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Raoの徒然コラム 知っておくと得をするかも知れないお金のお話①~導入編~

■はじめに

皆様こんにちは、Raoです。
皆様がご存じの私はギャンブルばっかりで、コツコツ投資とはかけ離れているかも知れませんが、そういうこともしています。

突然ですが、皆さんは投資に興味をお持ちでしょうか。この記事を偶然にでもご覧になっていただいているということは、少しでもご興味があるのだという前提でお話します。
投資もギャンブルと同じで資産を失うリスクがあるんでしょ?特殊な勉強が必要なんでしょ?という方向けの記事です。
良いところとそれに伴うリスクを合わせて伝えていきます。

私は今までFXや株、仮想通貨で数百万の損もしてきましたし、得もしてきました。その中で少し知っておいた方があなたの将来の選択肢を増やせるかもしれないことを綴ります。ここでは投資初心者向けで、リスクが小さく利益を得られる可能性が高いことだけをお伝えします。今回は導入編ということで何故投資が推奨なのかという理由をお伝えします。

最初に申し上げておきますが、巷の怪しい商材みたいに楽に月〇〇万稼げるとか絶対に利益が得られるというものではありません。ただ、長期的に見れば高確率で利益が得られる方法の紹介です。

なんでこんな記事書いてるのと思われるの?と思われるかもしれませんが割と自己満足的なところも大きいです。折角何かの縁で私のことを見つけていただいて関わりを持てたので、少しでもお役に立てれば良いなと思っています。

投資初心者向けなので積立NISAや株式投資などの知識がある方は購入してまでの価値はないかなと思います。ただ、ギャンブルの話も交えているのでご興味あれば。(返金申請も受け付けられるようにはしています、何か内容について不満があればご連絡下さい)

注意:ここで紹介する投資も元本割れのリスクはあります。必ず利益をお約束するものではないのでその点はご理解の上でお願い致します。ギャンブルもそうですが、投資も自己責任です。但し、知っておいて間違いなく損にはならないと思います。

■ギャンブルは投資となり得るか

投資はギャンブルだからやるのは怖い・・・そんな話をよく聞きます。実際にギャンブルと比べてみることにします。


   そもそも投資とギャンブルの違いはなんでしょうか。意外と明確に答えられる方は少ないと思います。どちらも利益を追求して資金を投じるという点では同じで、損をすることも得をすることもあるからです。

25%


なんの数字でしょうか。競馬や競艇をされている方はよくご存じかと思います。この数字は公営ギャンブルの控除率です。
控除率という言葉は広義ですが、ギャンブルにおける控除率は手数料だとお考えいただければ分かりやすいです。ギャンブル主催者側の利益ですね。

以前例え話で似たようなことを書きましたが、こんなことはあり得ないですがもし賭ける人が二人だけで1万円ずつ出したとします。

この時点で計2万円の内、25%に当たる5千円が主催者側に取られています。残りの1万5千円を奪い合っている。それがギャンブルの本質です。

ちなみに控除率の残りの75%は賭けた人に戻ってくるので還元率と呼ばれていますが、ギャンブルによってこれは異なります。

◆還元率一覧
カジノ:約95%
パチスロ:約85%
競艇:75%
競馬:約75%(馬券種による)
宝くじ:約50%

このあたりは覚えておいても良いでしょう。

長期賭けていると普通の方は概ね上記の数字に近づきます。見たくないかも知れませんが、競艇のオフィシャルサイトで回収率が見られますので見てみると良いと思います。75%を超えているのであれば100%を切っていたとしても優秀な数字と言えます。お金の奪い合いに少しでも勝利しているのですから・・・。

大したことのないように見え、一か月5万円くらいを賭けたとして、総額60万の内1年で控除額だけで15万円を失うことになります。

さて、話を最初に戻します。
結論から言うと、ギャンブルは投資になり得ません。期待値がマイナスの時点で投資となり得ないのです。プラスになったとしてもそれは何か知識やデータ、運を元に他の人を出し抜く手法をもっているか何かです。
要するに他の人と同じことをしているようでは同じような結果しか得られず控除率に近づくというわけです。
そもそもギャンブルとは、上述の通り25%を同元に取られている段階で、賭けた瞬間賭けた本人の期待値75%であり、ゼロサムゲームという勝ったものだけが勝てる仕組みになっています。

一方投資はというと、このゼロサムゲームにはなりません。タイミングよく買えれば殆ど全員が得をする場合もあります。
投資の場合は期待値が100%を超える場合が多いのです。


■それでもギャンブルで勝つ人がいるのは


さて、ここまででギャンブルの本質がわかってきたかと思います。
やればやるほど統計学的には間違いなく負ける、それがギャンブルです。ちなみに75%をも下回っている場合、資金管理そもそもの問題や、負けている際に取り返そうと大金をつぎ込むなどやり方自体に問題がある可能性が高いです。

その場合やり方自体を見直した方が良いと思います。(そのうち間違いなく身を滅ぼします)

ここで、少しだけ自慢をしますがこと宮島競艇においては私の収支は過去年間回収率140%近い数字を叩き出していました。なんだたったの1.4倍かよと思われるかも知れませんが、1000万円賭けていればプラス400万です。

短期間で回収率がこんなに高くなる投資はなかなかありません。短期間の市場の上下動を狙う投機もありますが、10万円が100万円にする投資手法はIPOの初値売りや高レバレッジのFX、先物取引、あるいは小型の成長株式投資など限られており、これもまたリスクや運もあります。

ギャンブルのメリットはこの手軽さと一攫千金が目指せるところです。趣味としても面白いと思います。

さて、それでは恒常的、またはトータルで勝つことができるのか。

事実極めて一部の人はそれを達成しています。競馬の税金の未納税の裁判で話題になったのが有名ですが、相当の利益を生み出していました。
手法はAIによる統計分析で、荒れそうなレースの3連単を相当数の通り数購入していたといわれています。

個人的に今までやってきて勝てる人というのは以下のいずれかだと思います。

・本当に予想が上手い人
・資金が豊富で資金管理がしっかりできる人
・統計データなどによる購入手法を確立している人
・普通の人が買えない買い目を買う手法を確立している人
・天賦の運に恵まれた人
・・・etc.

最後のは半分冗談で書きましたが、事実そういう人もいます。
ちなみに私の競艇予想は上記だと3番目に当たります。新聞やサイトの予想はほぼ参考レベルに留め基本はデータベースの予想にしています。

2番目のも分かりやすいと思います。資金1億円で100円プラスにしろと言われたら、それはできるように思いませんでしょうか。極端な例ですがそういうことです。これは投資の世界でも同じなのですが・・・。
結局のところ他の人を出し抜く方法か、豊富な資金があればプラスにできることもある、ということです。

この話を続けると、ギャンブル手法の話(マーチンゲールやココモ、モンテカルロ法)などもでてくるので一旦切ります。

■ギャンブルと資産形成

さて、ここまででギャンブルで勝つには環境面や手法などある程度特殊な方法が必要ということを述べてきました。ここはギャンブルをやった方は経験則的に理解していると思います。
短期的に勝つことはあっても、負けて後悔した日や、やめようと思った日がある。それが実態でしょう。ギャンブルを主軸として資産形成や借金の返済をしようとするのはやめるべきです。それで成功している方もいますが、ごく一部であり負けた方は取り沙汰されることなく資産を失っていくか、破産していくだけなのですから。

さて話が少し逸れましたが、普通の方は働いていて、財形貯蓄や普通の現金預金なども並行でやっていると思います。

そこに投資というスパイスを加えてみませんかというのが今回の趣旨です。
(やっと目的にたどり着きました・・・笑)

■資産の利回りの考え方

現金貯蓄が安全である、そこに疑いを持つ余地はありません。ギャンブルもせず貯めていけば失うことはありません。

今は0.001%の金利が1990年台頃までは3%を超えていました。利回り3%という数字は凄い数字です。
ここで、ご存じかも知れませんが「単利」と「複利」という言葉を覚えておいて下さい。分かりやすいか分かりませんが例を下述します。

単利:元本にのみ利息がつきます。
複利:元本+利息にさらに利息がつきます。


例1:単利5%(年利)の場合
100万を預けたとしましょう。
5年後いくらになってるでしょうか。
計算は至極簡単です。年に100万円の元本の5%である5万円が利息になるので、これが5年続きます。即ち5万円×5年の25万円が利息です。

100万(元本)+100万×0.05(%)×5(年)=125万 ですね。

リボ払いやローンの利息はこの単利計算です。

例2:複利5%(年利)の場合
同じく100万を預けたとしましょう。
ここでも同じ5年を適用させます。
今度は少しややこしいですが、2年だけで考えてみます。まず一年目は単利の場合と同じなので、5万円の利息が付きます。二年目は複利の場合はこの利息5万円を足しこんだ105万円に対して利息がつくので、二年目は
105万×0.05(%)=5.25万の利息が付きます。

複利の計算はややこしいですが、上の計算を繰り返していきます。
100万円(元本)×(1+0.03(%)/5(金利適用回数))^5(金利適用回数)*5(期間経過回数)= 127.6283万円

数学嫌いな方は頭痛くなるかも知れませんが要するに以下の計算です。
1年目:100+100×0.05=105
2年目:105+105×0.05=110.25
3年目:110.25+110.25×0.05=115.7625
・・・これの繰り返しです。

複利の場合だと2万6千円くらい高くなりますね。
しょぼいなと思ったでしょうか。同じ計算を30年で行ってみましょう。
単利の場合:250万円
複利の場合:431万円


倍とまでは言いませんがほぼ倍ですね。複利の威力はこれで分かっていただけたと思います。昔は3%ではありますが、銀行に預けているだけでこんな時代があったのです。

■キャッシュ(現金)は安全資産か

上の記載で現金貯金が安全と書きました。これはあくまで何か無駄遣いをするわけでもなく、ギャンブルで負けることもないという話です。

それではコツコツ貯金だけをするのが得策か。私はNOだと思います。まず1点目の理由は、金利が低いあるいはほぼ皆無に近い点が理由の一つです。預けていても増えはしません。

次にインフレのリスクです。
「金融緩和」「量的緩和」という言葉をニュースで聞いたことがあるでしょう。もちろん知っているという方もいう方もいらっしゃると思いますが、不景気に陥ってモノが売れなくなった際、金融緩和により日銀が金利を引き下げを行うことを指します。
日銀が金利を下げると、各銀行も低金利で企業に貸し出しができお金がまわるという考え方です。(ちなみに景気が過熱した際に逆のことを行うことを金融引き締めと呼びます)
「質的緩和」などありますが、国債の話を持ち出すとややこしくなってくるので今回は割愛します。

次に「量的緩和」です。これは日銀が操作してお金の総量を増やすことです。コロナによって世界の景気は悪くなりました。そこで日本も米国などと同様この量的緩和を大々的に実施しています。

これによる影響は様々なモノの値上がりです。市場のお金の総量が増えるので、モノの値段が上がります。とは言え、日本はずっとデフレでこの脱却を目指して緩和を行っているもののなかなか上手くインフレになってはいません。(日銀は2%を目指しています、デフレはものが安くなって良いのでは思うかも知れませんがデフレもインフレもそれぞれデメリットはあります)

ただコンビニのカップ麺やお菓子、小麦など、10年前に比べて値上がりした気はしませんか?自販機が分かりやすいかも知れません。

緩和のみが原因ではないのですが、今後も金融緩和が続く以上似たような政策を先行で討っている米国のインフレ傾向がみられている今、今後日本も例外ではないと考えます。(ここは諸説あるので必ずしもそうとは言えません)

さて、やや経済のややこしい話をしてきましたが、インフレになった場合何が起きるか。
現金価値の下落です。極端ではありますが一生懸命貯金してきたお金の価値が20年後モノの価格に対して半分になっていてもおかしくはないのです。

意外かもしませんが現金だけを持っていることもリスクである、ということは覚えておいて下さい。

他にも今はいまだに日本円は強いですが、為替の変動リスクで海外旅行が倍の値段になること(逆もまた然り)も在りうるわけで、外貨建てで何か資産を持っておくこともリスクヘッジになります。

■持たざるリスク

コロナで景気が冷え込んだ際、各国は大幅な量的緩和を追加で行いました。しかしながら狙いとは裏腹にモノ以外の無形、有形資産に向かいました。

株式、仮想通貨、金、etc. コロナ下落時から少しでも持っていた方はそれだけで2倍以上得をしています。逆にコツコツ現金だけを持っていた人は、賃金が上がってるわけでもないので量的緩和の影響も受けずその分損をしているのです。

お金を持っている人たちだけが得をしている。そう文句をたれる方は多いですが、少し投資の知識があればご自身も少なからず恩恵を受けられるわけです。それは機会損失であり、無知故の損失でしかないと言わざるを得ません。一方このような知識は機会がないと知ることも少なくやはり日本人は現金第1で貯金に対する意識が強いので仕方の無い部分もあります。
ただここで申し上げたいのは、持っていないこと自体がリスクとなる可能性があるわけです。

株式は高いから手が出せないとかそんな時代ではもはやなく、最近は単位未満のプチ株も流行っています。

以上をまとめると、資産形成において大切なのは自身のポートフォリオ(金融資産の組み合わせ)を分散させておくことであると考えています。
コロナなどで今後の世界の動向がわからない以上、この傾向は今後も強くなってくると思います。

日本は今も経済大国ですが、少子高齢化で衰退は目に見えています。企業もグローバル化でなんとか生き残りをかけていますが、資本である人財無しには持ちません。
皆さんの日本の将来像は明るいでしょうか。。。衰退していく円だけを持って生きていきますか?という話もでてきます。

■それではどうするべきか

勿論キャッシュがメインでよいと思いますが、ポートフォリオの一部を株式や金、仮想通貨でバランスよく持つことが大切だと思います。例えば

現金:70%
株式(ETF)・投資信託:20%
金・仮想通貨・外貨:10%

などです。割合は各人のリスク許容度に合わせてコントロールすればよいと思います。ちなみに私のキャッシュ割合は40%ほどです。
ここは個人が何を信じるかですが、やはりキャッシュメインで!という方を否定はしません。

それに直近は株式も仮想通貨もボラティリティ(価格変動)が大きく不安定で持ちたくないよという方は多いと思います。
元本割れを恐れる方は多いです。誰しも損はしたくないので当然ですね。

また、株もどの会社が今後伸びるかなんてわからないよという方多いと思います。

■次回予告(実践編)

その回避や投資の仕方を次回述べていきます。

そして何より途中で書いた複利を活かした投資が今は割と気軽にできるのです。どの会社がなんて考える必要もありません。それがETF(Exchange Traded Fund)や投資信託を用いた投資です。
投資信託やETFは、例えるならば会社の株の詰め合わせパックです。その運用はそのファンド(投資のプロが集まった会社みたいなものだと考えて下さい)が全部やってくれます。

今は1口100円から、全世界の株式に分散投資できる仕組みがあります。全世界株式の利回りはなんと複利で6%弱(ただしこれは過去の実績平均です、今後も維持できるかは分かりません)です。

全世界の株式に100円で分散投資できるって凄いことだと思いませんか?(今は実際は半分は米国株なのですが……)

NISAや積立NISAという言葉を聞いたことがあるでしょうか。この後者の積立NISAの話が次の記事の中心になります。年40万円までこういった投資信託の利益が非課税になる制度です。ちなみに通常株式取引などは利益に対し20%が差し引かれます。

投資信託は設定も可能ですが積立NISAは再投資なので”複利”が適用されます。さて、ここで先ほどの話を思い出して下さい。
年40万円を、利率を低く見積もって年利3%で30年運用したとします。
するとどうでしょうか。

元本ざっくり1200万に対しリターンは2000万円になります。けど投資信託も株である以上値下がりのリスクはあるでしょと思われるかも知れません。もちろんその通りです。ただ、積立投資においてはそのリスクを軽減することができるのです。

そんな美味しい話があるのか?と思われるかも知れませんが複利には時間が必要なのです。時間を犠牲にする代わりに安定的に資産形成をしていけます。(紹介するインデックス投資はウォーレンバフェットも推奨しています、誰やねんという方はググって見てください 笑)
なので始めるなら早めに始めることをおすすめします。

次回はそのあたりの具体的な話をしていきます。
気になれば購入して読んでみてください。

■最後に

以上です、ご購入いただき本当にありがとうございました。
感想やご質問などあればTwitterやコメントいただければ全て返信致します。

もし新しい知見が得らたとか、役に立ちそうということであればスキボタンお願い致します☺️

逆に全く得るものなかったので返金せよという場合は返金申請アリにしているのでご連絡ください。
言いにくいかも知れませんが、元々営利目的でもなく、手間賃だけ頂いてる感じなのでご満足いただけなければ仕方ないかなと。
ただし、初心者向けであるということは記載しておりましたのでその点はご理解願います。

利益が出た場合や、いいね!と思った方は今後の予想スタイルのモチベーションになりますので是非サポートいただけると幸いです。