TUNAGARU(ショートショート)

私は軽い気持ちで、有名な某マッチングアプリTUNAGARUをやってみることにした。
好みの異性と繋がれると評価が高いアプリだということで、期待値があったのだ。
アプリを起動すると、顔写真と性別、ユーザーネームを登録して、自己紹介ページを書いて登録完了である。
自己紹介ページのアピールポイントには、大手の企業に働いていると嘘を書いた。
そしたら、数分後に、きらりという女性から好意を寄せられていると通知が入った。
私は舞い上がり、メッセージでやりとりをする。
こんにちは○○です。きらりさんは、マッチングアプリをするのははじめてですか。と送信してみた。
すると、数分後に、きらりさんから、私は時々使っていますよと返信がきた。
私は、へー、経験者と一緒なら安心するなと思って、きらりさんのことを知りたくなった。
今度、会いませんか。oo日に西院駅に14時集合はどうですか。と送信した。
すると、きらりさんから、その日は仕事が休みなのであいています。と返事が来た。
私は、その日を楽しみにして、すごしました。
その夜、きらりこと吉良莉奈は、マッチングアプリで知り合った相手の男性の自己紹介ページを調べていた。
「写真を加工したっていう形跡は、なさそうね。これが本当の写真なら、顔が整っていていいといえる。」と呟いた。
そして、待ち合わせの日がやってきた。
きらりは「おまたせ」と言って駅の改札口をでて、こちらへと向かってきた。
私は手を振った。きらりを演じている莉奈は、美しくおしとやかに感じた。
私は「なんかどっかいきたいところ、ありますか。」と言って、会話を広げようと試みてみることにした。
すると、きらりが、「新しくオープンした祇園にあるカフェに行きたい」と言ったので、そうすることにした。
あって、数分しか経ってないのに、すぐに意気投合できたのは、救いだった。
「きらりさんはどこに住んでるんですか」
きらり「ここら辺かな、敬語使わなくていいよ。そんなに歳も離れてないしさあ」
そう言われて、なにか肩に力が入ってた自分に気づき「あぁー」と言ってしまった。
それを見ていたきらりは、微笑んでくれた。
きらりは、急にチケットをみせてきて、「そろそろ歌舞伎の舞台みにいきませんか。」と言ってきた。
若干驚いて戸惑ったが、歌舞伎なんて、興味がなかったけど、これもいい機会かと思いみに行くことにした。どうやら、今流行りのアニメとコラボしているらしい。
きらりさんは、アプリの開発に携わってるだけあって、用意周到なデート計画だと関心した。
歌舞伎を見て外に出ると、空が暗くなって夜になっていた。
私は、今日はキラリさんのおかげで、楽しい1日を過ごせたなと思い。「今日は楽しかったですありがとうございます。」と言った。
すると、きらりは、「楽しすぎて、疲れてきてしまいました。ホテルに行って、休憩したいです」と言った。
私は、「そうですねホテルにでも泊まって疲れを癒しましょう」と言ってホテルに泊まることとなった。
すごく派手な外観をしているホテルだと思いつつそこまで、気に留めるほどでもなかった。
そして、それぞれお風呂で身体を洗うことになった。
プルプルプルプル プルプルプルプル
きらり「もしもし、」
「どぉ、ターゲットの調子は?」
きらり「順調よ、予定通り精子を採取することもできそうよ」
「なら安心だわぁ、くれぐれも慎重にね。」
きらり「わかってる」
「あなたを、アプリ開発のための危険に晒すのは、会社として、あってはならないことです。お礼を言います。」
きらり「そのかわり、給料高くしてもらうから」
「そうね、上と掛け合ってみるは、精子を売買するアプリを開発しようなんて、馬鹿なことを考える連中だからどうなるかわからないけどね。、幸運を祈ります。」
電話が終わった後に、きらりはお風呂に浸かって、部屋へと戻った。
部屋に先に戻っていた私は、テレビをみていた。
そこに、きらりがやってきた。
きらりは「おまたせ、」と言ってやってきて、ベットに寝転んだ。
その後、添い寝をして、……………………








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?