新しい相棒がやってきた!
みなさんは、白杖{はくじょう)を知っていますか?
視覚障害者が歩く時に使う白い杖のことです。
私は弱視で少し視力がありますが、白杖を使っているので外出時の相棒です!
弱視の私が白杖を持つ理由
・周囲の危険物の確認する
前方に物や段差などがないかを地面をさぐって確認します。
・視覚障害がある事を知らせるシンボルになる
私が白杖を使ってよかったと感じること
・目を使わず足元の確認ができる
・周囲に視覚障害である事を伝えられ、道を尋ねる時などにお願いしやすくなる
私は現在40代ですが、子供の頃から弱視で安全のために白杖を使うよう先生から言われていました。
10代の時は今より見えていたので必要と感じなかったことと、白杖を持つことに抵抗感がありました。抵抗感というのは、恥ずかしさや注目を集めたら嫌だなあという想いです。
年を重ねるごとに視力も下がり、道を聞いたり、お店でサポートを受けたりする機会が増えて、20代後半に白杖を持ってみる事にしました。
ドキドキしながら歩いてみたら、想像より恥ずかしさはなく、大きな安心感がありました。それからは相棒として一緒に出かけるようになりました。
新しい白杖
白杖には素材や太さがいくつかありますが、細くて折りたたみタイプを買いました。
折りたたみタイプは、お店に入った時などに便利なのです。
折りたたむと定型封筒に入るほどコンパクトになります。
ローラーチップの石突(いしづき)
白杖の先端で地面に当たる部分を、石突(いしづき)といいます。いくつか形があり、使いやすいものを選ぶことができます。
私はローラーチップを選びました.
先がボールのように丸く、左右方向に回転するしくみになっていて、地面を探りやすいよう工夫がされています。
今回初めてこのタイプを使いましたが、段差に引っかかりにくく、地面を滑らせる感覚もスムーズで使いやすかったです。
用途による使い分け
今まで使っていた太く少し重いものは近所用に、今回買った細いものは、お店に入ることも考えてお出かけ用にと使い分けることにしました。
使い分けることで、白杖の傷みも防げれば、それぞれ長く使えるかなという期待もあります。
今回は白杖について書いてみました☺️
最後までお読みくださり、ありがとうございました💕
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