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Living sense

この間、居場所について考えていた時に、「生きるセンス」と言う言葉に出会った。

私の大好きな作家さんが、

「人はSOSを出すところがスタートだと思う。SOSを出せるか否か。生きるセンスはそのスタートにかかってる。私だって人にいっぱい助けてもらって生きている。」

と話していて。

同じように最近読んだ本で、

「共生社会」の「共生」、「共に生きる社会」っていったいどういうことなのかを書いていて。それが全く同じ答えなの。

「堂々と助けてといえる相手や場所、助けてもらえる関係、お互いに助け合える関係がある、そんなつながりが共有された社会のあり方」

「自分でできないことを認め、誰かや何かに助けてもらうことへの申し訳なさや後ろめたさ、ためらいや気後れを感じなくてもよい社会のあり方。」

「安心して助けてもらえる、いわば迷惑をかけあえる関係があってはじめて、私たちは生きて生活していけるという認識が共有された社会のこと。」

「ソーシャルワークの実践はこのような「共に生きる社会」をつくることにつながる」と書いてあって。(空閑浩人『ソーシャルワーク論』後書きより)

こういう、人と人との関係をクラスでもつくれたら、きっと子どもたちは、社会に出ても、人に助けを求めたり、反対に救いの手を差し伸べられたりするんじゃないかな。


って考えていたら、尊敬している大先輩が、いま人気のアニメを薦めてくれて。

その主人公も同じことを言っていて!

(こういうシンクロは本当に嬉しくなる)

「一人でできることなんて、ほんのこれっぽっちだよ。だから人は力を合わせて頑張るんだ。」

「人のためにすることは巡り巡って自分のためになる。そして人は、自分ではない誰かのために信じられないような力を出せる生き物なんだよ。」 (『鬼滅の刃』)

(色んな意味で泣けます。これぞ共生社会。)

人が社会の中で、人と関わりあいながら、生きていく意味。支え合って生きていくとはどういうことか。それはきっと優しさや思いやりをもつことにつながっていくはず。そんなことを伝えていけたらいいなと思いました。


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