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風の時代を考える③ ~水瓶座という入口~

風の時代①の記事で、風の時代のトップバッターは水瓶座から始まるという話をさせていただいたので、今回はその水瓶座♒にフォーカスして、書いてみたいと思います(^^)/

【水瓶座】のキーワードは【I know】

knowを日本語に訳すと、(事実・人・技能)を知っている、分かっている、経験している、識別する などがあります。

風の星座は全体的に「知性」を象意に含みますが、水瓶座では、単に「聞いたことがあって知っている」というより、「自分自身が理解(経験)した上で知っている」というニュアンスで、そして、その持っている知識を活用することで知性になっていく感じです。

三つの風の星座の中では、三つ目に登場するわけですが、他の二つは自分自身のこと、対人(personal)領域のことに主に作用していきますが、水瓶座は、【社会的領域】において作用していくことがポイントです。

水瓶座は12星座の中では11番目の星座で、10番目の星座である山羊座を降りる(山羊座を経験した)ことで次のステージを創っていくエリアです。

山羊座は前記事で書いた、「地」の星座の最後を司る星座なのですが、ざっくり言うと、社会構造そのものや社会的組織、社会概念を司ります。

つまり、水瓶座は、山羊座が司る(その場でしか通用しないような)ローカルな集団的主観性や、空間的要素(年齢や立場・性別など)から離れていくことになります。とすると、どういうことになるかというと、

ローカル(地域性)に閉じ込められないので、どこの場所でも通じる「普遍性」を求めていきますし、普遍性を人に適用すれば、「博愛」できるようになり、空間性(身体性)に縛られないので、「価値観(意思)の共鳴=共時性」を核とするようになります。

つまり、集団のために個人があるのではなく、共鳴する個人同士が集まることで集団となっていくということですね。

これって、まさに今年ずっとしつこいくらい、星からのメッセージが続いている、『自分の価値観を確立しなさい』ていう前振りからの流れじゃん!って改めて思います( ̄▽ ̄;)

また、それぞれの星座には「支配星」という、星座を象徴する星が当てがわれているのですが、水瓶座♒には、「天王星」と「土星」の2つの星が配置されています。元々は、「土星」のみだったのですが、天王星~冥王星が西洋で発見・確認されてから、近年に「天王星」が水瓶座にメインで配置されるようになりました。

天王星の象意は「独立性、覚醒、変革、オリジナル、電気・電磁波、インターネット、占星術、心理学、未来」などで、

土星の象意は「明確な形、形式、責任、組織力、安定性、恒常的資質、時間性」など

ちなみに、水瓶座の前の山羊座の支配星は「土星」になります^^; 山羊座から離れて水瓶座になるのに、支配星は同じ「土星」を持っているという、一見ちょっと分かりづらい感じではありますが。。

イメージとしては、いったん作られた、カタチあるもの(構造・概念)を壊すor分離or独立させることで、カタチの境界線(輪郭)をなくし、中身が機能しているかどうか査定し、改めて未来に向けてカタチを構築していくというプロセスになるのかなと。

ということは、水瓶座で始まる最初の20年くらいは、共通の価値観(意思)を持った集団で創造性を展開していくということが、個人レベルでは増えていくことが予想されます。そして、その集団は自分にとって一つだけじゃなくて良いので、自分のカラーとキャパシティーによっては何個も掛け持ちするかもしれません。仕事なんかも、兼業が当たり前の時代になって、「正社員」という考えも変わっていきそうですね。

社会レベルで考えると、やはり、インターネットなどの通信技術がさらに発展して行くでしょうし、モノを通しての情報の売買ではなく、情報そのものに価値が付随してやり取りされることが増えて、それを利用しての事業展開が増えていくのは自明の理だと思います。特に、オリジナリティが高いものはマイノリティでもユーザーが付きやすい時代になるので、重宝されそうです。

また、「経験する」ということにフォーカスされるなら、単純なplayではない、思考を使う(思考力を伸ばす)サービスやアミューズメントが流行ったり、空間性や空気感を体験できるような場が流行ったりするのかもしれません。

天王星の表象として「革命と災害」「アクシデントと奇跡」「自由と恐怖」という言葉があります。

つまり、自分を囲っていた(縛っていた)カタチがなくなったときに、自由を得て、自分の本領を発揮できる人にとっては「革命であり奇跡」、囲っていたカタチ(ガワ)に依存していたため、中身が無い人にとっては、カタチがなくなるのは恐怖であり、「災害でありアクシデント」

と、起こることは同じでも、自分の立ち位置によって、見える視点が180度違うということになるのではと思います。

➡これが、タロットカードの「塔(稲妻が走って、塔が壊され、中にいた人間が放り出されている)」が表していることだと、私としては思えてならないので、冒頭の写真に入れてみました(左側)。(伝統的なタロットとしては火星の支配なんですが^^;)そして、塔の次にくるカードが、希望や博愛を示す「星(The star)」これは正真正銘の水瓶座を象徴するカードです。

私個人的には、「パンドラの箱」を連想しがちなストーリー性デスw

ホロスコープの中で土星が示すのは「人生の目的地」と言われています。人生の目的地に到着するまで、人それぞれに、色々な課題(制限)が与えられているのですが、今までの人生で、与えられた課題に向き合って、そのエネルギーを獲得してきているか?で、天王星によって経験させられることの視点が変わってきそうです。

「もし、生まれ変わるとしたら、何になりたいか?」

その答えが、今の自分と異なるならば、人生の舵をきるのは今かもしれません。別に、今の自分を全て捨てなくても、新しい一歩はスタートできますからね。

「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」

“No. Try not. Do. Or do not. There is no try.”

あ、もちろん、今いる道が問題なければ、そのまま進むで大丈夫です(^^) 皆さまにとっての風の時代の入り口は見えましたか?

#水瓶座 #風の時代 #価値観の共鳴 #上杉鷹山 #マスター・ヨーダ

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