルバという大喜利カフェで、初めて生大喜利をしてきたので記録。生大喜利を始めるに至る経緯と、当日のレポを書いてます。

経緯

私は中2〜高2ぐらいまで「お笑いの世界へ」というサイトでネット大喜利をしていた。(2002〜2005年頃)
2005年にはNHKの「ケータイ大喜利」も始まり、マイナーオオギリーグで2通ほど選ばれたが、その後すぐ参加者が増えて採用されなくなり、大学受験などもあってフェードアウト。

2022年末、真空ジェシカをYouTubeで検索して「大喜る人たち」に出会う。「お笑いの世界へ」で一緒に大喜利をしていたガクヅケの船引さんが真空ジェシカと一緒に大喜利してる!しかもアマチュアの方、ライター、YouTuberなどが混ざって大喜利をしているのが新鮮。動画を見まくる。

2023年春頃からバキ童チャンネルにハマる。ポルトガル滞在中(9~10月頃)は周りに日本語がわかる人がいないため、とりわけ堂々と視聴。
帰国直後、こんにちパンクールの「色大喜利」がYouTubeおすすめに出てきて吸い込まれ、急激にハマる。
11月、蛇口捻流×FAN 2マンライブ「デッサンビーム」を観に東京へ。同日「こよ美ちゃん」でアマチュアの方メインの大喜利ライブの雰囲気を知る。面白い。

2023年末、「大喜る人たち」を観に東京へ。
2024年始、勢いで船引さんのラジオ配信にチャット参加。年末の大喜るを観に行ったことと、昔「145くらい」という名で一緒に大喜利をしていたことを伝えたらしっかり覚えてくださっていて、他の配信でも改めて言及していただいたりして嬉しかった。自分もまた大喜利をしてみたい、という気持ちがうっすら芽生える。

2月、こんにちパンクールの視聴者企画に投稿。採用されなかったけど、19年ぶりに大喜利の回答を考えられた。楽しい。
3月、「蛇口捻流35人組手」を観覧。対戦の合間に出演者の方々が談笑しているのも間近で見た。楽しそう。

その後、様々な理由から、今年11月頃に東京に引っ越すことを決める。
それまでに一度はこんにちパンクール回のボケルバに行ってみたい、とタイミングを定めて5/28(火)を迎えた。


とはいえ、人前に出るのがそんなに好きでも得意でもない自分が、わざわざ大阪から行って生大喜利を楽しめるだろうか。人前に出たら頭が真っ白になってしまうのでは。

その不安を最終的に払拭してくれたのは、なゆさんのnoteだった。

会の流れと、初生大喜利の心境が描かれていて、具体的にイメージが湧き、自分が行っても大丈夫かも、と思えました。ありがとうございます。

前日にTwiplaで参加表明。こんにちパンクールからは田野さんとアオリーカさんが来るらしい。楽しみ。田野さんは「蛇口捻流35人組手」で拝見したことがある。

当日を迎えて

ボケルバに行く前、近くのバーガーキングで目標みたいなものを書き出した。
・とにかく楽しむ
・1問1答はする
・聞こえる声で回答する
・読める文字を書く
・他の人の回答も楽しむ
・中学、高校のときの145くらいと一緒に大喜利する

お笑いはずっと好きだけど、145くらいとして大喜利していたことはあまりにも過去で、半分自分ではないような感覚。丸腰では不安なので、あの頃の自分を連れていくような気持ちで向かった。

18時過ぎ、会場に入るとすでに数人いて、女性の方もいた。そわそわしながらアカウント名を名乗り、生大喜利が初めてということ、大阪から来たことなど店員さんと少しお話しした。

まずA,Bブロックに分かれて2問ずつ大喜利。初めての人はBブロックに回していただいた。

Aブロックの2問目が「サキュバスのシーシャバーに入ってしまったおばさん」みたいなお題だった。
サキュバスって何だっけ…。バキ童チャンネルで聞いたような。回答の中で「搾精」というワードが出てやっと思い出した(バキ童chの内容を)。
自分のブロックでこのお題が出たら詰んでた。

これでなくても私は色々なカルチャーに疎いので、わからないことがお題で出たらやばい。


いよいよBブロックの番。
指定された、中央に近い席に座る。隣に手すり野郎さん、その隣に虎猫さん。いきなり動画で見ていた方々と一緒にやるのか。緊張。
ボードに「145くらい」と書いて「145くらいです、お願いします」とだけ挨拶。

ここからお題と回答を全て載せます。お題も回答もうろ覚えですが、ご容赦ください。
(初回の記録として恥を忍んで載せるけど、今後は全て載せるなんてことはしない)

1問目【厠で紙がないことに気付いた侍「◯◯◯」】

回答:
「残念!!」

侍といえばギター侍を連想してしまい、これを出すなら一発目かな。と、急いで手を挙げた。
少し笑っていただいてホッとした。温かい。声出しにもなって良かった。
しかしその後、台詞を組み立てる余裕がなく、他の方の回答を聞いて笑っていたら時間が来た。

2問目【看板を100個作らないと出られない部屋】

お題出てすぐ、隣で手すり野郎さんが「ぢ」の看板をいっぱい描いてるのが見えて笑ってしまった。書き始めるの速い。

回答1:
「色んな単語で作ってたんですけど、100個もあるから途中で頭おかしくなって、【歯姫】って書いた」

出られない部屋 から水ダウのそれを想起して、お題に沿ってるか微妙だけど出した。フリップを縦に使った。

回答2:
「100個もあって、しかも途中でエッチな看板じゃないといけないっていう制約が追加されたんですけど、それはそれで考えるの楽しかったっていう」
(フリップに【ハメトーーク🌈】と書いてある)

ススキノで実際に見た看板を思い出して回答したつもりが、後で確認したらそれは「SEXY LOUNGE キャバトーーク」だった。ハメトーークはAVのほうだ。
それはさておき、「フリップを読まない」という回答の仕方ができたのは良かった。


1ターン目が終了し休憩タイム。なんとか1問1答できたけど、振り返ってみると全てお笑い芸人関連の回答で我ながら呆れた。次は芸人以外の回答をしたい。

途中から来られた田野さんに、生大喜利デビュー1発目の回答が偶然「残念!!」になったことを伝えると
「パンクールの、お題なしのあれね。👍」と言っていただけて嬉しかったです。

この動画の3問目だけど、最初から見たほうがいいです


2ターン目は端っこの席で、全体が見渡せた。

1問目【アンジャッシュのすれ違いコント
渡部:アイドルの「嵐」だと思っている
児嶋:自然現象の「嵐」だと思っている】

お題自体が芸人のパターン。もう面白い。でもどうやって考えたらいいんだろう?と思ったら、アオリーカさんが即座にお手本のような回答を出していてありがたかったです。

回答1:
「嵐のHappiness!! 好きなんだよな〜」
「おい人が死んでんだぞ!」

明らかに笑い声が聞こえて、初めて「ウケた」というのを感じられた。
うれしい…!
回答としても初めて、ちゃんと組み立てて答えられた感があった。

(余談ですがこの時、正確に「Happiness!!」と「!!」をつけて書いたつもりが、調べたら嵐の曲に「!!」なんかついてない。「!!」がついてるのは木村カエラだった)


回答2:
「リーダーはキャンプとか好きらしいね」
「いや嵐のキャンプは危ない!」

これは振り返ってみると回答1と同じパターンかつ、弱いし
完全に関西弁イントネーションの児嶋になってしまった。

2問目【写真で一言】

要素が多い

回答1:
「1ヶ月のテレワークプランがある」

ウケた。緊張で言葉に詰まり、1秒ぐらい変な間が空いたけどなんとか言えた。よくビジホを予約するので、その経験が活きたかも。

回答2:
「相撲好きのカップルが泊まるんですけど、夜になって、「じゃあ すもう しよっか」」

結構ウケた。正直、思った以上に笑っていただけた。この内容なので嬉し恥ずかし(恥ずかしさ優勢)で、顔がプルプル震えた。


2ターン目終了。
かなり「ウケた」という感覚を味わえたし、画像お題では回答のバリエーションを出せて良かった。休憩中に「ホテルのやつ面白かったです」などと声をかけていただいたりもして、本当にありがたかったです。

ここで店員さんが気を遣っていただき、こんにちパンクールの田野さんアオリーカさんとお写真を撮らせていただいたり、少し話せて嬉しかったです。お二人とも優しい。

休憩後にトーナメント形式で大喜利をするらしい。え、全員参加??
なゆさんのnoteに無かったから、初めての人は参加しないものだと思っていて焦る。(読み返したら、なゆさんがトーナメント前に早退していただけでした…)

初心者は最後のブロックに固める配慮がありました。


1問目【海外長期滞在中に、「早く日本に帰ってカップラーメン食べたい」みたいな流れで出た、そんなわけない台詞】

これね…。海外長期滞在の経験を活かせるか?と一瞬思ったけど、「ないない」を考えるのが逆に難しい!
ワーホリや一人旅の経験が加法混色されて、頭が真っ白になった。マジで。

回答:
「はよ日本帰って、阪神電車でワンカップ飲んでるじじい見たいわ〜」

無答で終わりそうだったけど、他の方が「日本の嫌な場面を出す」的な方向性でいってたので、それを関西に変換して力ずくで回答。苦しい。

2問目【3がつく数字と3の倍数でアホになり、さらに◯◯◯】

回答1:
踊り出す

ちょっとだけウケた。

回答2:
"数字"という概念を忘れる

これはなんとなく思いついて「それっぽい」気がしたけど、マジで何にもならなかったというか。出せば良いってもんじゃない。
ナベアツとか関係なくもっと自由に考えていいお題だったかも?と反省。

2問ともウケらしいウケを取れず、もちろん投票も全然ダメ。
次はもっと対戦を楽しめるようになりたい。

この日、生大喜利2回目・ボケルバ初というさしみ708さんがトーナメントで決勝まで行ってて、関西在住の女性という共通点もあり、こちらも嬉しくなった。大喜利歴はあまり関係なく勝ち上がれるという可能性を目の当たりにした。

自分も目標は達成できたし、ウケたと感じられる回答もあり、楽しい!!と思えた。次はもっとこうしたい、というのも色々生まれてよかった。

参加者の方とも、思った以上にお話できてありがたかったです。
なんか、東京に引っ越すのがより楽しみになりました。
また来ます。生大喜利、楽しいですね。マイペースに続けたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?