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部下が能力を発揮できる環境を第一に考えるマネジメントSr氏

マネジメントの仕方には「俺についてこい」という推進型のマネジメントもあれば、部下たちが活躍しやすい環境作りをサポートするような支援型のマネジメントもあり、それだけでなくさまざまなマネジメントの仕方があるので、ここで紹介するSr氏のマネジメント方法が唯一無二の完全無欠なものではないかもしれないが、私が会った中ではずば抜けてすばらしいマネジャーなので紹介したい。

支援型のマネジメントを履き違えて部下を「放置」し続ける残念なマネージャーをよく見る。「支援する」「暖かく見守る」と言っていれば支援型と思っている残念なマネージャーたちである。それは放置でしかない。
Sr氏は決して部下を放置するようなことはしない。かと言って執拗に報告を求めたりすることもしない。適度な距離を保ちつつ必要なところを必要なだけフォローしてくれるのである。「そんな神対応なヤツおる?」と思われるだろうが「掃き溜めにツル」の如くいたのである。希少だからこそ記事に書いているのであるが、これで終わったら単なる紹介でしかないので支援型マネージャーと放置型マネージャーの差を見てみたい。

支援型マネージャー(Sr氏の場合)
・しっかり部下の意見や気持ち聞く
 多忙でも時間を取って親身に聞いていた
・良いところを伸ばし、改善すべきところを支援
・失敗を全力でフォローする
 先頭切って謝罪していた、部下の盾になって守る
・部下の活動をするための人・モノ・金の用意はしっかり準備
・陰で上層部や他部門との折衝もやってくれていた
 後に知ってビックリ、裏方での支援行動はあえて言わない
・できたことを発表できる場を用意
・報告がうまく行っている限りは出しゃばらず、旗色が悪い時だけ助ける
・手柄は実施した部下にすべて与える
・しっかりと根拠を伝えて評価する
・改善すべきところもしっかりと根拠と共に伝える
・強烈な推進型の人間も指導できちゃう
 上記のような姿を見てると強烈な人にも伝わるのでしょう
・仕事を達成させることに全力を出す
・仕事の面白さを背中で見せる
・組織や部下のモチベーションを大事にする

放置型というかクソなマネージャー(Sn氏の場合)
・部下の意見を聞いているポーズだけとる
・できる部下が来るかどうかはガチャだと思っている
・失敗を全力で部下に押し付ける
・人・モノ・金のことを全く考えない
・陰で上層部に擦り寄って、問題は部下のせいにする
・自分の業績のため無理に部下に報告させる
・うまくプレゼンが進んでいると出しゃばって発言してくる
・旗色が悪い時は黙っている、場合によっては逃げ出す
・手柄をすべて奪う
・気分で評価を付ける
・改善すべきことがわかっていない
・部下全般の指導がまったくできない
・仕事をしているふりをする
 これを部下にそのまま言っちゃうあたりがヤバい
・何のために存在しているのか疑問を持たせる
 こいつ必要?としか思えない行動と言動
・自分以外どうでもいいと思っている

白いブラック企業にもSr氏のようなすばらしいマネージャーが存在する。このような人が上に立つと組織は良くなるのだが、残念ながらそうもいかないのが白いブラック企業の残念なところである。
普通に考えればSr氏を会社として活用したら良い会社になるのだが、なぜかそうならない。私には見えない何かがあるのかもしれないが、部下や周囲に慕われるSr氏への妬み、やっかみによる嫌がらせとしか思えない。自分で自分の首を絞めているとしか思えないが、自分の会社じゃない、自分がいる時だけ存在すればいいという魑魅魍魎が組織を仕切っている限り、この流れは変わることはないだろう。

ちなみにSr氏の尊敬できるところは、そんな腐った組織にも関わらず気にせず毎日しっかりと仕事をしているところである。若い頃から多難を乗り越えてきたことも聞くし、マネジメントだけでなくプレイヤーとしても一流であり、人徳者でもある。
私もできるならばSr氏のような人徳者かつ自然と周囲の人間に尊敬され、周囲の悪意など気にせず毎日を一生懸命に生きれる人間になりたいと思うが、私にはまだまだ煩悩が多くても困ってしまう。しかし、これでもSr氏のおかげでマシな人間に近づけた方と自分では思っている。育ててくれたSr氏に今でも感謝を忘れない。
ありがとうございました。

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