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36歳弱者女性が、ぺこぱに夢をもらった話

少し前の話だが、芸人界隈であるnoteが話題になった。

「例のnote」と呼ばれ賛否両論を巻き起こしたこのnoteは、「推し」がいる多くの人々にファンの在り方を考えさせられるものとなった。わたしもそのひとりだ。
今日は、そんなわたしとぺこぱの話をさせてほしい。




①ぺこぱとの出会い(2019年12月)

出会いは言わずもがな、2019年のM-1グランプリだ
(と言いつつ、松陰寺さんのことは有田ジェネレーションで見て知ってはいた)。

ぺこぱはこの大会で3位に入賞し、テレビに引っ張りだこになった。
が、わたしはこの時彼らの活躍をさほど追ってはおらず「普通に好き」程度の認識。真のぺこぱを知るのはもう少し先の話だ。
そこまで時を進めよう。


②オールナイトニッポンXのスタート、そして沼落ちへ(2021年4月~2023年3月)

2021年4月、人気ラジオ番組「オールナイトニッポン」の新ブランド「オールナイトニッポンX」がスタート。
ぺこぱは木曜日を担当し、番組は1年続いたのち「オールナイトニッポン0」に移籍した。

ここで、わたしはぺこぱの真のおもしろさを知ることになる。

知らない人のために話すと、ラジオでは皆さんご存じの「松陰寺太勇とシュウペイ」ではなく、本名の「松井勇太と成田秀平」でトークを繰り広げていた。要は素の状態。
テレビでは絶対出さない素顔、smash.でのライブ配信(現在は終了)で見せる成田さんのアイドルばりのファンサ、松井さんと成田さんの趣味に走ったコーナー…。
わたしはキャラを脱いだ彼らのおもしろさとシュウペイ氏(以下シュペ氏)にまんまとハマり、それ以降ぺこぱの活躍をひたすら追うようになる。

(余談だが、この時期推しの何の前触れもない結婚発表があり精神的に落ち込んでいた。その時に聴いたこともあってどっぷりハマったのかもしれない)

その後始まった「オールナイトニッポン0」でも彼らは変わることなく、リスナーに「素」を見せ続けてくれた。
しかし、番組は1年で終了。多くのリスナーが惜しむ中、翌月から配信ありのトークライブ「ぺこぱの光合声」がスタートした。


③生ぺこぱ(2023年4月~2023年9月)

ラジオが終わってから、ぺこぱの活躍を目にする機会が少しずつ減っていった。本人も口にしていたが、ラジオの他にレギュラー番組が2本終了し危機感を感じていた。
全国放送で定期的に彼らの姿を見られるのはヒルナンデス(金曜日)くらいだ。
北海道の田舎に住むわたしは金曜日に休みを取りヒルナンデスを見て、TVerでローカル放送の番組をチェックし、月1の光合声を配信で見る日々を送っていた。

そんなある日、ぺこぱが清里町に来るという知らせを耳にする。

約2時間かけてやってきた何もない町で、短時間ながらもネタとサービス精神旺盛な面を見せ、町民と近隣から来たお客さんの大歓声を浴びていた。
初めて見るぺこぱはテレビで見るよりずっとおもしろくて、正直時間が足りないと感じたほど。
後ろ髪を引かれるまま祭りが終わり、人気の少ない駅から地元の街へと帰る。

そして、帰りのJRの中で人知れず号泣した。
ぺこぱにやっと会えたという感動と、もっと見たかったという悔しさが涙となってこぼれる。次はいつになるかわからないし、もう会えないかもしれない。

(冒頭の例のnoteの彼も新幹線で泣いてるよな、そういえば)

だがその反面、「また会うために生きていよう」という希望が生まれた。
そして、それは割とすぐやってきたのだった。


④きっかけが生まれる(2023年11月)

秋が近づく頃、ぺこぱは単独ライブの開催を発表した。ぺこぱは年1で単独ライブを行っており、2023年で3回目だ。

(DVDもリリースされているので是非)

いつか観たいと思っていた単独。東京は遠いしお金かかるしどうしよう…と悩んでいたが、思い切って行くことにした。

チケット争奪戦を勝ち抜き、初日はS席のシュペ氏寄りの席に当たった。
会場の草月ホールはステージとの距離がめちゃめちゃ近くて、遠くの席でもステージがはっきりと視認できるほど。そのおかげで所作のひとつひとつまでしっかり観れて、大満足であった。
しかも、初日のラストで客席にサイン入りボールを投げるシーンがあったのだが、絶対シュペ氏わたしに向けて投げたよね?
…と、痛ファンのようなことを思わずにいられない場面があったりもして。

(沼落ちして以降、わたしは年に何度かシュペ氏に手紙と誕生日プレゼントを送っている。インスタのアイコンでバレているのか…?)

が、わたしはその帰り道でまたもや号泣。

決してシュペ氏のサイン入りボールが取れなかったからではない。
理由は前述のとおり。ライブが良すぎたのだ。ただそれだけ。
さらに2日目はこれに「また観たい」が加わるのだが、今のところ次の予定はない。
だが、今年も単独はやるのだろう。11月(予定)を楽しみに待ち、わたしもスキルアップしなくては。

とまあ、ここまでわたしとぺこぱの歴史を綴ってきたわけだが、ここでこの章のタイトルを回収しなくてはならない。

2023年の単独では、シュペ氏自ら作詞を手掛けた楽曲「KiKKaKes」が披露された。

シュペ氏が大ファンを公言するKinKi Kidsに捧ぐ歌として作られ、本人にもお墨付きをもらったこの曲。
随所にオマージュが込められ、KinKiファンの間でも話題になった(ちなみにポスターもKinKiをオマージュしており、ぺこぱのマネージャーさんがKinKiサイドに許可取りをしたんだとか)。

そんな曲を生で聴き、渾身のネタを生で観て、そして帰り道で号泣して。
いつの日か、わたしの中で「ぺこぱと一緒に仕事がしたい」という思いが芽生えていた。
しかし、物書きを志すわたしとお笑い芸人のぺこぱが交わることがあるのだろうか?
いやいや、あるじゃないか。少し偏ってはしまうが、ぱっと思い浮かんだのはこれだ。

「YouTube用のショートドラマを書き、シュペ氏に主役を演じてもらう!」

この時、まだわたしは物書きが持つ可能性など知らず、小説しか書けないと思い込んでいた。
だが結果にはつながらず、小説のコンテストに応募するのをやめてシナリオライターの道に進もうか…。
解決の糸口が見つからないまま、2024年を迎えた。

⑤SHElikesの門をたたく(現在)

今年の3月頃から、インスタでライティング関係の広告を目にする機会が増えた。
その中で1番目にしたのがSHElikes。女性のためのキャリアスクールを謳い、ライティングやWebデザイン、マーケティングを学べるオンラインスクールだ。

(PRではない)

SHElikesに入る前に他のスクールからも話を聞いたが、サイトのデザインの良さと費用対効果に惹かれわたしはSHElikesへの入会を決めた。
そしていろいろ話を聞く中で、YouTubeの台本を書く仕事もあることを知ったわたしは「ぺこぱチャンネルの台本書いてみたいなぁ」と思い始めるようになる。
動画上げるたびに登録者数減る(by松陰寺さん)あのチャンネルをなんとかしたいという気持ちになったのだ。
だが、まだノープランだ。実際やることになった時に考えよう。

SHElikesの話は、また後日詳しく上げるとして。

⑥で、結局何がしたいん?

ここまで読んでくれた方々の中には「ぺこぱと仕事がしたい、って言ってもお前シュウペイ寄りじゃないか!」とか「変な下心あるんじゃない?」と思っている方もいるかもしれない。
しかし、それは間違い(シュウペイ寄りは否定しないが、元々は松陰寺推しなので2人とも好き)。

わたしの願いは「ぺこぱの真の良さをファン以外にも知ってもらいたい」
テレビじゃ見られない、ラジオで見せた2人の良さを披露する場を作りたい。
そして、推しの結婚やコロナ禍で仕事がなくて死ぬほど落ち込んでいた頃のわたしを救ってくれたぺこぱに恩返しをしたいのだ。
ぺこぱファンはどうしても内輪だけで盛り上がってしまう傾向があるので、これを外に向けて発信をしたい(あくまで個人の意見)。
これについては松陰寺さんがいつぞやの光合声のエンディングで悔しさをにじませていた場面があって、わたしも気がかりだったのでね。

やりたいことを具体的にまとめると
・YouTube「ぺこぱチャンネル」の脚本を書きたい
・シュウペイ氏主演でショートドラマを作りたい
・その他何かできること(これについてはまだ未定)

この3点かな。
ぺこぱチャンネルのコメントの中に「ホームビデオのままでいい」というのも散見されるが、このままだと松陰寺さんがまた落ち込みかねないのでテコ入れが必要だと思う。リニューアルするという発言もあったが、どうするかはまだ未発表だし。
ひとつクリアしたらまたやりたいことが増えそうだし、この3点は目下の目標としておく。
それまでは、勉強の日々だ。
次に会う日まで、お互い生きていよう。


追伸という名のひとりごと

ライティングを勉強し始めてもうすぐ1週間、これまで学んだことを踏まえてこのnoteを書きました。
そしてここまで読んでくださったあなたにお願いしたいのですが、この記事の感想をいただけると幸いです。
フィードバックがあるほうが伸びるっていうしな。
強制ではないので、気が向いたらで構いません。よろしくお願いします!



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