はじめて生でフィギュアを見たよ

長いことお茶の間フィギュアファンをしてきましたが、昨日ついにアイスショーを見に行きました。一生に一度見に行くならこれを置いて他にはないというぐらいの豪華スケーター達が集まっていたので(佐藤有香まで出てたんだよ!)。

スケーター別に感想をガシガシ書きたいところなんだけど、私の見た回は近日テレビ放送されるからネタバレしちゃだめかしらという気がするので、そっちは後日にして「生で見るとスゲー」話を書こうと思います。

テレビで見るのと生で見るのとで全然違うなと思ったのは、スピードと音と軌道。スケーティングが上手いと言われる選手のその上手さはテレビで見てもわかるんだけど、テレビで見る判断の基準が「ディープエッジで滑らかでアクセントの付け方が軽快」みたいなことだとしたら、生ではそれに加えて「スピードが超速い、滑ってる(氷を削る)音が美しい、軌道が美しい」があるんだなーと。

トップスケーターしか集まってないのに、その中でもスケーティングが上手いとされているスケーターのスピード・音・軌道は段違いだった。

Pさん(カナダのパトリック・チャン)の音のかっこいいこと!シュゴーーーーシュゴーーーーが音楽に合わせて聞こえてくる快感なんてのが、この世にはあったんですね。知らなかったなぁ。

あと、小塚くんの美しいイーグルが描く円の正円っぷり!トレースでもしてるのかと思いました。

そして、難しいとされている技がどう難しいのかが一見してわかるのも発見でした。アクセルジャンプの次に難しいとされているルッツジャンプも、“それまでの滑りの軌道と逆の方向に回って跳ぶ(から難しい)”のはひと目見ればすぐわかるし、トップ選手がよくするジャンプを跳ぶ前にチョコチョコ入れる技が失速を誘ってその後のジャンプの難易度を上げてるということもよーくわかった。

羽生くんはそのチョコチョコ技(技名知らなくてこんな表現でごめんなさい)後からジャンプ踏切までの短距離での加速が凄かった。プロトコル(細かい採点表)を見ながら「なぜユヅルのSS(スケーティングスキルという評価項目)の得点はこんなに高いの??」と思ってたけど、ちょっとわかった気がしたよーな。いやでもきっとまだ全然わかってない。

そして思うのは、採点にダイレクトに響いてくるそういう要素がテレビ放送で伝わってないってどうよ?ということだったりします。いや、私の目と耳がちゃんと見たり聞いたりしてないだけかもしれないですけど、いやでも、上半身しか映してないこともあるし、迷キャッチフレーズとジャンプ名とステップシークエンスッ(早口)しか聞いてない気がするぞ。とくに女子。


あとは織田くんはよほど前の列で見ない限り顔の面白さよりもスタイルの良さが目立つんだなとか、町田くんの異質さは生で他のスケーターと見比べたほうが際立つんだなとか、シブタニズ兄が目を引くなとか、色々色々あるけど、それはまた後日。「トーキョーライブ24時」で活躍したナナナも1プログラム滑ってくれて、ガチャピンに負けない運動能力を披露してました。なんという私得。

ナナナファイルもゲットしたよ!



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