『追憶＊遊色が奏でるオブリガート』 4/30公開分までの感想

ヘッダー:『追憶＊遊色が奏でるオブリガート』風早巽への信仰/十話より

表題の通りかつ取り止めもなくただただ思ったことを備忘録として書き連ねているだけの内容となります。

あんさんぶるスターズ！！リリースから待望の追憶でありあんさんぶるスターズ！！でEve、Adamが追加されてから待ちかねていた玲明追憶イベントが遂に始まりました。
追憶は良い、どうなるかが本編時間軸で既に示されているので顛末を頭の片隅に置きながら読むことが出来るから……。
風早巽さんが脚に爆弾を抱えることになってしまうのも十条要さんの半身（？）たるHiMERUが表舞台から消えているのもHiMERUさんが風早巽さんに憎悪を含んだ強い感情を抱いているのもHiMERUさんがHiMERUとして振る舞うのも自分を信仰していた（慕っていたと本人は思っているでしょうが）HiMERUが居なくなっていることに気づかない風早巽さんも、全て本編時間軸に於いては全て起きた出来事であり現在進行形の事実なのだと思うとかなりワクワクします♪

玲明学園、夢ノ咲学院とは違った方向性での治安の悪さで嬉しかったです。
玲明学園では校舎にはゴミが少しも落ちていないんだろうな。特待生以外はタコ部屋だけど……。

風早巽さんがアイドルを目指した理由が「自分たちがこの世界に居場所を作るため」なのが凄い良かったな。
周囲と違うだけで居場所を追いやられ、迫害に怯えて暮らしている、信仰を持つ人々が居場所を求めて辿り着いた先が「自ら偶像となりこの世界に居場所を作る」なの、かなり危ういけれど切実で、そしてそれを担うのが自らを全く顧みず愛を平等に他者に与え続けることを、そして見返りを求めぬ風早巽さんであること、最高だよ。最高に残酷だよ……。
風早巽さんも宗教家で在ることを積極的に望んではいなかったというのも輪をかけてそんな……と思いますし、そしてその才があるのも酷い。
けれど風早巽さんは幼い頃から差別と迫害に怯えていて、居場所を求めてやっていることで……でも今回の追憶、過程は想像もつきませんが結論は既に出ているので……。風早巽さんがあんさんぶるスターズ！！メインストーリー一部時点でアイドルに復帰できることを受け止めている印象だったこと、今からどう受け止めていいかわからなくなっています。正直…………。

HiMERUさんもとい十条要さん、追憶時間軸だとかなり可愛いことになっていて良かったです。
特待生であることだけに価値を見出してみっともなく泣いて喚いて他人の持つものに執着して縋って、傲慢で、自己中心的で、とても人間らしいぜ……。純粋な存在だぜ…………。

既に現在公開分で情報量いっぱい！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！なんですが、まだ全然なんだろうな。今回のイベントで本当に過去玲明で起こったこと回収出来るのか？？？？？？？？？？？？？？
でもこれから50話くらい追加で公開される可能性全然ありますし、出来るんだろうな。楽しみだな〜。

漣ジュンさんの幼少期のお話が出たのも嬉しかったです。
「半ば軟禁」発言でボギータイムで都道府県を4つくらいしか回答出来なかったことに嫌な説得力が出てかなり良かったです。全く良くありません。それで親の名前で実力を正当に評価してもらえないの何なんだ！！？！？？！？！？！？！？！！！？！！許せない！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
巴日和さんに見出されて、EveとEdenという居場所が彼に与えられて良かった…………。
親のしがらみで縛られているような環境であったのに、確固たる自分を持っていて自分の実力で這い上がろうとし、他者ではなく自分の名前で評価されることに重きを置く気高い御人で涙が出る。Saga編…………。

取り急ぎ思ったことを書き連ねました。備忘録として当時を振り返るのに役に立つ事を期待します。
それでは残りストーリーの公開、楽しみですね。
私は暦通りの休みではありませんが、GW全てオブリガートの公開で怯える可能性もあるので心を強く持ちましょう！
それでは。