麻雀 禁句。
今から20年以上前、
とある雀荘のオーナーが
女性に騙されて35万を貸そうとして、怪しいと思ったオーナーの知人が女性を問いただすと嘘だと判明した悲しい事件があった。
我々は『彼女ができた』といっていたオーナーが彼女でもなんでもなくただ騙されていただけだと言うことがわかったので
当時、道徳の成績が10段階中2だった私と知人は死ぬほど馬鹿にしようとしたが
従業員が
『流石にこの事にふれるのは止めよう。何も言わないって約束して。』
と言われたので
「オレ、ヤクソク、マモル。」
「オマエ ツヨイ コレヤル」
と、クロノ・トリガーの原始時代のマネをして麻雀を打つ。
で、私がリーチしてオーナーが7sを切ると
「ロン。」
捨牌には4sがあったのでオーナーが
「引っかけか。」
と呟くと私が
「やっぱりよく引っかかるんですか?」
というと従業員に頭を叩かれた
オーナーは
「どういう意味の引っかけだよ?」
と聞いたので
「あ~麻雀的な。」
と言ったら黙っていた(セーフ。)
で、オーナーリーチ。
流局
「おー高め三色。」
「36(サブロー)万か、35(さんじゅうご)万なら打ってたな…。」
「35(さんじゅうご)万?」
「い、いや
こんなやつ!」
と元神龍寺ナーガで現帝黒アレキサンダーの天間ばりにギリギリのプレーをかましていた。
で、オーナーがダマテンの
ピンフを和了ると知人が
「うわぁ…『ダマ』された!」
といったのが最後、
「騙されたのはオレだわ!!」
と、オーナーがめちゃくちゃに我々に切れてきたので
「またダマされんのか?気づけよ!金の話されたときに騙されてることに!」
「お前は筋より変な女に引っかかるな!」
と知人と二人で突ラスしてパチ屋に消えた。
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