アンデッドアンラック 4巻感想

一瞬で読み終わりました。

面白かったので、唐突に4巻感想書きます。

アンディ大好きですが、ビリーもカッコ良し!!

ロングケーキバーのくだりから、がっちり心を掴まれました。

タチアナは人生に絶望していたのに、ビリーが幸せを体験させた事で、まだ諦めなくてもいいと一瞬で理解しました。体験という説得ですね!

面白い!!

まだ笑える、楽しめる、幸せを感じられる。

ものすごい説得力です。

タチアナの気持ちを考えると、文字通り視界が開けるような体験だったと思います。そして、今まで不幸の根源だった力も、いつか大切な人を守る為に役に立つと教えられた事で、生きる意味を見出しました。

ああ!それなのに後半の展開は辛すぎです!!

タチアナの顔が切ない。

ビリーの事が大好きなんですよね!

ビリーどうなってしまうんでしょうか!?

いやでも、カッコよすぎです。

え。こんなカッコよかったんですかビリー。。

大迫力のバーンと、最終的に全く予想外の選択をしたアンディと風子で、次巻へ続く事になりました!!

あわあわわ。5巻気になります。いや、まだ次が5巻という驚き。

否定者

ある日ある時、突然意味不明な力を与えられ、それまでの生活を破壊される衝撃はどれほどでしょうか。

自分の存在を否定するような結果を招く否定者。

特別である事に悩み、普通で無いことに悩む。

平凡な生活こそ最大の幸福だったのに。

チカラは親友と別れ、その普通の生活を取り戻すために戦うことを選びました。

そのチカラの前で戦うアンディの印象的なセリフ。

結果オーライだ。 生きてりゃ何だって やりようはある。 アンデッドアンラック4 p.41 戸塚慶文 集英社

家族を思い生きることを選んだチカラに響く言葉ですね。

死んでしまえば変えられないが、生きているなら何でもあり。命さえあれば、やり方はいくらでもある。

ザ!ポジティブ!!むしろ苦難を楽しんでいる!?

絶対絶命の危機にも全くブレないアンディ。

彼の淡々としたセリフまわしや、飄々とした姿はいつでも魅力的です!

まあ。。死なないので、焦らないというのもありますが。。。

人間死ぬ事を最大の目的にした場合、確かに無敵ですよね。。アンデラは死ぬ事がゴールの漫画ですし。

何が面白いって、冒頭「どうやって死ぬか」を探している人が、死ぬかもしれない不運を招く人を見つけて大喜びをするという謎展開ですからね!

斬新。。。

究極のネガティブ発想じゃないですか!?死ぬために仕方なく、今生きてるんですよ。何この主人公。

ヒロインがまた健気に死なせてあげたいから協力するって、文字にして説明したらナニコレ大丈夫?

テーマが重すぎるのに、展開早すぎるし、笑えるし、前半モザイク多いし、ほぼ全裸だし。

そういえば、最近はクロちゃんのお陰で肌色少なくなりましたね。

アンディが風子と出会った事で、孤独から開放されていくのとかも良いですし。

リップもカッコいいですよね〜。あの人通常の否定者の真逆の思考ですけどね。

リップ戦の後にアンディが、一人ひとりにコメントつきで褒めてくれるのとか良すぎません?

その一言が嬉しい!!これは惚れてしまいますよ。リアルにいたら。

あの、管理職の方は是非これやってください。。。

めちゃ嬉しいと思う。。。嬉しい嬉しい。。

見ててくれた!っていうのいいですよね。役に立ったんだっていうのを、しっかり確認してくれる。

まさに肯定者!!

肯定者だよ!アンディ!!


アンディと風子が、いろんな方向からのプレッシャーの中で、困難を乗り越えてみんなを勇気づけて、世界の危機まで救おうとしているんですが。。。

はてさて、5巻はどのような展開に??

ちらほらみなさんの感想では、伏線回収に驚愕のコメント多めですね!

楽しみです!

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