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#42【生徒が勝手に学び始める英語授業②】力のつく英語授業がしたい。

力のつく英語授業をしたいと思っています。

これは、ずっとですね。初任の頃から。

なんだかんだ力をつけないと始まらない訳です。親になっても思いますって。「ちゃんと力をつけてくれる先生でよかった」って。

「あんたのいう力って何やねん論」があると思いますが、ここでは福井県の高校入試を突破できる力や英語検定あたりを想定しています。福井県の入試問題って、実はかなり難しくて、あれをすらすらと読めたり、解けたりしたらかなり力があるんじゃないかな。

でも「いやいや、入試て!!」「スピーキングはやらんのかい!」ってお思いかもしれません。大丈夫。ちゃんと実践に取り入れています(しかもかなり厳しい形で)。

今自分が実践している英語授業(そしてこの方法が今までの英語授業への考え方で、最も力がつきました)を図というかグラフというか、何というか落書き?にしてみました。

教師とは思えぬ字の汚さ。

このページ、どんな授業をしたらいいですか?は的外れな質問にもなり得る。

この図(汚くて本当申し訳ない)からもわかる通り、授業って連続なんですよね。逆にいうと数十時間ある授業の中の1時間でしかない。

1時間、1時間の授業って、実は繋がっていて、そのゴールが山のてっぺん。そこまでの道のりを先生が示してあげて、

どう登るかは、生徒たち自身が決める。

どこで休憩を取るのか。

どの道を選ぶのか。

どんな靴を履いて、誰と一緒に登って、何なら友達が登れそうになかったら、手を繋いであげる。

先生は、生徒たちにあった登る方法を教えてあげて(一人ひとり違うかも)、どんな靴が合うのか、どんなルートがあるのか(英語のトレーニングを示してあげる)を伝えるだけ。

あとは、生徒たち、先生たちの励まして登っていきますから。本当に。

だって先生方、35人のクラスの生徒全員をまさかおんぶして山に登る?いや、それは無理なんですよね。そして生徒たちも当然そんなことは望んでいない。

だって「成長したい」「自分で歩いて登りたい」「自分で登るルートを決めたい」って欲がありますからね。

だから、英語の授業って(他の授業も当然)、「このページをどう教えるか」はちょっと的外れな考え方になることもあります。

このnoteはこのへんで。

次のnoteでさっきの落書きの解説をしていきます!

ちなみにライティングの授業実践が本になりました。明治図書から出版しています。参考になれば↓

スピーキング活動にお悩みの方は、こちらもぜひ参考にどうぞ。新刊です。

ではでは。

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