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雑録(写真:きのこ)
永遠とは、なんなのだろう。
哲人プラトンは、魂は永遠だといった。そこに刻まれる知恵は永遠で、さらには分け与えても何一つとして減らないという。
今割と仲よくしてくれている先輩は、6年間付き合った彼女と別れたという。
愛は永遠ではない。
みんなよく知っている。だから悩んでいる。
友情は消えない、という。
そりゃ、終わりが曖昧だから、ちゃんと終わったように思えないから、永遠に見えているだけ。
みんなが欲しがっている永遠はたぶん、初恋のときの感情のようなピュアなものを、いつでも感じたい、ということではないだろうか。
飽きたり、奪ったり、捨てたり、
本当に人は悪いことするなあ。
性善説なら、悪を会得するのだろうし、
性悪説なら、善は悪を消し得ないと、
僕は思う
永遠は、みんなの人生のテーマ。
素晴らしい一瞬を、いつでも思い出せるというのなら、その一瞬は永遠と呼んでもいい。
けれど、そんな都合のいい解釈を通さなくても感じられる永遠が
あればいいのに
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