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緊急事態宣言発令 帰国フライトで韓国を通過する方法

緊急事態宣言発令 数時間後の帰国フライト


2020年4月8日
昨日7日の新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言発令から日本中はドタバタとしているだろう。
皆が初めての経験であり、まさにこの異常事態の中、我が息子は日本へ帰国しようとしている。

緊急事態宣言発令後の海外から日本への帰国の流れを記録しようと思う。

前回の記事ではまだ発令前であった為に、今後どのような変化があり、帰国フライトなどにも影響が出るのではないか?という点などを懸念してた

安倍総理から緊急事態宣言が発令された数時間後に息子はフライトを控えていた。


突然のフライト欠航などは、ここ最近は当たり前に世界中で日々起きている出来事。

もしかしたら息子のフライトも飛ばないかもしれない
それが第一の難問
そして日本がロックダウンになったら?日本に入国できないのかもしれない
それが第二の難問


わからないことだらけの中、大きな問題はこの二つ

もちろん他にも細々とした不安はあったけれど。

息子本人もセブから緊急事態宣言の発令を確認しながら、どうなるかわからず空港へ向かった。


ロックダウンなしという緊急事態宣言 セブ・マクタン空港を立つ


ちなみに息子の場合は現地で保護者代わりのガーディアンがいるために空港までの移動は送迎して貰えるので問題はない。


そうでない人は空港までの移動手段の確保にも骨を折るミッション。
なぜなら既に公共交通機関は機能していないから。


ロックダウンとはそういうことなのだ。


だからこその不安が募った日々だったわけだ。

しかし日本の発令は世界でも特徴的だった為にロックダウンという事態は免れることとなった。


ロックダウン無し


胸をなでおろした。

あとはフライトが無事決行されるかが問題である。

歴史的な瞬間であった緊急事態宣言発令から約7時間後
息子を乗せた飛行機が深夜セブ・マクタン空港を出発した。


飛んだ・・・
一先ずミッションクリア


いや、まだまだ
乗り継ぎ便の欠航がないことも祈る!


一旦、韓国仁川空港へ到着するまで私は仮眠を取った。



緊急事態宣言発令から韓国での乗り継ぎと検疫


まずセブから帰国するフライトを購入する頃にちょうど韓国での出入国なども強化された。


その兼ね合いからセブ⇒日本へのチケットが突然に購入できなくなってしまった。


その為に私が使った裏技?がこれ


セブ⇒仁川
仁川⇒成田


二つを分けて買った。


個別に購入することにより日本への道筋が開くことができた。


セブ韓国間は既に一席しか残っておらず、普段よりも倍の値段にも関わらず急いで押さえた。


もう、このフライトを逃したらしばらく帰国への手立ては見つからない。
値段で躊躇している場合ではないと思った。


しかし個別に購入したために遅延などで乗り継ぎ失敗となっても何の保証もない。
チェックイン時にキチンと説明できなかったら荷物が日本まで移動しない。
韓国の空港もコロナの影響でかなりの混雑具合で通過にどれだけの時間が必要かもわからないけど本当に良いのか?と念押しされる。


でも行くしかない

一か八かのミッションを息子に委ねたのだ。


ちなみにコロナ騒動により、今現在は韓国の入国にはビザがいる。
日本人のビザは免除されていたのが通常だったこの前までと違い、リスクも大きい。


韓国経由は今や出来れば避けたいという人も多くなっていた。


しかしそれにも裏技?があった。
大韓航空同士の乗り継ぎならば韓国に入国せずに日本人は通過できるということ。

私は3度も大韓航空に電話で問い合わせて同じ質問をしたので間違いはないと自信を持てた。


かなりしつこいが、とにかく異常事態につき不安要素は出来る限り抑えておきたかったので…💦


そして朝、韓国仁川空港に到着していると息子からLINEが入る。


混雑具合を聞いてみるとガッラガラで全然人がいない!ということ。
早朝だからか?


とにかく懸念していたことが一つ解消される。


軽くショット


画像1


検疫のシステムを聞いてみると、検温を求められただけだということ。

既に6時間後の乗り継ぎを待つだけだという状況にホッと胸をなでおろした。


予定通り飛べよ!

祈るだけである。


てか、フライト予定を見て改めて驚いたけど東京ってソウルから2時間20分もかかるのね・・・

我が家はいつも関空なんで韓国はもっと近い。

今は成田着しかないという悲しい事態なのだ。


緊急事態宣言発令後の成田検疫 帰宅までの流れ


息子のフライトは無事飛んだ!
(´▽`) ホッ


ミッションクリア!


その間に私は成田空港での検疫状況を問い合わせることにした。


ここに来るまでに日々情報は目まぐるしく変わって来た為に、私は成田空港インフォメーションにも何度も問い合わせた。


残念なことに何度聞いても日本の国境は緩かった。


ウイルスを食い止めるにはあまり効力は発揮しなさそうなシステムに愕然とした。


でも逆に帰国者にとったら門が広く有難いということでもあるけれども。


だけども発令後に強化されているだろうと独自で予測している。


ところが昨日今日の発令ということもある。


国中がバッタバタのせいもある。


拍子抜けな返答だった。


4月8日午前中現在
情報は更新されていません・・・ということ。


インフォメーション的にも偉い人からの知らせを待っている?ようだった。

特に昨日までと変化なし。


そうなのか、そしたら予定のシュミレーション通りにいけるかもしれない。

検温
PCR検査
書類をたくさん書くという噂のミッション(これが彼には一番ツライ)
大量の荷物宅急便で自宅に送る(これは我が家だけのミッション)
空港内のホテルへin



乗り捨てレンタカーや自家用車での帰宅が出来ないならばホテルへ2週間滞在要請がでているので。


もちろん自主的に用意した宿で自腹である。


なんということでしょう。
恐ろしい。


ホテルやレンタカーは今はいっぱいなはずなので出来る限り早めの手配をオススメ!


もちろん国内線やバス、タクシー、電車などの公共交通機関は使えない。


しかしあくまでも強制ではなく要請。


追跡確認もなし、実質は公共交通機関で帰りなさいと言うメッセージとも取れないことはない。


しかし検疫通過の際に誓約書をかかされるので安易な自己判断は避けた方が良いかもしれない。


万が一ウイルスを持っていたとしたら?
それが帰国してから感染していたとしても世間からは吊し上げにあうだろう。


海外帰国者がまたウイルスを持ち帰ったと。


息子は念のため2週間のホテル滞在の予定をしている。


実質感染者ゼロエリアから帰宅してはいるが、フライト中、空港での感染リスクは高い。


要請は出来る限り守ろうと思う。


本人は日本に帰って来れただけで幸せだということなのでこちらも安心している。


実際に成田の検疫を通過したリアルな情報はまた次の記事にでも記録しようと思う。



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