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空気を吸うように気遣いができるTt氏

Tt氏は仏様レベルの気遣いの人だ。
いや気遣っているというよりは仏の如く周りに温かく接する生仏のような存在だ。
弱っている人だろうと、阻害されている人であろうと、どんな人へも分け隔てなく接するのである。普通はそういった人たちと接する時はなんとなくよそよそしくなってしまうものなのだが、Tk氏はそういったことはまったくない。ごくごく自然体で接するのである。

弱っている人や阻害されている人にとって、無理に接されているかどうかということは本人にはわかってしまうものである。接する側としては気を使っているつもりなのだろうが、そうして気遣って接しているということを、接しられている側はかえって傷ついてしまうのである。だからこそ自然体で接するというのはとても難しいことなのだと思う。Tt氏は心から普通に、そして特別な配慮などせず、その人のことをごくごく普通の人として接する。言葉で書くのは簡単なことであるが、実践するのは極めて難しい。生まれ持ってのセンスや人柄、纏っている雰囲気が必要なのかもしれない。

こんな人徳者も白いブラック企業にも奇跡的に存在するのである。
こういった人が上に立てば白いブラック企業などと揶揄されることもないのだろう。しかし、残念ながら白いブラック企業は望ましくない方向へと舵を切っていると言えよう。まだ会社がおかしな雰囲気になる前までは、Tt氏は学歴とかそういった本人の現在の能力以外の評価項目を全部覆して部長まで登った叩き上げの人間である。Tt氏は仕事の能力も高く人柄もバツグン、多くの人間が慕う素晴らしい人間だ。そんな人間を白いブラック企業は本流から外したのだ。
なぜ?
私も「なぜ?」と思う。不思議でしかたがないのだが、
それが今の白いブラック企業であり、
白いブラック企業だからこその采配であり、
だからこそ白いブラック企業になっているのだろう。
自分で自分の首を絞めているのだが、まるでわかっていない。どんな組織にいようとも確実に人徳者と言われるようなTt氏をいとも簡単に外してしまう。そして組織をより一層荒廃させていく。荒廃ぐあいをまるで気づかずに荒れさせていく。あと5年かそこらで自分たちは会社を引退するから、悪ふざけをして会社がどこまで壊れるか実験でもしているんじゃないかと思うくらいだ。

白いブラック企業にも素晴らしい人間がそれなりにいる。
しかし段々と減ってきているような気がする。
定年を迎える人も多いが、それ以上に本流から外されて一線から引いたり転職したりとさまざまだが、確実に「この人はすごい」という人は減っている。
逆に「なんでこいつが?」という人間が上へと登って行っている。
白いブラック企業はどこまで腐り続けていくのだろう、、、、、
Tt氏はそれでもがんばって仕事に取り組んでいる。
白いブラック企業で傷ついた人の心を今日も救っていることだろう。
こう言った人徳者が減っていくことはとても残念である。

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