僕と君は、映し鏡 58

史:ほら、山下😁

美:う、うん
ま、○○さん!

○○:山下さんと久保さん、どうしました?

史:山下が○○さんに聞きたいことが
あるって言うので連れてきました!!
ね、山下!!

美:え、あ、う、うん

え~っとですね


史:・・・・・・・・・・・・・・。


○○:???????????

美:そのですね

史:・・・・・・・。

美:あのですね

史:・・・。

美:・・・・・・・。
史:・・・・・・・。
○○:・・・・・・。


美:・・・・アハハハハ😅😅

短い静寂の後に
この状況が耐え切れず
渇いた笑いをする美月
その姿を見た久保は

史:💢💢💢💢💢💢💢

山下、ちょっと来て

美:あ、あれ~
史緒里ちゃんなんでそんなに怒っているのかな~💦

その場を何とか誤魔化そうとする美月だが

史:いいから、ちょっと向こうに行こうか

久保の余りの迫力に美月は

美:あ、はい、行かせていただきます。

史:○○さん、ちょっと失礼します
また後で来ますので
では

そう言い、久保は山下を連れて
少し席か距離を取った

○○:・・・・・・・・・・
何だったんだいったい???



席から離れた場所で

史:ちょっと山下、何やってるのよ💢
○○さんにハンカチのこと聞くんでしょ!!

余りの圧に負けつつ

美:わ、わかってるよ💦
で、でも、いざ聞こうと思うと緊張しちゃって

史:緊張って😒何、言ってるのよ
○○さんのハンカチですか?って聞くだけでしょう

美:そ、そうだけど
なんか緊張の波がテヘ

史:あーーーーーー、もう「テヘ」じゃあない!!
こうなったら

山下の腕を掴み、○○の所に向かう
山下と久保

美:ちょ、ちょっと、久保!?

史:私が代わりに聞いてあげるから行くよ❗

美:え!!いや、いいよ!!
自分で聞くし!!

史:それがさっき出来てなかったでしょう!!

そうに言い○○の座る席に戻る山下、久保




史:○○さん!!

○○:ど、どうしました?
そんな声をあげて

史:○○さん、このハンカチに覚えはありませんか!?

○○:このハンカチですか?

史:はい、そうです!!

○○:う~ん

ハンカチを手にし、少し考える○○


○○:このハンカチは自分のですね。
なぜ久保さんがこのハンカチを持っているんですか?

史:これは山下の持ち物なんですけど
ちょっと前に事務所でレッスンがあるときに
○○さんからもらったらしいんですけど
○○さん覚えてないですか??


う~んっと言いながら
その時のことを思い出そうとする○○


○○は思い出すのでしょうか??






続く


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