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読書高等学校

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黙読部は音読部の天敵というショートショートから、派生した作品、日高が通う読書高等学校という架空の高校の日常生活を描く ジャンルSFコメディ #創作大賞2022
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2022年2月の記事一覧

読書高等学校入江貴文編②

国岡先生と話し終えた入江貴文は、教室へともどった。
恵美先輩「なんの話してたの」
入江貴文「閻魔の星が落選したって」
恵美先輩「あっそう、残念だったね」
長嶋篠「閻魔の星ってなんですか。」
恵美先輩「篠は知らなくていいは、こいつが書いたくそ小説よ」
入江貴文「うん、そう俺が書いた意欲作だった。」
長嶋篠「へー、ジャンルはなんなんですか」
入江貴文「個人的には、SFだと思ってる。」
長嶋篠「ちょっと

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読書高等学校(入江貴文編)①

入江貴文が、自殺するニ年前、長嶋篠一年生、恵美 先輩2年生、入江貴文2年生、の3人が在籍してた年の物語である。
この頃はまだ、音読部が存在していないため、読書部に、長嶋篠が入部してきた。
恵美先輩「正式に部員になったって聞いたけど、よろしくね」
長嶋篠「よろしくお願いします。あのう体験入部の時にいたあの男の人は、お休みですか。」
恵美先輩「貴文くんね、どうせバスケ部に茶化しに行ってるんでしょ、ちょ

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