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ポンコツ部長は高次元人?

誰もが知る日本のトップ企業Tとの交流会のあと、ポンコツ部長の言葉を聞いて愕然とする。
「うちと同じだな」

えっ?
あんた何聞いてたぁ?
人数は二桁違うって言ってたやん。
二倍とかじゃなくて2つケタが違いんですよ。
あんたどこに耳つけてるん?
それに経験も長いし、かけているお金も設備も桁違いでしょ!
明確に人数も経験も設備も説明してくれてたやん。
あんたそれ聞いて同じって脳みそ沸騰してんちゃう?
それとも何かのギャグのつもり?
笑えないんですけど、、、

不幸中の幸いはポンコツが交流会の場で何も言わなかったことだ。
もしもその場で「うちと同じですね」などと言った日には大変なことだ。
赤っ恥もいいところである。もしそれでこちらのことを根掘り葉掘り聞かれた日には、、、
「はぁ〜、、、そうなんですね、、、なるほど、、、」と大人な対応をしてくれるとは思うが、内心では『それ全く違いますよ。知らないにも程がある。こんな奴らとの交流は意味がないし時間の無駄だからもう関わらんとこ』っと思われること間違いなしである。

ポンコツはもしかしたら我々の次元と異なるのかもしれないな。
低い次元なのか高次元なのかわからんけど、同じ次元の生き物とは思えない。
2次元人は3次元のことがわからないそうだ。
要するに高さ方向という概念がないから、高さ方向に動くと消えるように感じるらしいし、そもそも見えていない。だから二次元人に高さ方向の話をしてもわからないし、理解もしないし、感じすらしないのである。だからポンコツは我々の次元に対して少し低次元で、そこらあたりの感覚がないからわからなかったのかもしれない。そうだとすればわからないことを責められないかなとも思う。だって次元が違うんだから仕方がない。
もしくは我々の次元を遥かに凌駕する高次元人なのかもしれない。何か我々には理解できない何かによって判断すると、それは同じに見えるのかもしれない。もしそうだとすると同じに見えていない我々が低次元でごめんなさいということである。

なんて感じにでも思っておかないと精神がおかしくなりそうな毎日を送っている。
こんなポンコツが白いブラック企業では安穏として部長なる高位職をやっているところが白いブラック企業の7不思議の1つなのである。
やはり我々は次元が低く、このポンコツたちが高次元人であって我々にはこのポンコツの良さがどうしても理解できないのは我々が低次元人だからなのかもしれない。

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