「アラフェス2013」DVD感想 その１

水曜発売の「アラフェス」DVDを見ています。すごくいい！かなりいい！この感動をワールドワイドウェッブに残さずにはいられない！ので、長文で感想書きます。

非ヲタさん向けに解説すると、「嵐（アラ）フェス2013」は昨夏に国立競技場で開催された嵐のコンサートです。ファン投票上位の曲のみで構成される感謝祭的イベントである一方で、公演は2日間のみで14万人しか入れないというプラチナチケットのコンサートでもあります。いや14万人も入れるのにプラチナってなんだよと思われるかもしれませんが、ファンクラブ会員はその10倍以上いるんですよ（死に番ももちろんあるだろうけど）。私ははずれました。

で、DVDですけど、いやー、編集がいい。カメラもいい。音もコンサートの生音をちゃんと調整してミックスしてあるし、なんと今回は字幕まである。これまで売れていることにあぐらをかいてきた（と思っていたのは私だけではないはず）Ｊ Stormがやっと本気出してきた。今回はなんとBDまで出した！本気だ！コンサートに行けなかったor行かない層にもリーチしようとしているの？しているのね？

実際、ここ半年ほど嵐にさほど情熱的にはなれなかった私も、これを見たらぐぐいっと引き戻された感じがしましたよ！グッジョブＪスト！おかえり嵐！たまにはコンサート入らせてください！（悲願）

って、前置きが長くなりすぎですね！さぁ再生ボタンを押すよ！えーい！

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00.オープニング

嵐はまだ登場せず。メインステージ中央のでっかいモニターに嵐マーク（顔になっている）のアニメが映し出されて「嵐に会いたいか〜」とコール＆レスポンスを促すのだけれど、これは正直微妙。観客はこの場に来るまでに数か月あるいは何年も「嵐に会いたい」「嵐を見て全力でキャーーーと叫びたい」欲をためにためまくって会場に来ているのに、冒頭で嵐じゃないもの相手に小出しにさせる？  前座を出して会場をあっためたいなら、せめてコンサート中に出てくる嵐のアニメ（声は本人があてている）にしようよ！

01.Face Down

とモニョっているうちに火柱が上がってポップアップで嵐登場。キターーーーーー！安定の変な衣装ーーーーーーーー！！青と金の裾がひろがったロングコートのようなジャケット。そしてその前身頃に貼り付けられた、青のモフモフとした毛……ねえどうして？ ねえどうしてそれにしたの？ かっこいい曲なのに衣装で気が散るよ……？

１曲目で見るべきは嵐メンバーの表情。７万人の観客に向き合う顔は気合いに満ちていて、これ以上ないってくらい、いい。中でも櫻井くんは遠く遠くを見ていて、場を統治する者の目線だなと思う。「民よ、よくぞ集まった」とアテレコしたらしっくりきそう。ハードなダンスナンバーなのに民草に目をやる余裕があるのかという反語的疑問はさておき、さすが「皇帝ライ」（エンペライ）です。

02.Crazy Moon～キミ・ハ・ムテキ～

続けてハードなダンスナンバー。そうだそうだ踊れ嵐！踊らない嵐なんて嵐じゃない。しかし青のモフモフ暑そうだね……。最近色々なタイプのダンスに挑戦しているけれど、この曲のようにそれらしくカッコがつくもののほうが嵐に向いているような気がする。アラが出ずに個性が出て、誰を見てもかっこよくて楽しい。

そして久々に見る黒髪の松本くんのなまめかしさったらないね！役作りで茶髪にしてからすっかり見慣れちゃってたけど、やっぱり黒髪だよ！ヌラヌラギラギラしてるの見るとわくわくする。曲の最後はキメ台詞ならぬキメウィスパー「（君と）いたいだけ……！」いただきましたーーーー！目線も声のトーンもカンペキーーーー！！嵐のウィスパー担当ブラボーーーーー！！！！

03.truth

もうここでtruth出してきた！フルスロットル！もうすでに疲れているのかダンスが乱れてきている気がしないでもないけどキニシナイ！そしてこの曲のダンスのようにターンが多いと、ロングコートみたいなジャケットの裾がブワーッと広がって美しい。このためのデザインだったんだね。悪く言ってごめんなさい！でもやっぱりモフモフは（略

04.Welcome to our party

ジャケットをやっと脱ぎ、ダンスはしないでお手振りと移動のお時間。まだ日は暮れきっていない国立競技場のヲタが映る映る映る。私が見ているのはDVDだけど、BDを見ている友人から「客の顔までよく見えるｗ」という報告が。うちわもよく見える。あとで一時停止しながら客席のおもしろうちわを見つける遊びをしよう。

ということをDVDを見ながらTwitterでつぶやいたら、BD鑑賞組から「メンバーのこぼれる汗や首筋の血管まで見える」「乳首の色もよく見える」という報告も届いた。ああ、もう買うしかないねBD……！

各メンバーによるコンサートはじまりのあいさつはいつもどおり。愛すべきマンネリズム。

05.Happiness

ヲタとのコール＆レスポンスにグッジョブサインを出す二宮くんがかわいい。今まで気づかなかったけど、くたっとしたスマイルはフィギュアスケートの羽生くんに似ている。キーワードは「あざとかわいい」ですな。あと、大野くんはダンスだと指先やつま先まで完全に美しくコントールしてるのに、普通に歩くとただの小さいガニ股のおっさんだと再確認……そこがまたいいんだけど。

そして観客に「イェイイェイイェイ」を言わせるために「くもえびばで！」と「皆さんご唱和ください！」の両刀使いをするアイドルでラッパーでニュースキャスターの櫻井翔にあらためて震える。「ご唱和ください」って、結婚式の乾杯の音頭ぐらいでしか聞かないよね……。

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こんな感じで長くなりすぎるので、何回かに分けまーす。まだ30曲ぐらいあるけどね！

ちなみに本文中にある画像は拙著『嵐ヲタ絶好調超!!!!』の１ページです。よろしくどうぞ。ケータイで撮ったらゆがんじゃったテヘペロ。