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#34 「私の憧れの人」

憧れって難しい。
この人のこの一面素敵だなって思うこともあれば、全てを知ろうとするほど熱中したわけじゃないから本当に一部分だから憧れまでいかないなって思ったり。
おばあちゃんとか尊敬する人はいるけど、憧れとも違うかなって思ったり。

と考えていたら思いついたのが、
「1日だけ誰かになれるなら誰になりたいか?」っていう子どもの頃によく考えたやつ。
これも、1つの憧れの形だなぁと。

ちょうど先月実家に帰ったときに、甲子園を見ながらふと、「あー、わたしは一生ホームランを打つことはないんだろうなぁ。打ってみたいなぁ」っていう話を弟としていたら辿り着いたこの話題。

わたしの今の答えは、「テニスのフェデラー」だった。
ちょうど今年のウインブルドンのジョコビッチとの決勝のあと、フェデラーのインタビューが最高だった。
こんな37歳に、私もなりたいって思った。

体力的にも選手としてのベスト的にも、もしかしたら今のフェデラーじゃないかもしれないのだけれど、そんな37歳だからこそ、今のフェデラーになりたいって思った。

スポーツに限らず、よく感じているのが肉体としての男女の差。
勉強しても仕事をしてても、思考の癖の違いはあれど、頭の回転とか考えたアウトプットで劣っていると感じることはあまりない。
でもやっぱり、体力、体の作りは全然違う。ハードに働いたら先に倒れちゃうし、重いものはどう頑張ったって持てない。
テニスでも、男性のような速いサーブは打てないし、ストロークは続かない。もちろん、ウィリアムズ姉妹のようなパワフルなテニスをする素敵な女性たちもいるけれど。

フェデラーのようなバックバンドで、的確なところに打てるような肉体と、
そこまでストイックに突き詰めることができる精神の強さと、
家族を大切してユーモア交えて周りにエールを送れるような優しさと、
そんな彼を一日体験してみたいなと思う。
対戦相手はナダルかな、ジョコビッチかな、錦織くんかな。

なんて妄想を繰り広げながら、あの肉体でサーブを打って前に出てボレーを決めて、バックハンドでとんでもないところに打ち込んでみたい。
きっとすごい衝撃なんだろうな。すごい苦しさもあるんだろうな。

フェデラーのかっこよすぎるインタビューはこちらから。

“At 37, it’s not over yet!"

https://mobile.twitter.com/Wimbledon/status/1150470594426802176?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1150470594426802176&ref_url=https%3A%2F%2Fthe-ans.jp%2Fnews%2F67037%2F%3Fpage%3D3%2F

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