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ことばの生まれる景色』原画展 わおん書房(福井) 2019.9.12-2019.9.23

北陸で初めての開催となる『ことばの生まれる景色』原画展。
会場となるのはわおん書房(福井)、2019年4月19日にオープンした
新しい本屋さんです。
この素敵な扉を開けて奥に進むと、奥にはほっと一息つけるカフェスペースもあるのだとか!

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今回、展示作品の構成を考えるにあたり、店主の廣部さんが是非とも飾りたい!と真っ先に挙げてくださったのは、ミヒャエル・エンデの『モモ』の絵でした。
児童書に力を入れているというわおん書房さんらしいセレクトだなと納得。

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今回は全12点の作品を飾っていただきました。
わおん書房でご覧いただける作品はこちら!

◎わおん書房展示作品(全12点)
『ミラノ 霧の風景』須賀敦子
『旅をする木』星野道夫
『独り居の日記』メイ・サートン
『自選 谷川俊太郎詩集』谷川俊太郎
『おやすみなさい おつきさま』マーガレット・ワイズ・ブラウン
『よいひかり』三角みづ紀
『さようなら、ギャングたち』高橋源一郎
『若き日の山』串田孫一
『遠野物語』柳田国男
「なめとこ山の熊」『注文の多い料理店』宮沢賢治
『声めぐり』『異なり記念日』齋藤陽道
『モモ』ミヒャエル・エンデ

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『ことばの生まれる景色』で紹介している本はもちろんのこと、
関連書籍もぜひお手にとってご覧ください。
わおん書房さん限定のスタンプ図案はこちら。
なんだかスキップしたくなるような図案!

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〈わおん書房・廣部貴子さんへのQ&A〉
1)『ことばの生まれる景色』の中で、好きな作品は?

ミヒャエル・エンデ『モモ』
モモが見上げる星空の美しさ!
私も円形劇場の階段にモモと並んで腰かけ、星ぼしの声に耳を傾けたい…そんな思いに駆られます。

マーガレット・ワイズ・ブラウン 『おやすみなさい おつきさま』
『モモ』とは違った深く静かなブルー。これぞnakabanブルー!大好きな色です。

2)もし自分が作品を選んで、nakabanさんに絵を描いてもらうとしたらどの本を
選びますか?
 
エーリッヒ・ケストナー『飛ぶ教室』
ごまかさないでほしい、そしてごまかされないでほしいのだ。不運はしっかりと目をひらいて見つめることを、学んでほしい。うまくいかないことがあっても、おたおたしないでほしい。へこたれないでくれ!くじけない心をもってくれ!

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ケストナーは児童書の持つ力を私に気づかせてくれた大切な作家です。
特に『飛ぶ教室』には、ケストナーの強いメッセージを感じます。
nakabanさんならどう表現されるのか興味深いです。
 

3)展示に関して、お客様にひとことどうぞ。
nakabanさんの絵は自由で多彩です。絵をご覧になって物語のイメージを膨らませたら、是非『ことばの生まれる景色』を手にとってみてください。辻山さんの書かれた文章がすっと心に入ってきますよ。

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廣部さん、ご回答ありがとうございました!
わおん書房での展示は、9/23(祝月)まで。
みなさまのご来場、お待ちしております。

わおん書房
〒910-0006 福井市中央1丁目14-9 堀江ビル1F
電話/FAX 0776-43-6117
営業時間 11:00〜19:00
定休日 火曜・水曜

(写真:わおん書房提供 文:川口)



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